JP2000067254A - 図形塗りつぶし装置 - Google Patents

図形塗りつぶし装置

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JP2000067254A JP14485799A JP14485799A JP2000067254A JP 2000067254 A JP2000067254 A JP 2000067254A JP 14485799 A JP14485799 A JP 14485799A JP 14485799 A JP14485799 A JP 14485799A JP 2000067254 A JP2000067254 A JP 2000067254A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の制約に縛られることなく、与えられた
多角形図形の塗りつぶしを実現する。 【解決手段】 着目頂点ドットに入る辺ベクトルの方向
と該着目頂点ドットから出ていく辺ベクトルの方向とに
応じて該着目頂点ドットに垂直ドット又は水平ドットの
属性を割り当てるための頂点処理ユニット2と、辺上の
着目エッジドットのY座標が1つ前のドットのY座標と
異なりかつ当該辺の終点に位置する頂点ドットのY座標
と異なる場合には該着目エッジドットに垂直ドットの属
性を、その他の場合には該着目エッジドットに水平ドッ
トの属性をそれぞれ割り当てるための輪郭線分処理ユニ
ット4とを設け、垂直又は水平ドットの属性が割り当て
られたドットに輪郭色データを、X座標軸方向の着目ス
キャンライン上の水平属性ドットを除く全ドットのうち
奇数番目の垂直属性ドットと次の偶数番目の垂直属性ド
ットとの間に位置するドットに内部色データをそれぞれ
設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータグラ
フィックスにおいて、与えられた図形の輪郭を表す複数
のドットにそれぞれ輪郭色データを設定し、かつ前記図
形の内部を表す複数のドットにそれぞれ内部色データを
設定するための図形塗りつぶし装置に関するものであ
る。ここにいう「コンピュータグラフィックス」は、C
RTディスプレイ、液晶ディスプレイなどによる画像の
生成に限らず、プリンタ装置などによるハードコピーの
生成をも意味する。「図形」は、2次元及び3次元図形
に限らず、文字、記号などのその他の図形要素を含む。
「色」は、有彩色に限らず無彩色を含む。
【0002】
【従来の技術】特開平6−162212号公報には、い
わゆるエッジフィルアルゴリズムを採用した図形塗りつ
ぶし装置の一例が開示されている。この装置によれば、
ある多角形の近傍に1本の基準線を設定し、多角形の複
数の辺に順次着目して、着目辺と基準線とで定義される
台形領域内の複数のドットを処理することで、最終的に
当該多角形の塗りつぶし結果を得るようになっている。
ところが、各ドットに対して多数回の処理を要するた
め、多角形の頂点数が増えれば増えるほど処理速度が遅
くなることが知られている。
【0003】日本国特許第2681367号公報及び特
開平5−20468号公報には、いわゆるスキャンアル
ゴリズムを採用した図形塗りつぶし装置の例がそれぞれ
開示されている。これらの装置によれば、ある座標軸方
向の複数のスキャンラインに順次着目して、着目スキャ
ンライン上の複数のドットを処理することで、最終的に
当該図形の塗りつぶし結果を得るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特許第26813
67号公報に開示された装置によれば、例えば2重の輪
郭ループを有するドーナツ型の図形の場合には、一方の
輪郭ループの向きを時計回りに、他方の輪郭ループの向
きを反時計回りにそれぞれ設定しなければならないとい
う制約があった(同公報の第2図(a)及び(b)参照)。
【0005】また、上記特開平5−20468号公報に
開示された装置によれば、輪郭色データと内部色データ
とを互いに異ならせたい場合には、図形の内部を表す複
数のドットの全てに内部色データを設定し終えた後に、
当該図形の輪郭を表す複数のドットの各々に輪郭色デー
タを設定しなければならないという制約があった(同公
報の第23図及び第24図参照)。
【0006】本発明の目的は、スキャンアルゴリズムを
採用した図形塗りつぶし装置における上記従来の諸制約
を解消することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ある座標軸方向の任意のスキャンライン
