JP2858217B2 - 美肌養毛剤 - Google Patents
美肌養毛剤Info
- Publication number
- JP2858217B2 JP2858217B2 JP6194842A JP19484294A JP2858217B2 JP 2858217 B2 JP2858217 B2 JP 2858217B2 JP 6194842 A JP6194842 A JP 6194842A JP 19484294 A JP19484294 A JP 19484294A JP 2858217 B2 JP2858217 B2 JP 2858217B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- skin
- beautiful skin
- effect
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、肌に体する美肌効果を
有してパックとして使用可能で、かつ毛髪に対する養毛
効果を有してヘアートリートメントとしても使用可能な
美肌養毛剤に関する。
有してパックとして使用可能で、かつ毛髪に対する養毛
効果を有してヘアートリートメントとしても使用可能な
美肌養毛剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】肌のたるみを引き締め、皮膚表面のよご
れを吸着除去し、肌をなめらかにする皮膚調整用の基礎
化粧料であるパック剤には、大別して、皮膜形成型液体
状のものと、非皮膜形成型液体状もしくはペースト状の
ものと、粉末状のものとが存在するが、この中で非皮膜
形成型液体状のものは、適宜な液体中に粉末を加えて構
成され、その粉末の乾燥時の収縮を利用して肌を引き締
めると共にその吸着性によりよごれを除去するものであ
り、その加えられる粉末としてはチタン白、カオリン、
タルク、又は亜鉛華等の顔料が用いられている。そし
て、パックの塗布時に皮膚から吸収される各種薬効剤が
必要に応じて配合されている。また、毛髪を保護し又は
毛髪に栄養を与えるために用いるヘアートリートメント
は、ラノリン、高級アルコールなどの油分、プロテイン
誘導体、陽イオン活性剤、及び水溶性高分子等を含んで
構成されている。
れを吸着除去し、肌をなめらかにする皮膚調整用の基礎
化粧料であるパック剤には、大別して、皮膜形成型液体
状のものと、非皮膜形成型液体状もしくはペースト状の
ものと、粉末状のものとが存在するが、この中で非皮膜
形成型液体状のものは、適宜な液体中に粉末を加えて構
成され、その粉末の乾燥時の収縮を利用して肌を引き締
めると共にその吸着性によりよごれを除去するものであ
り、その加えられる粉末としてはチタン白、カオリン、
タルク、又は亜鉛華等の顔料が用いられている。そし
て、パックの塗布時に皮膚から吸収される各種薬効剤が
必要に応じて配合されている。また、毛髪を保護し又は
毛髪に栄養を与えるために用いるヘアートリートメント
は、ラノリン、高級アルコールなどの油分、プロテイン
誘導体、陽イオン活性剤、及び水溶性高分子等を含んで
構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、肌に対する
パックとして、かつ毛髪に対するヘアートリートメント
としても使用可能で、上記従来例に比べて美肌効果及び
養毛効果が高く、特にトリートメント効果が顕著な美肌
養毛剤の提供を目的とする。
パックとして、かつ毛髪に対するヘアートリートメント
としても使用可能で、上記従来例に比べて美肌効果及び
養毛効果が高く、特にトリートメント効果が顕著な美肌
養毛剤の提供を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、混合状態のままで肌もしくは毛髪に塗布
し所定の時間経過後に洗い流す美肌養毛剤であって、根
こんぶの粉末と、明日葉の粉末と、アロエのエキスとを
混合したものである。
に、本発明は、混合状態のままで肌もしくは毛髪に塗布
し所定の時間経過後に洗い流す美肌養毛剤であって、根
こんぶの粉末と、明日葉の粉末と、アロエのエキスとを
混合したものである。
【０００５】また、本発明の美肌養毛剤は、上記の各成
分の他に、それらの成分を補強して効果を増大、かつ安
定させるために、椿油等の油性物質を添加してもよい。
椿油以外の油性物質としては、高級アルコール、オリー
ブ油等が考えられる。
分の他に、それらの成分を補強して効果を増大、かつ安
定させるために、椿油等の油性物質を添加してもよい。
椿油以外の油性物質としては、高級アルコール、オリー
ブ油等が考えられる。
【０００６】尚、根こんぶとは褐藻類の昆布で生育後複
数年経過してから採取したものをいう。この根こんぶは
乾燥させて粉末状にしたものを使用するのがよい。
数年経過してから採取したものをいう。この根こんぶは
乾燥させて粉末状にしたものを使用するのがよい。
【０００７】また、明日葉（あしたば）はセリ科の大形
多年草で、わが国の温暖な海浜部に生育し、葉と茎が食
