JP2000068490A - 固体撮像装置およびその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置およびその製造方法

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JP2000068490A
JP2000068490A JP10232619A JP23261998A JP2000068490A JP 2000068490 A JP2000068490 A JP 2000068490A JP 10232619 A JP10232619 A JP 10232619A JP 23261998 A JP23261998 A JP 23261998A JP 2000068490 A JP2000068490 A JP 2000068490A
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Shigetaka Kasuga
繁孝 春日
Shigeru Ishii
繁 石井
Daisuke Morimoto
大介 森本
Susumu Hashimoto
進 橋本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストが安価でかつ実装位置合わせ精度
が高くかつ実装強度を大きく確保できる固体撮像装置を
提供する。 【解決手段】 固体撮像素子パッケージ実装基板310
が、固体撮像素子パッケージのリード線21に対応して
設けられた実装パターン311と、リード線21を装着
した場合のリード線21の先端の位置を示す位置合わせ
認識マーク312とを備え、前記実装パターン311の
少なくとも一部の線幅をリード線21の線幅と同一とす
る。例えば、端にある実装パターンの先端部分313a
とする。実装パターンの先端部分313a以外の部分3
13bの線幅を太くし、リード線21の実装強度を上げ
る。固体撮像素子パッケージの実装にあたり、X軸方向
は実装パターンの先端部分313aとリード線21との
マッチング、Y軸方向は位置合わせ認識マーク312と
リード線21の先端とのマッチングで行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電荷結合素子(C
CD)などの固体撮像素子パッケージを実装基板に実装
し、XY方向位置精度と、装着するカメラレンズホルダ
との光軸センタとを確保した固体撮像装置およびその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像・映像の取り込み用のデバイスとし
てCCDなどの固体撮像素子が広く利用されている。固
体撮像素子の用途および種類は、ディジタルビデオ、デ
ィジタルカメラなどの高画質用の撮像デバイス、監視カ
メラなど低価格・普及用の撮像デバイスなど様々なタイ
プがある。固体撮像素子は通常、固体撮像素子パッケー
ジとして供給されており、固体撮像素子組み込み製品の
製造工程において、周辺デバイスとプリント配線を備え
た実装基板に固体撮像素子パッケージを実装し、さら
に、固体撮像素子実装済み基板を、カメラレンズを備え
たカメラレンズホルダーに取り付けている。ここで、固
体撮像素子パッケージの実装に際して、如何に実装位置
ずれを低減し、レンズとの光軸センタの精度を確保する
かという点が重要な課題である。
【0003】従来の低価格・普及用の固体撮像素子パッ
ケージを固体撮像素子パッケージの実装基板(以下、実
装基板と略記する)に実装する方式としては以下の2つ
の方式が知られている。
【0004】まず、従来技術における第一の固体撮像素
子パッケージの実装方式を図10および図11により示
す。この第一の固体撮像素子パッケージの実装方式は、
実装基板上に非貫通穴を設け、そこに固体撮像素子パッ
ケージのリード線を挿入することで光軸センタを合わせ
るものである。図10は固体撮像素子実装前の実装基板
を上面から見た図であり、図11aは固体撮像素子パッ
ケージを実装した実装済み基板の上面から見た図であ
り、図11bは実装済み基板を側面から見た図を示して
いる。
【0005】図10に示すように、実装基板510に
は、固体撮像素子パッケージを装着するための実装用非
貫通穴511が設けられている。図10に示す例では実
装用非貫通穴511が上下二段に7つずつ設けられてお
り、固体撮像素子パッケージのリード線の数および位置
に合わせて設けられている。この実装用非貫通穴511
に対して固体撮像素子パッケージのリード線を挿入して
装着する構造となっている。また、実装基板510の四
隅には後述するカメラホルダ取付け工程で使用するカメ
ラレンズホルダ取付け孔513が設けられている。
【0006】固体撮像素子514は、固体撮像素子パッ
ケージ520内に搭載されており、固体撮像素子パッケ
ージ520は、図11aに示すように、固体撮像素子パ
ッケージ520のリード線521のそれぞれを、対応す
る実装基板510の実装用非貫通穴511に位置合わせ
を行って実装基板510に装着する。この実装用非貫通
