JP2000067234A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JP2000067234A
JP2000067234A JP10239115A JP23911598A JP2000067234A JP 2000067234 A JP2000067234 A JP 2000067234A JP 10239115 A JP10239115 A JP 10239115A JP 23911598 A JP23911598 A JP 23911598A JP 2000067234 A JP2000067234 A JP 2000067234A
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Toshiaki Nobumiya
利昭 信宮
Masaaki Imaizumi
昌明 今泉
Yuji Inoue
裕司 井上
Masamichi Oshima
正道 大島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素毎に階調表現力が異なる出力装置に対し
て良好に中間調処理を行える画像処理方法及び装置を提
供する。 【解決手段】 画素毎に階調数が異なる入力画像データ
を離散時間型セルラーニューラルネットにより中間調処
理する際に、画素毎の輝度比に応じた重み付けを行い、
画素毎に異なる階調数に応じて、非線形作用部にて中間
調処理のしきい値関数を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像データを
中間調処理する画像処理方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、擬似的なデジタル中間調画像
を形成することにより濃淡画像を表現する面積階調法を
用いて黒白の2値表示のプリンタやディスプレイに濃淡
画像を再現している。ここで、面積階調法は、近傍画像
内の黒の割合を変化させて階調を再現できる方法で、原
画像の濃淡u(x,y)を一定の規則により算出された
しきい値と比較するディザ法、或いは入力濃淡画像値と
出力中間調画像との誤差を走査されていない画素に拡散
する誤差拡散法が実用的に使用されている。
【0003】また、カラー画像の場合も、従来より、デ
ィザ法や誤差拡散法を用いて、入力カラー画像データを
低ビット(例えば1ビットの2値データ)に中間調処理
し、2値プリンタや2値表示装置を用いてフルカラー画
像を形成する技術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディザ法や誤差拡散法は、全ての画素で同じ階調表現力
を持つこと(つまり、全ての画素が同じ最大輝度を持
ち、同じビット数を持ち、同じ色表現能力を持つこと)
を前提としているため、画素毎に最大輝度、ビット数、
色表現能力が異なる出力装置に対しては中間調処理を良
好に行えないという問題があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、画素毎に階調表現力が異なる出力装置に対
して良好に中間調処理を行える画像処理方法及び装置の
提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力画像データを中間調処理する画像処
理装置であって、画素毎に階調数が異なる入力画像デー
タを中間調処理する際に、前記画素毎の輝度比に応じた
重み付けを行う輝度重み付け手段と、前記画素毎に異な
る階調数に応じて、中間調処理のしきい値関数を切り替
える切替手段とを有することを特徴とする。
【0007】また上記目的を達成するために、本発明
は、入力画像データを中間調処理する画像処理方法であ
って、画素毎に階調数が異なる入力画像データを中間調
処理する際に、前記画素毎の輝度比に応じた重み付けを
行う輝度重み付け工程と、前記画素毎に異なる階調数に
応じて、中間調処理のしきい値関数を切り替える切替工
程とを有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0009】図1は、FLCディスプレイを標準解像度
モードで駆動する時のピクセル構成の詳細を示す図であ
る。
【0010】図2は、FLCディスプレイを高解像度モ
ードで駆動する時のピクセル構成の詳細を示す図であ
る。本図からわかるように、高解像度モードでは、標準
解像度モードの画素を縦(y)横(x)それぞれ2分割
し、4倍の画素数として用いることができる。
【0011】図3は、本実施形態で中間調処理を行う離
散時間型セルラーニューラルネット(DTCNN)の概
念を説明するための図である。図において、入力画像3
×3近傍画像領域における入力濃淡画像と入力重み値と