用として供され、野菜としても一部地方（八丈島等）で
栽培されているものである。この明日葉は、その葉及び
根を使用し、よく水洗いしてから乾燥させ（根の場合は
水洗後スライスしてから乾燥させる）、その後に粉末状
にしたものを適宜な割合で調合して使用するとよい。
多年草で、わが国の温暖な海浜部に生育し、葉と茎が食
用として供され、野菜としても一部地方（八丈島等）で
栽培されているものである。この明日葉は、その葉及び
根を使用し、よく水洗いしてから乾燥させ（根の場合は
水洗後スライスしてから乾燥させる）、その後に粉末状
にしたものを適宜な割合で調合して使用するとよい。
【０００８】また、アロエはユリ科のアロエ属の総称と
しての多年生の多肉植物である。このアロエは、エキス
だけを、すなわち、アロエの葉肉を水洗いしたのち、ト
ゲの部分を除去して、ジューサー等により液汁を搾出
し、この液汁から抽出したエキスを蒸留水により略２倍
程度に希釈したものを使用するのがよい。
しての多年生の多肉植物である。このアロエは、エキス
だけを、すなわち、アロエの葉肉を水洗いしたのち、ト
ゲの部分を除去して、ジューサー等により液汁を搾出
し、この液汁から抽出したエキスを蒸留水により略２倍
程度に希釈したものを使用するのがよい。
【０００９】
【実施例】本発明の一実施例の美肌養毛料は、下記の各
材料を下記の割合でよく混合して流動体状態のまま瓶詰
等の形態で提供するものである。 根こんぶの粉末 ５００ｇ 明日葉の葉の粉末 ８００ｇ 明日葉の根の粉末 ２００ｇ 椿 油 ５００ｃｃ アロエのエキス ３０００ｃｃ
材料を下記の割合でよく混合して流動体状態のまま瓶詰
等の形態で提供するものである。 根こんぶの粉末 ５００ｇ 明日葉の葉の粉末 ８００ｇ 明日葉の根の粉末 ２００ｇ 椿 油 ５００ｃｃ アロエのエキス ３０００ｃｃ
【００１０】本発明の美肌養毛料は次のように使用す
る。まず、ヘアートリートメントとして使用する場合
は、頭部毛根部分にすりこむと共に、毛髪全体に塗布し
て、毛根及び毛髪に成分をよく浸透させ（尚、成分をよ
く浸透させるためには頭部にラップやビニールカバーを
するとよい）、３０分以上経過してからシャンプーして
洗い流せばよい。尚、本発明はリンス効果を有するので
さらにリンスする必要はない。次に、顔面パック又は全
身パックとして使用する場合は、顔面又は全身に薄く塗
布してマッサージをし、１５分乃至３０分経過後に洗顔
又は入浴して洗い流せばよい。尚、本発明は入浴剤とし
て使用可能で、略２カップ程度を浴槽内に入れて入浴す
ると、温泉のように体が温まり、全身パックと同様の美
肌効果が得られる。
る。まず、ヘアートリートメントとして使用する場合
は、頭部毛根部分にすりこむと共に、毛髪全体に塗布し
て、毛根及び毛髪に成分をよく浸透させ（尚、成分をよ
く浸透させるためには頭部にラップやビニールカバーを
するとよい）、３０分以上経過してからシャンプーして
洗い流せばよい。尚、本発明はリンス効果を有するので
さらにリンスする必要はない。次に、顔面パック又は全
身パックとして使用する場合は、顔面又は全身に薄く塗
布してマッサージをし、１５分乃至３０分経過後に洗顔
又は入浴して洗い流せばよい。尚、本発明は入浴剤とし
て使用可能で、略２カップ程度を浴槽内に入れて入浴す
ると、温泉のように体が温まり、全身パックと同様の美
肌効果が得られる。
【００１１】
【発明の作用及び効果】本発明は上記の通り、根こん
ぶ、明日葉、及びアロエの成分を含有し、まず、根こん
ぶは、その細胞膜中にフコイジン、アルギン酸などの粘
質物を含み、かつその細胞質中にフコサンというタンニ
ン様物質、ヨウ素、カリなどの無機物質を蓄えており、
また、明日葉は非常に強壮で発育が速い植物であり極め
て栄養価の高い成分を含んでおり、さらに、アロエもア
ロイン、イソバルバロイン及び樹脂等の薬効成分を含ん
でいるので、本発明のごとく三者を併有すると、それら
に含まれた成分の相乗効果によって、肌に対しても、か
つ毛髪に対しても効き目があつて、従来のパックやヘア
ートリートメントに比べても美肌効果や毛髪効果が高
く、特にトリートメント効果が顕著である。また、椿油
等の適宜な油性物質をさらに含有させることによって、
効果がより増大し且つ安定する。
ぶ、明日葉、及びアロエの成分を含有し、まず、根こん
ぶは、その細胞膜中にフコイジン、アルギン酸などの粘
質物を含み、かつその細胞質中にフコサンというタンニ
ン様物質、ヨウ素、カリなどの無機物質を蓄えており、
また、明日葉は非常に強壮で発育が速い植物であり極め
て栄養価の高い成分を含んでおり、さらに、アロエもア
ロイン、イソバルバロイン及び樹脂等の薬効成分を含ん
でいるので、本発明のごとく三者を併有すると、それら
に含まれた成分の相乗効果によって、肌に対しても、か
つ毛髪に対しても効き目があつて、従来のパックやヘア
ートリートメントに比べても美肌効果や毛髪効果が高
く、特にトリートメント効果が顕著である。また、椿油
等の適宜な油性物質をさらに含有させることによって、
