JP2000072615A - 薬草を含む混合物 - Google Patents

薬草を含む混合物

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JP2000072615A
JP2000072615A JP10237360A JP23736098A JP2000072615A JP 2000072615 A JP2000072615 A JP 2000072615A JP 10237360 A JP10237360 A JP 10237360A JP 23736098 A JP23736098 A JP 23736098A JP 2000072615 A JP2000072615 A JP 2000072615A
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JP10237360A
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Masatoshi Sato
征寿 佐藤
Noriyuki Sato
教之 佐藤
Shizuko Sato
シヅ子 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬用植物であるサンショウ(山椒)の薬効を
効果的に利用できるようにする。 【解決手段】 石鹸1、ボデイオイル、シャンプー2、
化粧クリーム6類、オリーブ油、入浴剤7のそれぞれの
構成成分と、ミカン科の薬草植物であるサンショウ類の
薬用部分とを混合し、薬草を含む混合物を構成する。ま
た、サンショウ類の薬用部分と、該薬用部分の乾燥を防
止するためのオリーブ油などの液状物とを混合し、該混
合物を、一対の湿布用の粘着シート4,5間にサンドイ
ッチ状に格納して湿布剤を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミカン科の薬用植
物であるサンショウ(山椒)類の薬用部分を含む混合物
に関する。
【0002】
【従来の技術】ミカン科の薬用植物であるサンショウ
(山椒)の、ジペンテンやシトロネラールなどの香り
と、サンショオールやサンショアミドの辛さには、大脳
を刺激して内臓の働きを活発にする作用がある。健胃剤
や防腐剤として働くサンショオールは、毒性をも兼ね備
えていることが知られている。またサンショウの突然変
異によってできたものに刺針がなく、果実の大きいアサ
クラザンショウがある。種子はよく発芽するが、みんな
トゲのあるサンショウになる。その他サンショウと同じ
種類にカラスザンショウ、イヌザンショウ、フユザンシ
ョウが知られ、これらサンショウ類は、果皮や果実など
の薬用部分が香辛料や健胃、利尿剤等として服用されて
いる。また、男性の性機能を増強させるために山椒のエ
キスをクリームと混合した、局部塗布クリームが特開平
6-211678号、特開平6-211675号、特開平
6-211676号、特開平6-211677号公報に開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】サンショウ類は、水虫
に煎じ汁を塗るとよいと言われ、行われているが、専
ら、果皮や、果実を粉末にしたり、煎じ汁にして服用し
ているのが一般的な用い方であった。サンショウ類は、
その辛さからも判るように、果皮を付着させると、その
部分の血行が促進され、肌がすべすべして肌が見違える
ようにきれいになることが確認されている。また、果皮
を頭部に塗ると、脳の疲れがとれるなどの効果が確認さ
れている。従来、サンショウ類を皮膚に付ける場合、煎
じ汁を直接皮膚に付けているが、この方法だと患部がす
ぐに乾いてしまい、顕著な効果が得られないという問題
点があった。また、従来、患部の痛みを、サンショウの
果皮を塗着することで直すという発想がなかったため、
サンショウの成分を皮膚に塗着するための最適な商品が
出現していない。また、サンショウ類の成分が血行促進
にその効果きわめて大であり、美顔用に効果が著しい
が、サンショウのこのような薬効に着目した美肌用の商
品が未だ市場に出現していない。サンショウのエキスを
抽出し、これを利用した、局部塗布クリームが上述の如
く従来技術に存するが、サンショウの薬効に関し、患部
の痛みの除去、美肌効果、脳の疲れをとる等の点に着目
していない。本発明は、上記問題点を解決することを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を達成するた
