JP2000071511A - 感光性メディア露光装置 - Google Patents
感光性メディア露光装置Info
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- JP2000071511A JP2000071511A JP24065398A JP24065398A JP2000071511A JP 2000071511 A JP2000071511 A JP 2000071511A JP 24065398 A JP24065398 A JP 24065398A JP 24065398 A JP24065398 A JP 24065398A JP 2000071511 A JP2000071511 A JP 2000071511A
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- photosensitive medium
- exposure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は感光性メディアに光を照射することに
より露光処理を行なう感光性メディア露光装置に関し、
簡単かつ安価な構成で確実に感光性メディアに対し露光
処理を行なうことを課題とする。 【解決手段】感光性メディア14に画像を形成するため
の光を照射しこの感光性メディアの露光処理を行なう感
光性メディア露光装置において、印刷装置に固定された
コントロール基板13に発光ダイオード6を配設すると
共に、この発光ダイオード6で生成された光を光ファイ
バー17を用いて露光用ヘッド12に導光する構成とす
る。これにより、露光用ヘッド12に発光ダイオード6
を設ける必要がなくなり、高価なフレキシブルケーブル
は不要となり、かつ露光用ヘッド12の軽量化を図るこ
とができる。
より露光処理を行なう感光性メディア露光装置に関し、
簡単かつ安価な構成で確実に感光性メディアに対し露光
処理を行なうことを課題とする。 【解決手段】感光性メディア14に画像を形成するため
の光を照射しこの感光性メディアの露光処理を行なう感
光性メディア露光装置において、印刷装置に固定された
コントロール基板13に発光ダイオード6を配設すると
共に、この発光ダイオード6で生成された光を光ファイ
バー17を用いて露光用ヘッド12に導光する構成とす
る。これにより、露光用ヘッド12に発光ダイオード6
を設ける必要がなくなり、高価なフレキシブルケーブル
は不要となり、かつ露光用ヘッド12の軽量化を図るこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感光性メディア露光
装置に係り、特に感光性メディアに光を照射することに
より露光処理を行なう感光性メディア露光装置に関す
る。
装置に係り、特に感光性メディアに光を照射することに
より露光処理を行なう感光性メディア露光装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー写真やカラープリントを作
成する手段として感光性メディアを用い、これに露光処
理を行なうことにより所望の文字や絵等の画像を生成す
ることが行なわれている。この種の感光性メディアのひ
とつとして、サイカラーメディアがある。
成する手段として感光性メディアを用い、これに露光処
理を行なうことにより所望の文字や絵等の画像を生成す
ることが行なわれている。この種の感光性メディアのひ
とつとして、サイカラーメディアがある。
【0003】このサイカラーメディアは、各々異なる発
色物質とフォトイニシェータを含んだマイクロカプセル
(サイリス)を感光材として用いている。このサイカラ
ーメディアは、薄いポリエステル等の支持体の表面に非
常に小さなサイリスが無数にコーティングされており、
これらに光を当ててサイリスを硬化させる(露光する)
ことにより特定の色のサイリスのみを活性化した後、圧
力をかけてこれをつぶすことにより現像し、これにより
所定色の画像が得られる構成とされている(特開平10
−76706号公報参照)。
色物質とフォトイニシェータを含んだマイクロカプセル
(サイリス)を感光材として用いている。このサイカラ
ーメディアは、薄いポリエステル等の支持体の表面に非
常に小さなサイリスが無数にコーティングされており、
これらに光を当ててサイリスを硬化させる(露光する)
ことにより特定の色のサイリスのみを活性化した後、圧
力をかけてこれをつぶすことにより現像し、これにより
所定色の画像が得られる構成とされている(特開平10
−76706号公報参照)。