穴511を利用した実装により実装基板510と固体撮
像素子パッケージ520とのXY軸方向の位置合わせを
行い、光軸センタを確保していた。固体撮像素子パッケ
ージ520の実装後の側面から見た様子は図11bに示
したものとなる。
【0007】カメラレンズホルダ530への取付けは、
固体撮像素子パッケージ520を実装基板510に実装
後、カメラレンズホルダ取付け孔513を利用して取付
け具によりカメラレンズホルダに取付けていた。
【0008】次に、従来技術における第二の固体撮像素
子パッケージの実装方式を図12および図13により示
す。この第二の固体撮像素子パッケージの実装方式は、
実装基板上に表面実装用のパターンを設け、そのパター
ンを基準として固体撮像素子パッケージを表面実装する
ものである。図12は固体撮像素子パッケージを実装前
の実装基板を上面から見た図であり、図13aは固体撮
像素子パッケージを表面実装した実装済み基板の上面か
ら見た図であり、図13bは実装済み基板を側面から見
た図を示している。
【0009】図12に示すように、実装基板610に
は、固体撮像素子パッケージを装着するための表面実装
用のパターン611が設けられている。図12に示す例
では表面実装用パターン611が上下二段に7つずつ設
けられており、固体撮像素子パッケージのリード線の数
および位置に合わせて設けられている。この表面実装用
パターン611に対して固体撮像素子パッケージのリー
ド線を重ね合わせて搭載し、ハンダ接着する構造となっ
ている。また、実装基板610の四隅には第一の固体撮
像素子パッケージの実装方式と同様、カメラレンズホル
ダ取付け孔613が設けられている。
【0010】固体撮像素子614は固体撮像素子パッケ
ージ620内に搭載されており、固体撮像素子パッケー
ジ620は、図13aに示すように、固体撮像素子パッ
ケージ620のリード線621のそれぞれを、対応する
実装基板610の表面実装用パターン611に位置合わ
せを行って実装基板610にハンダ接着する。この表面
実装により実装基板610と固体撮像素子パッケージ6
20とのXY軸方向の位置合わせを行い、光軸センタを
確保していた。固体撮像素子パッケージ620の実装後
の側面から見た様子は図13bに示したものとなる。
【0011】カメラレンズホルダへの取付けは、第一の
固体撮像素子パッケージの実装方式と同様、固体撮像素
子パッケージ620を実装基板610に実装後、カメラ
レンズホルダ取付け孔613を利用して取付け具により
カメラレンズホルダに取付けていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の第一および
第二の固体撮像素子パッケージの実装基板への実装方式
においては、以下に示す問題があった。
【0013】上記従来の第一の固体撮像素子パッケージ
の実装方式の問題点は、基板強度の低下と加工コストの
増大にあった。第一の固体撮像素子パッケージの実装方
式は図10に示したように実装基板510上に非貫通穴
511を設ける必要があるため、非貫通穴511の付近
で基板強度が低下してしまい、基板の折れ、割れ、曲が
りなどの不具合を誘発する原因となっていた。また、薄
い実装基板510を加工して、固体撮像素子パッケージ
520のリード線521の本数分だけ、非貫通穴511
を加工する必要があり、図10に示した例では14個の
非貫通穴の加工が必要である。所定位置に高精度の寸法
で所定の深さに非貫通穴を設けるため、精度の高い加工
技術が必要となり、加工コストの向上を招く原因となっ
ていた。
【0014】さらに、固体撮像素子パッケージ520の
実装にあたり、非貫通穴511に対してリード線521
の傾き・ずれが無いように挿入することも製造工程を困
難とし、結局、高精度な光軸センタの確保ができなくな
り固体撮像素子パッケージ実装部品の歩留まり低下を招
いていた。
【0015】次に、上記従来の第二の固体撮像素子パッ
ケージの実装方式の問題点は、実装位置ずれが起こりや
すく精度が保てない点にあった。第一の固体撮像素子パ
ッケージの実装方式によれば実装基板に対しては表面実
装用のパターン611を印刷し、非貫通穴などを設ける
必要がなく、コスト面からは有利な方式である。しか
し、表面実装方式は一般的にはもともと電気的接触が確
保できれば良い状況で利用されている実装方式であり、
光学的な位置精度が要求されておらず、通常の表面実装
で確保できる精度では図13aに示したように光学的に
は位置ずれが発生している場合が多い。
【0016】そこで、本発明は、上記従来技術の問題点
に鑑み、固体撮像素子パッケージの実装基板への実装に
あたり、製造コストが安価でかつ実装位置合わせ精度が
高くかつ実装強度を大きく確保できる固体撮像装置およ
びその製造方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の固体撮像装置は、複数の実装パターンが設け
られた実装基板と、内部に固体撮像素子が搭載され、外
部に前記実装パターンと接続する複数のリード線を設け
た固体撮像素子パッケージとを備え、前記実装基板が、