の積和ΣBijmnUmnと、出力画像3×3近傍画素
領域における出力低ビット画像値と出力重み値と出力最
大輝度重み値との積和ΣAijmnWmnYmnとを加
算する。これを各色r(red),g(green),
b(blue)毎に求め、非線形作用部へ入力する。そ
して、非線形作用部では、各色毎の入力画像及び、出力
画像の積和演算結果を入力し、出力データを決定する。
【0012】図4に高解像度モード時の出力最大輝度重
みメモリに格納されている重み値の一例を示す。画素毎
に異なる最大輝度比に応じて、この重み値が入力濃淡画
像の画素値に重み付けられる。即ち、画素位置が上段
(y:奇数,x:奇数)の画素と(y:奇数,x:偶
数)の画素ではr,bの最大輝度比が2:1なので、重
み値も2:1となっている。これに対して、gはその逆
である。また、画素位置が下段の画素についても同様に
重み付けが行われる。
【0013】尚、標準解像度モード時には、画素によら
ず、Wr=1,Wg=1,Wb=1である。
【0014】図5は、高解像度モード時の非線形作用部
の動作を示す図である。このモードでは、画素毎に異な
る階調数に応じて、しきい値関数を切り替える。この例
では、画素位置が上段(y:奇数,x:奇数及び偶数)
の画素は2階調を持つため、図5に示す(A)のよう
に、しきい値関数を切り替える。また、画素位置が下段
(y:偶数,x:奇数及び偶数)の画素は4階調を持つ
ため、図5に示す(B)のように、しきい値関数を切り
替える。
【0015】図6は、標準解像度モード時の非線形作用
部の動作を示す図である。尚、このモードでは、全ての
画素が同じ16階調を持つため、しきい値関数を切り替
えることはしない。
【0016】図7は、本実施形態のデジタル画像処理プ
ロセッサを内蔵した、画像処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。図7において、1は画像入力部であり、1
画素が複数ビットで構成される濃淡カラー画像を入力す
る。ここでは、r,g,bの各画素が8ビットのデータ
を入力する。画像入力部1は例えば、デジタルカメラ、
スキャナ、コンピュータによって構成される。2は入力
フレームバッファであり、少なくとも各色に対して、複
数ライン分の画像データを一時格納する。ここでは、注
目画素の出力データを決定する際に、入力画像データの
5×5のエリアで積和演算を実行するので、各色それぞ
れ少なくとも5ライン分のデータを一時格納する。
【0017】図7において、3は画像処理部であり、
r,g,bの各プロセッサエレメントにより構成されて
いる。各プロセッサエレメントは、DTCNNのアルゴ
リズムに基づき、図3に示した如く、出力画像データと
出力重み値と出力最大輝度重み値との積和演算ΣAij
mnWmnYmnと、入力画像データと入力重み値との
積和演算ΣBijmnUmnとを加算し出力する。この
DTCNNアルゴリズムにより所定エリアの入力画像及
び出力画像を考慮し、注目画素のデータとして入力画像
になるべく忠実なデータが後述する出力フレームバッフ
ァへ出力される。この画像処理部3については後に、更
に詳細に説明する。
【0018】4は出力フレームバッファであり、r,
g,bの各画素に対してそれぞれ量子化された多値画像
データを格納する。5は強誘電性液晶ディスプレイ(F
LCディスプレイ)である。このディスプレイの1画素
は、r,g,bのサブピクセルから構成されている。
【0019】6はCPUであり、入力フレームバッファ
2、画像処理部3、出力フレームバッファ4に接続さ
れ、データ転送時のアドレス制御や画像処理部3の制御
などを行う。また、CPU6には、CPU6の制御プロ
グラムや制御データを格納したROMと、ワークエリア
として使用されるRAMが備えられている。
【0020】図8は、画像処理部3における1つのプロ
セッサエレメントの構成を示す詳細ブロック図である。
図示するように、プロセッサエレメントには、入力フレ
ームバッファ2から送られてきた複数画素によって構成
される近傍画像領域における濃淡画像を格納するメモリ
30と、近傍画像領域における入力重み値を格納するメ
モリ28と、近傍画像領域における出力低ビット中間調
画像を格納するメモリ31と、近傍画像領域における出
力重み値を格納するメモリ29と、近傍画像領域におけ
る出力輝度重み値を格納するメモリ27と、各々のメモ
リ27,28,29,30,31をアクセスするアドレ
ス値を計算するアドレス計算部41とが備えられてい
る。このアドレス計算部41はALU42、NPCレジ
スタ43、PCレジスタ44からなる。尚、各々のメモ
リ27,28,29,30,31はプロセッサの内部に
あるが、外部にあってもよい。
【0021】また、プロセッサエレメントには、上述の
近傍画像領域における入力重み値を格納するメモリ28
