JP2000070001A - ライディングブーツ及びそのカバー - Google Patents

ライディングブーツ及びそのカバー

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JP2000070001A
JP2000070001A JP10243862A JP24386298A JP2000070001A JP 2000070001 A JP2000070001 A JP 2000070001A JP 10243862 A JP10243862 A JP 10243862A JP 24386298 A JP24386298 A JP 24386298A JP 2000070001 A JP2000070001 A JP 2000070001A
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JP
Japan
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cover
boot
protector
sole
toe
Prior art date
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JP10243862A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Masui
光昭 桝井
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YSgear Co Ltd
Original Assignee
YSgear Co Ltd
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チェンジペダルに当たる甲部の先端部と損傷
し易いつま先部とを補強すると共に、転倒時の足の捻挫
又は骨折を防止できるようにしたしたライディングブー
ツ、及び雨上がり時に前輪の跳ね上げる泥水による汚濁
を防止するようにしたカバーを提供する。 【解決手段】 ブーツ本体の両側部、甲部、つま先、ソ
ールにそれぞれプロテクタ部材を設ける。側部用プロテ
クタ部材はブーツ本体に縫着し、甲部用プロテクタ部材
とつま先用プロテクタ部材は着脱可能に形成し、損傷し
た場合には容易に交換できるようにする。ソール用プロ
テクタ部材は硬質材で形成し、ソール内に一体的に埋設
する。カバー本体は、上部にフード部材を出し入れ可能
に装着し、降雨時にはブーツ本体の上から着用すると共
に、フード部材を引き出して膝部を被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライディングブー
ツ及びそのカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】オートバイのライダーは、通常ブーツを
履いて運転し、雨天時には雨具を着用して濡れないよう
にしている。ライディングブーツは革製であって、転倒
時等に路面から受ける衝撃や摩擦から足を保護するよう
にしてある。一方、雨具は上下に分かれており、下半身
はレインパンツで覆いライディングブーツにも被せて保
護するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】オートバイライダー
は、ライディングブーツのソール(底)面でチェンジペ
ダルを操作するのみならず、甲部の先端部で操作するこ
とも多く、このため甲部の先端部が傷み易い欠点があ
る。又、チェンジペダルの操作には関与しないが、ライ
ディングブーツのつま先も著しく損傷し易い部分であ
る。転倒時にはライディングブーツが足を保護するが、
路面から激しい衝撃又は強い摩擦を受けて大怪我をする
ことがあり、特にひねりやたわみによってライディング
ブーツが変形し、捻挫又は骨折するような場合が多い。
前記雨具は雨上がり時には脱ぐが、路面が濡れている状
態であると前輪の跳ね上げる泥水が下半身に掛かり、ラ
イディングブーツ及び膝部を汚濁する問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の欠点や問題点
を解消するためになされ、チェンジペダルに当たる甲部
の先端部と、損傷し易いつま先部とを補強すると共に、
転倒時の足の捻挫又は骨折等の怪我を防止できるように
したライディングブーツ、及び雨上がり時に前輪の跳ね
上げる泥水による汚濁を防止するようにしたカバーを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の具体的手段として、本発明は、ブーツ本体の甲部にお
いて、オートバイのチェンジペダル操作をする先端部分
にプロテクタ部材を着脱可能に取り付けたライディング
ブーツを要旨とする。又、このライディングブーツにお
いて、ブーツ本体のつま先部分にプロテクタ部材を着脱
可能に取り付けたこと、ブーツ本体の側面部にプロテク
タ部材を取り付け、ソール内には硬質のプロテクタ部材
を埋設したこと、を特徴とする。更に、本発明はブーツ
本体を被覆するカバーの上端部にフード部材を出し入れ
可能に装着し、前記カバーの着用時にフード部材を出し