上に存在する垂直属性ドットの数が必ず0又は偶数にな
るように、与えられた図形の輪郭を表す複数のドットの
全てに各々垂直ドット又は水平ドットの属性を割り当て
るための手段と、垂直ドット又は水平ドットの属性が割
り当てられたドットの全てに輪郭色データを設定し、か
つ前記座標軸方向の複数のスキャンラインに順次着目し
て、前記着目スキャンライン上の水平属性ドットを除く
全ドットのうち奇数番目の垂直属性ドットと次の偶数番
目の垂直属性ドットとの間に位置するドットの全てに内
部色データを設定するための手段とを備えた構成を採用
したものである。
【0008】具体的に説明すると、本発明は、与えられ
た図形の複数の頂点ドットの各々のX及びY座標を含む
頂点座標情報を供給するための頂点座標情報供給ユニッ
トと、前記複数の頂点ドットに順次着目して、着目頂点
ドットを終点としかつ1つ前の頂点ドットを始点とする
第1のベクトルの方向と、当該着目頂点ドットを始点と
しかつ次の頂点ドットを終点とする第2のベクトルの方
向とを前記頂点座標情報から見出し、かつ当該第1及び
第2のベクトルの方向に応じて垂直ドット又は水平ドッ
トの属性を当該着目頂点ドットに割り当てるための頂点
処理ユニットと、前記複数の頂点ドットのうちの互いに
隣接する2個の頂点ドットに順次着目して、着目2頂点
ドットを結ぶ輪郭線分上の複数のエッジドットの各々の
X及びY座標を前記頂点座標情報から生成するための輪
郭線分生成ユニットと、各輪郭線分上の前記複数のエッ
ジドットに順次着目して、着目エッジドットのY座標が
1つ前のドットのY座標と異なりかつ当該着目エッジド
ットのY座標が当該輪郭線分の終点に位置する頂点ドッ
トのY座標と異なる場合には当該着目エッジドットに垂
直ドットの属性を、その他の場合には当該着目エッジド
ットに水平ドットの属性をそれぞれ割り当てるための輪
郭線分処理ユニットと、前記頂点処理ユニット及び前記
輪郭線分処理ユニットにより垂直ドット又は水平ドット
の属性が割り当てられたドットの全てに輪郭色データを
設定し、かつX座標軸方向の複数のスキャンラインに順
次着目して、着目スキャンライン上の水平属性ドットを
除く全ドットのうち奇数番目の垂直属性ドットと次の偶
数番目の垂直属性ドットとの間に位置するドットの全て
に内部色データを設定するための色データ設定ユニット
とを備えた構成を採用したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る図形塗りつ
ぶし装置の構成例を示すブロック図である。図1の装置
は、与えられた図形の輪郭を表す複数のドットにそれぞ
れ輪郭色データを設定し、かつ該図形の内部を表す複数
のドットにそれぞれ内部色データを設定するための装置
であって、複数の頂点ドットの各々のX及びY座標を含
む頂点座標情報を供給するための頂点座標情報供給ユニ
ット1と、前記複数の頂点ドットに順次着目して各着目
頂点ドットに垂直ドット又は水平ドットの属性を割り当
てるための頂点処理ユニット2と、前記複数の頂点ドッ
トのうちの互いに隣接する2個の頂点ドットに順次着目
して該着目2頂点ドットを結ぶ輪郭線分上の複数のエッ
ジドットの各々のX及びY座標を生成するための輪郭線
分生成ユニット3と、各輪郭線分上の複数のエッジドッ
トに順次着目して各着目エッジドットに垂直ドット又は
水平ドットの属性を割り当てるための輪郭線分処理ユニ
ット4と、前記割り当てられた属性をドット毎に格納す
るためのワークメモリ5と、該ワークメモリ5に格納さ
れたドット属性情報を参照して前記図形の輪郭及び内部
を構成する複数のドットの各々に色データを設定するた
めの色データ設定ユニット6と、該設定された色データ
をドット毎に格納するためのフレームメモリ7と、該フ
レームメモリ7に格納された色データに基づいて前記図
形の塗りつぶし結果を表示するためのディスプレイ8と
を備えている。頂点座標情報供給ユニット1は、複数の
頂点ドットの各々のX及びY座標を該複数の頂点ドット
の接続の順番に合わせて記憶した頂点座標テーブルを有
している。ここでは、各頂点ドットの間が直線状の輪郭
線分すなわち辺で結ばれるものとし、頂点座標テーブル
で定義される閉じた多角形図形を取り扱うものとする。
なお、3次元図形から2次元図形への射影変換などによ
り辺の長さが0となる場合、すなわち隣接2頂点ドット
が重なる場合には、頂点座標テーブルにおいて一方の頂
点ドットが他方を代表する。ワークメモリ5は2ビット
/ドット構成のメモリであり、フレームメモリ7は25
6色表示を可能とする8ビット/ドット構成のメモリで
ある。
【0010】図2は、図1の図形塗りつぶし装置におけ
