JP2000075219A - 内視鏡光源装置 - Google Patents

内視鏡光源装置

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JP2000075219A
JP2000075219A JP10245533A JP24553398A JP2000075219A JP 2000075219 A JP2000075219 A JP 2000075219A JP 10245533 A JP10245533 A JP 10245533A JP 24553398 A JP24553398 A JP 24553398A JP 2000075219 A JP2000075219 A JP 2000075219A
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Japan
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light
manual
dimming
automatic
endoscope
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Application number
JP10245533A
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English (en)
Inventor
Seiichi Hosoda
誠一 細田
Mitsusuke Ito
満祐 伊藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動調光から手動調光に切り換えた際におい
て、過大な照明光の照射による悪影響を防止できる内視
鏡光源装置を提供する。 【解決手段】 軟性内視鏡2に装着したテレビカメラ1
1に内蔵されたCCD33による撮像信号から被写体の
明るさに対応した信号を生成し、その信号を基準の明る
さの信号と比較して基準の明るさになるように放電ラン
プ17の光を絞り22により調光する自動調光モードか
ら手動調光モードに切り換えた場合には、その切り換え
信号によりCPU48は最大の出射光量の1/2程度の
出射光量となる値に絞り22の開口量を制限して、過大
な照明光が生体組織等に照射されないようにし、過大な
照明光の照射による悪影響の発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡に対し観察
のための照明光を供給する内視鏡光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分
野で広く用いられるようになった。この内視鏡は照明光
を発生する内視鏡光源装置(単に光源装置ともいう)と
で内視鏡装置を構成し、光源装置から供給される照明光
をライトガイドで伝送して挿入部の先端側の照明窓から
生体内部等の被写体を照明する。
【0003】従来技術として、例えば、特開平8−76
029号公報の光源装置では、光源装置とテレビカメラ
とモニタによって生体内腔の臓器等の内視鏡像を観察す
る内視鏡装置を構成しており、モニタの明るさを観察に
適した明るさに自動的に調節する自動調光手段を設けて
いる。
【0004】この自動調光手段はテレビカメラの輝度信
号により、光源装置から出力される照明光量を制御す
る。
【0005】また、テレビカメラ着脱検出手段を設け、
その検出結果により内視鏡の接眼部にテレビカメラが取
り付けられていない状態の時にはライトガイドに供給す
る照明光を減らすかライトガイドに照明光を供給しない
ようにしている。
【0006】このような構成にすることにより、テレビ
カメラが取り付けられていない状態の時にはライトガイ
ドに過大な照明光が供給されてしまうことを防止するよ
うにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記公報
の従来例では、自動調光手段のみの構成を開示している
ので、例えば自動から手動に切り換えて、手動で照明光
量を観察に適した値に設定して内視鏡検査或いは内視鏡
診断を行うことができない。
【0008】また、他の従来の光源装置では自動調光か
ら手動調光に切り換えた場合、前回の手動調光の設定値
が最大となっていると、いきなり最大出射光量が出力さ
れてしまうため、最大光量が生体組織が出射されるとそ
の照明光の持つ熱によって、診断する場合の重要な要因
になる生体組織の色調を変化させてしまう。このため、
診断し易い状態を維持することが困難になる欠点があっ
た。また、最大光量での照射状態をさらに長く放置した
