JP2000069677A - 太陽光発電用パワーコンディショナ - Google Patents

太陽光発電用パワーコンディショナ

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JP2000069677A
JP2000069677A JP10250379A JP25037998A JP2000069677A JP 2000069677 A JP2000069677 A JP 2000069677A JP 10250379 A JP10250379 A JP 10250379A JP 25037998 A JP25037998 A JP 25037998A JP 2000069677 A JP2000069677 A JP 2000069677A
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photovoltaic power
conditioner
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雅英 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンセントやコネクタの接続不良をあらかじ
め検出し、住宅内負荷への過電圧の印加を防止する保護
装置を備えた太陽光発電用パワーコンディショナを提供
する。 【解決手段】 コンセントまたはコネクタを使用して単
相三線式の配電線に連系する太陽光発電用パワーコンデ
ィショナにおいて、この太陽光発電用パワーコンディシ
ョナの交流出力の中性相と両側の各相間に、不平衡な疑
似負荷を挿入するとともに、前記中性相と両側の各相間
の不平衡電圧を検出する不平衡電圧検出器を備えた太陽
光発電用パワーコンディショナ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光発電用パワ
ーコンディショナの改良、特にその保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽光発電用パワーコンディショナを一
般個人住宅にて使用する場合、通常、単相三線式の配電
線に連系することがおこなわれている。その際、太陽光
発電用パワーコンディショナの容量が比較的大きい場合
は、配電線との接続は端子台などを使用して強固におこ
なわれるのが一般的である。
【0003】一方、比較的小型の太陽光発電用パワーコ
ンディショナの場合は、設置の容易性やメンテナンス性
を考慮して、端子台を使用せず、コンセントやコネクタ
などを使用して配電線に接続することが考えられる。図
2は、このような太陽光発電用パワーコンディショナを
使用した場合の従来の構成例で、1は太陽光発電用パワ
ーコンディショナ、2は太陽電池、3はインバータ、4
は連系用リレー、5は不平衡電圧検出器、6はコンセン
ト、7はELCB、8は配電線、9および10は住宅内
負荷である。
【0004】本構成の動作を簡単に説明すると、太陽光
発電用パワーコンディショナ1は、太陽電池2が発電し
た直流電力をインバータ3により交流に変換し、コンセ
ント6と分電盤に設置されたELCB7を介して、配電
線8に連系される。また、太陽光発電用パワーコンディ
ショナ1には、連系用リレーが内蔵されており、太陽光
発電用パワーコンディショナ1の運転とともに閉となる
ように制御される。
【0005】一方、住宅内には単相三線の中性相と両側
の各相の間に各種の負荷9、10が接続されており、住
宅内負荷9と住宅内負荷10の容量は、一般的に異なっ
ている場合がほとんどである。このとき、住宅内に過負
荷や地絡などが発生し、ELCB7がトリップしたとす
ると、太陽光発電用パワーコンディショナ1からの電力
供給は、通常、単相三線式の両側の各相に対しておこな
われるため、中性相の電圧は、住宅内負荷9と住宅内負
荷10の分圧にて決まり、住宅内負荷9または住宅内負
荷10に最大2倍の過電圧が印加されることがある。
【0006】これを防止するため、通常、太陽光発電用
パワーコンディショナ1内には不平衡電圧検出器5が内
蔵され、中性相からみた両側の各相の電圧のいずれか
が、120V程度を越えれば、すみやかにインバータ3
を停止し、連系用リレー4が開となるように構成されて
いる。これにより、住宅内負荷9または住宅内負荷10
への過電圧の印加が防止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンセ
ント6は端子台と異なり、接続の信頼性が比較的低い。
したがって、万一、コンセント6の中性相に接続不良が
発生すれば、不平衡電圧検出器5が住宅内負荷9または
住宅内負荷10の過電圧を検出できず、これらを焼損さ
せる可能性がある。
【0008】また、通常、不平衡電圧検出器5の各相の
入力インピーダンスはほぼ等しいので、コンセント6の
中性相に接続不良が発生していたとしても、不平衡電圧
検出器5の各相に印加される電圧はほぼ等しくなり、あ
らかじめこれを検出することは困難である。
【0009】本発明の目的は、このようなコンセント6
