JP2000070242A - 運動支援装置,運動支援方法及び運動支援プログラムが記録された記憶媒体 - Google Patents

運動支援装置,運動支援方法及び運動支援プログラムが記録された記憶媒体

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JP2000070242A
JP2000070242A JP10243997A JP24399798A JP2000070242A JP 2000070242 A JP2000070242 A JP 2000070242A JP 10243997 A JP10243997 A JP 10243997A JP 24399798 A JP24399798 A JP 24399798A JP 2000070242 A JP2000070242 A JP 2000070242A
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calorie consumption
exercise
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運動者は自己の動作を見ることができないた
め、指定の体操を正確に運動しているか否かを判断する
ことができず、また、運動の効果を運動者に実感させる
手段がないなどの課題があった。 【解決手段】 検出部6により検出された移動量と移動
速度から運動者1の消費カロリーEを演算して、その消
費カロリーEを提示するとともに、運動者1の対象部位
の動作が反映されたCGキャラクターを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、健康維持やダイ
エットを目的とする運動を支援する運動支援装置,運動
支援方法及び運動支援プログラムが記録された記憶媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の運動支援装置は、インストラクタ
ーが運動のポイントをアドバイス(例えば、膝を曲げず
に足を高く上げる等のアドバイス)しながら体操する様
子が録画されたビデオテープを再生するものである。し
たがって、運動者はインストラクターの動作とアドバイ
スに注意しながら運動を行うことになる。
【0003】なお、上記従来例の他に、万歩計を用いて
運動者の運動量を測定して、運動者の消費カロリーを表
示する技術が特開平8−308820号公報に開示され
ているが、あくまでも歩行数を基準にして消費カロリー
を計算するものであるため、、歩行を伴わない運動(例
えば、手の振り上げ運動)の消費カロリーは把握するこ
とができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の運動支援装置は
以上のように構成されているので、運動者は運動のポイ
ントを認識することができるが、運動者は自己の動作を
見ることができないため、指定の体操を正確に運動して
いるか否かを判断することができず、また、運動の効果
を運動者に実感させる手段がないなどの課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、運動の効果を運動者に実感させる
ことができる運動支援装置,運動支援方法及び運動支援
プログラムが記録された記憶媒体を得ることを目的とす
る。 また、この発明は、運動者が指定の体操を正確に
運動しているか否かを判断することができる運動支援装
置,運動支援方法及び運動支援プログラムが記録された
記憶媒体を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る運動支援
装置は、検出手段により検出された移動量と移動速度か
ら運動者の消費カロリーを演算し、その消費カロリーを
提示するようにしたものである。
【0007】この発明に係る運動支援装置は、検出手段
により検出された移動量と移動速度から運動者の消費カ
ロリーを演算して、その消費カロリーを提示するととも
に、識別手段により識別された運動者の対象部位の動作
が反映されたキャラクターを表示するようにしたもので
ある。
【0008】この発明に係る運動支援装置は、検出手段
により検出された移動量と移動速度から運動者の消費カ
ロリーを演算して、その消費カロリーを提示するととも
に、識別手段により識別された運動者の対象部位の動作
と基準動作を比較して、その比較結果を提示するように
したものである。
【0009】この発明に係る運動支援方法は、運動者の