て膝部を被覆するようにしたカバーを要旨とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳説する。図1は、本発明に係るライデ
ィングブーツの一例であり、ブーツ本体1の素材は革を
主体とし、ブーツ本体1の外側面から後面部を回って内
側面に至る部分は側部用プロテクタ部材2が縫着されて
いる。この側部用プロテクタ部材2は、例えば外面は2
mm厚程度のゴムシート又は合成皮革等のへたらない素
材で構成し、内面はウレタンシート又はプラスチックパ
ッド等の裏打ち材が貼着されたものとする。
【0007】ブーツ本体1の甲部の先端部分には、取付
部1aが設けられると共に面ファスナ3が装着され、こ
の取付部1aに甲部用プロテクタ部材4を着脱可能に取
り付ける。この甲部用プロテクタ部材4は、例えば外面
がアラミドシートで形成され、内面にウレタンシート又
はプラスチックパッド等の裏打ち材が貼着され、更に前
記面ファスナ3に対応する面ファスナ3′が取り付けら
れたものとする。
【0008】前記甲部用プロテクタ部材4は、オートバ
イのチェンジペダルを操作する際に接触する部分であっ
て、この甲部用プロテクタ部材4によりブーツ本体1を
損傷から保護することができ、摩滅した場合には剥がし
て新しい甲部用プロテクタ部材4と交換することができ
る。
【0009】5はブーツ本体1のつま先用プロテクタ部
材であり、前記甲部用プロテクタ部材4と同様に形成さ
れ、ブーツ本体1への取り付けも同様に行う。即ち、ブ
ーツ本体1のつま先部分には取付部1bが形成されると
共に、面ファスナ6が装着され、つま先用プロテクタ部
材5の内面に装着された面ファスナ6′を介して取り付
ける。このつま先用プロテクタ部材5は、ブーツ本体1
のつま先部分を保護することができ、摩滅した場合には
前記と同様に剥がして新しいつま先用プロテクタ部材5
と交換する。
【0010】7はブーツ本体1のソール1cに埋設され
たソール用プロテクタ部材であり、例えば金属板や硬質
合成樹脂板等の硬質材で形成され、ソール1cを成型す
る際に一体的に埋設される。このソール用プロテクタ部
材7は、オートバイが転倒した際に路面から受ける衝撃
や摩擦に対抗し、ブーツ本体1の捻り又はたわみを防止
して捻挫又は骨折等から足を保護することができる。
【0011】図2は、雨天時にブーツ本体1に被せて使
用するカバーを示し、合成樹脂等の防水布地によって袋
状のカバー本体8が形成され、底部にはゴム製のソール
8aが取り付けられ、外側面にはスライドファスナ9が
上下方向に装着され、このスライドファスナ9の両側に
は防水布地の覆片10、10′が重合可能に取り付けら
れている。この覆片10、10′は、図3のように覆片
10の内面に装着された面ファスナ11と、覆片10′
の外面に装着された面ファスナ11′とを係合させるこ
とで重合し、前記スライドファスナ9を隠蔽できるよう
にしてある。
【0012】12はカバー本体8の上端縁に縫着された
防水布地の締付用ベルトであり、図2のように縫着しな
い両端部はカバー本体8の外側面に位置させて開閉部1
2a、12bとし、図3のように開閉部12a、12b
に装着した面ファスナ13、13′を係合させて閉じ、
且つ下端部に沿って間隔をあけて複数個取り付けられた
ホック14を、これに対応させてカバー本体8に配設さ
れたホック受け14′(図5)に係止して止着する。
又、ベルト12の一部は伸縮可能なゴム帯12cとして
ある。
【0013】15は防水布地で形成されたフード部材で
あり、図5のように下端が前記ベルト12の縫着部より
やや下位に位置させてカバー本体8に縫着され、上端は
袋状に形成されて内部にゴム(図略)が装着され、この
上端の一方には防水布地の止めベルト16が取り付けら
れその先端部にホック17が設けられており、このホッ
ク17を上端の他方に設けられたホック受け17′に係
止して止着する。又、フード部材15の対向側縁にはス
ライドファスナ18が装着され、このスライドファスナ
18によりフード部材15を開閉する。
【0014】このフード部材15は、図2のように巻い
て帯状となし、前記ベルト12により被覆してカバー本
体8の上端部に収納することができる。つまり、カバー
本体8とベルト12との間に挟んで収納し、外から見え
ないようにする。
【0015】図2において、19はカバー本体8の内側
面に縫着された防水布地の前部締付用ベルトであり、先
端部の内側に面ファスナ20が装着され、カバー本体8
の外側面に装着された面ファスナ20′に係合すること
でカバー本体8の甲部を絞るように締め付ける。又、カ
バー本体8の内側面の後部には防水布地の後部締付用ベ
ルト21が縫着され、先端部の内面に面ファスナ22が
装着され、カバー本体8の踵部に装着された面ファスナ
22′に係合し、カバー本体8の踵部を締め付けるよう
にしてある。
【0016】このように構成されたカバーは、常時は図
4に示すような状態になっており、カバー本体8はソー
ル8a以外は防水布地であるため小さく折り畳むことが
でき、オートバイに収納して携帯することが可能であ
る。
【0017】降雨時には、カバー本体8を取り出して図
5のようにベルト12のホック14を外すと共に面ファ
スナ13、13′の係合を解除して開閉部12a、12
bを開き、ベルト12を立ち上げると共にフード部材1