【0004】従って、サイカラーメディアを感光性メデ
ィアとして用いる印刷装置には、サイカラーメディアに
光を照射して露光する感光性メディア露光装置が設けら
れている。図5及び図6は、従来の感光性メディア露光
装置1の一例を示している。各図に示されるように、感
光性メディア露光装置1は、大略すると露光用ヘッド
2,コントロール基板3とにより構成されている。露光
用ヘッド2は、内部に感光性メディア4(サイカラーメ
ディア)に対し露光処理を行なう多数の発光ダイオード
6が配設されている。この複数の発光ダイオード6は、
赤光(R)を発光するもの、緑色(G)を発光するも
の、及び青色(B)を発光するものがあり、所定の配設
位置に設けられている。
ィアとして用いる印刷装置には、サイカラーメディアに
光を照射して露光する感光性メディア露光装置が設けら
れている。図5及び図6は、従来の感光性メディア露光
装置1の一例を示している。各図に示されるように、感
光性メディア露光装置1は、大略すると露光用ヘッド
2,コントロール基板3とにより構成されている。露光
用ヘッド2は、内部に感光性メディア4(サイカラーメ
ディア)に対し露光処理を行なう多数の発光ダイオード
6が配設されている。この複数の発光ダイオード6は、
赤光(R)を発光するもの、緑色(G)を発光するも
の、及び青色(B)を発光するものがあり、所定の配設
位置に設けられている。
【0005】また、発光ダイオード6が生成する光は放
射状に照射されるため、この光が感光性メディア4の露
光位置のみに露光されるよう、露光用ヘッド2には前面
パネル(図示せず)が設けられている。この前面パネル
には、発光ダイオード6と対向する微細開口が形成され
ており、よってこの微細開口を通過した光のみが感光性
メディア4に照射される構成とされている。これによ
り、不要光が感光性メディア4に照射されるのを防止し
ている。更に、発光ダイオード6は光を生成する際に熱
を発生するため、露光用ヘッド2の内部にはこの熱を放
熱するための放熱板が設けられていた。
射状に照射されるため、この光が感光性メディア4の露
光位置のみに露光されるよう、露光用ヘッド2には前面
パネル(図示せず)が設けられている。この前面パネル
には、発光ダイオード6と対向する微細開口が形成され
ており、よってこの微細開口を通過した光のみが感光性
メディア4に照射される構成とされている。これによ
り、不要光が感光性メディア4に照射されるのを防止し
ている。更に、発光ダイオード6は光を生成する際に熱
を発生するため、露光用ヘッド2の内部にはこの熱を放
熱するための放熱板が設けられていた。
【0006】上記構成とされた露光用ヘッド2は、印刷
装置のシャーシに設けられたガイドシャフト5に軸承さ
れており、図示しない駆動機構により図中矢印X方向に
移動可能な構成とされている。また、感光性メディア4
は図中矢印Y方向に送られる構成とされており、よって
露光用ヘッド2のX方向の移動及び感光性メディア4の
Y方向の移動により、感光性メディア4の全面の任意位
置に対し露光処理を行なうことが可能となる。
装置のシャーシに設けられたガイドシャフト5に軸承さ
れており、図示しない駆動機構により図中矢印X方向に
移動可能な構成とされている。また、感光性メディア4
は図中矢印Y方向に送られる構成とされており、よって
露光用ヘッド2のX方向の移動及び感光性メディア4の
Y方向の移動により、感光性メディア4の全面の任意位
置に対し露光処理を行なうことが可能となる。
【0007】また、コントロール基板3には、発光ダイ
オード6の発光制御,露光用ヘッド2の移動制御等の印
刷処理に必要な各種制御を行なう制御回路(図示せず)
が配設されている。前記のように、従来では露光用ヘッ
ド2に発光ダイオード6が配設されていたため、発光ダ
イオード6に電源供給するため、また発光ダイオード6
の駆動制御を行なうため、露光用ヘッド2とコントロー
ル基板3とを電気的に接続する必要がある。
オード6の発光制御,露光用ヘッド2の移動制御等の印
刷処理に必要な各種制御を行なう制御回路(図示せず)
が配設されている。前記のように、従来では露光用ヘッ
ド2に発光ダイオード6が配設されていたため、発光ダ
イオード6に電源供給するため、また発光ダイオード6
の駆動制御を行なうため、露光用ヘッド2とコントロー
ル基板3とを電気的に接続する必要がある。
【0008】更に、露光用ヘッド2は矢印X方向に移動
するものである。このため、従来ではコントロール基板
3と露光用ヘッド2との間にフレキシブルケーブル7を
配設し、このフレキシブルケーブル7により露光用ヘッ