対象部位の動作を識別して、その対象部位の移動量と移
動速度を検出する一方、その移動量と移動速度から運動
者の消費カロリーを演算し、その消費カロリーを提示す
るようにしたものである。
【0010】この発明に係る運動支援方法は、運動者の
対象部位の動作を識別して、その対象部位の移動量と移
動速度を検出する一方、その移動量と移動速度から運動
者の消費カロリーを演算して、その消費カロリーを提示
するとともに、運動者の対象部位の動作が反映されたキ
ャラクターを表示するようにしたものである。
【0011】この発明に係る運動支援方法は、運動者の
対象部位の動作を識別して、その対象部位の移動量と移
動速度を検出する一方、その移動量と移動速度から運動
者の消費カロリーを演算して、その消費カロリーを提示
するとともに、運動者の対象部位の動作と基準動作を比
較して、その比較結果を提示するようにしたものであ
る。
【0012】この発明に係る運動支援方法は、運動開始
当初から消費カロリーを積算して、その積算値を提示す
るようにしたものである。
【0013】この発明に係る運動支援方法は、消費カロ
リーと積算値を音声合成し、その消費カロリーと積算値
をアナウンスするようにしたものである。
【0014】この発明に係る運動支援方法は、消費カロ
リーと積算値をグラフ表示するようにしたものである。
【0015】この発明に係る運動支援方法は、消費カロ
リーの積算値に応じて食品の表示個数を計算し、その個
数分だけ当該食品をグラフィック表示するようにしたも
のである。
【0016】この発明に係る運動支援方法は、消費カロ
リーの積算値に応じてキャラクターの体型を変化させる
ようにしたものである。
【0017】この発明に係る運動支援方法は、運動者の
対象部位の動作が反映されたキャラクターを表示する
際、基準動作が反映されたキャラクターを同時に表示す
るようにしたものである。
【0018】この発明に係る運動支援方法は、運動者の
対象部位の動作が基準動作と相違する場合、比較結果に
応じたアドバイスを提示するようにしたものである。
【0019】この発明に係る運動支援方法は、相違レベ
ルが許容レベルを超えている場合、基準動作を変更する
ようにしたものである。
【0020】この発明に係る運動支援方法は、運動者の
対象部位の移動速度が基準動作の移動速度より遅い場合
には、基準動作の動作速度を低下させるようにしたもの
である。
【0021】この発明に係る運動支援方法は、運動者の
対象部位の動作が反映されたキャラクターを表示する
際、次に運動者が対象部位を移動させる目標地点を繰り
返し表示するようにしたものである。
【0022】この発明に係る運動支援プログラムが記録
された記憶媒体は、運動者の対象部位の動作を識別し
て、その対象部位の移動量と移動速度を検出する一方、
その移動量と移動速度から運動者の消費カロリーを演算
し、その消費カロリーを提示する運動支援プログラムを
記録するものである。
【0023】この発明に係る運動支援プログラムが記録
された記憶媒体は、運動者の対象部位の動作を識別し
て、その対象部位の移動量と移動速度を検出する一方、
その移動量と移動速度から運動者の消費カロリーを演算
して、その消費カロリーを提示するとともに、運動者の
対象部位の動作が反映されたキャラクターを表示する運
動支援プログラムを記録するものである。
【0024】この発明に係る運動支援プログラムが記録
された記憶媒体は、運動者の対象部位の動作を識別し
て、その対象部位の移動量と移動速度を検出する一方、
その移動量と移動速度から運動者の消費カロリーを演算
して、その消費カロリーを提示するとともに、運動者の
対象部位の動作と基準動作を比較して、その比較結果を
提示する運動支援プログラムを記録するものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による運
動支援装置を示す構成図であり、図において、1は運動
者、2は運動支援プログラム及び運動の基準動作が記録
された記憶媒体であるデータベース、3は運動支援プロ
グラムを実行する処理装置(例えば、パーソナルコンピ
ュータやゲーム機)、4は運動者1を撮影して、運動者
1の動画像を出力する人工網膜チップ(識別手段)、5
は人工網膜チップ4から出力される動画像から運動者1
の対象部位の動画像を抽出する識別部(識別手段)であ
る。
【0026】6は識別部5から出力される対象部位の動
画像の変化を監視して、対象部位の移動量と移動速度を
検出する検出部(検出手段)、7は検出部6により検出
