JP2000073209A - 着衣を簡単かつ確実にする予防衣 - Google Patents

着衣を簡単かつ確実にする予防衣

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JP2000073209A
JP2000073209A JP11103105A JP10310599A JP2000073209A JP 2000073209 A JP2000073209 A JP 2000073209A JP 11103105 A JP11103105 A JP 11103105A JP 10310599 A JP10310599 A JP 10310599A JP 2000073209 A JP2000073209 A JP 2000073209A
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locked
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waist
holding
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JP11103105A
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Akio Ichihara
昭夫 市原
Fumiko Ichihara
富美子 市原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隔離病室等の不潔区域に出入りする際の予防
衣の着脱操作を簡単にすると共に、正常に着衣していな
いと着心地が悪く、作業不能の状態にさせて、予防衣の
着用を強制的かつ確実にさせる。 【解決手段】 予防衣の首回りに袋状の保持部を取り付
け、輪状バネ状の首枠を挿脱自在に取り付けると共に、
腰回りにも輪状バネ状の腰枠を挿脱自在に取り付け、首
枠および腰枠により予防衣を体に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予防衣に関し、詳
しくは着脱が簡単で、正しい着衣法が確実且つ強制的に
行われる予防衣に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、予防衣を着用する際には、首回り
および腰回りの左右に取り付けた紐を結んで予防衣を固
定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】MRSAや出血性大腸
菌(O−157)その他の感染性の細菌に汚染された不
潔区域に入る際は、感染防止のために予防衣を着用しな
ければならない。薬剤耐性菌の感染の場合、抵抗が減弱
している患者が発症すると、症状は遷延して重症化し、
致死的であることも多い。MRSA感染を例に挙げてみ
ると、肺炎や腸炎や広範囲皮膚感染の症例では、検出さ
れたコロニー数が非常に少なく、患者が発症していない
場合であっても、患者の隔離が必要とされている。隔離
からの解除は、菌の陰性化の後に1〜2週間にわたって
2〜3回の検査を繰り返し、菌が確実に消失しているこ
とを確認した後でなければならない。薬剤耐性菌(MR
SA等)の感染の場合、交差感染の防止の為の患者の長
期間の隔離は稀でなく、隔離された患者は精神的にも肉
体的にも健康人が想像する以上の苦痛に耐えることを余
儀なくされる。加えて、除菌のための抗菌剤の投与等の
治療は長期にわたり、そのための医療費の増大が避けら
れない。不潔区域に出入りする際には必ず予防衣を着用
することが感染防止の基本であるが、残念なことに感染
防止のための予防衣の正しい着用が全ての医療現場で守
られているのではない。その理由はひとえに、予防衣の
着脱の煩雑さに因るものである。従来のように予防衣を
紐で結んで身体に固定する方法では、着衣に際して、予
防衣を吊り下げるために結んである紐を一且解く動作が
あり、次いで、予防衣を着用して固定するために紐を結