の接続不良をあらかじめ検出し、住宅内負荷への過電圧
の印加を防止する保護装置を備えた太陽光発電用パワー
コンディショナを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本課題を解決するため、
本発明では、コンセントまたはコネクタを使用して単相
三線式の配電線に連系する太陽光発電用パワーコンディ
ショナにおいて、この太陽光発電用パワーコンディショ
ナの交流出力の中性相と両側の各相間に、不平衡な疑似
負荷を挿入するとともに、前記中性相と両側の各相間の
不平衡電圧を検出する不平衡電圧検出器を備えるように
した。
【0011】
【発明の実施の形態】前述手段として、交流出力の中性
相と両側の各相間に挿入する不平衡な疑似負荷として
は、例えば抵抗器、コンデンサ、リアクトルなど使用
し、その値を不平衡にしておけばよい。また、不平衡電
圧を検出する不平衡電圧検出器は従来のものがそのまま
使用できる。このようにすることにより、コンセントの
接続不良をあらかじめ検出し、住宅内負荷への過電圧の
印加を防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。
【0013】図1は本発明を実施した太陽光発電用パワ
ーコンディショナによる構成例で、11と12は本発明
による疑似負荷として用いた抵抗器である。また、これ
以外の構成は図2と同じであるため同じ符号を付けて説
明を省略する。
【0014】本実施例では、コンセント6の接続が正常
な場合に、ELCB7のトリップによって発生する過電
圧の保護については、従来と同様である。しかし、万
一、コンセント6の中性相に接続不良が発生すると、不
平衡電圧検出器5の各相の入力インピーダンスが比較的
高いことから、不平衡電圧検出器5の各相に印加される
電圧は、抵抗器11と抵抗器12によって分圧された電
圧となる。したがって、抵抗器11と抵抗器12によっ
て分圧された電圧が、不平衡電圧検出器5の検出電圧、
通常120V以上となるように抵抗器11と抵抗器12
を選定すれば、コンセント6の中性相の接続異常を検出
することが可能となり、すみやかにインバータ3を停止
して、連系用リレー4を開放することができる。
【0015】また、不平衡電圧検出器5の各相の入力イ
ンピーダンスは比較的高いので、抵抗器11と抵抗器1
2には、さほど容量の大きなものは必要とせず、太陽光
発電用パワーコンディショナ1の損失の増加は無視でき
る。
【0016】なお、前記抵抗器の換わりに、コンデンサ
やリアクトルを使用しても同様の効果が得られること
は、明らかである。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コンセン
トやコネクタを使用して単相三線式の配電線に連系する
太陽光発電用パワーコンディショナにおいて、この太陽
光発電用パワーコンディショナの交流出力の中性相と両
側の各相間に、不平衡な疑似負荷を挿入するというきわ
めて簡単な方法で、前記コンセントやコネクタの接続不
良を検出でき、過電圧による住宅内負荷の焼損を防止で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明太陽光発電用パワーコンディショナの一
実施例を示す回路図
【図2】従来の太陽光発電用パワーコンディショナの一
例を示す回路図
【符号の説明】
1 太陽光発電用パワーコンディショナ 2 太陽電池 3 インバータ 4 連系用リレー 5 不平衡電圧検出器 6 コンセント 7 ELCB 8 配電線 9、10 住宅内負荷 11、12 疑似負荷

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンセントまたはコネクタを使用して単
    相三線式の配電線に連系する太陽光発電用パワーコンデ
    ィショナにおいて、この太陽光発電用パワーコンディシ
    ョナの交流出力の中性相と両側の各相間に、不平衡な疑
    似負荷を挿入するとともに、前記中性相と両側の各相間
    の不平衡電圧を検出する不平衡電圧検出器を備えたこと
    を特徴とする太陽光発電用パワーコンディショナ。
JP25037998A 1998-08-20 1998-08-20 太陽光発電用パワーコンディショナ Expired - Lifetime JP3959573B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007325333A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Osaka Gas Co Ltd 分散型発電装置
US7733069B2 (en) 2000-09-29 2010-06-08 Canon Kabushiki Kaisha Power converting apparatus and power generating apparatus

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