JP2000073922A - 内燃機関の点火時期補正方法 - Google Patents

内燃機関の点火時期補正方法

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JP2000073922A
JP2000073922A JP10244107A JP24410798A JP2000073922A JP 2000073922 A JP2000073922 A JP 2000073922A JP 10244107 A JP10244107 A JP 10244107A JP 24410798 A JP24410798 A JP 24410798A JP 2000073922 A JP2000073922 A JP 2000073922A
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Japan
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ignition timing
ignition
correction
engine speed
engine
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Pending
Application number
JP10244107A
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English (en)
Inventor
Sadao Takagi
定夫 高木
Akira Fukami
章 深見
Masao Takeda
正朗 竹田
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】クランク角度に基づいて演算で得られた点火時
期は、低回転域で実際の点火時期とズレを生じることが
ある。 【解決手段】内燃機関の運転状態に基づいて演算した点
火時期とその演算した点火時期により点火した際の実際
の点火時期との差から機関回転数を基準とする補正量を
設定し、機関回転数を検出し、検出した機関回転数に基
づいて決定した補正量により演算した点火時期を補正し
て点火時期を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車用
の内燃機関における実際の点火時期と演算により求めた
点火時期との差を補正する点火時期補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの点火時期の制御は、ク
ランク角度を検出し、検出したクランク角度に基づいて
エンジンの運転状態に応じた点火時期を演算して、演算
した点火時期に対応するイグニッションパルスを点火コ
イルに印加することにより、点火時期が最適となるよう
にしている。また、特開昭61−275585号公報に
記載のもののように、エンジン回転数が上昇する場合に
は、検出されたクランク角度を示す電気信号の発生遅れ
を補正するようにして、さらに点火時期の最適化を図っ
たものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジン回
転数が低い場合にあっても、実際の点火時期と、演算に
より得られた点火時期との間に、ズレが生じることがあ
る。このズレは、エンジン回転数が低い場合、クランク
角センサの出力も低く、出力信号の周波数も低いため
に、演算の基準となるタイミングを決定するための全周
波数帯域で共通の閾値でタイミングを決定することによ
り生じるものである。
【0004】このように、実際の点火時期と演算により
得られた点火時期とがずれている場合、演算により得ら
れた点火時期を確認して点火時期調整を行う場合に不具
合を生じる。すなわち、実際の点火時期は、例えばタイ
ミングライト等を用いてのみ確認することができるが、
近年この作業を簡素化するために、エンジンを制御する
電子制御装置に計測器を接続して、演算により得られる
点火時期を確認して作業することがある。このような場
合に、実際の点火時期と演算により得られる点火時期が
ずれていると、正確な点火時期を確認できないため、精
度のよい点火時期調整ができないことがあった。
【0005】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係る内燃機関の点火時期補正方
法は、内燃機関の運転状態にに基づいて演算した点火時
期を、機関回転数を基準として設定した補正量により補
正する構成である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、内燃機関の運転状態に
基づいて演算した点火時期とその演算した点火時期によ
り点火した際の実際の点火時期との差から機関回転数を
基準とする補正量を設定し、機関回転数を検出し、検出
した機関回転数に基づいて決定した補正量により演算し
た点火時期を補正して点火時期を決定することを特徴と
する内燃機関の点火時期補正方法である。
【0008】このような構成のものであれば、機関回転
数に応じて演算した点火時期を補正するので、演算した
