JP2000068788A - 容量結合多入力mosfetを用いた非線形抵抗回路 - Google Patents

容量結合多入力mosfetを用いた非線形抵抗回路

Info

Publication number
JP2000068788A
JP2000068788A JP10239316A JP23931698A JP2000068788A JP 2000068788 A JP2000068788 A JP 2000068788A JP 10239316 A JP10239316 A JP 10239316A JP 23931698 A JP23931698 A JP 23931698A JP 2000068788 A JP2000068788 A JP 2000068788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
channel
circuit
gate
mosfet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10239316A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3007327B1 (ja
Inventor
Yoshihiko Horio
喜彦 堀尾
Kenichi Watarai
賢一 渡来
Kazuyuki Aihara
一幸 合原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Science and Technology Agency
Original Assignee
Japan Science and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Science and Technology Corp filed Critical Japan Science and Technology Corp
Priority to JP10239316A priority Critical patent/JP3007327B1/ja
Priority to PCT/JP1999/004357 priority patent/WO2004086618A1/ja
Priority to US09/529,657 priority patent/US6356136B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3007327B1 publication Critical patent/JP3007327B1/ja
Publication of JP2000068788A publication Critical patent/JP2000068788A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/46One-port networks

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容量結合多入力MOSFETを用いることに
より、標準的なCMOSプロセスで集積回路化が可能
で、かつ、Λ字型およびV字型の2種類の非線形抵抗特
性が実現可能な容量結合多入力MOSFETを用いた非
線形抵抗回路を提供する。 【解決手段】 容量結合多入力MOSFETを用いた非
線形抵抗回路において、容量結合多入力ゲート端子を有
するNチャネルエンハンスメント型MOSFETと、容
量結合多入力ゲート端子を有するPチャネルエンハンス
メント型MOSFETと、前記各MOSFETのソース
端子どうしを接続したコア回路とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容量結合多入力MO
SFETを用いた非線形抵抗回路に係り、特に、容量結
合多入力MOSFETを用いた非線形負性抵抗回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】非線形な電流−電圧(I−V)特性を持
つデバイスや回路、特に負性抵抗特性を持ったものは、
論理回路やメモリ回路、発振回路やインピーダンス変換
回路、また色々な非線形信号処理回路、さらにはカオス
発生回路等の構成要素として重要な位置を占めている。
【0003】このようなデバイスには多種多様なものが
あるが、Λ字型のI−V特性を持つデバイスとして、接
合型トランジスタ(BJT)や電界効果トランジスタ
(FET)を組み合わせた回路が提案されている(第
1文献:L.O.Hill,D.O.Pederso
n,and R.S.Pepper,‘Synthes
is of Electronic Bistable
Circuits,’IEEE Transacti
ons on Circuit Theory,vo
l.CT−10,pp.25−35,1963.)。
【0004】さらに、2つの接合型電界効果トランジス
タ(J−FET)を一体として集積回路化する技術によ
り、この回路を効率的に実現する方法が提案された(
第2文献:G.Kano and H.Iwasa,
‘A new Λ−TypeNegative Res
istance Device of Integra
ted Complementary FET Str
ucture,’IEEE Transaction
s.Electron Devices,vol.2
1,no.7,pp.448−449,1974.)。
【0005】また近年、2つのMOSFETを使ってΛ
字型負性抵抗特性を実現する、ラムダ型トランジスタ回
路が提案され、インピーダンス変換器やニューロン回路
に応用されている(第3文献:杉崎堅之助,関根寿
広,関根好文,中村康平,須山正敏,‘2個のMOS−
FETによるΛ形トランジスタ,’昭和53年度電気関
係学会東北支部連合大会、2G9,p.270,197
8. 第4文献:関根寿広,杉崎堅之助,佐藤均,関
根好文,須山正敏,‘Λ形トランジスタを用いた等価イ
ンダクタンス,’電子通信学会論文誌,vol.J63
−C,no.5,pp.325−327,1980.
第5文献:関根好文,中村雅彦,落合利幸,須山正
敏,‘Λ形トランジスタのハードウェアニューロンモデ
ルへの応用’電子通信学会論文誌,vol.J68−
A,no.7.pp.672−679,1985)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の回路中の少なくとも1つのMOSFETはデプ
レション型でなくてはならないため、この回路をエンハ
ンスメント型MOSFETのみで構成される標準的なC
MOSプロセスで集積回路化することはできない。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するために、
容量結合多入力MOSFETを用いることにより、標準
的なCMOSプロセスで集積回路化が可能で、かつ、Λ
字型およびV字型の2種類の非線形抵抗特性が実現可能
な容量結合多入力MOSFETを用いた非線形抵抗回路
を提供することを目的とする。ここで、容量結合多入力
MOSFETとは、MOSFETのゲート端子に複数の
コンデンサを並列結合させて多数の入力端子を持たせた
MOSFETである。この容量結合多入力MOSFET
の動作は、1つもしくは幾つかの容量結合入力端子の電
圧によって制御することができる。この回路の構造は、
νMOSFET(第6文献: T.Shibata
and T.Ohmi,‘A Functional
MOS Transistor Featuring
Gate−Level Weighted Sum a
nd Threshold Operations,’
IEEE Transactions.Electro
nDevices.vol.39,no.6,pp.1
444−1455,1992 参照)やMFMOSFE
T(第7文献:H.R.Mehrvarz and
C.Y.Kwok,‘A Novel Multi−I
nput Floating−Gate MOS Fo
ur−Quadrant AnalogMultipl
ier’IEEE J.of Solid State
Circuits,vol.31,no.8,pp.
