JP2000068546A - 集光追尾式発電システムの試験方法及び装置 - Google Patents

集光追尾式発電システムの試験方法及び装置

Info

Publication number
JP2000068546A
JP2000068546A JP10233273A JP23327398A JP2000068546A JP 2000068546 A JP2000068546 A JP 2000068546A JP 10233273 A JP10233273 A JP 10233273A JP 23327398 A JP23327398 A JP 23327398A JP 2000068546 A JP2000068546 A JP 2000068546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power generation
test
generation module
tracking
parallel light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10233273A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Makino
誠 牧野
Hiroshi Shiina
寛 椎名
Tadashi Nagata
直史 永田
Yuzo Nagai
勇三 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP10233273A priority Critical patent/JP2000068546A/ja
Publication of JP2000068546A publication Critical patent/JP2000068546A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/52PV systems with concentrators

Abstract

(57)【要約】 【課題】試験の効率を高めることのできる集光追尾式発
電システムの試験方法及び装置を提供する。 【解決手段】複数の発電モジュール10を含む集光追尾
式発電システムの試験を、発電モジュール10毎に行う
ための試験装置は、発電モジュール10を移動可能に支
持する支持装置2と、この支持装置2に支持された発電
モジュール10に平行光を照射する光源1と、この光源
1により平行光が照射された前記発電モジュール10か
ら得られる電圧及び電流を測定する測定手段3と、この
測定手段3による測定結果に基づいて所定の試験項目の
合否を判断する処理手段4、とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽を追尾しなが
ら集光して発電を行う集光追尾式発電システムの試験方
法及び装置に関し、特に試験を簡単に行うための技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、太陽光発電システムとして、平板
式発電システムと集光追尾式発電システムとが知られて
いる。平板式発電システムは、その一例を図8(A)に
示すように、例えば家屋の屋根に平面的に配列された太
陽電池パネル100から電力を取り出すように構成され
ている。この太陽電池パネルから出力される直流電力
は、DC/DCコンバータ101で所定電圧の直流電力
に変換され、更にインバータ102で交流電力に変換さ
れる。このインバータ102から得られる交流電力は、
例えば家庭内の種々の電気機器で消費される。また、余
剰電力は、系統連携対応機器103を介して商用電源と
して売電される。
【0003】この平板式発電システムで使用される太陽
電池パネル100には、例えば表電極と裏電極とを有す
る太陽電池素子(以下、「ソーラーセル」という)が使
用される。太陽電池パネル100は、例えば図8(B)
に示すように、各ソーラーセルの表電極が隣接するソー
ラーセルの裏電極に接続されるといった方法で、複数の
ソーラーセルが電気的にシリアルに接続されたグループ
が形成される。そして、このグループが、出力すべき電
圧及び電流に応じてシリアル数及びパラレル数が定めら
れて接続され、これにより、太陽電池パネル100から
所定電圧又は電流を有する電力が得られる。また、太陽
電池パネル100のソーラーセルを保護するために、各
ソーラーセルの表面はガラスで覆われている。
【0004】この平板式発電システムでは、ソーラーセ
ルは固定的に配置されている。従って、太陽位置の移動
によってソーラーセルに対する太陽光の入射角が臨界角
を超えると、太陽光(直接光)はソーラーセル表面のガ
ラスで全反射されるので、ソーラーセルまで到達するの
は散乱光のみになる。このように、平板式発電システム
では、太陽の方位及び仰角によってソーラーセル表面の
ガラスで太陽光の多くがロスされるので、実質の有効発
電時間が短いという欠点がある。
【0005】一方、集光追尾式発電システムは、例えば