場合には熱傷を起こし易くする欠点がある。
【0009】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、自動調光から手動調光に切り換え
た際において、過大な照明光の照射による悪影響が発生
するのを防止できる内視鏡光源装置を提供する事を目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】光源装置を自動調光から
手動調光に切り換えた際に、最大値と最小値の中間の光
量に設定されるようにし、切り換え時に過大な出射光量
が出射されないようにして過大な照明光の持つ熱による
悪影響が発生するのを防止する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図5は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の内視鏡光
源装置を備えた内視鏡装置を示し、図2は光源装置等の
内部構成を示し、図3は自動調光−手動調光切り換えス
イッチ45等が設けられたフロントパネルの一部を示
し、図4はパネル設定値に対する出射光量の関係を示
し、図5は自動調光から手動調光に切り換えた場合の動
作内容を示す。
【0012】図1に示す内視鏡装置1Aは、内視鏡とし
て例えば軟性内視鏡2と、軟性内視鏡2に供給する照明
光を発生する光源装置3Aとから構成され、この光源装
置3Aには軟性内視鏡2から延出されたLG(ライトガ
イド)ケーブル4の先端のライトガイドコネクタが着脱
自在で接続される。
【0013】軟性内視鏡2は軟性を有する細長の挿入部
5と、この挿入部5の後端に設けられた太径の操作部6
と、この操作部6の後端に設けられた接眼部7とを有
し、操作部6からLGケーブル4が延出される。操作部
6には湾曲レバー8が設けてあり、挿入部5の先端部9
に隣接して設けられた湾曲部10を湾曲できるようにし
ている。
【0014】図1では接眼部7から肉眼観察する内視鏡
装置1Aの場合の構成を示しているが、接眼部7にテレ
ビカメラ11を装着して自動調光することもでき、この
場合の内視鏡装置1Bの構成を図2に示す。
【0015】図2に示す内視鏡装置1Bは図1の内視鏡
装置1Aにおいて、さらに軟性内視鏡2に装着されるテ
レビカメラ11と、このテレビカメラ11が接続され、
映像信号を生成する処理を行うカメラコントロールユニ
ット(以下、CCUと略記)12と、このCCU12か
ら出力される映像信号を表示するモニタ13とを有す
る。
【0016】図2に示すように光源装置3AにはLGコ
ネクタ受け部15が設けてあり、このLGコネクタ受け
15にはLGケーブル4の端部のLGコネクタ16が接
続される。この光源装置3A内部にはLGコネクタ15
に対向する位置に、発光する光源ランプとして例えば放
電ランプ17が配置され、この放電ランプ17はランプ
点灯回路18からのランプ点灯電源が供給されることに
よって点灯する。
【0017】点灯した光は放電ランプ17と一体で設け
られた放物面状のリフレクタ19によって反射され、さ
らに集光レンズ20によりLGコネクタ16の端面の中
央付近、つまりライトガイド21の端面に集光して照射
されるようになっている。
【0018】この放電ランプ17とLGコネクタ16と
の間の照明光路中には照明光を調光する絞り22が設け
られている。この絞り22は絞り羽根部23とこの絞り
羽根部23における複数の絞り羽根を開口の周りで回動
させることにより絞り量を可変するモータ24とからな
り、このモータ24は絞り駆動回路25によって駆動さ
れる。
【0019】この絞り22を経てライトガイド21に供
給された照明光は軟性内視鏡2のライトガイド21に供
給され、このライトガイド21によって伝送され、先端
面から前方に出射され、患部等の被写体を照明する。
【0020】照明された被写体は観察窓に取り付けた対
物レンズ27によって結像され、その像はイメージガイ
ド28の先端面に結像され、このイメージガイド28に
よって挿入部5の後端側の後端面まで伝送される。この
後端面に対向して、接眼部7に設けた接眼レンズ29に
より拡大観察することができる。
【0021】この軟性内視鏡4の接眼部7には、図2に
示すようにテレビカメラ11のカメラヘッド31を装着
することができる。このカメラヘッド31内には接眼レ
ンズ29に対向して結像レンズ32が配置され、その結
像位置には固体撮像素子としての電荷結合素子(CCD
と略記)33が配置されている。
【0022】このCCD33に接続された信号線はカメ
ラーヘッド31から延出されたケーブル34内を挿通さ
