JP2000072753A - 新規な2―アミノ―4―アルキルアミノピリミジン―3―オキシド類とそれを含有する組成物 - Google Patents

新規な2―アミノ―4―アルキルアミノピリミジン―3―オキシド類とそれを含有する組成物

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    • A61Q7/00Preparations for affecting hair growth

Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪の成長の誘発及び/又は刺激及び/又は
抜毛防止に有効な化合物を提供する。 【解決手段】 一般式(I): 【化1】 [上式(I)中、Rは、5〜20の炭素原子を有するア
ルキル基を表し、Zは水素原子又は-OR基を表し、
ここでRは1〜12の炭素原子を有するアルキル基を
表す]に相当する化学化合物、並びのそれらのアシル形
態又はそれらの酸付加塩を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2-アミノ-4-ア
ルキルアミノピリミジン-3-オキシドファミリーの新規
化合物、これらを含有する組成物及び毛髪の成長の誘発
及び/又は刺激及び/又は抜毛防止の活性成分としての
その用途に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ヒトの
毛髪の成長と再生は主として毛包の活動によって決ま
る。毛包の活動は周期的で、本質的に3段階、つまり成
長期、退行期及び休止期からなる。活性な成長期あるい
は成長段階は、数年間続き、その間に毛髪は伸長する
が、その次の非常に短く一時的な退行期は数週間続き、
ついで、休止期として知られている休止段階になり、こ
れが数ヶ月続く。休止期間の終わりに、毛髪が抜け落ち
て別のサイクルが再開する。頭髪は、このように絶えず
常に再生されており、頭髪をつくる約150000本の
毛のなかの約10%が休止していて数カ月間で生え替わ
る。
【0003】しかし、種々の原因によりかなりの一時的
又は完全な抜け毛が起こる。脱毛症は、本質的に毛髪の
再生障害によるもので、第1段階で毛髪の質、次に毛髪
の量が犠牲になって、サイクル周期が加速されることと
なる。うぶ毛の段階へのいわゆる「末期」毛の退行によ
って、頭髪が徐々に薄くなる。特に、男性では、側頭部
から前頭部の領域が影響を受けやすく、女性では、頭頂
部に散らばった脱毛症がみられる。
【0004】「脱毛症」という用語は、最終的な結果と
して、部分的又は全体的な永久的抜毛となる毛包のあら
ゆる種類の病訴をカバーするものである。非常に多くの
場合、早期の抜毛が、遺伝的に起こりやすい個体で生じ
ており、特に男性がその影響を受けている。早期の抜毛
は特に雄性発生又はアンドロゲン性、又はアンドロゲン
発生(androgeno-genetic)脱毛症に関係している。
【0005】化粧品又は製薬工業においては、脱毛症を
抑制又は低減し、特に毛髪の成長を誘発又は刺激する
か、抜毛を減少させ得る物質について、長年にわたって
研究がなされている。この観点から、確かに多数の非常
に広範な活性化合物が既に提供されており、例えば、米
国特許第4139619号と同4596812号に開示
されている2,4-ジアミノ-6-ピペリジノピリミジン-
3-オキシド、すなわち「ミノキシジル」、又はその多
数の誘導体、例えば、欧州特許出願第0353123
号、同0356271号、同0408442号、同05
22964号、同0420707号、同0459890
号及び同0519819号に開示されているものが提供
されている。一般に、既に公知のもの以外で、さらに強
い活性及び/又は低い毒性を有し得る活性化合物を入手
可能とすることは好ましくかつ有用なことである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】こ
の目的並びに他の目的は、次の一般式(I):
【化2】 [上式(I)中、Rは、5〜20の炭素原子を有するア
ルキル基を表し、Zは水素原子又は-OR基を表し、
ここでRは1〜12の炭素原子を有するアルキル基を
表す]に相当する2-アミノ-4-アルキルアミノピリミ
ジン-3-オキシドファミリーの新規化合物、並びのそれ
らのアシル形態又はそれらの酸付加塩に関する本発明に
より達成される。これらの化合物は、毛髪の成長の誘発
及び/又は刺激、及び/又は抜毛防止用の活性成分とし
て使用した場合に、著しい活性を示す。
【0007】ある種のポリ不飽和脂肪酸、特に20の炭
素原子を有するもの、例えばアラキドン酸、ジホモ−γ
−リノレン酸、又はエイコサペンタエン酸は、in vivo
において、生きている細胞、特に上皮細胞中に含まれて
いるある特定の酵素の作用によって、体に有用な他のエ
イコサノイド型の化合物に転換され得ることが知られて
いる。
【0008】そして、シクロオキシゲナーゼとして公知
の酵素は、上述した種々の脂肪酸、特にアラキドン酸か
ら、プロスタグランジン及びトロンボキサン型のエイコ
サノイドを生成し、リポキシゲナーゼとして公知の酵素
は、ロイコトリエン型のエイコサノイド及び20の炭素
原子を含有する他のヒドロキシル化非環式酸を形成する
ことが知られている。同じポリ不飽和脂肪酸(又は基質)
が与えられると、該脂肪酸が最初に反応する酵素の性質
により、いくつかの異なった代謝物、例えばプロスタグ
ランジン類及びロイコトリエン類が形成され得る。
【0009】シクロオキシゲナーゼ活性とは、ある種の
ポリ不飽和脂肪酸を、実際はかなり不安定で、続く代謝
経路に入るエンドペルオキシドである、環化された酸素
化生成物に転換させる酵素活性として定義することがで
きる。
【0010】ヘモタンパク質である、プロスタグランジ
ン-エンドペルオキシドシンターゼ、すなわちシクロオ
キシゲナーゼ(すなわちPGHS、EC1.14.99.1)は、このよ
うな活性を有する酵素の一例である。それは、プロスタ
グランジンの代謝経路の一つに関与している。
【0011】また、上述にて概略を述べた酵素的転換及
びその結果生じる種々の反応生成物が、頭髪及び/又は
体毛の成長のメカニズムにかなり影響を及ぼすことが知
られている。この点に関し、本出願人は、皮膚及び/又
は頭皮細胞において、シクロオキシゲン化又はリポキシ
ゲン化された2つの酵素経路の一方又は他方を促進させ
ることにより、体毛及び/又は頭髪の成長をかなり変化
させることが可能であることを見出した。このことは、
欧州特許出願第94-402055号の主題を形成して
いる。前記特許出願において、本出願人は一方の経路を
阻害剤を他方の経路の刺激剤と組合せた化合物の組合せ
を投与することにより、一方の経路を他方よりも促進さ
せることを本質的に推奨している。
【0012】さらに本出願人は、シクロオキシゲナーゼ
経路を促進させることにより、例えばPGHSを活性化
させ、リポキシゲナーゼ経路を阻害することにより、体
毛及び/又は頭髪の成長を促進し、及び/又は抜毛をコ
ントロールすることができることも見出している。
【0013】いくつかの代謝経路におけるこれら酵素の
関与とそれらの機能の調節解除により生じる結果から、
これらの酵素活性を増加又は低減させる能力を有する物
質を明らかにするため、多くの研究がなされている。特
に、アラキドン酸代謝産物、一酸化窒素、一酸化窒素供
与化合物、スタノゾロール、グルタチオン供与化合物、
カルシウムイオン透過担体、アントシアノシド類(antho
cyanosides)、バイオフラボノイド、血小板活性化因子
(PAF)、炎症誘発性サイトカイン剤及び細菌性エンド
トキシンが、シクロオキシゲナーゼ活性化因子の分野で
知られている。同様に、リポキシゲナーゼ阻害剤であっ
てシクロオキシゲナーゼ刺激剤でもあるという特徴を有
する6-クロロ-2,3-ジヒドロキシ-1,4-ナフトキノ
ン(CNDQ)を挙げることができる[シー・ジェイ・ベ
ドード(C.J. Bedord)ら、The Journal of Investigativ
e Dermatology、第81巻:566-571頁、1983]。
【0014】しかしながら、これらの物質の多くは広範
囲の機能スペクトルを有し、必然的にシクロオキシゲナ
ーゼに対する真の特異性を有さないといった欠点があ
る。この点に関し、この主題における文献には、様々な
説明が示されている。また、これらの物質は不安定であ
るか、その活性がその濃度に依存しており、このために
使用が困難であった。
【0015】よって、本出願人は、少なくともPGHS
活性を有し、シクロオキシゲナーゼ活性化因子の範疇に
入る新規化合物を探求した。鋭意研究を行ったところ、
本出願人は、驚くべきことに、また予期しないことに、
本発明の2-アミノ-4-アルキルアミノピリミジン-3-
オキシド類がPGHSを活性化する特性を有しているこ
とを見出した。さらに、4位にアルキル鎖が存在する
と、これらの化合物に改善された親油性が付与される。
このことは、抜毛の処置における活性剤としてのこれら
の化合物の利点を増大させるものである。
【0016】よって、本発明の主題は、次の一般式
(I):
【化3】 [上式(I)中、Rは、5〜20の炭素原子を有するア
ルキル基を表し、Zは水素原子又は-OR基を表し、
ここでRは1〜12の炭素原子を有するアルキル基を
表す]に相当する化合物、並びのそれらのアシル形態又