された移動量と移動速度から運動者1の消費カロリーを
演算する演算部(演算手段)、8は識別部5から出力さ
れる対象部位の動画像の変化を監視して、運動者1の対
象部位の動作と基準動作を比較する比較部(比較手
段)、9は演算部7により演算された消費カロリーと比
較部8の比較結果をCRT10又はスピーカ11を介し
て提示するとともに、運動者1の対象部位の動作が反映
されたCGキャラクターをCRT10に表示させる提示
部(提示手段)、10はCGキャラクター等を表示する
CRT(提示手段)、11は消費カロリー等をアナウン
スするスピーカ(提示手段)である。なお、図2はこの
発明の実施の形態1による運動支援方法を示すフローチ
ャートである。
【0027】次に動作について説明する。運動者1は、
運動を開始する場合、処理装置3の動作開始スイッチ
(図示せず)をプッシュする必要があるが、処理装置3
は動作開始スイッチがプッシュされると、データベース
2から運動支援プログラムと運動の基準動作を読み込む
処理を実行する(ステップST1)。
【0028】そして、処理装置3は、読込処理を完了す
ると、運動支援プログラムの実行を開始するが、最初
に、処理装置3の提示部9が、図3に示すように、運動
者1の対象部位の動作が反映されるCGキャラクター
と、基準動作が反映されるインストラクターのCGキャ
ラクターをCRT10に表示する。
【0029】そして、提示部9は、運動者1のCGキャ
ラクターとインストラクターのCGキャラクターをCR
T10に表示にすると、これから運動を開始することを
示すアナウンスをスピーカ11から出力し、インストラ
クターのCGキャラクターの動作を開始する(ステップ
ST2)。ただし、インストラクターのCGキャラクタ
ーは基準動作にしたがって動作する。
【0030】これにより、運動者1は、インストラクタ
ーのCGキャラクターの動作を真似ながら運動を開始す
ることになるが、運動者1が運動を開始すると、処理装
置3の人工網膜チップ4が、運動者1を撮影して、運動
者1の動画像を出力する(ステップST3)。そして、
処理装置3の識別部5は、人工網膜チップ4が運動者1
の動画像を出力すると、運動者1の動画像から運動者1
の対象部位の動画像を抽出する(ステップST4)。例
えば、運動者1の手や足の動画像を抽出するが、対象部
位の動画像を抽出すること自体は公知の技術であるた
め、詳細な説明は省略する。
【0031】そして、処理装置3の検出部6は、識別部
5が運動者1の対象部位の動画像を出力すると、その対
象部位の動画像の変化を監視して、対象部位の移動量と
移動速度を検出する(ステップST5)。動画像の変化
を監視して対象部位の移動量と移動速度を検出する技術
は公知技術であるため詳細説明は省略するが、一般に、
対象部位の重心位置に着目して、その重心位置の単位時
間当たりの移動量を計測し、その移動量から対象部位の
移動量と移動速度を検出する。ただし、対象部位の移動
量と移動速度は、1サンプリング時間内の移動量と平均
速度である。
【0032】このようにして、検出部6が対象部位の移
動量と移動速度を検出すると、演算部7は、その移動量
と移動速度から運動のエネルギー代謝率Rを求め、その
エネルギー代謝率Rを下記の演算式に代入して、運動者
1の消費カロリーEを演算する(ステップST6)。ま
た、演算部7は運動者1の消費カロリーEを演算する
と、運動開始当初から消費カロリーEを積算する。
【0033】E=(R+1.2)×T×B B=Bs×S ただし、T:運動時間(1サンプリング時間) B:基礎代謝量 Bs:体表面積1m当たりの基礎代謝基準値 S:体表面積
【0034】一方、比較部8は、識別部5が運動者1の
対象部位の動画像を出力すると、その対象部位の動画像
の変化を監視して、運動者の対象部位の動作と基準動作
を比較し(ステップST7)、その比較結果を提示部9
に出力する。
【0035】そして、提示部9は、演算部7が運動者1
の消費カロリーE(1サンプリング時間当たりの消費カ
ロリー)と、運動開始当初からの消費カロリーEの積算
値Esを出力すると、その消費カロリーEと積算値Es
を音声合成し、その消費カロリーEと積算値Esをスピ
ーカ11からアナウンスする(ステップST8)ととも
にその消費カロリーEと積算値Esを図4に示すように
CRT10に表示する。
【0036】また、提示部9は、比較部8が比較結果を
出力すると、例えば、運動者1の対象部位の動作が基準
動作と大きく相違している場合(その相違レベルが許容
レベルを超えて相違している場合)には、大きく相違し
