JP2000066972A - 画像送信システムおよび画像送信装置、並びに画像送信プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像送信システムおよび画像送信装置、並びに画像送信プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000066972A
JP2000066972A JP23905298A JP23905298A JP2000066972A JP 2000066972 A JP2000066972 A JP 2000066972A JP 23905298 A JP23905298 A JP 23905298A JP 23905298 A JP23905298 A JP 23905298A JP 2000066972 A JP2000066972 A JP 2000066972A
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JP23905298A
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English (en)
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Junichi Nishiyama
淳一 西山
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 宛先指定の間違えによる画像データの誤送信
を防止することができる画像送信システムを提供するこ
とである。 【解決手段】 画像データを送信するコンピュータ70
と、コンピュータ70から送られて来た画像データを受
信してプリントするプリンタ10よりなる画像データ送
信システムにおいて、プリンタ10は、プリンタ10の
宛先番号の他に、このプリンタ10を識別するための固
有の識別情報を有し、コンピュータ70では、画像デー
タの送信先であるプリンタ10に対する宛先番号の他に
プリンタに固有に設けられた識別情報をキーボード79
から入力し、入力した識別情報と、プリンタ10が持つ
固有の識別情報が一致するか否かを判断して、これらの
識別情報が一致するときにのみコンピュータ70からプ
リンタ10へ画像データを送信するようにしたことを特
徴とする画像送信システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像送信システム
および画像送信装置、並びに画像送信プログラムを記憶
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データの送信システムとしては、最
も代表的なものとしてファクシミリを挙げることができ
る。また、近年では、ネットワークに接続されたコンピ
ュータからプリンタへ直接電子メールを送信して、画像
をプリントアウトさせる送信システムを構成することも
行われている。
【0003】このような画像送信システムにおける送信
形態は、例えば、公衆回線に接続されているファクシミ
リでは通常の電話番号により送信先のファクシミリ装置
を指定して、そこに画像データを送ることになる。また
ネットワークによる電子メールでは、ネットワークに使
用しているプロトコルにしたがって各装置ごとに設定さ
れているアドレスを送信先装置の宛先番号として指定す
ることにより、電子メールを指定されたプリンタなどの
送信先装置に送っている。
【0004】このような画像送信システムでの問題の一
つに、宛先番号を間違えて入力したときに、本来送信す
べき送信先装置以外の装置に画像データを送信してしま
うことがある。これはいわゆる間違い電話と同じ事態で
あるが画像データの送信にとって問題となるのは、例え
ばファクシミリでは間違った宛先の電話番号の回線にも
ファクシミリが接続されていた場合に、送信した画像デ
ータが届いてしまい、そしてその画像が第三者に見られ
てしまうことである。これは単なる間違い電話では、通
常、用件を伝える前に間違えに気付くため(間違った相
手の人に間違いである旨伝えらる)、第三者に用件が漏
れてしまうような事が起きないのと比較して、同じ電話
番号の間違いであってもその結果において大きく異な
る、画像データの送信特有の問題である。
【0005】従来、このような宛先指定の間違えによる
画像の誤送信を回避するため、例えばファクシミリの場
合、予めある特定のグループにおいて同一のパスワード
を設けて、そのグループ内では互いにファクシミリ送信
を行う際には、パスワードを確認した後、画像データを
送信するようなファクシミリがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに複数のファクシミリを予めグループ化する方法で
は、確かに、宛先(電話番号)指定を間違えて、設定さ
れたグループ以外の宛先を指定してしまったような場合
には、グループ外への誤った送信は回避することができ
るものの、複数のファクシミリが同一グループとして設
定されているような場合には、そのグループ内での宛先
指定の間違えによる誤送信を回避することができないと
いった問題がある。
【0007】また、このようなグループは予め複数のフ
ァクシミリの間で設定しておかなければならず、そのグ
ループ以外のファクシミリに対しては、パスワードの機
能を利用することができず、例えば所属するグループ内
への送信に対しては、そのグループ以外の宛先を間違え
て指定したような場合には誤送信を回避できるが、その
他のファクシミリに対して送信する場合には、このパス
ワードの機能そのものが有効とならないため、依然とし
て宛先指定の間違えによる問題を回避することができな
い。
【0008】さらには、このような誤送信防止の機能を
使用するためには、予め複数のファクシミリによるグル
ープを決めて、そのグループ内において、共通のパスワ
ードを設定しておかなければならず、このようなパスワ
ード設定の手間もかかる。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記のような問
題を解決して、より簡易、かつ確実に、宛先指定の間違
えによる画像データの誤送信を防止することができる画
像送信システムおよび画像送信装置、並びに画像送信プ
ログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0011】(1)画像データを送信する送信元装置
と、この送信元装置から送られて来た画像データを受信
する受信装置よりなる画像データ送信システムにおい
て、前記送信元装置は、画像データの送信先である前記
受信装置に対する宛先番号の他に該受信装置固有に設け
られた識別情報を入力する識別情報入力手段を有し、前
記受信装置は、該受信装置の宛先番号の他に、該受信装
置を識別するための固有の識別情報を有し、さらにこの
画像送信システム内に、前記送信元装置の前記入力手段
から入力された前記識別情報と、前記受信装置が持つ固
有の識別情報とが一致するか否かを判断する識別情報判
断手段を有し、前記識別情報判断手段から、前記入力手
段から入力された識別情報と前記受信装置固有の識別情
報とが一致すると判断した情報を、前記送信元装置が得
