JP2000069371A - シェーディング補正装置 - Google Patents

シェーディング補正装置

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JP2000069371A
JP2000069371A JP10237143A JP23714398A JP2000069371A JP 2000069371 A JP2000069371 A JP 2000069371A JP 10237143 A JP10237143 A JP 10237143A JP 23714398 A JP23714398 A JP 23714398A JP 2000069371 A JP2000069371 A JP 2000069371A
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昌利 佐瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子式手ぶれ補正や電子ズーム等の撮像素子
の変則的駆動時でも高性能のシェーディング補正を可能
とするシェーディング補正装置を提供すること。 【解決手段】 2次曲面関数発生器11の座標値発生部
12で水平同期信号HDをリセット信号としてクロック
信号CKをカウントすることにより水平方向の座標値X
を得るとともに、座標値発生部13で撮像素子のセンサ
ーゲートパルスSGをリセット信号として撮像素子の垂
直転送パルスVCLKをカウントして座標値Yを得る。こ
の座標値X,Yを2次曲面関数演算部14において、2
次曲面関数係数fR(X,Y)によって座標値XとYに
対応したシェーディング補正係数COEを演算し、補正
アンプ16を構成する乗算器17で撮像素子より出力さ
れる撮像信号とシェーディング補正係数COEとを乗算
して撮像信号のシェーディング補正をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮像素子読み出
し電子式手ぶれ補正や、撮像素子読み出し電子ズームな
どの撮像素子のから読み出しが変則読み出しの場合で
も、正しくシェーディング補正を行うことができるよう
にしたシェーディング補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多板式カラービデオカメラにおいて、各
撮像素子、たとえば、CCD固体撮像素子などの感度む
らなどで発生するシェーディングによって、クロマシェ
ーディング(色むら)や輝度シェーディング(輝度むら)
が生じる。従来、これらのシェーディングを補正するた
めに、各撮像素子の感度を撮像面の複数個所で測定して
同じ傾向の撮像素子を使用する方法(トリオリング)
や、垂直や水平のパラボラ波形信号によってシェーディ
ングを電気的に補正する方法などが提案されている。
【0003】しかしながら、トリオリングはシェーディ
ングの傾向が同じイメージャを選別して使用するもので
あり、選別の手間が大きく、大量生産に不向きである。
また、パラボラ波形信号などによって、シェーディング
を補正するものによれば、補正の自由度が小さく、どの
ようなシェーディングでも補正できるわけではない。そ
こで、特開平08−79773号公報ではこれを解決す
るために、撮像素子より出力される撮像信号に補正係数
をかけて、シェーディング補正をすることが開示されて
いる。
【0004】すなわち、この公報の場合には、2次曲面
関数発生器を座標値発生部と2次曲面関数演算部とで構
成し、座標値発生部において、水平同期信号をリセット
信号として、クロック信号をカウントすることにより、
水平方向の座標値Xを得るとともに、水平同期信号をリ
セット信号として水平同期信号カウントすることにより
垂直方向の座標値Yを出力する。これらの座標値Xと座
標値Yを、2次曲面関数演算部において、2次曲面関数
R(X,Y)によって座標値(X,Y)に対応した2
次曲面関数演算部で演算し、このシェーディング補正係
数COEを補正アンプにおいて、撮像素子から得られる
撮像信号にかけてシェーディング補正をするようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報のシェーディング補正装置では、前記撮像素子読み出
し電子式手ぶれ補正や撮像素子読み出し電子ズームなど
の撮像素子の変則駆動によるCCD読み出し時に、水平
同期信号,垂直同期信号をリセット信号としてクロック
信号をカウントして得た座標値と、CCDから読み出し
た信号の座標値(ライン番号)と一致しなくなり、正しい
シェーディング補正が行えなくなってしまうという課題
がある。
【0006】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、撮像素子読み出し電子式手ぶれ補
正や撮像素子読み出し電子ズームシステムなどの撮像素
子の変則駆動時においても、特にハードウェアを増加す
ることもなく、従来と同様の高性能のシェーディング補
正を行うことができるシェーディング補正装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のシェーディング補正装置は、水平同期信
号をリセット信号としてクロック信号をカウントするこ
とにより得られる水平方向の座標値と撮像素子のセンサ
ーゲートパルスをリセット信号として撮像素子の垂直転
送パルスをカウントすることにより得られる垂直方向の
座標値とをN次曲面関数係数(Nは2以上の整数)によ
って近似したシェーディング補正係数を発生するN次曲
面関数発生手段と、前記撮像素子より出力される撮像信
号に前記N次曲面関数発生手段より出力される前記シェ
ーディング補正係数をかけてシェーディング補正をする
シェーディング補正手段とを備えることを特徴とする。
【0008】この発明によれば、N次曲面関数発生手段
において、水平方向の座標値は水平同期信号をリセット
信号としてクロック信号をカウントすることにより得る
とともに、撮像素子のセンサーゲートパルスをリセット
信号として撮像素子の垂直転送パルスをカウントするこ
とにより垂直方向の座標値を得る。撮像素子の変則駆動
時に撮像素子の駆動パルスも通常駆動時とは異なる駆動
パルスになっても、撮像素子の駆動パルスと出力信号の
関係は一定であるから、この駆動パルスをカウントして
垂直方向の座標値を得ることにより、垂直方向の座標値
と出力信号の関係は撮像素子の変則駆動時でも一致す
る。この水平方向の座標値と垂直方向の座標値とをN次
曲面関数によって近似したシェーディング補正係数を演
算し、このシェーディング補正係数をシェーディング補
正手段において撮像素子より出力される撮像信号にか
け、シェーディング補正をすることにより、撮像素子の
変則駆動時でも、正しくシェーディング補正を行うこと
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面に基づき説明する。図1はこの発明によるシェ
ーディング補正装置の第1実施の形態の構成を示すブロ
ック図であり、図2は図1で示すシェーディング補正装
置を適用した赤色画像用、緑色画像用および青色画像用
のCCD固体撮像素子を備える3板式カラービデオカメ
ラの構成を示すブロック図である。まず、この発明の理
解を容易にするために、図1に示すこの発明によるシェ
ーディング補正装置の第1実施の形態の具体的説明に先
立ち、この第1実施の形態が適用されている図2の3板
式カラービデオカメラから説明を行うことにする。
【0010】この図2に示す3板式カラービデオカメラ
は、クロマシェーディングの補正を行う場合の例を示し
ている。この図2において、赤色画像用、青色画像用の
CCD固体撮像素子(図示せず)より得られる赤原色信号
R、青原色信号Bは、それぞれシェーディング補正手段
として、それぞれシェーディング補正ブロック1R,1
Bからホワイトバランスコントロールアンプ2R,2
B,ガンマ補正回路3R,3Bを介してマトリクス回路
4に供給される。
【0011】また、緑色画像用のCCD固体撮像素子
(図示せず)から得られる緑色原色信号Gは、ホワイトバ
ランスコントロールアンプ2G、ガンマ補正回路3Gを
介してマトリクス回路14に供給される。マトリクス回
路4では、色信号R,G,Bがマトリクス処理され、輝
度信号Y、赤色差信号R−Yおよび青色差信号B−Yが
出力される。前記シェーディング補正ブロック1R,1
Bのうちのシェーディング補正ブロック1Rの内部構成
は、図1に示すように構成されている。
【0012】図1において、N次曲面関数発生手段とし
ての2次曲面関数発生器11は、座標値発生部12,1
3と2次曲面関数演算部14とから構成されている。座
標値発生部12は座標値Xを発生するもので、座標値発
生部12には、水平同期信号HDとクロック信号CKと
が入力される。座標値発生部12は、この水平同期信号
HDをリセット信号として、クロック信号CKをカウン
トすることにより、座標値Xを発生して2次曲面関数演
算部14に出力する。
【0013】また、座標値発生部13は、座標値Yを得
るものであるが、特にこの座標値発生部13は、CCD
固体撮像素子読み出し電子式手ぶれ補正やCCD固体撮
像素子読み出し電子ズームなどのCCD固体撮像素子か
らの読み出しが変則読み出しのシステムの場合に、CC
D固体撮像素子の駆動パルス(センサーゲートパルスS
G、垂直転送パルスVCLOCK)から座標値Yを生成
するようにしている。すなわち、タイミング発生回路1
5から図示しないCCD固体撮像素子駆動用パルス(以
下、CCD駆動パルスという)を発生させてCCD固体
撮像素子を駆動すると同時に、このCCD駆動パルスで
あるセンサーゲートパルスSGと垂直転送パルスVCLK
を座標値発生部13に出力する。座標値発生部13は、
このセンサーゲートパルスSGをリセット信号として垂