ている旨をスピーカ11からアナウンスする。また、運
動者1の対象部位の動作が基準動作とほぼ一致している
場合には、例えば、「この調子で頑張れ」等のアナウン
スをスピーカ11から出力する(ステップST8)。
【0037】さらに、提示部9は、識別部5から出力さ
れる運動者1の対象部位の動画像に基づいて、CRT1
0に表示されている運動者1のCGキャラクターを動作
させる(ステップST9)。即ち、運動者1の対象部位
の動作を運動者1のCGキャラクターに反映させる。な
お、提示部9は、運動者1が次の動作を明確に把握する
ことができるようにするため、矢印を用いて対象部位の
運動方向を明示するようにしている。図4の例では、次
の動作が腕の振り上げであることを明示している。
【0038】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、検出部6により検出された移動量と移動速度
から運動者1の消費カロリーEを演算し、その消費カロ
リーEを提示するように構成したので、運動の効果を運
動者1に実感させることができるとともに、無理な運動
の防止に寄与することができる効果を奏する。また、運
動者1の対象部位の動作が反映されたCGキャラクター
を表示するように構成したので、運動者1は自己の動作
を把握することができる効果を奏する。さらに、運動者
1の対象部位の動作を基準動作と比較して、その比較結
果を提示するようにしたので、運動者1は指定の体操を
正確に運動しているか否かを判断することができる効果
を奏する。
【0039】実施の形態2.上記実施の形態1では、消
費カロリーEと積算値Esを数値表示するものについて
示したが、図5に示すように、消費カロリーEと積算値
Esをグラフ表示するようにしてもよい。これにより、
運動者1は一見して消費カロリーEの変化と積算値Es
を認識することができる効果を奏する。
【0040】実施の形態3.上記実施の形態1では、消
費カロリーの積算値Esを数値表示するものについて示
したが、予め、運動者1がグラフィック表示する食品
(例えば、アイスクリーム)を選択すると、消費カロリ
ーの積算値Esに応じて食品の表示個数を計算し、その
個数分だけ当該食品をグラフィック表示するようにして
もよい。
【0041】即ち、グラフィック表示する食品として、
例えば、アイスクリームを選択し、アイスクリーム1個
当たりのカロリーが10kcalとすると、消費カロリ
ーの積算値Esが例えば50kcalの場合、図6に示
すように、アイスクリームを5個表示するようにする。
これにより、運動者1は感覚的に消費カロリーの積算値
Esを認識することができるとともに、運動の効果を運
動者1に実感させることができる効果を奏する。
【0042】実施の形態4.上記実施の形態1では、消
費カロリーの積算値Esを数値表示するものについて示
したが、消費カロリーの積算値Esに応じて運動者1の
CGキャラクターの体型を変化させるようにしてもよ
い。
【0043】即ち、図7に示すように、消費カロリーの
積算値Esが増加するにしたがって運動者1のCGキャ
ラクターの各部を細く描画する。これにより、現実には
ほとんど痩せていなくても、自分が痩せていく様子が見
られるため、運動者1は運動の効果を実感することがで
きるとともに、運動に対する意欲が向上する効果が得ら
れる。
【0044】実施の形態5.上記実施の形態1では、比
較部8の比較結果を提示するものについて示したが、運
動者1の対象部位の動作が基準動作と相違する場合、そ
の比較結果に応じたアドバイスを提示するようにしても
よい。例えば、本来ならば両腕を振り上げるべきところ
を、両腕を左右に広げている場合には、両腕を振り上げ
る旨を示すアドバイスをスピーカ11から出力する。こ
れにより、運動者1の対象部位の動作を基準動作に近づ
けることができる効果を奏する。
【0045】実施の形態6.上記実施の形態1では、比
較部8の比較結果を提示するものについて示したが、運
動者の対象部位の動作が基準動作と相違する場合におい
て、その相違レベルが第1の許容レベルを超えている場
合、運動者の運動スピードについてアドバイスを行い、
さらに第2の許容レベルを超えている場合、基準動作を
変更するようにしてもよい。即ち、体操の種類を変更す
るようにしてもよい。これにより、実行が困難であると
思われる体操を中止できるので、運動者1は無理のない
運動を行うことができる効果を奏する。
【0046】実施の形態7.上記実施の形態6では、相
違レベルが許容レベルを超えている場合、基準動作を変