れ、コネクタ35によりCCU12に接続される。そし
て、CCU12内のCCDドライバ36からのCCDド
ライブ信号が印加されることにより、CCD33で光電
変換された撮像信号がCCU12内の映像信号処理回路
37に入力される。
【0023】映像信号処理回路37により、撮像信号か
ら標準的な映像信号が生成され、この映像信号は映像出
力端39からモニタ13に入力され、モニタ13の表示
面に被写体像を表示する。また、この映像信号処理回路
37により生成される輝度信号は調光信号出力回路38
に入力され、CCD33からの撮像信号より被写体の明
るさに対応した例えばパルス幅変調された調光信号が生
成され、調光信号出力コネクタ40から(光源装置3A
に)出力できるようにしている。
【0024】この調光信号はその出力コネクタ40に接
続された調光ケーブル41を介して光源装置3Aの調光
信号入力コネクタ42から調光回路43の第1の入力端
に印加される。
【0025】また、この光源装置3Aには、ビデオ信号
入力コネクタ49が設けてあり、調光ケーブル41の一
端を映像出力端39に、その他端をビデオ信号入力コネ
クタ49に接続した場合には、このビデオ信号入力コネ
クタ49から入力されたビデオ信号は調光回路43の第
2の入力端に印加される。
【0026】この調光回路43は第2の入力端から入力
される(CCD33の撮像信号により生成された)ビデ
オ信号から明るさ制御を行う低周波の調光信号を生成
し、この調光回路はその信号を絞り駆動回路25に出力
し、絞り22の開口量を制御してライトガイド21に供
給される照明光量を観察に適した光量にする。
【0027】また、調光回路43は調光信号出力回路3
8からのパルス幅変調された調光信号が第1の入力端か
ら入力された場合には、その調光信号を内部の積分回路
で積分して平均化された(直流に近い)低周波の調光信
号を絞り駆動回路25に出力し、絞り22の開口量を制
御してライトガイド21に供給される照明光量を観察に
適した光量にする。
【0028】また、この光源装置3Aの例えばフロント
パネル44には図3に示すように自動調光−手動調光の
切り換えを行う自動調光−手動調光切り換えスイッチ4
5、明るさ設定をアップする明るさ設定アップスイッチ
46、明るさ設定をダウンする明るさ設定ダウンスイッ
チ47等が設けられている。
【0029】これらのスイッチ45〜47は図2に示す
ようにCPU48と接続されており、CPU48は操作
されたスイッチに対応した自動/手動の制御信号とか、
設定信号等を調光回路43に出力する。
【0030】例えば、自動調光−手動調光切り換えスイ
ッチ45を操作した場合には、CPU48は操作前が自
動調光の時には、手動調光に切り換え、逆に、操作前が
手動調光であると、自動調光に切り換える制御動作を行
う。
【0031】つまり、自動調光−手動調光切り換えスイ
ッチ45の操作に応じてCPU48は調光回路43に自
動/手動調光の切り換え信号を送り、自動調光の場合に
は調光回路43の調光信号により絞り駆動回路25を介
して絞り22を駆動し、手動調光の場合には調光回路4
3の調光機能を停止させて、フロントパネル44による
操作に応じてCPU48から調光回路43をスルーして
絞り駆動回路25に絞り位置の制御信号を出力して絞り
22を駆動する。
【0032】また、手動調光の状態において、明るさ設
定アップスイッチ46を1回操作すると、CPU48は
その操作前の光量状態から1ステップに相当する光量分
だけ、照明光量をアップし、逆に明るさ設定ダウンスイ
ッチ47を1回操作すると、その操作前の光量状態から
1ステップに相当する光量分だけ、照明光量をダウンす
るように調光回路43及び絞り駆動回路25を介して絞
り22の開閉制御動作を行う。
【0033】例えば明るさ設定アップスイッチ46或い
は明るさ設定ダウンスイッチ47を操作した場合の明る
さ設定値(図4ではパネル設定値)により、CPU48
は図4のようにパネル設定値に対応した出射光量となる
ように絞り22の開閉制御動作を行う。
【0034】このようなパネル設定値に対すして出射光
量(絞り22の開閉位置)を設定する関係情報は例えば
CPU48内の記憶部48aに格納され、フロントパネ
ル44での明るさ設定値に応じてCPU48は対応する
絞り位置に設定する。
【0035】また、本実施の形態ではLGコネクタ受け
部15にLGケーブル種類検知手段50は設けられ、こ
のLGケーブル種類検知手段50によって接続されたL
Gケーブル4の種類を検出し、CPU48に検出信号を
出力する。
【0036】CPU48はこの検出信号に応じて光源装