1123−1131,1996参照)のような、入力の
線形な重み付き総和演算を行う多入力フローティングゲ
ートMOSFETと同じである。
【0008】しかし、本発明の非線形抵抗回路において
は、そのような線形演算は本質的ではないため、入力結
合コンデンサの特性は線形である必要はない。従って、
ここで言う容量結合多入力MOSFETは、νMOSF
ET等を含む、より一般的な回路構成を指す。従って、
本発明の非線形抵抗回路は、線形なキャパシタが利用で
きない、より安価なCMOSプロセスで集積回路化が可
能である。
【0009】一方、νMOSFET等のフローティング
ゲートデバイスが利用できるのであば、本発明の非線形
抵抗回路の小型化も可能である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕容量結合多入力MOSFETを用いた非線形抵抗
回路であって、容量結合多入力ゲート端子を有するエン
ハンスメント型の第1のチャネルMOSFETと、容量
結合多入力ゲート端子を有するエンハンスメント型の第
2のチャネルMOSFETと、前記各MOSFETのソ
ース端子どうしを接続した非線形抵抗特性を有するコア
回路を具備するようにしたものである。
【0011】〔2〕上記〔1〕記載の容量結合多入力M
OSFETを用いた非線形抵抗回路において、前記コア
回路の第1のチャネルはNチャネルであり、前記第2の
チャネルはPチャネルであり、Λ型電流−電圧特性を得
るようにしたものである。 〔3〕上記〔2〕記載の容量結合多入力MOSFETを
用いた非線形抵抗回路において、外部からの制御電圧に
より、前記Λ型電流−電圧特性を多様に変化させるよう
にしたものである。
【0012】〔4〕上記〔3〕記載の容量結合多入力M
OSFETを用いた非線形抵抗回路において、図6
(a)〜図6(p)に示すように、前記NチャネルMO
SFETのドレイン端子(A)と第1の入出力端子
(X)間に与えられる第5の電位(v x )と、前記Pチ
ャネルMOSFETのドレイン端子(B)と第2の入出
力端子(Y)間に与えられる第6の電位(vY )とを有
し、前記Pチャネルのゲートに接続される第1の容量
(CP1)と前記NチャネルMOSFETのドレイン端子
(A)又は第1の入出力端子(X)間に与えられる第1
の電位(vP1A ,vP1X )と、前記Pチャネルのゲート
に接続される第2の容量(CP2)と前記PチャネルMO
SFETのドレイン端子(B)又は第2の入出力端子
(Y)間に与えられる第2の電位(vP2B ,vP2Y
と、前記Nチャネルのゲートに接続される第3の容量
(CN1)と前記PチャネルMOSFETのドレイン端子
(B)又は第2の入出力端子(Y)間に与えられる第3
の電位(vN1B ,vN1Y )と、前記Nチャネルのゲート
に接続される第4の容量(CN2)と前記PチャネルMO
SFETのドレイン端子(B)又は第2の入出力端子
(Y)間に与えられる第4の電位(vN2 B ,vN2Y )と
を有するようにしたものである。
【0013】〔5〕上記〔1〕記載の容量結合多入力M
OSFETを用いた非線形抵抗回路において、前記コア
回路の第1のチャネルはPチャネルであり、前記第2の
チャネルはNチャネルであり、V型電流−電圧特性を得
るようにしたものである。 〔6〕上記〔5〕記載の容量結合多入力MOSFETを
用いた非線形抵抗回路において、外部からの制御電圧に
より、前記V型電流−電圧特性を多様に変化させるよう
にしたものである。
【0014】〔7〕上記〔6〕記載の容量結合多入力M
OSFETを用いた非線形抵抗回路において、図8
(a)〜図8(p)に示すように、前記PチャネルMO
SFETのドレイン端子(B)と第1の入出力端子
(X)間に与えられる第11の電位(vX )と、前記N
チャネルMOSFETのドレイン端子(A)と第2の入
出力端子(Y)間に与えられる第12の電位(vY )と
を有し、前記Nチャネルのゲートに接続される第5の容
量(CN2)と前記PチャネルMOSFETのドレイン端
子(B)又は第1の入出力端子(X)間に与えられる第
7の電位(vN2B ,vN2 X )と、前記Nチャネルのゲー
トに接続される第6の容量(CN1)と前記NチャネルM
OSFETのドレイン端子(A)又は第2の入出力端子
(Y)間に与えられる第8の電位(vN1A ,vN1Y
と、前記Pチャネルのゲートに接続される第7の容量
(CP2)と前記NチャネルMOSFETのドレイン端子
(A)又は第2の入出力端子(Y)間に与えられる第9
の電位(vP2A ,vP2Y )と、前記Pチャネルのゲート
に接続される第8の容量(CP1)と前記NチャネルMO
SFETのドレイン端子(A)又は第2の入出力端子
(Y)間に与えられる第10の電位(vP1A ,vP1Y
とを有するようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。 〔1〕容量結合多入力MOSFET 〔1−1〕容量結合多入力NチャネルMOSFET 図1は本発明に係る容量結合多入力NチャネルMOSF
ETの回路図である。
【0016】この図に示すように、容量結合多入力Nチ
ャネルMOSFET(以下、NMOSFETという)
は、通常のNMOSFETのゲート端子Gに、複数のキ
ャパシタC1 〜Cm を結合し、それらを入力端子とす
る。このようにキャパシタC1 〜Cm を介して入力を加
えることにより、NMOSFET・MNのゲート端子G
は等価的にフローティングとなる。
【0017】ソース端子Sの接地を基準とした電位をv
Sn、ドレイン端子DのそれをvDn、さらにゲート端子G
の電位をvGn、基板端子Bの電位をvBnとする。ここ
で、図1に示したように、vIN1 、vIN2 、vIN3
…,vINm 、を接地を基準とした各入力端子の電圧、C
0 をゲート・基盤間、ゲート・ドレイン間、ゲート・ソ
ース間の寄生容量さらにはゲートの酸化膜容量の全合
計、C1 、C2 、C3 、…,Cm を、各入力端子とゲー
ト端子間の結合容量とする。
【0018】以下では、電荷の洩れがないと仮定し、ゲ
ート端子Gの初期電荷は0とする。また、分かりやすく
するため、ソース端子Sと基盤端子Bは互いに接続され
ているものとする。また、以下に示す回路においては、
寄生容量C0 の影響は回路の定性的な特性に影響を与え
ない。従って、解析を簡単にするため、
【0019】
【数1】
【0020】であると仮定する。この時、ゲート端子G
の電位は
【0021】
【数2】
【0022】と近似できる。ここで、
【0023】
【数3】
【0024】である。ここで、ソース端子Sを基準とし
