JP2000070442A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2000070442A
JP2000070442A JP10248554A JP24855498A JP2000070442A JP 2000070442 A JP2000070442 A JP 2000070442A JP 10248554 A JP10248554 A JP 10248554A JP 24855498 A JP24855498 A JP 24855498A JP 2000070442 A JP2000070442 A JP 2000070442A
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drums
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孝俊 武本
Yasumori Yoneyama
泰守 米山
Yasuyuki Ueda
靖之 上田
Kazutoshi Nishigata
和俊 西潟
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特賞遊技において、遊技者の技術の優劣によっ
て、遊技者が獲得するゲーム媒体の獲得数の差が顕著に
なるように構成し、特賞遊技の面白味を増し、集客性を
向上することができるスロットマシンを提供する。 【解決手段】特賞遊技進行中に、各ドラムの絵柄が特賞
図柄になると、進行中の特賞遊技を中止して、新たな特
賞遊技を開始し、特賞遊技進行中にも、乱数生成部32
は乱数を生成し、新たな特賞遊技を得る可能性を有する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面に絵柄遊
技を行うための複数のドラムが設けられ、各ドラムが回
転し、その後回転停止した際に各ドラムの周面にそれぞ
れ描かれた絵柄が揃う特賞図柄になると、特賞遊技を実
行するようにしたスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のスロットマシンとして、
メダルやコイン等のゲーム媒体を投入口に投入した後、
図柄を表示した3個のドラムを回転させ、停止スイッチ
のボタンを順次押してドラムの回転を停止し、停止後の
各表示の組合せに応じて、所定数のゲーム媒体を賞出す
るようになっているものが一般的である。
【0003】このようなスロットマシンにおいては、3
個のドラムの図柄が揃うと、特賞が発生する。特賞が発
生し、特賞遊技が開始されると、遊技者は3個のドラム
の回転を停止させるタイミング等の技術によって、なる
べく多くのゲーム媒体を得るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スロットマシンでは、特賞遊技において、3個のドラム
の回転を停止させるタイミング等の技術の優劣によって
は、遊技者が獲得するゲーム媒体の獲得数の差が顕著に
広がらないことから、ドラムの回転停止を特に意識せず
に行いがちになり、ただ単に特賞遊技を消化するように
なり、特賞遊技での楽しみが少なく、ゲームの興趣を失
わせ、集客性を低下させる要因になるという問題点があ
った。
【0005】本発明は、かかる問題点を解決すべくなさ
れたもので、特賞遊技において、遊技者の技術の優劣に
よって、遊技者が獲得するゲーム媒体の獲得数の差が顕
著になるように構成し、特賞遊技の面白味を増し、集客
性を向上することができるスロットマシンを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]遊技盤面に絵柄遊技を行うための複数のドラム
(20a,20b,20c)が設けられ、各ドラム(2
0a,20b,20c)が回転し、その後回転停止した
際に各ドラム(20a,20b,20c)の周面にそれ
ぞれ描かれた絵柄が揃う特賞図柄になると、特賞遊技を
実行するようにしたスロットマシンにおいて、乱数生成
部(32)および、遊技処理部(31)を有し、前記乱
数生成部(32)は、絵柄遊技を開始する際に乱数を生
成し、前記遊技処理部(31)は、特賞遊技進行中に、
前記乱数生成部(32)が特賞乱数を生成して、各ドラ
ム(20a,20b,20c)の絵柄が特賞図柄になる
と、進行中の特賞遊技を中止して、新たな特賞遊技を開
始することを特徴とするスロットマシン。
【0007】[2]遊技盤面に絵柄遊技を行うための複
数のドラム(20a,20b,20c)が設けられ、各
ドラム(20a,20b,20c)が回転し、その後回
転停止した際に各ドラム(20a,20b,20c)の
周面にそれぞれ描かれた絵柄が揃う特賞図柄になると、
特賞遊技を実行するようにしたスロットマシンにおい
て、乱数生成部(32)、遊技処理部(31)および、
ゲーム回数積算部(31a)を有し、前記乱数生成部
(32)は、絵柄遊技を開始する際に乱数を生成し、前
記ゲーム回数積算部(31a)は、複数枚賭けゲーム回
数および、1枚賭けゲーム回数をそれぞれ積算し、前記
遊技処理部(31)は、特賞遊技進行中に、前記乱数生
成部(32)が特賞乱数を生成して、各ドラム(20
a,20b,20c)の絵柄が非特賞図柄になると、複
数枚賭けゲーム回数の積算数が所定数に満たない場合
に、複数枚賭けゲームを開始し、複数枚賭けゲーム回数
の積算数が所定数以上の場合に、1枚賭けゲームを開始
することを特徴とするスロットマシン。
【0008】[3]遊技盤面に絵柄遊技を行うための複
数のドラム(20a,20b,20c)が設けられ、各
ドラム(20a,20b,20c)が回転し、その後回
転停止した際に各ドラム(20a,20b,20c)の
周面にそれぞれ描かれた絵柄が揃う特賞図柄になると、
特賞遊技を実行するようにしたスロットマシンにおい