た場合に、前記送信元装置から前記送信先装置へ前記画
像データを送信するようにしたことを特徴とする画像送
信システム。
【0012】(2)画像データを送信する送信手段と、
画像データの送信先である送信先装置を指定する宛先番
号と該宛先番号の他に該送信先装置に固有に設けられた
識別情報とを入力する入力手段と、前記入力手段から入
力された宛先番号の送信先装置に対して、該送信先装置
が持つ装置固有の識別情報を返信するように要求する識
別情報要求手段と、前記識別情報要求手段の要求により
前記送信先装置から送信されて来た識別情報を受信する
識別情報受信手段と、前記識別情報受信手段が受信した
識別情報と、前記入力手段から入力された識別情報とが
一致するか否かを判断する識別情報判断手段と、前記識
別情報判断手段が、前記識別情報受信手段が受信した識
別情報と前記入力手段から入力された識別情報とが一致
すると判断した場合にのみ、前記画像データを前記送信
先装置へ送信するように、前記送信手段を制御する制御
手段と、を有することを特徴とする画像送信装置。
【0013】(3)画像データを送信する送信手段と、
画像データの送信先である送信先装置を指定する宛先番
号と該宛先番号の他に該送信先装置に固有に設けられた
識別情報とを入力する入力手段と、前記入力手段から入
力された宛先番号の送信先装置に対して、前記入力手段
から入力された識別情報を送信する識別情報送信手段
と、前記識別情報送信手段により送信した識別情報を受
信した送信先装置が、受信した識別情報と送信先装置固
有の識別情報とが一致するか否かを判断した結果を、該
送信先装置から受信する識別情報判断結果受信手段と、
前記識別情報判断結果受信手段が受信した識別情報の判
断結果が、送信した識別情報と送信先装置固有の識別情
報とが一致することを示しているときにのみ、前記画像
データを前記送信先装置へ送信するように、前記送信手
段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする画
像送信装置。
【0014】(4)画像データの送信先である送信先装
置を指定する宛先番号の入力と、該宛先番号の他に該送
信先装置固有に設けられた識別情報の入力とを行うため
の画面を表示して、該宛先番号と該識別情報の入力を受
け付ける入力手順と、前記入力手順で入力された宛先番
号の送信先装置に対して、該送信先装置が持つ装置固有
の識別情報を返信するように要求する識別情報要求手順
と、前記識別情報要求手順での要求により前記送信先装
置から送信されて来た識別情報を受信する識別情報受信
手順と、前記識別情報受信手順で受信した識別情報と、
前記入力手順により入力された識別情報とが一致するか
否かを判断する識別情報判断手順と、前記識別情報判断
手順において、前記識別情報受信手順で受信した識別情
報と前記入力手順から入力された識別情報とが一致する
と判断された場合にのみ、前記画像データを前記送信先
装置へ送信する送信手順と、を有することを特徴とする
画像送信プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可
能な記憶媒体。
【0015】(5)画像データの送信先である送信先装
置を指定する宛先番号の入力と、該宛先番号の他に該送
信先装置固有に設けられた識別情報の入力とを行うため
の画面を表示して、該宛先番号と該識別情報の入力を受
け付ける入力手順と、前記入力手順から入力された宛先
番号の送信先装置に対して、前記入力手順で入力された
識別情報を送信する識別情報送信手順と、前記識別情報
送信手順で送信した識別情報を受信した送信先装置が、
受信した識別情報と送信先装置固有の識別情報とが一致
するか否かを判断した結果を、該送信先装置から受信す
る識別情報判断結果受信手順と、前記識別情報判断結果
受信手順で受信した識別情報の判断結果が、送信した識
別情報と送信先装置固有の識別情報とが一致することを
示しているときにのみ、前記画像データを前記送信先装
置へ送信する送信手順と、を有することを特徴とする画
像送信プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能
な記憶媒体。
【0016】(6)画像データを送信する送信手段と、
画像データの送信先である送信先装置を指定する宛先番
号を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された
宛先番号の送信先装置に対して、該送信先装置に前記宛
先番号の他に設けられている装置固有の識別情報を返信
するように要求する識別情報要求手段と、前記識別情報
要求手段の要求により前記送信先装置から送信されて来
た識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記識別情
報受信手段が受信した識別情報を表示する送信先識別情
報表示手段と、前記送信先識別情報表示手段により識別
情報が表示された後、前記画像データを送信するか否か
を指示する指示手段と、前記指示手段から前記画像デー
タを前記送信先装置へ送信するように指示されたとき
に、前記画像データを前記送信先装置へ送信するように
前記送信手段を制御する制御手段と、を有することを特
徴とする画像送信装置。
【0017】(7)画像データの送信先である送信先装
置を指定する宛先番号を入力するための画面を表示して
該宛先番号の入力を受け付ける入力手順と、前記入力手
順で入力された宛先番号の送信先装置に対して、該送信
先装置に前記宛先番号の他に設けられている装置固有の
識別情報を返信するように要求する識別情報要求手順
と、前記識別情報要求手順の要求により前記送信先装置
から送信されて来た識別情報を受信する識別情報受信手
順と、前記識別情報受信手順で受信した識別情報を表示
する送信先識別情報表示手順と、前記送信先識別情報表
示手順で識別情報が表示された後、前記画像データを送
信するか否かを指示するための画面を表示して送信指示
を受け付ける指示手順と、前記指示手順で前記画像デー
タを前記送信先装置へ送信するように指示されたとき
に、前記画像データを前記送信先装置へ送信する送信手
順と、を有することを特徴とする画像送信プログラムを
記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
本発明の実施の形態を説明する。
【0019】《実施形態1》まず、本発明に係る実施形
態としてネットワーク上のコンピュータから同じくネッ
トワークに接続されているプリンタに対して画像データ
を送信する画像送信システムについて説明する。
【0020】ここでは、図1に示すように、送信側とな
るコンピュータ70が接続されている第1のネットワー
ク60から外部回線50を使用し、第2のネットワーク
20に接続されているプリンタ10へ電子メールにより
画像データを送信して、このプリンタ10によりプリン
トアウトする場合を例に説明する。
【0021】第1のネットワーク60には、本実施形態
1の説明において画像データを送信するために用いるコ
ンピュータ70の他、コンピュータ64やプリンタ63
などが接続されている。
【0022】コンピュータ70(およびその他のコンピ
