JP2000074595A - 配管等の研磨およびクリ−ニングボ−ル - Google Patents
配管等の研磨およびクリ−ニングボ−ルInfo
- Publication number
- JP2000074595A JP2000074595A JP10249581A JP24958198A JP2000074595A JP 2000074595 A JP2000074595 A JP 2000074595A JP 10249581 A JP10249581 A JP 10249581A JP 24958198 A JP24958198 A JP 24958198A JP 2000074595 A JP2000074595 A JP 2000074595A
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- Prior art keywords
- polishing
- main material
- elliptical
- cleaning
- sponge
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- Pending
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- Cleaning In General (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 研磨・研削およびクリ−ニング用のボ−ルの
形状を楕円体状とすることにより、循環中に不規則運動
を起こさせ、配管壁面、タンク壁面等に衝突する機会を
より増加させ、清掃、防錆、除染効果を一段と高めるこ
とを課題とする。 【解決手段】 研磨・研削およびクリ−ニング用の主材
1の形状を楕円体状とし、配管内で複雑な運動をするよ
うにした。又楕円体状主材1に気体及び砥材を相当量封
入・混入し、研磨と共に比重調整を可能にした。又、楕
円体状主材1の表面に研磨ブラシ4を形成し、ブラシ4
によって研磨・研削を効果的にした。又、桑の実状の粒
々形状5を楕円体状主材1の表面に付設し、ブラシ4又
は粒々形状5によって研磨・研削を効果的にした。さら
に球又は楕円体状の主材1の中に気泡を相当量入れ、外
側にスポンジを配置した。さらに又伸縮性に富むゴムマ
リ状の円球の外側にスポンジを配置し、これらにより比
重調整を容易にした。
形状を楕円体状とすることにより、循環中に不規則運動
を起こさせ、配管壁面、タンク壁面等に衝突する機会を
より増加させ、清掃、防錆、除染効果を一段と高めるこ
とを課題とする。 【解決手段】 研磨・研削およびクリ−ニング用の主材
1の形状を楕円体状とし、配管内で複雑な運動をするよ
うにした。又楕円体状主材1に気体及び砥材を相当量封
入・混入し、研磨と共に比重調整を可能にした。又、楕
円体状主材1の表面に研磨ブラシ4を形成し、ブラシ4
によって研磨・研削を効果的にした。又、桑の実状の粒
々形状5を楕円体状主材1の表面に付設し、ブラシ4又
は粒々形状5によって研磨・研削を効果的にした。さら
に球又は楕円体状の主材1の中に気泡を相当量入れ、外
側にスポンジを配置した。さらに又伸縮性に富むゴムマ
リ状の円球の外側にスポンジを配置し、これらにより比
重調整を容易にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管、タンク等の
清掃、防錆あるいは原子力施設における放射能汚染を除
去するための研磨・研削およびクリ−ニング用のボ−ル
に関するものである。
清掃、防錆あるいは原子力施設における放射能汚染を除
去するための研磨・研削およびクリ−ニング用のボ−ル
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、配管等のクリ−ニングには、スポ
ンジ球が用いられているが、スポンジ球は摩耗が早く、
しかも軽いため、配管内表面に付着した強固な汚れは除
去できなかった。また、従来の流動研磨では、研磨剤の
密度が高く、除染効果をあげようとすると、スラリ−状
を呈し、ポンプに大きな負担がかかっていた。また、従
来の砥材入りスポンジでは、スポンジと砥材が剥離して
スポンジは循環するが、砥材は停滞するという欠点があ
った。
ンジ球が用いられているが、スポンジ球は摩耗が早く、
しかも軽いため、配管内表面に付着した強固な汚れは除
去できなかった。また、従来の流動研磨では、研磨剤の
密度が高く、除染効果をあげようとすると、スラリ−状
を呈し、ポンプに大きな負担がかかっていた。また、従
来の砥材入りスポンジでは、スポンジと砥材が剥離して
スポンジは循環するが、砥材は停滞するという欠点があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、研磨・研削
およびクリ−ニング用のボ−ルの形状を楕円体状とする
ことにより、循環中に不規則運動を起こさせ、配管壁
面、タンク壁面等に衝突する機会をより増加させ、清
掃、防錆、除染効果を一段と高めることを課題とする。
およびクリ−ニング用のボ−ルの形状を楕円体状とする
ことにより、循環中に不規則運動を起こさせ、配管壁
面、タンク壁面等に衝突する機会をより増加させ、清
掃、防錆、除染効果を一段と高めることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】(1)研磨・研削および