前記実装パターン上に前記リード線を実装したときの前
記リード線の先端の位置を示す位置合わせ認識マークを
備え、前記複数の実装パターンのうちの少なくとも一部
の線幅は、前記リード線の線幅と同一であることを特徴
とする。
【0018】この構成により、X軸方向の位置合わせ
を、実装パターンのうち線幅が前記リード線の線幅と同
一の部分とリード線を用いてパターンマッチングなどに
より簡便かつ精度よく実行できる。また、Y軸方向の位
置合わせを、位置合わせ認識マークとリード線の先端部
分を用いてパターンマッチングなどにより簡便かつ精度
良く実行できる。
【0019】次に、前記リード線の線幅と同一の線幅で
ある実装パターンの部分以外の部分の線幅を前記リード
線の線幅より太くすることが好ましい。この構成によ
り、X軸方向の位置合わせに用いるため線幅をリード線
の線幅とした部分以外の実装パターン部分の線幅を太く
することができ、固体撮像素子パッケージの実装強度を
向上することができる。
【0020】次に、前記リード線の線幅と同一の線幅で
ある実装パターンの部分が、前記実装パターン全体のう
ちの端にある実装パターンであることが好ましい。この
構成により、端の実装パターンを用いてX軸方向の位置
合わせを実行することができ、端以外の部分の実装パタ
ーンを太くして実装強度を向上することができる。
【0021】次に、前記リード線の線幅と同一の線幅で
ある実装パターンの部分が、前記実装パターンのうち前
記実装されるリード線の先端部分が重なる部分であるこ
とが好ましい。
【0022】この構成により、実装パターンのうち、先
端部分を用いてX軸方向の位置合わせを行うことがで
き、先端部分以外の部分の線幅を太くすることができ、
実装強度を向上することができる。なお実装パターンの
複数の先端部分の線幅をリード線の線幅としたときは、
X軸方向の位置合わせに用いる実装パターン部分とリー
ド線はすべての組み合わせでパターンマッチングしても
良く、任意の組み合わせを選んでパターンマッチングし
ても良い。
【0023】次に、前記リード線の線幅と同一の線幅で
ある実装パターンの部分が、前記実装パターン全体のう
ちの端にある実装パターンであって、前記実装されるリ
ード線の先端部分が重なる部分であることが好ましい。
【0024】この構成により、実装パターンのうち、端
にある実装パターンの先端部分を用いてX軸方向の位置
合わせを行うことができ、端にある実装パターンの先端
部分以外の部分の線幅を太くすることができ、実装強度
を向上することができる。
【0025】次に、前記位置合わせ認識マークが前記実
装パターンと同一の材質であり、前記位置合わせ認識マ
ークと前記実装パターンとを、同じプリント工程で印刷
することが好ましい。
【0026】この構成により、Y軸方向の位置合わせに
用いる位置合わせ認識マークの印刷工程を実装パターン
の印刷工程と合わせて実行することができ、製造工程の
簡素化、製造コストの削減ができる。
【0027】次に、前記位置合わせ認識マークが不導体
の材質であることが好ましい。この構成により、実装パ
ターンとは異なった不導体の材質であるので隣接する他
の実装パターンとの短絡の危険がなく、隣接する回路パ
ターンとの間隔を狭くとることができ、回路基板の小型
化を図ることができる。
【0028】次に、前記リード線の線幅と同一の線幅と
した実装パターンの一部の線幅が、前記同一の線幅と扱
う範囲を持ち、前記リード線の線幅と同一の線幅とする
実装パターンの一部の線幅をmとし、前記リード線の線
幅をnとし、前記固体撮像素子の光学精度許容誤差をp
とし、実装作業時の実装誤差をqとすると、
【0029】
【数2】|m−n|<p−q の関係を満たすことが好ましい。
【0030】この構成により、実装後の固体撮像素子パ
ッケージとレンズとの光軸センタのずれは許容範囲p内
に収まることとなり、実製造工程用に耐えうる実装基板
とすることができる。
【0031】また、上記課題を解決するために本発明の
固体撮像装置の製造方法は、実装パターン上に前記リー
ド線を実装したときの前記リード線の先端の位置を示す
位置合わせ認識マークを設けた前記実装基板上に、前記
位置合わせ認識マークを基準として前記実装パターンに
対して前記リード線の先端を位置合わせし、かつ、前記
複数の実装パターンのうちの少なくとも一部の線幅を前
記リード線の線幅と同一とした前記実装パターンの同一
線幅部分と前記リード線とを位置合わせすることにより
前記実装基板に前記固体撮像素子パッケージを実装する
ことを特徴とする。
【0032】この構成により、固体撮像装置の製造にお
いて、X軸方向の位置合わせを、実装パターンのうち線
幅が前記リード線の線幅と同一の部分とリード線を用い
てパターンマッチングなどにより簡便かつ精度よく実行
でき、また、Y軸方向の位置合わせを、位置合わせ認識
マークとリード線の先端部分を用いてパターンマッチン
グなどにより簡便かつ精度良く実行でき、製造コスト低
減と製造工程簡素化を図ることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、本発明の実