め、本発明は、ミカン科の薬草植物であるサンショウ類
の薬用部分と、人体に付着させるための付着物とを混合
し、前記サンショウ類は、サンショウ、アサクラザンシ
ョウ、カラスザンショウ、イヌザンショウ、フユザンシ
ョウのいずれか一つあるいはこれらの混合体であり、前
記付着物は、石鹸、ボデイオイル、シャンプー、化粧ク
リーム類、オリーブ油、入浴剤のうちのいずれか一つと
したものである。また、本発明は、サンショウ類の薬用
部分と、該薬用部分の乾燥を防止するためのオリーブ油
などの液状物とを混合し、該混合物を、一対の湿布用の
粘着シート間にサンドイッチ状に格納して前記混合物を
湿布剤として使用するようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、添
付した図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施の形態) (石鹸類との混合)石鹸(1)やシャンプー(2)の構
成成分(1a)(2a)に、ミカン科の薬用植物である
サンショウ(山椒)の果皮(3)又は、果皮(3)のエ
キス成分を混合し、石鹸(1)あるいはシャンプー
(2)の成分とサンショウとの混合物を構成する。サン
ショウの果皮(3)は、予め細かく砕いた粒状のもの
や、粉状にしたものを使用する。また、サンショウの果
皮は、煎じ汁とし、これを石鹸やシャンプーに混合して
も良い。なお、ボデイオイルの構成成分にサンショウ
(山椒)の果皮(3)又は、果皮(3)のエキス成分又
は、サンショウの果皮(3)を予め細かく砕いた粒状の
ものや、粉状にしたもの、または、サンショウの果皮を
煎じ汁としたものを混合し、ボデイオイルの成分とサン
ショウとの混合物を構成するようにしても良い。
【0006】(第2の実施の形態) (湿布用粘着シートによるサンドイッチ構造)図3にお
いて、(4)(5)は片面に粘着層(4a)(5a)を
有する一対の湿布用粘着シートであり、一方の粘着シー
ト(4)の粘着層(4a)と、他方の粘着シート(5)
の非粘着層(5b)との間にオリーブ油を混合した所要
量のサンショウの果皮(3)を入れ、一対の粘着シート
(4)(5)の粘着層(4a)と非粘着層(5b)とを
真空接着し、一対の粘着シート(4)(5)間に、乾燥
防止のためのオリーブ油を混合したサンショウの果皮
(3)を真空パック状態とする。
【0007】肩こりや、むくみ、腰痛などの症状がある
ときは、針で粘着層(5a)側の、果皮(3)によって
でっぱっている部分に穴をあけ、シート(4)(5)内
部の果皮(3)を、外部に連通させる。該状態におい
て、患部に、粘着シート(5)の穴の開いた粘着層(5
a)を貼り付ける。これにより、サンショウの果皮
(3)の薬効成分が皮膚に直接触れ患部に作用する。
尚、サンショウの果皮(3)は、そのままの粒状であっ
ても、あるいは、細かく砕いても、あるいは、粉状、汁
状としても良く、また、混合する乾燥防止のための液状
物は、オリーブ油以外に馬の油その他の同効物質を用い
ることができる。
【0008】(第3の実施の形態) (化粧クリーム類との混合)図4に示すように、化粧用
のクリーム(6)にサンショウの果皮(3)を混合し、
クリームとサンショウとの塗着用混合物を構成する。こ
の混合物は、皮膚に直接塗って使用する。サンショウと
混合されるクリームは、美顔クリームなどの化粧用クリ
ームに限定されるものでなく、整髪用クリーム、ポマー
ド、オリーブ油、馬の油などのクリーム状物質を用いる
ことができる。また、サンショウの果皮は、粒状、粉状
であっても良く、また、煎じ汁、サンショウの果皮のエ
キス成分であっても良い。
【0009】(第4の実施の形態) (入浴剤との混合)図5に示すように、商品名バスクリ
ンなどの入浴剤(7)にサンショウの果皮(3)又は、
サンショウの果皮(3)のエキス成分を混合し、入浴剤
とサンショウとの混合物を構成し、お風呂に入るとき、
この混合物を湯の中に入れて使用する。サンショウの果
皮(3)は、そのままの粒状であっても、あるいは、細
かく砕いても、あるいは、粉状、汁状としても良い。
尚、上記実施形態は、サンショウを用いているが、サン
ショウと同じ種類である、アサクラザンショウ、カラス
ザンショウ、イヌザンショウ、フユザンショウを用いて
もサンショウと略同様の薬効を得ることができる。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したので次の
如き効果が存する。 (1)石けんあるいはボデイオイルとの混合物として肌