図9(A)に示すように、上下左右に回動可能なフレー
ム12上に配置された複数(図では5×5個)の発電素
子17で成る発電ユニット16を有する。発電素子17
は、図9(B)に示すように、レンズ20とソーラーセ
ル52で構成されている。フレーム12の方向は、その
上に配置されている発電ユニット16が太陽に垂直に対
向するように、太陽位置センサ15からの信号に従って
制御される。発電ユニット16から取り出された電力の
取り扱いは、上記平板式発電システムと同じである。こ
のような集光追尾式発電システムの一例は、例えば特公
昭59−49508号公報に記載されている。
【0006】この集光追尾式発電システムでは、図9
(B)に示すように、例えば裏面に2つの電極を有する
ソーラーセル52が使用される。各ソーラーセル52の
上方には集光のためのレンズ20が備えられており、太
陽光をソーラーセル52上に集光する。各ソーラーセル
52の電極は隣接するソーラーセルの電極に接続される
といった方法で、複数のソーラーセルが電気的にシリア
ルに接続されたグループが形成される。そして、このグ
ループが、出力すべき電圧及び電流に応じてシリアル数
及びパラレル数が定められて接続され、これにより、発
電ユニット16から所定電圧又は電流を有する電力が得
られる。
【0007】この集光追尾式発電システムは、ソーラー
セルに対して太陽光の入射角が常にゼロ又はその近傍の
値になるように制御されるので、太陽光が存在する限り
は発電が行われる。このため、実質の有効発電時間が長
くなるという利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、集光追尾式
発電システムを或る場所に設置する場合、そのシステム
規模が大きいことから、工場で総組立を行った後に設置
場所に運ぶというのは困難である。そこで、従来は部品
の状態で設置場所まで運び、その設置場所で集光追尾式
発電システムの総組立が行われている。
【0009】このような集光追尾式発電システムは、所
期の機能・性能を発揮するかどうかを試験する必要があ
る。このため、従来は工場においてソーラーセル、レン
ズといった各部品単体で検査を行うと共に、設置場所で
総組立が完了した後に集光追尾式発電システムとしての
機能が発揮されるかどうかの試験が行われている。この
設置場所で行われる試験の項目には、例えば断線の有
無、及び結線の抵抗値、発電量、オフトラックの許容値
等が所定の範囲に入っているかどうかの検査等が含まれ
る。
【0010】しかしながら、設置場所で総組立が完了し
た後に集光追尾式発電システムを試験する場合、試験項
目によっては手間がかかり試験効率が悪いという問題が
ある。例えば集光追尾式発電システムに断線が存在する
ことが判断された場合は、先ず各発電素子間の接続を調
べ、この接続が正常である場合は、フレームから発電素
子を1つずつ順番に取り外し、各発電素子が正常である
かどうかを調べる必要がある。また、従来は部品の状態
で設置場所に運ぶので、輸送効率が悪いという問題もあ
る。
【0011】本発明は、上述したような問題を解消する
ためになされたものであり、その目的は、試験の効率を
高めることのできる集光追尾式発電システムの試験方法
及び装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に係
る集光追尾式発電システムの試験方法は、上記目的を達
成するために、複数の発電モジュールを含む集光追尾式
発電システムの試験を、発電モジュール毎に行うことを
特徴とする。ここで、発電モジュールとは、機構的に一
体に形成され、複数のソーラーセルによって所定の電力
を発生するユニットをいう。また、各発電モジュールは
互換性を有する。
【0013】この発明によれば、集光追尾式発電システ
ムの試験は、完成された集光追尾式発電システム全体と
して行われるのではなく、この集光追尾式発電システム
を構成する発電モジュール単位で行われる。従って、例
えば複数の発電モジュールは設置場所ではなく工場で試
験し、設置場所では総組立を行った後に各発電モジュー
ル間の接続試験を行うだけでよいので、試験の効率を高
めることができる。
【0014】また、この発明によれば、試験は発電モジ
ュール単位で完結するので、従来のように工場で総組立
及び試験を行った後に設置場所に運ぶ場合に比べて、試
験が完了した製品を保管するためのスペースを小さくす
ることができる。また、この発明によれば、試験済みの
発電モジュールを設置場所に運び、そこで総組立及び試
験を行うことができるので、従来のように部品の状態で
設置場所に運び、そこで総組立及び試験を行う場合に比
べて、輸送が簡単になり、また、設置場所での組立作業
及び試験が簡単になる。
【0015】本発明の第1の態様に係る集光追尾式発電
システムの試験方法は、前記複数の発電モジュールのそ
れぞれの試験は、平行光を発電モジュールに照射し、該
平行光が照射された発電モジュールから得られる電圧及
び電流を測定し、該測定の結果に基づいて所定の試験項