ュータ64)は、通常のパソコンやワークステーション
などと称されているものであり、CPU75、RAM7
6、ROM77、ハードディスクドライブ(HDD)7
2およびフロッピーディスクドライブ(FDD)73、
CD−ROMを読み取るためのCD−ROMドライブ
(CDD)74、ネットワーク60に接続するためのイ
ンターフェイス(I/F)71、キーボード79やマウ
ス80などの入力装置、およびCRT78などによって
構成され、HDD72にインストールされているプログ
ラムやフロッピーディスク、CD−ROMなどによって
提供されたプログラムが適宜実行されることにより文書
や画像の作成、電子メールの送信処理など、所望の処理
が行われる。
【0023】また、ネットワーク60には、このネット
ワーク60に接続されているコンピュータ70、64、
また、プリンタ63と、他のネットワーク(本実施形態
では第2ネットワーク20)に接続されているコンピュ
ータやプリンタとの間で、互いにデータの送受信を行う
ためのルータ61と、ネットワーク60内において送受
信される電子メール、および他のネットワークから来た
電子メールを一時的に記憶して蓄え、指定されているコ
ンピュータやプリンタに配信するメールサーバ62が接
続されている。
【0024】第2ネットワーク20には、本実施形態1
における画像データの受信装置であるプリンタ10の
他、前記した第1ネットワーク60と同様に、複数のコ
ンピュータ23、24、ルータ21、およびメールサー
バ22が接続されている。
【0025】プリンタ10は、図示するように、プリン
タの動作を所定のプログラムを実行することによって制
御するCPU11、このCPU11がワークエリアとし
て使用するRAM12、プリンタとしての基本的な印刷
動作のプログラムや文字コードなどを記憶しているRO
M13、用紙上に画像や文字をプリントアウトするプリ
ンタエンジン(PRT)15、ネットワーク20からデ
ータを受信し、またプリンタの現在の状況などをネット
ワーク20に送信するインターフェース(I/F)1
7、さらに、電子メールやアプリケーションソフトウェ
ア(プログラム)を記憶するHDD16、およびこのプ
リンタに固有の識別情報や初期設定などを記憶しておく
EPROM14などの不揮発性メモリによって構成され
ている。
【0026】そして、第1ネットワーク60と第2ネッ
トワーク20は、外部回線50によりルータ61および
21によって接続され、電子メールのなどの各種データ
の送受信が行われる。
【0027】なお、外部回線50は、複数のネットワー
クシステム同士を接続するもので、上記した第1および
第2ネットワークの他、さらに複数のネットワークシス
テムが接続されていることもあり、また、この外部回線
50が、公衆回線の場合もある。
【0028】各ネットワーク20および60に接続され
ているコンピュータ21、22、70、64、およびプ
リンタ10、63には、これらを個別に識別するための
宛先番号となるアドレスが指定されており、また、プリ
ンタ10には、電子メールによって画像データを直接プ
リントアウトさせるときに使用する、各プリンタに固有
の識別情報であるIDが記憶されている。
【0029】なお、このIDは、数字やアルファベッ
ト、あるいはカタカナ、ひらがな、漢字などによって構
成された文字列をユーザ(プリンタの使用者)が任意に
設定できるようにしてもよいし、また、プリンタの製造
または出荷段階において、そのプリンタを識別するため
に、例えばプリンタ1台1台の装置に個別に付される製
造番号や、さらにプリンタのモデルNoと製造番号とを
合わせたものを、識別情報としてプリンタのEPROM
14に予め記憶させておくとよい。
【0030】ここで、このようなネットワークシステム
における画像データ送信時の基本的な動作を説明する。
【0031】まず、コンピュータ70は、このコンピュ
ータ70から送信する画像データを電子メールのデータ
に載せて、この電子メールの宛先をプリンタ10として
ネットワーク60内に出力する。
【0032】出力された電子メールは、指定された宛先
が外部のネットワークに属するプリンタであるので、第
1ネットワーク60に接続されているルータ61により
外部回線50を介して第2ネットワーク20のルータ2
1へ送信される。
【0033】ルータ21は、受信した電子メールを自己
が属するネットワーク20内に流す。そして電子メール
は、一旦、メールサーバ23に蓄えられるが、電子メー
ルの宛先がプリンタ10である場合には、直接プリンタ
10に対して受信した電子メールを出力する。
【0034】プリンタ10は、メールサーバ23から受
信した電子メールのデータを解析してその中のコマンド
にしたがって、印刷動作や後述するIDの送信動作を実
行する。
【0035】図2は、電子メールのデータフォーマット
を示す図面である。
【0036】図示するように、電子メールのデータは、
メールの宛先を指定するために送信先アドレスを格納し
た送信先アドレスエリア31、送信者を示すための送信
元名や送信元アドレスを格納した送信元アドレスエリア
32、送信日時を格納する日付エリア33と時間エリア
34、メールのタイトルや送信先の装置に対して処理を
要求するコマンドなどを格納したサブジェクトエリア3
5、および本文エリア36である。
【0037】図3および図4は、コンピュータ70から
プリンタ10に対して電子メールにより画像データを送
信してプリントアウトされる際のコンピュータおよびプ
リンタの動作を示すフローチャートである。
【0038】まず、図3を参照してコンピュータ70側
の送信動作について説明する。
【0039】始めに、コンピュータ70では、電子メー
ル送信に際して相手先の確認を行う確認モードか否かを
選択する(S1)。ここで、相手先の確認を行わない場
合には、通常の電子メール送信となり(S15)、指定
されたアドレスの送信先に対してそのまま電子メールが
送信される。
【0040】一方、送信相手の確認を行う確認モードが
選択された場合には、次に、送信先の宛先番号であるア
ドレスの入力やメール本文の作成が行われると共に、送
信先の確認のための送信先のID、すなわちプリンタ1
0に固有に設定されているIDを入力する(S2)。そ
して、入力された送信先のIDとメール本文をRAM7
6(HDD72でもよい)に記憶して(S3)、さら
に、相手先を確認するためのメールデータを作成する
(S4)。この相手先確認のためのメールデータは、前
記したメールのフォーマットの中の、送信先アドレスエ
リア31に送信先であるプリンタ10のアドレスが格納
され、送信元アドレスエリア32にこのコンピュータ7
0のアドレスと特定の名称がある場合にはその名称が格
納され、日付エリア33および時間エリア34には送信
日および時刻が格納され、サブジェクトエリア35にI
D要求コマンドが格納される。なお、ここで作成される
メールデータはメール本文を持たなくてよい。
【0041】そして、作成されたID確認用メールは、
通常の電子メールの送信と同様にプリンタ10に対して
送信する(S5)。
【0042】次に、送信したID確認用メールに対する
返信を待つためのタイマセットを行い(S6)、IDを
受信したか否かを判断して(S7)、タイムアウト(S