5を巻き戻して開く。更に、前記面ファスナ11、1
1′の係合を解除して覆片10、10′を開き、スライ
ドファスナ9を下ろしてカバー本体8を開く。
【0018】この状態にて前記ブーツ本体1を履いた足
を挿入してカバー本体8を被せ、スライドファスナ9を
上げてカバー本体8を閉じ、前記のように覆片10、1
0′及びベルト12を再び閉じた後、スライドファスナ
14を介してフード部材15を閉じ、更にホック17を
介して止めベルト16を止着すれば、図6のようにカバ
ー本体8及びフード部材15を装着することができる。
【0019】この時、フード部材15により膝部をすっ
ぽり隠蔽することができ、前記袋状の上端に内装された
ゴムによりフード部材15のずり下がりを防止し、更に
カバー本体8の上端部は締付用ベルト12のゴム帯12
cを介して締め付けられ、カバー本体8の下端部は前部
締付用ベルト19及び後部締付用ベルト21を介して締
め付け固定することができる。従って、カバー本体8及
びフード部材15は、ブーツ本体1を履いた足にフィッ
トして確実且つ快適な装着感が得られる。降雨時は、こ
の上から更にレインパンツ(図略)を着用するため二重
の防水構造となり、ブーツ本体1及び下半身を雨から充
分に保護することができる。上半身はレインジャケット
(図略)により保護されることは言うまでもない。
【0020】雨上がり時には、通常レインパンツを脱い
で図7のような状態となり、路面が濡れていると前輪が
泥水を跳ね上げるが、前記のようにブーツ本体1はカバ
ー本体8により、膝部はフード部材15によりそれぞれ
完全に被覆されているため跳ね上げられた泥水による汚
濁を防止する。泥汚れしたカバー本体8及びフード部材
15は、使用後に水洗いすることで綺麗にすることがで
きる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本考案によれば、
ライディングブーツには側部用プロテクタ部材、甲部用
プロテクタ部材、つま先用プロテクタ部材及びソール用
プロテクタ部材をそれぞれ設けたので、チェンジペダル
の操作による甲部の損傷及び傷付き易いつま先部の損傷
を防止することができ、且つ転倒時に路面から受ける衝
撃や摩擦によるブーツ本体の捻りや撓み等の変形を防
ぎ、捻挫や骨折等の怪我から足を充分に保護する効果を
奏する。又、甲部用プロテクタ部材、つま先用プロテク
タ部材は着脱可能に形成したので、損傷した場合にはそ
れらを容易に交換することができる。更に、フード部材
付きのカバー本体を着用することで、降雨時の雨除けが
完全であると共に、雨上がり時に前輪によって跳ね上げ
られる泥水による汚濁からも保護できる等の優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るライディングブーツにおけるプロ
テクタ部材の取付状態を示す斜視図。
【図2】本発明に係るカバーの一部開いた状態を示す斜
視図。
【図3】カバーの一部の概略断面図。
【図4】カバーの側面図。
【図5】フード部材を取り出す状態を示すカバー上部の
斜視図。
【図6】カバーの着用状態を示す外観図。
【図7】カバーの使用状態を示す説明図。
【符号の説明】
1…ブーツ本体 2…側部用プロテクタ部材 3…面ファスナ 4…甲部用プロテクタ部材 5…つま先用プロテクタ部材 6…面ファスナ 7…ソール用プロテクタ部材 8…カバー本体 9…スライドファスナ 10…覆片 11…面ファスナ 12…締付用ベルト 13…面ファスナ 14…ホック 15…フード部材 16…止めベルト 17…ホック 18…スライドファスナ 19…前部締付用ベルト 20…面ファスナ 21…後部締付用ベルト 22…面ファスナ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブーツ本体の甲部において、オートバイの
    チェンジペダル操作をする先端部分にプロテクタ部材を
    着脱可能に取り付けたライディングブーツ。
  2. 【請求項2】ブーツ本体のつま先部分にもプロテクタ部
    材を着脱可能に取り付けた請求項1記載のライディング
    ブーツ。
  3. 【請求項3】ブーツ本体の側面部にプロテクタ部材を取
    り付け、ソール内には硬質のプロテクタ部材を埋設した
    請求項1又は2記載のライディングブーツ。
  4. 【請求項4】ブーツ本体を被覆するカバーの上端部にフ
    ード部材を出し入れ可能に装着し、前記カバーの着用時
    にフード部材を出して膝部を被覆するようにしたカバ
    ー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100742397B1 (ko) * 2006-02-17 2007-07-24 허훈무 등산화 결착용 보호대
JP2008061718A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Yoshiro Watanabe 長靴
WO2015083810A1 (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 壮太 鈴木

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