はそれらの酸付加塩にある。
【0017】本発明において、「アルキル基」という用
語は、炭化水素の分子から水素原子を一つ除去すること
により生じる直鎖状又は分枝状の非環式基、例えばメチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ド
デシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘ
キサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシル
又はエイコサデシル基を意味する。
【0018】本発明の好ましい実施態様の一つは、R
が6〜12の炭素原子を有するアルキル基、例えばヘキ
シル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシ
ル又はドデシル基であり得るものである。本発明の他の
好ましい実施態様は、Rが2〜6の炭素原子を有する
アルキル基、例えばエチル、プロピル、ブチル、ペンチ
ル又はヘキシル基であり得るものである。
【0019】本発明の化合物は、好ましくは: − 2-アミノ-4-ペンチルアミノピリミジン-3-オキ
シド、 − 2-アミノ-4-ヘキシルアミノピリミジン-3-オキ
シド、 − 2-アミノ-4-ヘプチルアミノピリミジン-3-オキ
シド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノピリミジン-3-オキ
シド、 − 2-アミノ-4-ノニルアミノピリミジン-3-オキシ
ド、 − 2-アミノ-4-デシルアミノピリミジン-3-オキシ
ド、 − 2-アミノ-4-ウンデシルアミノピリミジン-3-オ
キシド、 − 2-アミノ-4-ドデシルアミノピリミジン-3-オキ
シド、 − 2-アミノ-4-トリデシルアミノピリミジン-3-オ
キシド、 − 2-アミノ-4-テトラデシルアミノピリミジン-3-
オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンタデシルアミノピリミジン-3-
オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキサデシルアミノピリミジン-3-
オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプタデシルアミノピリミジン-3-
オキシド、 − 2-アミノ-4-オクタデシルアミノピリミジン-3-
オキシド、 − 2-アミノ-4-ノナデシルアミノピリミジン-3-オ
キシド、 − 2-アミノ-4-エイコサデシルアミノピリミジン-3
-オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンチルアミノ-6-メトキシピリミ
ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキシルアミノ-6-メトキシピリミ
ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプチルアミノ-6-メトキシピリミ
ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-メトキシピリミ
ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノニルアミノ-6-メトキシピリミジ
ン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-デシルアミノ-6-メトキシピリミジ
ン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ウンデシルアミノ-6-メトキシピリ
ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ドデシルアミノ-6-メトキシピリミ
ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-トリデシルアミノ-6-メトキシピリ
ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-テトラデシルアミノ-6-メトキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンタデシルアミノ-6-メトキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキサデシルアミノ-6-メトキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプタデシルアミノ-6-メトキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクタデシルアミノ-6-メトキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノナデシルアミノ-6-メトキシピリ
ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-エイコサデシルアミノ-6-メトキシ
ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンチルアミノ-6-エトキシピリミ
ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキシルアミノ-6-エトキシピリミ
ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプチルアミノ-6-エトキシピリミ
ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-エトキシピリミ
ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノニルアミノ-6-エトキシピリミジ
ン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-デシルアミノ-6-エトキシピリミジ
ン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ウンデシルアミノ-6-エトキシピリ
ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ドデシルアミノ-6-エトキシピリミ
ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-トリデシルアミノ-6-エトキシピリ
ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-テトラデシルアミノ-6-エトキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンタデシルアミノ-6-エトキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキサデシルアミノ-6-エトキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプタデシルアミノ-6-エトキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクタデシルアミノ-6-エトキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノナデシルアミノ-6-エトキシピリ
ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-エイコサデシルアミノ-6-エトキシ
ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンチルアミノ-6-プロピルオキシ
ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキシルアミノ-6-プロピルオキシ
ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプチルアミノ-6-プロピルオキシ
ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-プロピルオキシ
ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノニルアミノ-6-プロピルオキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-デシルアミノ-6-プロピルオキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ウンデシルアミノ-6-プロピルオキ
シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ドデシルアミノ-6-プロピルオキシ
ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-トリデシルアミノ-6-プロピルオキ
シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-テトラデシルアミノ-6-プロピルオ
キシピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンタデシルアミノ-6-プロピルオ
キシピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキサデシルアミノ-6-プロピルオ
キシピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプタデシルアミノ-6-プロピルオ
キシピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクタデシルアミノ-6-プロピルオ
キシピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノナデシルアミノ-6-プロピルオキ
シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-エイコサデシルアミノ-6-プロピル
オキシピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンチルアミノ-6-ブチルオキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキシルアミノ-6-ブチルオキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプチルアミノ-6-ブチルオキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-ブチルオキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノニルアミノ-6-ブチルオキシピリ
ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-デシルアミノ-6-ブチルオキシピリ
ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ウンデシルアミノ-6-ブチルオキシ
ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ドデシルアミノ-6-ブチルオキシピ
リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-トリデシルアミノ-6-ブチルオキシ
ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-テトラデシルアミノ-6-ブチルオキ
シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンタデシルアミノ-6-ブチルオキ
シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキサデシルアミノ-6-ブチルオキ
シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプタデシルアミノ-6-ブチルオキ
シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクタデシルアミノ-6-ブチルオキ
シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノナデシルアミノ-6-ブチルオキシ
ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-エイコサデシルアミノ-6-ブチルオ
キシピリミジン-3-オキシド、 及びそれらの分枝状の異性体から選択される。
【0020】本発明の化合物は、好ましくは: − 2-アミノ-4-ヘキシルアミノピリミジン-3-オキ
シド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノピリミジン-3-オキ
シド、 − 2-アミノ-4-ドデシルアミノピリミジン-3-オキ
シド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-ブチルオキシピ
リミジン-3-オキシド、 さらに好ましくは: − 2-アミノ-4-ドデシルアミノピリミジン-3-オキ
シド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-ブチルオキシピ
リミジン-3-オキシド、 から選択される。
【0021】本発明の第2の主題は、上述した式(I)の
2-アミノ-4-アルキルアミノピリミジン-3-オキシド
類の調製方法にある。この方法は次のように特徴付けら
れる。すなわち、脂肪族アミンと2-アミノ-4,6-ジク
ロロピリミジンを、例えばエタノールのような溶媒中で
互いに反応させる。ついで、このようにして得られた化
合物を、精製後、尿素/H複合体及び無水フタル
酸と、例えばイソプロパノールのような溶媒中で反応さ
せる。精製後、得られた化合物を、水素圧下にて、例え
ば無水エタノールのような溶媒中において、水酸化カリ
ウム及び炭担持パラジウムの存在下で反応させ、対応す
る2-アミノ-4-アルキルアミノピリミジン-3-オキシ
ド類を得る。
【0022】本発明の第3の主題は、上述した式(I)の
2-アミノ-4-アルキルアミノ-6-アルキルオキシピリ
ミジン-3-オキシド類の調製方法にある。この方法は次
のように特徴付けられる。すなわち、脂肪族アミンと2
-アミノ-4,6-ジクロロピリミジンを、例えばエタノー
ルのような溶媒中で互いに反応させる。ついで、このよ
うにして得られた化合物を、精製後、尿素/H
合体及び無水フタル酸と、例えばイソプロパノールのよ
うな溶媒中で反応させる。精製後、得られた化合物を、
過度のナトリウム又はマグネシウムアルコキシドと反応
させ、対応する2-アミノ-4-アルキルアミノ-6-アル
キルオキシピリミジン-3-オキシド類を得る。本発明の
化合物の調製方法の具体例は、以下の実施例において述
べる。
【0023】本発明の第4の主題は、上述した一般式
(I)に相当する2-アミノ-4-アルキルアミノピリミジ
ン-3-オキシドファミリーの化合物を少なくとも1種含
有する組成物に関する。言うまでもなく、本発明の組成
物は、式(I)の化合物を単独で、又はあらゆる割合の混
合物として含有し得る。もちろん、使用される化合物の
有効量は、所望する結果を得るのに必要な量である。よ
って、当業者であれば、処理される個体及び使用される
化合物の種類に応じて、この有効量を算出することがで
きる。本発明の組成物における目安を述べると、化合物
は組成物の全重量に対して0.001〜10重量%、好
ましくは0.01〜2重量%の濃度で存在する。
【0024】本発明の第5の主題は、組成物において、
生理学的に許容可能な媒体に、少なくとも1種の式(I)
の化合物の有効量を活性成分として使用することにあ
り、該化合物又は組成物が毛髪の成長の誘発及び/又は
刺激、及び/又は抜毛防止を意図したものにある。
【0025】本発明の組成物は、経口摂取、注射又は皮
膚及び/又は毛髪へ塗布することができる。投与方法に
応じて、本発明の組成物は、通常使用される任意の製薬
形態とすることができる。
【0026】皮膚又は毛髪への局所適用用として、本組
成物は、特に、水性又は油性溶液、又はローション又は
漿液型の分散液、水相に油相を分散させるか(O/W)、
その逆(W/O)によって得られるミルク型の液体又は半
液体コンシステンシーのエマルション、水性又は無水ゲ
ル型又はクリームの流動性のあるコンシステンシーのエ
マルション又は懸濁液、又はマイクロカプセル又はマイ
クロパーティクル、又はイオン性及び/又は非イオン性
の小胞分散体の形態とすることができる。これらの組成
物は通常の方法で調製される。
【0027】また本組成物は、水性、アルコール又は水
性/アルコール溶液の形態、又はクリーム、ゲル、エマ
ルション又はムースの形態、又は加圧下にて噴霧剤をさ
らに含有するエアゾール組成物の形態で、毛髪に使用す
ることもできる。さらに、本発明の組成物はヘアケア用
組成物、特に、シャンプー、ヘアセット用ローション、
トリートメントローション、スタイリングクリーム又は
ゲル、場合によってはカラーリングシャンプーの形態の
染色用組成物(特に、酸化染色用組成物)、毛髪の再構成
(restructuring)用ローション、パーマネントウエーブ
用組成物(特に、パーマネントウエーブ処理の第1工程
用の組成物)、抜け毛防止用ローション又はゲル、駆虫
用シャンプー等とすることもできる。
【0028】注射用として、本組成物は、水性又は油性
ローションの形態、もしくは漿液の形態にすることがで
きる。眼用には、点眼剤の形態で、経口摂取用にはカプ
セル、顆粒、シロップ又は錠剤の形態にすることができ
る。
【0029】本発明の組成物における種々の成分の量
は、当該分野において常套的に使用されている量であ
る。
【0030】また、本発明の組成物は、洗浄用石鹸又は
バーを構成する固体状の調製物からなるものとすること
もできる。さらに、組成物は、加圧下にて噴霧剤をさら
に含有するエアゾール組成物の形態に包装することもで
きる。
【0031】組成物がエマルションである場合、脂肪相
の割合は、組成物の全重量に対して5重量%〜80重量
%、好ましくは5重量%〜50重量%である。エマルシ
ョンの形態の組成物に使用される油、ロウ、乳化剤及び
共乳化剤は、従来より化粧品の分野で使用されているも
のから選択される。乳化剤と共乳化剤は、組成物の全重
量に対して0.3重量%〜30重量%、好ましくは0.