目の合否を判断することにより行うように構成できる。
【0016】この場合、前記所定の試験項目は、前記発
電モジュールの発電量を確認するための発電量試験、前
記発電モジュールに含まれる複数の部品間の結線状態を
確認するための結線状態試験及び前記発電モジュールに
照射される平行光の傾きの許容範囲を確認するためのオ
フトラック許容値試験の少なくとも1つとすることがで
きる。また、前記オフトラック許容値試験では、前記発
電モジュールに照射される平行光の発生源又は前記発電
モジュールを動かすことにより前記発電モジュールに照
射される平行光を傾けるように構成できる。
【0017】また、本発明の第2の態様に係る集光追尾
式発電システムの試験装置は、複数の発電モジュールを
含む集光追尾式発電システムの試験を、発電モジュール
毎に行うための試験装置であって、前記発電モジュール
を移動可能に支持する支持装置と、該支持装置に支持さ
れた発電モジュールに平行光を照射する光源と、該光源
により平行光が照射された前記発電モジュールから得ら
れる電圧及び電流を測定する測定手段と、該測定手段に
よる測定結果に基づいて所定の試験項目の合否を判断す
る処理手段、とを備えている。
【0018】この場合、前記所定の試験項目は、前記発
電モジュールの発電量を確認するための発電量試験、前
記発電モジュールに含まれる複数の部品間の結線状態を
確認するための結線状態試験及び前記発電モジュールに
照射される平行光の傾きの許容範囲を確認するためのオ
フトラック許容値試験の少なくとも1つとすることがで
きる。
【0019】また、前記オフトラック許容値試験では、
前記光源又は前記支持装置に支持された発電モジュール
を動かすことにより前記光源から前記発電モジュールに
照射される平行光を傾けるように構成できる。更に、前
記処理手段はプリンタを含み、前記測定手段による測定
結果に基づいて所定の処理を行い、該処理結果を前記プ
リンタに出力するコンピュータで構成できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明が適
用される集光追尾式発電システムの全体の外観を、一部
を切り欠いて示す斜視図である。
【0021】この集光追尾式発電システムは、支柱11
に支持されたフレーム12に5×3個の発電モジュール
10が固着されて構成されている。以下では、複数の発
電モジュールを発電ユニット16と総称する。支柱11
の下端部には、フレーム12全体を方位方向に回動させ
るための水平駆動機構13が設けられている。また、支
柱11の上端部には、フレーム12全体を仰角方向に回
動させるための垂直駆動機構14が設けられている。更
に、フレーム12の所定部位(図1中の上方)には太陽
位置センサ15が設けられている。
【0022】各発電モジュール10は、詳細は後述する
が、レンズで集光された光が照射されることによって直
流電力を発生する複数のソーラーセルを有し、各ソーラ
ーセルで発生された直流電力は積算されて外部に出力さ
れる。この集光追尾式発電システムでは、各発電モジュ
ール10は電気的にシリアルに接続されている。これに
より、各発電モジュール10からの直流電力は積算さ
れ、本集光追尾式発電システムの発生電力として図示し
ない外部端子から外部に出力される。
【0023】また、この集光追尾式発電システムは、太
陽を追尾するための太陽位置センサ15を有する。この
太陽位置センサ15から得られた太陽の方向を表す太陽
位置センサ信号は、図示しない制御部に供給される。こ
の制御部は、発電ユニット16の受光面が常に太陽に垂
直に対向するように、太陽位置センサ15からの太陽位
置センサ信号に基づいて水平駆動機構13及び垂直駆動
機構14を作動させる。これにより、この集光追尾式発
電システムでは、常に太陽を追尾しながら発電が行われ
ることになる。
【0024】次に、発電モジュール10の詳細を、図2
及び図3を参照しながら説明する。この実施の形態で
は、1つの発電モジュール10には、4×3個のソーラ
ーセルが使用されるものとする。なお、発電モジュール
10で使用されるソーラーセルの数は、上記に限定され
ず任意に決定することができる。
【0025】発電モジュール10は、図2の分解斜視図
に示すように、レンズ20、レンズフレーム21、ベー
スパネル22及びヒートシンクパネル23から構成され
ている。
【0026】レンズ20は、4×3個の領域に分割され
た、例えばアクリル樹脂製の板状部材で構成されてお
り、12個の各領域にはフレネルレンズ30が形成され
ている。12個のフレネルレンズ30は、ベースパネル
22に設けられる12個のセルアセンブリ40(詳細後
述)にそれぞれ対応する。フレネルレンズ30が大気中
に暴露されている場合は、その光透過率の経年劣化が考
えられる。このような問題を回避するために、レンズ2
0の上面に、例えば紫外線カットガラスを設けるのが好
ましい。
【0027】レンズフレーム21は、上下面が開口され
た箱状に形成され、その上面の枠でレンズ20を固定的