ぶ動作がある。また、脱衣の際には紐を解いて脱衣し、
解いた紐を再び結んで予防衣をハンガーに吊り下げる動
作がある。従って、従来の方法では、不潔区域内への1
回の出入りにつき4回の紐を解いたり結んだりする動作
が必要である。治療や看護や介護のために不潔区域内に
頻繁に出入りする場合に、『紐を解いて結び、再び、解
いて結ぶ動作』の煩雑さ故に紐を結ばずに不完全な着衣
方法で不潔区域に出入りする者が多い。その場合には、
衣服が予防衣によって完全に覆われないため、露出した
衣服が汚染部位に触れて汚染されることに因る交差感染
の危険性は避けられない。また、脱衣に際して紐を解く
際に汚染された手で紐に触れること、また、首回りの紐
を解く際に汚染された予防衣の袖が頭髪や顔面に触れる
ことによる汚染が避けられない。極微な細菌は肉眼では
目視不可能であり、自己の衣服が細菌に汚染されたか否
かを肉眼で確認する方法はない。加えて、汚染から発症
までに時間差があることから、患者の発症が自己の不潔
操作に起因することを認識することは不可能である。医
学的な清潔操作の習熟と、清潔観念あるいは義務観を持
つことが汚染による交差感染の防止には必須であるが、
医療関係者全員にそのような職業的倫理観を期待するこ
とは不可能である。従って、着用方法が正しくないと使
用に耐えないか、あるいは、着用方法が正しくないと着
用者自身が苦痛を感じるような予防衣を使用させる以外
に、汚染防止のための正しい着衣方法を着用者全員に徹
底することは不可能である。
【0004】この発明は簡単な方法により、予防衣の着
用に際して紐を結ぶ動作をなくすと共に、正しく着用し
ないと予防衣が身体の前面に筒状になってぶら下がり、
着心地の悪さに加えて着用者が作業に耐えられない状態
にさせることにより、その予防衣は正しく着用しなけれ
ば苦痛であることを実感させ、予防衣を正しく確実かつ
強制的に着用させることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
首回りおよび腰回りに、一端が開口した細長い袋状の保
持部を縫い付けると共に、環状でバネ状の首枠および腰
枠を、保持部に挿脱自在に挿入し、開口部に延設した弁
に設けた被係止部および保持部に設けた係止部により、
保持部を閉鎖して首枠および腰枠を保持するものであ
る。
【0006】請求項2記載の発明は、一端に幅の略半分
の切れ目を入れた細長い布片を、縦半分に折り畳んで細
長い袋を形成し、前記袋の一端に形成された弁にスナッ
プ・ボタン等の被係止部を設け、開口部を折り畳んだ際
に被係止部が当たる保持部の位置に、スナップ・ボタン
等の係止部を取り付けた保持部を、予防衣の首周り(腰
周り)に取り付け、バネ状の首枠(腰枠)を着脱自在に
保持したものである。
【0007】請求項3記載の発明は、予防衣の首回りお
よび腰回りの両側に盲管状の保持部を開口部を内側にし
て取り付けると共に、中央部に弁状片を設け、環状でバ
ネ状の首枠および腰枠を、保持部および弁状片で挿脱自
在に保持するものである。
【0008】請求項4記載の発明は、一枚の布片に切れ
目を入れて両縁を縫い付け両側に盲管状の保持部を形成
すると共に、中央部に弁状片を形成したもので、予防衣
に取り付け、環状でバネ状の首枠および腰枠を、保持部
および弁状片で着脱自在に保持固定するものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、袋状の保持部に
収容したバネ状の首枠で予防衣の首回りを首に固定し、
同様にバネ状の腰枠で予防衣の腰回りを腰に固定するこ
とができる。
【0010】請求項2記載の発明によれば前項の作用に
加えて、細長い布片に一端に幅の略半分の切れ目を設け
る操作で、弁および袋状の保持部を形成する。
【0011】請求項3記載の発明によれば、保持部の中
央部分を開閉することにより、バネ状の首枠で予防衣の
首回りを首に固定し、バネ状の腰枠で予防衣の腰回りを
腰に固定する。