施形態1の固体撮像装置およびその製造方法を図面を参
照しながら説明する。
【0034】図1は、本発明の固体撮像素子パッケージ
の実装基板を上面から見た図である。以下、本実施形態
の説明では、固体撮像素子の例として電荷結合素子(以
下、CCDと略記する)を用いて説明する。図1に示す
ように、CCD14は、CCDパッケージ20内に搭載
されており、実装基板10は、所定位置に後述するCC
Dパッケージのリード線の数および位置に合わせた実装
パターン11が印刷されている。さらに、実装パターン
11と併せて位置合わせ認識マーク12が印刷されてい
る。この位置合わせ認識マーク12は後述するように本
発明のCCDパッケージ20のリード線21の先端が装
着されるべき位置を示すものである。本実施形態1の実
装基板では位置合わせ認識マーク12を四隅にそれぞれ
設け、合計4つとしたが、位置合わせ認識マークはこの
パターン限らず、少なくとも1つ設ければ良く、例えば
1つのみ、上側2つ、下側2つ、対角線上の2つ、3つ
などがある。
【0035】また、この位置合わせ認識マーク12の材
質であるが、CCDパッケージを実装する装置等が認識
しうるものであれば良い。実装パターンと同一の材質と
すれば実装パターンのプリントと合わせた1回のプリン
ト工程でよく、製造工程の簡素化を図ることができる。
また、実装パターンとは異なった不導体の材質とすれば
隣接する他の実装パターンとの短絡の危険がなく、隣接
する回路パターンとの間隔を狭くとることができ、回路
基板の小型化を図ることができる。この位置合わせ認識
マーク12は、後述するように実装基板10とCCDパ
ッケージ20の上下方向(Y軸方向)の位置合わせに用
いる。
【0036】次に、実装パターン11の線幅について説
明する。本発明は、実装パターン11のうち少なくとも
一部の線幅が、CCDパッケージのリード線の線幅と同
一とする。本実施形態1では、図1に示すように実装パ
ターン11の全部の線幅(ランド幅)を、CCDパッケ
ージ20のリード線21の線幅(リード幅)と同一とし
たものを設けている。後述するように、CCDパッケー
ジ20のリード線21を実装パターン11と合わせるこ
とにより左右方向(X軸方向)の位置合わせに用いる。
【0037】なお、ここでは上記のようにランド幅とリ
ード幅を同一としたが、後述するように固体撮像素子パ
ッケージ実装におけるX軸方向のずれの許容範囲を考慮
したランド幅とリード幅の差を許容することができる。
【0038】次に、実装基板10にはさらにカメラレン
ズホルダの取付け孔13が設けられている。このカメラ
レンズホルダの取付け孔13は後述するように、固体撮
像素子パッケージ20の実装後、カメラレンズを備えた
カメラレンズホルダ30を取付けるための取付け孔であ
る。
【0039】図2に、図1に示した実装基板を用いたC
CDパッケージの実装の様子を示す。図2aは上面から
見た図、図2bは側面から見た図である。図2に示すよ
うに本発明の実装基板に実装するCCDパッケージ20
は表面実装において用いられるSOP(small outline
package)タイプのリード線を備えたパッケージであ
る。
【0040】図2aに示すように、CCDパッケージ2
0の位置合わせにおいて、X軸方向の位置合わせに関し
ては、リード線21をCCD実装パターン11に重ね合
わせるように装着することにより達成できる。つまり、
リード幅とランド幅を手がかりとしてX軸方向について
の明確な位置基準が得られ、パターンマッチングなどに
より正確に重ね合わせることができる。
【0041】Y軸方向の位置合わせに関しては、位置合
わせ認識マーク12で示される位置にリード線21の先
端を合わせるように装着することにより達成できる。つ
まり、位置合わせ認識マーク12をY軸方向の位置基準
としてパターンマッチングなどにより正確にY軸方向の
位置を決めることができる。
【0042】上記方法によりCCD実装基板10に対し
てCCDパッケージ20をXY軸方向に高精度に重ね合
わせ、ハンダ付けを行った後、図3に示すようにCCD
パッケージ20を実装済みのCCD実装基板10をカメ
ラレンズ31を備えたカメラレンズホルダ30に取り付
ける。CCD実装基板10とカメラレンズホルダ30の
取り付けは、カメラレンズホルダ取付け孔13と、カメ
ラレンズホルダ30の取付け孔の位置を合わせ、取付け
具により取り付ける。取り付けにより図3(a),図3
(b)に示すようにCCD実装基板10、CCDパッケ
ージ20、レンズホルダ30がそれぞれ正しく組み立て
られ、CCD光軸センタが確保される。
【0043】以上、上記のように、位置合わせ認識マー
ク12を設け、CCD実装パターン11のランド幅とC
CDパッケージ10のリード線21の線幅を同一として
おくことにより、CCDパッケージ実装におけるX軸方
向とY軸方向の位置合わせを高精度に行うことができ
る。
【0044】ここで、ランド幅とリード幅の差の許容範
囲について説明しておく。CCDには用途、品質に応じ
てXY軸方向、光軸センタのずれの許容範囲がある。例
えば、監視カメラに使用されるCCDはディジタルカメ
ラなどに用いられるCCDに比べてXY軸方向、光軸セ
ンタのずれの許容範囲が大きい。そこで、ランド幅とリ
ード幅も厳密に同一でなくても良い場合がある。CCD
実装基板の実装パターンのうちCCDパッケージ20の
リード線21の線幅と同一とする部分の線幅をmとし、
CCDパッケージ20のリード線21の線幅をnとし、
CCD実装におけるX軸方向のずれの許容値をpとし、
CCDパッケージ20をCCD基板に装着する際の誤差
をqとすると、
【0045】
【数3】|m−n|<p−q の関係を満たすようなランド幅mとすると、実装後のC
CDパッケージとレンズとの光軸センタのずれは許容範
囲p内に収まることとなり、実製造工程用に耐えうる本
発明の効果を達成するCCD実装基板とすることができ
る。
【0046】以上、本実施形態1の固体撮像装置および
その製造方法によれば、CCDパッケージ実装における
X軸方向とY軸方向の位置合わせを高精度に行い、コス
ト低減と製造工程短縮を図ることができる。
【0047】(実施形態2)以下、本発明の実施形態2
の固体撮像装置およびその製造方法を図面を参照しなが
ら説明する。
【0048】本実施形態2のCCDパッケージ実装基板
及びCCDパッケージ実装方法は、実施形態1に比べ、
実装強度の向上を図ったものである。図4は、本実施形
態2のCCDパッケージ実装基板を上面から見た図であ
る。
【0049】図4に示すように、CCDパッケージ実装
基板110は、所定位置に後述するCCDパッケージの
リード線の数および位置に合わせたCCD実装パターン
111が印刷されている。さらに、CCD実装パターン
111と併せて位置合わせ認識マーク112が印刷され
ている。この位置合わせ認識マーク112は実施形態1
で用いた位置合わせ認識マーク12と同様のものである
のでここでの説明は省略する。本実施形態2においても
この位置合わせ認識マーク112を利用してCCD実装
基板110とCCDパッケージ20の上下方向(Y軸方
向)の位置合わせを行う。
【0050】次に、本実施形態2のCCD実装パターン
111の線幅について説明する。本発明は、CCD実装
パターン111のうち少なくとも一部の線幅が、CCD
パッケージのリード線の線幅と同一とするが、本実施形
態2では、図4に示すようにCCD実装パターン111
のうち端にある実装パターン111aの線幅(ランド
幅)をCCDパッケージ20のリード線21の線幅(リ
ード幅)と同一としたものを設けている。また、両端以
外の実装パターン111bの線幅(ランド幅)を太くし
ている。
【0051】両端にある実装パターン111aの線幅
(ランド幅)を、CCDパッケージのリード線21の幅
(リード幅)と同一とする理由は、実施形態1と同様、
パターンマッチングなどにより、CCDパッケージのリ
ード線21のうち対応するリード線を端にあるCCD実
装パターン111aと重ね合わせることにより左右方向
(X軸方向)の位置合わせに用いるためのである。ま
た、両端以外の実装パターン111bの線幅(ランド
幅)を太くする理由は、CCDパッケージの実装強度を
向上するためである。つまり、実装強度はハンダがのる
面積が大きい方が強くなり、また、実装時の位置ずれが
あってもリード線の接着面すべてが実装パターン上にあ
ることとなり位置ずれによる実装強度低下のおそれがな
いからである。
【0052】なお、上記説明では、実施形態1と同様、
両端にある実装パターン111aの線幅(ランド幅)を
CCDパッケージのリード線21の幅(リード幅)と同
一とするとしたが、実施形態1と同様、(数3)から決
まるランド幅とリード幅の差の許容範囲以内のずれは許
される。
【0053】図5に、図4に示した本実施形態2のCC
D実装基板を用いたCCDパッケージの実装の様子を示
す。図5に示すように、CCDパッケージの位置合わせ
において、X軸方向の位置合わせに関しては、リード線
21のうちの両端にあるリード線21をCCD実装パタ
ーン111のうちの両端にある実装パターン111aに
重ね合わせるように装着することにより達成できる。つ
まり、リード幅とランド幅を手がかりとしてX軸方向に
ついての明確な位置基準が得られ、パターンマッチング
などにより正確に重ね合わせることができる。
【0054】Y軸方向の位置合わせに関しては、実施形
態1と同様の方法により、位置合わせ認識マーク112
をY軸方向の位置基準としてリード線21の先端をパタ
ーンマッチングなどにより合わせるように装着し、正確
にY軸方向の位置を決めることができる。
【0055】上記方法によりCCD実装基板110に対
してCCDパッケージ20をXY軸方向に高精度に重ね
合わせ、ハンダ付けを行った後、レンズホルダー30を
カメラレンズホルダ取付け孔112を用いて装着し、光
軸センタを確保する。
【0056】本実施形態2の固体撮像装置およびその製
造方法によれば、CCDパッケージ実装におけるX軸方
向とY軸方向の位置合わせを高精度に行うと共に、実装
強度の向上を図ることができる。
【0057】(実施形態3)以下、本発明の実施形態3
