JP2000068874A - 無線受信装置およびその間欠受信方法 - Google Patents

無線受信装置およびその間欠受信方法

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JP2000068874A
JP2000068874A JP10251793A JP25179398A JP2000068874A JP 2000068874 A JP2000068874 A JP 2000068874A JP 10251793 A JP10251793 A JP 10251793A JP 25179398 A JP25179398 A JP 25179398A JP 2000068874 A JP2000068874 A JP 2000068874A
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JP10251793A
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Kotaro Yoshida
宏太郎 吉田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受信動作を受信区間のすべてではなく、電波状
況及びシステム状況の良い場合のみ行わせるよう電源を
オン/オフして、電池の寿命を延長する無線受信装置を
提供すること。 【解決手段】ビット誤り率を検出するビット誤り率検出
手段8と、受信電界強度を検出する手段12と、ビット
誤り率及び受信電界強度の判定基準を記憶する記憶部1
0と、一定の受信区間の開始タイミングで受信部の電源
をオンし、受信データのビット誤り率が判定基準よりも
大きくなったとき、または受信電界強度が判定基準より
も小さくなったときに、受信部の電源をオフするタイミ
ングを生成するタイミング発生手段9と、そのタイミン
グに同期して受信部の電源をオン/オフ制御するスイッ
チング手段11とを備え、受信データのビット誤り率が
判定基準を越えるか、受信電界強度が判定基準より下が
ったときに受信部に対する電源をオフするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池寿命を延長化
する無線受信装置およびその間欠受信方法に関し、特に
基地局からデータを送信する一定の送信期間のみ受信動
作を行うようにした間欠受信によりその電池寿命の延長
化を図る無線受信装置およびその間欠受信方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無線受信装置としては、
図4に示すようなものがあった。図4は従来の間欠受信
方式を適用した無線受信装置の構成を示すブロック図で
ある。図4において、1は受信電波を高周波電気信号に
変換するアンテナ、3は入力した高周波信号を増幅する
高周波増幅回路、4は高周波増幅回路3からの入力信号
の周波数を変換する周波数変換回路、5は周波数変換回
路4の出力を復調し受信データを復号する復調回路、2
は高周波増幅回路3、周波数変換回路4及び復調回路5
からなる受信部、6は受信装置の内部タイミングを受信
データに合わせる同期手段、9は受信データの受信期間
に同期した受信動作オン/オフタイミングを発生するタ
イミング発生手段、11はタイミング発生手段9で生成
された受信動作オン/オフタイミングに同期して受信部
2に電源を供給するスイッチング手段である。
【0003】次に、図4を参照して、上記従来の間欠受
信機能を有する無線受信装置における間欠受信の制御例
について説明する。アンテナ1によって電気信号に変換
された高周波信号は、高周波増幅回路3において増幅さ
れ周波数変換回路4に入力される。周波数変換回路4の
出力は復調回路5で復調され受信データに復号される。
同期手段6は復調回路5により得られた復号データを用
いて、受信装置の内部タイミングを受信データに合わせ
る。タイミング発生手段9は、受信データに同期した内
部タイミングを用いて、基地局からデータを送信する一
定の送信期間(以下、受信区間という)のみ受信動作を
行うような受信動作オン/オフタイミングを生成し、ス
イッチング手段11を介して高周波増幅回路3、周波数
変換回路4および復調回路5を含む受信部2に供給して
その動作を制御するとともに、その間、電源電力を供給
する。
【0004】このように近年、この種の無線受信装置お
よびその間欠受信方法は、データ受信中のビット誤り率
および受信電界強度の変化に関係なく、受信すべきデー
タが送信され、送信データが受信される可能性がある受