に支持する。また、このレンズフレーム21は、ベース
パネル22と相俟って、各フレネルレンズ30の焦点距
離に対応する距離を確保するためのスペーサとして機能
する。
【0028】ベースパネル22は、上面が開口された箱
状に形成され、その上面の枠で上記レンズフレーム21
を固定的に支持する。このベースパネル22の中の底面
には、図3に示すように、4×3個のセルアセンブリ4
0(詳細は後述する)が配置されている。これら12個
のセルアセンブリ40は、各セルアセンブリ40が有す
る電極リード(正電極リード及び負電極リード)を介し
て電気的にシリアルに接続されている。このシリアル接
続は、隣接するセルアセンブリ40の異電極同士をバス
バー41で接続することにより実現されている。なお、
シリアルに接続された12個のセルアセンブリ40の一
端側のセルアセンブリ40の正電極リード及び他端側の
セルアセンブリ40の負電極リードは、図示しない出力
端子に接続されている。この出力端子から、発電モジュ
ールで発電された電力が取り出される。
【0029】ヒートシンクパネル23は、その上面にベ
ースパネル22を放熱用接着剤で接着することにより該
ベースパネル22を支持する。このヒートシンクパネル
23には複数の放熱フィンが設けられており、ベースパ
ネル22に配置された各セルアセンブリ40で発生され
る熱を放散するために使用される。
【0030】次に、上記セルアセンブリ40の概略的な
構成を、図4に示した側面図を参照しながら説明する。
【0031】セルアセンブリ40は、熱を拡散するため
のヒートスプレッダ50上に、電極パターンが形成され
た例えばセラミックの基板51が接着され、その上にソ
ーラーセル52が固着され、更にこのソーラーセル52
の上面に二次集光レンズ(SOE)53が接着されるこ
とにより構成されている。また、基板51の一端側から
は正電極リード54が、他端側からは負電極リード55
がそれぞれ導出されている。
【0032】フレネルレンズ30によって集光された光
は、二次集光レンズ53の上面に導かれる。二次集光レ
ンズ53は、フレネルレンズ30の光軸ずれを吸収する
ために設けられている。即ち、フレネルレンズ30から
の光が二次集光レンズ53の上面の中心からずれた位置
に入射されても、二次集光レンズ53の内部壁面で全反
射されることにより全入射光がソーラーセル52に導か
れる。これにより、ソーラーセル52で光エネルギーが
電気エネルギーに変換され、正電極54リード及び負電
極リード55から電力として出力される。
【0033】次に、上記のように構成される発電モジュ
ール10の試験装置を、図5を参照しながら説明する。
この試験装置は、光源1、支持装置2、測定装置3、中
央処理装置(CPU)4及びプリンタ5から構成されて
いる。
【0034】光源1は、太陽光と同様の平行光を発生す
るために使用される。この光源1は、例えばキセノン放
電管とレンズ(何れも図示しない)とから構成される。
キセノン放電管では、例えば50〜200ミリ秒程度の
間だけ光を発生する、所謂ストロボ発光が行われる。こ
のキセノン放電管で発生された光はレンズで平行光にな
るように変換される。この光源1から発生された平行光
は、被試験物としての発電モジュール10に照射され
る。このように、光源1をストロボ発光させるので、発
光コストの低減が可能になっている。
【0035】なお、光源1として、太陽光を使用するこ
ともできる。この場合、太陽光を連続的に発電モジュー
ル10に照射するように構成してもよいし、間歇的に発
電モジュールに照射するように構成してもよい。後者の
場合、日照計で試験時の照度を計測し、この計測結果に
基づいて補正を行い、これを間歇的に発電モジュール1
0に照射するように構成すれば、上述したキセノン放電
管とレンズとで構成される光源と同様の機能を実現でき
る。この構成によれば、安価な光源を提供できるという
利点がある。また、平行光を発生させるために、上記レ
ンズの代わりに光ファイバーを用いることができる。こ
の構成によれば、平行度の高い光を発生させることがで
きる。
【0036】支持装置2は、発電モジュール10を移動
可能に支持する。移動方向は、図5中に矢印ABで示す
ように、発電モジュール10中のセルアセンブリ40の
近傍を中心に回動する方向である。この支持装置2は、
発電モジュール10を傾けることによって、後述するオ
フトラック許容値試験でオフトラック状態を実現するた
めに使用される。
【0037】測定装置3は、本発明の測定手段に対応す
る。この測定装置3は、発電モジュール10の出力に負
荷をかける負荷装置とこの負荷装置からの電圧及び/又
は電流の大きさを測定する測定器(何れも図示しない)
で構成される。この測定装置3で得られた電圧値及び/
又は電流値は、CPU4に供給される。なお、測定器と
しては、例えば負荷により発生する電圧値及び/又は電
流値が得られる周知の種々の測定器を用いることができ
る。
【0038】CPU4は、測定装置3から送られてくる
電圧又は電流を示すデータを処理することにより複数の