更するものについて示したが、運動者の対象部位の移動
速度が基準動作の移動速度より遅い場合には、基準動作
の動作速度を低下させるようしてもよい。これにより、
実行が困難であると思われる体操を中止できるので、運
動者1は無理のない運動を行うことができる効果を奏す
る。
【0047】実施の形態8.上記実施の形態1では、矢
印を用いて対象部位の運動方向を明示するものについて
示したが、図8に示すように、次に運動者1が対象部位
を移動させる目標地点を繰り返し表示するようにしても
よい。
【0048】即ち、移動させる目標地点を例えばモンス
ターやポイントアイテムを用いて表示すると、モンスタ
ーの撃退やアイテムの取得動作を実現することができる
ため、運動者1はゲーム感覚で運動を行うことができる
効果を奏する。
【0049】実施の形態9.上記実施の形態1では、運
動者1の後ろ姿を示すCGキャラクターを前方から撮像
した運動者1の像を反転させて反映してCRT10に表
示するものについて示したが、前向きのCGキャラクタ
ーをCRT10に表示するようにしてもよい。
【0050】この場合、運動者1の正面側に人工網膜チ
ップ4を設置し、人工網膜チップ4により撮影された動
画像を左右反転して運動者1のCGキャラクターに反映
させればよい。これにより、運動者1は鏡像を見る感覚
でCGキャラクターが見られるので、違和感を覚えるこ
となく、CGキャラクターを見ることができる効果を奏
する。
【0051】なお、上記実施の形態1等では、CGキャ
ラクターを用いて運動者1の動きを表示するものについ
て示したが、人工網膜チップ4により撮影された動画像
をCRT10に表示するようにしてもよい。また、人工
網膜チップ4の代わりに、CCDチップと画像処理チッ
プを用いて構成してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、検出
手段により検出された移動量と移動速度から運動者の消
費カロリーを演算し、その消費カロリーを提示するよう
に構成したので、運動の効果を運動者に実感させること
ができるとともに、無理な運動の防止に寄与することが
できる効果がある。
【0053】この発明によれば、識別手段により識別さ
れた運動者の対象部位の動作が反映されたキャラクター
を表示するように構成したので、運動者は自己の動作を
把握することができる効果がある。
【0054】この発明によれば、識別手段により識別さ
れた運動者の対象部位の動作と基準動作を比較して、そ
の比較結果を提示するように構成したので、運動者は指
定の体操を正確に運動しているか否かを判断することが
できる効果がある。
【0055】この発明によれば、運動者の対象部位の動
作を識別して、その対象部位の移動量と移動速度を検出
する一方、その移動量と移動速度から運動者の消費カロ
リーを演算し、その消費カロリーを提示するように構成
したので、運動の効果を運動者に実感させることができ
るとともに、無理な運動の防止に寄与することができる
効果がある。
【0056】この発明によれば、運動者の対象部位の動
作が反映されたキャラクターを表示するように構成した
ので、運動者は自己の動作を把握することができる効果
がある。
【0057】この発明によれば、運動者の対象部位の動
作と基準動作を比較して、その比較結果を提示するよう
に構成したので、運動者は指定の体操を正確に運動して
いるか否かを判断することができる効果がある。
【0058】この発明によれば、運動開始当初から消費
カロリーを積算して、その積算値を提示するように構成
したので、運動者は運動開始当初から運動量を把握する
ことができる効果がある。
【0059】この発明によれば、消費カロリーと積算値
を音声合成し、その消費カロリーと積算値をアナウンス
するように構成したので、運動者は運動に集中していて
も、消費カロリーと積算値を知ることができる効果があ
る。
【0060】この発明によれば、消費カロリーと積算値
をグラフ表示するように構成したので、運動者は一見し
て消費カロリーの変化や積算値を認識することができる
効果がある。
【0061】この発明によれば、消費カロリーの積算値
に応じて食品の表示個数を計算し、その個数分だけ当該
食品をグラフィック表示するように構成したので、運動
者は感覚的に消費カロリーの積算値を認識することがで
きる効果がある。
【0062】この発明によれば、消費カロリーの積算値
に応じてキャラクターの体型を変化させるように構成し
たので、運動者は運動の効果を実感することができると