信区間が終了するまで、受信動作を継続するように構成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線受信装置の間欠受信方法は、無線受信装置がサ
ービスエリアの圏外にある場合、サービスエリアの圏内
ではあっても電波状況が著しく悪く受信データの復号が
不可能な場合、或いは無線チャネルが別の通信システム
により占有されている場合等の電波状況およびシステム
状況に応じ、受信すべきデータが送信される可能性があ
る受信区間ではあっても、実際には受信動作を継続する
必要がないか無意味であるという状況下においても、無
線受信装置は一定の受信タイミングに従い、受信区間
中、受信動作を繰り返すようにしている。これにより、
電力を無駄に消費してしまい、電池寿命の延長化の妨げ
になっているという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、受信動作を受信区間のすべてにおい
てではなく、受信データのビット誤り率および受信電界
強度を反映し、電波状況およびシステム状況に応じた受
信可能な期間のみ受信動作を行わせるよう受信動作のオ
ン/オフを制御するようにして、電力の使用効率がよい
受信動作を行うよう制御することができる無線受信装置
およびその間欠受信方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、受信したデータのビット誤り率を検出す
るビット誤り率検出手段と、任意に設定した受信データ
のビット誤り率の判定基準を記憶する記憶部と、受信電
界強度を検出する手段と、任意に設定した受信電界強度
の判定基準を記憶する手段と、一定の受信区間の開始タ
イミングで受信部の電源をオンし、受信データのビット
誤り率が判定基準よりも大きくなったとき、または受信
電界強度が判定基準よりも小さくなったときに、受信部
の電源をオフするタイミングを生成するタイミング発生
手段と、そのタイミングに同期して受信部の電源をオン
/オフ制御するスイッチング手段とを備え、受信データ
のビット誤り率が判定基準を越えるか、または受信電界
強度が判定基準より下がったときに受信部に対する電源
をオフするようにしたものである。
【0008】本発明は、受信データのビット誤り率の増
加または電界強度の低下等の電波状況およびシステム状
況に応じて受信部の電源をオフして無駄な受信動作を削
減し、電力の使用効率をよくするようにしたことによ
り、無線受信装置に内蔵或いは接続された電池寿命を延
長化することができる無線受信装置およびその間欠受信
方法が得られる。
【0009】また、本発明は、上記の目的を達成するた
め、タイミング発生手段が、過去に得られた受信データ
のビット誤り率を用いて、受信部の電源をオンするタイ
ミングを生成するようにしたものである。
【0010】本発明は、前回の受信区間における受信動
作時に検出した受信データのビット誤り率の増加または
電界強度の低下に応じて次回の電波状況或いはシステム
状況を予測し、受信部の電源をオンにするタイミングを
遅らせるようにしたことにより、受信部の電源がオンと
なる時間比率を短くすることができる無線受信装置およ
びその間欠受信方法が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明における無
線受信装置は、電源の供給を受けて受信区間でのみデー
タを間欠受信する受信部と、受信したデータのビット誤
り率を検出するビット誤り率検出手段と、任意に設定し
た受信データのビット誤り率の判定基準を記憶する記憶
部と、一定の受信区間の開始タイミングで受信部の電源
をオンし、受信データのビット誤り率が判定基準よりも
大きくなったときに受信部の電源をオフするタイミング
を生成するタイミング発生手段と、前記タイミングに同
期して前記受信部の電源をオン/オフするスイッチング
手段とを備え、受信データのビット誤り率に応じて受信
部に対する電源のオフタイミングを制御するようにした
ものであり、受信データのビット誤り率が判定基準を越
えるなど電波状況およびシステム状況に応じて受信部の
電源をオフして無駄な受信動作を削減し、電力の使用効
率をよくするようにしたことにより、無線受信装置に内
蔵或いは接続された電池寿命を延長化することができる
という作用を有する。
【0012】請求項2に記載の発明における無線受信装
置は、前記タイミング発生手段が、過去に得られた受信
データのビット誤り率を用いて、受信部の電源をオンす
るタイミングを生成するようにしたものであり、過去の
受信区間における受信動作時に検出した受信データのビ
ット誤り率の増加に応じて電波状況或いはシステム状況
を予測し、受信部の電源をオンとするタイミングを遅ら