試験項目についてその合否を判断する。そして、この判
断結果を示す情報は、プリンタ5に送られて印刷され
る。従って、ユーザは、プリンタ5によって印刷された
情報を参照することにより、複数の試験項目に関する試
験結果を知ることができる。
【0039】次に、上述した試験装置を用いて行われる
試験項目のうち、発電量試験、結線状態試験及びオフト
ラック許容値確認試験について詳細に説明する。
【0040】(1)発電量試験;この発電量試験では、
支持装置2は、発電モジュール10の受光面(レンズ
面)が光源1に垂直に対向するように、発電モジュール
10を動かして位置決めする。この支持装置2による位
置決めは、手動で行うように構成してもよいし、CPU
4からの制御信号に従って行うように構成してもよい。
【0041】この状態で、光源1にストロボ発光させ
る。このストロボ発光のトリガーは手動で与えるように
構成してもよいし、CPU4からの制御信号により与え
るように構成してもよい。CPU4が測定装置3からデ
ータを取り込むタイミングとストロボ発光のタイミング
とを同期させることができるという点では後者の方が好
ましい。この光源1で発生された平行光は、支持装置2
に載置された発電モジュール10に照射される。これに
より、発電モジュール10は電力を発生する。
【0042】この発電モジュール10で発生された電力
は、測定装置3に供給される。そして、測定装置3で電
圧及び電流が測定され、測定結果はCPU4に供給され
る。CPU4は、測定装置3からの電圧値と電流値とか
ら電力を算出する。そして、算出された電力が所定の規
格値より小さいかどうかを調べる。そして、該規格値よ
り小さいことが判断された場合は、発電量が不十分であ
るとして不合格の判定がなされ、そうでない場合は合格
の判定がなされる。これらの判定結果を示すメッセージ
はプリンタ5に出力される。
【0043】(2)結線状態試験;この結線状態試験
は、支持装置2による発電モジュール10の位置決め、
光源1によるストロボ発光という動作は、上述した発電
量試験の場合と全く同じである。従って、この結線状態
試験は、上記発電量試験と同時に行われる。
【0044】この結線状態試験では、断線の有無及び接
続抵抗値が調べられる。なお、この試験で使用される発
電モジュール10で使用されている複数のセルアセンブ
リ40は、それぞれ単体試験が完了しており、セルアセ
ンブリ40内での断線及び接続抵抗異常はないことを前
提として試験が行われる。従って、この結線状態試験で
は、主に各セルアセンブリ40間の断線及び接続抵抗異
常、つまり各セルアセンブリ40とバスバー41との接
続不良による断線及び接続抵抗異常が調べられることに
なる。
【0045】CPU4は、測定装置3から得られる電流
値がゼロである場合に断線が存在すると判断し、その旨
を示すメッセージをプリンタ5に出力する。また、CP
U4は、測定装置3から供給される電圧値及び電流値が
規格値より小さい場合に、換言すれば、結線の抵抗値が
所定値より大きい場合に結線不良であると判断し、その
旨を示すメッセージをプリンタ5に出力する。
【0046】(3)オフトラック許容値確認試験;先
ず、オフトラック現象について説明する。ここで、オフ
トラックとは、フレネルレンズ30による焦点が、二次
集光レンズ53の受光面の中央からずれた位置に結ばれ
る状態をいう。以下では、光源1からの平行光と発電モ
ジュールの垂直方向の中心線とのなす角度をオフトラッ
ク角度θという(図7参照)。
【0047】このオフトラック現象は、発電モジュール
10をフレーム12に取り付けた時の誤差やフレーム1
2のたわみ等により発生する。このオフトラックは、セ
ルアセンブリ40の組立精度及び取り付け精度、レンズ
20の組立精度によっても影響されるので、発電モジュ
ール10単体でのオフトラック角度θの許容角度がオフ
トラック最大角度θmaxとして決められている。オフト
ラック角度θの許容範囲は±0.8゜程度とすることが
できる。
【0048】図6はオフトラックが無い場合の状態を示
す。即ち、入射された平行光は、フレネルレンズ30で
集束されて、二次集光レンズ53の受光面の略中央に焦
点f1を結ぶ。この状態は、何らかの原因で焦点f1の
位置が何れかの方向にずれる場合に、その許容差が最も
大きいので、最もタフネスが大きい状態であるといえ
る。
【0049】一方、図7はオフトラックがある場合の状
態を示す。即ち、入射された平行光は、フレネルレンズ
30で集束されて、二次集光レンズ53の受光面又はそ
の延長面上に焦点を結ぶ。この場合、発電モジュール1
0の傾きによって、換言すればオフトラック角度θによ
って焦点の位置が変化する。例えば、図7(B)に示す
ように、オフトラック角度θが比較的小さい場合は、焦
点f2は二次集光レンズ53の受光面の中心ではない
が、受光面の範囲内に結ばれる。この場合、ソーラーセ
ル52からは、オフトラックがない場合と殆ど同等の出
力が得られる。
【0050】一方、オフトラック角度θが大きくなるに
連れて焦点が二次集光レンズ53の受光面の外周側に移
