JP2000075171A - 光アダプタ - Google Patents
光アダプタInfo
- Publication number
- JP2000075171A JP2000075171A JP10248711A JP24871198A JP2000075171A JP 2000075171 A JP2000075171 A JP 2000075171A JP 10248711 A JP10248711 A JP 10248711A JP 24871198 A JP24871198 A JP 24871198A JP 2000075171 A JP2000075171 A JP 2000075171A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- receptacle
- optical fiber
- electrical conductivity
- optical element
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受発光素子と光ファイバを光学的に接続する
光アダプタにおける受発光信号が接触,非接触ノイズの
いずれの影響も受けにくいようにする。 【解決手段】 光ファイバ側の表面を含む部分を電気伝
導度の低い材料11で構成して接触ノイズの防止を図
り、受発光素子4には接触せずこれを囲み包むように電
気伝導度の高い材料12を配置することで非接触ノイズ
の防止を図り、信頼性を高める。
光アダプタにおける受発光信号が接触,非接触ノイズの
いずれの影響も受けにくいようにする。 【解決手段】 光ファイバ側の表面を含む部分を電気伝
導度の低い材料11で構成して接触ノイズの防止を図
り、受発光素子4には接触せずこれを囲み包むように電
気伝導度の高い材料12を配置することで非接触ノイズ
の防止を図り、信頼性を高める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバ通信
システムにおける光ファイバと、光ファイバとの信号の
授受を行なうための受発光素子とを光学的に結合するた
めの光アダプタに関する。
システムにおける光ファイバと、光ファイバとの信号の
授受を行なうための受発光素子とを光学的に結合するた
めの光アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバと受発光素子とを光学的に結
合する従来の光アダプタは、図2に示すような金属製で
ある。すなわち、金属製の光アダプタは、機械的には成
形精度が高くかつ線膨張率が小さいため、受発光素子と
光ファイバとを高精度に位置合わせをして光結合効率を
高く保持するのに適している。なお、図2の符号1はレ
セプタクル(金属)、2は光素子ホルダ(樹脂)、3は
光ファイバプラグ、4は受発光素子、5はベース基板、
6は光信号、7は接着剤を示す。
合する従来の光アダプタは、図2に示すような金属製で
ある。すなわち、金属製の光アダプタは、機械的には成
形精度が高くかつ線膨張率が小さいため、受発光素子と
光ファイバとを高精度に位置合わせをして光結合効率を
高く保持するのに適している。なお、図2の符号1はレ
セプタクル(金属)、2は光素子ホルダ(樹脂)、3は
光ファイバプラグ、4は受発光素子、5はベース基板、
6は光信号、7は接着剤を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成で、電
磁波の影響を回避するために、光アダプタ自体を電気信
号の基準電位(グランド)の電極として利用すると、受
発光素子4自体は光アダプタと絶縁されていても、金属
製のレセプタクル1の表面が外部に露出していることか
ら、受発光信号6に外部からの接触(例えば、人体や電
気機器など)によるノイズが侵入し易い、という問題が
生じる。
磁波の影響を回避するために、光アダプタ自体を電気信
号の基準電位(グランド)の電極として利用すると、受
発光素子4自体は光アダプタと絶縁されていても、金属
製のレセプタクル1の表面が外部に露出していることか
ら、受発光信号6に外部からの接触(例えば、人体や電
気機器など)によるノイズが侵入し易い、という問題が
生じる。
【0004】なお、上記のような不具合を無くすため全
体を絶縁材で構成する場合もあるが、このようにすると
外部からの接触ノイズの影響は受けにくいが、電磁波に
よる非接触ノイズの影響を防止することができない。し
たがって、この発明の課題は、受発光信号が外部からの
接触ノイズ,非接触ノイズのいずれの影響をも受けにく
い、信頼性の高い光アダプタを提供することにある。
体を絶縁材で構成する場合もあるが、このようにすると
外部からの接触ノイズの影響は受けにくいが、電磁波に
よる非接触ノイズの影響を防止することができない。し
たがって、この発明の課題は、受発光信号が外部からの
接触ノイズ,非接触ノイズのいずれの影響をも受けにく
い、信頼性の高い光アダプタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