て、乱数生成部(32)、遊技処理部(31)および、
ゲーム回数積算部(31a)を有し、前記乱数生成部
(32)は、絵柄遊技を開始する際に乱数を生成し、前
記ゲーム回数積算部(31a)は、複数枚賭けゲーム回
数、1枚賭けゲーム回数および、ゲームセット数をそれ
ぞれ積算し、前記遊技処理部(31)は、特賞遊技進行
中に、前記乱数生成部(32)が特賞乱数を生成して、
各ドラム(20a,20b,20c)の絵柄が非特賞図
柄になると、複数枚賭けゲーム回数の積算数が所定数に
満たない場合に、複数枚賭けゲームに移行し、複数枚賭
けゲーム回数の積算数が所定数以上の場合に、1枚賭け
ゲームに移行し、前記遊技処理部(31)は、1枚賭け
ゲームにおいて、各ドラム(20a,20b,20c)
の絵柄が特賞図柄になると、進行中の特賞遊技を中止し
て、新たな特賞遊技を開始し、各ドラム(20a,20
b,20c)の絵柄が非特賞図柄になると、1枚賭けゲ
ーム回数の積算数が所定数に満たない場合に、1枚賭け
ゲームを繰り返し、1枚賭けゲーム回数の積算数が所定
数以上の場合では、ゲームセット数の積算数が所定数に
満たない場合に、前記複数枚賭けゲームに移行し、ゲー
ムセット数の積算数が所定数以上の場合に、特賞乱数を
初期化し、特賞遊技を終了することを特徴とするスロッ
トマシン。
【0009】[4]遊技盤面に絵柄遊技を行うための複
数のドラム(20a,20b,20c)が設けられ、各
ドラム(20a,20b,20c)が回転し、その後回
転停止した際に各ドラム(20a,20b,20c)の
周面にそれぞれ描かれた絵柄が揃う特賞図柄になると、
特賞遊技を実行するようにしたスロットマシンにおい
て、乱数生成部(32)および、遊技処理部(31)を
有し、前記乱数生成部(32)は、絵柄遊技を開始する
際に乱数を生成し、前記遊技処理部(31)は、特賞遊
技進行中に、前記乱数生成部(32)が非特賞乱数を生
成して、各ドラム(20a,20b,20c)の絵柄が
リプレイ図柄になると、1枚賭けゲームに移行すること
を特徴とするスロットマシン。
【0010】[5]遊技盤面に絵柄遊技を行うための複
数のドラム(20a,20b,20c)が設けられ、各
ドラム(20a,20b,20c)が回転し、その後回
転停止した際に各ドラム(20a,20b,20c)の
周面にそれぞれ描かれた絵柄が揃う特賞図柄になると、
特賞遊技を実行するようにしたスロットマシンにおい
て、乱数生成部(32)、遊技処理部(31)および、
ゲーム回数積算部(31a)を有し、前記乱数生成部
(32)は、絵柄遊技を開始する際に乱数を生成し、前
記ゲーム回数積算部(31a)は、複数枚賭けゲーム回
数および、1枚賭けゲーム回数をそれぞれ積算し、前記
遊技処理部(31)は、特賞遊技進行中に、前記乱数生
成部(32)が非特賞乱数を生成して、各ドラム(20
a,20b,20c)の絵柄がハズレ図柄になると、複
数枚賭けゲーム回数の積算数が所定数に満たない場合
に、複数枚賭けゲームに移行し、複数枚賭けゲーム回数
の積算数が所定数以上の場合に、1枚賭けゲームに移行
することを特徴とするスロットマシン。
【0011】[6]遊技盤面に絵柄遊技を行うための複
数のドラム(20a,20b,20c)が設けられ、各
ドラム(20a,20b,20c)が回転し、その後回
転停止した際に各ドラム(20a,20b,20c)の
周面にそれぞれ描かれた絵柄が揃う特賞図柄になると、
特賞遊技を実行するようにしたスロットマシンにおい
て、乱数生成部(32)、遊技処理部(31)および、
ゲーム回数積算部(31a)を有し、前記乱数生成部
(32)は、絵柄遊技を開始する際に乱数を生成し、前
記ゲーム回数積算部(31a)は、複数枚賭けゲーム回
数、1枚賭けゲーム回数および、ゲームセット数をそれ
ぞれ積算し、前記遊技処理部(31)は、特賞遊技進行
中に、前記乱数生成部(32)が非特賞乱数を生成し
て、各ドラム(20a,20b,20c)の絵柄がハズ
レ図柄になると、複数枚賭けゲーム回数の積算数が所定
数に満たない場合に、複数枚賭けゲームに移行し、複数
枚賭けゲーム回数の積算数が所定数以上の場合に、1枚
賭けゲームに移行し、前記遊技処理部(31)は、1枚
賭けゲームにおいて、前記乱数生成部(32)が特賞乱
数を生成すると、前記乱数生成部(32)が特賞乱数を
生成した際の1枚賭けゲームを実行し、前記乱数生成部
(32)が非特賞乱数を生成すると、1枚賭けゲーム回
数の積算数が所定数に満たない場合に、1枚賭けゲーム
を繰り返し、1枚賭けゲーム回数の積算数が所定数以上
の場合で、ゲームセット数の積算数が所定数に満たない
場合では、前記乱数生成部(32)が乱数を生成し、ゲ
ームセット数の積算数が所定数以上の場合に、特賞乱数
を初期化し、特賞遊技を終了することを特徴とするスロ
ットマシン。
【0012】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。本発明の一の構成では、絵柄遊技にお
いては、遊技開始の際に乱数生成部(32)が乱数を生
成する。乱数生成部(32)が特賞乱数を生成すると、
遊技処理部(31)は、ドラム(20a,20b,20
c)を所定回数回転する中で、各ドラム(20a,20
b,20c)の絵柄を特賞図柄にし、特賞遊技を開始す
る。
【0013】特賞遊技進行中に、各ドラム(20a,2
0b,20c)の絵柄が特賞図柄になると、進行中の特
賞遊技を中止して、新たな特賞遊技を開始する。すなわ
ち、特賞遊技進行中にも、乱数生成部(32)は乱数を
生成し、新たな特賞遊技を得る可能性があり、各ドラム
(20a,20b,20c)を回転停止するタイミング
等の技術の優劣によって、新たな特賞遊技を得る速さが
異なり、ゲーム媒体の獲得数が顕著に広がり、ゲーム本
来の楽しみが増大して、遊技者は特賞遊技を集中して行
うようになり、遊技の面白味を増すことができる。
