JP2017173954A - 中央装置及び検索方法 - Google Patents

中央装置及び検索方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017173954A
JP2017173954A JP2016056699A JP2016056699A JP2017173954A JP 2017173954 A JP2017173954 A JP 2017173954A JP 2016056699 A JP2016056699 A JP 2016056699A JP 2016056699 A JP2016056699 A JP 2016056699A JP 2017173954 A JP2017173954 A JP 2017173954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
base station
search
types
dimensional array
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016056699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6584351B2 (ja
Inventor
さちえ 内田
Sachie Uchida
さちえ 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016056699A priority Critical patent/JP6584351B2/ja
Publication of JP2017173954A publication Critical patent/JP2017173954A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6584351B2 publication Critical patent/JP6584351B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】検索時間の短縮化が可能な技術を提供することを目的とする。【解決手段】中央装置は、取得部と、検索部とを備える。取得部は、移動体に関する複数種類の情報を取得する。検索部は、取得部で取得した複数種類の情報に基づき、予め定められた複数種類の情報にそれぞれ対応する対応情報が要素である高次元配列を用いて、移動体の接近の通知を実施すべき通知装置を検索する。このような構成によれば、高次元配列を用いて通知装置を検索するので、検索時間を短縮することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、移動体の接近を通知するための中央装置及び検索方法に関する。
軌道上を移動する移動体の接近を検知するシステム(以下「移動体接近検知システム」と略す)においては、複数種類の情報の組み合わせから、移動体の接近を通知するための1つの処理を特定する必要がある。例えば、特許文献1には、テーブルを用いて、送信元IPアドレス、送信先IPアドレス、及び、VLANという3種類の情報の組み合わせから、1つの処理を特定する技術が開示されている。
従来、探索(検索)アルゴリズムを用いて1つの処理を特定する場合には、検索目的の各種類の情報の値(例えば「送信元IPアドレス(10.X.X.1)、送信先IPアドレス(10.1.X.X)、VLAN(1X)」)と、テーブルの無秩序に配列された各情報の値とを比較することによって、テーブルから一致するものを探索(検索)する。
特開2015−186213号公報
上述の移動体接近検知システムでは、移動体が刻一刻と接近する状況下で、移動体の位置を特定し、移動体の周囲に存在する装置に移動体の接近を通知する必要がある。このため、複数種類の情報の組み合わせに基づいて、移動体の接近を通知するための1つの処理を特定するために要する検索時間を短くすることが求められる。しかしながら、検索目的の情報の値と、テーブルの配列秩序が十分でない情報の値とを比較する従来の方法では、上述の検索時間に比較的長い時間を要するという問題がある。特に、情報の種類が増えたり、一種類あたりの情報の個数が増えたりすると、検索時間の長時間化が顕著になるという問題がある。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、検索時間の短縮化が可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る中央装置は、移動体に関する複数種類の情報を取得する取得部と、前記取得部で取得した前記複数種類の情報に基づき、予め定められた複数種類の情報にそれぞれ対応する対応情報が要素である高次元配列を用いて、前記移動体の接近の通知を実施すべき通知装置を検索する検索部とを備える。
本発明によれば、高次元配列を用いて通知装置を検索するので、検索時間を短縮することができる。