べく、この発明では、受発光素子と光ファイバとを光学
的に結合するための光アダプタにおいて、電気伝導度の
高い材料からなり、受発光素子との絶縁性を保持しなが
ら、受発光素子を囲う光素子レセプタクルと、電気伝導
度の低い材料からなり、前記光素子レセプタクルが外部
に露出しないように前記光ファイバと光素子レセプタク
ルを囲う光ファイバレセプタクルとからなることを特徴
としている。
べく、この発明では、受発光素子と光ファイバとを光学
的に結合するための光アダプタにおいて、電気伝導度の
高い材料からなり、受発光素子との絶縁性を保持しなが
ら、受発光素子を囲う光素子レセプタクルと、電気伝導
度の低い材料からなり、前記光素子レセプタクルが外部
に露出しないように前記光ファイバと光素子レセプタク
ルを囲う光ファイバレセプタクルとからなることを特徴
としている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態を示
す断面図である。同図に示すように、この光アダプタ
は、電気伝導度の低い材料(例えば高分子材料)を用い
た光ファイバレセプタクル11と、電気伝導度の高い材
料(例えば黄銅)を用いた光素子レセプタクル12と、
電気伝導度の低い材料(例えば高分子材料)を用いた光
素子ホルダ2とから構成される。上記いずれの部分も、
受発光素子(光素子)4と光ファイバプラグ3との間を
光信号が通過可能なように、その通路にあたる部分には
穴があけられている。
す断面図である。同図に示すように、この光アダプタ
は、電気伝導度の低い材料(例えば高分子材料)を用い
た光ファイバレセプタクル11と、電気伝導度の高い材
料(例えば黄銅)を用いた光素子レセプタクル12と、
電気伝導度の低い材料(例えば高分子材料)を用いた光
素子ホルダ2とから構成される。上記いずれの部分も、
受発光素子(光素子)4と光ファイバプラグ3との間を
光信号が通過可能なように、その通路にあたる部分には
穴があけられている。
【0007】光ファイバレセプタクル11は、光ファイ
バプラグ3を必要な精度で位置決めできるように支持し
ており、抜き差し可能な構造である。また、受発光素子
4は光ファイバと必要な光結合効率を確保できるよう
に、別途位置を微調整したうえで、光素子ホルダ2に接
着剤などで固定してある。この光アダプタは電気信号の
基準電位(グランド)に固定されたベース基板5に取り
付ける。光素子レセプタクル12とベース基板5とは接
触させ、同電位となるようにする。
バプラグ3を必要な精度で位置決めできるように支持し
ており、抜き差し可能な構造である。また、受発光素子
4は光ファイバと必要な光結合効率を確保できるよう
に、別途位置を微調整したうえで、光素子ホルダ2に接
着剤などで固定してある。この光アダプタは電気信号の
基準電位(グランド)に固定されたベース基板5に取り
付ける。光素子レセプタクル12とベース基板5とは接
触させ、同電位となるようにする。
【0008】その作用は以下のとおりである。いま、光
素子4を動作させているときに、光ファイバレセプタク
ル11の外側から、例えば人の手を接触させると、光フ
ァイバレセプタクル11は電気伝導度が低いので、その
影響は光素子4には及ばない。また、光素子4を動作さ
せているときに、光ファイバレセプタクル11の外側か
ら、電磁波を照射されると、その電磁波は光ファイバレ
セプタクル11を透過するが、接地された光素子レセプ
タクル12により光素子4は電気的にシールドされるた
め、その影響は光素子4には及ばない。以上のことか
ら、図1の光アダプタは接触ノイズ,非接触ノイズのい
ずれの影響をも受けにくい構造となっている。
素子4を動作させているときに、光ファイバレセプタク
ル11の外側から、例えば人の手を接触させると、光フ
ァイバレセプタクル11は電気伝導度が低いので、その
影響は光素子4には及ばない。また、光素子4を動作さ
せているときに、光ファイバレセプタクル11の外側か
ら、電磁波を照射されると、その電磁波は光ファイバレ
セプタクル11を透過するが、接地された光素子レセプ
タクル12により光素子4は電気的にシールドされるた
め、その影響は光素子4には及ばない。以上のことか
ら、図1の光アダプタは接触ノイズ,非接触ノイズのい
ずれの影響をも受けにくい構造となっている。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、電気伝導度の高い材
料からなり、受発光素子に接触せずにこれを囲み包む光
素子レセプタクルと、電気伝導度の低い材料からなり、
前記光素子レセプタクルが外部に露出しないように前記
光ファイバと光素子レセプタクルを囲う光ファイバレセ
プタクルとから構成するようにしたので、受発光信号が
接触,非接触ノイズのいずれの影響も受けにくくなり、
信頼性を高めることが可能となる利点がもたらされる。
料からなり、受発光素子に接触せずにこれを囲み包む光
素子レセプタクルと、電気伝導度の低い材料からなり、
