JP2000073465A - 建物の冷房方法および装置 - Google Patents

建物の冷房方法および装置

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JP2000073465A
JP2000073465A JP24407698A JP24407698A JP2000073465A JP 2000073465 A JP2000073465 A JP 2000073465A JP 24407698 A JP24407698 A JP 24407698A JP 24407698 A JP24407698 A JP 24407698A JP 2000073465 A JP2000073465 A JP 2000073465A
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義兼 小西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランニングコストを低くして必要な冷房を行
なうことができ、自然破壊につながる冷媒の使用を少な
くすることができるようにした技術の提供。 【解決手段】 室内の空調設備を有する建物1の屋根2
上に適宜間隔で配置された散水用のノズル9と、ノズル
9に連通された自動交互式加圧ポンプ11と、自動交互
式加圧ポンプ11に連通された貯留タンク17と、貯留
タンク17に補水する受水タンク16と、ノズル9の散
水による建物室内の温度調整を補助するように前記空調
設備を稼働させる自動制御盤34と、を備えている構
成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根散水と空調設
備の併用による量販店・工場など大型の建物を冷房する
のに適した方法および装置に属し、特に空調設備は屋根
散水による冷房時の室温調整を補助するように適宜稼働
させることにより、ランニングコストの低減を図ること
ができるようにした冷房方法およびその冷房装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の量販店など大型の建物では、一階
床面積を大きく取った平家建てが多く、この場合、その
屋根は金属の折り板やスレートなどと断熱材との組み合
わせで形成されたものが多い。そして、このような量販
店では、生鮮食品や冷凍食品などの取り扱いが多い上
に、人の出入りも多く、従ってその空調設備も必須のも
のとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな一階床面積を大きく取った平家建てで、しかも金属
の折り板などで葺いたような屋根を有する建物では、焼
けた金属板(60℃内外に達する場合がある)からの輻
射熱が室内へ与える影響は大変に大きなものとなってい
る。また、室外機でその冷媒を冷却するのも外気で行な
うものであるから、外気温度が高ければ高い程冷媒再生
の効率が落ちることになる。このようなことから、前記
のような輻射熱が室内に大きく影響し、また生鮮食品や
冷凍食品などを取り扱い、人の出入りが多いような建物
では、容量の大きい空調設備を使用してその運転を頻繁
に行なう必要があり、このため、この空調設備による消
費電力量も大変大きなものとなっている。従ってそのイ
ニシャルコストやランニングコストにかかる負担が大変
大きいという問題があった。また、その空調設備には揮
発し易い冷媒を使用しているものであるが、その冷媒は
自然破壊の一因になるといわれているものであり、設置
時の検査では発見できない程度の微細な漏洩や古い設備
の廃棄などによって外部に排出される可能性のあるよう
な冷媒を、空調設備の大きな容量の分、多く使用しなけ
ればならないなどの問題もある。
【0004】本発明はかかる従来の問題点を解決するた
めになされたものであって、その目的とするところは、
特にランニングコストを低くして必要な冷房を行なうこ
とができ、また、自然破壊につながる冷媒の使用を少な
くし、地球の温暖化防止に役立つことができるようにし
た建物の冷房方法とその冷房装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を解決するため
の手段として、本発明請求項1記載の建物の冷房方法に
あっては、室内の空調設備を有する建物の屋根にポンプ
で散水して室温の調整を行ない、前記空調設備はこの散
水による室温の調整を補助するように適宜稼働させるこ
とを特徴とする。
【0006】請求項2記載の建物の冷房方法にあって
は、請求項1記載の建物の冷房方法において、前記屋根
散水した後の排水を回収して不足分を追加しながら循環
使用することを特徴とする。
【0007】請求項3記載の建物の冷房装置にあって
は、室内の空調設備を有する建物の屋根上に適宜間隔で
配置された散水用のノズルと、前記ノズルに連通された
給水ポンプと、前記給水ポンプに連通された貯留タンク
と、前記貯留タンクに補水する補水手段と、前記ノズル
の散水による建物室内の温度調整を補助するように前記
空調設備を稼働させる制御部と、を備えていることを特
徴とする。
【0008】請求項4記載の建物の冷房装置にあって
は、請求項3記載の建物の冷房装置において、前記屋根
回りに雨水排水設備を設けると共に、該雨水排水設備と
前記貯留タンクを連通させる回収路を備えていることを
特徴とする。
【0009】請求項5記載の建物の冷房装置にあって
は、請求項3または請求項4記載の建物の冷房装置にお
いて、前記ノズルは屋根に対し上向き散水するように設
置されていることを特徴とする。
【0010】請求項6記載の建物の冷房装置にあって
は、請求項3ないし請求項5のうちいずれかの項に記載
の建物の冷房装置において、前記補水手段は地下水の揚
水ポンプと受水タンクおよびこの受水タンクを前記貯留
タンクに連通させる補水ポンプとを有することを特徴と
する。
【0011】請求項7記載の建物の冷房装置にあって
は、請求項3ないし請求項6のうちいずれかの項に記載
の建物の冷房装置において、前記補水手段が揚水ポンプ
と前記給水ポンプとを連通させるバイパス回路を有する
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1および請求項3記載の発明では、屋根
に散水された水は気化する時の蒸発熱を屋根面から奪っ
て冷却し、あるいは排水されながら屋根面温度と一致す
るまで屋根面を冷却する。従って、屋根面から逆に室内
空気の温度を吸収し室内を冷却することになる。これを
朝、つまり太陽の輻射熱が低い頃からほぼ屋根全面にて
行なうと、散水だけで室内を長時間極めて効率よく冷房
することができる。また、その太陽の輻射熱が大きくな
って散水のみの冷房では不足する時点で空調設備を運転
させると、この空調設備の運転はその不足分だけ補えば
よいことになる。尚、本発明では、散水が蒸発するまで
ポンプを一時停止させるような間欠運転にて冷房させた
り、または散水の全ての蒸発を待たず連続運転させるこ
とにより、冷房させることができる。また、これらを組
み合わせることもできる。
【0013】請求項2および請求項4記載の発明では、
貴重な水を繰り返し使用し、資源の無駄づかいを防止す
る。また、通常、建物の回りには雨水の排水設備が必要
であり、本発明はそれを利用できるから、新たに必要と
する設備も少なくて済み経済的である。
【0014】請求項5記載の発明では、ノズルに上向き
散水させると、散水は落下時点で拡散し、屋根全面を少
ないノズルで効率的に散水することができる。このた
め、ノズルはパイプが単に屋根面を這うようにして配置
できるから、取り付け構造は極めて簡単となる。
【0015】請求項6記載の発明では、散水後蒸発によ
り減少した循環水に必要分のみを補充するから、資源の
無駄使いを防止し、また装置の小型化と消費電力の低減
を達成することができる。
【0016】請求項7記載の発明では、散水して建物を
冷房中の循環水が時間の経過で温度上昇し、または太陽
の輻射熱が強くなった時、バイパスを経由して地下水を
直接ノズルに供給して散水させることにより、常時17
〜18℃程度を維持した地下水温度にて、強力に冷房力
を強化することができる。このため、盛夏であっても空
調設備の運転を短縮させ、ランニングコストを低減させ
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態にかかる冷房装置を設置した建物示す正面図、図2は
同平面図、図3は冷房装置の上流側設備を示す説明図、
図4は同下流側設備を示す説明図である。図中1はスー
パーマーケットの建物であり、平屋建ての屋根2はカラ
ートタンの折り板3で葺かれ、室内とは天井板と断熱材
とで仕切られている。
【0018】また、4は屋根2の周囲に巡らした軒樋、
5は軒樋4と地中に配置した排水路6とを連通させる縦
樋、7は前記排水路6の終端に配置された会所桝であ
る。従って、屋根に降った雨水などは最終的にこの会所
桝7に集合させられる。8は本冷房装置の上流側設備、
9は長尺なパイプにオリフィス10を略1m間隔で配置
したノズルであり、前記オリフィス10は、散水時に水
が霧化しない程度の細さで吐出する大きさのものとし、
屋根外に飛散するのを防止する。11は自動交互式加圧
ポンプであって前記上流側設備8とノズル9とを連通す
る供給路12の途中に配置されている。このポンプ11
は前記ノズルが略1.5〜1m程度の高さまで水を噴射
可能な容量のものが適当である。13は前記供給路12
の分岐路であって、略1m間隔で平行配置された前記ノ
ズル9を左右から係脱自在にジョイント14させてい
る。これは後日ノズルが古くなった時、容易に取り換え
補修できるようにしたものである。
【0019】前記上流側設備8は、ボーリングの井戸1
4に挿入された水中ポンプ15と、前記水中ポンプ15
を補水手段とし揚水した地下水を受水するタンク16
と、略10ton程度の貯留能力のある貯留タンク17
と、前記受水タンク16と貯留タンク17の間に配置さ
れた給水ポンプ18と、貯留タンク17と前記自動交互
式加圧ポンプ11との間に配置されたろ過機19と、電
磁弁20の操作により地下水を前記貯留タンク17を通
さずに給水ポンプ18をろ過機19側に直接連通させる
バイパス21と、受水タンク16の入り側に連通された