【0014】また、本発明の別の構成では、特賞遊技進
行中に、乱数生成部(32)が特賞乱数を生成して、各
ドラム(20a,20b,20c)の絵柄が非特賞図柄
になると、遊技処理部(31)は、複数枚賭けゲーム回
数の積算数が所定数に満たない場合に、複数枚賭けゲー
ムを開始し、複数枚賭けゲーム回数の積算数が所定数以
上の場合に、1枚賭けゲームを開始する。
【0015】それにより、複数枚賭けゲーム中あるい
は、1枚賭けゲーム中に、遊技者は、各ドラム(20
a,20b,20c)の絵柄が特賞図柄になるべく速く
なるように、各ドラム(20a,20b,20c)を回
転停止するタイミング等を集中して行うようになる。
【0016】さらに、本発明の別の構成では、特賞遊技
進行中に、乱数生成部(32)が特賞乱数を生成して、
各ドラム(20a,20b,20c)の絵柄が非特賞図
柄になると、ゲームセット数の積算数が所定数に満たな
い限り、複数枚賭けゲームあるいは、1枚賭けゲームが
行われる。それにより、複数枚賭けゲーム中あるいは、
1枚賭けゲーム中に、遊技者は、各ドラム(20a,2
0b,20c)の絵柄が特賞図柄になるべく速くなるよ
うに、特賞遊技を集中して行うようになる。
【0017】さらに、本発明の別の構成では、特賞遊技
進行中に、前記乱数生成部(32)が非特賞乱数を生成
して、各ドラム(20a,20b,20c)の絵柄がリ
プレイ図柄になると、遊技処理部(31)は、1枚賭け
ゲームに移行する。1枚賭けゲームは、例えば、1枚賭
けゲーム回数の積算数が所定数以上にならない限り、乱
数生成部(32)が特賞乱数を生成し、特賞遊技になる
まで、繰り返される。すなわち、遊技者は、リプレイ図
柄になったならば、特賞乱数が生成されて、各ドラム
(20a,20b,20c)の絵柄が特賞絵柄になる可
能性が生じる迄、目標をもって、ドラム(20a,20
b,20c)を繰り返し回転させればよく、無意味にド
ラム(20a,20b,20c)を回転させなくなり、
遊技の興趣を高めることができる。
【0018】さらに、本発明の別の構成では、特賞遊技
進行中に、前記乱数生成部(32)が非特賞乱数を生成
して、各ドラム(20a,20b,20c)の絵柄がハ
ズレ図柄になると、複数枚賭けゲームが行われる。複数
枚賭けゲームでは、複数枚賭けゲーム回数の積算数が所
定数に満たなければ、乱数生成部(32)が乱数を生成
するようになり、遊技者は、乱数生成部(32)が特賞
乱数を生成する迄、目標をもって特賞遊技を行うように
なる。
【0019】また、複数枚賭けゲーム回数の積算数が所
定数以上になれば、1枚賭けゲームに移行し、1枚賭け
ゲームでは、1枚賭けゲーム回数の積算数が所定数以上
にならない限り、乱数生成部(32)が特賞乱数を生成
し、特賞遊技になるまで、繰り返される。すなわち、遊
技者は、各ドラム(20a,20b,20c)の絵柄が
ハズレ図柄になっても、特賞乱数が生成される迄、目標
をもって、ドラム(20a,20b,20c)を繰り返
し回転させられるようになる。
【0020】さらに、本発明の別の構成では、1枚賭け
ゲームは、1枚賭けゲーム回数の積算数が所定数以上に
ならない限り、乱数生成部(32)が特賞乱数を生成
し、特賞遊技になるまで、繰り返される。一方、1枚賭
けゲーム回数の積算数が所定数以上になっても、ゲーム
セット数の積算数が所定数以上にならない限り、遊技者
は、特賞乱数が生成される迄、目標をもって特賞遊技を
行うようになり、遊技の興趣を高めることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態について説明する。図1〜図19は、本発明の
一実施の形態を示している。図1〜図7に示すように、
本発明の遊技機は、スロットマシン10であり、スロッ
トマシン10の箱体11の正面11aには、ドラム形状
の図柄を液晶表示する左ドラム20a、中ドラム20b
および、右ドラム20cが左から右方向に並設されてい
る。3個のドラム20a,20b,20cは、表示され
る図柄をバックライトにより明るく輝いて見えるように
するものである。
【0022】各ドラム20a,20b,20cの下方に
は、それぞれに対応して左ストップボタン25a、中ス
トップボタン25bおよび、右ストップボタン25cが
それぞれ設けられている。3個のストップボタン25
a,25b,25cは、各ドラム20a,20b,20
cの図柄の変化の停止タイミングを選択するための停止
ボタンである。
【0023】また、正面11aの操作パネルには、ゲー
ム媒体を投入するためのメダル投入口12と、ゲーム開
始するためのスタートレバー13と、1枚賭けボタン2
6a、2枚賭けボタン26bおよび、3枚賭けボタン2
6cから成るクレジット投入ボタンと、クレジット精算
ボタン27とが配されている。メダル投入口12の奥に
はメダルの真偽を判別するためメダル識別部および、投
入されたメダルを計数するためのメダル計数部が設けら
れている。
【0024】さらに、11aには、1枚賭けゲーム表示
部28a、3枚賭けゲーム表示部28b、ゲームセット
数表示部29および、メダル数(クレジット数)の所有
数を表示するためのクレジット数表示部27aが配され
ている。
【0025】さらに、正面11aの下部には、賞出皿3
9、メダル払出口39aおよび、賞出があったことを音
で知らせるスピーカー37が設けられている。
【0026】メダル投入口12にメダルを投入或いはク
レジット数表示部27aに表示されているメダル数(ク
レジット数)をクレジット投入ボタン(1枚賭けボタン
26a、2枚賭けボタン26b、3枚賭けボタン26
c)により有効ライン数を決定することができ、有効ラ
イン数が有効ライン表示部35a〜35eに表示(点
灯)される。
【0027】スタートレバー13を操作することによ
り、ドラム(左ドラム20a、中ドラム20b、右ドラ
ム20c)が回転を開始し、ストップボタン(左ストッ