【0012】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の作用に加えて、保持部および弁状片を、連続した一
枚の布片に形成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図1(a)はこの発明の
実施例を示す斜視図で、予防衣の首回りに図2(a)
(b)に示す輪状のバネで構成した首枠Aを挿入できる
保持部A1を縫着部X1で取り付けると共に、予防衣の
腰回りの内側に図2(c)(d)に示す輪状のバネで構
成した腰枠Bを挿入できる保持部B1を縫着部X2で取
り付けたものである。図1(b)は予防衣の丸襟に保持
部A2を取り付けた予防衣を上から見た図である。
【0014】ここで、保持部A1(B1)について説明
する。図3(a)は保持部の展開図で、細長い布片Lを
折れ線N1に沿って縦半分に折り畳み、図3(b)のよ
うに両縁を縫い目P1で縫い付けて閉じる。次いで、端
を折り目N2で折り畳み、縫い目P2で縫い付けて閉じ
る。保持部は図3(a)、(b)に示すように開口部1
に弁2を延設して設け、弁2にスナップ・ボタン等の被
係止部3を設ける。また、図3(b)に示すように、開
口部1を折り畳んだ際に被係止部3が当たる保持部の位
置に、スナップ・ボタン等の係止部4を設け、図3
(c)に示すように被係止部3を係止部4に掛け止める
ようにする。図3(d)は保持部を予防衣の裏に縫い付
ける方法を示す正面図である。保持部は弁1および開口
部1が予防衣の縁から突出するように、また、袋底5が
予防衣の縁にくるように縫着部X3で縫い付ける。この
縫い方により、保持部の端が折り畳まれるので、被係止
部3を係止部4に掛け止めると、開口部1から首枠(腰
枠)が飛び出すことを防止できる。
【0015】保持部A1(B1)のその他の方法につい
て説明する。図7(a)は保持部の展開図で、細長い布
片L6を折れ線N6に沿って縦半分に折り畳み、図7
(b)のように両縁を縫い目P6で縫い付けて閉じる。
次いで、端を折り目N66で折り畳み、縫い目P6で縫
い付けて閉じる。この際、図7(a)、(b)に示すよ
うに布片L6の一端に折り目N6に至る切れ目M6を設
けておく。弁26にスナップ・ボタン等の被係止部36
を設ける。また、図7(b)に示すように、開口部16
を折り畳んだ際に被係止部36が当たる保持部の位置
に、スナップ・ボタン等の係止部4を設け、図7(c)
に示すように被係止部36を係止部46に掛け止めるよ
うにする。図7(d)は保持部を予防衣の裏に縫い付け
る方法を示す正面図である。保持部は弁16および開口
部16が予防衣の縁から突出するように、また、袋底5
6が予防衣の縁にくるように縫着部X6で縫い付ける。
この縫い方により、保持部の端が折り畳まれるので、被
係止部36を係止部46に掛け止めると、開口部16か
ら首枠(腰枠)が飛び出すことを防止できる。
【0016】図2(a)は首枠Aの平面図で(b)は側
面図、(c)は腰枠Bの平面図、(d)は側面図、
(e)(f)は首枠A(腰枠B)の両端部を示す側面図
である。首枠Aは予防衣の首回りに着脱自在に取り付け
て予防衣を首に保持する、切れ目を有する輪状のバネで
ある。同様に、腰枠Bは予防衣の腰回りに取り付けて予
防衣を腰に保持する、切れ目を有する輪状のバネであ
る。首枠A(腰枠B)はバネの開口端に膨大部K1(K
2)を形成する。膨大部K1(K2)は図2(e)に示
すように球状としたり、図2(f)に示すように両端を
折り曲げて輪状にしたものである。このようにすると、
首枠A(腰枠B)を後述する保持部A1(保持部B1)
に円滑に挿入することができると共に、首枠A(腰枠
B)による保持部A1(保持部B1)の袋底5の破損を
防止する。なお、首枠Aの両先端に近い部分を外側に反
った形にすると、予防衣を首から円滑に外すことができ
る。また、腰枠Bは、図2(c)、(d)に示すよう
に、輪の両端が互いに重なるように形成すると、使用時
以外には輪が縮小しコンパクトになる。首枠A(腰枠
B)は、金属や合成樹脂で作成した円形断面や薄板のバ
ネを使用する。金属バネ材としては鋼線(硬鋼線、ピア