滅菌器22とを備えている。前記滅菌器はレジオネラ菌
や一般細菌の滅菌用であり、万一散水の微粒子が飛散し
ても安全を確保するためのものである。尚、43は前記
水中ポンプ15の代わりに建物の大きさに応じて配置し
てもよい給水ポンプである。
【0020】また、23は本冷房装置の下流側設備であ
り、前記会所桝7に設置された水中ポンプ24と、ろ過
器25と、回収タンク26と、クーリングタワー27
と、回収用ポンプ28と、をこの順に接続して設けられ
ている。そして、前記回収用ポンプ28が回収路29に
よって前記上流側設備8の貯留タンク17に連通される
ことにより、循環路が形成されている。前記ろ過器25
は二台図示しているが、その台数は任意に設定できる。
尚、図中30は水位検知器、31は圧力調整バルブであ
る。
【0021】また、33は空調設備の室外機、34はこ
の室外機33と散水用冷房装置の制御を行なう自動制御
盤、35はこの自動制御盤34に接続された空調設備用
温度センサ、36は散水制御用温度センサ、37は雨降
センサである。
【0022】次に、本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、スーパーマーケットの開店前、自動制御盤34は空
調設備の室外機33を停止させ、太陽の輻射熱が少ない
時に自動交互式加圧ポンプ11を作動させ、ノズル9に
より屋根2への全面散水を始める。この散水された水は
屋根2を冷却した後、軒樋4と縦樋5および排水路6を
介して会所桝7に集められる。この会所桝7では、水位
検知器30の指示により水中ポンプ24が揚水し、ろ過
器25を介し回収タンク26にいったん回収し微細なご
みなどを沈殿させた後、回収用ポンプ28と回収路29
を介して貯留タンク17に戻される。尚、この場合、散
水は一定時間を定めて断続的に行ない、屋根を濡らした
水が気化するときの蒸発熱のみで屋根を冷却させるよう
にしてもよい。
【0023】外気温の上昇により散水の蒸発量が多くな
った結果、貯留タンク17内の水位が所定位置まで下が
った場合は、給水ポンプ18で受水タンク16から供給
させる。尚、この受水タンク16へは水中ポンプ15で
地下水を補給させる。
【0024】太陽の輻射熱が強くなり、循環させている
水の温度が高くなって冷却効果が低下し始めると、電磁
弁20を切り替え、受水タンク16の冷たい地下水をバ
イパス21を介して直接散水させる。この散水による冷
却だけでは室内の冷房設定値を維持できなくなった場
合、制御盤34は空調設備の室外機33を運転させる。
散水中に降雨があった場合は、雨降センサ37が散水を
停止させる。
【0025】尚、前記散水時、太陽の輻射熱が強くな
り、水の回収率が低下してきた場合、貯留タンクの水位
が低位置になるまで補給せず、その後は循環使用を停止
させると共に、受水タンク16の直接散水を行なってそ
の分のみを回収させ閉店時に貯留タンクが満水するよう
な制御を行なわせてもよい。
【0026】
【実施例】容積約3600m3 (屋根面積約720m2
)程度のスーパーマーケットにおいて、自動交互式加
圧ポンプ1.5kw、貯留タンク10t、受水タンク1
t,回収タンク0.5tの設備を設け実施した。午前8
時30分(外気温度33℃)から散水を開始し、空調設
備の停止中にもかかわらず午後0時30分過ぎまで散水
のみにて室温25℃を維持できた。 (比較例)図5〜図9は空調設備のみの稼働と、散水と
空調設備との組み合わせ稼働による比較を行なったもの
を示している。この比較においては、晴天が続き気温が
似ている二日に渡って、空調のみの日と散水と空調設備
との組み合わせの日を設け各所の温度を測定したもので
ある。図中気温とあるのは外気温度、室温上、中、下と
あるのはそれぞれ室内の天井側、ひとの高さ程度、床面
に近い所を示す。また、空調Dとあるのは空調の吹き出
し口で外気に極めて近い所である。この比較例において
は、空調Dの一時期を除き、散水主体の運転が全て空調
のみの冷房効果に勝っており、また午後0時30分(図
では12:30の表示)頃までの外気温では散水のみで
処理することができ、かつこれ以上の外気温度の場合で
も容量の小さな空調設備を備えれていれば十分対応でき
ることが判る。
【0027】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれる。例えば散水は下向き散
水やスプリンクラーによる散水でもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載の建物の冷房方法および請求項3記載の建物の冷
房装置にあっては、前記構成としたため、散水だけで室
内を長時間極めて効率よく冷房することができる。ま
た、地上のポンプは屋根上まで揚水してノズルから適宜
散水できる容量があればよいから、空調設備に比べ消費
電力を小さくすることができ、ランニングコストを低減
させることができる。また、空調設備の容量も小さなも
ので済むから、自然破壊につながるような冷媒の使用を
少なくし自然環境を保護することができるなどの効果が
得られる。
【0029】請求項2記載の建物の冷房方法および請求