プボタン25a、中ストップボタン25b、右ストップ
ボタン25c)を操作することにより、回転中の各ドラ
ム20a,20b,20cが停止し、各ドラム20a,
20b,20cに表示されている図柄が所定条件を満た
すことにより、特賞状態へ移行される。
【0028】また、遊技機10の上部にフラグ成立ラン
プ36が設けられて、フラグ(ボーナスフラグ以下同
じ)が成立したか否かを遊技者に認識可能に構成されて
いる。フラグ成立の表示態様は、表示部の中央が点滅す
る態様、表示部の両側と中央とが交互に点滅する態様お
よび、表示部が左から右へ点滅していく態様がある(図
6参照)。
【0029】また、スロットマシン10の内部には、図
1に示す制御部が設けられている。制御部は、絵柄遊技
の制御を行うための遊技処理部31と、乱数生成部32
と、乱数判断部33と、図柄判断部34と、ゲーム回数
積算部31aとが設けられている。遊技処理部31は、
メダル識別部が投入されたメダルの真正を識別し、か
つ、スタートレバー13が操作されると、乱数生成部3
2が乱数を生成し、乱数判断部33が生成された乱数を
判断し、生成された乱数に応じて、3個のドラム20
a,20b,20cのそれぞれに、縦方向に絵や記号、
数字、文字等の複数種類の図柄を上または下方に滑るよ
うに変化させて表示させるようになっている。
【0030】また、遊技処理部31は、所定の停止タイ
ミング、すなわち、3個のストップボタン25a,25
b,25cの操作により選択された停止タイミングで、
3個のドラム20a,20b,20cのうち対応するド
ラムの図柄の変化を停止するようになっている。
【0031】さらに、図柄判断部34は、投入されたメ
ダルの個数に応じて表示された有効ライン表示部35a
〜35e上に図柄が配列されると、配列される図柄の組
合せから、賞出組み合わせ(賞出図柄)であるかを判断
するようになっている。
【0032】図4に示すように、メダルの投入個数が0
個のときには、有効ライン表示部35a〜35e全てが
消灯され、メダルの投入個数が1個のときには、ライン
表示部35aが点灯し、メダルの投入個数が2個のとき
には、有効ライン表示部35a〜35cが点灯し、ま
た、メダルの投入個数が3個のときには、有効ライン表
示部35a〜35e全てが点灯し、有効ライン上のいず
れかで3個の賞出図柄が並ぶ組合せになると、特賞遊技
が開始される。
【0033】絵柄遊技においては、乱数生成部32が特
賞乱数を生成するとフラグ成立図柄が表示され、フラグ
が成立するが、特賞遊技進行中にも乱数生成部32は乱
数を生成し、フラグが成立する可能性を有している。フ
ラグが成立すると、特賞図柄が表示されて、特賞が発生
する可能性が出てくる(図5および図7参照)。
【0034】また、制御部は、絵柄遊技の遊技プログラ
ムおよび、絵柄遊技の表示データが記録されるROM、
絵柄遊技に伴って随時算出される演算値を記録するため
のRAM並びに、インターフェース等を有している。
【0035】以下、本実施の形態の作用を説明する。図
8は、ゲーム開始から終了までのフローチャートを示し
ている。図8に示すように、先ず遊技者がゲーム開始処
理を実行し(ステップS801)、乱数が生成(抽出)
され(ステップS802)、この乱数が特賞乱数である
か否かを判別する(ステップS803)。判別結果が特
賞乱数である場合は(ステップS803:Y)、当たり
図柄処理を実行し(ステップS804)、特賞遊技処理
を実行し(ステップS805)、その後遊技を続行する
場合は(ステップS806:N)、ゲーム開始処理に戻
り、遊技を終了する場合は(ステップS806:N)、
ENDとなる。
【0036】また、前記乱数が特賞乱数でない(はずれ
乱数である)場合は(ステップS803:N)、はずれ
図柄処理を実行し(ステップS807)、その後遊技を
続行する場合は(ステップS806:N)、前記ゲーム
開始処理に戻り、遊技を終了する場合は(ステップS8
06:N)、ENDとなる。
【0037】図9は、ゲーム開始処理のサブルーチン図
を示している。図9に示すように、ゲーム開始処理は、
遊技者がメダルを投入するかまたは、クレジットを投入
し(ステップS901:Y,S902:Y)、スタート
レバーを操作する(ステップS903)までの処理であ
る。
【0038】図10は、当たり図柄処理のサブルーチン
図を示している。図10に示すように、フラグ成立ラン
プが点灯し(ステップS1001)、ドラム回転処理を
実行し(ステップS1002)、特賞図柄が停止したか
否かを判別する(ステップS1003)。特賞図柄が停
止した場合は(ステップS1003:Y)、所定枚数の
メダルを払い出すかクレジットに加算し(ステップS1
009)、フラグ成立ランプを消灯させる(ステップS
1010)。
【0039】また、特賞図柄で停止しない場合は(ステ
ップS1003:N)、フラグ成立図柄又ははずれ図柄
が停止した場合は(ステップS1004:Y,S100
5:Y)、ゲーム開始処理を実行し(ステップS100
8)、ドラム回転処理に戻る。
【0040】また、小役(特賞図柄以外の払出枚数が少
ない役)が成立した場合は(ステップS1006)、所
定枚数のメダルを払い出すかクレジットに加算し(ステ
ップS1007)、ゲーム開始処理を実行し(ステップ
S1008)、ドラム回転処理に戻る。
【0041】図11は、ドラム回転処理のサブルーチン
図である。図11に示すように、ドラムが回転を開始し
(ステップS1101)、回転開始から所定時間経過し
たか否かを判別し(ステップS1102)、所定時間経
過していない場合は(ステップS1102:N)、スト
ップボタンが押下されたか否かを判別し(ステップS1
103)、ストップボタンが押下されている場合は(ス
テップS1103:Y)、対応するドラムが回転中か否
かを判別する(ステップS1104)。