5〜20重量%の範囲の割合で組成物中に存在する。エ
マルションは、さらに、脂質毛包体を含有してもよい。
組成物が、油性溶液又はゲルの場合、脂肪相は組成物の
全重量に対して90重量%より多くすることができる。
【0032】また、化粧品用組成物は、知られている方
法で、化粧品の分野において一般的なアジュバント、例
えば、親水性又は親油性のゲル化剤、親水性又は親油性
の添加剤、防腐剤、酸化防止剤、溶媒、香料、フィラ
ー、スクリーン剤、臭気吸収剤及び染料をさらに含有し
てもよい。これら種々のアジュバントの量は、化粧品の
分野において従来より使用されている量、例えば、組成
物の全重量に対して0.01%〜10%である。これら
のアジュバントは、その性質により、脂肪相、水相及び
/又は脂質小球体に取り込まれる。本発明で使用可能な
油又はロウとしては、鉱物性油(流動石油ジェリー)、植
物性油(カリテバターの液状留分又はヒマワリ油)、動物
性油(ペルヒドロスクワレン)、合成油(プルセリン油(pu
rcellin oil))、シリコーン油又はロウ(シクロメチコー
ン)及びフッ化油(ペルフルオロポリエーテル)、ミツロ
ウ、カルナウバロウ又はパラフィンロウを挙げることが
できる。脂肪アルコール及び脂肪酸(ステアリン酸)を、
これらの油に加えることもできる。本発明で使用可能な
乳化剤としては、例えば、ステアリン酸グリセリル、ポ
リソルベート-60、及びガッテフォセ(Gattefosse)社
からテフォース(Tefose(登録商標))63の名称で販売さ
れているPEG-6/PEG-32/ステアリン酸グリコ
ールの混合物を挙げることができる。
【0033】本発明で使用可能な溶媒としては、低級ア
ルコール、特に、エタノール及びイソプロパノール、及
びプロピレングリコールを挙げることができる。
【0034】本発明で使用可能な親水性のゲル化剤とし
ては、カルボキシビニルポリマー類(カルボマー(carbom
er))、アクリルコポリマー類、例えば、アクリラート/
アルキルアクリラートのコポリマー、ポリアクリルアミ
ド類、多糖類、例えばヒドロキシプロピルセルロース、
天然ガム類及びクレー類を挙げることができ、また、親
油性のゲル化剤としては、変性クレー類、例えばベント
ーン類、脂肪酸の金属塩、例えば、ステアリン酸アルミ
ニウム、及び疎水性シリカ、エチルセルロース及びポリ
エチレンを挙げることができる。
【0035】また本組成物は、他の親水性の活性成分、
例えば、タンパク質又はタンパク質の加水分解物もしく
は誘導体、アミノ酸、多価アルコール、尿素、アラント
イン、糖類及び糖類誘導体、水溶性ビタミン類、植物抽
出物、及びヒドロキシ酸を含有してもよい。親油性の活
性成分としては、レチノール(ビタミンA)及びその誘導
体、トコフェロール(ビタミンE)及びその誘導体、必須
脂肪酸、セラミド類、精油、及びサリチル酸及びその誘
導体を使用することができる。
【0036】本発明の組成物においては、少なくとも1
種の式(I)の化合物を他の活性剤とを組合せることがで
きる。これらの活性剤としては、例えば: − 毛髪の成長及び/又は抜毛防止に関する活性をさら
に改善し、その活性について既に開示されている薬剤、
例えばニコチン酸エステル類、特に、ニコチン酸トコフ
ェロール、ニコチン酸ベンジル及びニコチン酸C-C
アルキル、例えばニコチン酸メチル又はニコチン酸ヘ
キシル、ピリミジン誘導体、例えば、米国特許第413
9619号及び米国特許第4596812号に開示され
ている「ミノキシジル」、すなわち2,4-ジアミノ-6-
ピペリジノピリミジン-3-オキシド、及び毛髪の成長を
促進する薬剤、例えば本出願人により欧州特許公開第0
648488号に記載されたもの; − 皮膚の色素沈着及び/又は増殖及び/又は分化を低
減する薬剤、例えば、レチノイン酸とその異性体、レチ
ノールとそのエステル類、ビタミンDとその誘導体、エ
ストロゲン類、例えばエストラジオール、コウジ酸又は
ヒドロキノン; − 抗菌剤、例えば、リン酸クリンダマイシン、エリス
ロマイシン又はテトラサイクリン系の抗生物質; − 駆虫剤、特に、メトロニダゾール、クロタミトン又
はピレスロイド; − 抗真菌剤、特に、イミダゾール系に属する化合物、
例えば、エコナゾール、ケトコナゾール又はミコナゾー
ル又はその塩類、ポリエン化合物、例えば、アンホテリ
シンB、アリルアミンファミリーの化合物、例えば、テ
ルビナフィン、又はオクトピロックス(octopirox); − 抗ウィルス剤、例えば、アシクロビル; − ステロイド系の抗炎症剤、例えば、ヒドロコルチゾ
ン、吉草酸ベタメタゾン又はプロピオン酸クロベタゾー
ル、又は非ステロイド系の抗炎症剤、例えば、イブプロ
フェンとその塩類、ジクロフェナクとその塩類、アセチ
ルサリチル酸、アセトアミノフェン、又はグリシルリジ
ン酸; − 麻酔剤、例えば塩酸リドカインとその誘導体; − 止痒剤、例えばテナルジン、トリメプラジン又はシ
プロヘプタジン; − 角質溶解剤、例えばα-及びβ-ヒドロキシカルボン
酸、又はβ-ケトカルボン酸、その塩類、アミド類又は
エステル類、特にヒドロキシ酸、例えばグリコール酸、
乳酸、サリチル酸、クエン酸及び一般的に果実酸、及び
5-(n-オクタノイル)サリチル酸; − 抗フリーラジカル剤、例えばα−トコフェロール又
はそのエステル類、スーパーオキシドジスムターゼ、あ
る種の金属キレート剤、又はアスコルビン酸及びそのエ
ステル類; − 抗脂漏剤、例えばプロゲステロン;− 抗フケ剤、
例えばオクトピロックス又はジンクピリチオン; − 抗ざ瘡剤、例えばレチノイン酸又は過酸化ベンゾイ
ル; − 植物、海生又は細菌由来の抽出物; を挙げることができる。
【0037】他の化合物として、例えば、ジアゾキシ
ド、スピロキサゾン(Spiroxazone)、リン脂質、例えば
レシチン、リノール酸、リノレン酸、サリチル酸及び仏
国特許第2581542号に記載されているその誘導
体、例えば、ベンゼン環の5位に2〜12の炭素原子を
有するアルカノイル基を担持するサリチル酸誘導体、ヒ
ドロキシカルボン酸又はケトカルボン酸及びそれらのエ
ステル類、ラクトン類及びその対応する塩類、アントラ
リン、カロテノイド類、エイコサテトラエン酸及びエイ
コサトリエン酸又はそれらのエステル類及びアミド類も
上述のリストに加えることができる。よって、特定の一
形態において、本発明の組成物は、抗菌剤、駆虫剤、抗
真菌剤、抗ウィルス剤、抗炎症剤、止痒剤、麻酔剤、角
質溶解剤、抗フリーラジカル剤、抗脂漏剤、抗フケ剤、
抗ざ瘡剤、及び/又は皮膚の色素沈着及び/又は増殖及
び/又は分化を低減する薬剤、及び植物、海生もしくは
細菌由来の抽出物から選択される少なくとも1種の薬剤
をさらに含有する。
【0038】また、特にアンチ・キャンサー社(Anti Ca
ncer Inc.)により1994年10月13日に出願された
特許出願WO94/22468号に開示されているよう
なリポソームの形態で上述した少なくとも1種の化合物
を含有する組成物を考えることもできる。しかして、リ
ポソームに封入された化合物は毛髪の毛包に選択的に送