ともに、運動に対する意欲の向上に寄与することができ
る効果がある。
【0063】この発明によれば、運動者の対象部位の動
作が反映されたキャラクターを表示する際、基準動作が
反映されたキャラクターを同時に表示するように構成し
たので、運動者は自己の動作と基準動作を比較すること
ができる効果がある。
【0064】この発明によれば、運動者の対象部位の動
作が基準動作と相違する場合、比較結果に応じたアドバ
イスを提示するように構成したので、運動者の対象部位
の動作を基準動作に近づけることができる効果がある。
【0065】この発明によれば、相違レベルが許容レベ
ルを超えている場合、基準動作を変更するように構成し
たので、運動者は無理のない運動を行うことができる効
果がある。
【0066】この発明によれば、運動者の対象部位の移
動速度が基準動作の移動速度より遅い場合には、基準動
作の動作速度を低下させるように構成したので、運動者
は無理のない運動を行うことができる効果がある。
【0067】この発明によれば、運動者の対象部位の動
作が反映されたキャラクターを表示する際、次に運動者
が対象部位を移動させる目標地点を繰り返し表示するよ
うに構成したので、運動者はゲーム感覚で運動を行うこ
とができる効果がある。
【0068】この発明によれば、運動者の対象部位の動
作を識別して、その対象部位の移動量と移動速度を検出
する一方、その移動量と移動速度から運動者の消費カロ
リーを演算し、その消費カロリーを提示する運動支援プ
ログラムを記録するように構成したので、運動の効果を
運動者に実感させることができるとともに、無理な運動
の防止に寄与することができる効果がある。
【0069】この発明によれば、運動者の対象部位の動
作が反映されたキャラクターを表示する運動支援プログ
ラムを記録するように構成したので、運動者は自己の動
作を把握することができる効果がある。
【0070】この発明によれば、運動者の対象部位の動
作と基準動作を比較して、その比較結果を提示する運動
支援プログラムを記録するように構成したので、運動者
は指定の体操を正確に運動しているか否かを判断するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による運動支援装置
を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による運動支援方法
を示すフローチャートである。
【図3】 CRT10の表示内容を示す画面図である。
【図4】 CRT10の表示内容を示す画面図である。
【図5】 CRT10の表示内容を示す画面図である。
【図6】 CRT10の表示内容を示す画面図である。
【図7】 CRT10の表示内容を示す画面図である。
【図8】 CRT10の表示内容を示す画面図である。
【符号の説明】
4 人工網膜チップ(識別手段)、5 識別部(識別手
段)、6 検出部(検出手段)、7 演算部(演算手
段)、8 比較部(比較手段)、9 提示部(提示手
段)、10 CRT(提示手段)、11 スピーカ(提
示手段)。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運動者の対象部位の動作を識別する識別
    手段と、上記識別手段の識別結果に基づいて対象部位の
    移動量と移動速度を検出する検出手段と、上記検出手段
    により検出された移動量と移動速度から運動者の消費カ
    ロリーを演算する演算手段と、上記演算手段により演算
    された消費カロリーを提示する提示手段とを備えた運動
    支援装置。
  2. 【請求項2】 運動者の対象部位の動作を識別する識別
    手段と、上記識別手段の識別結果に基づいて対象部位の
    移動量と移動速度を検出する検出手段と、上記検出手段
    により検出された移動量と移動速度から運動者の消費カ
    ロリーを演算する演算手段と、上記演算手段により演算
    された消費カロリーを提示するとともに、上記識別手段
    により識別された運動者の対象部位の動作が反映された
    キャラクターを表示する提示手段とを備えた運動支援装
    置。
  3. 【請求項3】 運動者の対象部位の動作を識別する識別
    手段と、上記識別手段の識別結果に基づいて対象部位の
    移動量と移動速度を検出する検出手段と、上記検出手段
    により検出された移動量と移動速度から運動者の消費カ
    ロリーを演算する演算手段と、上記識別手段により識別
