JP2000066502A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000066502A
JP2000066502A JP24444598A JP24444598A JP2000066502A JP 2000066502 A JP2000066502 A JP 2000066502A JP 24444598 A JP24444598 A JP 24444598A JP 24444598 A JP24444598 A JP 24444598A JP 2000066502 A JP2000066502 A JP 2000066502A
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Michio Kawase
道夫 川瀬
Kazuyoshi Suzuki
一可 鈴木
Toshihiko Otsubo
俊彦 大坪
Jun Yamaguchi
純 山口
Tetsuo Fukusaka
哲郎 福坂
Takahiro Watabe
高廣 渡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像器に設置したトナー濃度を検知する磁気
センサ出力から、出力の減衰等を生じることなく時定数
が大きい出力変動分を除去して、トナー濃度を正確に検
知し、安定したトナー濃度制御をすることである。 【解決手段】 磁気センサ43の検知出力VS から比較
的高周波数のノイズ成分をLPF60で除去し、ピーク
検出器61でセンサ信号L60が極小値をとるとき、所
定時間だけHighとなる極小信号L61を出力し、ピ
ーク検出器63でセンサ信号L60が極大値をとると
き、所定時間だけHighとなる極大信号L63を出力
し、それぞれS/H回路62、64を経てL62、L6
4としてアナログ加算器65に入力し、L62とL64
を加算し、ゲイン1/2の増幅器66で平均値信号L6
6を生成し、S/H回路68を経てセンサ信号L68と
してA/D変換器69に入力し、CPUバスL69によ
りCPU部70に読み込み、トナーの補給制御に使用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光ドラム等の像
担持体上に静電潜像を形成し、潜像を現像して画像を得
る、電子写真方式の複写機やプリンタなどの画像形成装
置に関し、特に現像に2成分現像剤を用いる画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置として、たとえば電子写真
方式のカラー画像形成装置が知られている。この画像形
成装置で画像形成を行うには、まず、像担持体としての
感光ドラムの表面を帯電装置により均一に帯電し、像露
光を行って、静電潜像を形成する。つぎにこの潜像を現
像器を用いて現像剤により現像し、トナー画像として可
視化し、このトナー画像を紙等の記録材に転写する。こ
れをマゼンタシアン、イエロー、ブラックの4色につい
て行い、記録材に4色のトナー画像を重ね合わせて転写
し、ついで熱によってトナー画像を転写材に定着するこ
とにより、記録材にカラー画像が得られる。
【0003】このような画像形成装置の現像器には、ト
ナーと磁性キャリアで構成される磁性現像剤の2成分現
像剤が広く用いられている。画像の濃度制御方式として
は、現像方式や画像形成装置構成上の様々な制約を考慮
して、種々のものが提案されているが、一般には、画像
の現像により2成分現像剤からトナーが消費され、現像
剤のトナー濃度が徐々に低下するので、現像剤のトナー
濃度を検知して、所定濃度を維持するように、現像器に
トナーを補給制御することにより、画像濃度を制御する
ことが行われる。
【0004】上記のトナー補給制御を行う濃度制御装置
は、トナー濃度検知方式により、大別して光検知方式と
透磁率検知方式の2種が知られている。
【0005】光検知方式は2つある。その1つは、現像
器内の現像スリーブ上の現像剤のトナー濃度を反射式光
センサにより光学的に検知して、トナー補給を行う現像
剤直接検知方式である。この方式では、現像スリーブに
近接して光センサを配置するが、その光センサ部に設け
た透明窓にトナーが付着すると、正常にトナー濃度検知
ができないことがある。また現像スリーブ上現像剤のト
ナー濃度を検知できるためには、トナーとキャリアの光
反射特性に十分な差があることが必要であるが、ブラッ
ク現像剤のようにトナーとキャリアの光反射特性に明確
な相違がない場合は、直接検知方式は適用できないこと
が多い。
【0006】光検知方式の2番目のものはパッチ検方式
で、感光ドラム上に濃度検知用の画像(パッチ画像)を
形成し、感光ドラムに近接配置した反射式光センサによ
りそのパッチ画像のトナー濃度を検知して、トナー補給
を行うものである。このパッチ検方式では、ブラック現
像剤のトナー濃度に応じたパッチ画像のトナー濃度を検
知するので、現像器の現像特性、感光ドラムのドラム特
性、ドラム表面性など種々の要因により、実際のトナー
濃度との誤差を生じることがある。
【0007】さらに、感光ドラム近傍に光センサを配置