実施の形態1に係る移動体接近検知システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る中央装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る中央装置の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る移動体接近検知システムで用いられる検索テーブルを示す図である。 実施の形態1に係る移動体接近検知システムで用いられるテーブル番号付与テーブルを示す図である。 実施の形態1に係る中央装置の設定動作を説明するための図である。 実施の形態1に係る中央装置の検索動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る中央装置による検索テーブルの追加動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る中央装置による検索テーブルの追加動作を説明するための図である。 実施の形態2に係る中央装置による検索テーブルの削減動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る中央装置による検索テーブルの削減動作を説明するための図である。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る移動体接近検知システムの構成を示すブロック図である。中央装置1は、複数の基地局2と通信可能に接続されており、基地局2は、複数の検知結果通知装置(通知装置)3と通信可能に接続されている。
まず、移動体接近検知システムの概要について説明する。軌道4上を移動する移動体5が基地局2によって検知された場合、移動体5の位置情報が基地局2によって収集される。また、この場合に、中央装置1は、位置情報を収集(検知)した基地局2と、移動体5の通り道となる軌道4と、位置情報とを取得する。なお、軌道4は、基地局2と接続されていてもよいし、接続されていなくてもよい。
中央装置1は、取得した基地局2、軌道4及び位置情報に基づいて、移動体5が接近するか否かを判断する。そして、中央装置1は、移動体5が接近すると判断した場合に、適切な基地局2を介して適切な検知結果通知装置3に、移動体5の接近情報(接近)を送信(通知)する。
検知結果通知装置3には、図示しない複数の通信端末が登録されている。検知結果通知装置3は、中央装置1から基地局2を介して、移動体5の接近情報を受信した場合に、当該接近情報を、存圏する登録済みの通信端末に対して送信する。
なお、基地局2には、基地局2を特定可能な固有の基地局IDが割り振られる。同様に、検知結果通知装置3には、検知結果通知装置3を特定可能な固有の検知結果通知装置IDが割り振られ、軌道4には、軌道4を特定可能な固有の軌道IDが割り振られる。基地局2が検知する上述の位置情報には、位置情報の先頭から順に1,2,3,…と連続する数字が位置情報番号として割り振られる。これにより、中央装置1は、位置情報番号が割り振られた位置情報が何番目の情報であるかを特定することが可能となっている。つまり、位置情報にも、軌道4及び基地局2と同様に、位置情報を特定可能な固有の位置情報番号が割り振られる。
図2は、中央装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。中央装置1は、送受信装置51と、CPU(Central Processing Unit)52と、メモリ53とを備える。送受信装置51は、基地局2などの外部装置との間で情報を送受信する装置である。例えば送受信装置51は、基地局2から位置情報などを受信し、移動体5の接近情報などを基地局2に送信する。
図3は、中央装置1の機能構成を示すブロック図である。中央装置1は、入力部11と、テーブル作成部12と、記憶部13と、送受信部14と、検索部15とを備える。なお例えば、図3の入力部11及び送受信部14は、図2の送受信装置51によって実現され、図3の記憶部13は、図2のメモリ53によって実現される。また例えば、図3のテーブル作成部12及び検索部15は、図2のCPU52が、メモリ53に記憶されたOS(operating system)などのプログラムを実行することにより、当該CPU52の機能として実現される。ただし、中央装置1のハードウェア構成及び機能構成の対応関係は、これに限ったものではなく、例えば、図3のテーブル作成部12及び検索部15の少なくとも一部が、専用のハードウェアで実現されてもよい。
入力部11は、システム上に存在する軌道ID、基地局ID、位置情報番号、及び、検知結果通知装置IDを読み込んだり、受け付けたりすることによって取得する。
テーブル作成部12は、入力部11で取得された軌道ID、基地局ID、位置情報番号、及び、検知結果通知装置IDに基づいて、高次元配列(多次元配列)からなる検索テーブルを作成する。テーブル作成部12により作成された検索テーブルは、記憶部13に記憶される。