ド2とコントロール基板3とを電気的に接続する構成と
していた。尚、図6において符号8で示すのは、フレキ
シブルケーブル7をコントロール基板3に接続するため
のコネクタである。
するものである。このため、従来ではコントロール基板
3と露光用ヘッド2との間にフレキシブルケーブル7を
配設し、このフレキシブルケーブル7により露光用ヘッ
ド2とコントロール基板3とを電気的に接続する構成と
していた。尚、図6において符号8で示すのは、フレキ
シブルケーブル7をコントロール基板3に接続するため
のコネクタである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の感光
性メディア露光装置1では、露光用ヘッド2に発光ダイ
オード6が配設されていたために露光用ヘッド2とコン
トロール基板3とを高価なフレキシブルケーブル7で電
気的に接続する必要があり、感光性メディア露光装置1
のコストが上昇してしまうという問題点があった。
性メディア露光装置1では、露光用ヘッド2に発光ダイ
オード6が配設されていたために露光用ヘッド2とコン
トロール基板3とを高価なフレキシブルケーブル7で電
気的に接続する必要があり、感光性メディア露光装置1
のコストが上昇してしまうという問題点があった。
【0010】また、露光用ヘッド2に発光ダイオード6
を配設した構成では、発光ダイオード6から発生する熱
を放熱する放熱板を露光用ヘッド2に設ける必要があ
り、露光用ヘッド2が重くなってしまう。このため、露
光用ヘッド2を移動させる駆動機構の負荷が大きくなり
消費電力が増大し、また駆動機構が大型してしまうとい
う問題点があった。
を配設した構成では、発光ダイオード6から発生する熱
を放熱する放熱板を露光用ヘッド2に設ける必要があ
り、露光用ヘッド2が重くなってしまう。このため、露
光用ヘッド2を移動させる駆動機構の負荷が大きくなり
消費電力が増大し、また駆動機構が大型してしまうとい
う問題点があった。
【0011】更に、従来の感光性メディア露光装置1で
は、発光ダイオード6からの不要光が感光性メディア4
に照射されるのを防止するため、微細開口が形成された
全面パネルを用いてるが、この全面パネルの微細開口と
発光ダイオード6との位置決め処理が面倒であるという
問題点もあった。本発明は上記の点に鑑みてなされたも
のであり、簡単かつ安価な構成で確実に感光性メディア
に対し露光処理を行いうる感光性メディア露光装置を提
供することを目的とする。
は、発光ダイオード6からの不要光が感光性メディア4
に照射されるのを防止するため、微細開口が形成された
全面パネルを用いてるが、この全面パネルの微細開口と
発光ダイオード6との位置決め処理が面倒であるという
問題点もあった。本発明は上記の点に鑑みてなされたも
のであり、簡単かつ安価な構成で確実に感光性メディア
に対し露光処理を行いうる感光性メディア露光装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴
とするものである。請求項1記載の発明は、感光性メデ
ィアに画像を形成するための光を照射し、前記感光性メ
ディアの露光処理を行なう感光性メディア露光装置にお
いて、固定された基板と、該基板に配設された光源と、
前記基板に対し移動可能とされると共に前記感光性メデ
ィアに前記光を照射する露光用ヘッドと、該光源と前記
露光用ヘッドとの間に配設されており、前記光源で生成
された光を前記露光用ヘッドへ導光する可撓性を有した
導光部材とを設けたことを特徴とするものである。
めに本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴
とするものである。請求項1記載の発明は、感光性メデ
ィアに画像を形成するための光を照射し、前記感光性メ
ディアの露光処理を行なう感光性メディア露光装置にお
いて、固定された基板と、該基板に配設された光源と、
前記基板に対し移動可能とされると共に前記感光性メデ
ィアに前記光を照射する露光用ヘッドと、該光源と前記
露光用ヘッドとの間に配設されており、前記光源で生成
された光を前記露光用ヘッドへ導光する可撓性を有した
導光部材とを設けたことを特徴とするものである。
【0013】また、請求項2記載の発明は、前記請求項
1記載の感光性メディア露光装置において、前記導光部
材の前記光源との対向位置に、前記光源の光を導光部材
内に集光する集光手段を設けたことを特徴とするもので
ある。また、請求項3記載の発明は、前記請求項1また
は2記載の感光性メディア露光装置において、前記導光
部材の前記露光用ヘッド側の端部に、前記光源から導光