11)するまでIDが送信されてくるのを待つ。ここ
で、一定時間経過してタイムアウトしたときには、電子
メールによる画像データの送信不可である旨表示し(S
12)、電子メール送信動作を取り止める(S13)。
ここで、タイムアウトする原因としては、送信先の装置
が送信先確認のための機能を有しないような場合であ
り、したがって本実施形態1においては送信先として指
定したアドレスを間違えたような場合である。
【0043】ステップS7においてプリンタ10からの
IDを受信したときには、次に、受信したID(受信I
D)と前記ステップS2において入力し、ステップS3
で記憶されたID(入力ID)とが一致するか否かを判
断する(S8)。
【0044】ここで、IDが一致していないと判断され
たときには、電子メールによる画像データの送信不可で
ある旨表示し(S12)、電子メール送信動作を取り止
める(S13)。ここで送信不可となるのは、本実施形
態1においては送信先として指定したアドレスを間違え
たような場合である。
【0045】一方、IDが一致していると判断されたと
きには、メール本文を送信するためのメールデータを作
成する(S9)。ここで作成されるメールデータは、前
述の図2に示したメールフォーマットの中のそれぞれの
エリアに、送信先アドレス、送信元アドレス、送信日
付、時間、サブジェクト、およびメール本文を有するも
のである。ここでは、サブジェクトエリア35には、メ
ールのタイトルが格納されて、プリンタを制御するコマ
ンドは格納されない。また、メール本文エリア36に
は、プリンタ10でプリントアウトする画像データ、す
なわち、前記ステップS2において作成され、ステップ
S3で記憶されたメール本文が格納される。なお、当然
のことではあるが、ここで作成されるメールデータの送
信先アドレスエリア31には、前記ID要求を行ったと
きの送信先アドレスが格納される。
【0046】そして、作成されたメールデータが通常の
電子メール同様に、送信先であるプリンタ10に対して
送信される(S10)。
【0047】次に図4を参照してプリンタ10側の動作
について説明する。
【0048】まず、電子メールを受信する(S21)。
そして、受信したメールの中にID要求のコマンドがあ
るか否かを判断する(S22)。
【0049】ここで、ID要求のコマンドが受信したメ
ールの中にあった場合には、コマンドにしたがって、受
信したメールの送信元に対し、自己のIDを電子メール
として送信する(S25)。このときプリンタ10側か
ら送信する電子メールフォーマット内は、送信先アドレ
スエリア31に、受信したメールの送信元アドレスエリ
アに格納されているID要求を行ったコンピュータ70
のアドレスが格納され、送信元アドレスエリア32に、
このプリンタ10のアドレスおよび特定の名称がある場
合にはその名称が格納され、日付エリア33および時間
エリア34には、それぞれ送信日と時刻が格納され、サ
ブジェクトエリア35にIDを送信したことを示すコマ
ンドが格納され、メール本文36にこのプリンタ10の
IDが格納される。
【0050】一方、ステップS22においてID要求の
コマンドが受信したメールの中にない場合、すなわち、
画像データが電子メールとして送信されて来た場合に
は、受信した電子メールフォーマットの、送信先アドレ
スエリア31からサブジェクトエリア35に格納されて
いるデータにしたがってヘッドデータを作成し(S2
3)、メール本文エリア36中のデータをプリントアウ
トする(S24)。
【0051】以上の各処理により、コンピュータ70か
ら宛先(送信先のアドレス)を指定して、さらに送信先
の装置固有のIDによって送信先装置が本当に送信しよ
うとした相手の装置であるか否かを確認した後、画像デ
ータを送信するため、宛先指定の際に、間違った宛先を
指定したような場合でも、その間違った宛先に画像デー
タを送信してしまうような誤送信を防止することができ
る。
【0052】なお、本実施形態1では、コンピュータ側
で、入力した送信先IDと要求に対して返信されて来た
IDとをコンピュータにより判断して、一致している場
合には自動的に画像データの送信を実行するようにした
が、より簡易的には、例えば送信先IDの入力を省略し
て、送信先の確認のために送信先装置に対してID要求
のみ送信し、これに対して返信されて来たIDをCRT
上に表示するようにして、ユーザがそのIDを確認して
から画像データを送信するようにしてもよい。この場
合、装置固有の識別情報としては、単に数値や文字など
を並べたものではなく、送信元のユーザが送信先装置を
確認しやすいように、その装置(プリンタ)を使用して
いるユーザ名や部署名、あるいは設置場所や愛称などで
あってもよい。
【0053】また、装置固有の識別情報としては、上記
のようなユーザ名や部署名、設置場所、愛称、あるいは
既に説明したように装置の製造番号などを1台の装置
(ここではプリンタ)に対して1つだけ記憶させておく
他に、これらの識別情報を1台の装置に対して複数記憶
させておいてもよい。
【0054】具体的には、例えば、プリンタに記憶させ
ておく識別情報として、そのプリンタの製造番号と、そ
の装置が置かれている部署名と、さらにそのプリンタを
使用しているユーザ名(複数のユーザが使用している場
合には、複数のユーザ名)などを1台のプリンタのID
として記憶しておくものである。これにより、例えばあ
る部署に送信する場合には、その部署にある特定のプリ
ンタのIDを覚えていなくても、その部署名、あるい
は、その部署内にあるプリンタを使用しているユーザ名
のいずれかが分かれば、送信先プリンタのある部署以外
への誤送信を防止しつつ、送信先部署内のプリンタへ確
実に画像データを送信することができる。
【0055】《実施形態2》上述した実施形態1では、
IDの確認をコンピュータ側で行っているが、本実施形
態2では、コンピュータから送信先のアドレスと共にI
Dを入力して、そのIDを画像データ送信前の段階でプ
リンタに送信し、プリンタ側において受信したIDと自
己のIDが一致するか否かを判断し、その判断結果(一
致しているか否か)をコンピュータに伝えて、一致して
いるとの返信をコンピュータ側が受けたときに画像デー
タをプリンタへ送信するようにしたものである。なお、
ネットワークやコンピュータ、プリンタなどの構成は前
述の実施形態1と同様であるので、これらの説明は省略
し、ここでは、本実施形態2によるコンピュータ側の処
理とプリンタ側の処理について説明する。
【0056】図5および図6は、本実施形態2における
コンピュータ70からプリンタ10に対して電子メール
により画像データを送信してプリントアウトする際のコ
ンピュータおよびプリンタの動作を示すフローチャート
である。
【0057】まず、図5を参照してコンピュータ70側
の送信動作について説明する。
【0058】始めに、コンピュータ70では、電子メー
ル送信に際して相手先の確認を行う確認モードか否かを
選択する(S31)。ここで、相手先の確認を行わない
場合には、通常の電子メール送信となり(S45)、指
定されたアドレスの送信先に対してそのまま電子メール
が送信される。
【0059】一方、送信相手の確認を行う確認モードが
選択された場合には、次に、送信先アドレスの入力やメ