図4は、テーブル作成部12によって作成され、移動体接近検知システムで用いられる検索テーブルを示す図である。
図4に示す検索テーブルは高次元配列からなる。高次元配列の要素には、予め定められた複数種類の情報にそれぞれ対応する対応情報が適用される。本実施の形態1では、予め定められた複数種類の情報は予め定められた軌道ID、基地局ID及び位置情報番号であり、対応情報はテーブル番号である。つまり、本実施の形態1では、高次元配列の要素に、予め定められた軌道ID、基地局ID及び位置情報番号にそれぞれ対応するテーブル番号が適用される。そして、予め定められた軌道ID、基地局ID及び位置情報番号にそれぞれ対応するテーブル番号の組み合わせと、検知結果通知装置IDとが、検索テーブルによって対応付けられている。なお、検索テーブル及びテーブル番号については、後で再度説明する。
以下、説明の便宜上、「軌道ID、基地局ID及び位置情報番号」を、「3種類の情報」と記載することもある。同様に、「軌道ID、基地局ID及び位置情報番号にそれぞれ対応するテーブル番号」を、「3種類のテーブル番号」と記載することもある。
図3に戻って、取得部である送受信部14は、移動体5に関する複数種類の情報を受信(取得)する。本実施の形態1では、送受信部14で受信される複数種類の情報は、軌道4上を移動する移動体5の位置情報が基地局2によって検知(収集)された場合の、軌道4の軌道IDと、基地局2の基地局IDと、位置情報の位置情報番号とを含む。
検索部15は、高次元配列からなる検索テーブルを、記憶部13から取得する。そして、検索部15は、送受信部14で受信した3種類の情報(軌道ID、基地局ID及び位置情報番号)に基づき、上述の高次元配列からなる検索テーブルを用いて、移動体5の接近の通知を実施すべき検知結果通知装置3を検索する。本実施の形態1では、検索部15は、検索テーブルにおいて予め定められた3種類のテーブル番号の組み合わせのうち、送受信部14で受信した3種類の情報に対応する1つの組み合わせを特定する。そして、検索部15は、検索テーブルによって当該1つの組み合わせに対応付けられた1つの検知結果通知装置IDを、上述した検知結果通知装置IDとして特定する。また、検索部15は、移動体5の接近情報を作成する。
送受信部14は、検索部15で作成された接近情報を、検索部15で特定された検知結果通知装置3に基地局2を介して送信する。検知結果通知装置3は、接近情報を受信した場合に、当該接近情報を通信端末に送信する。
次に、再び図4を用いて検索テーブルについて説明する。本実施の形態1では、3種類の情報から検知結果通知装置3(検知結果通知装置ID)を検索するために、高次元配列として3次元配列が用いられる。なお、送受信部(取得部)14で受信(取得)される複数種類の情報が、n(n=2,3,4,…)種類の情報である場合には、高次元配列として例えばn次元配列が用いられる。
3次元配列の1番目(最上位)の要素は、予め定められた軌道IDに対応するテーブル番号であり、その要素数は軌道4の個数と同じである(図4の例では、軌道4の個数は3つ)。3次元配列の2番目(中位)の要素は、予め定められた基地局IDに対応するテーブル番号であり、その要素数は1つの軌道4上の基地局2の個数と同じである(図4の例では、基地局2の個数は2つ)。3次元配列の3番目(最下位)の要素は、予め定められた位置情報番号に対応するテーブル番号であり、その要素数は1つの基地局2が検出する位置情報の個数と同じである(図4の例では、移動情報の個数は3つ)。本実施の形態1では、システム上の3種類の情報の全ての組み合わせの数だけ、検知結果通知装置IDを設定できるように、3次元配列及び検索テーブルが構成されているものとする。なお、全ての組み合わせに対して、ユーザなどによって検知結果通知装置IDが設定されなくてもよい。この場合、ユーザなどによって設定されない検知結果通知装置IDには、例えば初期値0xFFが設定される。
図5は移動体接近検知システムで用いられるテーブル番号付与テーブルを示す図である。図5に示すテーブル番号付与テーブルによって、軌道ID、基地局ID及び位置情報番号と、それぞれのテーブル番号(インデックス)とが対応付けられている。なお、テーブル番号付与テーブルは、例えば記憶部13などに記憶される。
テーブル番号の付与として、移動体接近検知システム上に存在する軌道ID、基地局ID、位置情報番号のそれぞれに対し、それぞれの小さい数字から順に、0,1,2,…などの連続する数字が割り振られる。なお、使用されない軌道ID、基地局ID、位置情報番号が存在してもよい。この場合、使用されない軌道IDなどのテーブル番号には、例えば初期値0xFFが設定される。
図6は、検索テーブルに検知結果通知先(検知結果通知装置ID)を設定する動作を説明するための図である。以下、図6を用いて、その設定動作について説明する。