された前記光を前記感光性メディア上に集光させる集光
レンズを設けたことを特徴とするものである。
1記載の感光性メディア露光装置において、前記導光部
材の前記光源との対向位置に、前記光源の光を導光部材
内に集光する集光手段を設けたことを特徴とするもので
ある。また、請求項3記載の発明は、前記請求項1また
は2記載の感光性メディア露光装置において、前記導光
部材の前記露光用ヘッド側の端部に、前記光源から導光
された前記光を前記感光性メディア上に集光させる集光
レンズを設けたことを特徴とするものである。
【0014】また、請求項4記載の発明は、前記請求項
1乃至3のいずれかに記載の感光性メディア露光装置に
おいて、前記導光部材として光ファイバーを用いたこと
を特徴とするものである。更に、請求項5記載の発明
は、前記請求項1乃至5のいずれかに記載の感光性メデ
ィア露光装置において、前記感光性メディアとしてサイ
カラーメディアを用いたことを特徴とするものである。
1乃至3のいずれかに記載の感光性メディア露光装置に
おいて、前記導光部材として光ファイバーを用いたこと
を特徴とするものである。更に、請求項5記載の発明
は、前記請求項1乃至5のいずれかに記載の感光性メデ
ィア露光装置において、前記感光性メディアとしてサイ
カラーメディアを用いたことを特徴とするものである。
【0015】上記の各手段は、次のように作用する。請
求項1記載の発明によれば、露光用ヘッドには光源が設
けられていないため、露光用ヘッドに電源供給を行なう
必要がなくなり、高価なフレキシブルケーブルを不要と
することができる。これにより、感光性メディア露光装
置のコスト低減を図ることができる。
求項1記載の発明によれば、露光用ヘッドには光源が設
けられていないため、露光用ヘッドに電源供給を行なう
必要がなくなり、高価なフレキシブルケーブルを不要と
することができる。これにより、感光性メディア露光装
置のコスト低減を図ることができる。
【0016】また、光源から発生する熱を放熱するため
の放熱板を露光用ヘッドに設ける必要がなくなるため、
露光用ヘッドの軽量化を図ることができる。よって、露
光用ヘッドを移動させる駆動機構の負荷の軽減を図るこ
とができ、省電力化及び駆動機構の小型化を図ることが
できる。また、導光部材は可撓性を有しているため、露
光用ヘッドの移動に追随して変位し、よって固定された
基板上に光源を配設しても光源の光を確実に露光用ヘッ
ドに導光させることができる。
の放熱板を露光用ヘッドに設ける必要がなくなるため、
露光用ヘッドの軽量化を図ることができる。よって、露
光用ヘッドを移動させる駆動機構の負荷の軽減を図るこ
とができ、省電力化及び駆動機構の小型化を図ることが
できる。また、導光部材は可撓性を有しているため、露
光用ヘッドの移動に追随して変位し、よって固定された
基板上に光源を配設しても光源の光を確実に露光用ヘッ
ドに導光させることができる。
【0017】また、請求項2記載の発明によれば、導光
部材の光源との対向位置に光源の光を導光部材内に集光
する集光手段を設けたことにより、導光部材と光源との
光軸合わせを容易に行なうことができる。また、導光部
材の外部への無駄な光の発生を抑制でき、光源で発生す
る光を効率よく導光部材内に導くことができる。よっ
て、光源の出力低減を図ることができ、省電力化を図る
ことができる。
部材の光源との対向位置に光源の光を導光部材内に集光
する集光手段を設けたことにより、導光部材と光源との
光軸合わせを容易に行なうことができる。また、導光部
材の外部への無駄な光の発生を抑制でき、光源で発生す
る光を効率よく導光部材内に導くことができる。よっ
て、光源の出力低減を図ることができ、省電力化を図る
ことができる。
【0018】また、請求項3記載の発明によれば、導光
部材の露光用ヘッド側の端部に光源から導光された光を
感光性メディア上に集光させる集光レンズを設けたこと
により、感光性メディア上の所定露光位置に照度の高い
光を照射することができ、確実な感光処理を行なうこと
ができる。また、請求項4記載の発明のように、導光部
材として光ファイバーを用いることができる。
部材の露光用ヘッド側の端部に光源から導光された光を
感光性メディア上に集光させる集光レンズを設けたこと
により、感光性メディア上の所定露光位置に照度の高い
光を照射することができ、確実な感光処理を行なうこと
ができる。また、請求項4記載の発明のように、導光部
材として光ファイバーを用いることができる。
【0019】更に、請求項5記載の発明のように、感光
性メディアとしてサイカラーメディアを用いることがで