せるようにしたことにより、受信部の電源がオンとなる
時間比率を短くすることができるという作用を有する。
【0013】請求項3に記載の発明における無線受信装
置は、受信データのビット誤り率の判定基準を任意に設
定し変更するよう操作する外部操作手段を備えるように
したものであり、使用者の希望に合わせて受信データの
ビット誤り率の判定基準を変更しうるようにしたことに
より、電波状況あるいはシステム状況を考慮し使用者の
使用形態に合致して受信動作を行うことができるという
作用を有する。
【0014】請求項4に記載の発明における無線受信装
置は、電源の供給を受けて受信区間でのみデータを間欠
受信する受信部と、受信したデータのビット誤り率を検
出するビット誤り率検出手段と、任意に設定した受信デ
ータのビット誤り率の判定基準を記憶する記憶部と、受
信電界強度を検出する受信電界強度検出手段と、任意に
設定した受信電界強度の判定基準を記憶する記憶部と、
一定の受信区間の開始タイミングで受信部の電源をオン
し、受信データのビット誤り率が判定基準よりも大きく
なったとき、または受信電界強度が判定基準よりも小さ
くなったときに、受信部の電源をオフするタイミングを
生成するタイミング発生手段と、前記タイミングに同期
して前記受信部の電源をオン/オフするスイッチング手
段とを備え、受信データのビット誤り率または受信電界
強度に応じて受信部に対する電源のオフタイミングを制
御するようにしたものであり、受信データのビット誤り
率の増加または電界強度の低下等の電波状況およびシス
テム状況に応じて受信部の電源をオフして無駄な受信動
作を削減し、電力の使用効率をよくするようにしたこと
により、無線受信装置に内蔵或いは接続された電池寿命
を延長化することができるという作用を有する。
【0015】請求項5に記載の発明における無線受信装
置は、前記タイミング発生手段により、前回の受信動作
のときに検出した受信データのビット誤り率または受信
電界強度を反映して受信動作における受信部の電源をオ
ンにするタイミングを決定するようにしたものであり、
前回の受信区間における受信動作時に検出した受信デー
タのビット誤り率の増加または電界強度の低下に応じて
電波状況或いはシステム状況を予測し、受信部の電源を
オンとするタイミングを遅らせるようにしたことによ
り、受信部の電源がオンとなる時間比率を短くすること
ができるという作用を有する。
【0016】請求項6に記載の発明における無線受信装
置は、受信電界強度の判定基準と、ビット誤り率の判定
基準とのうち少なくともひとつを設定し変更するよう操
作する外部操作手段を備えるようにしたものであり、使
用者の希望に合わせて受信電界強度判定基準かまたはビ
ット誤り率判定基準を変更しうるようにしたことによ
り、電波状況あるいはシステム状況を考慮し使用者の使
用形態に合致して受信動作を行うことができるという作
用を有する。
【0017】請求項7に記載の発明における無線受信装
置の間欠受信方法は、予め任意に設定した受信データの
ビット誤り率の判定基準を記憶し、一定の受信区間の開
始タイミングで受信部の電源をオンし、前記受信区間の
終了タイミングにおいて、または受信データのビット誤
り率が判定基準よりも大きくなったときに、受信部の電
源をオフする各工程からなり、受信データのビット誤り
率に応じて受信部に対する電源のオフタイミングを制御
するようにしたものであり、受信データのビット誤り率
が判定基準を越えるなど電波状況およびシステム状況に
応じて受信部の電源をオフして無駄な受信動作を削減
し、電力の使用効率をよくするようにしたことにより、
無線受信装置に内蔵或いは接続された電池寿命を延長化
することができるという作用を有する。
【0018】請求項8に記載の発明における無線受信装
置の間欠受信方法は、前回の受信動作のときに検出した
受信データのビット誤り率を反映し、次回の受信動作に
おける受信部の電源をオンするタイミングを決定するよ
うにしたものであり、前回の受信区間における受信動作
時に検出した受信データのビット誤り率及び受信電界強
度に応じて次回の電波状況或いはシステム状況を予測
し、受信部の電源をオンとするタイミングを遅らせるよ
うにしたことにより、受信部の電源がオンとなる時間比
率を短くすることができるという作用を有する。
【0019】請求項9に記載の発明における無線受信装
置の間欠受信方法は、予め任意に設定した受信データの
ビット誤り率判定基準及び受信電界強度判定基準を記憶
し、一定の受信区間の開始タイミングで受信部の電源を
オンし、前記受信区間の終了タイミングにおいて、また
は受信データのビット誤り率が前記判定基準よりも大き