検索テーブルに検知結果通知先(検知結果通知装置ID)を設定する場合、テーブル作成部12は、設定対象の軌道ID、基地局ID、位置情報番号にそれぞれ対応するテーブル番号(3種類のテーブル番号)を、テーブル番号付与テーブルから取得する。図6の例では、3種類のテーブル番号として、[1]、[0]、[2]が取得されている。そして、テーブル作成部12は、検索テーブルを構成する3種類のテーブル番号の組み合わせ(3次元配列の要素の組み合わせ)のうち、テーブル番号付与テーブルから取得した3種類のテーブル番号と一致する1の組み合わせに対応する検知結果通知先を特定する。それから、テーブル作成部12は、特定した当該検知結果通知先に対して、検知結果通知装置IDの設定を行う。図6の例では、[1]、[0]、[2]のテーブル番号に対応する検知結果通知先に対し、[8]の検知結果通知装置IDが設定されている。
検知結果通知装置IDを検索する場合も、検知結果通知装置IDを設定する上記動作と同様の動作が行われる。具体的には、検索部15が、送受信部14で受信された軌道ID、基地局ID及び位置情報番号にそれぞれ対応するテーブル番号(3種類のテーブル番号)を、テーブル番号付与テーブルから取得する。そして、検索部15は、検索テーブルを構成する3種類のテーブル番号の組み合わせ(3次元配列の要素の組み合わせ)のうち、テーブル番号付与テーブルから取得した3種類のテーブル番号と一致する1つの組み合わせに対応する検知結果通知先を特定する。それから、検索部15は、特定した当該検知結果通知先に設定されている検知結果通知装置IDの検知結果通知装置3を、通知を実施すべき検知結果通知装置3として特定する。
なお、以上では、取得部は、軌道ID、基地局ID及び位置情報番号を受信する送受信部14であるものとして説明した。しかし、取得部はこの構成に限ったものではなく、例えば以下に説明する第1例及び第2例などのように構成されてもよい。
第1例では、軌道ID、基地局ID及び位置情報番号のいずれか1種類の情報(第1情報)と、他の2種類の情報(第2情報及び第3情報)との対応関係がメモリ53などに予め記憶されているものとする。この場合に、取得部は、第1情報を受信する送受信部14と、送受信部14が受信した第1情報に基づき、対応関係を用いて第2情報及び第3情報を取得する情報取得部とによって構成されてもよい。
第2例では、軌道ID、基地局ID及び位置情報番号のいずれか1種類の情報(第1情報)と、他の1種類の情報(第2情報)との対応関係がメモリ53などに予め記憶されているものとする。この場合に、取得部は、第1情報、及び、残りの1種類の情報(第3情報)を受信する送受信部14と、送受信部14が受信した第1情報に基づき、対応関係を用いて第2情報を取得する情報取得部とによって構成されてもよい。具体例として、基地局IDと軌道IDとを対応付けたテーブルが予め用意されている構成において、取得部は、基地局ID及び位置情報番号を受信する送受信部14と、送受信部14が受信した基地局IDに基づき、テーブルを用いて軌道IDを取得する情報取得部とによって構成されてもよい。
また、以上の説明では、高次元配列の要素には、予め定められた3種類の情報にそれぞれ対応するテーブル番号が適用されているが、これに限ったものではない。例えば、高次元配列の要素には、予め定められた3種類の情報(予め定められた軌道ID、基地局ID及び位置情報番号)そのものが適用されてもよい。
図7は、本実施の形態1に係る中央装置1の検索動作を示すフローチャートである。以下の説明では、取得部は、3種類の情報を受信する送受信部14によって構成されているものとする。また、高次元配列の要素には、予め定められた軌道ID及び基地局IDのテーブル番号が適用されるとともに、位置情報番号そのものが適用されているものとする。
ステップS1にて、送受信部14は、軌道IDを取得するとともに、受信したデータから、基地局ID及び位置情報番号を取得する。
ステップS2にて、検索部15は、テーブル番号付与テーブル(図5)から、ステップS1で取得した軌道IDに対応した軌道のテーブル番号、及び、送受信部14で取得した基地局IDに対応した基地局のテーブル番号を取得する。ステップS1で取得した軌道ID及び基地局IDと、テーブル番号付与テーブルの軌道ID及び基地局IDとを比較する点は、従来技術と同様である。
ステップS3にて、検索部15は、テーブル検索を実施する。つまり、検索部15は、検索テーブルを構成する3種類のテーブル番号の組み合わせ(3次元配列の要素の組み合わせ)のうち、ステップS2で取得した軌道のテーブル番号及び基地局のテーブル番号、並びに、ステップS1で取得した位置情報番号と一致する1つの組み合わせを特定する。
ステップS4にて、検索部15は、ステップS3で特定した1つの組み合わせに対応付けられた検知結果通知装置IDを、移動体5の接近の通知を実施すべき検知結果通知装置3の検知結果通知装置IDとして特定する。そして、図7の動作が終了する。