の固体撮像装置およびその製造方法を図面を参照しなが
ら説明する。
【0058】図6は、本実施形態3のCCDパッケージ
実装基板を上面から見た図である。図6に示すように、
CCDパッケージ実装基板210は、所定位置にCCD
パッケージのリード線の数および位置に合わせたCCD
実装パターン211が印刷されている。さらに、CCD
実装パターン211と併せて位置合わせ認識マーク21
2が印刷されている。この位置合わせ認識マーク212
は実施形態1で用いた位置合わせ認識マーク12と同様
のものであるのでここでの説明は省略する。本実施形態
3においてもこの位置合わせ認識マーク212を利用し
てCCD実装基板210とCCDパッケージ10の上下
方向(Y軸方向)の位置合わせを行う。
【0059】次に、本実施形態3のCCD実装パターン
211の線幅について説明する。本発明は、CCD実装
パターン211のうち少なくとも一部の線幅が、CCD
パッケージのリード線の線幅と同一とするが、本実施形
態3では、図6に示すようにCCD実装パターン211
のうち先端部分211aの線幅(ランド幅)をCCDパ
ッケージ20のリード線21の線幅(リード幅)と同一
としたものを設けている。また、先端以外の実装パター
ン211bの線幅(ランド幅)を太くしている。
【0060】CCD実装パターンの先端部分211aの
線幅(ランド幅)を、CCDパッケージのリード線21
の幅(リード幅)と同一とする理由は、実施形態1と同
様、パターンマッチングなどにより、CCDパッケージ
のリード線21をCCD実装パターンの先端部分211
aと重ね合わせることにより左右方向(X軸方向)の位
置合わせに用いるためのである。ここで、複数の実装パ
ターンの先端部分211aのうち、どの先端部分をパタ
ーンマッチングに用いるかは任意に選択することがで
き、複数を用いてパターンマッチングすることによりX
軸方向の位置合わせ精度を高めても良く、一つを用いて
パターンマッチング処理の負担を低減することもでき
る。
【0061】また、先端部分以外の実装パターン211
bの線幅(ランド幅)を太くする理由は、実施形態2と
同様、CCDパッケージの実装強度を向上するためであ
る。本実施形態3ではすべての実装パターンについて先
端部分211a以外の部分211bについて太くしてい
るので実装強度は高くなる。
【0062】なお、上記説明では、実施形態1と同様、
実装パターンの先端部分211aの線幅(ランド幅)を
CCDパッケージのリード線21の幅(リード幅)と同
一とするとしたが、実施形態1と同様、(数3)から決
まるランド幅とリード幅の差の許容範囲以内のずれは許
される。
【0063】図7に、図6に示した本実施形態3のCC
D実装基板を用いたCCDパッケージの実装の様子を示
す。図7に示すように、CCDパッケージの位置合わせ
において、X軸方向の位置合わせに関しては、リード線
21をCCD実装パターンの先端部分211aに重ね合
わせるように装着することにより達成できる。つまり、
リード幅とランド幅を手がかりとしてX軸方向について
の明確な位置基準が得られ、パターンマッチングなどに
より正確に重ね合わせることができる。
【0064】Y軸方向の位置合わせに関しては、実施形
態1と同様の方法により、位置合わせ認識マーク212
をY軸方向の位置基準としてリード線21の先端をパタ
ーンマッチングなどにより合わせるように装着し、正確
にY軸方向の位置を決めることができる。
【0065】上記方法によりCCD実装基板210に対
してCCDパッケージ20をXY軸方向に高精度に重ね
合わせ、ハンダ付けを行った後、レンズホルダー30を
カメラレンズホルダ取付け孔213を用いて装着し、光
軸センタを確保する。
【0066】本実施形態3の固体撮像装置およびその製
造方法によれば、CCDパッケージ実装におけるX軸方
向とY軸方向の位置合わせを高精度に行うと共に、実装
強度の向上を図ることができる。
【0067】(実施形態4)以下、本発明の実施形態4
の固体撮像装置およびその製造方法を図面を参照しなが
ら説明する。
【0068】本実施形態4のCCDパッケージ実装基板
及びCCDパッケージ実装方法は、実施形態3に比べ、
さらに実装強度の向上を図ったものである。図8は、本
実施形態4のCCDパッケージ実装基板を上面から見た
図である。
【0069】図8に示すように、CCDパッケージ実装
基板310は、所定位置にCCDパッケージのリード線
の数および位置に合わせたCCD実装パターン311が
印刷されている。さらに、CCD実装パターン311と
併せて位置合わせ認識マーク312が印刷されている。
この位置合わせ認識マーク312は実施形態1で用いた
位置合わせ認識マーク12と同様のものであるのでここ
での説明は省略する。本実施形態4においてもこの位置
合わせ認識マーク312を利用してCCD実装基板31
0とCCDパッケージ10の上下方向(Y軸方向)の位
置合わせを行う。
【0070】次に、本実施形態4のCCD実装パターン
311の線幅について説明する。本発明は、CCD実装
パターン311のうち少なくとも一部の線幅が、CCD