きる。
性メディアとしてサイカラーメディアを用いることがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1及び図2は、本発明の一実
施例である感光性メディア露光装置10を示している。
図1は感光性メディア露光装置10の要部構成を示す斜
視図であり、また図2は感光性メディア露光装置10の
要部構成を示す側面図である。この感光性メディア露光
装置10は、サイカラーメディアを感光性メディア14
とする印刷装置(図示せず)に取り付けられるものであ
る。
て図面と共に説明する。図1及び図2は、本発明の一実
施例である感光性メディア露光装置10を示している。
図1は感光性メディア露光装置10の要部構成を示す斜
視図であり、また図2は感光性メディア露光装置10の
要部構成を示す側面図である。この感光性メディア露光
装置10は、サイカラーメディアを感光性メディア14
とする印刷装置(図示せず)に取り付けられるものであ
る。
【0021】各図に示されるように、感光性メディア露
光装置10は、大略すると露光用ヘッド12,コントロ
ール基板13,及び光ファイバー17等により構成され
ている。露光用ヘッド12は、印刷装置のシャーシに設
けられたガイドシャフト15に軸承されており、図示し
ない駆動機構により図中矢印X方向に移動可能な構成と
されている。
光装置10は、大略すると露光用ヘッド12,コントロ
ール基板13,及び光ファイバー17等により構成され
ている。露光用ヘッド12は、印刷装置のシャーシに設
けられたガイドシャフト15に軸承されており、図示し
ない駆動機構により図中矢印X方向に移動可能な構成と
されている。
【0022】また、感光性メディア14は図中矢印Y方
向に送られる構成とされており、よって露光用ヘッド1
2のX方向の移動、及び感光性メディア14のY方向の
移動により、感光性メディア14の全面の任意位置に対
し露光処理を行なうことが可能となる。一方、本実施例
では、コントロール基板13に光源として機能する発光
ダイオード16を配設したことを特徴としている。この
複数の発光ダイオード16は、カラー画像を生成するた
めに赤光(R)を発光するもの、緑色(G)を発光する
もの、及び青色(B)を発光するものがあり、それぞれ
所定数配設されている。
向に送られる構成とされており、よって露光用ヘッド1
2のX方向の移動、及び感光性メディア14のY方向の
移動により、感光性メディア14の全面の任意位置に対
し露光処理を行なうことが可能となる。一方、本実施例
では、コントロール基板13に光源として機能する発光
ダイオード16を配設したことを特徴としている。この
複数の発光ダイオード16は、カラー画像を生成するた
めに赤光(R)を発光するもの、緑色(G)を発光する
もの、及び青色(B)を発光するものがあり、それぞれ
所定数配設されている。
【0023】また、コントロール基板13には、発光ダ
イオード16の他に、この発光ダイオード16の発光制
御、及び前記した露光用ヘッド12の移動制御等の印刷
処理に必要な各種制御を行なう制御回路(図示せず)が
配設されている。ところで、本実施例のようにコントロ
ール基板13に発光ダイオード16を配設した場合、発
光ダイオード16で生成された光を露光用ヘッド12ま
で導光する必要がある。このため、本実施例では発光ダ
イオード16と露光用ヘッド12との間に導光部材とし
て光ファイバー17を設けている。
イオード16の他に、この発光ダイオード16の発光制
御、及び前記した露光用ヘッド12の移動制御等の印刷
処理に必要な各種制御を行なう制御回路(図示せず)が
配設されている。ところで、本実施例のようにコントロ
ール基板13に発光ダイオード16を配設した場合、発
光ダイオード16で生成された光を露光用ヘッド12ま
で導光する必要がある。このため、本実施例では発光ダ
イオード16と露光用ヘッド12との間に導光部材とし
て光ファイバー17を設けている。
【0024】この光ファイバー17は可撓性を有してい
るため、露光用ヘッド12の移動に追随して変位し、よ
って固定されたコントロール基板13上に発光ダイオー
ド16を配設しても、発光ダイオード16の光を確実に
露光用ヘッド12に導光させることができる。図3は、
光ファイバー17のコントロール基板13側の端面19
(以下、光入射端面19という)の近傍を拡大して示し
ている。通常、光ファイバー17と発光ダイオード16
とを光学的に接続させる場合、図3(A)に示すよう
に、単に光ファイバー17の光入射端面19を発光ダイ
オード16に突き合わせることが行なわれている。