項4記載の建物の冷房装置にあっては、前記構成とした
ため、貴重な水を繰り返し使用し、資源の無駄づかいを
防止することができる。また、通常、建物の回りには雨
水の排水設備が必要であり、本発明はそれを利用できる
から、新たに必要とする設備も少なくて済み経済的であ
るなどの効果が得られる。
【0030】請求項5記載の建物の冷房装置にあって
は、前記構成としたため、ノズルに上向き散水させる
と、散水は落下時点で拡散し、屋根全面を少ないノズル
で効率的に散水することができる。また、このため、ノ
ズルはパイプが単に屋根面を這うようにして配置できる
から、取り付け構造は極めて簡単となるなどの効果が得
られる。
【0031】請求項6記載の建物の冷房装置にあって
は、前記構成としたため、散水後蒸発により減少した循
環水に必要分のみを補充するから、資源の無駄使いを防
止し、また装置の小型化と消費電力の低減を達成するこ
とができるなどの効果が得られる。
【0032】請求項7記載の建物の冷房装置にあって
は、前記構成としたため、散水して建物を冷房中の循環
水が時間の経過で温度上昇し、または太陽の輻射熱が強
くなった時、バイパスを経由して地下水を直接ノズルに
供給して散水させることにより、常時17〜18℃程度
を維持している地下水温度にて強力に冷房力を強化する
ことができる。また、このため、盛夏であっても空調設
備の運転を短縮させ、ランニングコストを低減させるこ
とができるなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施の形態の冷房装置を設置した建物
を示す正面図である。
【図2】一実施の形態の冷房装置を設置した建物を示す
平面図である。
【図3】冷房装置の上流側設備を示す説明図である。
【図4】冷房装置の下流側設備を示す説明図である。
【図5】(イ)は測定時間11時30分の比較例を示す
グラフ図である。(ロ)は測定時間12時30分の比較
例を示すグラフ図である。
【図6】(イ)は測定時間13時30分の比較例を示す
グラフ図である。(ロ)は測定時間14時30分の比較
例を示すグラフ図である。
【図7】(イ)は測定時間15時30分の比較例を示す
グラフ図である。(ロ)は測定時間16時30分の比較
例を示すグラフ図である。
【図8】(イ)は測定時間17時30分の比較例を示す
グラフ図である。(ロ)は測定時間18時30分の比較
例を示すグラフ図である。
【図9】測定時間19時30分の比較例を示すグラフ図
である。
【符号の説明】
1 スーパーマーケット(建物) 2 屋根 6 排水路 8 上流側設備(冷房装置) 9 ノズル 11 自動交互式加圧ポンプ(ポンプ) 15 水中ポンプ(補水手段) 16 受水タンク(補水手段) 17 貯留タンク 21 バイパス 23 下流側設備(冷房装置) 29 回収路 33 室外機(空調設備) 34 自動制御盤(制御部)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の空調設備を有する建物の屋根にポ
    ンプで散水して室温の調整を行ない、前記空調設備はこ
    の散水による室温の調整を補助するように適宜稼働させ
    ることを特徴とする建物の冷房方法。
  2. 【請求項2】 前記屋根散水した後の排水を回収して不
    足分を追加しながら循環使用することを特徴とする請求
    項1記載の建物の冷房方法。
  3. 【請求項3】 室内の空調設備を有する建物の屋根上に
    適宜間隔で配置された散水用のノズルと、 前記ノズルに連通された給水ポンプと、 前記給水ポンプに連通された貯留タンクと、 前記貯留タンクに補水する補水手段と、 前記ノズルの散水による建物室内の温度調整を補助する
    ように前記空調設備を稼働させる制御部と、を備えてい
    ることを特徴とする建物の冷房装置。
  4. 【請求項4】 前記屋根回りに雨水排水設備を設けると
    共に、該雨水排水設備と前記貯留タンクを連通させる回
    収路を備えていることを特徴とする請求項3記載の建物
    の冷房装置。
  5. 【請求項5】 前記ノズルは屋根に対し上向き散水する
    ように設置されていることを特徴とする請求項3または
    請求項4記載の建物の冷房装置。
  6. 【請求項6】 前記補水手段は地下水の揚水ポンプと受
    水タンクおよびこの受水タンクを前記貯留タンクに連通
    させる補水ポンプとを有することを特徴とする請求項3
    ないし請求項5のうちいずれかの項に記載の建物の冷房
    装置。
  7. 【請求項7】 前記補水手段が揚水ポンプと前記給水ポ
    ンプとを連通させるバイパス回路を有することを特徴と
    する請求項3ないし請求項6のうちいずれかの項に記載
    の建物の冷房装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100316390B1 (ko) * 1999-04-28 2001-12-12 조주순 비산방진 하역창고
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