置3Aからライトガイド21に供給される光量を制御す
る。接続されたLGケーブル4が例えば高輝度対応のも
のの場合には、通常モードの場合よりも大きな光量まで
出射できるようにする。
【0037】つまり、上記記憶部48aには図4に示す
ように検出されたLGケーブル4の種類、つまり高輝度
モードと通常モードのLGケーブルに応じて2つの特性
の特性情報が記憶されている。
【0038】また、自動調光の状態において、明るさ設
定アップスイッチ46を1回操作すると、CPU48は
その操作前の基準の明るさ(基準の光量)に対応する基
準値信号レベルから1ステップに相当する光量分だけ、
基準値信号レベルをアップし、逆に明るさ設定ダウンス
イッチ47を1回操作すると、その操作前の基準値信号
レベルから1ステップに相当する光量分だけ、基準値信
号レベルをダウンするように調光回路43への基準値信
号のレベルを制御する。
【0039】また、CPU48は現在設定されている状
態に対応してフロントパネル44に設けられたLEDを
点灯させ、ユーザはフロントパネル44で点灯するLE
Dから現在設定されている状態、例えば自動調光である
か手動調光であるか或いは手動調光の状態の明るさ設定
レベル等を知ることができるようにしている。
【0040】また、本実施の形態では、自動調光モード
が選択された状態から手動調光モードの選択に切り換え
られた場合には、光源装置3Aからライトガイド21に
供給(出射)される光量を最大出射光量から最小出射光
量の中間の所定の光量に制限する制限手段が設けてあ
る。
【0041】高輝度モードの場合、自動調光から手動調
光に切り換えられた場合、明るさ設定値は最大光量値と
最小光量値の中間値(中央値)に強制的に設定されるよ
うにCPU48が制御動作を行う(図4ではこの中間値
をAで示し、そのパネル設定値をA′で示す)。そし
て、この値で照明した場合に観察される内視鏡像が暗い
場合には明るさ設定アップスイッチ46を押すことによ
り、図4の点線で示すようにアップすることができる。
【0042】高輝度モードでも、前回の設定値が強制的
に設定される中間値よりも低い値の設定であった場合に
は自動調光から手動調光に切り換えた場合、その設定値
を記憶した記憶部48aから読み出し、再びその低い設
定値となるようにCPU48が制御動作をする。
【0043】通常モードの場合、前回の使用時の設定値
が記憶部48aから読み出され、自動調光から手動調光
に切り換えた場合に、再びその設定値となるようにCP
U48が制御動作をする。また、前回の設定値が記憶さ
れていない最初の状態等では標準の設定値(図4ではこ
の設定値をBで示し、その場合のパネル設定値をB′で
示す)となるようにCPU48が制御動作をする。図4
ではこの設定値Bは例えば通常モードでの調光範囲のほ
ぼ1/2に設定されているが、高輝度モードでの調光範
囲のほぼ1/2に設定しても良い。
【0044】自動調光から手動調光に切り換える動作モ
ードのまとめを図5の表に示す。この表に示すようにL
Gケーブル4が高輝度対応のものであると、自動調光モ
ードでは高輝度モードで動作し、LGケーブル4が通常
モード用のものであると、通常モードで動作する。
【0045】また、高輝度モードの状態で、自動調光か
ら手動に切り換えると、高輝度対応の手動モードで動作
し、通常モードの状態で、自動調光から手動に切り換え
ると、通常モードの手動モードで動作する。
【0046】また、手動モードに切り換えた場合に、記
憶部48aに記憶された設定値により設定されるが、明
るさ設定アップスイッチ46等により、明るい設定値等
に変更することもできる等が示してある。なお、手動調
光より自動調光に切り換えた場合、高輝度モードが検知
されていると、自動調光の高輝度モードで前回使用時の
設定値となる。
【0047】次に、本実施の形態の作用を説明する。図
2に示すようにCCU12を接続してテレビカメラ11
のCCD33で撮像した内視鏡像はモニタ13に表示さ
れ、その際自動調光を選択した場合にはモニタ13に表
示される内視鏡像の明るさが一定になるように自動調光
される。
【0048】図2の状態から図1に示すように軟性内視
鏡2と光源装置3Aの組み合わせで内視鏡検査を行う場
合には、自動調光−手動調光切り換えスイッチ45を操
作して手動調光に切り換える。すると、手動調光への切
り換え信号がCPU48に入力され、CPU48は調光
回路43による自動調光から手動調光への作動状態を切
り換える。
【0049】この場合、LGケーブル4の種類が高輝度
モード対応であった場合、従来例では自動調光から手動
調光に切り換えられる事によって、光源装置の出射光量