点火時期と実際の点火時期とを略一致させることが可能
になる。したがって、実際の点火信号やタイミングライ
トでの点火時期を確認する作業の必要性がなくなり、決
定した点火時期から実際の点火時期を把握することがで
き、作業を簡素化することが可能になるとともに、故障
原因の解析を迅速にすることが可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図1に概略的に示したエンジン100は自動
車用のもので、その吸気系1には図示しないアクセルペ
ダルの踏度に対応して開閉するスロットルバルブ2が配
設され、その下流側にはサージタンク3が設けられてい
る。サージタンク3に連通する吸気系1に吸気マニホル
ド4の一方の端部近傍には、さらに燃料噴射弁5が設け
てあり、この燃料噴射弁5を電子制御装置6により制御
するようにしている。また排気系20には、排気ガス中
の酸素濃度を測定する空燃比センサ21が、図示しない
マフラに至るまでの管路に配設された三元触媒コンバー
タ(以下、三元触媒と略称する)22の上流の位置に取
り付けられている。この空燃比センサ21からは、リッ
チな空燃比からリーンな空燃比までのほぼ全ての運転領
域において、酸素濃度に対応した電圧信号hが出力され
る。
【0010】電子制御装置6は、中央演算処理装置7
と、記憶装置8と、入力インターフェース9と、出力イ
ンターフェース11とを具備してなるマイクロコンピュ
ータシステムを主体に構成され、入力されるアナログ信
号をディジタル信号に変換するA/D変換器(図示しな
い)が内蔵されている。その入力インターフェース9に
は、サージタンク3内の圧力すなわち吸気圧PMを検出
するための吸気圧センサ13から出力される吸気圧信号
a、エンジン回転数NE、気筒判別、及びクランク角度
基準位置を検出するためのカムポジションセンサ14か
ら出力される回転数信号Ne、気筒判別信号G1、及び
クランク角度基準位置信号G2、車速を検出するための
車速センサ15から出力される車速信号c、スロットル
バルブ2の開度すなわちスロットル開度を検出するため
のスロットルセンサ16から出力されるスロットル開度
信号d、スロットルバルブ2の閉成状態を検出するため
のアイドルスイッチ16aから出力されるIDL信号
k、エンジン100の冷却水温を検出するための水温セ
ンサ17から出力される水温信号e、上記したO2セン
サ21から出力される電圧信号h等が入力される。一
方、出力インターフェース11からは、燃料噴射弁5に
対して燃料噴射信号f、スパークプラグ18に対してイ
グニッションパルスgが、それぞれ出力されるようにな
っている。
【0011】電子制御装置6には、吸気圧センサ14か
ら出力される吸気圧信号aと回転数センサ15から出力
される回転数信号Neとを主な情報とし、エンジン10
0の運転状態に応じて各種の補正係数で基本噴射時間T
Pを補正して燃料噴射弁開成時間すなわち有効噴射時間
TAUを設定し、その設定された時間により燃料噴射弁
5を制御して、エンジン負荷に応じた燃料を燃料噴射弁
5から噴射させるためのプログラムが内蔵してある。
【0012】また、点火時期を制御するためのプログラ
ムも電子制御装置6には内蔵してあり、常時はMBT(M
inimum Spark Advance for Best Torque)に適合するよ
うに点火時期を制御する。このプログラムにおいては、
エンジン100の運転状態に基づいて演算した点火時期
とその演算した点火時期により点火した際の実際の点火
時期との差からエンジン回転数を基準とする補正量を設
定し、エンジン回転数を検出し、検出したエンジン回転
数に基づいて決定した補正量により演算した点火時期を
補正して点火時期を決定するように構成してある。
【0013】この点火時期補正プログラムの概要は、図
2に示すようなものである。また、このプログラムは、
所定時間毎例えば6.67m秒毎に繰り返し実行するも
のである。なお、このプログラムを実行するにあたっ
て、燃料噴射量を演算する際に読み込まれたエンジン回
転数NE、冷却水温等のエンジン100の運転状態を示
す各種のパラメータを用いるものである。
【0014】まず、ステップS1では、ソフト点火制御
か否かを判定し、ソフト点火制御である場合は、ステッ
プS2に移行し、そうでない場合は次のルーチンに進
む。ソフト点火制御とは、点火時期を少なくともクラン
ク角度基準位置信号G2及びエンジン回転数NEに基づ
いて演算し、その演算した点火時期によりイグニッショ
ンパルスgを出力する制御である。これに対して、ハー
ド点火制御は、クランク角度基準位置信号G2の出力タ
イミングのみに基づいて点火時期を設定するものであ
る。ステップS2では、エンジン100の定常状態にお
けるエンジン回転数NE、基本噴射時間TP等に基づい
てベース進角を計算するとともに、冷却水温補正量、ア
イドル回転補正量等この時点の運転状態に応じた定常運
転時補正量を計算する。
【0015】ステップS3では、この時点のエンジン1
00の運転状態に対応するベース進角ABSE、冷却水
温補正量THW、アイドル回転補正量IDL等の各補正
量を、ステップS2において計算したベース進角及び定