たMNの閾値電圧をVtn、ゲート・ソース間電圧をv
GSn =vGn−vSn、ドレイン・ソース間電圧をvDSn
Dn−vSnとすると、各端子間の電位の相対関係により
MNの動作状態およびドレイン電流iDnは以下のように
与えられる。
【0025】
【数4】
【0026】となる。
【0027】
【数5】
【0028】
【数6】
【0029】ただし、Kn は(1/2)μn ox(Wn
/Ln )、μn は電子の移動度、C oxは、MNの酸化膜
容量、Wn 、Ln はそれぞれMNのゲート幅およびチャ
ネル長である(以下同様)。
【0030】
【数7】
【0031】
【数8】
【0032】以上より、容量結合多入力MOSFET
は、各外部入力vINi の相対的な関係によりドレイン電
流を決定することが可能なデバイスであることがわか
る。 〔1−2〕容量結合多入力PチャネルMOSFET 図2は本発明に係るm個の容量結合入力端子を持つPM
OSFETの回路図である。ここでも前記と同様に、ソ
ース端子と基盤端子は接続されているとする。また、分
かりやすくするため、前記(1)式を仮定する。
【0033】この時、接地を基準としたMPのゲート端
子Gの電位vGpは(2)式と同様にして以下のように示
すことができる。
【0034】
【数9】
【0035】MPのソース端子Sおよびドレイン端子D
の接地を基準とした電位をそれぞれ、vSp、vDpとす
る。さらに、MPのソース端子を基準とした閾値電圧を
tpとし、ゲート・ソース間電圧をvGSp =vGp
Sp、ドレイン・ソース間電圧をv DSp =vDp−vSp
とする。また、分かりやすくするためチャネル長変調は
無視すると、ドレイン電流iDpは以下のように与えられ
る。
【0036】
【数10】
【0037】となる。
【0038】
【数11】
【0039】
【数12】
【0040】ただし、Kp は(1/2)μp ox(Wp
/Lp )、μp はホールの移動度、CoxはMPの酸化膜
容量、Wp 、Lp はそれぞれMPのゲート幅およびチャ
ネル長である(以下同様)。
【0041】
【数13】
【0042】
【数14】
【0043】〔2〕容量結合多入力MOSFETを用い
た非線形抵抗特性回路 ここでは、上記した容量結合多入力MOSFETを2つ
用いて多種類の非線形抵抗特性を実現する回路の構成を
示す。また、基本的な回路の構成は、従来例で示した第
1文献乃至第3文献を参考にした。 〔2−1〕コアとなる回路 図3は本発明の実施例を示す非線形抵抗回路のコアとな
る回路図である。
【0044】この回路は、容量結合入力を持ったNMO
SFET(MN)とPMOSFET(MP)のソース端
子を結合させた回路である。ここでは各FETは2個の
入力端子を持っているが、一般にn個として良い。ま
た、図3では基盤端子は省略してある。図3に示すよう
に、MNのドレイン端子をA、MPのドレイン端子をB
とする。また、MNの2つの入力容量をCN1とCN2、M
Pの2つの入力容量をC p1とCp2とし、それぞれの入力
端子をN1、N2、P1、P2とする。以下、この回路
をコア回路と呼ぶ。 〔2−2〕Λ型I−V特性を実現する基本回路 図4は本発明の実施例を示すΛ字型のI−V特性を実現
する基本回路図であり、破線内はコア回路である。
【0045】上記したコア回路の各端子に図4のように
電圧を加えることにより、端子A−B間にΛ型のI−V
特性が得られる。ここで、図のように端子Bを基準とし
た各節点の電圧を取ると、上記(2)および上記(9)
式より、MNとMPのゲート端子の電位vGnB 、vGpB
は次式で与えられる。
【0046】
【数15】
【0047】
【数16】
【0048】また、MNのゲート・ソース間電圧
GSn 、ドレイン・ソース間電圧vDSn 、およびMPの
ゲート・ソース間電圧vGSp 、ドレイン・ソース間電圧
DSp は、次式で表すことができる。 vGSn =vGnB −vMB …(17) vDSn =vAB−vMB …(18) vGSp =vGpB −vMB …(19) vDSp =−vMB …(20) ここで、vMBは図中の節点Mの端子Bを基準とした電位
である。
【0049】次に、上記〔1〕章で導出した容量結合多
入力MOSFETの特性式を用いて、MNのドレイン電
流iDnと、MPのドレイン電流iDpを遮断、三極管、飽
和領域の3つの動作領域に分けて与える。・トランジス
タMNについて; 1.vGSn <Vtnの時、MNは遮断領域である。
【0050】従って、上記(17)式より、 vGnB −vMB<Vtn …(21) の時 iDn=0 …(22) 2.vGSn ≧Vtnの時、すなわち、 vGnB −vMB≧Vtn …(23) の時、MNは反転領域である。この時さらに、(a)v
DSn <vGSn −Vtnの時、MNは三極管領域である。
【0051】すなわち、上記(17)、(18)式よ
り、 vAB<vGnB −Vtn …(24) の時、 iDn=Kn {2(vGSn −Vtn)vDSn −v2 DSn } …(25) =Kn {2(vGnB −vMB−Vtn)(vAB−vMB)−(vAB−vMB2 } …(26) (b)vDSn ≧vGSn −Vtnの時、MNは飽和領域であ
る。
【0052】すなわち、 vAB≧vGnB −Vtn …(27) の時、 iDn=Kn (vGSn −Vtn2 …(28) =Kn (vGnB −vMB−Vtn2 …(29) ・トランジスタMPについて 1.vGSp >Vtpの時、トランジスタMPは遮断領域で
ある。
【0053】従って、上記(19)式より、 vGpB −vMB>Vtp …(30) の時、 iDp=0 …(31) 2.vGSp ≦Vtpの時、MPは反転領域である。この時
さらに、(a)vDSp >vGSp −Vtpの時、トランジス
タMPは三極管領域である。すなわち、上記(19)、
(20)式より、 vGpB <Vtp …(32) の時、 iDp=Kp {2(vMB−vGpB +Vtp)vMB−v2 MB} …(33) (b)vDSp ≦vGSp −Vtpの時、MPは飽和領域であ
る。すなわち、 vGpB ≧Vtp …(34) の時、 iDp=Kp (vGpB −vMB−Vtp2 …(35) 次に、上記の結果を用いて、iΛ=iDn=iDpとおくこ
とにより、vMBを求める。以下では、分かりやすくする
ためKn =Kp =Kとして計算する。
【0054】1.MN、MPが共に三極管領域で動作し
ている時、上記(26)式および(33)式より、 vMB={2(Vtn−vGnB )vAB+v2 AB}/P …(36) ここで、 P=2(vGpB −vGnB +Vtn−Vtp) …(37) である(以下同様)。