効果がより増大し且つ安定する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A61K 7/06 A61K 7/00 A61K 7/48
Claims (2)
- 【請求項１】 混合状態のままで肌もしくは毛髪に塗布
し所定の時間経過後に洗い流す美肌養毛剤であって、根
こんぶの粉末と、明日葉の粉末と、アロエのエキスとを
混合したことを特徴とする美肌養毛剤。 - 【請求項２】 請求項１記載の美肌養毛剤において、さ
らに椿油等の油性物質を混合したことを特徴とする美肌
養毛剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6194842A JP2858217B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 美肌養毛剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6194842A JP2858217B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 美肌養毛剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0840844A JPH0840844A (ja) | 1996-02-13 |
| JP2858217B2 true JP2858217B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=16331186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6194842A Expired - Fee Related JP2858217B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 美肌養毛剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2858217B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP6194842A patent/JP2858217B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0840844A (ja) | 1996-02-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4057170B2 (ja) | 保湿性植物抽出物を含有する化粧料組成物 | |
| JP4143223B2 (ja) | 保湿性植物抽出物を含有する化粧料組成物 | |
| JP2000143437A (ja) | 保湿性植物抽出物を含有する化粧料組成物 | |
| JP2000053557A (ja) | 保湿性植物抽出物を含有する化粧料組成物 | |
| JP2000154113A (ja) | 保湿性植物抽出物を含有する化粧料組成物 | |
| JP4551053B2 (ja) | 保湿性植物抽出物並びに該抽出物を含有する保湿外用剤、化粧料、浴用剤および洗剤組成物 | |
| JP4101106B2 (ja) | 保湿性植物抽出物並びに該抽出物を含有する外用剤、化粧料、浴用剤及び洗浄剤 | |
| JP2001031552A (ja) | 保湿性植物抽出物を含有する化粧料組成物 | |
| KR102227916B1 (ko) | 천연 재료로 제조된 마스크팩의 제조방법 | |
| KR102227915B1 (ko) | 천연 재료로 제조된 마스크팩 | |
| JP2001031521A (ja) | 保湿性植物抽出物を含有する化粧料組成物 | |
| WO2014065274A1 (ja) | パーマ液および頭髪用調整剤 | |
| JP2000159628A (ja) | 顆粒配合化粧料組成物 | |
| JP2858217B2 (ja) | 美肌養毛剤 | |
| CN105832612A (zh) | 一种毛孔细致型安全卸妆油及其制备方法 | |
| JP3502808B2 (ja) | 化粧料 | |
| JP2594817B2 (ja) | 美肌養毛剤 | |
| US20010014316A1 (en) | Liquid cleansing composition | |
| JP3839390B2 (ja) | 化粧料 | |
| JPS6357513A (ja) | 頭髪化粧料 | |
| JP3526590B2 (ja) | 皮膚若しくは毛髪用化粧料 | |
| CN106821839A (zh) | 一种卸妆湿巾及其制备方法 | |
| KR20070074005A (ko) | 나무섬유 화장품 및 그 제조방법 | |
| JP2001213733A (ja) | 頭髪化粧料 | |
| KR20040080007A (ko) | 핵산을 함유하는 미용비누 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |