JP2000066555A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP2000066555A JP2000066555A JP10230614A JP23061498A JP2000066555A JP 2000066555 A JP2000066555 A JP 2000066555A JP 10230614 A JP10230614 A JP 10230614A JP 23061498 A JP23061498 A JP 23061498A JP 2000066555 A JP2000066555 A JP 2000066555A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning blade
- image carrier
- blade
- toner
- friction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 像担持体とクリーニングブレードとの接触部
位でのトナー量が減少しても、クリーニングブレードの
損傷を防止する。 【解決手段】 ドラム状の像担持体10の周面に、0.
3〜4.0g/mmの当接圧力で導電性クリーニングブレ
ード35の片側エッジ部を当接する。クリーニングブレ
ードには、電源37から交流電圧と直流電圧とを重畳し
て印加する。また、クリーニングブレード35に、表面
に低摩擦化処理層を設けたり、低摩擦化処理剤を含侵さ
せたり、低摩擦化処理用物質を内添させたりして低摩擦
化処理を行うなどにより、クリーニングブレード35と
像担持体10との接触部位での摩擦係数を1.0以下と
する。そして、クリーニングブレード35でせき止め、
被転写体に画像転写後の像担持体10上の残留トナーを
除去する。
位でのトナー量が減少しても、クリーニングブレードの
損傷を防止する。 【解決手段】 ドラム状の像担持体10の周面に、0.
3〜4.0g/mmの当接圧力で導電性クリーニングブレ
ード35の片側エッジ部を当接する。クリーニングブレ
ードには、電源37から交流電圧と直流電圧とを重畳し
て印加する。また、クリーニングブレード35に、表面
に低摩擦化処理層を設けたり、低摩擦化処理剤を含侵さ
せたり、低摩擦化処理用物質を内添させたりして低摩擦
化処理を行うなどにより、クリーニングブレード35と
像担持体10との接触部位での摩擦係数を1.0以下と
する。そして、クリーニングブレード35でせき止め、
被転写体に画像転写後の像担持体10上の残留トナーを
除去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機・プリン
タ・ファクシミリやそれらの複合機などの画像形成装置
に適用し得る。そのうち特に、帯電・書込み・現像・転
写・クリーニングなどを繰り返して像担持体上に形成す
る画像を逐次転写し、用紙等の被転写体上に順次画像を
記録する電子写真式の画像形成装置に関する。
タ・ファクシミリやそれらの複合機などの画像形成装置
に適用し得る。そのうち特に、帯電・書込み・現像・転
写・クリーニングなどを繰り返して像担持体上に形成す
る画像を逐次転写し、用紙等の被転写体上に順次画像を
記録する電子写真式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置では、たと
えば図6に実線で示すように、ドラム状の像担持体1の
周面に、その矢示する回転方向に対向する方向から、ポ
リウレタンゴム等からなる細長板状のクリーニングブレ
ード2の片側エッジ部を一定のくい込みを持たせて当接
していた。
えば図6に実線で示すように、ドラム状の像担持体1の
周面に、その矢示する回転方向に対向する方向から、ポ
リウレタンゴム等からなる細長板状のクリーニングブレ
ード2の片側エッジ部を一定のくい込みを持たせて当接
していた。
【0003】そして、像担持体1の回転とともにクリー
ニングブレード2を図中鎖線で示すように変形し、被転
写体に画像を転写後に、同像担持体1上に残留するトナ
ーを除去していた。
ニングブレード2を図中鎖線で示すように変形し、被転
写体に画像を転写後に、同像担持体1上に残留するトナ
ーを除去していた。
【0004】ところが、像担持体1の感光層が、広く使
用される高分子樹脂で構成されている場合、それに一般
的なポリウレタンゴムを用いたクリーニングブレード2
を当接すると、摩擦が非常に大きくなって、クリーニン
グブレード2にめくれを生じたり、びびりを発生した
り、エッジ部を損傷したりするおそれがあった。
用される高分子樹脂で構成されている場合、それに一般
的なポリウレタンゴムを用いたクリーニングブレード2
を当接すると、摩擦が非常に大きくなって、クリーニン
グブレード2にめくれを生じたり、びびりを発生した
り、エッジ部を損傷したりするおそれがあった。
【0005】また、当接ムラを生じ、像担持体1に部分
的な摩耗を生じたり、像担持体1に傷が付いたりし、ク
リーニング性能を低下して画像品質が悪くなるなどのお
それもあった。
的な摩耗を生じたり、像担持体1に傷が付いたりし、ク
リーニング性能を低下して画像品質が悪くなるなどのお
それもあった。
【0006】このため、クリーニングブレード2のエッ