直転送パルスVCLKをカウントすることにより、座標値
Yを発生して2次曲面関数演算部14に出力する。
【0014】座標値発生部12で得られた座標値Xと、
座標値発生部13で得られた座標地Yは2次曲面関数演
算部14において、次の[数1]に示すような2次曲面関
数係数fR(X,Y)に対応してシェーディング補正係
数COEを演算する。
【0015】
【数1】 この[数1]の係数a00〜a22はシステムコントローラ
を構成するマイコン(図示せず)より供給される。係数a
00〜a22は後述する補正アンプ16で赤原色信号Rに対
してシェーディング補正係数COEを乗算したとき赤色
画像用の撮像素子のシェーディングが緑色画像用の撮像
素子のシェーディングとほぼ一致するように、あらかじ
め赤色画像用および緑色画像用の撮像素子の複数点にお
ける感度が測定され、その測定点の感度に基づいて算出
されて不揮発性メモリ(図示せず)に格納されている。
【0016】座標値(X,Y)に対応して2次曲面関数
演算部14より出力されるシェーディング補正係数CO
Eはシェーディング補正手段としての補正アンプ16を
構成する乗算器17に供給される。乗算器17には、撮
像素子から読み出されてディジタル化されたディジタル
の赤原色信号Rが供給され、この赤原色信号Rにシェー
ディング補正係数COEがかけられることにより、シェ
ーディング補正が行われて出力される。この際、座標値
発生部13はセンサーゲートパルスSGをリセット信号
として垂直転送パルスVCLKをカウントすることにより
座標値Yを得ており、CCD固体撮像素子を変則読み出
しで駆動する場合に、当然CCD駆動パルスも通常駆動
時と異なるパルスになる。
【0017】しかし、CCD固体撮像素子に対してどの
ような変則駆動を行っていても、駆動パルスと出力信号
との関係、すなわち、垂直転送パルスVCLKの本数と出
力信号のライン数は一定である。したがって、駆動パル
スの垂直転送パルスVCLKをカウントして座標値Yを作
っていることにより、CCD固体撮像素子に対してどの
ような変則駆動を行っていても、座標値Yと出力信号と
の関係は一定である。
【0018】これにより駆動パルスから使用した座標値
をシェーディング補正係数COEに使用することによ
り、CCD固体撮像素子の変則駆動時においても、正し
くシェーディング補正を行うことができる。このように
することにより、赤色画像用の撮像素子のシェーディン
グが緑色画像用の撮像素子のシェーディングとほぼ一致
するようにシェーディング補正が行われる。
【0019】なお、信号入力がアナログの赤原色信号R
の場合に、補正アンプ16は、たとえば、図3に示すよ
うに構成される。すなわち、赤原色信号Rは補正アンプ
16を構成するゲインコントロールアンプ18を介して
入力され、このゲインコントロールアンプ18のゲイン
はシェーディング補正係数COEがD/Aコンバータ1
9でアナログ信号に変換されたもので制御される。ま
た、前記図2は、シェーディング補正ブロック1Rの構
成を示しているが、シェーディング補正ブロック1Bも
同様に構成され、シェーディング補正ブロック1Bで
は、青色画像用の撮像素子のシェーディングが緑色画像
用の撮像素子のシェーディングとほぼ一致するようにシ
ェーディング補正が行われる。
【0020】このように、この第1実施の形態では、シ
ェーディング補正ブロック1Rと1Bでそれぞれ赤色画
像用と緑色画像用の撮像素子のシェーディングが緑色画
像用の撮像素子とほぼ一致するようにシェーディング補
正が行われるため、クロマシェーディングの補正を良好
に行うことができる。また、撮像素子より得られる赤原
色信号Rおよび青原色信号Bにシェーディング補正系数
COEをかけてシェーディング補正するものであり、電
気的にシェーディング補正が行われるものであるから、
従来のトリオリングとは異なり、大量生産に適した補正
を行うことができる。さらに、2次曲面関数で近似した
シェーディング補正係数COEが使用されているため
に、シェーディング補正力が高く、クロマシェーディン
グをほぼ完全に補正することができる。
【0021】次に、この発明のシェーディング補正装置
を適用した別の3板式カラービデオカメラについて説明
する。図4は赤色画像用、緑色画像用、青色画像用のC
CD撮像素子を備える図2とは異なる3板式カラービデ
オカメラの構成を示すブロック図である。この図4に示
す3板式カラービデオカメラは、クロマシェーディング
および輝度シェーディングの双方の補正が行われるよう
にしたものである。図4において、図2と対応する部分
には、同一符号を付している。赤色画像用、緑色画像
用、青色画像用のCCD撮像素子(図示せず)より得られ
る赤原色信号R、緑原色信号G、青原色信号Bはそれぞ
れシェーディング補正ブロック5R,5G,5Bホワイ
トバランスコントロールアンプ2R,2G,2Bガンマ
補正回路3R,3G,3Bを介してマトリクス回路4に
供給される。