ール本文の作成が行われると共に、送信先確認のための
送信先ID、すなわち、プリンタ10に固有に設定され
ているIDを入力する(S32)。そして、相手先を確
認するために、入力されたIDを送信先に送信するため
のメールデータを作成する(S33)。この相手先確認
のためのメールデータは、前述の図2に示したメールフ
ォーマット中の、送信先アドレスエリア31に送信先で
あるプリンタ10のアドレスが格納され、送信元アドレ
スエリア32にこのコンピュータ70のアドレスと特定
の名称がある場合にはその名称が格納され、日付エリア
33および時間エリア34には送信日時が格納され、サ
ブジェクトエリア34に入力された送信先のIDが格納
される。なお、ここで作成されるメールにはメール本文
は持たず、先に作成されたメール本文については、一時
的にコンピュータ70内のRAM76やHDD72に記
憶しておく。
【0060】作成されたID送信用メールは、通常の電
子メールの送信同様にプリンタ10に対して送信する
(S34)。
【0061】次に、送信したID送信用メールに対する
返事を待つためのタイマセットを行い(S35)、後述
するようにプリンタ10側においてIDが一致している
か否かを確認した結果としての送信許可メールを受信し
たか否かを判断して(S36)、送信許可メールを受信
していなければ、さらに送信不可メールを受信したか否
かを判断する(S39)。ここで、送信不可メールが届
いていればタイムアウトを待たずに、電子メールによる
画像データの送信出力が不能である旨表示し(S4
1)、電子メール送信動作を取り止める(S42)。
【0062】ステップS36およびステップS39の判
断において、送信許可メールも不可メールも届いていな
いときには、タイムアウトか否かを判断して(S4
0)、タイムアウトするまでステップS36へ戻り、い
ずれかのメールが送信されてくるのを待つ。一方、一定
時間経過してタイムアウトしたときには、電子メールに
よる画像データの送信出力が不能である旨表示し(S4
1)、電子メール送信動作を取り止める(S42)。こ
こで、タイムアウトする原因としては、送信先の装置が
送信先確認のための機能を有しないような場合であり、
したがって本実施形態2においては送信先として指定し
たアドレスを間違えたような場合である。
【0063】ステップS36においてプリンタ10から
送信許可メールを受信したときには、次に、メール本文
を送信するためのメールデータを作成する(S37)。
ここで作成されるメールデータは、前述の図2に示した
メールフォーマットの中のそれぞれのエリアに、送信先
アドレス、送信元アドレス、送信日付、時間、サブジェ
クト、およびメール本文を有するものである。ここで、
サブジェクトエリア35には、メールのタイトルが格納
されて、プリンタを制御するコマンドは格納されない。
また、メール本文エリア36には、ステップS32で作
成したメール本文、すなわち、プリンタ10でプリント
アウトさせる画像データが格納される。
【0064】そして、作成されたメールデータが通常の
電子メール同様に、プリンタ10に対して送信される
(S38)。
【0065】次に図6を参照してプリンタ70側の動作
について説明する。
【0066】まず、電子メールを受信する(S51)。
そして、受信したメールの中にIDがあるか否かを判断
する(S52)。
【0067】ここで、IDが受信したメールの中にあっ
た場合には、受信したIDと自己のIDとが一致するか
否かを判断する(S55)。
【0068】そして一致している場合には、画像データ
の送信許可メールをコンピュータ70に対して送信する
(S56)。一方、一致していないときには、画像デー
タの送信不可メールを送信する(S57)。これらの電
子メールのフォーマットは、送信先アドレスエリア31
にIDを受信したメールの送信元アドレスエリアに格納
されているコンピュータのアドレスが格納され、送信元
アドレスエリア32に、このプリンタのアドレスおよび
特定の名称がある場合にはその名称が格納され、日付エ
リア33および時間エリア34には、それぞれ送信日と
時刻が格納され、サブジェクトエリア35に送信許可コ
マンドまたは送信不可コマンドが格納される。なお、メ
ール本文はなくてもよい。
【0069】ステップS52においてIDが受信したメ
ールの中にない場合、すなわち、画像データが電子メー
ルとして送信されて来た場合には、受信した電子メール
フォーマットの、送信先アドレスエリア31からサブジ
ェクトエリア35に格納されているデータにしたがって
ヘッドデータを作成し(S53)、メール本文エリア3
6中の画像データをプリントアウトする(S54)。
【0070】以上の各処理により、コンピュータから宛
先(送信先のアドレス)を指定して、さらに送信先の装
置固有のIDによって送信先装置が本当に送信しようと
した相手の装置であるか否かを確認した後、画像データ
を送信するため、宛先指定の際に、間違った宛先を指定
したような場合には、その間違った宛先に画像データを
送信してしまうようなことを防止することができる。
【0071】なお、本実施形態2においてもプリンタに
記憶しておく識別情報(ID)としては、前述の実施形
態1同様に、そのプリンタの製造番号、あるいは部署名
やユーザ名、設置場所、愛称などであってもよいし、ま
た、これらを1台のプリンタに対して複数記憶させてお
いてもよい。
【0072】以上、電子メールによる2つ実施形態を説
明したが、これらの説明のなかで電子メールフォーマッ
ト中のサブジェクトエリア35には、ID要求コマンド
(実施形態1)または送信先ID(実施形態2)を格納
することとしているが、このサブジェクトエリアには、
プリンタにおいて実行可能な各種処理を電子メールを送
信することで実行させるような場合のコマンドを格納す
ることもでき、例えばプリンタにおいて、ソートやステ
ープル処理、両面印刷やNin1印刷(複数の画像を1
頁に印刷する)などを実行することができる場合に、こ
れらの実行コマンドを付けて画像データを送信すること
で、プリンタ側ではこれらの処理を実行して画像データ
をプリントアウトすることができる。また、これらのコ
マンド(ID要求コマンドや送信先IDを含めて)は、
サブジェクトエリア35ではなく、メール本文として送
信するようにして、プリンタ側でこのメール本文を解析
することによりコマンドを実行するようにしてもよい。
【0073】なお、実施形態1および2における各処理
は、フロッピーディスクやCD−ROMなどの記憶媒体
に記憶されたプログラムによって提供され、このプログ
ラムをコンピュータやプリンタ内のCPUが適宜実行す
ることにより、各処理が行われる。
【0074】《実施形態3》次に本発明を適用して、2
台のファクシミリの間での画像データを送信する実施形
態について説明する。
【0075】図7は、ファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図で、ここでは2台のファクシミリ装置が公衆回
線により接続された一例を示す。
【0076】2台のファクシミリ装置100および20
0は、共に同じ構成であり、画像でータ送受信処理や装
置自体の制御などを所定のプログラムを実行することに