るため、露光用ヘッド12の移動に追随して変位し、よ
って固定されたコントロール基板13上に発光ダイオー
ド16を配設しても、発光ダイオード16の光を確実に
露光用ヘッド12に導光させることができる。図3は、
光ファイバー17のコントロール基板13側の端面19
(以下、光入射端面19という)の近傍を拡大して示し
ている。通常、光ファイバー17と発光ダイオード16
とを光学的に接続させる場合、図3(A)に示すよう
に、単に光ファイバー17の光入射端面19を発光ダイ
オード16に突き合わせることが行なわれている。
【0025】しかるに、発光ダイオード16が生成する
光は放射状に進むため、効率のよく光を光ファイバー1
7に導くためには発光ダイオード16と光ファイバー1
7との光軸合わせを正確に行なう必要がある。これに対
し、本実施例では図3(B)に示すように、光ファイバ
ー17の発光ダイオード16と対向する部位に袴状光入
射部20(集光手段)を形成することにより、光入射端
面19Aの面積を広くした構成としている。
光は放射状に進むため、効率のよく光を光ファイバー1
7に導くためには発光ダイオード16と光ファイバー1
7との光軸合わせを正確に行なう必要がある。これに対
し、本実施例では図3(B)に示すように、光ファイバ
ー17の発光ダイオード16と対向する部位に袴状光入
射部20(集光手段)を形成することにより、光入射端
面19Aの面積を広くした構成としている。
【0026】この構成とすることにより、発光ダイオー
ド16と光ファイバー17との光軸が若干ずれた場合で
も生成された光は効率よく光ファイバー17に入射す
る。このため、発光ダイオード16と光ファイバー17
との光軸合わせ処理の容易化を図ることができる。ま
た、光ファイバー17の外部へ照射される無駄な光の発
生を抑制でき、発光ダイオード16で発生する光を効率
よく光ファイバー17に導くことができる。よって、発
光ダイオード16の出力を低減することができ、省電力
化を図ることができる。
ド16と光ファイバー17との光軸が若干ずれた場合で
も生成された光は効率よく光ファイバー17に入射す
る。このため、発光ダイオード16と光ファイバー17
との光軸合わせ処理の容易化を図ることができる。ま
た、光ファイバー17の外部へ照射される無駄な光の発
生を抑制でき、発光ダイオード16で発生する光を効率
よく光ファイバー17に導くことができる。よって、発
光ダイオード16の出力を低減することができ、省電力
化を図ることができる。
【0027】また、図4は、光ファイバー17の露光用
ヘッド12側の端面21(以下、光出射端面21とい
う)の近傍を拡大して示している。同図に示すように、
本実施例では光出射端面21と対向する位置に、発光ダ
イオード16で生成され光ファイバー17内を導光して
きた光を感光性メディア14上に集光させる集光レンズ
22を設けた構成としている。この構成とすることによ
り、感光性メディア14上の所定露光位置に照度の高い
光を照射することができ、確実な感光処理を行なうこと
ができる。
ヘッド12側の端面21(以下、光出射端面21とい
う)の近傍を拡大して示している。同図に示すように、
本実施例では光出射端面21と対向する位置に、発光ダ
イオード16で生成され光ファイバー17内を導光して
きた光を感光性メディア14上に集光させる集光レンズ
22を設けた構成としている。この構成とすることによ
り、感光性メディア14上の所定露光位置に照度の高い
光を照射することができ、確実な感光処理を行なうこと
ができる。
【0028】また、従来では感光性メディア4上の所定
露光位置に高精度に光照射を行なうために微細開口が形
成された前面パネルを用いて遮光を行なっていたのに対
し、本実施例では集光レンズ22より光を集光して感光
性メディア14上に照射する構成であるため、発光ダイ
オード16で生成された光の利用効率が高い。よって、
これによっても発光ダイオード16の小型化及び省力化
を図ることが可能となる。
露光位置に高精度に光照射を行なうために微細開口が形
成された前面パネルを用いて遮光を行なっていたのに対
し、本実施例では集光レンズ22より光を集光して感光
性メディア14上に照射する構成であるため、発光ダイ
オード16で生成された光の利用効率が高い。よって、
これによっても発光ダイオード16の小型化及び省力化
を図ることが可能となる。
【0029】上記したように本実施例に係る感光性メデ
ィア露光装置10は、露光用ヘッド12には発光ダイオ
ード16が設けられていない。このため、露光用ヘッド
12に電源供給を行なう必要がなくなり、従来必要され