達され得る。
【0039】本発明の組成物は、個人の頭皮及び毛髪の
脱毛症領域に塗布され、任意に接触したまま数時間放置
され、任意にすすがれる。例えば、夕方、上述した少な
くとも1種の化合物を有効量含有する組成物を適用し、
組成物を接触したまま一晩放置し、必要に応じて、朝、
洗髪することもできる。これらの適用は、個人にもよる
が、一カ月以上の間、毎日繰り返すことができる。よっ
て、本発明の主題は、上述した少なくとも1種の化合物
を有効量含有する組成物を、毛髪及び/又は頭皮に適用
し、該組成物を毛髪及び/又は頭皮に接触したまま放置
し、任意にすすぐことからなる、毛髪及び/又は頭皮の
美容処理方法にある。この処理方法は、毛髪により活力
を付与し、改善された外観を付与することにより、毛髪
をより魅力的なものに改善するので、美容処理の特徴を
有する。
【0040】本発明の組成物は、化粧品又は製薬、特に
皮膚に使用されることを意図したものである。
【0041】
【実施例】以下に実施例を例証するが、これらは本発明
の範囲を何ら限定するものではない。実施例1 :2-アミノ-4-ヘキシルアミノピリミジン-3
-オキシドの合成:
【化4】 1)2-アミノ-4-ヘキシルアミノ-6-クロロピリミジン
の合成:
【化5】 50gの2-アミノ-4,6-ジクロロピリミジンを、反応
器中において、350mlの無水エタノールに懸濁させ
た。181.5mlのヘキシルアミン(試薬A)を1回で
添加し、混合物を3時間還流した。媒体を真空下で蒸発
させた。得られた油を1時間30分攪拌しつつ、600
mlの水に溶解させた。沈殿物を濾過し、洗浄して、加
熱したデシケータ中で乾燥させた。このようにして、収
率62%で、43.5gが得られた。分析 *NMRスペクトル H(200MHz;DMSO)δ
ppm 0.8(3H、t)、1.2(6H、s)、1.4
(2H、t)、3(2H、s)、5.6(1H、s)、6.2
(2H、s)、6.9(1H、s)
【0042】2)2-アミノ-4-ヘキシルアミノ-6-クロ
ロピリミジン-3-オキシドの合成:
【化6】 5.95gの尿素/H複合体と9.07gの無水
フタル酸を、三口フラスコ中で、90mlのイソプロパ
ノールに懸濁させた。混合物を室温(20-25℃)で3
0分間攪拌した。ついで、10gの2-アミノ-4-ヘキ
シルアミノ-6-クロロピリミジンを、+30℃に発熱を
コントロールしつつ添加した。3時間反応させた後、1
00mlの亜硫酸水素ナトリウムを注いで、残りの酸化
剤を破壊した。静置して混合物を分離させ、上相を真空
下で濃縮した。得られた残渣を水(80ml)/30%水
酸化ナトリウム(20ml)の混合物に溶解させた。得ら
れた固形物を150mlのイソプロピルエーテルにより
再度糊状にした。固形物を濾過し洗浄した。それを加熱
したデシケータ中で乾燥させた。このようにして、収率
42%で、4.52gが得られた。分析 *NMRスペクトル H(200MHz;DMSO)δ
ppm 0.7(3H、t)、1(6H、s)、1.2(2
H、t)、3.1(2H、m)、6(1H、s)、7.4(2
H、m)、7.7(1H、t)
【0043】3)2-アミノ-4-ヘキシルアミノピリミジ
ン-3-オキシドの合成
【化7】 0.7gの水酸化カリウムを、三口フラスコ中で、10
0mlの無水エタノールに溶解させた。ついで、2.2
gの2-アミノ-4-ヘキシルアミノ-6-クロロピリミジ
ン-3-オキシドを添加した。完全に溶解させた後、0.
5gの炭担持パラジウムを添加し、混合物を3バールの
水素圧下で、水素化器(hydrogenator)において反応させ
た。2時間後、濾紙を通して媒体を濾過し、真空下で濃
縮した。得られた淡黄色の固形物を20mlのアセトニ
トリルで再結晶させた。これを濾過し、ケーキを10m
lの水で洗浄した。固形物を真空下で、デシケータ中で
乾燥させたところ、収率53%で1gの化合物が得られ
た。分析 *NMRスペクトル H(200MHz;DMSO)δ
ppm;1.9(3H、t)、2.2(6H、s)、2.5
(2H、t)、4.3(2H、m)、7.2(1H、d)、
8.1(2H、s)、8.5(1H、d)、8.6(1H、
m)
【0044】実施例2:2-アミノ-4-ドデシルアミノ
ピリミジン-3-オキシドの合成:
【化8】 1)2-アミノ-4-ドデシルアミノ-6-クロロピリミジン
の合成:
【化9】 10gの2-アミノ-4,6-ジクロロピリミジンを、反応
器中において、100mlの無水エタノールに懸濁させ
た。33.9gのドデシルアミン(試薬A)を1回で添加
し、混合物を2時間還流した。媒体を真空下で蒸発させ
た。得られた固形物を30分攪拌しつつ、200mlの
アセトンに溶解させた。200mlの水を添加し、混合
物を2時間攪拌した。固形物を濾過し、洗浄して、加熱
したデシケータ中で乾燥させた。このようにして、収率
92%で、17.55gが得られた。分析 *NMRスペクトル H(200MHz;DMSO)δ
ppm;0.8(3H、t)、1.2(18H、s)、1.
3(2H、t)、3(2H、s)、5.6(1H、s)、6.
1(2H、s)、6.8(1H、s)
【0045】2)2-アミノ-4-ドデシルアミノ-6-クロ
ロピリミジン-3-オキシドの合成:
【化10】 3.26gの尿素/H複合体と4.97gの無水
フタル酸を、三口フラスコ中で、60mlのイソプロパ
ノールに懸濁させた。混合物を室温で30分間攪拌し
た。ついで、10gの2-アミノ-4-ドデシルアミノ-6
-クロロピリミジンを、+25℃に発熱をコントロール
しつつ添加した。2時間反応させた後、混合物を+4℃
になるまで1時間冷却した。固形物を濾過し、5mlの
氷冷メタノールで洗浄した。固形物を水(12ml)/4
0%水酸化ナトリウム(3ml)の混合物に溶解させた。
固形物を濾過し洗浄した。それを加熱したデシケータ中
で乾燥させた。このようにして、収率42%で、3.3
gが得られた。分析 *NMRスペクトル H(200MHz;DMSO)δ
ppm;0.7(3H、t)、1.1(18H、s)、1.
3(2H、t)、2.8(2H、t)、5.5(1H、s)、
6.9(3H、m)
【0046】3)2-アミノ-4-ドデシルアミノピリミジ
ン-3-オキシドの合成:
【化11】 0.7gの水酸化カリウムを、三口フラスコ中で、25
0mlの無水エタノールに溶解させた。ついで、3.3
gの2-アミノ-4-ドデシルアミノ-6-クロロピリミジ
ン-3-オキシドを添加した。完全に溶解したところで、
0.5gの炭担持パラジウムを添加し、混合物を3バー
ルの水素圧下で、水素化器において反応させた。2時間
後、濾紙を通して媒体を濾過し、真空下で濃縮した。得
られた固形物をエタノール(10ml)/アセトニトリル
(50ml)の混合物で再結晶させた。これを濾過し、ケ
−キを10mlの水で洗浄した。固形物を真空下で、デ
シケータ中で乾燥させた。このようにして、収率27%
で0.8gが得られた。分析 *NMRスペクトル H(200MHz;DMSO)δ
ppm;0.9(3H、t)、1.3(18H、s)、1.