ジ部に、カイナー・フッカ黒鉛粒子・アクリル超微粉体
・スチレン系微粉体などの潤滑剤を塗布し、像担持体1
との間の摩擦係数を低減していた。
ジ部に、カイナー・フッカ黒鉛粒子・アクリル超微粉体
・スチレン系微粉体などの潤滑剤を塗布し、像担持体1
との間の摩擦係数を低減していた。
【0007】また、画像形成を開始すると、図5に示す
ように画像転写後の残留トナー3が像担持体1とクリー
ニングブレード2の接触部位へと到達し、以降は図4に
示すようにそれらの間に入り込んでその残留トナー3が
潤滑剤の役をなし、クリーニングブレード2のめくれや
びびりやエッジ部の損傷などを防止していた。なお、図
3および図4中符号4は、ブレードホルダである。
ように画像転写後の残留トナー3が像担持体1とクリー
ニングブレード2の接触部位へと到達し、以降は図4に
示すようにそれらの間に入り込んでその残留トナー3が
潤滑剤の役をなし、クリーニングブレード2のめくれや
びびりやエッジ部の損傷などを防止していた。なお、図
3および図4中符号4は、ブレードホルダである。
【0008】さて、このようなクリーニング装置の中に
は、単に像担持体1にクリーニングブレード2を当接す
るだけではなく、クリーニングブレード2を導電性材料
を用いてつくり、交流電圧とともに、トナーと同極性の
直流電圧を重畳して印加するものがある(特開平5−2
65360号公報参照)。
は、単に像担持体1にクリーニングブレード2を当接す
るだけではなく、クリーニングブレード2を導電性材料
を用いてつくり、交流電圧とともに、トナーと同極性の
直流電圧を重畳して印加するものがある(特開平5−2
65360号公報参照)。
【0009】そして、交流電圧を印加することにより残
留トナーの残留電荷を中和して像担持体1に対する付着
力を低下し、また直流電圧を印加することにより静電的
に作用して反発を生じ、クリーニング性能を長期的に向
上し、これにより球形や小粒径の残留トナーも確実に除
去できるようにしていた。
留トナーの残留電荷を中和して像担持体1に対する付着
力を低下し、また直流電圧を印加することにより静電的
に作用して反発を生じ、クリーニング性能を長期的に向
上し、これにより球形や小粒径の残留トナーも確実に除
去できるようにしていた。
【0010】また、今日、オゾンの発生を少なくすべ
く、帯電装置の中に、帯電ローラや帯電ブラシなどのい
わゆる接触型の帯電部材を用いるものがある。このよう
な帯電装置の中には、像担持体1上のトナー等により帯
電部材が汚染されて劣化するから、専用のクリーニング
部材等を備えているものが多い。しかし、上述したよう
にクリーニングブレード2によるクリーニング性能を向
上すると、帯電装置におけるそのような専用のクリーニ
ング部材等を不要とし、耐久性も向上することができ
る。
く、帯電装置の中に、帯電ローラや帯電ブラシなどのい
わゆる接触型の帯電部材を用いるものがある。このよう
な帯電装置の中には、像担持体1上のトナー等により帯
電部材が汚染されて劣化するから、専用のクリーニング
部材等を備えているものが多い。しかし、上述したよう
にクリーニングブレード2によるクリーニング性能を向
上すると、帯電装置におけるそのような専用のクリーニ
ング部材等を不要とし、耐久性も向上することができ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したク
リーニングブレード2に交流電圧と直流電圧とを重畳し
て印加するクリーニング装置において、印加電圧が低過
ぎると十分なクリーニング性能を得ることができない。
そこで、印加電圧を高くすると、像担持体1とクリーニ
ングブレード2との接触部位間で放電を発生する。同時
に、重畳している交流電圧により振動作用を生ずる。
リーニングブレード2に交流電圧と直流電圧とを重畳し
て印加するクリーニング装置において、印加電圧が低過
ぎると十分なクリーニング性能を得ることができない。
そこで、印加電圧を高くすると、像担持体1とクリーニ
ングブレード2との接触部位間で放電を発生する。同時
に、重畳している交流電圧により振動作用を生ずる。
【0012】よって、残留トナー3が放電領域に達する
と、強い負極性へと帯電され、負に帯電している像担持
体1およびクリーニングブレード2に反発し、また交流
電圧による振動作用を受けて動きやすい状態となり、一
部は図3に示すようにはじき飛ばされて接触部位での残
留トナーの絶対量が減少することとなる。
と、強い負極性へと帯電され、負に帯電している像担持
体1およびクリーニングブレード2に反発し、また交流
電圧による振動作用を受けて動きやすい状態となり、一
部は図3に示すようにはじき飛ばされて接触部位での残
留トナーの絶対量が減少することとなる。
【0013】また、このとき初期塗布した潤滑剤までも
が帯電して像担持体1およびクリーニングブレード2に
反発し、また交流電圧による振動作用を受けて動きやす
い状態となり、はじき飛ばされて像担持体1とクリーニ
ングブレード2との接触部位での摩擦力を増大してい
た。
が帯電して像担持体1およびクリーニングブレード2に
反発し、また交流電圧による振動作用を受けて動きやす
い状態となり、はじき飛ばされて像担持体1とクリーニ
ングブレード2との接触部位での摩擦力を増大してい
た。
【0014】その結果、クリーニングブレード2にめく