動し、焦点f3で示すように受光面から外れた場合は、
ソーラーセル52からの出力はオフトラックがない場合
に比べて大きく減少する。
【0051】このオフトラック許容値確認試験は、オフ
トラック角度θが許容範囲内、つまりオフトラック最大
角度θmax内にあるかどうかを確認するための試験であ
る。このオフトラック許容値確認試験は、上述した発電
量試験及び結線状態試験によって発電モジュール10が
正常であることが確認された後に行われる。
【0052】このオフトラック許容値確認試験では、支
持装置2は、発電モジュール10を光源1に対してオフ
トラック最大角度θmaxだけ傾けるようにうに、発電モ
ジュール10を動かして位置決めする。この状態で、光
源1にストロボ発光させる。この光源1から発生された
平行光は、支持装置2に載置された発電モジュール10
に照射される。これにより発電モジュール10は電力を
発生する。
【0053】この発電モジュール10で発生された電力
は、測定装置3に供給される。そして、測定装置3で電
圧及び電流が測定され、測定結果はCPU4に供給され
る。CPU4は、測定装置3からの電圧値と電流値とか
ら電力を算出する。そして、算出された電力が所定の規
格値より小さいかどうかを調べる。そして、該規格値よ
り小さいことが判断された場合は、オフトラックが発生
したものと認識して不合格の判定がなされ、その旨を示
すメッセージがプリンタ5に出力される。
【0054】このオフトラック許容値確認試験では、前
後左右に発電モジュール10を傾けて各ケースについて
発電モジュール10から所定の出力が得られるかどうか
を確認するのが好ましい。
【0055】なお、上記の実施の形態では、支持装置2
によって発電モジュール10を傾けるように構成した
が、光源1を傾けて平行光を発電モジュール10に対し
て斜めに入射させるように構成してもよい。この場合も
上述した発電モジュール10を傾ける場合と同様に作用
する。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
試験の効率を高めることのできる集光追尾式発電システ
ムの試験方法及び装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される集光追尾式発電システムの
全体の外観を、一部を切り欠いて示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る発電モジュールを分
解して示す斜視図である。
【図3】図2に示したベースパネルを分解して詳細に示
す斜視図である。
【図4】図3に示したセルアセンブリの概略構成を示す
側面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る発電モジュールの試
験装置を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る発電モジュールでオ
フトラックがない場合の状態を説明するための図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態に係る発電モジュールでオ
フトラックがある場合の状態を説明するための図であ
る。
【図8】従来の平板式発電システムを説明するための図
である。
【図9】従来の集光追尾式発電システムを説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 光源 2 支持装置 3 測定装置 4 CPU 5 プリンタ 10 発電モジュール 11 支柱 12 フレーム 13 水平駆動機構 14 垂直駆動機構 15 太陽位置センサ 16 発電ユニット 20 レンズ 21 レンズフレーム 22 ベースパネル 23 ヒートシンクパネル 30 フレネルレンズ 40 セルアセンブリ 41 バスバー 50 ヒートスプレッダ 51 基板 52 ソーラーセル 53 二次集光レンズ 54 正電極リード 55 負電極リード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 直史 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 永井 勇三 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5F051 BA03 BA17 JA02 JA10 JA13 JA14 KA03 KA04 KA09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の発電モジュールを含む集光追尾式発
    電システムの試験を、発電モジュール毎に行うことを特
    徴とする集光追尾式発電システムの試験方法。
  2. 【請求項2】前記複数の発電モジュールのそれぞれの試
    験は、 平行光を発電モジュールに照射し、 該平行光が照射された発電モジュールから得られる電圧