パッケージのリード線21の線幅と同一とするが、本実
施形態4では、図8に示すようにCCD実装パターン3
11のうち端にある実装パターンの先端部分311aの
線幅(ランド幅)のみをCCDパッケージ20のリード
線21の線幅(リード幅)と同一としたものを設けてい
る。また、端にある実装パターンの先端以外の実装パタ
ーン311bの線幅(ランド幅)を太くしている。
【0071】CCD実装パターンのうち端にある実装パ
ターンの先端部分311aの線幅(ランド幅)を、CC
Dパッケージのリード線21の幅(リード幅)と同一と
する理由は、実施形態1と同様、パターンマッチングな
どにより、CCDパッケージのリード線21の端にある
リード線21の先端部分をCCD実装パターン311の
うち端にある実装パターンの先端部分311aと重ね合
わせることにより左右方向(X軸方向)の位置合わせに
用いるためのである。また、端にある実装パターンの先
端部分311a以外の実装パターン311bの線幅(ラ
ンド幅)を太くする理由は、実施形態2と同様、CCD
パッケージの実装強度を向上するためである。
【0072】なお、上記説明では、実施形態1と同様、
端にある実装パターンの先端部分311aの線幅(ラン
ド幅)をCCDパッケージのリード線21の幅(リード
幅)と同一とするとしたが、実施形態1と同様、(数
3)から決まるランド幅とリード幅の差の許容範囲以内
のずれは許される。
【0073】図9に、図8に示した本実施形態4のCC
D実装基板を用いたCCDパッケージの実装の様子を示
す。図9に示すように、CCDパッケージの位置合わせ
において、X軸方向の位置合わせに関しては、リード線
21のうち端にあるリード線の先端部分をCCD実装パ
ターンのうち端にある実装パターンの先端部分311a
に重ね合わせるように装着することにより達成できる。
つまり、それらリード幅とランド幅を手がかりとしてX
軸方向についての明確な位置基準が得られ、パターンマ
ッチングなどにより正確に重ね合わせることができる。
【0074】Y軸方向の位置合わせに関しては、実施形
態1と同様の方法により、位置合わせ認識マーク312
をY軸方向の位置基準としてリード線21の先端をパタ
ーンマッチングなどにより合わせるように装着し、正確
にY軸方向の位置を決めることができる。
【0075】上記方法によりCCD実装基板310に対
してCCDパッケージ20をXY軸方向に高精度に重ね
合わせ、ハンダ付けを行った後、レンズホルダー30を
カメラレンズホルダ取付け孔313を用いて装着し、光
軸センタを確保する。
【0076】本実施形態4の固体撮像装置およびその製
造方法によれば、CCDパッケージ実装におけるX軸方
向とY軸方向の位置合わせを高精度に行うと共に、実装
強度の向上を図ることができる。
【0077】
【発明の効果】上記に示すように、本発明の固体撮像装
置およびその製造方法によれば、CCD実装基板上の位
置合わせ認識マークおよび実装パターンランド幅を利用
してCCDパッケージとCCD実装基板の位置合わせを
行うことができ、高精度にXY軸方向の位置合わせを行
い、CCD光軸センタを確保することができる。
【0078】また、本発明の固体撮像装置およびその製
造方法によれば、X軸方向の位置決めに用いない実装パ
ターンの部分のランド幅を太くすることにより実装強度
を向上させることができる。
【0079】また、本発明の固体撮像装置およびその製
造方法によれば、位置合わせ認識マークは、CCD実装
パターンの印刷とともに簡便に印刷することができ、加
工費も従来技術のCCD実装用非貫通穴を設けるものに
比べ低減することができる。また、CCD実装基板に対
してCCD実装用非貫通穴などを設ける必要がないた
め、CCD実装基板の強度を低下させることがなく、C
CD実装基板の薄型化にも貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1のCCD実装基板を示す
【図2】 本発明の実施形態1のCCDパッケージのC
CD実装基板への実装後の様子を示す図
【図3】 本発明の実施形態1のCCD実装済み基板と
レンズホルダとを組み立てた様子を示す図
【図4】 本発明の実施形態2のCCD実装基板を示す
【図5】 本発明の実施形態2のCCDパッケージのC
CD実装基板への実装後の様子を示す図
【図6】 本発明の実施形態3のCCD実装基板を示す
【図7】 本発明の実施形態3のCCDパッケージのC
CD実装基板への実装後の様子を示す図
【図8】 本発明の実施形態4のCCD実装基板を示す
【図9】 本発明の実施形態4のCCDパッケージのC
CD実装基板への実装後の様子を示す図
【図10】 従来の第一のCCDパッケージの実装方式
のCCD実装基板の例
【図11】 従来の第一のCCDパッケージの実装方式
によるCCDパッケージのCCD実装基板への実装後の
様子を示す図
【図12】 従来の第二のCCDパッケージの実装方式
のCCD実装基板の例
【図13】 従来の第二のCCDパッケージの実装方式
によるCCDパッケージのCCD実装基板への実装後の
様子を示す図