に使用すると、サンショウの成分が肌に作用し血行が促
進され肌のきめが細かくなり、肌に艶が出る。 (2)シャンプーとの混合物として洗髪に使用すると、
サンショウ成分が頭皮から内部に作用し、脳内の神経が
刺激され、脳の疲れが解消される。また、整髪料との混
合物として整髪に使用した場合も同様の効果がある。 (3)湿布用として、粘着シートの粘着層に針で穴を開
け、粘着シートを患部に貼ると、サンショウの成分が患
部に作用し、足のむくみ、足の裏の痛み、腰痛、首の痛
み、肩の凝り、脳の三叉神経等の痛みが効果的に解消さ
れる。 (4)入浴剤との混合物として、風呂の湯の中に入れて
入浴すると、サンショウが肌に作用し、血行が促進され
て、体の患部の痛みが解消するとともに、肌がつやつや
となる。 (5)化粧クリームとの混合物を肌に塗ると、サンショ
ウの作用で血行が促進され、すべすべの肌になり、色つ
やがきわめて良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サンショウと石鹸との混合物を示す一部を切り
欠いた説明図である。
【図2】サンショウとシャンプーとの混合物を示す一部
を切り欠いた説明図である。
【図3】サンショウと湿布剤との混合物を示す断面説明
図である。
【図4】サンショウと化粧クリームとの混合物を示す一
部を切り欠いた説明図である。
【図5】サンショウと入浴剤との混合物を示す一部を切
り欠いた説明図である。
【符号の説明】
1 石鹸 1a 構成部分 2 シャンプー 2a 構成部分 3 果皮 4 粘着シート 5 粘着シート 4a 粘着層 5a 粘着層 6 化粧クリーム 7 入浴剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 35/78 ADA A61K 35/78 ADAK (72)発明者 佐藤 征寿 東京都葛飾区新宿2―27―14 (72)発明者 佐藤 教之 東京都葛飾区新宿2―27―14 (72)発明者 佐藤 シヅ子 東京都葛飾区新宿2―27―14 Fターム(参考) 4C076 AA72 BB31 CC18 4C083 AA111 AA121 CC05 CC06 CC23 CC25 EE12 EE42 4C088 AB62 AC04 BA08 MA16 MA32 MA34 MA63 ZA89

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミカン科の薬草植物であるサンショウ類の
    薬用部分と、人体に付着させるための付着物との混合物
    から成り、前記付着物は、石鹸、ボデイオイル、シャン
    プー、化粧クリーム類、オリーブ油、入浴剤のうちのい
    ずれか一つであることを特徴とする薬草を含む混合物。
  2. 【請求項2】前記サンショウ類は、サンショウ、アサク
    ラザンショウ、カラスザンショウ、イヌザンショウ、フ
    ユザンショウのいずれか一つあるいはこれらの混合体で
    あることを特徴とする「請求項1」に記載の薬草を含む
    混合物。
  3. 【請求項3】ミカン科の薬用植物であるサンショウ類の
    薬用部分と、該薬用部分の乾燥を防止するためのオリー
    ブ油などの液状物とを混合し、該混合物を、一対の湿布
    用の粘着シート間にサンドイッチ状に格納して前記混合
    物を湿布剤として使用するようにしたことを特徴とする
    薬草を含む混合物。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2716303A4 (en) * 2011-05-31 2015-03-11 Takasago Perfumery Co Ltd Motivational and Motivational Composition
CN104606455A (zh) * 2015-02-13 2015-05-13 李福军 一种治疗腰肌劳损的药剂
CN105419987A (zh) * 2015-12-09 2016-03-23 北京洁神精细化工研究中心 一种中草药洗脚皂
CN106137727A (zh) * 2015-04-16 2016-11-23 上海暖友实业有限公司 一种自发热足部保健贴
CN108379429A (zh) * 2018-05-18 2018-08-10 重庆跃龙生物制药有限公司 用于治疗三叉神经痛的中药组合物及其制备方法

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