【0055】2.MNが三極管領域で動作し、MPが飽
和領域で動作している時、上記(26)式および(3
5)式より、 vMB={v2 AB+2(Vtn−vGnB )vAB+(vGpB −Vtp2 }/P …(38) 3.MNが飽和領域で動作し、MPが三極管領域で動作
している時;上記(29)式および(33)式より、 vMB=−(vGnB −Vtn2 /P …(39) 4.MN、MPが共に飽和領域で動作している時上記
(29)式および(35)式より、 vMB={(vGpB −Vtp2 −(vGnB −Vtn2 }/P …(40) 以上をまとめると、図4の電流iΛは、以下のように与
えられる。ただし、分かりやすくするため、以下ではK
n =Kp =Kの時のみ示す。
【0056】1.vGnB −vMB<VtnあるいはvGpB
MB>Vtpの時、 iΛ=0 …(41) 2.vGnB −vMB≧VtnあるいはvGpB −vMB≦Vtp
時、 iΛ≠0 …(42) であり、さらに (a)vAB<vGnB −VtnかつvGpB <Vtpの時、 iΛ=K{2(vGnB −vMB−Vtn)(vAB−vMB)−(vAB−vMB2 } …(43) vMB={2(Vtn−vGnB )vAB+v2 AB}/P …(44) (b)vAB<vGnB −VtnかつvGpB ≧Vtpの時、 iΛ=K{2(vGnB −vMB−Vtn)(vAB−vMB)−(vAB−vMB2 } …(45) vMB={v2 AB+2(Vtn−vGnB )vAB+(vGpB −Vtp2 }/P …(46) (c)vAB≧vGnB −VtnかつvGpB <Vtpの時、 iΛ=K(vGnB −vMB−Vtn2 …(47) vMB=−{(vGnB −Vtn2 }/P …(48) (d)vAB≧vGnB −VtnかつvGpB ≧Vtpの時、 iΛ=K(vGnB −vMB−Vtn2 …(49) vMB={(vGpB −Vtp2 −(vGnB −Vtn2 }/P …(50) 〔2−3〕V型I−V特性を実現する基本回路 次に、〔2−1〕で述べたコア回路の各端子に図5のよ
うに電圧を加える。この回路は、図4の回路中のコア回
路を上下反転した回路となっている。この回路の端子B
−A間にV型のI−V特性が得られる。ここで、図5に
示すように端子Aを基準とした各節点の電圧を取ると、
上記(2)および(9)式より、MNとMPのゲート端
子の電位vGnA 、vGpA は次式で与えられる。
【0057】 vGnA ={CN1N1A +CN2(vBA+vN2B )}/(CN1+CN2) …(51) vGpA =(CP1P1A +CP2P2A )/(CP1+CP2) …(52) また、MNのゲート・ソース間電圧vGSn 、ドレイン・
ソース間電圧vDSn およびMPのゲート・ソース間電圧
GSp 、ドレイン・ソース間電圧vDSp は、次式で表す
ことができる。
【0058】 vGSn =vGnA −vMA …(53) vDSn =−vMA …(54) vGSp =vGpA −vMA …(55) vDSp =vBA−vMA …(56) 前記〔2−2〕章と同様な方法を用いて図中の電流iv
=−iDn=−iDpを求めると以下のようになる。ただ
し、分かりやすくするため、Kn =Kp =Kとした。
【0059】1.vGnA −vMA<Vtn(MNが遮断領
域)あるいはvGpA −vMA>Vtp(MPが遮断領域)の
時、 iv =0 …(57) 2.vGnA −vMA≧VtnかつvGpA −vMA≦Vtp(M
N、MP共に反転状態)の時、 iv ≠0 …(58) であり、さらに(a)vGnA >VtnかつvBA>vGpA
tp(MN、MP共に三極管領域)の時、 iv =−K{2(vMA−vGnA +Vtn)vMA−v2 MA} …(59) vMA={2(vGpA −Vtp)vBA−v2 BA}/P …(60) (b)vGnA >Vtn(MNが三極管領域)かつvBA≦v
GpA −Vtp(MPが飽和領域)の時、 iv =−K{2(vMA−vGnA +Vtn)vMA−v2 MA} …(61) vMA={(vGpA −Vtp2 }/P …(62) (c)vGnA ≦Vtn(MNが飽和領域)かつvBA>v
GpA −Vtp(MPが三極管領域)の時、 iv =−K(vGnA −vMA−Vtn2 …(63) vMA={2(vGpA −Vtp)vBA−v2 BA−(vGnA −Vtn2 }/P …(64) (d)vGnA ≦VtnかつvBA≦vGpA −Vtp(MN、M
P共に飽和領域)の時、 iv =−K(vGnA −vMA−Vtn2 …(65) vMA={(vGpA −Vtp2 −(vGnA −Vtn2 }/P …(66) 〔2−4〕Λ型I−V非線形抵抗回路の改良 ここでは、〔2−2〕章で述べたΛ型I−V非線形抵抗
基本回路に改良を加え、さらに幅広いI−V特性が得ら
れる回路を説明する。
【0060】図4の回路中の端子Aおよび端子Bにそれ
ぞれ電圧源vX とvY を付加する。これらの電圧源を加
える方法には,図6に示すような16通りの接続が考え
られる。図中で網掛けを施した正方形は、この部分に図
3に示したコア回路が入ることを示している。図6に挙
げた回路は、どれも同様な特性を示すので、以下では、
図6中の図6(f)の回路に付いて詳しく述べる。この
回路を図7に示す。
【0061】ここで、各節点の端子Yを基準とした電位
を図7に示すように取ると、まず、 vGnY =(CN1N1Y +CN2N2Y )/(CN1+CN2) …(67) vGpY ={CP1(vXY−vX +vP1A )+CP2P2Y }/(CP1+CP2) …(68) vDSn =vXY−vX −vMY …(69) vDSp =vY −vMY …(70) vGSn =vGnY −vMY …(71) vGSp =vGpY −vMY …(72) である。
【0062】さらに図4と図7を比較すると、両図中の
各電圧間に以下の関係がある。 vAB=vXY−vX −vY …(73) vMB=vMY−vY …(74) vN1B =vN1Y −vY …(75) vN2B =vN2Y −vY …(76) vP2B =vP2Y −vY …(77) vGnB =vGnY −vY …(78) vGpB =vGpY −vY …(79) 以上の関係を〔2−2〕章の各式に代入することによ
り、図7の回路の動作式が以下のように得られる。ここ
でも、分かりやすくするため、Kn =Kp =Kとした。
【0063】1.vGnY −vMY<Vtn(MNが遮断領