【符号の説明】
10,110,210,310 CCD実装基板 11,111,211,311 CCD実装パターン 12,112,212,312 位置合わせ認識マーク 13,113,213,313 カメラレンズホルダ取
付け孔 14 CCD 20 CCDパッケージ 21 リード線 30 カメラレンズホルダ 31 カメラレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 大介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 橋本 進 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4M118 AA08 AA10 AB01 BA10 HA03 HA20 HA24 5E313 AA04 AA11 FF21 FF32

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の実装パターンが設けられた実装基
    板と、内部に固体撮像素子が搭載され、外部に前記実装
    パターンと接続する複数のリード線を設けた固体撮像素
    子パッケージとを備えた固体撮像装置であって、 前記実装基板が、前記実装パターン上に前記リード線を
    実装したときの前記リード線の先端の位置を示す位置合
    わせ認識マークを備え、 前記複数の実装パターンのうちの少なくとも一部の線幅
    は、前記リード線の線幅と同一であることを特徴とする
    固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記リード線の線幅と同一の線幅である
    実装パターンの部分以外の部分の線幅を前記リード線の
    線幅より太くする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記リード線の線幅と同一の線幅である
    実装パターンの部分が、前記実装パターン全体のうちの
    端にある実装パターンである請求項1または2に記載の
    固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記リード線の線幅と同一の線幅である
    実装パターンの部分が、前記実装パターンのうち前記実
    装されるリード線の先端部分が重なる部分である請求項
    1または2に記載の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記リード線の線幅と同一の線幅である
    実装パターンの部分が、前記実装パターン全体のうちの
    端にある実装パターンであって、前記実装されるリード
    線の先端部分が重なる部分である請求項1または2に記
    載の固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記位置合わせ認識マークが前記実装パ
    ターンと同一の材質であり、前記位置合わせ認識マーク
    と前記実装パターンとを、同じプリント工程で印刷した
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記位置合わせ認識マークが不導体の材
    質である請求項1に記載の固体撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記リード線の線幅と同一の線幅とした
    実装パターンの一部の線幅が前記同一の線幅と扱う範囲
    を持ち、前記リード線の線幅と同一の線幅とする実装パ
    ターンの一部の線幅をmとし、前記リード線の線幅をn
    とし、前記固体撮像素子の光学精度許容誤差をpとし、
    実装作業時の実装誤差をqとすると、 【数1】|m−n|<p−q の関係を満たす請求項1〜7のいずれか1項に記載の固
    体撮像装置。
  9. 【請求項9】 複数の実装パターンが設けられた実装基
    板と、内部に固体撮像素子が搭載され、外部に前記実装
    パターンと接続する複数のリード線を設けた固体撮像素
    子パッケージとを備え、前記実装パターンが、該実装パ
    ターンと接続する前記リード線に対応する位置に設けら
    れた固体撮像装置の製造方法であって、 前記実装パターン上に前記リード線を実装したときの前
    記リード線の先端の位置を示す位置合わせ認識マークを
    設けた前記実装基板上に、前記位置合わせ認識マークを
    基準として前記実装パターンに対して前記リード線の先
    端を位置合わせし、かつ、前記複数の実装パターンのう
    ちの少なくとも一部の線幅を前記リード線の線幅と同一
    とした前記実装パターンの同一線幅部分と前記リード線
    とを位置合わせすることにより前記実装基板に前記固体
    撮像素子パッケージを実装することを特徴とする固体撮
    像装置の製造方法。
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