内のデータと入力濃淡画像を格納するメモリ30内のデ
ータとの積和ΣBijmnUmnを計算する第1の積和
演算部11が備えられている。この第1の積和演算部1
1は、乗算器13と累算器14、レジスタ15,16よ
り構成される。レジスタ15,16はそれぞれメモリ2
8,30からフェッチされた入力濃淡画像Uと重み値B
をそれぞれラッチする。また、累算器14は加算器1
7、ACCレジスタ18より構成される。
【0022】更に、プロセッサエレメントには、上述の
近傍画像領域における出力重み値を格納するメモリ29
内のデータと、出力最大輝度重み値を格納するメモリ2
7内のデータと、出力中間調画像を格納するメモリ31
内のデータとの積和ΣAijmnWmnYmnを計算す
る第2の積和演算部12が備えられている。この第2の
積和演算部12は、乗算器19と累算器20、レジスタ
21,22,32より構成される。レジスタ21,3
2,22はそれぞれメモリ29,27,31からフェッ
チされた出力重み値A、出力最大輝度重み値W、出力中
間調画像Yとをそれぞれラッチする。また、累算器20
は加算器23、ACCレジスタ24より構成される。
【0023】ここで、プロセッサエレメントの内部の各
レジスタ18,24,27,43,44の役割について
説明する。PCレジスタ44はCPU6からの指令に基
づき、処理対象ピクセルのアドレスを格納する。NPC
レジスタ43は処理に用いる近傍系を5×5のサイズと
すれば、図9に示す如く、(−2,−2)から(2,
2)の間の値を格納するため、それらの値を更新できる
ようなインクリメントを内蔵している。近傍系における
重み値Aと輝度重み値Wと出力中間調画像Yとの積和演
算を行う際に、このNPCレジスタ43とPCレジスタ
44の値から近傍画素のアドレスを計算し、その画素値
をフェッチする。
【0024】ACCレジスタ18は、第1の積和演算部
11における注目画素と、その近傍系の積和演算結果を
累算するレジスタである。またACCレジスタ24は、
第2の積和演算部12における、注目画素の近傍系に関
する積和演算の結果を累積するレジスタである。アドレ
ス計算部41はNPCレジスタ43とPCレジスタ44
からアドレスを計算するユニットである。
【0025】図8に戻り、プロセッサエレメントには、
更に、上述の第1の積和演算部11からの演算結果と第
2の積和演算部12からの演算結果とを加算する加算器
25と、この加算器25の加算結果から注目画素の多値
化結果を出力する非線形作用部26とが備えられてい
る。そして、非線形作用部26からの多値化結果は出力
画像値メモリ31に格納され、この値は第2の積和演算
部12及び出力フレームバッファ5へ送られる。
【0026】図10は、上述の出力重み値メモリ29に
格納されている重み値の一例を示す図である。また図1
1は、上述の入力重み値メモリ28に格納されている重
み値の一例を示す図である。
【0027】次に、上述の画像処理部3を制御するCP
U6の制御手順について説明する。図12は、本実施形
態におけるCPU6の制御を示すフローチャートであ
る。
【0028】まず、ステップS101では、r,g,b
の各プロセッサエレメントで用いられる出力重み値
(A)、入力重み値(B)、出力輝度重み値(W)を設
定する。ここで、出力重み値(A)と入力重み値(B)
は一例として、図10、図11に示したものが用いられ
る。尚、各々複数のパラメータの中から任意のパラメー
タを選択できるようにしても良い。また、出力輝度重み
値(W)には、標準解像度モード時には、画素によらず
Wr=1,Wg=1,Wb=1を設定し、高解像度モー
ド時には、図4に示した値を設定する。
【0029】次に、ステップS102では、r,g,b
の各出力フレームバッファ4に初期値を設定する。ここ
で、標準解像度モード時には、画素毎にランダムな16
値のデータを設定し、高解像度モード時には、画素に応
じて画素毎にランダムな2値又は4値のデータを出力フ
レームバッファ4に設定する。また同時に、1画面の全
画素入力データに対し、積和演算を実行する際の演算順
序も設定する。ここで、演算順序はランダムに全ての画
素を走査するような順とする。
【0030】次に、ステップS103では、ステップS
102で決定した演算順序に基づきr,g,bの各プロ
セッサエレメントに指令を出し、ΣAijmnWmnY
mn+ΣBijmnUmnの演算とその非線形作用を実
行する。この結果はr,g,bの各フレームバッファ4
に送られ、既に格納されている値と異なる場合、値が書
き換えられる。
【0031】次に、ステップS104では、r,g,b
の各出力フレームバッファ4の値が書き換えられた画素
数を判別する。そして、ステップS105では判別した
画素数が所定値以下か否かを判別し、所定値以下の場合