検知結果通知装置IDを設定する場合も、検知結果通知装置IDを検索する上記動作と同様の動作が行われる。なお、本実施の形態1では、検索テーブルは、3種類の情報(3種類のテーブル番号)の全ての組み合わせを持つため、使用されていない3種類の情報(3種類のテーブル番号)の組み合わせに対応する検知結果通知装置IDには、0xFFが設定されている。したがって、新たな検知結果通知装置IDを検索テーブルに追加する場合には、追加対象の3種類のテーブル番号の組み合わせに対応する検知結果通知先(0xFFが設定されている検知結果通知先)に、新たな検知結果通知装置IDが設定される。
一方、移動体接近検知システムで使用していた軌道ID、基地局ID及び位置情報番号の組み合わせが未使用となった場合には、未使用となった3種類のテーブル番号に対応する検知結果通知先に、0xFFが設定される。なお、本実施の形態1に係る検索テーブルは、3種類の情報(3種類のテーブル番号)の全ての組み合わせを持つため、システム上に使用されている軌道ID、基地局ID及び移動情報番号の組み合わせの数の増減(変動)に関わらず、高次元配列の要素数(検索テーブルのサイズ)は一定である。
<実施の形態1のまとめ>
高次元配列を用いない技術では、軌道ID、基地局ID、位置情報番号の個数をそれぞれa,b,cとした場合(例えばa,b,c≧2)、検知結果通知装置IDを特定するために最大で(a×b×c)回のテーブル検索を行う必要がある。これに対して、高次元配列を用いる本実施の形態1によれば、最大で(a+b+c)回のテーブル検索を行えば十分足りる。このため、本実施の形態1に係る中央装置1及び検索方法によれば、高次元配列を用いない技術よりも、検知結果通知装置3を検索する検索時間の短縮化が可能となる。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2に係る移動体接近検知システムの構成、中央装置のハードウェア構成及び機能構成、並びに、検索テーブルは実施の形態1と同様である。そこで、本実施の形態2で説明する構成要素のうち、実施の形態1と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
実施の形態1に係る中央装置1は、予め定められた軌道ID、基地局ID及び位置情報番号の最大数の増減に応じて、高次元配列の要素数(検索テーブル)を増減するように構成されていない。これに対して、本実施の形態2に係る中央装置1は、予め定められた軌道ID、基地局ID及び位置情報番号の最大数の増減に応じて、高次元配列の要素数が増減するように構成されている。
つまり、本実施の形態2に係る中央装置1は、予め定められた基地局ID、軌道ID及び位置情報番号のいずれかの個数が変更された場合に、高次元配列の対応する要素数を変更するように構成されている。また、本実施の形態2に係る中央装置1は、予め定められた基地局ID、軌道ID及び位置情報番号のいずれかの個数が変更された場合に、変更されたものに対応するテーブル番号を振り直すように構成されている。
図8は、3種類の情報のいずれかにおいてシステム最大数が増えた場合に行われる、中央装置1による検索テーブルの追加動作を示すフローチャートである。図9は、当該追加動作を説明するための図であり、具体的には追加動作の前後における、テーブル番号付与テーブル及び検索テーブルの変化を説明するための図である。具体的な例として、図8及び図9には、基地局IDが追加された場合の動作が示されている。なお、軌道ID及び移動情報番号が追加された場合の動作も、以下と同様である。
まず、ステップS11にて、テーブル作成部12は、追加したい情報を、対応するテーブル番号付与テーブルの末尾に追加する。図9の例では、追加したい基地局ID([5])が、対応するテーブル番号付与テーブルの末尾に追加されている。
ステップS12にて、テーブル作成部12は、既にテーブル番号付与テーブルに設定されていた情報も含めて、軌道ID、基地局ID、位置情報番号のそれぞれに対し、それぞれの小さい数字から順に、0,1,2,…と連続した数字をテーブル番号として割り振る。つまり、テーブル作成部12は、テーブル番号の振り直しを行う。
ステップS13にて、テーブル作成部12は、検索テーブルの高次元配列のうち、追加したい情報に対応する要素数を増やす。これにより、検索テーブルのテーブルサイズの変更に対応することが可能となる。本実施の形態2では、テーブル作成部12は、検索テーブルの高次元配列のうち、追加したい情報に対応する要素数を、追加したい情報の個数だけ増やす。
ステップS14にて、テーブル作成部12は、要素数が変更された高次元配列からなる検索テーブルの検知結果通知先に対して、検知結果通知装置IDを設定する。この設定動作は、実施の形態1で説明した設定動作と同様であるため、その説明は省略する。なお、検索テーブルを追加した場合も、移動体接近検知システムでの使用有無に関わらず、検索テーブルは、3種類の情報の全ての組み合わせを持つものとする。