る辺ベクトルの方向に関する定義を説明するための図で
ある。頂点処理ユニット2は、頂点座標情報供給ユニッ
ト1から供給された情報に基づき、複数の頂点ドットに
順次着目して、着目頂点ドットを終点としかつ1つ前の
頂点ドットを始点とする第1の辺ベクトルの方向と、該
着目頂点ドットを始点としかつ次の頂点ドットを終点と
する第2の辺ベクトルの方向とをそれぞれ上、下、右又
は左に分類する機能を備えている。図2に示すように、
辺ベクトルの終点のY座標が該辺ベクトルの始点のY座
標より大きい場合には該辺ベクトルの方向が上(UP)
であると判定され、辺ベクトルの終点のY座標が該辺ベ
クトルの始点のY座標より小さい場合には該辺ベクトル
の方向が下(DOWN)であると判定され、辺ベクトル
の終点のY座標が該辺ベクトルの始点のY座標と一致し
かつ該辺ベクトルの終点のX座標が該辺ベクトルの始点
のX座標より大きい場合には該辺ベクトルの方向が右
(RIGHT)であると判定され、辺ベクトルの終点の
Y座標が該辺ベクトルの始点のY座標と一致しかつ該辺
ベクトルの終点のX座標が該辺ベクトルの始点のX座標
より小さい場合には該辺ベクトルの方向が左(LEF
T)であると判定される。
【0011】図3は、図1の図形塗りつぶし装置におけ
る頂点ドット属性の割り当てに係る1つの規則を示して
いる。頂点処理ユニット2は、着目頂点ドットについて
分類した第1及び第2の辺ベクトルの方向に応じて該着
目頂点ドットに垂直ドット又は水平ドットの属性を割り
当てる機能を有する。図3中、破線矢印は第1の辺ベク
トルの方向を、実線矢印は第2の辺ベクトルの方向をそ
れぞれ示している。具体的には、図3に示すように、第
1の辺ベクトルの方向が上でありかつ第2の辺ベクトル
の方向が上である場合、第1の辺ベクトルの方向が左で
ありかつ第2の辺ベクトルの方向が上である場合、第1
の辺ベクトルの方向が下でありかつ第2の辺ベクトルの
方向が下である場合、第1の辺ベクトルの方向が右であ
りかつ第2の辺ベクトルの方向が下である場合、第1の
辺ベクトルの方向が上でありかつ第2の辺ベクトルの方
向が右である場合、第1の辺ベクトルの方向が左であり
かつ第2の辺ベクトルの方向が右である場合、第1の辺
ベクトルの方向が下でありかつ第2の辺ベクトルの方向
が左である場合、及び、第1の辺ベクトルの方向が右で
ありかつ第2の辺ベクトルの方向が左である場合にはそ
れぞれ着目頂点ドットに垂直ドット(V)の属性が、そ
の他の場合には該着目頂点ドットに水平ドット(H)の
属性がそれぞれ割り当てられる。例えば、垂直属性ドッ
トには2ビット情報「10」が、水平属性ドットには2
ビット情報「11」がそれぞれ割り当てられる。ワーク
メモリ5の中の全てのドット属性情報は、予め例えば
「00」に初期化される。なお、図3中の垂直属性ドッ
ト(V)を表すハッチングと、水平属性ドット(H)を
表すハッチングとは、図4以下の図面においてもそれぞ
れ同じ意味を表すものとする。
【0012】図4は、図1の図形塗りつぶし装置におけ
る頂点ドット属性の割り当てに係る他の規則を示してい
る。図4によれば、頂点処理ユニット2は、第1の辺ベ
クトルの方向が上でありかつ第2の辺ベクトルの方向が
上である場合、第1の辺ベクトルの方向が右でありかつ
第2の辺ベクトルの方向が上である場合、第1の辺ベク
トルの方向が下でありかつ第2の辺ベクトルの方向が下
である場合、第1の辺ベクトルの方向が左でありかつ第
2の辺ベクトルの方向が下である場合、第1の辺ベクト
ルの方向が下でありかつ第2の辺ベクトルの方向が右で
ある場合、第1の辺ベクトルの方向が左でありかつ第2
の辺ベクトルの方向が右である場合、第1の辺ベクトル
の方向が上でありかつ第2の辺ベクトルの方向が左であ
る場合、及び、第1の辺ベクトルの方向が右でありかつ
第2の辺ベクトルの方向が左である場合にはそれぞれ着
目頂点ドットに垂直ドット(V)の属性を、その他の場
合には該着目頂点ドットに水平ドット(H)の属性をそ
れぞれ割り当てる。
【0013】図5(a)〜図5(c)は、それぞれ図1
の図形塗りつぶし装置におけるエッジドット属性の割り
当て例を示している。輪郭線分生成ユニット3は、DD
A(digital differential analyzer:ディジタル微分
解析)の手法により、互いに隣接する2個の頂点ドット
Pn,Pn+1に着目して、該着目2頂点ドットを結ぶ輪
郭線分上の複数のエッジドットの各々のX及びY座標を
順次生成する。ただし、輪郭線分が極端に短い場合には
DDA以外の簡略手法を採用してもよい。輪郭線分処理
ユニット4は、該複数のエッジドットに順次着目して、