はDTCNNに基づく演算が収束したと判別し、計算を
終了する。また、所定値に達していないが、繰り返し回
数が所定値に達した場合にも、演算を打ち切る。それ以
外の場合はステップS103に戻り、上述の制御を繰り
返す。
【0032】[変形例]次に、本発明に係る画像処理装
置の変形例について詳細に説明する。前述した実施形態
では、デジタル画像処理プロセッサにより高解像度モー
ドの中間調処理を行っているが、この変形例ではコンパ
レータとディザ回路により中間調処理を行うものであ
る。
【0033】図13は、変形例における画像処理部の構
成を示す図である。図13において、201はCPUで
あり、データ転送時のアドレス制御、後述するディザ回
路へのディザマトリクス転送、コンパレータへのしきい
値転送などを行う。またCPU201には、CPU20
1の制御プログラムや制御データを格納したROMと、
ワークエリアとして使用されるRAMが備えられてい
る。
【0034】207はアドレス計算部であり、フレーム
バッファのアドレス計算、画素毎のコンパレータの切り
替え、ディザマトリクスのアドレス計算を行う。また、
アドレス計算部207はPCレジスタ202、NPCレ
ジスタ203、ALU204より構成されている。
【0035】205は入力フレームバッファであり、1
画素が複数ビットで構成される濃淡カラー画像(r,
g,b)を格納する。206は出力フレームバッファで
あり、r,g,bの各画素に対してそれぞれ量子化され
た多値画像データを格納する。210,211,21
2,213はコンパレータであり、各コンパレータでそ
れぞれ異なるしきい値と入力濃淡画像のデータ値とを比
較する。
【0036】例えば、標準解像度モードで各画素各色1
6値の中間調処理を行うためには、コンパレータは15
個必要になり、入力濃淡画像のデータ値を0〜255の
整数とすると、各コンパレータは0〜17、18〜3
4、35〜51、52〜68、69〜85、86〜10
2、103〜119、120〜136、137〜15
3、154〜170、171〜187、188〜20
4、205〜221、222〜238、239〜255
の15の領域に分離する。
【0037】220,221,222,223はディザ
回路であり、上述のように、コンパレータで分けられた
データをディザ処理する。例えば、標準解像度モードで
各画素各色16値の中間調処理を行うためには、ディザ
回路は15個必要になる。
【0038】一方、高解像度モードの場合には、2階調
の画素では、コンパレータ、ディザ回路を1つだけ動作
させ、2階調の中間調処理を行う。また、4階調の画素
では、コンパレータ、ディザ回路を3つ動作させ、4階
調の中間調処理を行う。この場合、入力濃淡画像のデー
タ値を0〜255の整数とすると、各コンパレータは0
〜85、86〜170、171〜255の3つの領域に
分離する。
【0039】以上説明したように、実施形態によれば、
多値のカラー画像データ(rgb)を標準解像度モード
では、各色あたり16値で、高解像度モードでは、画素
毎に異なる2値と4値でFLCディスプレイに表示する
ことができる。
【0040】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0041】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0042】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0043】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0044】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0045】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画素毎に階調表現力が異なる出力装置に対しても良好に
中間調処理を行うことが可能となる。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】FLCディスプレイを標準解像度モードで駆動
する時のピクセル構成の詳細を示す図である。
【図2】FLCディスプレイを高解像度モードで駆動す
る時のピクセル構成の詳細を示す図である。
【図3】本実施形態で中間調処理を行う離散時間型セル
ラーニューラルネット(DTCNN)の概念を説明する
ための図である。
【図4】高解像度モード時の出力最大輝度重みメモリに
格納されている重み値の一例を示す図である。
【図5】高解像度モード時の非線形作用部の動作を示す
図である。
【図6】標準解像度モード時の非線形作用部の動作を示
す図である。
【図7】本実施形態のデジタル画像処理プロセッサを内