することによる装置の大型化やセンサ部の透明窓の汚れ
補正などのセンサ調節の煩雑さ、さらには装置のコスト
上昇、濃度検知の実行による画像形成装置のプリント生
産性の低下などがあり、必ずしも最良の方式とは言えな
い。また、近年、画像形成装置の低コスト化、小型化が
要求されているが、装置を小型化すると、特にカラーの
画像形成装置では、光センサを配置するスペースがなく
なる問題もある。
【0008】これに対し、上記の透磁率検知方式は非光
学式であるため、上記2つの光学検知方式のような問題
点はない。この透磁率検知方式としては、検知手段の検
知部として、現像剤の近くに検知コイルを配置し、現像
剤の影響を受けない位置に基準コイルを配置して、これ
ら2つのコイル(磁気センサ)を交流駆動し、両コイル
の作動出力に基づき現像剤のトナー濃度を検知する作動
トランス方式が知られている。現像剤のトナー濃度が変
化すると、現像剤の透磁率μが変化して、現像剤の近く
に配置された検知コイルのインダクタンスを変化させる
ので、基準コイルと検知コイル間の作動出力が変化し、
作動出力の変化を検出すれば現像剤のトナー濃度が検知
できる。
【0009】透磁率検知方式は、非光学式のため、ブラ
ック現像剤のトナー濃度についても検知できるばかり
か、パッチ検知方式のような現像特性、感光ドラム特性
などの変化による影響も、直接検知方式のような光セン
サ部の窓の汚れになどによる影響もなく、信頼性の高い
トナー濃度検知を行うことができ、低濃度部から高濃度
部まで高画質の画像再現のために必要とされるトナー濃
度制御をおこうなうのに適した方法である。また検知コ
イルを現像器内に配置できるので、画像形成装置の小型
化が可能で、コストも低い。従って、透磁率検知方式は
有力な方法である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、透磁率
検知方式は、磁性キャリアの透磁率により現像剤の透磁
率を検知する、すなわち現像剤のみかけの透磁率を検知
していることになるので、現像剤のかさ密度が変化する
と現像剤の透磁率も変化し、検知出力が変化する。つま
り、現像器内の現像剤のトナーとキャリアの比率が同一
(現像剤のトナー濃度が同一)でも、現像剤のかさ密度
が変化すると、現像剤一定体積内のキャリア量が変わっ
てしまうため、現像剤の透磁率も変化する。
【0011】このように、透磁率検知方式は、現像剤の
トナー濃度が一定であっても、検知誤差を引き起こすこ
とがあり、その結果、所望のトナー濃度制御を行えない
ことになり、ひいては目的の画像濃度を維持できない不
具合を招くことになる。
【0012】たとえば、現像剤のトナー量が減っていな
いのにトナー濃度の低下を示す検知出力が出れば、トナ
ーを所定の濃度以上に過補給してしまい、その結果、画
像濃度が濃くなったり、トナー量増加による現像剤量の
増加により、現像剤が現像器からあふれたり、トナー量
増加によるトナーの帯電量低下により、現像器からのト
ナー飛散が起こる等の問題が生じる。
【0013】現像剤のトナー量が減っているのにトナー
濃度の低下を示さない検知出力が出された場合は、トナ
ーを補給せずに済ましてしまい、その結果、トナー量減
少による画像の濃度薄や、トナー量減少によるトナーの
帯電量増加での濃度薄などの問題が起こる。さらに複数
色のトナー画像を重ねて再現するカラー画像の場合に
は、その濃度薄が1色のトナー画像にでもあると、カラ
ー画像の色味の変化につながるので、直ちにカラー画像
の高画質な再現ができなくなる問題を引き起こす。
【0014】このように、所望のトナー濃度制御が行え
ない状態で現像を続けると、現像剤の劣化を引き起こし
たり、トナー飛散、キャリア飛散、現像器駆動の負荷増
大などの不具合を生じ、現像剤の交換等のメンテナンス
が必要となって、ランニングコストの上昇、装置の不本
意な非稼働時間(ダウンタイム)の発生といった問題が
生じる。
【0015】このように、透磁率検知方式では、現像剤
のかさ密度変化があると、トナー濃度検知を正確に行う
ことができない。さらに説明する。本発明者らが検討し
たところによれば、上記の現像剤のかさ密度変化は、主
としてつぎの要因により起こることが分かった。
【0016】第一に、一般的に使用されている粉砕トナ
ーは、トナーの粒子形状が凹凸状で、トナー粒子個々に
異なる。このため、磁性キャリアに粉砕トナーを混合し
た現像剤は、現像剤の静止状態、流動状態および放置状
態の間でかさ密度変化を起こしやすく、長期間使用後
も、トナー粒子の形状変化が引き起こすかさ密度変化が
大きい。
【0017】第二に、現像器における現像剤の撹拌・搬
送工程および現像工程で、現像剤が磁気的および機械的
圧縮を受け、これによりトナーの形状が変化したり、ト
ナー表面への外添剤の埋め込みが生じ、このため現像剤
のかさ密度変化が生じる。
【0018】第三に、現像器構成が、現像剤の撹拌・搬
送工程および現像工程で現像剤同士の摩擦力を増大する
ものであったり、現像剤の特性が、トナーの帯電量を急
激に増加させるようなものであったりする場合、トナー
帯電量の使用初期の帯電量に対する変化が著しく大きく
なる。トナー帯電量が大きいほど現像剤同士の反発力が