より行うCPU101および201、原稿の画像を読み
取るスキャナ102および202、受信した画像データ
を用紙上にプリントアウトするプリンタエンジン(PR
T)103および203、公衆回線300との接続を行
う通信制御部(NCU)104および204、電話番号
や各種指示などの入力を行う各種キーと通信状態や入力
され文字など各種メッセージの表示を行う液晶ディスプ
レイよりなる操作・表示パネル105および205、電
子メールのアプリケーションソフトウェアや画像デー
タ、そして入力されたIDを格納するRAM106およ
び206、各装置固有のIDを格納しているEPROM
107および207、ファクシミリの基本ソフトウェア
および文字コードデータを格納しているROM108お
よび208よりなる。
【0077】以下、ファクシミリ装置100から200
へ画像データを送信する場合を例に説明する。
【0078】図8および図9は、ファクシミリ装置10
0から200へ画像データを送信する際の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【0079】まず、図8を参照して送信側であるファク
シミリ装置100の送信動作を説明する。
【0080】上記装置によるファクシミリ送信では、ま
ず、始めに、通常のファクシミリ送信モードか相手を確
認して送信する確認モードかを操作・表示パネル105
から入力して選択する(S101)。
【0081】ここで、通常の通信モードであれば通常の
ファクシミリ(FAX)送信動作が実行される(S11
5)。
【0082】一方、確認モードが選択された場合には、
次に、送信先の電話番号と、送信先装置(ここではファ
クシミリ装置200)に固有のIDを操作・表示パネル
105から入力する(S102)。ここで、入力された
電話番号およびIDは一時的にRAM106に記憶され
る(S103)と共に、操作・表示パネル105の液晶
ディスプレイに表示される。
【0083】続いて、操作・表示パネル105のスター
トキーの入力により、RAM106に記憶した電話番号
にNCU104を介して電話をかけ(S104)、電話
が通じると送信先であるファクシミリ装置200との間
で互いの能力紹介(ネゴシエーション)を行う(S10
5)。このネゴシエーションのときに送信先であるファ
クシミリ装置200に対し、その装置固有のIDを要求
し、これを受信する。
【0084】そしてIDを受信したか否かを判断し(S
106)、もしここで、IDが受信できないとき、すな
わち、互いのファクシミリ装置の能力(ここではIDの
確認モードの機能を有しているか否か)が一致しておら
ずネゴシエーションできないときには、確認モードでの
送信ができない旨を、操作・表示パネル105の液晶デ
ィスプレイに表示し(S111)、電話の接続を切って
(S110)、処理を終了する。
【0085】IDを受信したときには、受信したファク
シミリ装置200のIDと、ステップS103で入力し
RAM106に記憶されたIDとが一致するか否かを判
断する(S107)。
【0086】この判断の結果IDが一致しているときに
は、次に、予め、またはこの時点でセットされた原稿を
スキャナ102により読み取り(S108)、読み取っ
た画像データをファクシミリ装置200に対して送信し
(S109)、画像データを全て送信した後、電話の接
続を切る(S110)。
【0087】一方、ステップS107においてIDが一
致していないと判断されたときには、送信先が正しくな
い旨を、操作・表示パネル105の液晶ディスプレイに
表示して(S111)、電話の接続を切って(S11
0)、処理を終了する。
【0088】なお、上記動作において、送信先の電話番
号は予めEPROM107に記憶して短縮番号の設定を
しておいてもよい。また、画像読み取りは、電話番号の
入力(S102)と同時またはそれ以前に行われ、RA
M106に一時的に記憶しておいてもよい。
【0089】次に、図9を参照して受信側であるファク
シミリ装置200の受信動作を説明する。
【0090】まず、ファクシミリ装置は、通常の状態で
受信待機状態となっており、電話がかかってくると(S
201)、送信元のファクシミリ装置(ここではファク
シミリ装置100)との間で互いの能力紹介(ネゴシエ
ーション)を行う(S202)。このネゴシエーション
のときに送信先であるファクシミリ装置100からID
の要求があったか否かを判断し(S203)、ID要求
があったときには、EPROM207に記憶しているI
Dを、要求にしたがってファクシミリ装置100に送信
する(S204)。一方、ID要求がなければそのまま
ステップD205に進む。
【0091】その後、電話の接続が切られていないか否
かを判断し(S205)、電話の接続が切られていなけ
れば、そのまま画像データの受信を行って(S20
6)、受信した画像データのプリントアウトを行う(S
207)。一方、電話の接続が切られたときには待機状
態(前記ステップS201)に戻る。
【0092】なお、以上説明した送信側および受信側で
の各処理は、いずれも予めROM108および208に
格納されているプログラムをCPU101および201
が実行することにより行われる。
【0093】以上説明した送信側および受信側の各処理
によって、確認モードが実行されたときには、送信先の
ファクシミリ装置(ここではファクシミリ装置200)
に固有に設定されているIDを確認してから画像データ
の送信を行うため、仮に送信先の電話番号を間違えて、
たまたまその間違えた先にファクシミリ装置が接続され
ているような場合であっても、その間違えた先に画像デ
ータがそのまま送信されるような誤送信を防止すること
ができる。
【0094】なお、本実施形態3では、送信側のファク
シミリ装置でIDの確認を自動的に行っているが、この
ID確認処理自体は、送信側のユーザが行うようにして
もよい。この場合、例えば送信側でIDの入力を行わず
に、IDの要求のみ行い、この要求にしたがって送信先
から送られて来たIDを操作・表示パネル内の液晶ディ
スプレイに表示して、その表示をユーザが確認し、ユー
ザがスタートボタンを押すことにより画像データの送信
が始まるようにするとよい。
【0095】また、IDをファクシミリ装置により自動
的に確認させる場合も、本実施形態3のように、送信側
で確認する場合に限らず、受信側のファクシミリ装置で
確認するようにしてもよい。この場合、例えば送信側で
入力した送信先のIDを送信先に送信して、これを受信
した受信側ファクシミリ装置が自己が持つ固有のIDと
受信したIDとが一致するか否かを判断し、一致してい
れば画像データを送信するように送信側ファクシミリ装
置に対して通知し、一致していなければ画像データの受
信不能(ID不一致である旨)を送信側ファクシミリに
通知するようにするとよい。
【0096】さらに、本実施形態3においてもファクシ
ミリ装置に記憶しておく識別情報(ID)としては、前
述の実施形態1、2と同様に、そのファクシミリ装置の
製造番号、あるいは、部署名やユーザ名、設置場所、愛
称などであってもよいし、また、これらを1台のファク
シミリ装置に対して複数記憶させておいてもよい。