ノ線、ステンレス鋼線等)の適当な材料を使用する。バ
ネ鋼やステンレスバネ鋼やピアノ線等を合成樹脂で被覆
し、もしくは塗料を塗布あるいは防錆処理を施して使用
することもできる。首枠Aや腰枠Bは抗菌処理、抗カビ
処理を施すとよい。また、首枠A(腰枠B)の断面の径
は大きくなるが、合成樹脂のバネを利用することができ
る。
【0017】図4に示す実施例について説明する。図4
(a)(b)に示すように、細長い布片を首回りに縫い
付けて中空の保持部A2を形成する際、中空の保持部A
2の一端を閉鎖して袋底51とし、筒状の保持部A2の
開口部11を内側に向けて、襟ぐりの両側に縫着(接
着)して中空の保持部A2形成する。また、両側の保持
部A2の間に於いて、弁21の一端を襟ぐりに縫着(接
着)し、弁21の遊離縁にスナップ・ボタンなどの被係
止部31を設けると共に、弁21の襟ぐりに接する部分
にスナップ・ボタンなどの係止部41を設ける。弁状片
E1の被係止部31を係止部41に掛け止めると、弁2
1は両側の保持部A2に連なって平らな中空構造を形成
する。図4(c)は予防衣の腰回りに筒状の保持部A3
と弁22を設けた図である。図4(c)に示すように、
細長い布片を腰回りに縫い付けて筒状の保持部A3を形
成する際、筒状の保持部A3の一端を閉鎖して袋底52
とし、筒状の保持部A3の開口部12を内側に向けて、
袋底52を外側にして、保持部A3を腰回りの両側に取
り付ける。また、両側の保持部A3の間に於いて、弁2
2の一端を前身頃の腰回りに縫着(接着)し、弁22の
遊離縁にスナップ・ボタンなどの被係止部32を設ける
と共に、弁22の固定部にスナップ・ボタンなどの係止
部42を設ける。弁22の被係止部32を係止部42に
掛け止めると、弁22は両側の保持部A3に連なった中
空構造を形成する。
【0018】図5は中空の保持部を形成するその他の方
法を示すものである。図5(a)は保持部の展開図で、
(b)は保持部の正面図である。図5(a)では、細長
い布片L1の中央部分を残して両側に、布片L1の幅の
略半分に切れ目Mを入れ、中央部分の両縁に対称的に数
個のスナップ・ボタンなどの被係止部33と係止部43
を取り付け、被係止部33と係止部43を掛け合わせる
と平らな筒が形成されるようにする。布片L1を折り目
P3で折り畳み、次いで、折り目P4で折り畳み、縫い
目N3に沿って布片Lの両縁を縫い付けると共に、布片
Lの両端を縫い目N4で縫い付ける。こうすることによ
り、図(b)に示すように、両端が閉鎖されて袋底53
であり、内側は弁23に接した開口部13で開口し、中
央部に弁23を有する平らな筒状の保持部A4が形成さ
れる。弁23に設けた被係止部33と係止部43を掛け
合わせると、両側の筒状の保持部A4と一連の筒状部が
形成される。
【0019】図6は筒状の保持部を形成するその他の方
法を示すものである。図6の実施例では、短い布片L2
を予防衣の腰回りの両側に於いて、内側を開放して外側
と上下縁を腰回りに縫い付ける。また、中央部に弁24
を縫い付け、弁24の遊離縁と予防衣の前身頃にスナッ
プ・ボタンなどの被係止部34と係止部44を取り付
け、被係止部34と係止部44を掛け合わせると平らな
筒が形成されるようにしたものである。
【0020】図8はその他の実施例で、図8(a)は予
防衣の後正面の斜視図で、図8(b)は首枠の斜視
図、、図8(c)は腰枠の斜視図を示す。図8に示す実
施例では、予防衣の首回りにスナップ・ボタン等の係止
部F1を設けると共に、首枠の周囲に予防衣の首回りに
設けた係止部F1に係止する被係止部F2を設ける。同
様に、予防衣の腰回りにスナップ・ボタン等の係止部F
3を設けると共に、首枠の周囲に予防衣の首回りに設け
た係止部F3に係止する被係止部F4を設ける。係止部
F1と被係止部F2は自由に係止自在とする。同様に、
係止部F3と被係止部F4は自由に係止自在とする。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、予防衣の