常運転時補正量から計算するとともに、ソフト点火制御
のための点火時期すなわち演算点火時期REAL_SA
を計算(演算)する。
【0016】ステップS4では、この時点のエンジン回
転数NEから点火時期の補正量である回転補正進角NT
R_COMPを計算する。回転補正進角NTR_COM
Pは、エンジン100毎に特定のエンジン回転数におい
て実際の点火時期を計測し、その実際の点火時期と演算
点火時期REAL_SAとを加算した結果に基づいてお
り、図3に示すように、エンジン回転数NEを基準にし
て、エンジン回転数NEが低くなる程進角(クランク角
度Tが負となる方向)するように設定してあり、エンジ
ン回転数NEが高い領域ではわずかに遅角する側に設定
してある。対応するエンジン回転数NEがない場合は、
補間計算により回転補正進角NTR_COMPを設定す
るものである。
【0017】ステップS5では、演算により得られた演
算点火時期REAL_SAと回転補正進角NTR_CO
MPとから、最終の点火時期となる最終制御量RLSA
_AJDを計算する。 RLSA_AJD=REAL_SA+NTR_COMP このような構成において、ソフト点火制御を行ってお
り、かつエンジン回転数NEが低い、つまり低回転でエ
ンジン100を運転している場合、回転補正進角NTR
_COMPが負の値に設定されるので、スパークプラグ
18に供給される点火時期となる最終制御量RLSA_
ADJは、エンジン回転数NEに基づいて補正を行わな
い場合に比べて、進角側に移動して、図4に太い実線で
示すように、例えばタイミングライトで確認する実際の
点火時期と演算点火時期REAL_SAとを略一致させ
ることができる。同様にして、エンジン回転数NEが高
い場合にあっても、演算点火時期REAL_SAを適正
に補正するので、実際の点火時期と最終制御量RLSA
_ADJによって点火された際の演算点火時期REAL
_SAとを略一致させることができる。
【0018】したがって、スパークプラグ18に印加す
る実際の点火信号やタイミングライトにより点火時期を
確認することなく、最終制御量RLSA_ADJによっ
て点火された際の演算点火時期REAL_SAを確認す
ることにより点火時期を把握することができる。このた
め、点火時期の調整が容易になるとともに、迅速に故障
原因を解析することができる。
【0019】なお、本発明は以上に説明した実施例に限
定されるものではない。その他、各部の構成は図示例に
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々変形が可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、機関回
転数に応じて演算した点火時期を補正するので、演算し
た点火時期と実際の点火時期とを略一致させることがで
きる。したがって、実際の点火信号やタイミングライト
での点火時期を確認する作業の必要性がなくなり、決定
した点火時期から実際の点火時期を把握することがで
き、作業を簡素化することが可能になるとともに、故障
原因の解析を迅速にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用されるエンジンの概略
構成説明図。
【図2】同実施例の概略フローチャート。
【図3】同実施例の回転補正進角のエンジン回転数に対
する値を示すグラフ。
【図4】同実施例の作用説明図。
【符号の説明】
6…電子制御装置 7…中央演算処理装置 8…記憶装置 9…入力インターフェース 11…出力インターフェース 14…カムポジションセンサ 18…スパークプラグ
フロントページの続き (72)発明者 竹田 正朗 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 Fターム(参考) 3G022 BA01 CA06 CA08 DA00 EA07 FA03 GA01 GA02 GA05 GA09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の運転状態に基づいて演算した点
    火時期とその演算した点火時期により点火した際の実際
    の点火時期との差から機関回転数を基準とする補正量を
    設定し、 機関回転数を検出し、 検出した機関回転数に基づいて決定した補正量により演
    算した点火時期を補正して点火時期を決定することを特
    徴とする内燃機関の点火時期補正方法。
JP10244107A 1998-08-28 1998-08-28 内燃機関の点火時期補正方法 Pending JP2000073922A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10244107A JP2000073922A (ja) 1998-08-28 1998-08-28 内燃機関の点火時期補正方法

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ID=17113868

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