図10は、3種類の情報のいずれかにおいてシステム最大数が減った場合に行われる、中央装置1による検索テーブルの削減動作を示すフローチャートである。図11は、当該削減動作を説明するための図であり、具体的には削減動作の前後における、テーブル番号付与テーブル及び検索テーブルの変化を説明するための図である。具体的な例として、図10及び図11には、基地局IDが削減された場合の動作が示されている。なお、軌道ID及び移動情報番号が削減された場合の動作も、以下と同様である。
まず、ステップS21にて、テーブル作成部12は、削除したい情報を、対応するテーブル番号付与テーブルから削除する。図10の例では、削除したい基地局ID([1])が、対応するテーブル番号付与テーブルから削除されている。
ステップS22にて、テーブル作成部12は、テーブル番号付与テーブルに残った情報について、軌道ID、基地局ID、位置情報番号のそれぞれに対し、それぞれの小さい数字から順に、0,1,2,…と連続した数字をテーブル番号として割り振る。これにより、テーブル番号の上限値を小さくすることができる。具体的には、削除したい情報を、対応するテーブル番号付与テーブルから削除し、残った情報について、小さい数字から順に、0,1,2,…と連続した数字をテーブル番号として割り直す。これにより、検索テーブル番号を詰めることができる。図11の例では、テーブル番号の上限値を[1]から[0]に小さくすることができる。
ステップS23にて、テーブル作成部12は、検索テーブルの高次元配列のうち、削除したい情報に対応する要素数を減らす。これにより、検索テーブルのテーブルサイズの変更に対応することが可能となる。本実施の形態2では、テーブル作成部12は、検索テーブルの高次元配列のうち、削除したい情報に対応する要素数を、削除したい情報の個数だけ減らす。
ステップS24にて、ステップS14と同様に、テーブル作成部12は、要素数が変更された高次元配列からなる検索テーブルの検知結果通知先に対して、検知結果通知装置IDを設定する。なお、検索テーブルを削除した場合も、移動体接近検知システムでの使用有無に関わらず、検索テーブルは、3種類の情報の全ての組み合わせを持つものとする。
<実施の形態2のまとめ>
一般的に、テーブル番号の使用の有無に関わらず、テーブル番号の上限値分だけ、メモリ53の記憶領域を要する。このため、各種類の情報の取り得る数を制限した場合であっても、テーブル番号を振り直さない構成では、各種類の情報の追加と削除を繰り返すたびに、テーブル番号の上限値が増加していくので、メモリ53に必要な記憶領域の上限値を決定することができない。例えば、移動体接近検知システムにおいて、軌道の個数、基地局の個数、位置情報の個数に対して上限値を設けるのみで、テーブル番号を割り振りなおすことを実施しない構成では、移動体接近検知システムに用いるメモリ53の適切な記憶領域を決定することが不可能であり、適切なメモリ53を選択することが不可能となる。
これに対して、本実施の形態2では、テーブル番号を振り直すことにより、高次元配列の要素数を適宜変更することができる。このような構成によれば、テーブル番号の上限値を適切に小さくすることができるので、記憶領域の削減などの効果を得ることができる。このため、移動体接近検知システムにおいて、軌道の個数、基地局の個数、位置情報の個数に対して上限値を設けておけば、移動体接近検知システムに適切なメモリ53を選択することが可能となる。
なお、軌道4の変更(追加及び削除)に伴って基地局2の変更(追加及び削除)が発生する可能性は高いが、基地局2の変更(追加及び削除)に伴って軌道4の変更(追加及び削除)が発生する可能性は低い。同様に、基地局2の変更(追加及び削除)に伴って位置情報の変更(追加及び削除)が発生する可能性は高いが、位置情報の変更(追加及び削除)に伴って基地局2の変更(追加及び削除)が発生する可能性は低い。
ここで本実施の形態2では、実施の形態1で説明したように、3次元配列の1番目(最上位)、2番目(中位)、3番目(最下位)の要素には、軌道IDに対応するテーブル番号、基地局IDに対応するテーブル番号、位置情報番号に対応するテーブル番号が順に適用されている。つまり、軌道4よりも変更の可能性が高い基地局2が中位に設定され、基地局2よりも変更の可能性が高い移動情報が最下位に設定されている。このように、変更の可能性が高い情報をなるべく下位の検索テーブルに割り付けることによって、検索テーブル追加によるテーブルサイズの増加を最小限に留めることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 中央装置、2 基地局、3 検知結果通知装置、4 軌道、5 移動体、14 送受信部、15 検索部。

Claims (5)

  1. 移動体に関する複数種類の情報を取得する取得部と、
    前記取得部で取得した前記複数種類の情報に基づき、予め定められた複数種類の情報にそれぞれ対応する対応情報が要素である高次元配列を用いて、前記移動体の接近の通知を実施すべき通知装置を検索する検索部と
    を備える、中央装置。
  2. 請求項1に記載の中央装置であって、