た高価なフレキシブルケーブル7(図5及び図6参照)
を不要とすることができる。これにより、感光性メディ
ア露光装置10のコスト低減を図ることができる。
ィア露光装置10は、露光用ヘッド12には発光ダイオ
ード16が設けられていない。このため、露光用ヘッド
12に電源供給を行なう必要がなくなり、従来必要され
た高価なフレキシブルケーブル7(図5及び図6参照)
を不要とすることができる。これにより、感光性メディ
ア露光装置10のコスト低減を図ることができる。
【0030】また、露光用ヘッド12に発光ダイオード
16で発生する熱を放熱するための放熱板を設ける必要
がなくなり、露光用ヘッド12の軽量化を図ることがで
きる。よって、露光用ヘッド12を移動させる駆動機構
の負荷の軽減を図ることができ、省電力化及び駆動機構
の小型化を図ることができる。またコントロール基板1
3は通常面積が広く放熱板としても機能させることがで
きるため、発光ダイオード16をコントロール基板13
に設けた構成としても、十分な放熱特性を得ることがで
きる。
16で発生する熱を放熱するための放熱板を設ける必要
がなくなり、露光用ヘッド12の軽量化を図ることがで
きる。よって、露光用ヘッド12を移動させる駆動機構
の負荷の軽減を図ることができ、省電力化及び駆動機構
の小型化を図ることができる。またコントロール基板1
3は通常面積が広く放熱板としても機能させることがで
きるため、発光ダイオード16をコントロール基板13
に設けた構成としても、十分な放熱特性を得ることがで
きる。
【0031】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項1記載の発
明によれば、高価なフレキシブルケーブルを不要とする
ことができ、感光性メディア露光装置のコスト低減を図
ることができる。また、光源から発生する熱を放熱する
ための放熱板を露光用ヘッドに設ける必要がなくなるた
め露光用ヘッドの軽量化を図ることができ、よって露光
用ヘッドを移動させる駆動機構の負荷の軽減,省電力
化,及び駆動機構の小型化を図ることができる。
種々の効果を実現することができる。請求項1記載の発
明によれば、高価なフレキシブルケーブルを不要とする
ことができ、感光性メディア露光装置のコスト低減を図
ることができる。また、光源から発生する熱を放熱する
ための放熱板を露光用ヘッドに設ける必要がなくなるた
め露光用ヘッドの軽量化を図ることができ、よって露光
用ヘッドを移動させる駆動機構の負荷の軽減,省電力
化,及び駆動機構の小型化を図ることができる。
【0032】また、導光部材は可撓性を有しているた
め、光学ヘッドの移動に追随して変位し、よって固定さ
れた基板上に光源を配設しても光源の光を確実に光学ヘ
ッドに導光させることができる。また、請求項2記載の
発明によれば、導光部材の光源との対向位置に光源の光
を導光部材内に集光する集光手段を設けたことにより、
導光部材と光源との光軸合わせを容易に行なうことがで
きる。
め、光学ヘッドの移動に追随して変位し、よって固定さ
れた基板上に光源を配設しても光源の光を確実に光学ヘ
ッドに導光させることができる。また、請求項2記載の
発明によれば、導光部材の光源との対向位置に光源の光
を導光部材内に集光する集光手段を設けたことにより、
導光部材と光源との光軸合わせを容易に行なうことがで
きる。
【0033】また、光源で発生する光を効率よく導光部
材内に導くことができるため、光源の出力低減を図るこ
とができ省電力を図ることができる。また、請求項3記
載の発明によれば、感光性メディア上の所定露光位置に
照度の高い光を照射することができ、確実な感光処理を
行なうことができる。
材内に導くことができるため、光源の出力低減を図るこ
とができ省電力を図ることができる。また、請求項3記
載の発明によれば、感光性メディア上の所定露光位置に
照度の高い光を照射することができ、確実な感光処理を
行なうことができる。
【図1】本発明の一実施例である感光性メディア露光装
置の要部構成を示す斜視図である。
置の要部構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例である感光性メディア露光装
置の要部構成を示す側面図である。
置の要部構成を示す側面図である。
【図3】光ファイバーの光入射端面の形状を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図4】光ファイバーの光出射端面近傍の構成を説明す
るための図である。
るための図である。
【図5】従来の一例である感光性メディア露光装置の要