の設定値が最大になっていた場合には軟性内視鏡2の先
端からの出射光は最大で出射されてしまう。
【0050】自動調光から手動調光に切り換える時に、
このようにいきなり最大出射光量が出力されてしまう
と、最大光量によって生体組織が出射される照明光の持
つ熱によって色調が変化したり、さらにその状態のまま
放置すると熱傷を起こす恐れがでてくる。
【0051】本実施の形態では、自動調光から手動調光
に切り換わる際、最大出射光量の中間値或いは手動調光
設定範囲の中間値に自動的に設定されるようにする。こ
のため、診断する場合における重要な要因となる色調の
変化を抑制でき、的確な診断を行い易い状態を維持でき
るし、、さらに悪化させた場合の熱傷等が起きるのを確
実に防止できる等、切り換え時における悪影響を防止で
きる。従って、診断に適した状態を維持できる。
【0052】なお、このようにして手動調光に切り換え
た場合に、光量が不足する場合があるが、その場合は、
光量アップスイッチ46を操作することにより必要な光
量に設定できる。
【0053】なお、自動調光から手動調光に切り換えた
場合、最大出射光量或いは手動調光設定範囲の中間値に
設定したものに限定されるものでなく、例えば最大出射
光量の約40〜60%に設定しても良い。また、上述の
ように検出されたLGケーブル4の種類に応じて異なる
値に設定しても良いし、同じ値に設定しても良い。
【0054】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図6を参照して説明する。図6は本発明の
第2の実施の形態の光源装置1Cの構成を示す。第1の
実施の形態では、高輝度モードの場合、自動調光から手
動調光に切り換えられた場合、明るさ設定値は最大と最
小の中間値に強制的に設定されるようにCPU48が制
御動作を行うようにしていた。
【0055】これに対し、本実施の形態では、高輝度モ
ードで自動調光から手動調光に切り換えられた場合に、
高輝度モードとはならず、通常モードの手動調光として
作動する。本実施の形態の構成において、第1の実施の
形態と同様の部分は同じ符号を付し、説明を省略する。
【0056】第1の実施の形態では、高輝度モード対応
と通常モードの出射光量の制御を絞り22のみによって
行っていたが、第2の実施の形態では、絞り22とメッ
シュフィルタ61によって光量制御を行うようにしてい
る。
【0057】メッシュフィルタ61はランプ17と集光
レンズ20との間の光路中に介在し、CPU48からメ
ッシュフィルタ61を作動される信号がソレノイド駆動
回路63に出力され、このソレノイド駆動回路63によ
りソレノイド62を駆動する。
【0058】その他の構成は第1の実施の形態と同様で
ある。次に本実施の形態の作用を説明する。フロントパ
ネル44より自動調光−手動調光切り換えスイッチ46
が押されると、切り換え信号がCPU48に入力され、
CPU48から調光回路43の自動調光から手動調光回
路の作動状態を切り換える。CPU48からは、ソレノ
イド62を駆動する駆動信号がソレノイド駆動回路63
に出力され、ソレノイド駆動回路63はソレノイド62
を作動し、メッシュフィルタ61を光路中に挿入する。
【0059】挿入されたメッシュフィルタ61によって
出射光量が制限される。出射光量は図4の通常モードの
ように出力され、設定値は前回使用時の状態で記憶した
値に設定される。
【0060】高輝度モードの場合、自動調光から手動調
光に切り換えられた場合、明るさ設定値は通常モードと
なり、前回使用時の値に設定されるようにCPU48が
制御動作をする。
【0061】通常モードの場合、前回の使用時の設定値
が記憶され、自動調光から手動調光に切り換えた場合
に、再びその設定値となるようにCPU48が制御動作
をする。手動調光より自動調光に切り換えた場合、高輝
度モードが検知されていると、自動調光の高輝度モード
で前回使用時の設定値となる。本実施の形態は第1の実
施の形態とほぼ同様の効果を有する。
【0062】設定値の記憶手段は、EEPROM、フラ
ッシュメモリ、電池でバックアップされたRAMなどを
もちいて記憶可能ならば何を用いてもよい。光源ランプ
は放電ランプ17を用いているが、キセノンラプ等でも
良い。
【0063】尚、光源ランプによってはメタルハライド
ランプのように電流可変が出来ないものがあるので、そ
の場合には絞りを用いて調光制御を行なう適用が可能で
ある。なお、上述した各実施の形態を部分的等で組み合
わせて構成される実施の形態も本発明に属する。
【0064】[付記] 1.内視鏡に対し、被写体を照明するための照明光を発