域)あるいはvGpY −vMY>Vtp(MPが遮断領域)の
時、 iΛ=0 …(80) 2.vGnY −vMY≧VtpかつvGpY −vMY≦Vtp(M
N、MP共に反転状態)の時、 iΛ≠0 …(81) であり、さらに、(a)vXY<vX +vGnY −Vtnかつ
GpY <vY +Vtp(MN、MP共に三極管領域)の
時、 iΛ=K{2(vGnY −vMY−Vtn)(vXY−vX −vMY)− (vXY−vX −vMY2 } …(82) vMY=〔v2 XY+2(Vtn−vGnY )vXY+{2(vGnY −vXY−Vtn) +vX }vX +{2(vGpY −Vtp)−vY }vY 〕/Q …(83) ここで、 Q=2(vGpY −vGnY +Vtn−Vtp) …(84) である(以下同様)。
【0064】(b)vXY<vX +vGnY −Vtn(MNが
三極管領域)かつvGpY ≧vY +V tp(MPが飽和領
域)の時、 iΛ=K{2(vGnY −vMY−Vtn)(vXY−vX −vMY) −(vXY−vX −vMY2 } …(85) vMY=〔v2 XY+2(Vtn−vGnY )vXY+{2(vGnY −vXY−Vtn) +vX }vX +(vGpY −Vtp2 〕/Q …(86) (c)vXY≧vX +vGnY −Vtn(MNが飽和領域)か
つvGpY <vY +Vtp(MPが三極管領域)の時、 iΛ=K(vGnY −vMY−Vtn2 …(87) vMY=〔{2(vGpY −Vtp)−vY }vY −(vGnY −Vtn2 〕/Q …(88) (d)vXY≧vX +vGnY −VtnかつvGpY ≧vY +V
tp(MN、MP共に飽和領域)の時、 iΛ=K(vGnY −vMY−Vtn2 …(89) vMA={(vGpY −Vtp2 −(vGnY −Vtn2 }/Q …(90) 〔2−5〕V型I−V非線形抵抗回路の改良 前章と同様に、〔2−3〕で示したV型I−V非線形抵
抗基本回路に改良を加える。
【0065】図5の回路中の端子Bおよび端子Aにそれ
ぞれ電圧源vX とvY を付加する。これらの電圧源を加
える方法には図8に示すような16通りの接続が考えら
れる。図中で網掛けを施した正方形は、この部分に図3
に示したコア回路が入ることを示している。ここで、コ
ア回路の上下が反転していることに注意されたい。図に
挙げた回路は、どれも同様な特性を示すので、以下で
は、図8中の図8(f)の回路について詳しく述べる。
この回路を図9に示す。
【0066】回路の各節点の端子Yを基準とした電位を
図9のように記すと、 vGnY ={CN1N1Y +CN2(vXY−vX +vN2B )}/(CN1+CN2) …(91) vGpY =(CP1P1Y +CP2Y P2Y )/(CP1+CP2) …(92) vDSn =vY −vMY …(93) vDSp =vXY−vX −vMY …(94) vGSn =vGnY −vMY …(95) vGSp =vGpY −vMY …(96) を得る。さらに、図5と図9を比較すると、両図中の各
電圧間に以下の関係がある。
【0067】 vBA=vXY−vX −vY …(97) vMA=vMY−vY …(98) vN1A =vN1Y −vY …(99) vP1A =vP1Y −vY …(100) vP2A =vP2Y −vY …(101) vGnA =vGnY −vY …(102) vGpA =vGpY −vY …(103) 以上の関係を〔2−3〕章で示した各式に代入すること
により、図9の回路の動作式が以下のように得られる。
ただし、分かりやすくするため、Kn =Kp =Kとし
た。
【0068】1.vGnY −vMY<Vtn(MNが遮断領
域)あるいはvGpY −vMY>Vtp(MPが遮断領域)の
時、 iv =0 …(104) 2.vGnY −vMY≧VtnかつvGpY −vMY≦Vtp(M
N、MP共に反転状態)の時、 iv ≠0 …(105) であり、さらに(a)vY <vGnY −VtnかつvXY>v
X +vGpY −Vtp(MN、MP共に三極管領域)の時、 iv =K{2(vGnY −vMY−Vtn)(vY −vMY)−(vY −vMY2 } …(106) vMY=〔−v2 XY+2(vGpY −Vtp)vXY+{2(vXY−vGpY +Vtp) −vX }vX +{2(Vtn−vGnY )+vY }vY 〕/Q…(107) (b)vY <vGnY −Vtn(MNが三極管領域)かつv
XY≦vX +vGpY −V tp(MPが飽和領域)の時、 iv =K{2(vGnY −vMY−Vtn)(vY −vMY)−(vY −vMY2 } …(108) vMY=〔{2(Vtn−vGnY )+vY }vY +(vGpY −Vtp2 〕/Q …(109) (c)vY ≧vGnY −Vtn(MNが飽和領域)かつvXY
>vX +vGpY −Vtp(MPが三極管領域)の時、 iv =K(vGnY −vMY−Vtn2 …(110) vMY=〔−v2 XY+2(vGpY −Vtp)vXY+{2(vXY−vGpY +Vtp) −vX }vX −(vGnY −Vtn2 〕/Q …(111) (d)vY ≧vGnY −VtnかつvXY≦vX +vGpY −V
tp(MN、MP共に飽和領域)の時、 iv =K(vGnY −vMY−Vtn2 …(112) vMY={(vGpY −Vtp2 −(vGnY −Vtn2 }/Q …(113) 〔3〕数値シミュレーション 上記〔2〕章で求めた動作式を用いたコンピュータシミ
ュレーションにより、図7の回路のI−V特性を計算し
た。この時用いたデバイスパラメータは以下の通りであ
る。 ・Kn =Kp =300μA/V2 ・Vtn=0.7V ・Vtp=−0.7V ・CN1=CN2=CP1=CP2=0.1μF 図10に、vP2Y =−4V、vN2Y =2.5V、vP1A
=vY =0Vとし、v N1Y とvX をパラメータとした時
の、vXYに対するiΛの特性を示す。
【0069】さらに、vP2Y =−4V、vN1Y =3V、
P1A =vX =0Vとし、vN2Y =vY の条件の下で、
Y をパラメータとした時の、vXYに対するiΛの特性
を図11に示す。次に、図9の回路の特性のシミュレー
ション結果を示す。デバイスパラメータは、上に挙げた
ものと同じである。
【0070】図11に、図7の回路においてvY をパラ
メータとした時のvXYに対するiΛの特性を示す。図1
2に、vP2Y =−4V、vP1Y =vN2B =vY =0Vと
し、vN1Y およびvX をパラメータとした時の、vXY
対するiV の特性を示す。さらに、図13に、図9の回