    された運動者の対象部位の動作と基準動作を比較する比
    較手段と、上記演算手段により演算された消費カロリー
    と上記比較手段の比較結果を提示する提示手段とを備え
    た運動支援装置。
  4. 【請求項4】 運動者の対象部位の動作を識別して、そ
    の対象部位の移動量と移動速度を検出する一方、その移
    動量と移動速度から運動者の消費カロリーを演算し、そ
    の消費カロリーを提示する運動支援方法。
  5. 【請求項5】 運動者の対象部位の動作を識別して、そ
    の対象部位の移動量と移動速度を検出する一方、その移
    動量と移動速度から運動者の消費カロリーを演算して、
    その消費カロリーを提示するとともに、運動者の対象部
    位の動作が反映されたキャラクターを表示する運動支援
    方法。
  6. 【請求項6】 運動者の対象部位の動作を識別して、そ
    の対象部位の移動量と移動速度を検出する一方、その移
    動量と移動速度から運動者の消費カロリーを演算して、
    その消費カロリーを提示するとともに、運動者の対象部
    位の動作と基準動作を比較して、その比較結果を提示す
    る運動支援方法。
  7. 【請求項7】 運動開始当初から消費カロリーを積算し
    て、その積算値を提示することを特徴とする請求項4か
    ら請求項6のうちのいずれか1項記載の運動支援方法。
  8. 【請求項8】 消費カロリーと積算値を音声合成し、そ
    の消費カロリーと積算値をアナウンスすることを特徴と
    する請求項7記載の運動支援方法。
  9. 【請求項9】 消費カロリーと積算値をグラフ表示する
    ことを特徴とする請求項7記載の運動支援方法。
  10. 【請求項10】 予め、グラフィック表示する食品を選
    択すると、消費カロリーの積算値に応じて当該食品の表
    示個数を計算し、その個数分だけ当該食品をグラフィッ
    ク表示することを特徴とする請求項7記載の運動支援方
    法。
  11. 【請求項11】 消費カロリーの積算値に応じてキャラ
    クターの体型を変化させることを特徴とする請求項7記
    載の運動支援方法。
  12. 【請求項12】 運動者の対象部位の動作が反映された
    キャラクターを表示する際、基準動作が反映されたキャ
    ラクターを同時に表示することを特徴とする請求項5記
    載の運動支援方法。
  13. 【請求項13】 運動者の対象部位の動作が基準動作と
    相違する場合、比較結果に応じたアドバイスを提示する
    ことを特徴とする請求項6記載の運動支援方法。
  14. 【請求項14】 相違レベルが許容レベルを超えている
    場合、基準動作を変更することを特徴とする請求項13
    記載の運動支援方法。
  15. 【請求項15】 運動者の対象部位の移動速度が基準動
    作の移動速度より遅い場合には、基準動作の動作速度を
    低下させることを特徴とする請求項12記載の運動支援
    方法。
  16. 【請求項16】 運動者の対象部位の動作が反映された
    キャラクターを表示する際、次に運動者が対象部位を移
    動させる目標地点を繰り返し表示することを特徴とする
    請求項5記載の運動支援方法。
  17. 【請求項17】 運動者の対象部位の動作を識別して、
    その対象部位の移動量と移動速度を検出する一方、その
    移動量と移動速度から運動者の消費カロリーを演算し、
    その消費カロリーを提示する運動支援プログラムが記録
    された記憶媒体。
  18. 【請求項18】 運動者の対象部位の動作を識別して、
    その対象部位の移動量と移動速度を検出する一方、その
    移動量と移動速度から運動者の消費カロリーを演算し
    て、その消費カロリーを提示するとともに、運動者の対
    象部位の動作が反映されたキャラクターを表示する運動
    支援プログラムが記録された記憶媒体。
  19. 【請求項19】 運動者の対象部位の動作を識別して、
    その対象部位の移動量と移動速度を検出する一方、その
    移動量と移動速度から運動者の消費カロリーを演算し
    て、その消費カロリーを提示するとともに、運動者の対
    象部位の動作と基準動作を比較して、その比較結果を提
    示する運動支援プログラムが記録された記憶媒体。
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