蔵した、画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図8】画像処理部3における1つのプロセッサエレメ
ントの構成を示す詳細ブロック図である。
【図9】積和演算を実行する注目画素の近傍系を示す図
である。
【図10】出力重み値メモリ29に格納されている重み
値の一例を示す図である。
【図11】入力重み値メモリ28に格納されている重み
値の一例を示す図である。
【図12】本実施形態におけるCPU6の制御を示すフ
ローチャートである。
【図13】変形例における画像処理部の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】 1 入力部 2 入力フレームバッファ 3 画像処理部 4 出力フレームバッファ 5 FLCD 6 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 裕司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大島 正道 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB07 CB12 CB16 CC02 CE13 CH09 5C077 LL19 MP01 MP08 NN08 NP01 PP48 PQ15 RR16 TT02 TT06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データを中間調処理する画像処
    理装置であって、 画素毎に階調数が異なる入力画像データを中間調処理す
    る際に、前記画素毎の輝度比に応じた重み付けを行う輝
    度重み付け手段と、 前記画素毎に異なる階調数に応じて、中間調処理のしき
    い値関数を切り替える切替手段とを有することを特徴と
    する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記中間調処理は、離散時間型セルラー
    ニューラルネットにより行われることを特徴とする請求
    項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記中間調処理は、ディザ法を用いて行
    われることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記画素毎に異なる階調数は、2階調と
    4階調であることを特徴とする請求項1に記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記中間調処理により処理された
    画像データの表示を行う表示手段を有することを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 入力画像データを中間調処理する画像処
    理方法であって、 画素毎に階調数が異なる入力画像データを中間調処理す
    る際に、前記画素毎の輝度比に応じた重み付けを行う輝
    度重み付け工程と、 前記画素毎に異なる階調数に応じて、中間調処理のしき
    い値関数を切り替える切替工程とを有することを特徴と
    する画像処理方法。
  7. 【請求項7】 前記中間調処理は、離散時間型セルラー
    ニューラルネットにより行われることを特徴とする請求
    項6に記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記中間調処理は、ディザ法を用いて行
    われることを特徴とする請求項6に記載の画像処理方
    法。
  9. 【請求項9】 前記画素毎に異なる階調数は、2階調と
    4階調であることを特徴とする請求項6に記載の画像処
    理方法。
  10. 【請求項10】 中間調処理方法のプログラムコードが
    格納されたコンピュータ可読記憶媒体であって、 画素毎に階調数が異なる入力画像データを中間調処理す
    る際に、前記画素毎の輝度比に応じた重み付けを行う輝
    度重み付け工程のコードと、 前記画素毎に異なる階調数に応じて、中間調処理のしき
    い値関数を切り替える切替工程のコードとを有すること
    を特徴とする記憶媒体。
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US20210090526A1 (en) * 2017-01-25 2021-03-25 Apple Inc. Electronic Device With Foveated Display System

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