くなったときまたは受信電界強度が前記判定基準より小
さくなったときに、受信部の電源をオフする各工程から
なり、受信データのビット誤り率または受信電界強度に
応じて受信部に対する電源のオフタイミングを制御する
ようにしたものであり、受信データのビット誤り率の増
加または電界強度の低下等の電波状況およびシステム状
況に応じて受信部の電源をオフして無駄な受信動作を削
減し、電力の使用効率をよくするようにしたことによ
り、無線受信装置に内蔵或いは接続された電池寿命を延
長化することができるという作用を有する。
【0020】請求項10に記載の発明における無線受信
装置の間欠受信方法は、前回の受信動作のときに検出し
た受信データのビット誤り率または受信電界強度を反映
し、次回の受信動作における受信部の電源をオンにする
タイミングを決定するようにしたものであり、前回の受
信区間における受信動作時に検出した受信データのビッ
ト誤り率または電界強度に応じて次回の電波状況或いは
システム状況を予測し、受信部の電源をオンとするタイ
ミングを遅らせるようにしたことにより、受信部の電源
がオンとなる時間比率を短くすることができるという作
用を有する。
【0021】以下、添付図面、図1乃至図3に基づき、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。 (実施の形態1)まず、図1を参照して、本発明の実施
の形態1における間欠受信方法を適用した無線受信装置
の構成を説明する。図1は本発明の実施の形態1におけ
る間欠受信方法を適用した無線受信装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0022】図1において、1は受信電波を高周波電気
信号に変換するアンテナ、3は入力した高周波信号を増
幅する高周波増幅回路、4は高周波増幅回路3からの入
力信号の周波数を変換する周波数変換回路、5は周波数
変換回路4の出力を復調し受信データを復号する復調回
路、2は高周波増幅回路3、周波数変換回路4及び復調
回路5からなる受信部、6は受信装置の内部タイミング
を受信データに合わせる同期手段である。
【0023】また、7は受信したデータのビット誤り訂
正を行う誤り訂正手段、8は誤り訂正手段7からビット
誤り率を検出するビット誤り率検出手段、9は検出した
ビット誤り率を第1の記憶部10に予め設定されている
ビット誤り率判定基準と比較して受信動作オン/オフタ
イミングを生成するタイミング発生手段、10はビット
誤り率判定基準記憶部を含む第1の記憶部、11はタイ
ミング発生手段9で生成された受信動作オン/オフタイ
ミングに同期して受信部2に電源を供給するスイッチン
グ手段、13は受信データのビット誤り率の判定基準を
使用者が外部からの操作により任意に設定することがで
きる外部操作手段である。
【0024】次に、図1を参照して、本発明の実施の形
態1における間欠受信方法を適用した無線受信装置の動
作を説明する。まずアンテナ1によって電気信号に変換
された高周波信号は、高周波増幅回路3において増幅さ
れ、周波数変換回路4に入力される。周波数変換回路4
の出力は復調回路5で復調され、受信データが復号され
る。同期手段6は復調回路5によって得られた復号デー
タを用いて、無線受信装置の内部タイミングを受信デー
タに合わせる。
【0025】誤り訂正手段7は受信したデータの誤り訂
正を行い、ビット誤り率検出手段8はその結果からビッ
ト誤り率を検出し、検出したビット誤り率を受信動作の
オン/オフを制御するタイミング発生手段9へと送出す
る。タイミング発生手段9は得られたビット誤り率を第
1の記憶部10に含まれているビット誤り率判定基準記
憶部に予め設定されていたビット誤り率判定基準と比較
して、その結果により、受信動作をオン/オフする受信
動作オン/オフタイミングを生成する。スイッチング手
段11はタイミング発生手段9で生成された受信動作オ
ン/オフタイミングに同期して受信部2に電源を供給す
る。
【0026】また、使用者が外部操作手段13を操作し
て受信データのビット誤り率の判定基準を任意に設定す
ることにより、無線受信装置に対する電波状況またはシ
ステム状況に合わせて使用者が希望する使用形態に合致
した受信動作の制御を行うことができる。
【0027】一般に、例えば、無線受信装置がサービス
エリアの圏外にあり受信電界強度が小さい場合、サービ
スエリアの圏内にあり受信電界強度が受信可能なレベル
以上にあっても、妨害波、フェージングなどの影響によ
り電波状況が著しく悪い場合、または無線チャネルが別
の通信システムにより占有されている場合等の電波状況
およびシステム状況に応じてビット誤り率が増加する。