着目エッジドットのY座標が1つ前のドットのY座標と
異なりかつ該着目エッジドットのY座標が当該輪郭線分
の終点に位置する頂点ドットPn+1のY座標と異なる場
合には該着目エッジドットに垂直ドット(V)の属性
を、その他の場合には該着目エッジドットに水平ドット
(H)の属性をそれぞれ割り当てる機能を有している。
その結果、1より大きい傾きを有する辺の場合には、図
5(a)に示すように、辺上の全てのエッジドットに垂
直ドットの属性が割り当てられる。また、1より小さい
傾きを有する辺の場合には、図5(b)に示すように垂
直属性ドットと水平属性ドットとが辺上に混在すること
となる。水平方向の辺の場合には、図5(c)に示すよ
うに、辺上の全てのエッジドットに水平ドットの属性が
割り当てられる。
【0014】さて、任意形状の多角形図形を考えると、
ある頂点が他の頂点や辺と重なったり、ある辺が他の辺
や頂点と重なったりする場合がある。特に、3次元図形
の各頂点に2次元図形への射影変換を施した場合には、
このような重なりが頻繁に発生する。そこで、頂点処理
ユニット2及び輪郭線分処理ユニット4は、あるドット
に新たに垂直ドット又は水平ドットの属性を割り当てよ
うとする場合、ワークメモリ5に格納されたドット属性
情報をその都度参照して、該ワークメモリ5の中の対応
情報を更新するかどうかを決定する。なお、ワークメモ
リ5から読み出されたドット属性が初期値「00」であ
る場合には、新たに割り当てようとするドット属性がそ
のままワークメモリ5の中に書き込まれる。
【0015】図6は、図1の図形塗りつぶし装置におけ
るドットの重なり処理に係る規則を示している。図6に
よれば、頂点処理ユニット2及び輪郭線分処理ユニット
4は、垂直ドット又は水平ドットの属性が既に割り当て
られた既処理ドットに新たに垂直ドット又は水平ドット
の属性を割り当てようとする場合、新たなドット属性が
前のドット属性と一致するときには該既処理ドットに水
平ドット(H)の属性を、そうでないときには該既処理
ドットに垂直ドット(V)の属性をそれぞれ割り当て
る。
【0016】図7は、塗りつぶし対象の図形の具体例を
示している。図中のP1〜P8は各々頂点ドットであ
る。まず、図1の図形塗りつぶし装置は、頂点処理ユニ
ット2により、図3の規則に基づいて頂点ドットP1に
水平ドット(H)の属性を割り当てる。その結果、ワー
クメモリ5の中の対応位置にドット属性情報「11」が
書き込まれる。次に、図1の図形塗りつぶし装置は、頂
点ドットP1から次の頂点ドットP2に至る辺上の複数
のエッジドットの各々のX及びY座標を輪郭線分生成ユ
ニット3により順次生成しながら、輪郭線分処理ユニッ
ト4により各エッジドットにドット属性を割り当ててい
く。この処理は、頂点ドットP2の1つ手前のドットま
で続けられる。以下、頂点処理ユニット2、輪郭線分生
成ユニット3及び輪郭線分処理ユニット4による同様の
処理の繰り返しにより、ワークメモリ5の中に図形の輪
郭を表す複数のドットの各々の属性情報が書き込まれ
る。
【0017】図8は、図7の図形の輪郭に係るドット属
性の割り当て結果を示している。図8によれば、X座標
軸方向の任意のスキャンラインSLに着目するとき、該
スキャンラインSL上に存在する垂直属性ドットの数は
必ず0又は偶数である。図3及び図4の規則は、このよ
うなドット属性の割り当てがなされるように決定された
ものである。色データ設定ユニット6は、図8中の(X
min,Ymin)及び(Xmax,Ymax)で定義
された矩形の中を、すなわち塗りつぶし対象の図形に外
接する矩形の中をスキャンする。ここに、Xminは8
個の頂点ドットのX座標の最小値、Yminは8個の頂
点ドットのY座標の最小値、Xmaxは8個の頂点ドッ
トのX座標の最大値、Ymaxは8個の頂点ドットのY
座標の最大値である。更に、色データ設定ユニット6
は、頂点処理ユニット2及び輪郭線分処理ユニット4に
より垂直ドット又は水平ドットの属性が割り当てられた
ドットの全てに輪郭色データを設定し、かつX座標軸方
向の複数のスキャンラインに順次着目して、着目スキャ
ンライン上の水平属性ドットを除く全ドットのうち奇数
番目の垂直属性ドットと次の偶数番目の垂直属性ドット
との間に位置するドットの全てに内部色データを設定す
る。図8に例示されたスキャンラインSLの場合には、
1番目の垂直属性ドットと2番目の垂直属性ドットとの
間に位置する3個のドットと、3番目の垂直属性ドット
と4番目の垂直属性ドットとの間に位置する8個のドッ
トとにそれぞれ内部色データが設定される。
【0018】色データ設定ユニット6は、内部色データ
を設定すべきドットすなわち内部ドットを検出した際
に、該内部ドットに2ビットの属性情報、例えば「0
1」を割り当て、該属性情報をワークメモリ5の中に書
き込む。つまり、内部ドットの検出のためのスキャンが
全て完了した後に、色データの設定のために再度スキャ
ンが行われる。図9は、図7の図形に係る内部ドットの
検出結果を示している。図9において左下向きのハッチ
ングを施したドットが内部ドットである。ワークメモリ
5の中に書き込まれた内部ドット属性情報は、内部ドッ
トの「塗り替え」のための複数回の参照を可能にすると
いう利点がある。ただし、ワークメモリ5への内部ドッ
ト属性情報の書き込みを省略し、内部ドットの検出と並
行に各ドットの色データ設定を行うこともできる。
【0019】色データ設定ユニット6により設定された
ドット毎の色データは、フレームメモリ7の中に格納さ
れる。ディスプレイ8は、フレームメモリ7に格納され
た色データに基づいて、与えられた図形の塗りつぶし結
果を表示する。なお、輪郭色データと内部色データとは
異なるデータであってもよいし、また同じデータであっ
てもよい。有彩色データに限らず、無彩色データであっ
てもよい。輪郭色データと内部色データとを異ならせれ
ば、縁取られた図形を描くことができる。しかも、色デ
ータ設定ユニット6により輪郭色データの設定と並行に
内部色データを設定することができる。
【0020】図10は、水平方向の辺を有する図形の具
体例を示している。図10において、辺P1P2,P3
P4,P5P6及びP7P8が水平方向である。
【0021】図11は、図3の規則を採用した場合の、
図10の図形の輪郭に係るドット属性の割り当て結果を
示している。また、図12は、図4の規則を採用した場
合の、図10の図形の輪郭に係るドット属性の割り当て
結果を示している。図11及び図12のいずれの場合で
も、X座標軸方向の任意のスキャンライン上に存在する
垂直属性ドットの数が0又は2であるので、色データ設
定ユニット6は内部ドットを正しく検出できる。
【0022】図13(a)及び図13(b)は、ドット
の重なり処理の1つの実例を示している。図13(a)
は塗りつぶし対象の図形の具体例を、図13(b)は該
図形の輪郭に係るドット属性の割り当て結果をそれぞれ
示している。頂点処理ユニット2が頂点ドットP4に垂
直ドットの属性(図3及び図4参照)を割り当てようと
したとき、該ドットには既に輪郭線分処理ユニット4に
よる辺P1P2の処理において垂直ドットの属性(図5
(a)参照)が割り当てられている。そこで、頂点処理
ユニット2は、図6中の第1行の規則に従って、頂点ド
ットP4に水平ドットの属性を割り当て、該ドット属性
をワークメモリ5の中に書き込む。図13(b)によれ
ば、X座標軸方向の任意のスキャンライン上に存在する
垂直属性ドットの数が0又は2であるので、色データ設
定ユニット6は内部ドットを正しく検出できる。
【0023】図14(a)及び図14(b)は、ドット
の重なり処理の他の実例を示している。図14(a)は
塗りつぶし対象の図形の具体例を、図14(b)は該図
形の輪郭に係るドット属性の割り当て結果をそれぞれ示
している。頂点処理ユニット2が頂点ドットP4に水平
ドットの属性(図3及び図4参照)を割り当てようとし
たとき、該ドットには既に輪郭線分処理ユニット4によ
る辺P1P2の処理において垂直ドットの属性(図5
(b)参照)が割り当てられている。そこで、頂点処理
ユニット2は、図6中の第3行の規則に従って、頂点ド
ットP4に垂直ドットの属性を割り当て、該ドット属性
をワークメモリ5の中に書き込む。図14(b)によれ
ば、X座標軸方向の任意のスキャンライン上に存在する
垂直属性ドットの数が0又は偶数であるので、色データ
設定ユニット6は内部ドットを正しく検出できる。
【0024】なお、図1の図形塗りつぶし装置は、頂点
ドットの並びが図7、図10及び図13(a)のような
時計回りであっても、また図14(a)のような反時計
回りであっても正しく塗りつぶし処理を実行できる。曲
線状の輪郭線分を構成する複数のエッジドットの各々の
X及びY座標を輪郭線分生成ユニット3が順次生成する
こととすれば、曲線を含む図形の塗りつぶし処理を行う
こともできる。
【0025】図15は、2重の輪郭ループを有する図形
の具体例である文字「A」を示している。図中のP1〜
P7は、外側の輪郭ループを構成する頂点ドットであ
る。P8〜P10は、内側の輪郭ループを構成する頂点
ドットである。図15の例では、両輪郭ループの向きが
いずれも時計回りに設定されている。
【0026】図16は、図15の図形の輪郭に係るドッ