部構成を示す斜視図である。
部構成を示す斜視図である。
【図6】従来の一例である感光性メディア露光装置の要
部構成を示す側面図である。
部構成を示す側面図である。
10 感光性メディア露光装置 12 露光用ヘッド 13 コントロール基板 14 感光性メディア 16 発光ダイオード 17 光ファイバー 18 露光孔 19 光入射端面 20 袴状光入射部 21 光出射端面 22 集光レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/036 (72)発明者 安念 亮一 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内 Fターム(参考) 2C162 AE23 AE77 FA17 FA44 FA48 2C362 AA13 BA25 CA18 2H037 AA04 BA03 BA12 5C051 AA02 CA08 DB02 DB04 DB22 DB25 DC03 DC04 DC07 DE09 EA01 5F041 AA04 AA12 EE04
Claims (5)
- 【請求項1】 感光性メディアに画像を形成するための
光を照射し、前記感光性メディアの露光処理を行なう感
光性メディア露光装置において、 固定された基板と、 該基板に配設された光源と、 前記基板に対し移動可能とされると共に前記感光性メデ
ィアに前記光を照射する露光用ヘッドと、 該光源と前記露光用ヘッドとの間に配設されており、前
記光源で生成された光を前記露光用ヘッドへ導光する可
撓性を有した導光部材とを設けたことを特徴とする感光
性メディア露光装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の感光性メディア露光装置
において、 前記導光部材の前記光源との対向位置に、前記光源の光
を導光部材内に集光する集光手段を設けたことを特徴と
する感光性メディア露光装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の感光性メディア
露光装置において、 前記導光部材の前記露光用ヘッド側の端部に、前記光源
から導光された前記光を前記感光性メディア上に集光さ
せる集光レンズを設けたことを特徴とする感光性メディ
ア露光装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の感光
性メディア露光装置において、 前記導光部材として光ファイバーを用いたことを特徴と
する感光性メディア露光装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至5のいずれかに記載の感光
性メディア露光装置において、 前記感光性メディアとしてサイカラーメディアを用いた
ことを特徴とする感光性メディア露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24065398A JP2000071511A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 感光性メディア露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24065398A JP2000071511A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 感光性メディア露光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000071511A true JP2000071511A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17062701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24065398A Pending JP2000071511A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 感光性メディア露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000071511A (ja) |
-
1998
- 1998-08-26 JP JP24065398A patent/JP2000071511A/ja active Pending
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