このような理由または他の理由により、受信動作中にビ
ット誤り率が判定基準を満たさなくなった任意の時点に
おいて、それ以上データの復号が不可能であると判断
し、受信動作を直ちに終了するようにしたことにより、
無駄な受信動作を行う時間を短縮することができる。
【0028】また、タイミング発生手段9の制御によ
り、前回を含む過去の受信区間における受信動作時に検
出した受信データのビット誤り率に応じて、その次に発
生する受信区間における受信動作時の電波状況或いはシ
ステム状況を予測して、受信電界強度またはビット誤り
率が悪いと判断した場合は、受信部の電源をオンとする
タイミングを遅らせるようにしたことにより、受信部の
電源がオンとなる時間比率を短くすることができる(さ
らに、図3とともに後述する)。
【0029】このように、本実施の形態における無線受
信装置は、電波状況あるいはシステム状況に応じて、受
信動作のオン/オフを細かに制御することができ、これ
により電力の使用効率を改善して電池寿命の延長化を図
ることができる。
【0030】(実施の形態2)次に、図2を参照して、
本発明の実施の形態2における間欠受信方法を適用した
無線受信装置の構成を説明する。図2は本発明の実施の
形態2における間欠受信方法を適用した無線受信装置の
構成を示すブロック図である。図2において、12は周
波数変換回路4の出力レベルから受信電界強度を検出す
る受信電界強度検出手段、14はビット誤り率判定基準
記憶部と受信電界強度判定基準記憶部とを含む第2の記
憶部、15は検出したビット誤り率を第2の記憶部14
に予め設定されているビット誤り率判定基準と比較し、
または受信電界強度検出手段12により検出された受信
電界強度を第2の記憶部14に予め設定されている受信
電界強度判定基準と比較して受信動作オン/オフタイミ
ングを生成するタイミング発生手段である。尚、図1に
示す構成部と同一符号を有する図2の構成部について
は、図1に示すものと同様のため、詳細な説明は省略す
る。
【0031】次に、図2を参照して、本発明の実施の形
態2における間欠受信方法を適用した無線受信装置の動
作を説明する。まず、実施の形態2における無線受信装
置が、実施の形態1における無線受信装置と異なる部分
は、実施の形態2における無線受信装置は受信電界強度
検出手段12を設け、ビット誤り率に加え、受信電界強
度の検出結果をも受信動作のオン/オフを制御する受信
動作オン/オフタイミングに反映させることにある。
【0032】受信電界強度検出手段12は周波数変換回
路4の出力レベルから受信電界強度を検出し、その結果
を受信部2の受信動作オン/オフタイミングを制御する
タイミング発生手段15へ送出する。タイミング発生手
段15はビット誤り率検出手段8からのビット誤り率の
検出結果及び受信電界強度検出手段12からの受信電界
強度の検出結果を、第2の記憶部14のビット誤り率判
定基準記憶部及び受信電界強度判定基準記憶部にあらか
じめ設定されているビット誤り率判定基準及び受信電界
強度判定基準と比較し、例えばビット誤り率判定基準を
越えるか受信電界強度判定基準に満たない場合等、比較
の結果に応じて受信部2による受信動作のオン/オフを
制御する受信動作オン/オフタイミングを生成する。
【0033】スイッチング手段11はタイミング発生手
段15で生成された受信動作オン/オフタイミングに同
期して受信部2に電源を供給する。この時、受信動作中
にビット誤り率或いは受信電界強度が判定基準を満たさ
なくなった任意の時点で、データの復号が不可能である
と判断し受信動作を直ちに終了することにより、無駄な
受信動作を行う時間を短縮することができる。このよう
にして、電波状況あるいはシステム状況に応じて、さら
に細かに受信動作のオン/オフの制御を行うことができ
る。
【0034】また、タイミング発生手段15の制御によ
り、前回を含む過去の受信区間における受信動作時に検
出した受信データのビット誤り率または電界強度に応じ
て、その次に発生する受信区間における受信動作時の電
波状況或いはシステム状況を予測して、ビット誤り率或
いは受信電界強度が悪いと判断した場合は、受信部2の
電源をオンとするタイミングを遅らせるようにしたこと
により、受信部2の電源がオンとなる時間比率を短くす
ることができる(更に、図3とともに後述する)。
【0035】また、実施の形態1と同様に、使用者が外
部操作手段13を操作して、ビット誤り率の判定基準ま
たは受信電界強度の判定基準を任意に設定することによ
り、無線受信装置に対する電波状況またはシステム状況
に合わせて使用者が希望する使用形態に合致した受信動
作の制御を行うことができる。