前記光素子レセプタクルが外部に露出しないように前記
光ファイバと光素子レセプタクルを囲う光ファイバレセ
プタクルとから構成するようにしたので、受発光信号が
接触,非接触ノイズのいずれの影響も受けにくくなり、
信頼性を高めることが可能となる利点がもたらされる。
【図1】この発明の実施の形態を示す断面構成図であ
る。
る。
【図2】従来例を示す断面構成図である。
1…レセプタクル、2…光素子ホルダ、3…光ファイバ
プラグ、4…受発光素子(光素子)、5…ベース基板、
6…光信号、7…接着剤、11…光ファイバレセプタク
ル、12…光素子レセプタクル。
プラグ、4…受発光素子(光素子)、5…ベース基板、
6…光信号、7…接着剤、11…光ファイバレセプタク
ル、12…光素子レセプタクル。
Claims (1)
- 【請求項1】 受発光素子と光ファイバとを光学的に結
合するための光アダプタにおいて、 電気伝導度の高い材料からなり、受発光素子との絶縁性
を保持しながら、受発光素子を囲う光素子レセプタクル
と、電気伝導度の低い材料からなり、前記光素子レセプ
タクルが外部に露出しないように前記光ファイバと光素
子レセプタクルを囲う光ファイバレセプタクルとからな
ることを特徴とする光アダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10248711A JP2000075171A (ja) | 1998-09-02 | 1998-09-02 | 光アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10248711A JP2000075171A (ja) | 1998-09-02 | 1998-09-02 | 光アダプタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000075171A true JP2000075171A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17182211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10248711A Pending JP2000075171A (ja) | 1998-09-02 | 1998-09-02 | 光アダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000075171A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001337249A (ja) * | 2000-05-24 | 2001-12-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 光通信用レセプタクル |
WO2003052479A1 (fr) * | 2001-12-19 | 2003-06-26 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Manchon de connexion optique, module optique, et module de communication optique |
JP2005311363A (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 静電破壊耐圧を高めた光アセンブリ |
CN101458371A (zh) * | 2007-12-12 | 2009-06-17 | 夏普株式会社 | 光传输连接器及电子设备 |
-
1998
- 1998-09-02 JP JP10248711A patent/JP2000075171A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001337249A (ja) * | 2000-05-24 | 2001-12-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 光通信用レセプタクル |
WO2003052479A1 (fr) * | 2001-12-19 | 2003-06-26 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Manchon de connexion optique, module optique, et module de communication optique |
JP2005311363A (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 静電破壊耐圧を高めた光アセンブリ |
CN101458371A (zh) * | 2007-12-12 | 2009-06-17 | 夏普株式会社 | 光传输连接器及电子设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040610 |