着用に際して紐を結んだり解いたりする必要がない。従
って、予防衣の着脱は簡単であり、脱衣の際に汚染され
た予防衣の袖が頭髪や顔面に触れることもない。更に、
正しく着用しないと、予防衣は身体の前面に於いて筒状
になって垂れ下がって、着用者自身の着心地の悪さに加
えて、着用者が作業に耐えられない状態になる。従っ
て、予防衣の着用は確実で且つ強制的であり、正しく着
用せざるを得なくなる。また、保持部を裏返しにするこ
とにより、予防衣の表を外側(外表)にすることも可能
であるし、表を内側(内表)にすることもできるので、
予防衣を不潔区域では外表に、清潔区域では内表にして
吊り下げることができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、第1項記載
と同様な効果を得ることができる他、細長い布片の一端
に切れ込みを設けることにより、簡単に保持部を形成す
ることができる。
【0023】請求項3記載の発明によれば、第1項記載
と同様な効果を得ることができる他、中央部分を開閉す
ることにより、首枠(腰枠)を容易に保持部に挿入固定
することができる。
【0024】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の効果に加えて、連続した一枚の布片に、予め保持部
および弁状片を形成しておけるので、予防衣への取り付
けが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の予防衣の後正面の斜視図。 (b)丸襟の予防衣の平面図。
【図2】(a)首枠の平面図。 (b)首枠の側面図。 (c)腰枠の平面図。 (d)腰枠の側面図。 (e)首枠(腰枠)の一部拡大図。 (f)首枠(腰枠)の一部拡大図。
【図3】(a)要部の展開図。 (b)要部の正面図。 (c)要部の正面図。 (d)予防衣の腰周りに保持部を取り付けた正面図。
【図4】(a)首回りに於ける首枠の保持部の前面を示
す斜視図。 (b)首回りに於ける首枠の保持部の後面を示す斜視
図。 (c)腰回りに於ける腰枠の保持部を示す正面図。
【図5】(a)首枠(腰枠)の保持部の展開図。 (b)首枠(腰枠)の保持部の組み立て図。
【図6】その他の実施例の腰枠の保持部を示す予防衣の
展開図。
【図7】(a)要部の展開図。 (b)要部の正面図。 (c)要部の正面図。 (d)予防衣の腰周りに保持部を取り付けた正面図。
【図8】(a)その他の実施例の本発明の予防衣の後正
面の斜視図。 (b)その他の実施例の首枠の斜視図。 (c)その他の実施例の腰枠の斜視図。
【符号の説明】
A 首枠 B 腰枠 A1、A2、A3、A4 保持部 B1、B2、B3、B4 保持部 F1、F2 係止部 F3、F4 被係止部 K1、K2 膨大部 L、L1、L2、L6 布片 M、M6 切れ目 N1、N2、N3、N4、N6、N66 折り目 P1、P2、P3、P4、P6 縫い目 X1、X2、X3、X4、X5、X6 縫着部 1、11、12、13、16 開口部 2、21、22、23、24、26 弁 3、31、32、33、34、36 被係止部 4、41、42、43、44、46 係止部 5、51、52、53、54、56 袋底

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)細長い布を折り畳んで一端の開口部
    を残して周囲を縫着して閉じた袋状の保持部を首回りに
    取り付け、前記開口部に延設した弁に被係止部を設け、
    弁を保持部側に折り畳んだ際に被係止部に対応する保持
    部に係止部を設けると共に、前記保持部に輪状のバネよ
    りなる首枠を挿脱自在に挿入固定する。 (ロ)細長い布を折り畳んで一端の開口部を残して周囲
    を縫着して閉じた袋状の保持部を腰回りに取り付け、前
    記開口部に延設した弁に被係止部を設け、弁を保持部側
    に折り畳んだ際に被係止部に対応する保持部に係止部を
    設けると共に、前記保持部に輪状のバネよりなる腰枠を