7(2H、t)、3.3(2H、m)、6.3(1H、d)、
7.2(2H、s)、7.6(1H、d)、7.7(1H、
m)
【0047】実施例3:2-アミノ-4-オクチルアミノ
ピリミジン-3-オキシドの合成:
【化12】 1)2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-クロロピリミジン
の合成:
【化13】 20gの2-アミノ-4,6-ジクロロピリミジンを、反応
器中において、200mlの無水エタノールに懸濁させ
た。60gのオクチルアミン(試薬A)を1回で添加し、
混合物を2時間還流した。媒体を真空下で蒸発させた。
得られた油をジクロロメタンで抽出し、ついで、シリカ
カラムにより精製した。このようにして、収率71%
で、22.8gが得られた。分析 NMR H(200MHz;CDCl)δppm;1
(3H、t)、1.4(10H、s)、1.7(2H、t)、
3.3(2H、m)、5.1(3H、d)、6(1H、s)
【0048】2)2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-クロ
ロピリミジン-3-オキシドの合成:
【化14】 6.8gの尿素/H複合体と10.35gの無水
フタル酸を、三口フラスコ中で、100mlのイソプロ
パノールに懸濁させた。混合物を室温で30分間攪拌し
た。ついで、10gの2-アミノ-4-オクチルアミノ-6
-クロロピリミジンを、+30℃に発熱をコントロール
しつつ添加した。3時間反応させた後、100mlの亜
硫酸水素ナトリウムを注いで、残りの酸化剤を破壊し
た。静置して混合物を分離させ、上相を真空下で濃縮し
た。得られた残渣を水(80ml)/30%水酸化ナトリ
ウム(20ml)の混合物に溶解させた。固形物を濾過し
洗浄した。この固形物を加熱したデシケータ中で乾燥さ
せた。このようにして、収率46%で、6.3gが得ら
れた。分析 NMR H(200MHz;DMSO)δppm;0.
7(3H、t)、1.1(10H、s)、1.4(2H、
t)、3(2H、t)、6(1H、s)、7.2(3H、s)
【0049】3)2-アミノ-4-オクチルアミノピリミジ
ン-3-オキシドの合成:
【化15】 0.54gの水酸化カリウムを、三口フラスコ中で、1
00mlの無水エタノールに溶解させた。ついで、2g
の2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-クロロピリミジン-
3-オキシドを添加した。完全に溶解したところで、
0.5gの炭担持パラジウムを添加し、混合物を3バー
ルの水素圧下で、水素化器において反応させた。2時間
後、濾紙を通して媒体を濾過し、真空下で濃縮した。得
られた淡黄色の固形物を20mlのアセトニトリルで再
結晶させた。これを濾過し、ケーキを10mlの水で洗
浄した。固形物を真空下で、デシケータ中で乾燥させ
た。このようにして、収率29%で0.5gが得られ
た。分析 NMR H(200MHz;DMSO)δppm;1.
1(3H、t)、1.4(10H、s)、1.8(2H、
t)、3.4(2H、m)、6.1(1H、d)、6.4(2
H、s)、7.3(1H、t)、7.7(1H、d)
【0050】実施例4−16:以下に列挙される本発明
の化合物は、方法の第1工程において適切な試薬Aを使
用し、同様の手順で得ることができる(以下の表を参
照):
【表1】
【0051】実施例17:2-アミノ-4-オクチルアミ
ノ-6-ブチルオキシピリミジン-3-オキシドの合成
【化16】 CO上で予め乾燥させておいた90mlのブタノ
ール(試薬B)を250mlの三口フラスコに入れた。灯
油に0.18gのナトリウムが入ったものをアルゴン下
で滴下した。ついで、ナトリウムが完全に溶解するま
で、媒体を60℃で加熱した。次に、実施例3で得られ
た1.5gの2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-クロロ
ピリミジン-3-オキシド(試薬C)を導入し、混合物を9
0℃で24時間加熱した。媒体を20%の塩化ナトリウ
ム水溶液で洗浄し、ついでブタノール相をエバポレータ
で濃縮した。得られた残渣をシリカカラムにより精製し
た。カラムの流出口で得られた油状の生成物を、2Nの
塩酸メタノール溶液2.2ml(2.5eq)に溶解さ
せ、ついで溶液を減圧下で蒸発させた。灰色がかった白
色の固形物が得られ、これを10mlのイソプロピルエ
ーテルで洗浄した。収率30%で、0.5gの白色の固
形物が得られた。分析 NMR H(200MHz;DMSO)δppm;1(6
H、m)、1.7(2H、s)、6.1(16H、m)、
3.4(2H、q)、4.3(2H;t)、5.7(1H;
s)、8.5(4H;m)元素分析(1 HCl)
【表2】
【0052】実施例18ないし80:以下に列挙される
本発明の化合物(表I)は、本方法の第1工程において適
切な試薬A(以下の表IIを参照)及び第2工程において
適切な試薬B及びCを使用し、実施例17と同様の手順
で得ることができる(以下の表IIを参照):
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【0053】
【表7】
【表8】
【表9】
【表10】
【表11】
【表12】
【表13】
【表14】 実施例:試薬A、B及びCを使用し、化合物Xを得た。
【0054】実施例81: プロスタグランジン-エンドペルオキシドシンターゼ(PG
HS-1)活性化力の測定一般的な測定原理 :アラキドン酸の酸化に必要な酸素量
を、テスト用誘導体の存在又は不在下で、プロスタグラ
ンジン-エンドペルオキシドシンターゼのシクロオキシ
ゲナーゼ活性により測定した。酸素消費量を、イエロー
・スプリング・インストルメンツ社(Yellow Spring Ins
truments)のYSI5300オキシメータ(oxymetre)に
接続されたクラーク電極を使用して測定した。これらの
測定は、37℃の温度で一定の攪拌がなされるオープン
チャンバーで行われた。グラフレコーダを使用する場
合、酸素消費測定結果は曲線の形で表され、その最大勾
配により反応の初期速度を決定することができ、それか
ら初期反応速度が維持される期間を算出することができ
る。
【0055】酵素反応に必要な成分以外の物質が何も存
在していない場合にこのようにして得られた曲線は、酵
素の基礎活性を表す。初期速度及びこの速度が維持され
ている期間は、酵素とその基質のみを含む反応条件下で
測定することができる。これらのデータはテスト用誘導
体の研究において参照となる。テスト用誘導体の活性
は、反応媒体にテスト用誘導体を添加することにより、
同じ条件下で測定される。シクロオキシゲナーゼに対す
るテスト用誘導体の活性は傾斜の変動及び最大速度の維
持期間の変動により評価される。
【0056】測定準備:pH=8.00で、5mMのE
DTAと0.1Mのトリスの溶液(TE溶液)を調製し
た。測定を9容量のTE溶液と1容量の20%アルコー
ルからなるバッファー溶液(TEAバッファー)中で行っ
た。基質を供給者[アンテルシム(Interchim)、フラン
ス]の手順に従い、アラキドン酸カリウムの保存液の形
態に調製した。このようにして得られた溶液は、アラキ
ドン酸の46mM力価を有するものであった。これは4
℃で24時間保存可能であった。使用した酵素は、参照
番号60100の下でケイマン・ケミカル社(Cayman Ch
emical)から販売されている、ヒツジの精液腺から単離
されたプロスタグランジン-エンドペルオキシドシンタ
ーゼ(PGHS-1)であった。テスト用誘導体は、水/アルコ
ールの混合物(80/20)において、5mMの力価を有
する保存液の形態に調製され、同じバッチの酵素を用い
てテストした。
【0057】測定酵素の基礎活性 :t=0において、予め37℃に加熱し
ておいた380μlのTEAバッファーを測定用チャン
バーに入れ、放置して少なくとも1分間平衡にしておい
た。t=1において、300単位の酵素(PGHS)を入れ
た。記録を開始し、再度混合物を1分間安定にしておい
た。得られた記録は反応のベースラインを表す。さらに
1分後、10μlの基質を入れ、酸素消費を2〜3分間
記録した。このようにして、初期反応速度と該速度の維
持期間を決定した。これらのデータはテスト用誘導体の
活性の測定において参照として利用される。
【0058】テスト用誘導体の活性度:実験条件は、予
め37℃に加熱しておいたTEAバッファーをテスト用
誘導体を0.5mMの濃度で含有する同様のバッファー
に代えた以外は、上述したものと同一である。
【0059】結果:これらの結果は、対照体で得られた
値に対する%として表している。
【表15】 :1-(4-クロロベンゾイル)-5-メトキシ-2-メチル
-1H-インドール-3-酢酸すなわちインドメタシンはシ
クロオキシゲナーゼ活性の公知の阻害剤である[エイチ
・ピー・ラング(H.P.Rang)/エム・エム・デール(M.M.D
ale)の薬理学、第2版、1991、チャーチル・リビングス
トン社から出版]。この阻害効果は実験条件下ではっき
りと見出される。
【0060】実施例82:本発明の少なくとも1種の2
-アミノ-4-アルキルアミノピリミジン-3-オキシドを
含有する組成物の具体例。これらの組成物は、化粧品又
は製薬学において一般的に使用される通常の技術により
得られる。抜毛防止用ローション : −実施例2の化合物 0.5g −プロピレングリコール 10.0g −イソプロピルアルコール 全体を100.0gにする量 このローション1mlは、1日に1回又は2回の頻度で
頭皮に適用される。
【0061】ニオソーム化(Niosomal)ゲル : −チメキサン(Chimexane)NS(登録商標) 1.8g −ステアロイルグルタミン酸一ナトリウム 0.2g −実施例17の化合物 2.0g −カルボマー 0.2g −トリエタノールアミン pH=7とする量 −防腐剤 適量 −香料 適量 −脱塩水 全体を100.0gとする量 このゲルは、1日に1回又は2回、頭皮に適用される。
【0062】抜毛防止用ローション : −実施例17の化合物 3.0g −プロピレングリコール 30.0g −エチルアルコール 40.5g −水 全体を100.0gにする量 このローションは、1日に1回又は2回、1回の塗布当