【0022】マトリクス回路4では、赤原色信号R、緑
原色信号G、青原色信号Bがマトリクス処理され、輝度
信号Y,赤色差信号R−Yおよび青色差信号B−Yが出
力される。シェーディング補正ブロック5Rは、図1に
示すシェーディング 補正ブロック1Rと同様に構成さ
れ、シェーディング補正ブロック5Rでは、赤色画像用
の撮像素子のシェーディングがほぼゼロとなるようにシ
ェーディング補正が行われる。この場合、マイコンより
供給される前記係数a00〜a22は、補正アンプ16で赤
原色信号Rに対してシェーディング補正係数COEを乗
算したとき、赤色画像用の撮像素子のシェーディングが
ほぼゼロとなるように、あらかじめ赤色画像用の撮像素
子の感度が測定され、その測定点の感度に基づいて算出
されて不揮発性メモリに格納されている。
【0023】また、シェーディング補正ブロック5G,
5Bも図1で示すシェーディング補正ブロック1Rと同
様に構成され、シェーディング補正ブロック5G,5B
では、それぞれ緑色画像用、青色画像用の撮像素子のシ
ェーディングがほぼゼロとなるように、シェーディング
補正が行われる。
【0024】このように、この図4で示す3板式カラー
ビデオカメラの場合においては、シェーディング補正ブ
ロック5R,5G,5Bでそれぞれ赤色画像用、緑色画
像用、青色画像用の撮像素子のシェーディングがほぼゼ
ロとなるようにシェーディング補正が行われるため、ク
ロマシェーディングおよび輝度シェーディングの双方の
補正を良好に行うことができる。撮像素子より得られる
赤原色信号R、緑原色白信号G,青原色信号Bにシェー
ディング補正係数COEをかけてシェーディング補正す
るものであり、電気的にシェーディング補正が行われる
から、トリオリングとは異なり、大量生産に適した補正
を行うことができる。さらに、2次曲面関数で近似した
補正係数COEが使用されるために、シェーディング補
正能が高く、クロマシェーディングおよび輝度シェーデ
ィングをほぼ完全に補正することができる。
【0025】なお、上記第1実施の形態では、2次曲面
関数演算部14では、補正係数COEを2次曲面関数を
使用して演算するものを示したが、3次以上の曲面関数
を使用して演算することもできる。ただし、現状のCC
D固体撮像素子で発生しているシェーディングは、その
空間的な分布があまり複雑ではなく、2次曲面関数によ
る近似はシェーディング補正という目的には、十分な精
度である。また、上記第1実施の形態では、3板式カラ
ービデオカメラに適用した例を示したが、この発明はそ
の他の多板式カラービデオカメラ、単板式のカラービデ
オカメラ、さらには、白黒ビデオカメラにも同様に適用
することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、N次
曲面関数発生手段において水平同期信号をリセット信号
としてクロック信号をカウントすることにより水平方向
の座標値を得るとともに、垂直方向の座標値は撮像素子
のセンサーゲートパルスをリセット信号として撮像素子
の垂直転送パルスをカウントすることにより得て、これ
らの水平方向の座標値と垂直方向の座標値にN次曲面関
数係数をかけてシェーディング補正係数を演算し、撮像
素子から出力される撮像信号にこのシェーディング補正
系数をかけることにより、シェーディングを補正するよ
うにしたので、電子式手ぶれ補正や電子ズームなどの撮
像素子の変則駆動時においても、特にハードウェアの増
加などを要すること無く、高性能のシェーディング補正
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるシェーディング補正装置の第1
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシェーディング補正装置を適用した3板
式カラービデオカメラの構成を示すブロック図である。
【図3】この発明によるシェーディング補正装置におけ
る補正アンプの他の実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】この発明によるシェーディング補正装置を適用
してクロマシェーディングと輝度シェーディングの双方
の補正を行う3板式カラービデオカメラの構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1R,1B,5R,5G,5B……シェーディング補正
ブロック、2R,2G,2B……ホワイトバランスコン
トロールアンプ、3R,3G,3B……ガンマ補正回
路、4……マトリクス回路、11……2次曲面関数発生
器、12,13……座標値発生部、14……2次曲面関
数演算部、15……タイミング発生器、16……補正ア
ンプ、17……乗算器、18……ゲインコントロールア
ンプ、19……D/Aコンバータ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月4日(1998.11.