    挿脱自在に挿入固定する。 以上のように構成したことを特徴とする着衣を簡単かつ
    確実にする予防衣。
  2. 【請求項2】(イ)細長い布片一端に布片の幅の略半分
    に切れ目を入れる。 (ロ)布片を長軸に沿って半分に折り畳んだ縁を縫い付
    けて閉じると共に一端を折り畳んで縫い付けて袋状に閉
    じる。 (ハ)切れ目より端側に形成された弁にスナップ・ボタ
    ン等の被係止部を設ける。 (ニ)布片と切れ目とで形成された開口部が、予防衣の
    後見頃の縁より数センチ突出するように、予防衣の腰回
    りに袋を取り付ける。 〔ホ)予防衣の縁を起点に保持部を折り畳んだ際、弁の
    被係止部に対応する保持部の位置に、スナップ・ボタン
    等の係止部を予め設ける。 〔ヘ)以上のように、保持部を形成する。 以上のように構成したことを特徴とする請求項1記載の
    着衣を簡単かつ確実にする予防衣。
  3. 【請求項3】(イ)襟ぐりの両側に盲管状の保持部を開
    口部を内側にして取り付ける。 (ロ)襟ぐりの中央部で両側の保持部の間に於いて、弁
    の一端を襟ぐりに取り付けると共に、被係止部を係止部
    に掛け止めた場合に、弁が両側の保持部の開口部を跨い
    で一連の筒状構造を形成するように、弁の遊離縁に被係
    止部を設けると共に、被係止部に対応する前身頃もしく
    は弁に係止部を設ける。 (ハ)腰回りの両側に後身頃に、盲管状の保持部を開口
    部を内側にして取り付ける。 (ニ)腰回りの中央部前身頃で両側の保持部の間に於い
    て、弁の一端を腰回りに取り付けるると共に、被係止部
    を係止部に掛け止めた場合に、弁が両側の保持部の開口
    部と一連の筒状構造を形成するように、弁の遊離縁に被
    係止部を設けると共に、被係止部に対応する前身頃もし
    くは弁に係止部を設ける。 (ホ) 保持部に挿脱可能な大きさで、切れ目を有する
    輪状のバネよりなる首枠(腰枠)を保持部に着脱自在に
    収納し、弁の被係止部と係止部を掛け止めて保持する。 以上のように構成したことを特徴とする請求項1記載の
    着衣を簡単かつ確実にする予防衣。
  4. 【請求項4】(イ) 細長い布片の長軸方向の中央部分
    を残して布片の幅の略半分に切れ目を入れ、布片の中央
    部分に弁を形成する。 (ロ) 弁の縁に被係止部を取り付け、弁の被係止部と
    対称部位に於いて、布片に係止部を取り付ける。 (ハ) 布片を短軸方向に折り畳み、弁を除く両縁と弁
    の対側を縫着(接着)する。 (ニ) 布片の長軸方向の両端を縫着(接着)して閉
    じ、内側は弁に接して開口させて両外側端が閉鎖された
    盲管とし、中央部に弁を設ける。 (ホ)弁の遊離縁に適当数個の被係止部を設け、後述の
    弁の被係止部を係止部に掛け止めた場合に、弁が両側の
    保持部の開口部と一連の筒状構造を形成するように、弁
    の遊離縁に被係止部を設けると共に、被係止部に対応す
    る布片の部分に係止部を設ける。 以上のように構成したことを特徴とする請求項1記載の
    着衣を簡単かつ確実にする予防衣。
JP11103105A 1998-03-07 1999-03-06 着衣を簡単かつ確実にする予防衣 Pending JP2000073209A (ja)

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JP11103105A Pending JP2000073209A (ja) 1998-03-07 1999-03-06 着衣を簡単かつ確実にする予防衣

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7023017B1 (ja) * 2020-12-28 2022-02-21 株式会社タップ 予防衣

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