【0036】次に、図3のタイミングチャートを参照し
て、無線受信装置を図2に示すように構成した場合の間
欠受信動作の一例を説明する。図3は本発明の実施の形
態における受信タイミングを示すタイミング図である。
図3において、(1)は送信データ系列、すなわち、デ
ータの送信タイミングを示しており、からの色が濃
く塗られている部分が、受信すべきデータが送信される
区間、すなわち、基地局からデータを送信する一定の送
信期間、または受信区間である。間欠受信を行う無線受
信装置では、この受信区間においてのみ受信動作を行う
ようタイミング発生手段15によって制御される。
【0037】図3に示す(2)および(3)は受信動作
のオン/オフを制御するための信号の一例であり、ここ
に示す信号は「ハイ」の時のみ受信動作を行うことを示
している。(2)の例では、からまでの各受信区間
においては、同一の受信動作タイミングにより全受信区
間中、受信動作を繰り返すようにしている。これに対
し、(3)に示すからの各受信区間においては、各
受信動作のタイミングが異なるように制御される。これ
は、例えば、無線受信装置を図2に示すように構成した
ことにより、受信区間おいては、受信電界強度及びビ
ット誤り率共に良好であったため、受信区間が終了する
まで受信動作を継続している。
【0038】また、受信区間においては、途中から何
らかの原因でビット誤り率が増加したため、判定基準を
満たさなくなった時点で受信動作を中断している。ま
た、受信区間においては、途中から何らかの原因で受
信電界強度が弱くなったため、同じく判定基準を満たさ
なくなった時点で受信動作を中断している。また、受信
区間においては、受信区間において受信電界強度が
弱かったため、無線受信装置がサービスエリアの圏外に
あると判断して、受信動作を行わなようにしたものであ
る。また、例えば、受信区間では、受信区間におい
て受信電界強度が弱かったため、次回の受信区間におけ
る電波状況或いはシステム状況を予測して、受信部2の
電源オンの時点を遅らせるようにしてもよい。
【0039】このように、ビット誤り率および受信電界
強度に応じた受信動作のオン/オフの制御には、前回の
受信動作時のビット誤り率および受信電界強度を参照す
るようにしてもよいし、現在の受信動作中におけるビッ
ト誤り率および受信電界強度を参照するようにしてもよ
い。
【0040】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成し、特に受
信データのビット誤り率および受信電界強度を反映して
受信動作のオン/オフを制御するようにしたことによ
り、各電波状況あるいはシステム状況に応じてより細か
な間欠受信となるよう制御することができ、これにより
電力の使用効率を改善し電池寿命の長期化または延長化
を図ることができる。
【0041】また、本発明は、特に受信データのビット
誤り率の判定基準および受信電界強度の判定基準を使用
者が任意に設定できるようにしたことにより、それぞれ
の電波状況あるいはシステム状況に応じて使用者の使用
形態に合致した受信動作を行うことにより、電池寿命の
長期化または延長化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における間欠受信方法を
適用した無線受信装置の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の実施の形態2における間欠受信方法を
適用した無線受信装置の構成を示すブロック図、
【図3】本発明の実施の形態における受信タイミングを
示すタイミング図、
【図4】従来の間欠受信方式を適用した無線受信装置の
構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 受信部 3 高周波増幅回路 4 周波数変換回路 5 復調回路 6 同期手段 7 誤り訂正手段 8 ビット誤り率検出手段 9 タイミング発生手段 10 第1の記憶部 11 スイッチング手段 12 受信電界強度検出手段 13 外部操作手段 14 第2の記憶部 15 タイミング発生手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源の供給を受けて受信区間でのみデータ
    を間欠受信する受信部と、受信したデータのビット誤り
    率を検出するビット誤り率検出手段と、任意に設定した
    受信データのビット誤り率の判定基準を記憶するビット
    誤り率判定基準記憶部と、一定の受信区間の開始タイミ
    ングで受信部の電源をオンし、受信データのビット誤り