れを生じたり、びびりを発生したり、エッジ部を損傷し
たりする。損傷すると、トナーをせき止めることができ
なくなるから、その個所からトナーが漏れ出し、たとえ
ば接触型の帯電部材を用いる場合にはその帯電部材を汚
染して黒スジ等を生じ、画像品質を低下する問題があっ
た。
れを生じたり、びびりを発生したり、エッジ部を損傷し
たりする。損傷すると、トナーをせき止めることができ
なくなるから、その個所からトナーが漏れ出し、たとえ
ば接触型の帯電部材を用いる場合にはその帯電部材を汚
染して黒スジ等を生じ、画像品質を低下する問題があっ
た。
【0015】なお、残留トナー3は、損傷した個所から
集中的に漏れる。故に、破損個所は、トナーとの摩擦に
よってさらに悪化し、後にはトナーの固着等も発生す
る。また、周波数への依存性が高く、周波数を上げるほ
ど、エッジ部は早く破損し、早く悪くなることが実験に
より確認されている。
集中的に漏れる。故に、破損個所は、トナーとの摩擦に
よってさらに悪化し、後にはトナーの固着等も発生す
る。また、周波数への依存性が高く、周波数を上げるほ
ど、エッジ部は早く破損し、早く悪くなることが実験に
より確認されている。
【0016】そこで、この発明の目的は、交流電圧と直
流電圧とを重畳して印加する導電性クリーニングブレー
ドを像担持体に当接し、同クリーニングブレードでせき
止めて被転写体に画像を転写後に、像担持体上に残留す
るトナーを除去する画像形成装置において、像担持体と
クリーニングブレードとの接触部位でのトナー量が減少
しても、クリーニングブレードの損傷を防止することに
ある。
流電圧とを重畳して印加する導電性クリーニングブレー
ドを像担持体に当接し、同クリーニングブレードでせき
止めて被転写体に画像を転写後に、像担持体上に残留す
るトナーを除去する画像形成装置において、像担持体と
クリーニングブレードとの接触部位でのトナー量が減少
しても、クリーニングブレードの損傷を防止することに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、たとえば以下の図面を用いて説明する実施
の形態のとおり、交流電圧と直流電圧とを重畳して印加
する導電性クリーニングブレード35を像担持体10に
当接し、同クリーニングブレードでせき止めて被転写体
に画像を転写後に、像担持体10上に残留するトナーを
除去する画像形成装置において、クリーニングブレード
35と像担持体10との接触部位における摩擦係数を
1.0以下としてなる、ことを特徴とする。
載の発明は、たとえば以下の図面を用いて説明する実施
の形態のとおり、交流電圧と直流電圧とを重畳して印加
する導電性クリーニングブレード35を像担持体10に
当接し、同クリーニングブレードでせき止めて被転写体
に画像を転写後に、像担持体10上に残留するトナーを
除去する画像形成装置において、クリーニングブレード
35と像担持体10との接触部位における摩擦係数を
1.0以下としてなる、ことを特徴とする。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、たとえば以下の図面を用いて
説明する実施の形態のとおり、クリーニングブレード3
5に低摩擦化処理を行い、摩擦係数を1.0以下として
なる、ことを特徴とする。
の画像形成装置において、たとえば以下の図面を用いて
説明する実施の形態のとおり、クリーニングブレード3
5に低摩擦化処理を行い、摩擦係数を1.0以下として
なる、ことを特徴とする。
【0019】請求項3に記載の発明は、その請求項2に
記載の画像形成装置において、たとえば以下の図面を用
いて説明する実施の形態のとおり、クリーニングブレー
ド35の表面に低摩擦化処理層を設けて低摩擦化処理を
行ってなる、ことを特徴とする。
記載の画像形成装置において、たとえば以下の図面を用
いて説明する実施の形態のとおり、クリーニングブレー
ド35の表面に低摩擦化処理層を設けて低摩擦化処理を
行ってなる、ことを特徴とする。
【0020】請求項4に記載の発明は、同じく請求項2
に記載の画像形成装置において、たとえば以下の図面を
用いて説明する実施の形態のとおり、クリーニングブレ
ード35に低摩擦化処理剤を含侵させて低摩擦化処理を
行ってなる、ことを特徴とする。
に記載の画像形成装置において、たとえば以下の図面を
用いて説明する実施の形態のとおり、クリーニングブレ
ード35に低摩擦化処理剤を含侵させて低摩擦化処理を
行ってなる、ことを特徴とする。
【0021】請求項5に記載の発明は、同じく請求項2
に記載の画像形成装置において、たとえば以下の図面を
用いて説明する実施の形態のとおり、クリーニングブレ
ード35に低摩擦化処理用物質を内添させて低摩擦化処
理を行ってなる、ことを特徴とする。
に記載の画像形成装置において、たとえば以下の図面を
用いて説明する実施の形態のとおり、クリーニングブレ
ード35に低摩擦化処理用物質を内添させて低摩擦化処
理を行ってなる、ことを特徴とする。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項1、2、
3、4、または5に記載の画像形成装置において、たと
えば以下の図面を用いて説明する実施の形態のとおり、
クリーニングブレード35の像担持体10への当接圧力
を、0.3〜4.0g/mmとしてなる、ことを特徴とす
る。
3、4、または5に記載の画像形成装置において、たと
えば以下の図面を用いて説明する実施の形態のとおり、
クリーニングブレード35の像担持体10への当接圧力
を、0.3〜4.0g/mmとしてなる、ことを特徴とす
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明に
よる画像形成装置の要部の概略構成を示す。図中10
は、ドラム状の像担持体である。像担持体10は、図中
矢示方向(時計方向)に回転する。
明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明に
よる画像形成装置の要部の概略構成を示す。図中10
は、ドラム状の像担持体である。像担持体10は、図中
矢示方向(時計方向)に回転する。
【0024】像担持体10の図中右側には、帯電装置1
2の接触型帯電部材である帯電ローラ13がある。そし
て、像担持体10の回転とともにこの帯電ローラ13に
電圧を印加し、回転しながら像担持体10の周面をこの
帯電装置12で所定電位に一様に帯電する。帯電後、電
気信号に基づき不図示の書込み装置からレーザ光Lを照
射し、像担持体10上に静電潜像を形成する。
2の接触型帯電部材である帯電ローラ13がある。そし
て、像担持体10の回転とともにこの帯電ローラ13に
電圧を印加し、回転しながら像担持体10の周面をこの
帯電装置12で所定電位に一様に帯電する。帯電後、電
気信号に基づき不図示の書込み装置からレーザ光Lを照
射し、像担持体10上に静電潜像を形成する。
【0025】像担持体10の図中下側には、現像装置1
5がある。現像装置15のケース16内には、トナーを
収納してなり、そのトナーを2つのスクリュ17・18
で順次搬送して現像ローラ19に補給し、その現像ロー
ラ19上のトナーをドクタブレード20で薄層化して
後、回転する像担持体10の周面に付着してその像担持
体10上の静電潜像を可視像化する。
5がある。現像装置15のケース16内には、トナーを
収納してなり、そのトナーを2つのスクリュ17・18
で順次搬送して現像ローラ19に補給し、その現像ロー
ラ19上のトナーをドクタブレード20で薄層化して
後、回転する像担持体10の周面に付着してその像担持
体10上の静電潜像を可視像化する。
【0026】像担持体10の図中左側には、転写装置2
2の転写ローラ23と分離電極24がある。そして、こ
れらと像担持体10との間には、不図示の給紙部から搬
送されてきた被転写体を一対のレジストローラ26でタ
イミングを取って送り出し、対向ガイド板27で案内し
て下方から送り込む。これにより、その被転写体に転写
ローラ23で像担持体10上のトナー画像を転写し、画
像転写後の被転写体を分離電極24で像担持体10から
分離する。
2の転写ローラ23と分離電極24がある。そして、こ
れらと像担持体10との間には、不図示の給紙部から搬
送されてきた被転写体を一対のレジストローラ26でタ
イミングを取って送り出し、対向ガイド板27で案内し
て下方から送り込む。これにより、その被転写体に転写
ローラ23で像担持体10上のトナー画像を転写し、画
像転写後の被転写体を分離電極24で像担持体10から
分離する。
【0027】分離後の被転写体は、搬送ガイド板29で
案内して不図示の定着装置へと送り込み、その定着装置
で転写画像を定着して後、たとえば画像形成装置本体上
の排紙部へと排出してそこにスタックする。
案内して不図示の定着装置へと送り込み、その定着装置
で転写画像を定着して後、たとえば画像形成装置本体上
の排紙部へと排出してそこにスタックする。
【0028】像担持体10の図中上側には、クリーニン
グ装置30がある。クリーニング装置30には、像担持
体10と平行にのびる細長な矩形枠状のクリーニングケ
ース31を設ける。
グ装置30がある。クリーニング装置30には、像担持
体10と平行にのびる細長な矩形枠状のクリーニングケ
ース31を設ける。
【0029】そして、そのクリーニングケース31に上
ケース32を被せてその上面開口を塞ぐ。また、シール
ホルダ33を介して入口シール34を取り付けて先端を
像担持体10の周面に接触し、クリーニングケース31
の下面開口の、像担持体10の回転方向上流側を被い、
クリーニングブレード35を取り付けて先端を像担持体
10の周面に当接し、クリーニングケース31の下面開
口の下流側を被ってなる。
ケース32を被せてその上面開口を塞ぐ。また、シール
ホルダ33を介して入口シール34を取り付けて先端を
像担持体10の周面に接触し、クリーニングケース31
の下面開口の、像担持体10の回転方向上流側を被い、
クリーニングブレード35を取り付けて先端を像担持体
10の周面に当接し、クリーニングケース31の下面開
口の下流側を被ってなる。
【0030】クリーニングブレード35の基端には、導
電性ブレードホルダ36を取り付ける。そのブレードホ
ルダ36には、電源37を接続する。電源37には、交
流バイアス電源38と直流バイアス電源39とを備えて
なる。この電源37は、帯電装置12と共通化してもよ
く、またもちろん専用のものであってもよい。
電性ブレードホルダ36を取り付ける。そのブレードホ
ルダ36には、電源37を接続する。電源37には、交
流バイアス電源38と直流バイアス電源39とを備えて
なる。この電源37は、帯電装置12と共通化してもよ
く、またもちろん専用のものであってもよい。
【0031】なお、クリーニングケース31内には、こ
のクリーニング装置30で回収したトナーを排出するト
ナー排出スクリュ40を設ける。
のクリーニング装置30で回収したトナーを排出するト
ナー排出スクリュ40を設ける。
【0032】そして、画像転写後に像担持体10上に残
留するトナーを、像担持体10の回転とともにそれに当
接するクリーニングブレード35で機械的に除去すると
ともに、該クリーニングブレード35に電源37で交流
電圧と直流電圧とを印加して電気的に除去する。
留するトナーを、像担持体10の回転とともにそれに当
接するクリーニングブレード35で機械的に除去すると
ともに、該クリーニングブレード35に電源37で交流
電圧と直流電圧とを印加して電気的に除去する。
【0033】ここで、DC成分には、トナーの帯電傾向
と同様の極性で、500〜1000Vの電圧を印加する
ことが好ましい。また、AC成分には、ピーク間電圧で
1000〜3000V、周波数が500〜3000Hz程
度が好ましい。
と同様の極性で、500〜1000Vの電圧を印加する
ことが好ましい。また、AC成分には、ピーク間電圧で
1000〜3000V、周波数が500〜3000Hz程
度が好ましい。
【0034】除去したトナーは、入口シール34で漏れ
を防止してクリーニングケース31内に収納し、トナー
排出スクリュ40で排出してこの例では現像装置15へ
と戻し、リサイクルトナーとして再使用してなる。
を防止してクリーニングケース31内に収納し、トナー
排出スクリュ40で排出してこの例では現像装置15へ
と戻し、リサイクルトナーとして再使用してなる。
【0035】クリーニング装置30でクリーニング後の
像担持体10の周面は、除電ランプ42で除電し、その
後再び上述した帯電・書込み・現像・転写・クリーニン
グ・除電の電子写真プロセスを繰り返す。
像担持体10の周面は、除電ランプ42で除電し、その
後再び上述した帯電・書込み・現像・転写・クリーニン
グ・除電の電子写真プロセスを繰り返す。
【0036】ところで、実験によれば、上述のクリーニ
ングブレード35は、体積抵抗が104〜109Ω・cm
の範囲にあるとき良好なクリーニング性能が得られた。
ングブレード35は、体積抵抗が104〜109Ω・cm
の範囲にあるとき良好なクリーニング性能が得られた。
【0037】また、上述のクリーニングブレード35の
材料としては、単一層の場合は、ウレタンゴムベースの
カーボン分散タイプのもの、イオン導電タイプのもの、
カーボン分散でイオン導電の両者を混合したタイプのも
のなどがある。多層の場合は、ウレタンゴム等の基材に
導電性材料のスプレーコートしたものやディッピングし
たものでもよい。
材料としては、単一層の場合は、ウレタンゴムベースの
カーボン分散タイプのもの、イオン導電タイプのもの、
カーボン分散でイオン導電の両者を混合したタイプのも
のなどがある。多層の場合は、ウレタンゴム等の基材に
導電性材料のスプレーコートしたものやディッピングし
たものでもよい。
【0038】さて、一般にこの種の画像形成装置におい
て、像担持体とクリーニングブレードとの接触部位での
摩擦係数μは、図6において示すとおり摩擦力をF、法
線方向の力をNとすると、F/Nとなる。ここで、法線
方向の力Nは、クリーニングブレード2の当接圧力Pの
反力であるから、当接圧力から求まる。摩擦力Fは、像
担持体1の回転力(トルク)を測定し、それを像担持体
1の半径Rで除することにより求まる。よって、摩擦係
数μは、そのようにして求めた法線方向の力Nと摩擦力
Fにより得ることができる。
て、像担持体とクリーニングブレードとの接触部位での
摩擦係数μは、図6において示すとおり摩擦力をF、法
線方向の力をNとすると、F/Nとなる。ここで、法線
方向の力Nは、クリーニングブレード2の当接圧力Pの
反力であるから、当接圧力から求まる。摩擦力Fは、像
担持体1の回転力(トルク)を測定し、それを像担持体
1の半径Rで除することにより求まる。よって、摩擦係
数μは、そのようにして求めた法線方向の力Nと摩擦力
Fにより得ることができる。
【0039】そこで、この方法で、めくれやびびりやエ
ッジ部の損傷を生じない、潤滑剤を用いた場合における
像担持体とクリーニングブレードとの接触部位での摩擦
係数μを求めると、0.8〜1.0であった。
ッジ部の損傷を生じない、潤滑剤を用いた場合における
像担持体とクリーニングブレードとの接触部位での摩擦
係数μを求めると、0.8〜1.0であった。
【0040】よって、この発明では、クリーニングブレ
ード35に交流電圧と直流電圧とを重畳して印加するこ
とによって、像担持体10との接触部位で図2に示すよ
うにトナーTが矢印a方向にはじき飛ばされるようなこ
とがあったとしても、摩擦が増大してクリーニングブレ
ード35のめくれやびびりやエッジ部の損傷を生じない
ように、像担持体35とクリーニングブレード35との
接触部位での摩擦係数μを1.0以下とする。
ード35に交流電圧と直流電圧とを重畳して印加するこ
とによって、像担持体10との接触部位で図2に示すよ
うにトナーTが矢印a方向にはじき飛ばされるようなこ
とがあったとしても、摩擦が増大してクリーニングブレ
ード35のめくれやびびりやエッジ部の損傷を生じない
ように、像担持体35とクリーニングブレード35との
接触部位での摩擦係数μを1.0以下とする。
【0041】摩擦係数μを1.0以下とするには、たと
えば、像担持体10に摩擦係数の低いアモルファスシリ
コン系やセレン系のものを用いたり、像担持体10の最
上層に潤滑剤を含有せしめたり、クリーニングブレード
35に低摩擦化処理を行ったりする。
えば、像担持体10に摩擦係数の低いアモルファスシリ
コン系やセレン系のものを用いたり、像担持体10の最
上層に潤滑剤を含有せしめたり、クリーニングブレード
35に低摩擦化処理を行ったりする。
【0042】クリーニングブレード35に低摩擦化処理
を行うには、たとえば、クリーニングブレード35の表
面に低摩擦化処理層を設けたり、低摩擦化処理剤を含侵
させたり、低摩擦化処理用物質を内添させたりする。
を行うには、たとえば、クリーニングブレード35の表
面に低摩擦化処理層を設けたり、低摩擦化処理剤を含侵
させたり、低摩擦化処理用物質を内添させたりする。
【0043】次の表1には、クリーニングブレード35
に低摩擦化処理を行った場合の実験データを示す。
に低摩擦化処理を行った場合の実験データを示す。
【0044】
【表1】
【0045】表1において、 ブレードNo.1は、カーボン分散系ウレタンゴムにフッ
素樹脂を内添したもの ブレードNo.2は、カーボン分散系ウレタンゴムにフッ
化黒鉛を内添したもの ブレードNo.3は、カーボン分散系ウレタンゴムにDL
C(ダイアモンドライクカーボン)コートを施したもの ブレードNo.4は、カーボン分散系ウレタンゴムにフッ
素系塗料を塗布したもの ブレードNo.5は、カーボン分散系ウレタンゴムにシリ
コン系塗料を塗布したもの ブレードNo.6は、カーボン分散系ウレタンゴム表面を
フッ素系処理剤で表面処理したもの(含侵タイプ) ブレードNo.7は、ウレタンゴムにカーボン分散系ポリ
ビニルブチラールによるコート層を設けたもの ブレードNo.8は、ウレタンゴムにカーボン分散系フェ
ノール樹脂によるコート層を設けたもの ブレードNo.9は、単なるカーボン分散系ウレタンゴム
である。
素樹脂を内添したもの ブレードNo.2は、カーボン分散系ウレタンゴムにフッ
化黒鉛を内添したもの ブレードNo.3は、カーボン分散系ウレタンゴムにDL
C(ダイアモンドライクカーボン)コートを施したもの ブレードNo.4は、カーボン分散系ウレタンゴムにフッ
素系塗料を塗布したもの ブレードNo.5は、カーボン分散系ウレタンゴムにシリ
コン系塗料を塗布したもの ブレードNo.6は、カーボン分散系ウレタンゴム表面を
フッ素系処理剤で表面処理したもの(含侵タイプ) ブレードNo.7は、ウレタンゴムにカーボン分散系ポリ
ビニルブチラールによるコート層を設けたもの ブレードNo.8は、ウレタンゴムにカーボン分散系フェ
ノール樹脂によるコート層を設けたもの ブレードNo.9は、単なるカーボン分散系ウレタンゴム
である。
【0046】実験において、クリーニングブレード35
には、2500Vで周波数1000Hzの交流電圧に、9
00Vの直流電圧を重畳して印加した。また、クリーニ
ングブレード35は、当接角度を23度、突き出し量を
8mm、厚さを2mmとした。
には、2500Vで周波数1000Hzの交流電圧に、9
00Vの直流電圧を重畳して印加した。また、クリーニ
ングブレード35は、当接角度を23度、突き出し量を
8mm、厚さを2mmとした。
【0047】耐久性は、帯電ローラ13の汚れで評価し
て、10,000枚まで良好を◎、7,500枚まで良
好を○、5,000枚まで良好を△、そして2,000
枚もたずを×とした。ランニングは、6%チャートにて
行った。また、摩擦係数は、潤滑剤なしのデータであ
る。
て、10,000枚まで良好を◎、7,500枚まで良
好を○、5,000枚まで良好を△、そして2,000
枚もたずを×とした。ランニングは、6%チャートにて
行った。また、摩擦係数は、潤滑剤なしのデータであ
る。
【0048】この表1から判るとおり、低摩擦化処理を
施すことにより良好な結果を得ることができる。ブレー
ドエッジ部も破損することなく良好であった。
施すことにより良好な結果を得ることができる。ブレー
ドエッジ部も破損することなく良好であった。
【0049】クリーニングブレード35表面に塗布した
ブレードNo.4およびブレードNo.5のものに比べ、内
添タイプのブレードNo.1およびブレードNo.2のもの
の方が耐久性があることが判る。これは、塗布した低摩
擦化処理剤が摩耗により削れるためと考えられる。
ブレードNo.4およびブレードNo.5のものに比べ、内
添タイプのブレードNo.1およびブレードNo.2のもの
の方が耐久性があることが判る。これは、塗布した低摩
擦化処理剤が摩耗により削れるためと考えられる。
【0050】また、コートタイプのブレードNo.7およ
びブレードNo.8のものにあっては、コート層が厚く、
硬度が高かったため、摩耗が塗布タイプのブレードNo.
4およびブレードNo.5のものに比べ少なかった。
びブレードNo.8のものにあっては、コート層が厚く、
硬度が高かったため、摩耗が塗布タイプのブレードNo.
4およびブレードNo.5のものに比べ少なかった。
【0051】今回の低摩擦化処理を施した導電性クリー
ニングブレード35は、像担持体10との摩擦係数が
0.7〜1.0の範囲にあるものにおいてエッジ部の損
傷がなかったことになる。しかし、低摩擦化処理を施さ
ない場合、ブレードめくれが発生してしまうため、摩擦
係数の測定が不可能であった。しかし、めくれ発生直前
の接線方向の力より摩擦係数は3を越えていることは確
認されている。
ニングブレード35は、像担持体10との摩擦係数が
0.7〜1.0の範囲にあるものにおいてエッジ部の損
傷がなかったことになる。しかし、低摩擦化処理を施さ
ない場合、ブレードめくれが発生してしまうため、摩擦
係数の測定が不可能であった。しかし、めくれ発生直前
の接線方向の力より摩擦係数は3を越えていることは確
認されている。
【0052】そこで、摩擦係数1〜3の範囲での耐久性
を確認する必要があると判断し、再度実験を行った。次
の実験では、前述の実験で用いたブレードNo.1のフッ
素樹脂を内添量を5〜50%の範囲でふり、摩擦係数を
意図的に変えて上記と同様な耐久実験を行った。その結
果を次の表2に示す。
を確認する必要があると判断し、再度実験を行った。次
の実験では、前述の実験で用いたブレードNo.1のフッ
素樹脂を内添量を5〜50%の範囲でふり、摩擦係数を
意図的に変えて上記と同様な耐久実験を行った。その結
果を次の表2に示す。
【0053】
【表2】
【0054】以上の2つの実験から、ブレードエッジ部
にトナーが介在しない場合においても、トナーが介在す
るときと同様に摩擦係数を1.0以下に設定することが
望ましいことが明らかになった。
にトナーが介在しない場合においても、トナーが介在す
るときと同様に摩擦係数を1.0以下に設定することが
望ましいことが明らかになった。
【0055】ところで、以上の実験では、平均的な当接
圧力である2g/mmで行った。摩擦係数には、当然、法
線方向の力、つまりこの当接圧力が大きく影響する。そ
こで、当接圧力を変えた実験も行ったところ、当接圧力
が0.3g/mmに達しない値とすると、すべてのブレー
ドNo.1〜8のものにおいてクリーニング性が悪く、ク
リーニングブレード35を通過してしますトナーが多く
なって均一帯電が不可能となった。
圧力である2g/mmで行った。摩擦係数には、当然、法
線方向の力、つまりこの当接圧力が大きく影響する。そ
こで、当接圧力を変えた実験も行ったところ、当接圧力
が0.3g/mmに達しない値とすると、すべてのブレー
ドNo.1〜8のものにおいてクリーニング性が悪く、ク
リーニングブレード35を通過してしますトナーが多く
なって均一帯電が不可能となった。
【0056】逆に、当接圧力を4.0g/mmを越える値
とすると、像担持体10の回転負荷が増大し、像担持体
10やクリーニングブレード35の摩耗も速くなる。特
に、塗布タイプの低摩擦化処理を施したクリーニングブ
レード35では、低摩擦化処理層の耐久性に問題がある
ことが判明した。よって、クリーニングブレード35の
像担持体10への当接圧力を0.3〜4.0g/mmとす
ることが望ましい。
とすると、像担持体10の回転負荷が増大し、像担持体
10やクリーニングブレード35の摩耗も速くなる。特
に、塗布タイプの低摩擦化処理を施したクリーニングブ
レード35では、低摩擦化処理層の耐久性に問題がある
ことが判明した。よって、クリーニングブレード35の
像担持体10への当接圧力を0.3〜4.0g/mmとす
ることが望ましい。
【0057】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、交流電
圧と直流電圧とを重畳して印加する導電性クリーニング
ブレードを像担持体に当接し、被転写体に画像を転写後
に、同像担持体上に残留するトナーを除去する画像形成
装置において、クリーニングブレードと像担持体との接
触部位での摩擦係数を1.0以下としたので、その接触
部位でのトナー量が減少しても、クリーニングブレード
の損傷を防止することができる。
圧と直流電圧とを重畳して印加する導電性クリーニング
ブレードを像担持体に当接し、被転写体に画像を転写後
に、同像担持体上に残留するトナーを除去する画像形成
装置において、クリーニングブレードと像担持体との接
触部位での摩擦係数を1.0以下としたので、その接触
部位でのトナー量が減少しても、クリーニングブレード
の損傷を防止することができる。
【0058】請求項2に記載の発明によれば、さらに加
えて、クリーニングブレードに低摩擦化処理を行うこと
で、簡単に摩擦係数を1.0以下とすることができる。
えて、クリーニングブレードに低摩擦化処理を行うこと
で、簡単に摩擦係数を1.0以下とすることができる。
【0059】請求項3に記載の発明によれば、さらに加
えて、クリーニングブレードの表面に低摩擦化処理層を
設けることで、簡単に低摩擦化処理を行うことができ
る。
えて、クリーニングブレードの表面に低摩擦化処理層を
設けることで、簡単に低摩擦化処理を行うことができ
る。
【0060】請求項4に記載の発明によれば、さらに加
えて、クリーニングブレードに低摩擦化処理剤を含侵さ
せることで、簡単に低摩擦化処理を行うことができる。
えて、クリーニングブレードに低摩擦化処理剤を含侵さ
せることで、簡単に低摩擦化処理を行うことができる。
【0061】請求項5に記載の発明によれば、さらに加
えて、クリーニングブレードに低摩擦化処理用物質を内
添させることで、簡単に低摩擦化処理を行うことができ
る。
えて、クリーニングブレードに低摩擦化処理用物質を内
添させることで、簡単に低摩擦化処理を行うことができ
る。
【0062】請求項6に記載の発明によれば、さらに加
えて、クリーニングブレードの像担持体への当接圧力
を、0.3〜4.0g/mmとすることで、クリーニング
性能を向上するとともに、耐久性を向上することができ
る。
えて、クリーニングブレードの像担持体への当接圧力
を、0.3〜4.0g/mmとすることで、クリーニング
性能を向上するとともに、耐久性を向上することができ
る。
【図1】この発明による画像形成装置の要部の概略構成
図である。
図である。
【図2】その画像形成装置で、クリーニングブレードに
反発してトナーがはじき飛ばされることを説明する説明
図である。
反発してトナーがはじき飛ばされることを説明する説明
図である。
【図3】従来の画像形成装置で、クリーニングブレード
に反発してトナーがはじき飛ばされることを説明する説
明図である。
に反発してトナーがはじき飛ばされることを説明する説
明図である。
【図4】従来の画像形成装置で、画像転写後の残留トナ
ーが潤滑剤の役をなすことを説明する説明図である。
ーが潤滑剤の役をなすことを説明する説明図である。
【図5】従来の画像形成装置で、画像転写後の残留トナ
ーが像担持体とクリーニングブレードの接触部位へと到
達した状態を示す状態説明図である。
ーが像担持体とクリーニングブレードの接触部位へと到
達した状態を示す状態説明図である。
【図6】従来の画像形成装置におけるクリーニング部分
の概略構成図である。
の概略構成図である。
10 像担持体 30 クリーニング装置 35 クリーニングブレード 36 ブレードホルダ 37 電源 38 交流バイアス電源 39 直流バイアス電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 忠浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 安富 啓 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H034 BA00 BF01 BF02 BF03 BF07 BF11
Claims (6)
- 【請求項1】 交流電圧と直流電圧とを重畳して印加す
る導電性クリーニングブレードを像担持体に当接し、同
クリーニングブレードでせき止めて被転写体に画像を転
写後に、前記像担持体上に残留するトナーを除去する画
像形成装置において、前記クリーニングブレードと前記
像担持体との接触部位での摩擦係数を1.0以下として
なる、画像形成装置。 - 【請求項2】 前記クリーニングブレードに低摩擦化処
理を行い、摩擦係数を1.0以下としてなる、請求項1
に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記クリーニングブレードの表面に低摩
擦化処理層を設けて低摩擦化処理を行ってなる、請求項
2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記クリーニングブレードに低摩擦化処
理剤を含侵させて低摩擦化処理を行ってなる、請求項2
に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記クリーニングブレードに低摩擦化処
理用物質を内添させて低摩擦化処理を行ってなる、請求
項2に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記クリーニングブレードの前記像担持
体への当接圧力を、0.3〜4.0g/mmとしてなる、
請求項1、2、3、4、または5に記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10230614A JP2000066555A (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10230614A JP2000066555A (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000066555A true JP2000066555A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=16910533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10230614A Pending JP2000066555A (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000066555A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005128379A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
US20090311017A1 (en) * | 2008-06-13 | 2009-12-17 | Masahiro Ohmori | Cleaning blade and image forming apparatus, process cartridge, and image forming method using the same |
CN102087502A (zh) * | 2009-12-04 | 2011-06-08 | 株式会社理光 | 清洁刮板以及使用该清洁刮板的图像形成装置和处理卡盒 |
JP2011138110A (ja) * | 2009-12-04 | 2011-07-14 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
US20120301197A1 (en) * | 2011-05-27 | 2012-11-29 | Francisco Luiz Ziegelmuller | Cleaning blade member and apparatus with controlled tribocharging |
US9146523B2 (en) | 2012-10-26 | 2015-09-29 | Ricoh Company, Ltd. | Cleaner and image forming apparatus |
JP2016142878A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | キヤノン株式会社 | カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
-
1998
- 1998-08-17 JP JP10230614A patent/JP2000066555A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005128379A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
US20090311017A1 (en) * | 2008-06-13 | 2009-12-17 | Masahiro Ohmori | Cleaning blade and image forming apparatus, process cartridge, and image forming method using the same |
US8224224B2 (en) * | 2008-06-13 | 2012-07-17 | Ricoh Company, Ltd. | Cleaning blade and image forming apparatus, process cartridge, and image forming method using the same |
CN102087502A (zh) * | 2009-12-04 | 2011-06-08 | 株式会社理光 | 清洁刮板以及使用该清洁刮板的图像形成装置和处理卡盒 |
JP2011138110A (ja) * | 2009-12-04 | 2011-07-14 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
CN102087502B (zh) * | 2009-12-04 | 2013-04-10 | 株式会社理光 | 清洁刮板以及使用该清洁刮板的图像形成装置和处理卡盒 |
US8498565B2 (en) | 2009-12-04 | 2013-07-30 | Ricoh Company, Ltd. | Cleaning blade, and image forming apparatus and process cartridge using the same |
US20120301197A1 (en) * | 2011-05-27 | 2012-11-29 | Francisco Luiz Ziegelmuller | Cleaning blade member and apparatus with controlled tribocharging |
US8649724B2 (en) * | 2011-05-27 | 2014-02-11 | Eastman Kodak Company | Cleaning blade member and apparatus with controlled tribocharging |
US9146523B2 (en) | 2012-10-26 | 2015-09-29 | Ricoh Company, Ltd. | Cleaner and image forming apparatus |
JP2016142878A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | キヤノン株式会社 | カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5262315B2 (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP3119792B2 (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
US6188862B1 (en) | Image forming apparatus preventing toner adhesion onto transfer member | |
JP2007163708A (ja) | クリーニング装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
US6539190B2 (en) | Process cartridge and image forming apparatus comprising charging means including a charge member and electroconductive particles | |
JP4208513B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US7715737B2 (en) | Charge roll with axial end portions in contact with cleaning member and image forming apparatus | |
JP2010014984A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000066555A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000330425A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4725959B2 (ja) | 電子写真画像形成装置 | |
JP2010281974A (ja) | クリーニングブレード、画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
US7493063B2 (en) | Image-forming device comprising a contact charging unit | |
JP5167573B2 (ja) | 帯電部材、クリーニング部材、及び画像形成装置 | |
JPH0792876A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3740990B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002023480A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11327255A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004258260A (ja) | 画像形成装置 | |
JP7574064B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11161060A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006030501A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3500329B2 (ja) | 正帯電トナーを用いての反転現像システムにおけるトナー像の転写方法 | |
JP2001142371A (ja) | 電子写真装置 | |
EP2244134A2 (en) | Image forming apparatus and image forming method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040325 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040402 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040521 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040803 |