り1mlの割合で頭皮に塗布される。
【0063】増粘した抜毛防止用ローション : −実施例2の化合物 1.0g −カワイン(Kawain) 2.0g −クリューセル(Klucel)Gの名称でハー キュレス社(Hercules)から販売されて いるヒドロキシプロピルセルロース 3.5g −エチルアルコール 全体を100.0gにする量 この増粘化ローションは、1日に1回又は2回、1回の
塗布当り1mlの割合で頭皮に塗布される。
【0064】ニオソーム化ローション : −チメキサンNL(登録商標) 0.475g −コレステロール 0.475g −ステアリルグルタミン酸一ナトリウム 0.05g −実施例1の化合物 1.0g −防腐剤 適量 −染料 適量 −香料 適量 −脱塩水 全体を100.0gとする量 このローションは、1日に1回又は2回、1回の塗布当
り1mlの割合で頭皮に適用される。
【0065】抜毛防止用ローション : −実施例3の化合物 1.0g −ダウ・ケミカル社(Dow Chemical)から ドワノール(Dowanol)PMの名称で販 売されているプロピレングリコールモ ノメチルエーテル 20.0g −クリューセルGの名称でハーキュレス 社から販売されているヒドロキシプロ ピルセルロース 3.0g −エチルアルコール 40.0g −水 全体を100.0gとする量 この増粘化ローションは、1日に1回又は2回、1回の
塗布当り1mlの割合で頭皮に塗布される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/505 601 A61K 31/505 601 45/00 45/00 (72)発明者 パトリック ピショー フランス国 78140 ヴェリジー,リュ デ エコール 1 (72)発明者 ジャン−バティスト ガレ フランス国 93600 オネー−スー−ボア, リュ シャルル ドルデン 12

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式(I): 【化1】 [上式(I)中、 Rは、5〜20の炭素原子を有するアルキル基を表
    し、Zは水素原子又は-OR基を表し、ここでR
    1〜12の炭素原子を有するアルキル基を表す]に相当
    する2-アミノ-4-アルキルアミノピリミジン-3-オキ
    シドファミリーの化合物、並びにそのアシル形態又はそ
    の酸付加塩。
  2. 【請求項2】 Rが6〜12の炭素原子を有するアル
    キル基であることを特徴とする請求項1に記載の化合
    物。
  3. 【請求項3】 Rが1〜12の炭素原子を有するアル
    キル基であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    組成物。
  4. 【請求項4】 − 2-アミノ-4-ペンチルアミノピリ
    ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキシルアミノピリミジン-3-オキ
    シド、 − 2-アミノ-4-ヘプチルアミノピリミジン-3-オキ
    シド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノピリミジン-3-オキ
    シド、 − 2-アミノ-4-ノニルアミノピリミジン-3-オキシ
    ド、 − 2-アミノ-4-デシルアミノピリミジン-3-オキシ
    ド、 − 2-アミノ-4-ウンデシルアミノピリミジン-3-オ
    キシド、 − 2-アミノ-4-ドデシルアミノピリミジン-3-オキ
    シド、 − 2-アミノ-4-トリデシルアミノピリミジン-3-オ
    キシド、 − 2-アミノ-4-テトラデシルアミノピリミジン-3-
    オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンタデシルアミノピリミジン-3-
    オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキサデシルアミノピリミジン-3-
    オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプタデシルアミノピリミジン-3-
    オキシド、 − 2-アミノ-4-オクタデシルアミノピリミジン-3-
    オキシド、 − 2-アミノ-4-ノナデシルアミノピリミジン-3-オ
    キシド、 − 2-アミノ-4-エイコサデシルアミノピリミジン-3
    -オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンチルアミノ-6-メトキシピリミ
    ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキシルアミノ-6-メトキシピリミ
    ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプチルアミノ-6-メトキシピリミ
    ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-メトキシピリミ
    ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノニルアミノ-6-メトキシピリミジ
    ン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-デシルアミノ-6-メトキシピリミジ
    ン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ウンデシルアミノ-6-メトキシピリ
    ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ドデシルアミノ-6-メトキシピリミ
    ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-トリデシルアミノ-6-メトキシピリ
    ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-テトラデシルアミノ-6-メトキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンタデシルアミノ-6-メトキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキサデシルアミノ-6-メトキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプタデシルアミノ-6-メトキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクタデシルアミノ-6-メトキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノナデシルアミノ-6-メトキシピリ
    ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-エイコサデシルアミノ-6-メトキシ
    ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンチルアミノ-6-エトキシピリミ
    ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキシルアミノ-6-エトキシピリミ
    ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプチルアミノ-6-エトキシピリミ
    ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-エトキシピリミ
    ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノニルアミノ-6-エトキシピリミジ
    ン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-デシルアミノ-6-エトキシピリミジ
    ン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ウンデシルアミノ-6-エトキシピリ
    ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ドデシルアミノ-6-エトキシピリミ
    ジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-トリデシルアミノ-6-エトキシピリ
    ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-テトラデシルアミノ-6-エトキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンタデシルアミノ-6-エトキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキサデシルアミノ-6-エトキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプタデシルアミノ-6-エトキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクタデシルアミノ-6-エトキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノナデシルアミノ-6-エトキシピリ
    ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-エイコサデシルアミノ-6-エトキシ
    ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンチルアミノ-6-プロピルオキシ
    ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキシルアミノ-6-プロピルオキシ
    ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプチルアミノ-6-プロピルオキシ
    ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-プロピルオキシ
    ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノニルアミノ-6-プロピルオキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-デシルアミノ-6-プロピルオキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ウンデシルアミノ-6-プロピルオキ
    シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ドデシルアミノ-6-プロピルオキシ
    ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-トリデシルアミノ-6-プロピルオキ
    シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-テトラデシルアミノ-6-プロピルオ
    キシピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンタデシルアミノ-6-プロピルオ
    キシピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキサデシルアミノ-6-プロピルオ
    キシピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプタデシルアミノ-6-プロピルオ
    キシピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクタデシルアミノ-6-プロピルオ
    キシピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノナデシルアミノ-6-プロピルオキ
    シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-エイコサデシルアミノ-6-プロピル
    オキシピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンチルアミノ-6-ブチルオキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキシルアミノ-6-ブチルオキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプチルアミノ-6-ブチルオキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-ブチルオキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノニルアミノ-6-ブチルオキシピリ
    ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-デシルアミノ-6-ブチルオキシピリ
    ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ウンデシルアミノ-6-ブチルオキシ
    ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ドデシルアミノ-6-ブチルオキシピ
    リミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-トリデシルアミノ-6-ブチルオキシ
    ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-テトラデシルアミノ-6-ブチルオキ
    シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ペンタデシルアミノ-6-ブチルオキ
    シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘキサデシルアミノ-6-ブチルオキ
    シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ヘプタデシルアミノ-6-ブチルオキ
    シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクタデシルアミノ-6-ブチルオキ
    シピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-ノナデシルアミノ-6-ブチルオキシ
    ピリミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-エイコサデシルアミノ-6-ブチルオ
    キシピリミジン-3-オキシド、 及びそれらの分枝状異性体から選択されることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の化合物。
  5. 【請求項5】 − 2-アミノ-4-ヘキシルアミノピリ
    ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノピリミジン-3-オキ
    シド、 − 2-アミノ-4-ドデシルアミノピリミジン-3-オキ
    シド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-ブチルオキシピ
    リミジン-3-オキシド、 から選択されることを特徴とする請求項4に記載の組成
    物。
  6. 【請求項6】 − 2-アミノ-4-ドデシルアミノピリ
    ミジン-3-オキシド、 − 2-アミノ-4-オクチルアミノ-6-ブチルオキシピ
    リミジン-3-オキシド、 から選択されることを特徴とする請求項5に記載の組成
    物。
  7. 【請求項7】 脂肪族アミンと2-アミノ-4,6-ジクロ
    ロピリミジンを、エタノール等の溶媒中で互いに反応さ
    せ、ついで、このようにして得られた化合物を、精製
    後、尿素/H複合体及び無水フタル酸と、イソプ
    ロパノール等の溶媒中で反応させ、精製後、得られた化
    合物を、高水素圧下にて、無水エタノール等の溶媒中に
    おいて、水酸化カリウム及び炭担持パラジウムの存在下
    で反応させることを特徴とする請求項1ないし6のいず
    れか1項に記載の式(I)の2-アミノ-4-アルキルアミ
    ノピリミジン-3-オキシド類の調製方法。
  8. 【請求項8】 脂肪族アミンと2-アミノ-4,6-ジクロ
    ロピリミジンを、エタノール等の溶媒中で互いに反応さ
    せ、ついで、このようにして得られた化合物を、精製
    後、尿素/H複合体及び無水フタル酸と、イソプ
    ロパノールの存在下で反応させ、精製後、得られた化合
    物を、過度のナトリウムアルコキシドと反応させ、対応
    する2-アミノ-4-アルキルアミノ-6-アルキルオキシ
    ピリミジン-3-オキシドを得ることを特徴とする請求項
    1ないし6のいずれか1項に記載の2-アミノ-4-アル
    キルアミノ-6-アルキルオキシピリミジン-3-オキシド
    類の調製方法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし6のいずれか1項に記載
    の式(I)化合物を少なくとも1種含有することを特徴と
    する組成物。
  10. 【請求項10】 組成物の全重量に対して0.001〜
    10重量%、好ましくは0.01〜2重量%の量で、少
    なくとも1種の式(I)の化合物を含有することを特徴と
    する請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 化粧品用又は製薬用に使用されるため
    のものであることを特徴とする請求項9又は10に記載
    の組成物。
  12. 【請求項12】 抗菌剤、駆虫剤、抗真菌剤、抗ウィル
    ス剤、抗炎症剤、止痒剤、麻酔剤、角質溶解剤、抗フリ
    ーラジカル剤、抗脂漏剤、抗フケ剤、抗ざ瘡剤、及び/
    又は皮膚の色素沈着及び/又は増殖及び/又は分化を低
    減する薬剤、及び植物、海生もしくは細菌由来の抽出物
    から選択される少なくとも1種の薬剤をさらに含有する
    ことを特徴とする請求項9ないし11のいずれか1項に
    記載の組成物。
  13. 【請求項13】 抗真菌剤がイミダゾール類から選択さ
    れることを特徴とする請求項12に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 抗真菌剤がケトコナゾールであること
    を特徴とする請求項13に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 毛髪の成長の誘発及び/又は刺激及び
    /又は抜毛防止のためのものであることを特徴とする請
    求項9ないし14のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし7のいずれか1項に記
    載の一般式(I)に相当する少なくとも1種の化合物の有
    効量からなり、毛髪の成長の誘発及び/又は刺激及び/
    又は抜毛防止のための薬剤。
  17. 【請求項17】 請求項9ないし15のいずれか1項に
    記載された組成物を毛髪及び/又は頭皮及び/又は皮膚
    に適用し、該組成物を毛髪及び/又は頭皮及び/又は皮
    膚に接触させたまま放置し、任意にすすぐことからな
    る、毛髪及び/又は頭皮及び/又は皮膚の美容処理方
    法。
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