    率が判定基準よりも大きくなったときに受信部の電源を
    オフするタイミングを生成するタイミング発生手段と、
    前記タイミングに同期して前記受信部の電源をオン/オ
    フするスイッチング手段とを備え、受信データのビット
    誤り率に応じて受信部に対する電源のオフタイミングを
    制御するようにしたことを特徴とする無線受信装置。
  2. 【請求項2】前記タイミング発生手段が、過去に得られ
    た受信データのビット誤り率を用いて、受信部の電源を
    オンするタイミングを生成することを特徴とする請求項
    1記載の無線受信装置。
  3. 【請求項3】受信データのビット誤り率の判定基準を任
    意に設定し変更するよう操作する外部操作手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の無線受信装
    置。
  4. 【請求項4】電源の供給を受けて受信区間でのみデータ
    を間欠受信する受信部と、受信したデータのビット誤り
    率を検出するビット誤り率検出手段と、任意に設定した
    受信データのビット誤り率の判定基準を記憶するビット
    誤り率判定基準記憶部と、受信電界強度を検出する受信
    電界強度検出手段と、任意に設定した受信電界強度の判
    定基準を記憶する受信電界強度判定基準記憶部と、一定
    の受信区間の開始タイミングで受信部の電源をオンし、
    受信データのビット誤り率が判定基準よりも大きくなっ
    たとき、または受信電界強度が判定基準よりも小さくな
    ったときに、受信部の電源をオフするタイミングを生成
    するタイミング発生手段と、前記タイミングに同期して
    前記受信部の電源をオン/オフするスイッチング手段と
    を備え、受信データのビット誤り率または受信電界強度
    に応じて受信部に対する電源のオフタイミングを制御す
    るようにしたことを特徴とする無線受信装置。
  5. 【請求項5】前記タイミング発生手段により、前回の受
    信動作のときに検出した受信データのビット誤り率また
    は受信電界強度を反映して受信動作における受信部の電
    源をオンにするタイミングを決定することを特徴とする
    請求項4記載の無線受信装置。
  6. 【請求項6】受信電界強度の判定基準と、ビット誤り率
    の判定基準とのうち少なくともひとつを設定し変更する
    よう操作する外部操作手段を備えたことを特徴とする請
    求項4または5記載の無線受信装置。
  7. 【請求項7】予め任意に設定した受信データのビット誤
    り率の判定基準を記憶し、一定の受信区間の開始タイミ
    ングで受信部の電源をオンし、前記受信区間の終了タイ
    ミングにおいて、または受信データのビット誤り率が判
    定基準よりも大きくなったときに、受信部の電源をオフ
    する各工程からなり、受信データのビット誤り率に応じ
    て受信部に対する電源のオフタイミングを制御するよう
    にしたことを特徴とする無線受信装置の間欠受信方法。
  8. 【請求項8】前回の受信動作のときに検出した受信デー
    タのビット誤り率を反映し、次回の受信動作における受
    信部の電源をオンするタイミングを決定する工程を含む
    ことを特徴とする請求項7記載の無線受信装置の間欠受
    信方法。
  9. 【請求項9】予め任意に設定した受信データのビット誤
    り率の判定基準及び受信電界強度の判定基準を記憶し、
    一定の受信区間の開始タイミングで受信部の電源をオン
    し、前記受信区間の終了タイミングにおいて、または受
    信データのビット誤り率が前記判定基準よりも大きくな
    ったときまたは受信電界強度が前記判定基準より小さく
    なったときに、受信部の電源をオフする各工程からな
    り、受信データのビット誤り率または受信電界強度に応
    じて受信部に対する電源のオフタイミングを制御するよ
    うにしたことを特徴とする無線受信装置の間欠受信方
    法。
  10. 【請求項10】前回の受信動作のときに検出した受信デ
    ータのビット誤り率または受信電界強度を反映し、次回
    の受信動作における受信部の電源をオンにするタイミン
    グを決定する工程を含むことを特徴とする請求項7また
    は9記載の無線受信装置の間欠受信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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