【0042】対応するドラムが回転中である場合は(ス
テップS1104:Y)、対応するドラムが停止し(ス
テップS1105)、全てのドラム(左ドラム20a、
中ドラム20b、左ドラム20c)が回転を停止してい
るか否かを判別し(ステップS1106)、全てが停止
している場合は(ステップS1106:N)、ドラム回
転処理が終了する。
【0043】また、前記回転開始から所定時間が経過し
ている場合は(ステップS1102:Y)、回転中のド
ラムを全て強制的に停止させ(ステップS1107)、
ドラム回転処理が終了する。前記ストップボタンが押下
されない場合は(ステップS1103:N)、或いはス
トップボタンが押下された時に対応するドラムが停止し
ている場合は(ステップS1104:N)、前記回転開
始から所定時間経過しているか否かの判別に戻る。
【0044】図12は、はずれ図柄処理のサブルーチン
図である。図12に示すように、前記ドラム回転処理が
実行され(ステップS1201)、はずれ図柄が停止し
ているか否かを判別し(ステップS1202)、はずれ
図柄が停止している場合は(ステップS1202:
Y)、はずれ図柄処理が終了し、はずれ図柄が停止して
いない場合は(ステップS1202:N)、前記小役が
成立し(ステップS1203)、所定枚数のメダルを払
い出すかクレジットに加算し(ステップS1204)、
はずれ図柄処理が終了する。
【0045】次に、図13〜図19に基づき、特賞遊技
処理を説明する。図13および図19に示すように、前
記ゲーム開始処理が実行され(ステップS1301)、
乱数生成部32が乱数を生成(抽出)し(ステップS1
302)、特賞乱数である場合は(ステップS130
3:Y,ステップS1902:Y)、特賞中にフラグが
成立した際の処理であるAへ移行される。
【0046】特賞乱数でない場合は(ステップS130
3:N)、ドラム回転処理を実行し(ステップS130
4)、特定図柄(複数枚賭けゲームから1枚賭けゲーム
ヘ移行される図柄(一般的にリプレイ図柄))が停止し
た場合は(ステップS1305:Y,S1916:
N)、所定枚数のメダルを払い出すかクレジットに加算
し(ステップS1311)、はずれ乱数時の1枚賭けゲ
ーム処理であるBへ移行される。
【0047】また、前記停止図柄がはずれ図柄で停止し
た場合は(ステップS1305:N,S1916:
Y)、ゲーム回数積算部31aが複数枚賭けゲーム回数
を積算し(ステップS1309)、この積算した複数枚
ゲーム回数が所定上限回数に達したか否かを判別し(i
>=n1)(ステップS1310,S1925)、上限
回数に達した場合は(ステップS1310:Y,ステッ
プS1925:Y)、前記Bへ移行され、限度回数に達
していない場合は(ステップS1310:N,ステップ
S1925:N)、前記ゲーム開始処理へ戻る。
【0048】また、前記停止図柄が小役が成立した場合
は(ステップS1307)、所定枚数のメダルを払い出
すかクレジットに加算し(ステップS1308)、ゲー
ム回数積算部31aが複数枚賭けゲーム回数を積算し、
この積算した複数枚ゲーム回数が前記所定上限回数に達
したか否かの判別に移行する(ステップS1309〜S
1310)。
【0049】また、図14および図19に示すように、
Aへ移行された場合はフラグ成立ランプが点灯し(ステ
ップS1401,S1903)、ドラム回転処理を実行
する(ステップS1402,S1904)。
【0050】その後特賞図柄が停止したか否かを判別し
(ステップS1403,S1905)、特賞図柄が停止
した場合は(ステップS1403:Y,S1905:
Y)、所定枚数のメダルを払い出すかクレジットに加算
し(ステップS1411)、前記複数枚賭けゲーム回
数、1枚賭けゲーム回数、ゲームセット数(前記複数枚
ゲームと後述する1枚賭けゲームを合わせて1セットと
して積算記憶されている)を初期化し、フラグ成立ラン
プ36が消灯し(ステップS1412〜S1415,S
1906)、特賞遊技処理を最初から実行するゲーム開
始処理Dに戻る。
【0051】また、特賞図柄が停止せず(ステップS1
403:N)、フラグ成立図柄又ははずれ図柄が停止し
た場合は(ステップS1404:Y,S1405:
Y)、ゲーム回数積算部31aが複数枚賭けゲーム回数
を積算し(ステップS1408,S1907)、この積
算した複数枚ゲーム回数が所定の上限回数に達したか否
かを判別し(i>=n1)(ステップS1409,S1
908)、上限回数に達した場合は(ステップS140
9:Y)、特賞乱数生成時の1枚賭けゲームであるCへ
移行され、上限回数に達していない場合は(ステップS
1409:N)、ゲーム開始処理を実行し、前記ドラム
回転処理へ戻る。
【0052】また、停止図柄が小役が成立した場合は
(ステップS1406)、所定枚数のメダルを払い出す
かクレジットに加算し(ステップS1407)、複数枚
賭けゲーム回数を積算し(ステップS1408)、この
積算した複数枚賭けゲーム回数が前記所定上限回数に達
したか否かの判別に移行される(ステップS140
9)。
【0053】また、図15および図19に示すように、
Cへ移行された場合は1枚賭けゲーム開始処理を実行し
(ステップS1501)、ドラム回転処理を実行し(ス
テップS1502)、停止図柄が特賞図柄である場合は
(ステップS1503:Y)、所定枚数のメダルを払い
出すかクレジットに加算し、前記複数枚賭けゲーム回
数、1枚賭けゲーム回数、ゲームセット数を初期化し、
前記フラグ成立ランプを消灯させ(ステップS1517
〜S1521)、前記Dへ移行される。
【0054】また、前記停止図柄がフラグ成立図柄又は
はずれ図柄である場合は(ステップS1504:Y,S
1505:Y)、1枚賭けゲーム回数を積算し(ステッ
プS1508)、この積算した1枚賭けゲーム回数が所