    及び電流を測定し、 該測定の結果に基づいて所定の試験項目の合否を判断す
    ることにより行う請求項1に記載の集光追尾式発電シス
    テムの試験方法。
  3. 【請求項3】前記所定の試験項目は、前記発電モジュー
    ルの発電量を確認するための発電量試験、前記発電モジ
    ュールに含まれる複数の部品間の結線状態を確認するた
    めの結線状態試験及び前記発電モジュールに照射される
    平行光の傾きの許容範囲を確認するためのオフトラック
    許容値試験の少なくとも1つである請求項2に記載の集
    光追尾式発電システムの試験方法。
  4. 【請求項4】前記オフトラック許容値試験では、前記発
    電モジュールに照射される平行光の発生源又は前記発電
    モジュールを動かすことにより前記発電モジュールに照
    射される平行光を傾ける請求項3に記載の集光追尾式発
    電システムの試験方法。
  5. 【請求項5】複数の発電モジュールを含む集光追尾式発
    電システムの試験を、発電モジュール毎に行うための試
    験装置であって、 前記発電モジュールを移動可能に支持する支持装置と、 該支持装置に支持された発電モジュールに平行光を照射
    する光源と、 該光源により平行光が照射された前記発電モジュールか
    ら得られる電圧及び電流を測定する測定手段と、 該測定手段による測定結果に基づいて所定の試験項目の
    合否を判断する処理手段、とを備えた集光追尾式発電シ
    ステムの試験装置。
  6. 【請求項6】前記所定の試験項目は、前記発電モジュー
    ルの発電量を確認するための発電量試験、前記発電モジ
    ュールに含まれる複数の部品間の結線状態を確認するた
    めの結線状態試験及び前記発電モジュールに照射される
    平行光の傾きの許容範囲を確認するためのオフトラック
    許容値試験の少なくとも1つである請求項5に記載の集
    光追尾式発電システムの試験装置。
  7. 【請求項7】前記オフトラック許容値試験では、前記光
    源又は前記支持装置に支持された発電モジュールを動か
    すことにより前記光源から前記発電モジュールに照射さ
    れる平行光を傾ける請求項6に記載の集光追尾式発電シ
    ステムの試験装置。
  8. 【請求項8】前記処理手段はプリンタを含み、前記測定
    手段による測定結果に基づいて所定の処理を行い、該処
    理結果を前記プリンタに出力するコンピュータにより構
    成される請求項5乃至請求項7の何れか1項に記載の集
    光追尾式発電システムの試験装置。
JP10233273A 1998-08-19 1998-08-19 集光追尾式発電システムの試験方法及び装置 Withdrawn JP2000068546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10233273A JP2000068546A (ja) 1998-08-19 1998-08-19 集光追尾式発電システムの試験方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10233273A JP2000068546A (ja) 1998-08-19 1998-08-19 集光追尾式発電システムの試験方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000068546A true JP2000068546A (ja) 2000-03-03

Family

ID=16952512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10233273A Withdrawn JP2000068546A (ja) 1998-08-19 1998-08-19 集光追尾式発電システムの試験方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000068546A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006040931A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Nagano Japan Radio Co 太陽光発電装置
WO2009128422A1 (ja) * 2008-04-17 2009-10-22 シャープ株式会社 追尾駆動型太陽光発電装置
KR101022205B1 (ko) * 2009-02-19 2011-03-16 전남대학교산학협력단 최대전압 제한회로부를 구비하는 전력 발전 모의 실험시스템
JP2011091089A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Sharp Corp 検査装置及び検査方法