    前記取得部で取得される前記複数種類の情報は、
    軌道上を移動する前記移動体の位置情報が基地局によって検知された場合の、前記軌道を特定可能な軌道IDと、前記基地局を特定可能な基地局IDと、前記位置情報を特定可能な位置情報番号とを含み、
    前記高次元配列の要素である前記対応情報は、
    予め定められた軌道ID、基地局ID及び位置情報番号にそれぞれ対応する、中央装置。
  3. 請求項2に記載の中央装置であって、
    前記対応情報は、テーブル番号であり、
    前記予め定められた基地局ID、軌道ID及び位置情報番号のいずれかの個数が変更された場合に、変更されたものに対応する前記テーブル番号を振り直す、中央装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の中央装置であって、
    前記高次元配列の最上位の要素は、前記予め定められた軌道IDに対応する前記対応情報であり、
    前記高次元配列の中位の要素は、前記予め定められた基地局IDに対応する前記対応情報であり、
    前記高次元配列の最下位の要素は、前記予め定められた位置情報番号に対応する前記対応情報である、中央装置。
  5. 移動体に関する複数種類の情報を取得し、
    取得した前記複数種類の情報に基づき、予め定められた複数種類の情報にそれぞれ対応する対応情報が要素である高次元配列を用いて、前記移動体の接近の通知を実施すべき通知装置を検索する、検索方法。
JP2016056699A 2016-03-22 2016-03-22 中央装置及びそれが実行する検索方法 Active JP6584351B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016056699A JP6584351B2 (ja) 2016-03-22 2016-03-22 中央装置及びそれが実行する検索方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016056699A JP6584351B2 (ja) 2016-03-22 2016-03-22 中央装置及びそれが実行する検索方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017173954A true JP2017173954A (ja) 2017-09-28
JP6584351B2 JP6584351B2 (ja) 2019-10-02

Family

ID=59973188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016056699A Active JP6584351B2 (ja) 2016-03-22 2016-03-22 中央装置及びそれが実行する検索方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6584351B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0811720A (ja) * 1994-06-29 1996-01-16 Toshin Sangyo Kk 列車警報装置
JP2000076255A (ja) * 1998-09-02 2000-03-14 Nec Corp 検索システムおよび検索方法
JP2001233214A (ja) * 2000-02-21 2001-08-28 Nec Mobile Commun Ltd 列車接近警報方法
JP2002229991A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Fujitsu Ltd サーバ,ユーザ端末,情報提供サービスシステムおよび情報提供サービス方法
JP2006224737A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Japan Radio Co Ltd 鉄道用作業区間防護システム、そのための列車用搭載装置及び作業員用携帯装置
JP2007069683A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Hitachi Ltd 列車接近アラーム通知システムおよび方法
JP2008171068A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Kddi Corp 接近情報通知システム
JP2012256981A (ja) * 2011-06-07 2012-12-27 Nec Corp 限定的通信圏形成システム、限定的通信圏形成方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0811720A (ja) * 1994-06-29 1996-01-16 Toshin Sangyo Kk 列車警報装置