大きくなり、現像剤のかさ密度が減少する。このように
トナー帯電量の変化が大きいと、現像剤のかさ密度の変
化が大きい。
【0019】この対策として、球形トナーを用いたり、
現像剤の撹拌・搬送工程、現像工程での圧縮を低減する
ような現像器構成に改善するなどの方法がある。これら
の措置を講じることにより、トナーの凹凸形状や形状変
化、帯電量変化に起因する現像剤のかさ密度変化をある
程度抑えることができ、かさ密度変化による透磁率検知
手段(検知コイル)の検知出力の変化をなくすことがで
きる。
【0020】しかしながら、透磁率検知手段の磁気セン
サ近傍では、現像剤の撹拌・搬送にともなう現像剤のか
さ密度変化の問題が残る。すなわち、現像器内では、ス
クリュー部材等を用いて現像剤を撹拌・搬送することが
多いが、トナー消費もトナー補給も全く行わず、現像剤
のトナーとキャリアの比率が変わらないでも、撹拌・搬
送部材による現像剤の撹拌・搬送動作にともない、磁気
センサ近傍に現像剤のかさ密度変化が引き起こされるこ
とがある。その結果、検知出力が変動してしまう。
【0021】透磁率検知手段では、上記の磁気センサ
(検知コイル)の検知出力をA/D変換器(アナログ/
デジタル変換器)でデジタルデータに変換して、このデ
ジタルデータをCPUで読み取っているので、検知出力
の変動分も含めて読み取られてしまう。
【0022】検知出力変動を除去するには、ローパスフ
ィルタにより出力変動の周波数成分を除去する方法があ
るが、出力変動の周波数成分は一般に低周波であること
から、検知回路素子の時定数を大きくする必要があり、
このため検知出力が減衰したり、プロセス速度を変更す
る際に回路素子の時定数を切り替える必要が生じる。
【0023】また、一般に画像形成装置では、多数のセ
ンサ類を設置して装置の各種状況を把握しているが、セ
ンサ数が多いために、検知信号のA/D変換のサンプリ
ング周期を十分に短くできない。たとえば典型的なカラ
ー画像形成装置では、4色の現像剤のトナー濃度をモニ
タしており、このほかにも4色の補給用トナーの残量、
定着ローラ温度、用紙幅、装置本体内環境の温度および
湿度などをモニタするなどで、合計12個ものセンサが
設置され、これらがA/D変換器に選択的に接続されて
いる。
【0024】透磁率検知手段の磁気センサ検知信号のA
/D変換のサンプリングは、これら多数のセンサ類の信
号をモニタする一連の動作の一環として行われており、
所定周期での割り込み処理により、A/D変換での変換
データをCPUに読み込むために、実際には粗い周期で
のサンプリングしかできず、正確にトナー濃度を読み取
ることができなかった。
【0025】本発明の目的は、以上を鑑み、透磁率検知
方式のトナー濃度検知手段の現像器に設置した磁気セン
サの出力から、時定数が極めて大きい出力変動分を出力
の減衰等を生じることなく除去して、現像器内現像剤の
トナー濃度を正確に検知することにより、安定したトナ
ー濃度制御を行うことを可能とし、またプロセス速度の
変更に際しても、コストアップなしに安価な構成で、安
定したトナー濃度制御を実現可能とした画像形成装置を
提供することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
像担持体上に形成された潜像をトナーとキャリアを混合
した2成分現像剤を用いて現像する、前記現像剤を収容
した現像器と、現像器内の現像剤のトナー濃度を検知す
る濃度検知手段と、現像器にトナーを補給する補給手段
とを有し、前記濃度検知手段は現像器に設置された磁気
検知部を有し、磁気検知部により現像器内の現像剤の透
磁率を検出して、現像剤のトナー濃度を検知する画像形
成装置において、前記磁気検知部の検出出力の極大値お
よび極小値を判定する判定手段を有し、前記判定手段に
より判定された検出出力によるトナー濃度の極大値およ
び極小値の結果に基づき、前記補給手段によるトナー補
給を行うことを特徴とする画像形成装置である。
【0027】本発明によれば、前記トナー濃度の極大値
および極小値からトナー濃度の平均値を求め、そのトナ
ー濃度の平均値に基づき、前記補給手段によるトナー補
給を行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図面
に則して更に詳しく説明する。
【0029】実施例1 図1は、本発明の画像形成装置の一実施例を示す概略図
である。本実施例は、4ドラムのカラー画像形成装置に
形成され、カラーリーダ部とカラープリンタ部とから構
成されている。
【0030】カラーリーダ部について説明する。図1に
おいて、符号101はCCDで、カラーリーダ部はCC
D101を備える。このCCD101は基板311に実
装されている。また、デジタル画像処理部312を備
え、この画像処理部312は、図2からCCD101を
除いた部分と、図3の2値変換部201および遅延部2
02〜205の部分とを備えて構成されている。原稿台
ガラス(プラテン)301と、その上に原稿給紙装置
(DF)302とが設置され、この原稿給紙装置302
の代わりに鏡面圧板を設置することもできる。
【0031】また、原稿を照明する光源(ハロゲンラン