定上限回数に達したか否かを判別し(j>=n2)(ス
テップS1509,S1912)、上限回数に達してい
ない場合は(ステップS1509:N,S1912:
N)、1枚賭けゲーム開始処理に戻る。
【0055】上限に達している場合は(ステップS15
09:Y,S1912:Y)、ゲームセット数を積算し
(ステップS1510)、この積算したゲームセット数
が所定上限回数に達しているか否かを判別し(k>=n
3)(ステップS1511,S1913)、上限回数に
達していない場合は(ステップS1511:N,S19
13:N)、特賞乱数生成時の複数枚賭けゲームである
Eへ移行される。
【0056】上限回数に達している場合は(ステップS
1511:Y,S1913:Y)、複数枚賭けゲーム回
数、1枚賭けゲーム回数、ゲームセット数、特賞乱数を
初期化し、フラグ成立ランプ36を消灯させ(ステップ
S1512〜S1516,S1914)、特賞遊技処理
が終了する。
【0057】また、小役が成立した場合は(ステップS
1506)、所定枚数のメダルを払い出すかクレジット
を加算し(ステップS1507)、1枚賭けゲーム回数
を積算し(ステップS1508)、この積算した1枚賭
けゲーム回数が所定上限回数に達したか否かの判別に移
行される(ステップS1509)。
【0058】また、図16および図19に示すように、
Eへ移行された場合はゲーム開始処理を実行し(ステッ
プS1601)、ドラム回転処理を実行し(ステップS
1602)、特賞乱数生成時の複数枚賭けゲームで特賞
図柄が停止したか否かの判別であるFへ移行される。
【0059】また、図17および図19に示すように、
Bへ移行された場合は1枚賭けゲーム開始処理を実行し
(ステップS1701)、乱数生成部32が乱数を生成
(抽出)し(ステップS1702)、特賞乱数である場
合は(ステップS1703:Y)、フラグ成立ランプ3
6を点灯させ(ステップS1712,S1920)、特
賞乱数生成時の1枚賭けのゲームを実行するドラム回転
処理Gヘ移行される。
【0060】特賞乱数でない場合は(ステップS170
3:N)、はずれ図柄処理を実行し(ステップS170
4)、ゲーム回数積算部31aが1枚賭けゲーム回数を
積算し(ステップS1705)、この積算した1枚賭け
ゲーム回数が所定上限回数に達しているか否かの判定に
移行される(j>=n2)(ステップS1706,S1
921)。
【0061】上限回数に達していない場合は(ステップ
S1706:N)、前記1枚賭けゲーム開始処理に戻
り、上限回数に達している場合は(ステップS170
6:Y)、ゲームセット数を積算し(ステップS170
7)、このゲームセット数が所定上限回数に達している
か否かを判別する(k>=n3)(ステップS170
8,S1922)。
【0062】ここで、ゲームセット数が上限回数に達し
ていない場合は(ステップS1708:N)、前記Dへ
移行される。一方、上限回数に達している場合は(ステ
ップS1708:Y)、複数枚賭けゲーム回数、1枚賭
けゲーム回数、ゲームセット数を初期化し(ステップS
1709〜S1711,S1923)、特賞遊技処理が
終了する。
【0063】図18は、1枚賭けゲーム開始処理のサブ
ルーチン図である。図18に示すように、1枚賭けゲー
ム開始処理は、1枚のメダルを投入又は1枚のクレジッ
トを投入し(ステップS1801:Y,S1802:
Y)、スタートレバーを操作する(ステップS180
3)までの処理である。
【0064】以上のように、本発明の遊技機は、特賞遊
技進行中も乱数生成部32が乱数を随時生成しているた
め、再度特賞遊技へ移行され、遊技者の技術により、特
賞中の獲得メダル枚数が増減するように構成されてい
る。
【0065】なお、前記実施の形態においては、1枚賭
けゲームと複数枚賭けゲームとを区別して、複数枚賭け
ゲーム回数が所定の上限回数に達すると、1枚賭けゲー
ムに移行するものを示したが、1枚賭けゲームと複数枚
賭けゲームとを区別しないで、各ゲーム回数をまとめて
積算するようにし、まとめて積算された積算数が所定の
上限回数に達すると、特賞遊技を終了するようにしても
よい。また、ドラムは液晶表示でなく、実際に各ドラム
を回転駆動可能に構成してもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の一の構成
によれば、特賞遊技進行中に、各ドラムの絵柄が特賞図
柄になると、進行中の特賞遊技を中止して、新たな特賞
遊技を開始し、特賞遊技進行中にも、乱数生成部は乱数
を生成し、新たな特賞遊技を得る可能性を有するように
したので、各ドラムを回転停止するタイミング等の技術
の優劣によって、新たな特賞遊技を得る速さが異なり、
ゲーム媒体の獲得数が顕著に広がり、ゲーム本来の楽し
みが増大して、遊技者は特賞遊技を集中して行うように
なり、遊技の面白味を増すことができる。
【0067】また、本発明の別の構成によれば、特賞遊
技進行中に、乱数生成部が特賞乱数を生成して、各ドラ
ムの絵柄が非特賞図柄になると、遊技処理部は、複数枚
賭けゲーム回数の積算数が所定数に満たない場合に、複
数枚賭けゲームを開始し、複数枚賭けゲーム回数の積算
数が所定数以上の場合に、1枚賭けゲームを開始するよ
うにしたので、複数枚賭けゲーム中あるいは、1枚賭け
ゲーム中に、遊技者は、各ドラムの絵柄が特賞図柄にな
るべく速くなるように、各ドラムを回転停止するタイミ
ング等を集中して行うようになる。
【0068】さらに、本発明の別の構成によれば、特賞
遊技進行中に、乱数生成部が特賞乱数を生成して、各ド
ラムの絵柄が非特賞図柄になると、ゲームセット数の積
算数が所定数に満たない限り、複数枚賭けゲームあるい
は、1枚賭けゲームが行われるので、複数枚賭けゲーム
中あるいは、1枚賭けゲーム中に、遊技者は、各ドラム
の絵柄が特賞図柄になるべく速くなるように、特賞遊技
を集中して行うようになる。
【0069】さらに、本発明の別の構成によれば、リプ
レイ図柄になったならば、特賞乱数が生成されて、各ド
ラムの絵柄が特賞絵柄になる可能性が生じる迄、遊技者
は、目標をもって、ドラムを繰り返し回転させればよ
く、無意味にドラムを回転させなくなり、遊技の興趣を
高めることができる。
【0070】さらに、本発明の別の構成によれば、特賞
遊技進行中に、前記乱数生成部が非特賞乱数を生成し
て、各ドラムの絵柄がハズレ図柄になると、複数枚賭け
ゲームが行われ、複数枚賭けゲームでは、遊技者は、乱
数生成部が特賞乱数を生成する迄、目標をもって特賞遊
技を行うようになり、また、複数枚賭けゲーム回数の積
算数が所定数以上になれば、1枚賭けゲームに移行し、
1枚賭けゲームでは、特賞乱数を生成する迄、目標をも
って、ドラムを繰り返し回転させれるようになる。
【0071】さらに、本発明の別の構成によれば、1枚
賭けゲームは、1枚賭けゲーム回数の積算数が所定数以
上にならない限り、乱数生成部が特賞乱数を生成し、特
賞遊技になるまで、繰り返される一方、1枚賭けゲーム
回数の積算数が所定数以上になっても、ゲームセット数
の積算数が所定数以上にならない限り、遊技者は、特賞
乱数が生成される迄、目標をもって特賞遊技を行うよう
になり、遊技の興趣を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技機の機能ブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技機の斜視図で
ある。
【図3】本発明の一実施の形態に係る遊技機の各種操作
部の拡大斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る特賞までのドラム
回転状態図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るフラグ成立図柄の
実施例の一部のドラム配列図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係るフラグ成立ランプ
の表示態様例図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る特賞、フラグ成
立、スタート信号のタイミングチャートである。
【図8】本発明の一実施の形態に係るゲーム開始から終
了までのフローチャートである。
【図9】本発明の一実施の形態に係るゲーム開始処理の
サブルーチン図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る当たり図柄処理
のサブルーチン図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係るドラム回転処理
のサブルーチン図である。
【図12】本発明の一実施の形態に係るはずれ図柄処理
のサブルーチン図である。
【図13】本発明の一実施の形態に係る特賞遊技処理の
はずれ乱数生成時のサブルーチン図である。
【図14】本発明の一実施の形態に係る特賞遊技処理の
特賞乱数生成時のサブルーチン図である。
【図15】本発明の一実施の形態に係る特賞遊技処理の
特賞乱数生成時の1枚賭けゲームのサブルーチン図であ
る。
【図16】本発明の一実施の形態に係る特賞遊技処理の
特賞乱数生成時のゲーム開始サブルーチン図である。
【図17】本発明の一実施の形態に係る特賞遊技処理の
はずれ乱数生成後の1枚賭けゲームサブルーチン図であ
る。
【図18】本発明の一実施の形態に係る1枚賭けゲーム
開始処理のサブルーチン図である。
【図19】本発明の一実施の形態に係る各遊技処理のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10…スロットマシン 11a…正面 12…メダル投入口 13…スタートレバー 20a,20b,20c…ドラム 25a…左ストップボタン 25a,25b,25c…ストップボタン 26a…1枚賭けボタン 26b…2枚賭けボタン 26c…3枚賭けボタン 27…クレジット精算ボタン 27a…クレジット数表示部 28a…1枚賭けゲーム表示部 28b…3枚賭けゲーム表示部 29…ゲームセット数表示部 31…遊技処理部 31a…ゲーム回数積算部 32…乱数生成部 33…乱数判断部 34…図柄判断部 35a〜35e…有効ライン表示部 36…フラグ成立ランプ 37…スピーカー 39…賞出皿 39a…メダル払出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 靖之 東京都台東区東上野3丁目12番9号 株式 会社エース電研内 (72)発明者 西潟 和俊 東京都台東区東上野3丁目20番3号 株式 会社エース興業内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面に絵柄遊技を行うための複数のド
    ラムが設けられ、各ドラムが回転し、その後回転停止し
    た際に各ドラムの周面にそれぞれ描かれた絵柄が揃う特
    賞図柄になると、特賞遊技を実行するようにしたスロッ
    トマシンにおいて、 乱数生成部および、遊技処理部を有し、 前記乱数生成部は、絵柄遊技を開始する際に乱数を生成
    し、 前記遊技処理部は、特賞遊技進行中に、前記乱数生成部
    が特賞乱数を生成して、各ドラムの絵柄が特賞図柄にな
    ると、進行中の特賞遊技を中止して、新たな特賞遊技を
    開始することを特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】遊技盤面に絵柄遊技を行うための複数のド
    ラムが設けられ、各ドラムが回転し、その後回転停止し
    た際に各ドラムの周面にそれぞれ描かれた絵柄が揃う特
    賞図柄になると、特賞遊技を実行するようにしたスロッ