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【数1】 この[数1]の係数a00〜a22はシステムコントローラ
を構成するマイコン(図示せず)より供給される。係数a
00〜a22は後述する補正アンプ16で赤原色信号Rに対
してシェーディング補正係数COEを乗算したとき赤色
画像用の撮像素子のシェーディングが緑色画像用の撮像
素子のシェーディングとほぼ一致するように、あらかじ
め赤色画像用および緑色画像用の撮像素子の複数点にお
ける感度が測定され、その測定点の感度に基づいて算出
されて不揮発性メモリ(図示せず)に格納されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA00 AB51 AB55 AB66 AC69 5C024 AA01 CA10 DA01 FA01 FA13 HA10 HA14 HA19 5C065 AA01 BB06 CC01 DD02 DD19 GG10 GG23 GG35

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平同期信号をリセット信号としてクロ
    ック信号をカウントすることにより得られる水平方向の
    座標値と撮像素子のセンサーゲートパルスをリセット信
    号として撮像素子の垂直転送パルスをカウントすること
    により得られる垂直方向の座標値とをN次曲面関数係数
    (Nは2以上の整数)によって近似したシェーディング
    補正係数を発生するN次曲面関数発生手段と、 前記撮像素子より出力される撮像信号に前記N次曲面関
    数発生手段より出力される前記シェーディング補正係数
    をかけてシェーディング補正をするシェーディング補正
    手段と、 を備えることを特徴とするシェーディング補正装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像素子として赤色画像用、緑色画
    像用および青色画像用の撮像素子を備え、前記シェーデ
    ィング補正手段として前記赤色画像用および前記青色画
    像用の撮像素子のシェーディングをそれぞれ補正する第
    1および第2のシェーデング補正部を有し、前記第1お
    よび第2のシェーディング補正部では、それぞれ前記赤
    色画像用および青色画像用の撮像素子のシェーディング
    が前記緑色画像用の撮像素子のシェーディングとほぼ一
    致するようにシェーディング補正が行われることを特徴
    とする請求項1記載のシェーディング補正装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像素子として赤色画像用、緑色画
    像用および青色画像用の撮像素子を備え、前記シェーデ
    ィング補正手段として前記赤色画像用、緑色画像用およ
    び青色画像用の撮像素子のシェーディングをそれぞれ補
    正する第1、第2および第3のシェーディング補正部を
    有し、前記第1、第2および第3のシェーディング補正
    部では、それぞれ前記赤色画像用、緑色画像用および青
    色画像用の撮像素子のシェーディングがほぼゼロとなる
    ようにシェーディング補正が行われることを特徴とする
    請求項1記載のシェーディング補正装置。
  4. 【請求項4】 前記センサーゲートパルスは、前記撮像
    素子を駆動する駆動パルスを発生するタイミングパルス
    発生器から出力されることを特徴とする請求項1記載の
    シェーディング補正装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像素子の垂直転送パルスは、前記
    撮像素子を駆動する駆動パルスを発生するタイミングパ
    ルス発生器から出力されることを特徴とする請求項1記
    載のシェーディング補正装置。
  6. 【請求項6】 前記N次曲面関数発生手段は、前記水平
    同期信号をリセット信号として前記クロック信号をカウ
    ントすることにより水平方向の座標値を得る第1の座標
    値発生部と、前記撮像素子のセンサーゲートパルスをリ
    セット信号として前記撮像素子の垂直転送パルスをカウ
    ントすることにより垂直方向の座標値を得る第2の座標
    値発生部と、前記水平方向の座標値と前記垂直方向の座
    標値とをN次曲面関数係数によって近似したシェーディ
    ング補正係数を発生するN次曲面関数演算部とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載のシェーディング補正装
    置。
  7. 【請求項7】 前記シェーディング補正手段は、前記撮
    像素子より出力される撮像信号に前記N次曲面関数発生
    手段より出力される前記シェーディング補正係数をかけ
    てシェーディング補正をした撮像信号を出力する乗算器
    を備えることを特徴とする請求項1記載のシェーディン
    グ補正装置。
  8. 【請求項8】 前記シェーディング補正手段は、前記N
    次曲面関数発生手段より出力される前記シェーディング
    補正係数をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ
    と、前記撮像素子から出力されるアナログの撮像信号を
    入力して前記D/Aコンバータで変化されたアナログの
    シェーディング補正係数によりゲインをコントロールし
    てこのアナログの撮像信号を出力するゲインコントロー
    ルアンプとを備えることを特徴とする請求項1記載のシ
    ェーディング補正装置。
JP23714398A 1998-08-24 1998-08-24 シェーディング補正装置 Expired - Fee Related JP4066530B2 (ja)

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