ト属性の割り当て結果を示している。図1の図形塗りつ
ぶし装置は、図3の規則に基づいて頂点ドットP1〜P
7の各々に垂直ドット又は水平ドットの属性を割り当て
るとともに、同じく図3の規則に基づいて頂点ドットP
8〜P10の各々に垂直ドット又は水平ドットの属性を
割り当てる。エッジドット属性の割り当ては、図5
(a)〜図5(c)の例による。色データ設定ユニット
6は、図16のドット属性の割り当て結果が全てワーク
メモリ5の中に格納された後に、内部ドットの検出を開
始する。
【0027】図17は、図15の図形に係る内部ドット
の検出結果を示している。図16及び図17によれば、
X座標軸方向の任意のスキャンライン上に存在する垂直
属性ドットの数が0又は偶数であるので、色データ設定
ユニット6は内部ドットを正しく検出できる。つまり、
図1の図形塗りつぶし装置は、2重の輪郭ループを有す
る図形の塗りつぶし処理を行う場合に、両輪郭ループの
向きを問わない。しかも、輪郭色データと内部色データ
とを異ならせれば、縁取られた文字「A」を描くことが
できる。
【0028】図1の図形塗りつぶし装置は、コンピュー
タグラフィックスに関する種々の分野に応用できる。そ
の一例として、カーナビゲーションシステムにおける鳥
瞰地図の表示を挙げることができる。市街地図において
は、建物、街区などの縁取られた図形が多く存在する。
また、鳥瞰表示のために3次元図形の各頂点に2次元図
形への射影変換を施したときに、図形の頂点や辺の重な
りが頻繁に発生する。図1の装置によれば、このような
条件下でも図形塗りつぶし処理を高速に達成できる。表
示すべき図形がディスプレイ8の画面からはみ出す場合
には、該図形にクリッピング処理を施せばよい。なお、
図1中のディスプレイ8は、CRTディスプレイ、液晶
ディスプレイなどに限らず、プリンタ装置であってもよ
い。
【0029】さて、以上の説明では、図3又は図4の規
則に従って頂点ドット属性の割り当てを行い、かつ図5
(a)〜図5(c)の例に従ってエッジドット属性の割
り当てを行うこととした。ただし、ある座標軸方向の任
意のスキャンライン上に存在する垂直属性ドットの数が
必ず0又は偶数になるように、与えられた図形の輪郭を
表す複数のドットの全てに各々垂直ドット又は水平ドッ
トの属性を割り当てる限り、その他の規則及び例に従っ
てもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、本発明によれ
ば、ある座標軸方向の任意のスキャンライン上に存在す
る垂直属性ドットの数が必ず0又は偶数になるように、
与えられた図形の輪郭を表す複数のドットの全てに各々
垂直ドット又は水平ドットの属性を割り当てるための手
段と、垂直ドット又は水平ドットの属性が割り当てられ
たドットの全てに輪郭色データを設定し、かつ前記座標
軸方向の複数のスキャンラインに順次着目して、着目ス
キャンライン上の水平属性ドットを除く全ドットのうち
奇数番目の垂直属性ドットと次の偶数番目の垂直属性ド
ットとの間に位置するドットの全てに内部色データを設
定するための手段とを備えた構成を採用したので、スキ
ャンアルゴリズムを採用した図形塗りつぶし装置におけ
る従来の諸制約を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る図形塗りつぶし装置の構成例を示
すブロック図である。
【図2】図1の図形塗りつぶし装置における辺ベクトル
の方向に関する定義を説明するための図である。
【図3】図1の図形塗りつぶし装置における頂点ドット
属性の割り当てに係る1つの規則を示す図である。
【図4】図1の図形塗りつぶし装置における頂点ドット
属性の割り当てに係る他の規則を示す図である。
【図5】図1の図形塗りつぶし装置におけるエッジドッ
ト属性の割り当て例を示す図であり、(a)は1より大
きい傾きを有する辺の場合を、(b)は1より小さい傾
きを有する辺の場合を、(c)は水平方向の辺の場合を
それぞれ示している。
【図6】図1の図形塗りつぶし装置におけるドットの重
なり処理に係る規則を説明するための図である。
【図7】塗りつぶし対象の図形の具体例を示す図であ
る。
【図8】図7の図形の輪郭に係るドット属性の割り当て
結果を示す図である。
【図9】図7の図形に係る内部ドットの検出結果を示す
図である。
【図10】水平方向の辺を有する図形の具体例を示す図
である。
【図11】図3の規則を採用した場合の、図10の図形
の輪郭に係るドット属性の割り当て結果を示す図であ
る。
【図12】図4の規則を採用した場合の、図10の図形
の輪郭に係るドット属性の割り当て結果を示す図であ
る。