【0097】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、請求項ご
とに以下のような効果を奏する。
【0098】請求項1記載の本発明によれば、画像デー
タの受信装置に、宛先番号の他に固有の識別情報を持た
せ、送信元装置からこの固有の識別情報を入力して、入
力した識別情報と、受信装置が持つ識別情報とが一致し
たときにのみ画像送信装置から受信装置に対して画像送
信を実行するようにしたので、宛先番号の入力を間違え
た場合でも、さらに識別情報により相手の装置を識別し
ているため、画像データを間違った宛先に送信してしま
うことを未然に防ぐことができる。
【0099】請求項2記載の本発明によれば、送信元装
置から宛先番号によって指定した送信先装置に対して、
その装置が持つ固有の識別情報を送信するように要求し
て、返信されて来た識別情報と送信元装置で入力した識
別情報とが一致するときにのみ画像データを送信するこ
ととしたので、宛先番号の入力を間違えた場合でも、さ
らに識別情報により相手の装置を識別しているため、画
像データを間違った宛先に送信してしまうことを未然に
防ぐことができる。
【0100】請求項3記載の本発明によれば、送信元装
置から宛先番号によって指定した送信先装置固有の識別
情報を入力し、入力した識別情報を送信先装置に対して
送信して、これを受信した送信先装置において送信され
て来た識別情報と送信先装置が固有に有する識別情報と
が一致するかどうか判断した結果を返信してもらい、そ
の返信が送信した識別情報と送信先装置固有の識別情報
とが一致するとの判断結果である場合にのみ画像データ
を送信することとしたので、宛先番号の入力を間違えた
場合でも、さらに識別情報により相手の装置を識別して
いるため、画像データを間違った宛先に送信してしまう
ことを未然に防ぐことができる。
【0101】請求項4記載の本発明は、送信元装置から
宛先番号によって指定した送信先装置に対して、その装
置が持つ固有の識別情報を送信するように要求し、返信
されて来た識別情報と送信元装置で入力した識別情報と
が一致するときにのみ画像データを送信するようにした
各手順を記憶した画像送信プログラムを記憶したコンピ
ュータ読み取り可能な記憶媒体であるので、この記憶媒
体に記憶されたプログラムをコンピュータにより実行し
て画像データを送信することにより、宛先番号の入力を
間違えた場合でも、さらに識別情報により相手の装置を
識別しているため、画像データを間違った宛先に送信し
てしまうことを未然に防ぐことができる。
【0102】請求項5記載の本発明は、送信元装置から
宛先番号によって指定した送信先装置固有の識別情報を
入力し、入力した識別情報を送信先装置に対して送信し
て、これを受信した送信先装置において送信されて来た
識別情報と送信先装置が固有に有する識別情報とが一致
するかどうか判断した結果を返信してもらい、その返信
が送信した識別情報と送信先装置固有の識別情報とが一
致するとの判断結果である場合にのみ画像データを送信
するようにした各手順を記憶した画像送信プログラムを
記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であるの
で、この記憶媒体に記憶されたプログラムをコンピュー
タにより実行して画像データを送信することにより、宛
先番号の入力を間違えた場合でも、さらに識別情報によ
り相手の装置を識別しているため、画像データを間違っ
た宛先に送信してしまうことを未然に防ぐことができ
る。
【0103】請求項6記載の本発明によれば、送信元装
置から宛先番号によって指定した送信先装置に対して、
その装置が持つ固有の識別情報を送信するように要求し
て、返信されて来た識別情報を表示することとしたの
で、画像データの送信先を画像データの送信前に確認す
ることができるため、画像データを間違った宛先に送信
してしまうことを未然に防ぐことができる。
【0104】請求項7記載の本発明は、送信元装置から
宛先番号によって指定した送信先装置に対して、その装
置が持つ固有の識別情報を送信するように要求し、返信
されて来た識別情報を表示するようにした各手順を記憶
した画像送信プログラムを記憶したコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体であるので、この記憶媒体に記憶され
たプログラムをコンピュータにより実行して画像データ
を送信することにより、画像データの送信先を画像デー
タの送信前に確認することができるため、画像データを
間違った宛先に送信してしまうことを未然に防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るネットワークシステムおよびコ
ンピュータ、並びにプリンタの構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 電子メールのデータフォーマットを示す図面
である。
【図3】 実施形態1における送信側コンピュータの動
作を説明するためのフローチャートである。
【図4】 実施形態1における受信側プリンタの動作を
説明するためのフローチャートである。
【図5】 実施形態2における送信側コンピュータの動
作を説明するためのフローチャートである。
【図6】 実施形態2における受信側プリンタの動作を
説明するためのフローチャートである。
【図7】 実施形態3における2台のファクシミリ装置
の構成を示すブロック図である。
【図8】 実施形態3における送信側ファクシミリの動
作を説明するためのフローチャートである。
【図9】 実施形態3における受信側ファクシミリの動
作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10…プリンタ、 20…第2ネットワーク、 60…第1ネットワーク、 70…コンピュータ、 100、200…ファクシミリ装置。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B021 AA01 AA05 BB02 EE01 EE02 EE04 5B089 GA23 GA26 GB03 JA05 JA31 JB03 JB22 KA17 KC47 KC54 LA06 LA11 MD07 5C075 BA05 BB06 BB07 CD07 CD18 EE02 5K030 GA15 GA17 HB02 HB19 LB17 LD20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを送信する送信元装置と、こ
    の送信元装置から送られて来た画像データを受信する受
    信装置よりなる画像データ送信システムにおいて、 前記送信元装置は、画像データの送信先である前記受信
    装置に対する宛先番号の他に該受信装置固有に設けられ
    た識別情報を入力する識別情報入力手段を有し、 前記受信装置は、該受信装置の宛先番号の他に、該受信
    装置を識別するための固有の識別情報を有し、 さらにこの画像送信システム内に、前記送信元装置の前
    記入力手段から入力された前記識別情報と、前記受信装
    置が持つ固有の識別情報とが一致するか否かを判断する