クリ−ニング用の主材1の形状を楕円体状とした。 (2)(1)記載の楕円体状主材1に気体及び砥材を相当
量封入・混入した。 (3)(1)記載の楕円体状主材1の表面に研磨ブラシ4
を形成した。 (4)桑の実状の粒々形状5を(1)記載の楕円体状主材
1の表面に付設した。 (5)球又は楕円体状の主材1の中に気泡を相当量入
れ、外側にスポンジを配置した。 (6)伸縮性に富むゴムマリ状の円球の外側にスポンジ
を配置した。
クリ−ニング用の主材1の形状を楕円体状とした。 (2)(1)記載の楕円体状主材1に気体及び砥材を相当
量封入・混入した。 (3)(1)記載の楕円体状主材1の表面に研磨ブラシ4
を形成した。 (4)桑の実状の粒々形状5を(1)記載の楕円体状主材
1の表面に付設した。 (5)球又は楕円体状の主材1の中に気泡を相当量入
れ、外側にスポンジを配置した。 (6)伸縮性に富むゴムマリ状の円球の外側にスポンジ
を配置した。
【0005】
【発明の実施の形態】図1に基いて説明する。図1で、
1は楕円体状をした主材である。2は主材1内に封入さ
れた気泡である。3は主材1内に混入した砥材である。
このように研磨ボ−ルを構成する主材1内に気泡2及び
砥材3を封入又は混入して全体の比重を調節した。
1は楕円体状をした主材である。2は主材1内に封入さ
れた気泡である。3は主材1内に混入した砥材である。
このように研磨ボ−ルを構成する主材1内に気泡2及び
砥材3を封入又は混入して全体の比重を調節した。
【0006】図2は楕円体状をした図1に示す研磨ボ−
ルの表面に楕円体の長軸方向に沿ってブラシ4を配し
た。
ルの表面に楕円体の長軸方向に沿ってブラシ4を配し
た。
【0007】図3は楕円体状の主材1に気泡2を封入
し、さらに砥材3を混入して比重を調整し、さらに表面
に桑の実状(或いはいちご状)の粒々形状5を形成し
た。
し、さらに砥材3を混入して比重を調整し、さらに表面
に桑の実状(或いはいちご状)の粒々形状5を形成し
た。
【0008】図1〜図3にて説明した研磨ボ−ルは、気
泡と砥材を適宜封入し、かつ混入することにより、比重
を調整した楕円体状で、これを流体と共に配管内を循環
させる。するとボ−ルは、楕円体状をなしているため、
管内で不規則な運動をしながら配管壁面との間に衝突、
摩擦を繰り返す。この衝撃力と摩擦と研磨、剥離によっ
て配管壁面の清掃、防錆、除染が行われる。すなわち、
従来の摩擦力と研磨による清掃に加えて、新たに衝撃
力、剥離力を加え、しかも衝突回数を飛躍的に増加させ
て、清掃、防錆、除染効果を増大させる。
泡と砥材を適宜封入し、かつ混入することにより、比重
を調整した楕円体状で、これを流体と共に配管内を循環
させる。するとボ−ルは、楕円体状をなしているため、
管内で不規則な運動をしながら配管壁面との間に衝突、
摩擦を繰り返す。この衝撃力と摩擦と研磨、剥離によっ
て配管壁面の清掃、防錆、除染が行われる。すなわち、
従来の摩擦力と研磨による清掃に加えて、新たに衝撃
力、剥離力を加え、しかも衝突回数を飛躍的に増加させ
て、清掃、防錆、除染効果を増大させる。
【0009】次に図4は図4(a)の如く楕円体状の主材
1あるいは図4(b)の如く球状の主材1に気泡2を相当
量封入し、外側にスポンジ層6を形成している。
1あるいは図4(b)の如く球状の主材1に気泡2を相当
量封入し、外側にスポンジ層6を形成している。
【0010】図5は極めて伸縮性に富むゴムマリ状の円
球7の外側に、スポンジ層8を形成している。
球7の外側に、スポンジ層8を形成している。
【0011】図4及び図5で説明したクリ−ニングボ−
ルは、前記図1〜図3で説明した研磨ボ−ルを使用した
後、研磨面の仕上げ用として用いるものである。すなわ
ち、外面にスポンジを配した楕円体状のクリ−ニングボ
−ルにより、不規則な運動で、配管壁との間に衝突回数
が増加し、クリ−ニングを行う。スポンジを配した極め
て伸縮性に富んだ楕円体状又は円形クリ−ニングボ−ル
で、配管温度もしくは流体温度をコントロ−ルすること
により、配管内径とほぼ同じかもしくはやや大きいクリ
−ニングボ−ルにすれば、膨張、収縮、配管エルボ部分
での変形などを生じ、詰まり防止措置を講じることがで
きる。
ルは、前記図1〜図3で説明した研磨ボ−ルを使用した
後、研磨面の仕上げ用として用いるものである。すなわ
ち、外面にスポンジを配した楕円体状のクリ−ニングボ
−ルにより、不規則な運動で、配管壁との間に衝突回数
が増加し、クリ−ニングを行う。スポンジを配した極め
て伸縮性に富んだ楕円体状又は円形クリ−ニングボ−ル
で、配管温度もしくは流体温度をコントロ−ルすること
により、配管内径とほぼ同じかもしくはやや大きいクリ
−ニングボ−ルにすれば、膨張、収縮、配管エルボ部分
での変形などを生じ、詰まり防止措置を講じることがで
きる。
【0012】
【発明の効果】(1)請求項1〜3の研磨ボ−ルによ
り、従来は困難であった配管壁に強く固着している汚れ
でも、これを効果的に取り除くことができる。 (2)ボ−ルの形状が楕円体状のために、従来の球状よ
りは配管壁面との衝突回数が飛躍的に増加し、除染効果
を高めることができる。 (3)ボ−ル内に気体を封入することにより、流体に合
わせた比重のボ−ルを作成でき、流動性が増し、高密度
粒子を用いた流動研磨に比べてポンプの負担も少なく、
研磨速度も大きく向上できる。 (4)従来の摩擦による研磨から、衝突+剥離+摩擦と
いう研磨状況となるので、除染効果を高めることができ
る。 (5)請求項4及び5のクリ−ニングボ−ルにより、内