路において、vP2Y =−4V、vN1Y =2.5V、v
N2B =vX =0Vとし、vN2Y =vY の条件の下で、v
Y をパラメータとした時の、vXYに対するiv の特性を
示す。
【0071】これらの計算シミュレーションにより、本
発明の回路がΛ型およびV型の非線形抵抗特性を示すこ
とが確認された。また、外部電圧によりそのI−V特性
を変化させることが可能であり、図14に示したような
多様な非線形抵抗特性が得られることも確認された。 〔4〕個別部品による実験 本発明の回路を個別電子部品により試作した。回路中の
MOSFETMNおよびMPは、CMOS−IC HD
14007UBP中のFETを用いた。また、結合容量
は、CN1=CN2=CP1=CP2=0.1μFとした。
【0072】図15に図7において、vP2Y =−4V、
N2Y =3.2V、vP1A =vY =0Vとし、vN1Y
X をパラメータとした時の、vXYに対するiΛの測定
結果を示す。この結果は、図10に示した数値シミュレ
ーションの結果に対応する。さらに、図16に図7にお
いて、vN1Y =3.5V、vP2A =−4V、vP1A=v
X =0Vとし、vN2Y =vY の条件の下で、vY をパラ
メータとした時の、vXYに対するiΛの測定結果を示
す。この結果は、図11に示した数値シミュレーション
の結果に対応する。
【0073】次に、図9の回路において、vP2Y =−4
V、vN2B =vP1Y =vY =0Vとし、vN1Y とvX
パラメータとした時の、vXYに対するiv の特性を図1
7に示す。この結果は、図12に示した数値シミュレー
ションの結果に対応する。さらに、図9の回路におい
て、vP2Y =−4V、vN1Y =3.2V、vN2B =vX
=0Vとし、vN2Y =vY の条件の下で、vY をパラメ
ータとした時の、v XYに対するiv の特性を図18に示
す。この結果は、図13に示した数値シミュレーション
の結果に対応する。
【0074】以上の実験結果は、前章に示したシミュレ
ーション結果と定性的に良く一致する。従って、実験に
よっても本発明の回路の非線形抵抗特性が確認された。
上記したように、標準的な、CMOSプロセスで集積回
路化可能な非線形抵抗回路を得ることができた。本発明
の回路によれば、外部からの制御電圧を調整することに
より、多様なΛ字あるいはV字型のI−V特性を実現す
ることが可能である。
【0075】従って、本発明の回路は各種信号処理回路
や発振器、インダクタンスシミュレーション回路、メモ
リ回路や論理回路、さらにはカオスを発生させる回路等
への応用が期待できる。さらに、パルス型ハードウエア
カオスニューロン回路〔上記第5文献参照〕の集積回
路化にも有効であると考えられる。また、フローティン
グゲート技術を用いて集積回路化〔前記第6及び第
7文献参照〕することにより、これらの応用回路の小型
化が可能である。
【0076】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0077】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)同一回路構成でΛ型とV型の非線形抵抗特性が得
られる。 (2)外部からの制御電圧により、多様な非線形抵抗特
性を実現することができる。 (3)エンハンスメント型MOSFETのみを用いてい
るため、標準的なCMOSプロセスで集積回路化が可能
である。 (4)入力結合容量に非線形キャパシタも使用可能であ
るので、線形キャパシタが利用できない安価なCMOS
プロセスでも集積回路化が可能である。 (5)使用するMOSFETのサイズを小さくすれば、
相対的に入力結合容量も小さくすることができる。ま
た、この際、寄生容量C0 『〔1−1〕章参照』は回路
の特性に本質的な影響を与えない。従って、回路の小型
化を容易にすることができる。 (6)νMOSFET等を用いれば、非常に小型にで
き、効率的な集積回路化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容量結合多入力NチャネルMOS
FETの回路図である。
【図2】本発明に係るm個の容量結合入力端子を持つP
MOSFETの回路図である。
【図3】本発明の実施例を示す非線形抵抗回路のコアと
なる回路図である。
【図4】本発明の実施例を示すΛ字型のI−V特性を実
現する基本回路図である。
【図5】本発明の実施例を示すV字型のI−V特性を実
現する基本回路図である。
【図6】本発明の実施例を示すΛ字型のI−V特性を実
現する非線形抵抗回路である。
【図7】本発明の実施例を示すΛ字型のI−V特性を実
現する非線形抵抗回路の一つを示す図である。
【図8】本発明の実施例を示すV字型のI−V特性を実
現する非線形抵抗回路図である。
【図9】本発明の実施例を示すV字型のI−V特性を実
現する非線形抵抗回路の一つを示す図である。
【図10】図7の回路においてvN1Y およびvX をパラ
メータとした時のvXYに対するiΛのシミュレーション
結果を示す図である。
【図11】図7の回路においてvY をパラメータとした
時のvXYに対するiΛの特性を示す図である。
【図12】図9の回路においてvN1Y およびvX をパラ
メータとした時のvXYに対するi V のシミュレーション
結果を示す図である。
【図13】図9の回路においてvY をパラメータとした
時のvXYに対するiV の特性を示す図である。
【図14】本発明の実施例を示す多様な非線形抵抗特性
図である。
【図15】図7において、vP2Y =−4V、vN2Y
3.2V、vP1A =vY =0Vとし、vN1Y とvX をパ
ラメータとした時の、vXYに対するiΛの測定結果を示
す図である。
【図16】図7において、vN1Y =3.5V、vP2A
−4V、vP1A =vX =0Vとし、vN2Y =vY の条件
の下で、vY をパラメータとした時の、vXYに対するi
Λの測定結果を示す図である。
【図17】図9の回路において、vP2Y =−4V、v
N2B =vP1Y =vY =0Vとし、v N1Y とvX をパラメ
ータとして時の、vXYに対するiv の特性を示す図であ
る。
【図18】図9の回路において、vP2Y =−4V、v
N1Y =3.2V、vN2B =vX =0Vとし、vN2Y =v
Y の条件の下で、vY をパラメータとした時の、vXY
対するiv の特性を示す図である。
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月1日(1999.10.