JP2000076255A (ja) * 1998-09-02 2000-03-14 Nec Corp 検索システムおよび検索方法
JP2001233214A (ja) * 2000-02-21 2001-08-28 Nec Mobile Commun Ltd 列車接近警報方法
JP2002229991A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Fujitsu Ltd サーバ,ユーザ端末,情報提供サービスシステムおよび情報提供サービス方法
JP2006224737A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Japan Radio Co Ltd 鉄道用作業区間防護システム、そのための列車用搭載装置及び作業員用携帯装置
JP2007069683A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Hitachi Ltd 列車接近アラーム通知システムおよび方法
JP2008171068A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Kddi Corp 接近情報通知システム
JP2012256981A (ja) * 2011-06-07 2012-12-27 Nec Corp 限定的通信圏形成システム、限定的通信圏形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6584351B2 (ja) 2019-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015503174A (ja) クラスタシステムデータ処理方法及び装置
JP2018527611A (ja) 音声情報から時間情報を認識するための方法およびデバイス
US9229762B2 (en) Host providing system and host providing method
US10430414B2 (en) Method and apparatus for sharing environment context
US20120151090A1 (en) Apparatus and method for storing a port number in association with one or more addresses
CN104797003A (zh) 一种切换智能终端用户的方法及装置
CN103942209A (zh) 数据处理方法
CN104750872A (zh) 一种业务对象的查询方法及装置
US20180260463A1 (en) Computer system and method of assigning processing
US9471660B2 (en) Partition lookup and state synchronization
US20180227776A1 (en) Management server, communication system, management server control method, and program
JP6584351B2 (ja) 中央装置及びそれが実行する検索方法
CN105095199A (zh) 业务数据处理方法、装置和系统
CN109460312A (zh) 请求失败的处理方法及装置
JP6086021B2 (ja) 検索システムおよび検索方法
KR20130047042A (ko) 분산 데이터 저장소를 위한 데이터 파티셔닝 장치 및 방법
CN106664637B (zh) 路由信息配置方法及装置
US20140241263A1 (en) Electronic device and method for reducing interference between wimax and wifi
WO2021082538A1 (zh) 会话控制处理方法、装置、设备及介质
CN112639761B (zh) 一种为数据建立索引的方法以及装置
US9519521B2 (en) Server device, computer-readable storage medium and movement control method
CN105512137A (zh) 一种操作数据库句柄的方法和数据库句柄管理系统
KR20150115215A (ko) 다중 채널을 사용하는 애드혹 네트워크를 위한 동적 슬롯 랑데부 방법
JP6163187B2 (ja) クラスタシステムデータ処理方法及び装置
KR101499842B1 (ko) 데이터 객체 검색 방법 및 그 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6584351

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250