生する光源と、前記照明光のもとで照明され、被写体を
撮像した撮像信号に基づいて出射光量の自動調光を行な
う自動調光制御手段と、手動により出射光量を制御する
手動調光制御手段とを備えた内視鏡光源装置において、
出射光量を制御する自動調光制御手段が選択された状態
から、手動調光制御手段が選択された状態に切り換えた
際、最大出射光量を制限する制限手段を設けたことを特
徴とする内視鏡光源装置。
【0065】2.付記1において、手動調光制御手段が
選択された状態に切り換えた際、手動調光設定値の中間
値に設定される。 3.付記1において、手動調光制御手段が選択された状
態に切り換えた際、手動調光設定値が最大出射光量の約
1/2に設定される。 4.付記1において、手動調光制御手段が選択された状
態に切り換えた際、手動調光設定値が最大出射光量の約
40〜60%に設定される。
【0066】5.付記1において、手動調光制御手段が
選択された状態に切り換えた際、手動調光設定値は記憶
された前回の設定値が再度設定されるが、最大設定値の
出射光量が制限される。 6.付記1において、手動調光制御手段が選択された状
態に切り換えた際、手動調光設定値は記憶された前回の
設定値が再度設定されるが、最大設定値の出射光量が約
1/2に制限される。 7.付記1において、手動調光制御手段が選択された状
態に切り換えた際、手動調光設定値は記憶された前回の
設定値が再度設定されるが、最大設定値の出射光量が4
0〜60%となる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡に対し、被写体を照明するための照明光を発生する
光源と、前記照明光のもとで照明され、被写体を撮像し
た撮像信号に基づいて出射光量の自動調光を行なう自動
調光制御手段と、手動により出射光量を制御する手動調
光制御手段を備えた内視鏡光源装置において、出射光量
を制御する自動調光制御手段が選択された状態から、手
動調光制御手段が選択された状態に切り換えた際、最大
出射光量を制限する制限手段を設けているので、この切
り換え時に過大な照明光が生体組織に照射されるのを抑
制し、過大な照明光による悪影響が発生するのを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡光源装置を
軟性内視鏡と共に示す斜視図。
【図2】第1の実施の形態の内視鏡光源装置等の内部構
成を示す図。
【図3】自動調光−手動調光切り換えスイッチ45等が
設けられたフロントパネルの一部を示す正面図。
【図4】パネル設定値に対する出射光量の関係を示す
図。
【図5】自動調光から手動調光に切り換えた場合の動作
内容を表にまとめた図。
【図6】本発明の第2の実施の形態の内視鏡光源装置の
内部構成を示す図。
【符号の説明】
1A,1B…内視鏡装置 2…軟性内視鏡 3A…光源装置 4…LGケーブル 5…挿入部 7…接眼部 11…テレビカメラ 12…CCU 13…モニタ 15…LGコネクタ受け部 16…LGコネクタ 17…放電ランプ 18…ランプ点灯回路 21…ライトガイド 22…絞り 25…絞り駆動回路 33…CCD 37…映像信号処理回路 38…調光信号出力回路 41…調光ケーブル 42…調光信号入力コネクタ 43…調光回路 44…フロントパネル 45…自動調光−手動調光切り換えスイッチ 46…明るさ設定アップスイッチ 47…明るさ設定ダウンスイッチ 48…CPU 48a…記憶部 50…LGケーブル種類検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 BA10 BA11 CA04 CA10 GA01 4C061 AA00 AA29 BB02 CC07 DD03 GG01 JJ11 LL03 NN01 QQ09 RR02 RR15 RR22 RR30

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡に対し、被写体を照明するための
    照明光を発生する光源と、前記照明光のもとで照明さ
    れ、被写体を撮像した撮像信号に基づいて出射光量の自
    動調光を行なう自動調光制御手段と、手動により出射光
    量を制御する手動調光制御手段とを備えた内視鏡光源装
    置において、 出射光量を制御する自動調光制御手段が選択された状態
    から、手動調光制御手段が選択された状態に切り換えた
    際、最大出射光量を制限する制限手段を設けたことを特
    徴とする内視鏡光源装置。
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