【図13】ドットの重なり処理の1つの実例を説明する
ための図であって、(a)は塗りつぶし対象の図形の具
体例を、(b)は該図形の輪郭に係るドット属性の割り
当て結果をそれぞれ示している。
【図14】ドットの重なり処理の他の実例を説明するた
めの図であって、(a)は塗りつぶし対象の図形の具体
例を、(b)は該図形の輪郭に係るドット属性の割り当
て結果をそれぞれ示している。
【図15】2重の輪郭ループを有する図形の具体例を示
す図である。
【図16】図15の図形の輪郭に係るドット属性の割り
当て結果を示す図である。
【図17】図15の図形に係る内部ドットの検出結果を
示す図である。
【符号の説明】
1 頂点座標情報供給ユニット(第1の手段) 2 頂点処理ユニット(第1の手段) 3 輪郭線分生成ユニット(第1の手段) 4 輪郭線分処理ユニット(第1の手段) 5 ワークメモリ 6 色データ設定ユニット(第2の手段) 7 フレームメモリ 8 ディスプレイ H 水平属性ドット P1〜P10,Pn,Pn+1 頂点ドット SL スキャンライン V 垂直属性ドット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられた図形の輪郭を表す複数のドッ
    トにそれぞれ輪郭色データを設定し、かつ前記図形の内
    部を表す複数のドットにそれぞれ内部色データを設定す
    るための図形塗りつぶし装置であって、 ある座標軸方向の任意のスキャンライン上に存在する垂
    直属性ドットの数が必ず0又は偶数になるように、前記
    図形の輪郭を表す複数のドットの全てに各々垂直ドット
    又は水平ドットの属性を割り当てるための第1の手段
    と、 前記第1の手段により垂直ドット又は水平ドットの属性
    が割り当てられたドットの全てに前記輪郭色データを設
    定し、かつ前記座標軸方向の複数のスキャンラインに順
    次着目して、前記着目スキャンライン上の水平属性ドッ
    トを除く全ドットのうち奇数番目の垂直属性ドットと次
    の偶数番目の垂直属性ドットとの間に位置するドットの
    全てに前記内部色データを設定するための第2の手段と
    を備えたことを特徴とする図形塗りつぶし装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の図形塗りつぶし装置にお
    いて、 前記第1の手段は、垂直ドット又は水平ドットの属性が
    既に割り当てられた既処理ドットに新たに垂直ドット又
    は水平ドットの属性を割り当てようとする場合、新たな
    ドット属性が前のドット属性と一致するときには該既処
    理ドットに水平ドットの属性を、そうでないときには該
    既処理ドットに垂直ドットの属性をそれぞれ割り当てる
    機能を備えたことを特徴とする図形塗りつぶし装置。
  3. 【請求項3】 与えられた図形の輪郭を表す複数のドッ
    トにそれぞれ輪郭色データを設定し、かつ前記図形の内
    部を表す複数のドットにそれぞれ内部色データを設定す
    るための図形塗りつぶし装置であって、 前記図形の複数の頂点ドットの各々のX及びY座標を含
    む頂点座標情報を供給するための頂点座標情報供給ユニ
    ットと、 前記複数の頂点ドットに順次着目して、前記着目頂点ド
    ットを終点としかつ1つ前の頂点ドットを始点とする第
    1のベクトルの方向と、前記着目頂点ドットを始点とし
    かつ次の頂点ドットを終点とする第2のベクトルの方向
    とを前記頂点座標情報から見出し、かつ該第1及び第2
    のベクトルの方向に応じて垂直ドット又は水平ドットの
    属性を前記着目頂点ドットに割り当てるための頂点処理
    ユニットと、 前記複数の頂点ドットのうちの互いに隣接する2個の頂
    点ドットに順次着目して、前記着目2頂点ドットを結ぶ
    輪郭線分上の複数のエッジドットの各々のX及びY座標
    を前記頂点座標情報から生成するための輪郭線分生成ユ
    ニットと、 各輪郭線分上の前記複数のエッジドットに順次着目し
    て、前記着目エッジドットのY座標が1つ前のドットの
    Y座標と異なりかつ前記着目エッジドットのY座標が当
    該輪郭線分の終点に位置する頂点ドットのY座標と異な
    る場合には前記着目エッジドットに垂直ドットの属性
    を、その他の場合には前記着目エッジドットに水平ドッ
    トの属性をそれぞれ割り当てるための輪郭線分処理ユニ
    ットと、 前記頂点処理ユニット及び前記輪郭線分処理ユニットに