部の気泡層で比重を調整でき、外層のスポンジ層により
表面をソフトにできるので、請求項1〜3によって研磨
した配管内をなめらかにクリ−ニングし、美しい仕上面
を形成することができる。
り、従来は困難であった配管壁に強く固着している汚れ
でも、これを効果的に取り除くことができる。 (2)ボ−ルの形状が楕円体状のために、従来の球状よ
りは配管壁面との衝突回数が飛躍的に増加し、除染効果
を高めることができる。 (3)ボ−ル内に気体を封入することにより、流体に合
わせた比重のボ−ルを作成でき、流動性が増し、高密度
粒子を用いた流動研磨に比べてポンプの負担も少なく、
研磨速度も大きく向上できる。 (4)従来の摩擦による研磨から、衝突+剥離+摩擦と
いう研磨状況となるので、除染効果を高めることができ
る。 (5)請求項4及び5のクリ−ニングボ−ルにより、内
部の気泡層で比重を調整でき、外層のスポンジ層により
表面をソフトにできるので、請求項1〜3によって研磨
した配管内をなめらかにクリ−ニングし、美しい仕上面
を形成することができる。
【図1】気泡+砥材入りの研磨ボ−ルの断面図。
【図2】気泡+砥材+ブラシの研磨ボ−ルの断面図。
【図3】桑の実形状の研磨ボ−ルの断面図(部分破断
図)。
図)。
【図4】気泡+スポンジのクリ−ニングボ−ルの断面
図。
図。
【図5】スポンジを配した円形クリ−ニングボ−ルの断
面図。
面図。
1 (楕円体状研磨ボ−ルの)主材 2 (楕円体状研磨
ボ−ルの)気泡 3 (楕円体状研磨ボ−ルの)砥材 4 (楕円体状研磨
ボ−ルの)ブラシ 5 (桑の実状の)粒々形状 6 (クリ−ニング
ボ−ルの)スポンジ 7 伸縮性に富んだボ−ル 8 スポンジ層
ボ−ルの)気泡 3 (楕円体状研磨ボ−ルの)砥材 4 (楕円体状研磨
ボ−ルの)ブラシ 5 (桑の実状の)粒々形状 6 (クリ−ニング
ボ−ルの)スポンジ 7 伸縮性に富んだボ−ル 8 スポンジ層
Claims (6)
- 【請求項1】 主材(1)の形状を楕円体状としたことを
特徴とする配管等の研磨ボ−ル。 - 【請求項2】 主材に気体及び砥材を相当量封入・混入
することを特徴とする請求項1記載の配管等の研磨ボ−
ル。 - 【請求項3】 主材(1)の表面に研磨ブラシ(4)を形成
したことを特徴とする請求項1記載の配管等の研磨ボ−
ル。 - 【請求項4】 桑の実状の粒々形状(5)を主材表面に付
設したことを特徴とする請求項1記載の配管等の研磨ボ
−ル。 - 【請求項5】 球又は楕円体状の主材(1)の中に気泡を
相当量入れ、外側にスポンジを配置して二層構造とした
ことを特徴とするクリ−ニングボ−ル。 - 【請求項6】 伸縮性に富むゴムマリ状の円球の外側に
スポンジを配置したことを特徴とする円形クリ−ニング
ボ−ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10249581A JP2000074595A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 配管等の研磨およびクリ−ニングボ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10249581A JP2000074595A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 配管等の研磨およびクリ−ニングボ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000074595A true JP2000074595A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17195146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10249581A Pending JP2000074595A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 配管等の研磨およびクリ−ニングボ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000074595A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005021496A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Nishihara:Kk | 循環浄化装置 |
CN102980435A (zh) * | 2012-12-11 | 2013-03-20 | 机械工业第三设计研究院 | 换热器列管内壁在线清洗方法 |
-
1998
- 1998-09-03 JP JP10249581A patent/JP2000074595A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005021496A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Nishihara:Kk | 循環浄化装置 |
CN102980435A (zh) * | 2012-12-11 | 2013-03-20 | 机械工业第三设计研究院 | 换热器列管内壁在线清洗方法 |
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