WO2012147593A1 (ja) * 2011-04-27 2012-11-01 シャープ株式会社 集光型太陽電池セル検査システム、検査装置、制御方法、及びプログラム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006040931A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Nagano Japan Radio Co 太陽光発電装置
JP4528574B2 (ja) * 2004-07-22 2010-08-18 長野日本無線株式会社 太陽光発電装置
WO2009128422A1 (ja) * 2008-04-17 2009-10-22 シャープ株式会社 追尾駆動型太陽光発電装置
EP2278626A1 (en) * 2008-04-17 2011-01-26 Sharp Kabushiki Kaisha Tracking-type photovoltaic power generation device
JP5153868B2 (ja) * 2008-04-17 2013-02-27 シャープ株式会社 追尾駆動型太陽光発電装置
EP2278626A4 (en) * 2008-04-17 2014-01-22 Sharp Kk PHOTOVOLTAIC POWER GENERATION DEVICE OF FOLLOW-UP TYPE
KR101022205B1 (ko) * 2009-02-19 2011-03-16 전남대학교산학협력단 최대전압 제한회로부를 구비하는 전력 발전 모의 실험시스템
JP2011091089A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Sharp Corp 検査装置及び検査方法
WO2012147593A1 (ja) * 2011-04-27 2012-11-01 シャープ株式会社 集光型太陽電池セル検査システム、検査装置、制御方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2010093048A1 (ja) 平行光ソーラシミュレータ
US20050252545A1 (en) Infrared detection of solar cell defects under forward bias
TWI648945B (zh) Concentrating solar power generation unit, concentrating solar power generation module, concentrating solar power generation panel, and concentrating solar power generation device
US7868631B2 (en) Solar cell testing apparatus
US20100066382A1 (en) Test device and test method for a pv concentrator module
JP6424737B2 (ja) 集光型太陽光発電モジュール、集光型太陽光発電パネル、及び集光型太陽光発電装置
JP2012033844A (ja) 検出装置を有する太陽光シミュレータ及び太陽電池検査装置
JP2008058270A (ja) 多結晶シリコン基板の検査方法および太陽電池セルの検査方法、並びに赤外線検査装置
US20130069687A1 (en) Solar simulator and solar cell inspection device
CN102253046A (zh) 太阳能电池片电致发光缺陷检测与iv检测一体化系统
JP2000091612A (ja) 集光追尾式発電装置
JP2000068546A (ja) 集光追尾式発電システムの試験方法及び装置
CN106461736B (zh) 用于测试聚光光伏模块的装置
JP5274043B2 (ja) 半導体基板の検査装置
JP5590352B2 (ja) ソーラシミュレータ
US9859842B2 (en) Device and method for testing a concentrated photovoltaic module
JP2000077697A (ja) 太陽光発電装置
CN106471388B (zh) 用于测试聚光光伏模块的方法
KR101623535B1 (ko) 집광형 태양전지 모듈의 정렬 감지장치 및 방법
JP3204873U (ja) 太陽光発電パネル検査光照射装置
JP2013140869A (ja) 太陽電池の検査システム、検査装置、検査方法、および、太陽電池の検査装置の製造方法
JP2005217171A (ja) 集光型太陽光発電装置の反射鏡角度調整方法
JP5290120B2 (ja) 検査装置及び検査方法
CN219039239U (zh) 遮蔽毯检测装置
CN216978805U (zh) 相机固定装置和玻璃板检测装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051101