    より垂直ドット又は水平ドットの属性が割り当てられた
    ドットの全てに前記輪郭色データを設定し、かつX座標
    軸方向の複数のスキャンラインに順次着目して、前記着
    目スキャンライン上の水平属性ドットを除く全ドットの
    うち奇数番目の垂直属性ドットと次の偶数番目の垂直属
    性ドットとの間に位置するドットの全てに前記内部色デ
    ータを設定するための色データ設定ユニットとを備えた
    ことを特徴とする図形塗りつぶし装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の図形塗りつぶし装置にお
    いて、 前記頂点処理ユニットは、 前記頂点座標情報に基づいて前記第1及び第2のベクト
    ルの方向をそれぞれ上、下、右、又は左に分類する機能
    と、 前記第1のベクトルの方向が上でありかつ前記第2のベ
    クトルの方向が上である場合、前記第1のベクトルの方
    向が左でありかつ前記第2のベクトルの方向が上である
    場合、前記第1のベクトルの方向が下でありかつ前記第
    2のベクトルの方向が下である場合、前記第1のベクト
    ルの方向が右でありかつ前記第2のベクトルの方向が下
    である場合、前記第1のベクトルの方向が上でありかつ
    前記第2のベクトルの方向が右である場合、前記第1の
    ベクトルの方向が左でありかつ前記第2のベクトルの方
    向が右である場合、前記第1のベクトルの方向が下であ
    りかつ前記第2のベクトルの方向が左である場合、及
    び、前記第1のベクトルの方向が右でありかつ前記第2
    のベクトルの方向が左である場合にはそれぞれ前記着目
    頂点ドットに垂直ドットの属性を、その他の場合には前
    記着目頂点ドットに水平ドットの属性をそれぞれ割り当
    てる機能とを備えたことを特徴とする図形塗りつぶし装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の図形塗りつぶし装置にお
    いて、 前記頂点処理ユニットは、 前記頂点座標情報に基づいて前記第1及び第2のベクト
    ルの方向をそれぞれ上、下、右、又は左に分類する機能
    と、 前記第1のベクトルの方向が上でありかつ前記第2のベ
    クトルの方向が上である場合、前記第1のベクトルの方
    向が右でありかつ前記第2のベクトルの方向が上である
    場合、前記第1のベクトルの方向が下でありかつ前記第
    2のベクトルの方向が下である場合、前記第1のベクト
    ルの方向が左でありかつ前記第2のベクトルの方向が下
    である場合、前記第1のベクトルの方向が下でありかつ
    前記第2のベクトルの方向が右である場合、前記第1の
    ベクトルの方向が左でありかつ前記第2のベクトルの方
    向が右である場合、前記第1のベクトルの方向が上であ
    りかつ前記第2のベクトルの方向が左である場合、及
    び、前記第1のベクトルの方向が右でありかつ前記第2
    のベクトルの方向が左である場合にはそれぞれ前記着目
    頂点ドットに垂直ドットの属性を、その他の場合には前
    記着目頂点ドットに水平ドットの属性をそれぞれ割り当
    てる機能とを備えたことを特徴とする図形塗りつぶし装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の図形塗りつぶし装置にお
    いて、 前記頂点処理ユニット及び前記輪郭線分処理ユニット
    は、垂直ドット又は水平ドットの属性が既に割り当てら
    れた既処理ドットに新たに垂直ドット又は水平ドットの
    属性を割り当てようとする場合、新たなドット属性が前
    のドット属性と一致するときには該既処理ドットに水平
    ドットの属性を、そうでないときには該既処理ドットに
    垂直ドットの属性をそれぞれ割り当てる機能をそれぞれ
    更に備えたことを特徴とする図形塗りつぶし装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209654A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd パターン付多角形描画装置
WO2010095178A1 (ja) * 2009-02-23 2010-08-26 富士通株式会社 多色ベクトル画像処理装置および方法

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