    トマシンにおいて、 乱数生成部、遊技処理部および、ゲーム回数積算部を有
    し、 前記乱数生成部は、絵柄遊技を開始する際に乱数を生成
    し、 前記ゲーム回数積算部は、複数枚賭けゲーム回数およ
    び、1枚賭けゲーム回数をそれぞれ積算し、 前記遊技処理部は、特賞遊技進行中に、前記乱数生成部
    が特賞乱数を生成して、各ドラムの絵柄が非特賞図柄に
    なると、複数枚賭けゲーム回数の積算数が所定数に満た
    ない場合に、複数枚賭けゲームを開始し、複数枚賭けゲ
    ーム回数の積算数が所定数以上の場合に、1枚賭けゲー
    ムを開始することを特徴とするスロットマシン。
  3. 【請求項3】遊技盤面に絵柄遊技を行うための複数のド
    ラムが設けられ、各ドラムが回転し、その後回転停止し
    た際に各ドラムの周面にそれぞれ描かれた絵柄が揃う特
    賞図柄になると、特賞遊技を実行するようにしたスロッ
    トマシンにおいて、 乱数生成部、遊技処理部および、ゲーム回数積算部を有
    し、 前記乱数生成部は、絵柄遊技を開始する際に乱数を生成
    し、 前記ゲーム回数積算部は、複数枚賭けゲーム回数、1枚
    賭けゲーム回数および、ゲームセット数をそれぞれ積算
    し、 前記遊技処理部は、特賞遊技進行中に、前記乱数生成部
    が特賞乱数を生成して、各ドラムの絵柄が非特賞図柄に
    なると、複数枚賭けゲーム回数の積算数が所定数に満た
    ない場合に、複数枚賭けゲームに移行し、複数枚賭けゲ
    ーム回数の積算数が所定数以上の場合に、1枚賭けゲー
    ムに移行し、 前記遊技処理部は、1枚賭けゲームにおいて、各ドラム
    の絵柄が特賞図柄になると、進行中の特賞遊技を中止し
    て、新たな特賞遊技を開始し、各ドラムの絵柄が非特賞
    図柄になると、1枚賭けゲーム回数の積算数が所定数に
    満たない場合に、1枚賭けゲームを繰り返し、1枚賭け
    ゲーム回数の積算数が所定数以上の場合では、ゲームセ
    ット数の積算数が所定数に満たない場合に、前記複数枚
    賭けゲームに移行し、ゲームセット数の積算数が所定数
    以上の場合に、特賞乱数を初期化し、特賞遊技を終了す
    ることを特徴とするスロットマシン。
  4. 【請求項4】遊技盤面に絵柄遊技を行うための複数のド
    ラムが設けられ、各ドラムが回転し、その後回転停止し
    た際に各ドラムの周面にそれぞれ描かれた絵柄が揃う特
    賞図柄になると、特賞遊技を実行するようにしたスロッ
    トマシンにおいて、 乱数生成部および、遊技処理部を有し、 前記乱数生成部は、絵柄遊技を開始する際に乱数を生成
    し、 前記遊技処理部は、特賞遊技進行中に、前記乱数生成部
    が非特賞乱数を生成して、各ドラムの絵柄がリプレイ図
    柄になると、1枚賭けゲームに移行することを特徴とす
    るスロットマシン。
  5. 【請求項5】遊技盤面に絵柄遊技を行うための複数のド
    ラムが設けられ、各ドラムが回転し、その後回転停止し
    た際に各ドラムの周面にそれぞれ描かれた絵柄が揃う特
    賞図柄になると、特賞遊技を実行するようにしたスロッ
    トマシンにおいて、 乱数生成部、遊技処理部および、ゲーム回数積算部を有
    し、 前記乱数生成部は、絵柄遊技を開始する際に乱数を生成
    し、 前記ゲーム回数積算部は、複数枚賭けゲーム回数およ
    び、1枚賭けゲーム回数をそれぞれ積算し、 前記遊技処理部は、特賞遊技進行中に、前記乱数生成部
    が非特賞乱数を生成して、各ドラムの絵柄がハズレ図柄
    になると、複数枚賭けゲーム回数の積算数が所定数に満
    たない場合に、複数枚賭けゲームに移行し、複数枚賭け
    ゲーム回数の積算数が所定数以上の場合に、1枚賭けゲ
    ームに移行することを特徴とするスロットマシン。
  6. 【請求項6】遊技盤面に絵柄遊技を行うための複数のド
    ラムが設けられ、各ドラムが回転し、その後回転停止し
    た際に各ドラムの周面にそれぞれ描かれた絵柄が揃う特
    賞図柄になると、特賞遊技を実行するようにしたスロッ
    トマシンにおいて、 乱数生成部、遊技処理部および、ゲーム回数積算部を有
    し、 前記乱数生成部は、絵柄遊技を開始する際に乱数を生成
    し、 前記ゲーム回数積算部は、複数枚賭けゲーム回数、1枚
    賭けゲーム回数および、ゲームセット数をそれぞれ積算
    し、 前記遊技処理部は、特賞遊技進行中に、前記乱数生成部
    が非特賞乱数を生成して、各ドラムの絵柄がハズレ図柄
    になると、複数枚賭けゲーム回数の積算数が所定数に満
    たない場合に、複数枚賭けゲームに移行し、複数枚賭け
    ゲーム回数の積算数が所定数以上の場合に、1枚賭けゲ
    ームに移行し、 前記遊技処理部は、1枚賭けゲームにおいて、前記乱数
    生成部が特賞乱数を生成すると、前記乱数生成部が特賞
    乱数を生成した際の1枚賭けゲームを実行し、前記乱数
    生成部が非特賞乱数を生成すると、1枚賭けゲーム回数
    の積算数が所定数に満たない場合に、1枚賭けゲームを
    繰り返し、1枚賭けゲーム回数の積算数が所定数以上の
    場合で、ゲームセット数の積算数が所定数に満たない場
    合では、前記乱数生成部が乱数を生成し、ゲームセット
    数の積算数が所定数以上の場合に、特賞乱数を初期化
    し、特賞遊技を終了することを特徴とするスロットマシ
    ン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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