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】〔1〕容量結合多入力MOSFETを用い
た非線形抵抗回路において、容量結合多入力ゲート端子
を有するエンハンスメント型のチャネルMOSFET
と、容量結合多入力ゲート端子を有するエンハンスメン
ト型のチャネルMOSFETと、前記各MOSFET
のソース端子どうしを接続した非線形抵抗特性を有する
コア回路とを備え、前記NチャネルMOSFETのドレ
イン端子と第1の入出力端子間に与えられる第5の電位
と、前記PチャネルMOSFETのドレイン端子と第2
の入出力端子間に与えられる第6の電位とを有し、前記
PチャネルMOSFETのゲートに接続される第1の容
量と前記NチャネルMOSFETのドレイン端子又は第
1の入出力端子間に与えられる第1の電位と、前記Pチ
ャネルMOSFETのゲートに接続される第2の容量と
前記PチャネルMOSFETのドレイン端子又は第2の
入出力端子間に与えられる第2の電位と、前記Nチャネ
ルMOSFETのゲートに接続される第3の容量と前記
PチャネルMOSFETのドレイン端子又は第2の入出
力端子間に与えられる第3の電位と、前記NチャネルM
OSFETのゲートに接続される第4の容量と前記Pチ
ャネルMOSFETのドレイン端子又は第2の入出力端
子間に与えられる第4の電位とを有し、Λ型電流−電圧
特性を得るとともに、外部からの制御電圧により、前記
Λ型電流−電圧特性を多様に変化させることを特徴とす
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】すなわち、図6(a)〜図6(p)及び図
7に示すように、前記NチャネルMOSFETのドレイ
ン端子(A)と第1の入出力端子(X)間に与えられる
第5の電位(vx )と、前記PチャネルMOSFETの
ドレイン端子(B)と第2の入出力端子(Y)間に与え
られる第6の電位(vY )とを有し、前記PチャネルM
OSFETのゲートに接続される第1の容量(CP1)と
前記NチャネルMOSFETのドレイン端子(A)又は
第1の入出力端子(X)間に与えられる第1の電位(v
P1A ,vP1X )と、前記PチャネルMOSFETのゲー
トに接続される第2の容量(CP2)と前記PチャネルM
OSFETのドレイン端子(B)又は第2の入出力端子
(Y)間に与えられる第2の電位(vP2B ,vP2Y
と、前記NチャネルMOSFETのゲートに接続される
第3の容量(CN1)と前記PチャネルMOSFETのド
レイン端子(B)又は第2の入出力端子(Y)間に与え
られる第3の電位(vN1B ,vN1Y )と、前記Nチャネ
ルMOSFETのゲートに接続される第4の容量
(CN2)と前記PチャネルMOSFETのドレイン端子
(B)又は第2の入出力端子(Y)間に与えられる第4
の電位(vN2B ,vN2Y )とを有するようにしたもので
ある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】〔2〕容量結合多入力MOSFETを用い
た非線形抵抗回路において、容量結合多入力ゲート端子
を有するエンハンスメント型のPチャネルMOSFET
と、容量結合多入力ゲート端子を有するエンハンスメン
ト型のNチャネルMOSFETと、前記各MOSFET
のソース端子どうしを接続した非線形抵抗特性を有する
コア回路とを備え、前記PチャネルMOSFETのドレ
イン端子と第1の入出力端子間に与えられる第11の電
位と、前記NチャネルMOSFETのドレイン端子と第
2の入出力端子間に与えられる第12の電位とを有し、
前記NチャネルMOSFETのゲートに接続される第5
の容量と前記PチャネルMOSFETのドレイン端子又
は第1の入出力端子間に与えられる第7の電位と、前記
NチャネルMOSFETのゲートに接続される第6の容
量と前記NチャネルMOSFETのドレイン端子又は第
2の入出力端子間に与えられる第8の電位と、前記Pチ
ャネルMOSFETのゲートに接続される第7の容量と
前記NチャネルMOSFETのドレイン端子又は第2の
入出力端子間に与えられる第9の電位と、前記Pチャネ
ルMOSFETのゲートに接続される第8の容量と前記
NチャネルMOSFETのドレイン端子又は第2の入出
力端子間に与えられる第10の電位とを有し、V型電流
−電圧特性を得るとともに、外部からの制御電圧によ
り、前記V型電流−電圧特性を多様に変化させることを
特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】すなわち、図8(a)〜図8(p)及び図
9に示すように、前記PチャネルMOSFETのドレイ
ン端子(B)と第1の入出力端子(X)間に与えられる
第11の電位(vX )と、前記NチャネルMOSFET
のドレイン端子(A)と第2の入出力端子(Y)間に与
えられる第12の電位(vY )とを有し、前記Nチャネ
ルMOSFETのゲートに接続される第5の容量
(CN2)と前記PチャネルMOSFETのドレイン端子
(B)又は第1の入出力端子(X)間に与えられる第7
の電位(vN2B ,vN2X )と、前記NチャネルMOSF
ETのゲートに接続される第6の容量(CN1)と前記N
チャネルMOSFETのドレイン端子(A)又は第2の
入出力端子(Y)間に与えられる第8の電位(vN1A
N1Y )と、前記PチャネルMOSFETのゲートに接
続される第7の容量(CP2)と前記NチャネルMOSF
ETのドレイン端子(A)又は第2の入出力端子(Y)
間に与えられる第9の電位(vP2A ,vP2Y )と、前記
PチャネルMOSFETのゲートに接続される第8の容
量(CP1)と前記NチャネルMOSFETのドレイン端
子(A)又は第2の入出力端子(Y)間に与えられる第
10の電位(vP1A ,vP1 Y )とを有するようにしたも
のである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)容量結合多入力ゲート端子を有する
    エンハンスメント型の第1のチャネルMOSFETと、
    (b)容量結合多入力ゲート端子を有するエンハンスメ
    ント型の第2のチャネルMOSFETと、(c)前記各
    MOSFETのソース端子どうしを接続した非線形抵抗
    特性を有するコア回路を具備する容量結合多入力MOS
    FETを用いた非線形抵抗回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の容量結合多入力MOSF
    ETを用いた非線形抵抗回路において、前記コア回路の
    第1のチャネルはNチャネルであり、前記第2のチャネ
    ルはPチャネルであり、Λ型電流−電圧特性を得ること
    を特徴とする容量結合多入力MOSFETを用いた非線
    形抵抗回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の容量結合多入力MOSF
    ETを用いた非線形抵抗回路において、外部からの制御
    電圧により、前記Λ型電流−電圧特性を多様に変化させ
    ることを特徴とする容量結合多入力MOSFETを用い
    た非線形抵抗回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の容量結合多入力MOSF
    ETを用いた非線形抵抗回路において、前記Nチャネル
    MOSFETのドレイン端子と第1の入出力端子間に与
    えられる第5の電位と、前記PチャネルMOSFETの
    ドレイン端子と第2の入出力端子間に与えられる第6の
    電位とを有し、前記Pチャネルのゲートに接続される第
    1の容量と前記NチャネルMOSFETのドレイン端子
    又は第1の入出力端子間に与えられる第1の電位と、前
    記Pチャネルのゲートに接続される第2の容量と前記P
    チャネルMOSFETのドレイン端子又は第2の入出力
    端子間に与えられる第2の電位と、前記Nチャネルのゲ
    ートに接続される第3の容量と前記PチャネルMOSF
    ETのドレイン端子又は第2の入出力端子間に与えられ
    る第3の電位と、前記Nチャネルのゲートに接続される
    第4の容量と前記PチャネルMOSFETのドレイン端
    子又は第2の入出力端子間に与えられる第4の電位とを
    有することを特徴とする容量結合多入力MOSFETを
    用いた非線形抵抗回路。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の容量結合多入力MOSF
    ETを用いた非線形抵抗回路において、前記コア回路の
    第1のチャネルはPチャネルであり、前記第2のチャネ
    ルはNチャネルであり、V型電流−電圧特性を得ること
    を特徴とする容量結合多入力MOSFETを用いた非線
    形抵抗回路。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の容量結合多入力MOSF
    ETを用いた非線形抵抗回路において、外部からの制御
    電圧により、前記V型電流−電圧特性を多様に変化させ
    ることを特徴とする容量結合多入力MOSFETを用い
    た非線形抵抗回路。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の容量結合多入力MOSF
    ETを用いた非線形抵抗回路において、前記Pチャネル
    MOSFETのドレイン端子と第1の入出力端子間に与
    えられる第11の電位と、前記NチャネルMOSFET
    のドレイン端子と第2の入出力端子間に与えられる第1
    2の電位とを有し、前記Nチャネルのゲートに接続され
    る第5の容量と前記PチャネルMOSFETのドレイン
    端子又は第1の入出力端子間に与えられる第7の電位