プまたは蛍光灯)303および304と、この光源30
3、304の光を原稿に集光する反射傘305および3
06と、原稿からの反射光または投影光を導くミラー3
07〜309と、ミラー307〜309からの光をCC
D101上に集光するレンズ310とを備える。ハロゲ
ンランプ303、304と反射傘305、306とはキ
ャリッジ314に収容され、ミラー308、309はキ
ャリッジ315に収容されている。符号313は他のI
PU(Image Processing Unit 。パソコンから送られ
る文字/画像のデータを処理するコントローラ)等との
インターフェイス(I/F)部である。
【0032】なお、キャリッジ314は速度Vで、キャ
リッジ315は速度V/2で、CCD101の電気的走
査(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に移動する
ことによって、原稿の全面を走査(副走査)する。
【0033】図2は、デジタル画像処理部312の詳細
な構成を示すブロック図である。
【0034】原稿台ガラス301上の原稿は、光源30
3、304からの光を反射し、その反射光はCCD10
1に導かれて電気信号に変換される。CCD101は、
カラーセンサの場合、RGBのカラーフィルターが1ラ
インのCCD上にRGB順にインラインに乗ったもの
で、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ・Gフィル
タ・BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたもので
も構わないし、フィルタがオンチップ化またはフィルタ
がCCDと別構成になったものでも構わない。
【0035】CCD101の変換で得られた電気信号
(アナログ画像信号)は、画像処理部312に入力さ
れ、クランプ&Amp.&S/H&A/D部102でサ
ンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダ
ークレベルを基準にクランプして、所定量に増幅され
(こられの処理順はクランプ&Amp.&S/H&A/
D部102の表記順とは限らない)、A/D変換され
て、たとえばRGB各8ビットのデジタル信号に変換さ
れる。
【0036】このRGB信号は、シェーディング部10
3でシェーディング補正および黒補正が施された後、つ
なぎ&MTF補正&原稿検知部104でラインごとの遅
延量調整等の処理を行う。すなわち、CCD101が3
ラインCCDの場合、つなぎ処理は、ライン間の読み取
り位置が異なるため、読み取り速度に応じてラインごと
の遅延量を調整し、3ラインの読み取り位置が同じにな
るように信号タイミングを補正し、MTF補正は、読み
取り速度や変倍率によって読み取りのMTFが変わるた
め、その変化を補正し、原稿検知は、原稿台ガラス上の
原稿を走査することにより原稿サイズを認識する。
【0037】読み取り位置タイミングが補正されたデジ
タル信号は、入力マスキング部105によってCCD1
01の分光特性、光源303、304および反射傘30
5、306の分光特性を補正する。入力マスキング10
5の出力は、外部I/F部114を介して外部I/F信
号との切り換え可能なセレクタ106に入力される。セ
レクタ106から出力された信号は、色空間圧縮&下地
除去&LOG変換部107と下地除去部115に入力さ
れる。
【0038】下地除去部115に入力された信号は、下
地除去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうかを判
定する黒文字判定部116に入力され、原稿から黒文字
信号を生成する。また、もう一つのセレクタ106の出
力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換部1
07では、色空間圧縮は、読み取った画像信号がプリン
タで再現できる範囲に入っているかどうかを判断し、入
っている場合はそのまま、入っていない場合は画像信号
をプリンタで再現できる範囲に入るように補正する。そ
して、下地処理を行い、LOG変換でRGB信号からC
MY信号に変換する。空間圧縮&下地除去&LOG10
7の出力信号は、黒文字判定部116で生成された信号
とタイミングを補正するため、色遅延108でタイミン
グ調整される。
【0039】この2種類の信号は、モワレ除去部109
でモワレが除去され、変倍処理部110で主走査方向に
変倍処理される。変倍処理部110で処理された信号
は、UCR&マスキング&黒文字反映部111でCMY
信号に補正されるとともに、黒文字判定部116で生成
された判定信号がCMYK信号にフィードバックされ
る。UCR&マスキング&黒文字反映部111で処理さ
れた信号は、γ補正部112で濃度調整された後、フィ
ルタ部113でスムージングまたはエッジ処理される。
以上処理された信号は、図3の2値変換部201で8ビ
ットの多値信号から2値信号に変換される(変換方法は
ディザ法、誤差拡散法などでも良い)。
【0040】カラープリンタ部について説明する。図1
において、符号317はカラープリンタ部のM画像形成
部、318はC画像形成部、319はY画像形成部、3
20はK画像形成部で、それぞれ感光ドラム342、3
43、344、345、帯電器321、324、32
7、330、LEDアレー210、211、212、2
13、現像器322、325、328、331、転写帯
電器323、326、329、332を備え、現像器3
22、325、328、331は、それぞれ現像スリー
ブ345、346、347、348を有する。
【0041】それぞれの構成は同一なので、M画像形成
部317について詳細に説明し、他の画像形成部の説明
は省略する。
【0042】M画像形成部317において、感光ドラム
342は、150mm/秒の速度で回転され、帯電器3
21がその表面を所定の電位に帯電し、潜像形成の準備
をする。感光ドラム342は、LEDアレー210から
の光によって、その表面に潜像が形成される。
【0043】帯電器321は、図4に示すように、低抵
抗のフェライトキャリア502を担持したスリーブ50
1を備え、スリーブ501内のマグネット503により
フェライトキャリア502に誘電ブラシを形成させて、
感光ドラム342の表面に接触せるともに、スリーブ5
01を255mm/秒の速度で矢印c方向に回転させる
ことにより、感光ドラム342の表面の帯電を行う。
【0044】感光ドラム342上に形成された潜像は、
現像器322で現像してトナー画像として可視化する。
現像器322は、2成分現像剤を担持して感光ドラム3
42に搬送する現像スリーブ345を有し、現像時、高
圧電源504から現像スリーブ345に現像バイアスを
印加する。
【0045】感光ドラム342上に形成されたトナー画
像は、転写ベルト333の背面で転写帯電器323に放
電させることにより、転写ベルト333上の記録紙など
へ転写する。この転写後、感光ドラム342上に残留し
たトナー503を帯電器321に一旦取り込み、トナー
503の静電的特性を変化させて、再び感光ドラム34
2上に戻し、これを現像器322で回収し再利用する。
【0046】記録紙への画像の形成手順について説明す
る。カセット340、341に格納された記録紙は、ピ
ックアップローラ338、339により1枚づつ取り出
して給紙ローラ336、337に搬送され、給紙ローラ
336、337により150mm/秒で移動する転写ベ
ルト333上に給紙される。給紙された記録紙は、吸着
帯電器346と転写ベルトローラ348とにより帯電し
て、転写ベルト333に吸着させられる。転写ベルトロ
ーラ348は、転写ベルト333を駆動するとともに、
吸着帯電器346と対をなして記録紙帯電の対向極とな
る。
【0047】転写ベルト333に吸着された記録紙の先
端は、紙先端センサ347により検知される。紙先端セ
ンサ347の検知信号はプリンタ部からカラーリーダ部
へ送られて、カラーリーダ部からプリンタ部にビデオ信
号を送る際の副走査同期信号として用いられる。
【0048】上記の記録紙は転写ベルト333によって
搬送され、画像形成部317、318、319、320
を順々に通過して、記録紙の表面にM(マゼンタ)、C
(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)の順にト
ナー画像が形成される。
【0049】K画像形成部320を通過した記録紙は、
転写ベルト333からの分離を容易にするために除電帯
電器349で除電した後、転写ベルト33から分離す
る。この分離の際、剥離放電により画像乱れが生じるこ
とがあるので、それを剥離放電器350で防止する。分
離された記録紙は、画像乱れをさらに防止するために、
定着前帯電器351、352で帯電してトナーの吸着力
を補った後、定着器334でトナー画像を熱定着し、そ
の後排紙トレー335に排出する。また転写ベルト33
3は、内外除電器353によって除電される。
【0050】LED画像記録について説明する。図2お
よび3の画像処理部で生成された2値のCMYKの画像
信号は、紙先端センサ347からの紙先端信号を基に、
それぞれ遅延部202〜205によって紙先端センサと
それぞれの画像形成部との距離の違いを調整することに
より、4色のトナー画像を所定の位置に形成することが
可能となる。図3のLED駆動206〜209は。LE
D210〜213を駆動するための信号を生成する。
【0051】つぎに、感光ドラム上に対し画像の形成中
か否かを検知する方法について説明する。図5におい
て、画像形成時、感光ドラム342は150mm/秒の
速度で矢印方向に回転駆動され、画像先端に対応する感
光ドラム上の点Aは、位置aで帯電器321によって所
定の表面電位に帯電され、位置bでLEDアレー210
によって潜像が形成され、位置cへ移動して現像器34
5によって現像が開始される。ここで、画像先端に対応
する点Aの現像開始と同時に、制御CPUによってバッ
クアップRAM上に割り当てられた現像中フラグをセッ
トする。つづいて位置cで形成された現像画像は、位置
dにおいて転写帯電器323により同じく150mm/
秒の速度で移動する記録紙に転写される。
【0052】これら一連の画像形成動作が画像先端から
画像後端に至るまで行われ、画像後端に対応する現像画
像が位置dにおいて転写された時点で、制御CPUによ
り現像中フラグをリセットする。以上の処理により、感
光ドラム上に現像画像が存在する場合には、現像フラグ
はセットされた状態にあり、現像画像が存在しない場合
には、現像中フラグはリセットされた状態にある。
【0053】現像器322について説明する。現像器3
22の主要構成例を図6および図7に示す。現像器32
2は現像器本体32を有し、本体32内の約下半分は隔
壁44により現像室R1と撹拌室R2とに区画されてい
る。現像器本体32の現像室R1側の開口部には現像ス
リーブ38が配置され、現像室R1、撹拌室R2には現
像スリーブ38と平行な現像剤撹拌・搬送スクリュー3
6、37がそれぞれ配置され、これら現像スリーブ3
8、スクリュー36、37は、現像モータ20を駆動す
ることにより回転駆動される。
【0054】撹拌室R2には現像剤撹拌・搬送スクリュ
ー37の近傍に、磁気センサ43が配置され、現像剤の
トナー濃度を検出する。現像剤はスクリュー36、37
の回転により、現像器本体32内を図7の矢印AB、矢
印CDの向きに搬送され、現像器内を循環する。画像形
成中、トナー補給時には、現像モータ20の駆動がON
される。
【0055】現像器本体32内の撹拌室R2の上方には
トナーホッパー部R3が配置されている。このホッパー
部R3内のトナー33は、図示しないトナー補給モータ
を所定時間駆動することによりトナー補給スクリュー3
4が回転し、現像器本体32内のスクリュー37側の室
域R2に補給される。
【0056】現像剤撹拌スクリュー36、37は、現像
スリーブ38の回転駆動に同期して回転するように、駆
動モータ20の駆動が伝達される。同一駆動手段から駆
動を接続される。一例として、スクリューのピッチを2
0mm、回転速度を240rpmとする。このときスク
リューは、1回転250mS(マイクロ秒)で現像剤を
撹拌することになる。
【0057】現像剤の撹拌・搬送時には、スクリューピ
ッチ間の現像剤が、磁気センサ43の近傍を250mS
の周期で搬送されることになる。従って、磁気センサ4
3近傍で現像剤は必ずしも均一ではない。このため、磁
気センサ出力はスクリュー搬送周期に関係した変動を生
ずる。
【0058】図8は、トナー消費がない場合に、現像剤
撹拌・搬送動作を行ったときの磁気センサ43の出力波
形である。図8に見られるように、現像剤撹拌・搬送ス
クリュー37のピッチと、回転速度から現像剤が撹拌・
搬送される際の周期的変動に合わせて、磁気センサ43
の出力も周期的に変動している。これは、スクリュー3
7の動作により現像剤自体がわずかながらかさ密度変動
を生じているためである。スクリュー37が250mS
に1回転する間に、磁気センサ43近傍を搬送される現
像剤がスクリューピッチ分の20mmの距離だけ移送さ
れる際に、周期Tm=250mSでかさ密度変動を生じ
ていることを示す。磁気センサ出力は、最大値VHP1 、
最小値VLP1 で変動し、磁気センサ出力の平均値VAV1
であるとする。
【0059】図9に、本実施例によるセンサ出力の処理
回路のブロック図を、図10に、トナー消費時の磁気セ
ンサ出力の例を示す。
【0060】図9において、磁気センサ43の出力VS
(図10にVVSとして示す)は、ローパスフィルタ(L
PF)60に入力され、現像剤撹拌・搬送時の磁気セン
サ出力と比べて、比較的高い周波数のノイズ成分が除去
される。これは、装置内で発生する高い周波数のノイズ
成分が磁気センサ出力中にライン誘起されて、センサ出
力を検出してトナー濃度を検知する際に、誤った値のト
ナー濃度を与えないようにするためで、比較的時定数の
小さな回路素子で実現できる。
【0061】LPF60でノイズ除去されたセンサ信号
L60は、ピーク検出器61、63とサンプルホールド
回路62、64に入力される。ピーク検出器61では、
センサ信号L60が減少から増大に向かう極小値をとる
とき、所定時間だけHighとなるような極小信号L6
1を出力し(図10のVL61 )、サンプルホールド回路
62においてセンサ信号L60の値がホールドされ、L
62としてアナログ加算器65に入力される。同様にし
て、センサ信号L60が増大から減少に向かう極大値を
とるとき、所定時間だけHighとなるような極大信号
L63を出力し(図10のVL63 )、サンプルホールド
回路64においてセンサ信号L60の値がホールドさ
れ、L64としてアナログ加算器65に入力される。
【0062】極小信号L62と極大信号L64とは、ア
ナログ加算器65で加算され、ゲイン1/2の増幅器6
6で平均値信号L66が生成される。極大信号L64
は、遅延回路67で所定時間遅延され、ディレイ信号L
67(図10のVL67 )、サンプルホールド回路68に
送られ、磁気センサ出力の平均値信号L66の値がホー
ルドされ、センサ信号L68としてA/D変換器69に
入力される(図10のVL68 )。CPU部70のCPU
バスL69により、A/D変換されたデジタルデータと
して、磁気センサ43の平均値がCPU部70に読み込
まれる。
【0063】図11に、トナー補給シーケンスの例を示
す。コピーキーが押され、装置がコピー動作を開始する
と(ステップS1)、磁気センサの平均出力信号L68
がA/D変換され、センサ出力値VDSとしてCPU部7
0に読み込まれ、所定の基準値VR1との差分Yを求める
(S2)。現像剤のトナー濃度が所定値以下であると
き、キャリアに対するトナーの割合が少なく、現像剤の
見かけの透磁率が増すことになり、磁気センサ43の出
力が増加する。従って、所定トナー濃度における磁気セ
ンサ出力の基準値VR1に比べて、磁気センサ出力値VDS
の方が大きくなる。差分Yが負の値をとるかどうかをC
PU部70において判定し(S3)、差分Yが負の値を
とるとき、差分Yに応じたトナー補給動作時間Tx を求
める(S4)。たとえば、差分Yを入力としてトナー補
給動作時間Tx を出力するような、ルックアップテーブ
ル(ランダムアクセスメモリからなる)を用いてもよ
い。
【0064】図示しないトナー補給モータを時間Tx の
間、動作させることにより、トナーホッパー部R3から
トナー33が現像で消費されたトナーに見合う量で撹拌
室R2内に落下補給され、現像剤のトナー濃度が適切に
制御される。
【0065】以上のように、本発明によれば、現像器内
現像剤のトナー濃度を検知した磁気センサの出力の極大
値と極小値を検出し、その平均値を求めるようにしたの
で、検知出力に現像剤の撹拌・搬送にともなう現像剤の
かさ密度変化に起因する時定数が極めて大きい出力変動
があっても、検知出力を減衰することなく出力変動分を
除去して、現像剤のトナー濃度を正確に検知することが
でき、安定したトナー濃度制御を行うことができる。
【0066】また、近年の画像形成装置では、転写材と
しての記録紙に厚さの異なるものを用いたり、転写材と
してOHP(オーバーヘッドプロジェクタ)用の透過性
樹脂フィルムを用いるなど、種々の転写材が使用され
る。このような種々の転写材に対して最適な画像再現を
行うためには、転写材の種類に応じて、画像形成のプロ
セス速度を変更するなどの措置がとられる。
【0067】たとえば厚い記録紙を用いたときには、感
光ドラムの回転速度、帯電スリーブ、現像スリーブ、現
像剤撹拌・搬送スクリューの回転速度を半分にするなど
によって、画像形成のプロセス速度を遅くし、さらには
記録紙が定着ローラを通過する速度も半分にして、定着
性を向上させ、画像品位の向上を図る。このとき、現像
剤撹拌・搬送スクリュー36、37の回転速度が半分に
なるので、磁気センサ43の出力の変動周期も2倍に長
くなる。
【0068】また上記の転写材の種類による変更とは別
に、再生画像の光沢制御の目的で、プロセス速度を若干
高め、定着ローラ速度も同様に高めにすることが提案さ
れている。このときは、現像剤撹拌・搬送スクリュー3
6、37の回転速度も速く設定されるため、通常の画像
形成動作時よりも、磁気センサ43の出力の変動周期も
短くなる。
【0069】以上のように、プロセス速度の変更があっ
ても、本発明では、磁気センサの検知出力の極大値と極
小値を検出し、その平均値を求めるようにしたので、検
知出力の減衰等を生じることなく時定数が極めて大きい
出力変動分を除去して、現像剤のトナー濃度を正確に検
知し、安定したトナー濃度制御を行うことができ、その
ために特に時定数回路の大幅な変更を要することもな
く、簡易な構成で実現できる。
【0070】実施例2 本実施例の構成を図12および図13に示す。
【0071】本実施例では、図12に示すように、現像
剤撹拌・搬送スクリュー37の軸に取り付けた検出部材
50、52と、スクリュー37の周囲に設けた位相検出
用センサ51、52とからなる回転位相検出手段を設置
した。実施例1と同様に、駆動モータ20を動作させる
ことにより、現像剤撹拌・搬送スクリュー37が回転
し、これに取り付けた検出部材50、52が回転する。
【0072】位相検出センサ51は、スクリュー37に
より現像剤が撹拌・搬送される際に、見かけの透磁率が
極小となり、磁気センサ43の出力が極小となるような
スクリュー軸の回転位相に対応した位置に配置する。同
様に、位相検出センサ53は、見かけの透磁率が極大と
なり、磁気センサ43の出力が極大となるようなスクリ
ュー軸の回転位相に対応した位置に配置する。
【0073】位相検出センサ51は、磁気センサ43の
出力が極小となるスクリュー軸回転位相で検出部材50
の通過を検出して、センサ51からの検出信号SN51
はHighを出力する。LPF(ローパスフィルタ)5
4で予め磁気センサ出力VSから高周波ノイズ成分を除
去された後の磁気センサ信号L54は、位相検出信号S
N51=Highのときの、磁気センサ信号L54の値
をサンプルホールド回路55によりサンプルホールド
し、L55としてアナログ加算器65に送られる。
【0074】現像剤撹拌・搬送スクリュー37がさらに
回転すると、つぎにスクリュー軸回転位相が磁気センサ
出力が極大となる位相に達し、位置検出センサ53が検
出部材52の通過を検出してHighを出力する。位相
検出信号SN53=Highのときの、磁気センサ信号
L54の値をサンプルホールド回路56によりサンプル
ホールドし、L56としてアナログ加算器65により、
信号L55と加算される。
【0075】加算結果はゲイン1/2の増幅器66を通
され、平均値L66が生成される。位相検出信号L54
を遅延回路67により所定時間遅延された信号L67=
Highのとき、平均値L66の値がサンプルホールド
回路68でホールドされ、A/D変換器69でデジタル
データに変換され、CPU部70に読み取られる。
【0076】このようにして読み取られた磁気センサ出
力に応じて、トナー補給制御を行うことにより、適切な
トナー濃度制御を行える。
【0077】本実施例によれば、実施例1の効果に加え
て、現像剤撹拌・搬送機構に特有な磁気センサ出力の変
動の極小値と極大値を、安価なセンサでタイミング生成
することにより、プロセス速度の変更に際しても、簡易
な回路構成でCPUに負担をかけずに、平均値処理を行
える利点がある。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像器内に設置した透磁率検知手段の磁気センサの出力
につき、その極大値と極小値を用いて平均化処理を施す
ようにしたので、時定数の極めて大きな磁気センサの出
力変動を容易に除去して、現像器内現像剤のトナー濃度
を正確に検知でき、安定したトナー濃度制御を行うこと
ができる。またプロセス速度の変更に際しても、コスト
アップなしに、安価な構成で安定したトナー濃度制御を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す概略断
面図である。
【図2】図1の画像形成装置のデジタル画像処理部の主
要部を示すブロック図である。
【図3】デジタル画像処理部のLED駆動部を示すブロ
ック図である。
【図4】図1の画像形成装置の帯電器を示す概略断面図
である。
【図5】図1の画像形成装置の感光ドラム上に対し画像
の形成中か否かの検知方法を示す説明図である。
【図6】図1の画像形成装置の現像器を示す断面図であ
る。
【図7】図6の現像器の水平断面図である。
【図8】図6の現像器のスクリューにより現像剤撹拌・
搬送動作を行ったときの、トナー消費がない場合のトナ
ー濃度の磁気センサの出力波形図である。
【図9】図1の画像形成装置における磁気センサ出力の
処理回路を示すブロック図である。
【図10】図9の処理回路における各部の信号を示す波
形図である。
【図11】図1の画像形成装置におけるトナーの補給シ
ーケンスを示すフローチャートである。
【図12】本発明の他の実施例において設置した現像剤
撹拌・搬送スクリューの軸の回転位相検出手段を示す水
平断面図である。
【図13】図12の実施例におけるトナー濃度の磁気セ
ンサ出力の処理回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
32 現像器本体 36、37 現像剤撹拌・搬送スクリュー 43 磁気センサ 50、52 検出部材 51、53 回転位相検出用センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大坪 俊彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山口 純 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 福坂 哲郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 渡部 高廣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H077 AB02 AC02 AD36 DA10 DA51 DA54 DA80 DA81 DA86 DB01 DB14 EA03 GA13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成された潜像をトナーと
    キャリアを混合した2成分現像剤を用いて現像する、前
    記現像剤を収容した現像器と、現像器内の現像剤のトナ
    ー濃度を検知する濃度検知手段と、現像器にトナーを補
    給する補給手段とを有し、前記濃度検知手段は現像器に
    設置された磁気検知部を有し、磁気検知部により現像器
    内の現像剤の透磁率を検出して、現像剤のトナー濃度を
    検知する画像形成装置において、前記磁気検知部の検出
    出力の極大値および極小値を判定する判定手段を有し、
    前記判定手段により判定された検出出力によるトナー濃
    度の極大値および極小値の結果に基づき、前記補給手段
    によるトナー補給を行うことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記トナー濃度の極大値および極小値か
    らトナー濃度の平均値を求め、そのトナー濃度の平均値
    に基づき、前記補給手段によるトナー補給を行う請求項
    1の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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