    識別情報判断手段を有し、 前記識別情報判断手段から、前記入力手段から入力され
    た識別情報と前記受信装置固有の識別情報とが一致する
    と判断した情報を、前記送信元装置が得た場合に、前記
    送信元装置から前記送信先装置へ前記画像データを送信
    するようにしたことを特徴とする画像送信システム。
  2. 【請求項2】 画像データを送信する送信手段と、 画像データの送信先である送信先装置を指定する宛先番
    号と該宛先番号の他に該送信先装置に固有に設けられた
    識別情報とを入力する入力手段と、 前記入力手段から入力された宛先番号の送信先装置に対
    して、該送信先装置が持つ装置固有の識別情報を返信す
    るように要求する識別情報要求手段と、 前記識別情報要求手段の要求により前記送信先装置から
    送信されて来た識別情報を受信する識別情報受信手段
    と、 前記識別情報受信手段が受信した識別情報と、前記入力
    手段から入力された識別情報とが一致するか否かを判断
    する識別情報判断手段と、 前記識別情報判断手段が、前記識別情報受信手段が受信
    した識別情報と前記入力手段から入力された識別情報と
    が一致すると判断した場合にのみ、前記画像データを前
    記送信先装置へ送信するように、前記送信手段を制御す
    る制御手段と、を有することを特徴とする画像送信装
    置。
  3. 【請求項3】 画像データを送信する送信手段と、 画像データの送信先である送信先装置を指定する宛先番
    号と該宛先番号の他に該送信先装置に固有に設けられた
    識別情報とを入力する入力手段と、 前記入力手段から入力された宛先番号の送信先装置に対
    して、前記入力手段から入力された識別情報を送信する
    識別情報送信手段と、 前記識別情報送信手段により送信した識別情報を受信し
    た送信先装置が、受信した識別情報と送信先装置固有の
    識別情報とが一致するか否かを判断した結果を、該送信
    先装置から受信する識別情報判断結果受信手段と、 前記識別情報判断結果受信手段が受信した識別情報の判
    断結果が、送信した識別情報と送信先装置固有の識別情
    報とが一致することを示しているときにのみ、前記画像
    データを前記送信先装置へ送信するように、前記送信手
    段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする画
    像送信装置。
  4. 【請求項4】 画像データの送信先である送信先装置を
    指定する宛先番号の入力と、該宛先番号の他に該送信先
    装置固有に設けられた識別情報の入力とを行うための画
    面を表示して、該宛先番号と該識別情報の入力を受け付
    ける入力手順と、 前記入力手順で入力された宛先番号の送信先装置に対し
    て、該送信先装置が持つ装置固有の識別情報を返信する
    ように要求する識別情報要求手順と、 前記識別情報要求手順での要求により前記送信先装置か
    ら送信されて来た識別情報を受信する識別情報受信手順
    と、 前記識別情報受信手順で受信した識別情報と、前記入力
    手順により入力された識別情報とが一致するか否かを判
    断する識別情報判断手順と、 前記識別情報判断手順において、前記識別情報受信手順
    で受信した識別情報と前記入力手順から入力された識別
    情報とが一致すると判断された場合にのみ、前記画像デ
    ータを前記送信先装置へ送信する送信手順と、を有する
    ことを特徴とする画像送信プログラムを記憶したコンピ
    ュータ読み取り可能な記憶媒体。
  5. 【請求項5】 画像データの送信先である送信先装置を
    指定する宛先番号の入力と、該宛先番号の他に該送信先
    装置固有に設けられた識別情報の入力とを行うための画
    面を表示して、該宛先番号と該識別情報の入力を受け付
    ける入力手順と、 前記入力手順から入力された宛先番号の送信先装置に対
    して、前記入力手順で入力された識別情報を送信する識
    別情報送信手順と、 前記識別情報送信手順で送信した識別情報を受信した送
    信先装置が、受信した識別情報と送信先装置固有の識別
    情報とが一致するか否かを判断した結果を、該送信先装
    置から受信する識別情報判断結果受信手順と、 前記識別情報判断結果受信手順で受信した識別情報の判
    断結果が、送信した識別情報と送信先装置固有の識別情
    報とが一致することを示しているときにのみ、前記画像
    データを前記送信先装置へ送信する送信手順と、を有す
    ることを特徴とする画像送信プログラムを記憶したコン
    ピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  6. 【請求項6】 画像データを送信する送信手段と、 画像データの送信先である送信先装置を指定する宛先番
    号を入力する入力手段と、 前記入力手段から入力された宛先番号の送信先装置に対
    して、該送信先装置に前記宛先番号の他に設けられてい
    る装置固有の識別情報を返信するように要求する識別情
    報要求手段と、 前記識別情報要求手段の要求により前記送信先装置から
    送信されて来た識別情報を受信する識別情報受信手段
    と、 前記識別情報受信手段が受信した識別情報を表示する送
    信先識別情報表示手段と、 前記送信先識別情報表示手段により識別情報が表示され
    た後、前記画像データを送信するか否かを指示する指示
    手段と、 前記指示手段から前記画像データを前記送信先装置へ送
    信するように指示されたときに、前記画像データを前記
    送信先装置へ送信するように前記送信手段を制御する制
    御手段と、を有することを特徴とする画像送信装置。
  7. 【請求項7】 画像データの送信先である送信先装置を
    指定する宛先番号を入力するための画面を表示して該宛
    先番号の入力を受け付ける入力手順と、 前記入力手順で入力された宛先番号の送信先装置に対し
    て、該送信先装置に前記宛先番号の他に設けられている
    装置固有の識別情報を返信するように要求する識別情報
    要求手順と、 前記識別情報要求手順の要求により前記送信先装置から
    送信されて来た識別情報を受信する識別情報受信手順
    と、 前記識別情報受信手順で受信した識別情報を表示する送
    信先識別情報表示手順と、 前記送信先識別情報表示手順で識別情報が表示された
    後、前記画像データを送信するか否かを指示するための
    画面を表示して送信指示を受け付ける指示手順と、 前記指示手順で前記画像データを前記送信先装置へ送信
    するように指示されたときに、前記画像データを前記送
    信先装置へ送信する送信手順と、を有することを特徴と
    する画像送信プログラムを記憶したコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体。
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