    と、前記Nチャネルのゲートに接続される第6の容量と
    前記NチャネルMOSFETのドレイン端子又は第2の
    入出力端子間に与えられる第8の電位と、前記Pチャネ
    ルのゲートに接続される第7の容量と前記NチャネルM
    OSFETのドレイン端子又は第2の入出力端子間に与
    えられる第9の電位と、前記Pチャネルのゲートに接続
    される第8の容量と前記NチャネルMOSFETのドレ
    イン端子又は第2の入出力端子間に与えられる第10の
    電位とを有することを特徴とする容量結合多入力MOS
    FETを用いた非線形抵抗回路。
JP10239316A 1998-08-26 1998-08-26 容量結合多入力mosfetを用いた非線形抵抗回路 Expired - Fee Related JP3007327B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10239316A JP3007327B1 (ja) 1998-08-26 1998-08-26 容量結合多入力mosfetを用いた非線形抵抗回路
PCT/JP1999/004357 WO2004086618A1 (ja) 1998-08-26 1999-08-12 容量結合多入力mosfetを用いた非線形抵抗回路
US09/529,657 US6356136B1 (en) 1998-08-26 1999-08-12 Nonlinear resistor circuit using capacitively-coupled multi-input MOSFETS

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10239316A JP3007327B1 (ja) 1998-08-26 1998-08-26 容量結合多入力mosfetを用いた非線形抵抗回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3007327B1 JP3007327B1 (ja) 2000-02-07
JP2000068788A true JP2000068788A (ja) 2000-03-03

Family

ID=17042911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10239316A Expired - Fee Related JP3007327B1 (ja) 1998-08-26 1998-08-26 容量結合多入力mosfetを用いた非線形抵抗回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6356136B1 (ja)
JP (1) JP3007327B1 (ja)
WO (1) WO2004086618A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003063349A1 (fr) * 2002-01-24 2003-07-31 Japan Science And Technology Agency Circuit de resistance non lineaire utilisant des transistors a effet de champ a portee isolee a grille flottante

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5196260A (ja) * 1975-02-20 1976-08-24
US4306300A (en) * 1979-12-31 1981-12-15 International Business Machines Corporation Multi-level charge-coupled device memory system including analog-to-digital and trigger comparator circuits
JPH06260640A (ja) * 1993-03-03 1994-09-16 Casio Comput Co Ltd 可変しきい値電圧トランジスタ
JP3289749B2 (ja) * 1993-12-02 2002-06-10 直 柴田 半導体集積回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003063349A1 (fr) * 2002-01-24 2003-07-31 Japan Science And Technology Agency Circuit de resistance non lineaire utilisant des transistors a effet de champ a portee isolee a grille flottante
US7023264B2 (en) 2002-01-24 2006-04-04 Japan Science And Technology Agency Nonlinear resistor circuit using floating gate MOSFETs

Also Published As

Publication number Publication date
JP3007327B1 (ja) 2000-02-07
WO2004086618A1 (ja) 2004-10-07
US6356136B1 (en) 2002-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI573007B (zh) Constant current circuit and reference voltage circuit
US20090219054A1 (en) Current mode logic digital circuits
Aggarwal et al. Analysis of low voltage bulk-driven self-biased high swing cascode current mirror
Aggarwal et al. QFGMOS and FGMOS based low-voltage high performance MI-OTA
JPH02188024A (ja) レベルシフト回路
Aggarwal et al. A low voltage wide swing level shifted FVF based current mirror
Raj et al. Low voltage high bandwidth self-biased high swing cascode current mirror
Sharroush et al. Parameter extraction and modelling of the MOS transistor by an equivalent resistance
JP3007327B1 (ja) 容量結合多入力mosfetを用いた非線形抵抗回路
US10679123B2 (en) Implementation of sigmoid function using non-complementary transistors
Mishra et al. Implementation of low voltage floating gate MOSFET based current mirror circuits using 180nm technology
JP3112899B2 (ja) 半導体集積回路、定電流回路及びそれを用いた差動増幅回路
Madhushankara et al. Floating gate Wilson current mirror for low power applications
Mahajan A low-voltage low-power self biased bulk-driven PMOS cascade current mirror
JPH1125201A (ja) 半導体集積回路
Uyemura et al. Digital circuits
Pandey et al. A new low voltage FGMOS voltage-controlled resistor
Sharma et al. Design and Performance Analysis of 4-input Multiplexer Tree using FGMOS
TW523874B (en) CMOS-voltage-divider
DE102013108038A1 (de) Logikschaltung mit niedriger Versorgungsspannung
Darling Implementation of Shunting Networks with FET Technologies
JPS59158129A (ja) 半導体集積回路装置
Sharma et al. Diminishing impacts of various optimization techniques in strong inversion and subthreshold region at 22nm technology node with cmos bulk model
JPH0218606A (ja) 定電流回路
JP2874430B2 (ja) 電圧電流変換集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19991116

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071126

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121126

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees