JP2000066245A - コレステリック液晶表示装置 - Google Patents

コレステリック液晶表示装置

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JP2000066245A
JP2000066245A JP10238346A JP23834698A JP2000066245A JP 2000066245 A JP2000066245 A JP 2000066245A JP 10238346 A JP10238346 A JP 10238346A JP 23834698 A JP23834698 A JP 23834698A JP 2000066245 A JP2000066245 A JP 2000066245A
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cholesteric liquid
fluorescent dye
crystal
display device
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Naoki Hiji
直樹 氷治
Shigeru Yamamoto
滋 山本
Taketo Hikiji
丈人 曳地
Shimizu Sagawa
清水 佐川
Masanobu Ninomiya
正伸 二宮
Sadaichi Suzuki
貞一 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構造で、かつ視差をほとんど生じるこ
となく、コレステリック液晶表示装置の反射率を向上さ
せることができるようにする。 【解決手段】 透明電極12,14を形成した2枚の透
明基板11,13間に、蛍光色素18を溶解したコレス
テリック液晶15を注入してコレステリック液晶層16
を形成する。基板13の裏面には光吸収層17を形成す
る。蛍光色素18が発する蛍光をコレステリック液晶1
5が反射するように、蛍光色素18の発光スペクトルが
コレステリック液晶15の選択反射スペクトルと重なり
合うようにする。蛍光色素18の光吸収を十分高くすれ
ば、主としてコレステリック液晶層16の観察者側の表
面近傍で蛍光が発生するようになる。したがって、コレ
ステリック液晶15がプレーナ状態のとき、光吸収層1
7側の半空間に放射された蛍光成分は、コレステリック
液晶15で反射されて観察者に到達する。観察者側に放
射された成分も、一部が散乱して観察者に到達する。こ
のため、明表示時の明度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種の電子機器
の表示パネルなどとして用いられる、コレステリック液
晶の選択反射を利用した表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コレステリック液晶は、棒状分子からな
り、多層状をなす。その分子長軸は、一つの層内では一
方向に配向されるが、隣接する層間では配向方向がわず
かずつ捩じれ、全体として螺旋構造を形成する。螺旋の
周期は、材料を適切に選択することによって、光学波長
オーダーにすることができ、その場合には、コレステリ
ック液晶は、可視光を選択的に反射する。この現象は、
コレステリック液晶の選択反射として知られている。
【0003】このようなコレステリック液晶の選択反射
を利用した表示装置が、反射型表示装置の一種として知
られている。このコレステリック液晶表示装置は、図8
に示すように、それぞれ透明電極12,14を形成した
2枚の透明基板11,13間に、コレステリック液晶1
5を注入してコレステリック液晶層16を形成し、外光
入射側と反対側の基板13の裏面に黒色の光吸収層17
を形成したものである。
【0004】コレステリック液晶15の配向状態として
は、図9(A)に示すプレーナ、同図(B)に示すフォ
ーカルコニック、および同図(C)に示すホメオトロピ
ックの、3種類がある。プレーナ状態では、螺旋軸が基
板面にほぼ垂直となって、選択反射波長帯域の色光が観
察される。フォーカルコニック状態では、螺旋軸が基板
面にほぼ平行となって、選択反射波長帯域の色光は観察
されず、やや白濁した黒色外観を呈する。ホメオトロピ
ック状態では、螺旋構造がほどけて液晶分子が基板面に
垂直に配向された状態となり、完全な黒色外観を呈す
る。
【0005】プレーナ状態で電極12,14間に電圧を
印加すると、まず、フォーカルコニック状態に変化し、
さらに電圧を上げると、ホメオトロピック状態に変化す
る。逆にホメオトロピック状態から電圧をゆっくり低下
させると、フォーカルコニック状態となるが、電圧をゼ
ロにしても、プレーナ状態にはならない。ホメオトロピ
ック状態から急激に電圧を低下させると、フォーカルコ
ニック状態にはならずにプレーナ状態となる。
【0006】したがって、プレーナ状態とフォーカルコ
ニック状態、またはプレーナ状態とホメオトロピック状
態とを、電気的にスイッチングすることによって、表示
装置として用いることができる。また、コレステリック
液晶は電圧無印加時にはフォーカルコニックとプレーナ
の2状態が安定に存在するため、その性質を利用したメ
モリー性の表示が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】コレステリック液晶の
選択反射は、螺旋構造に起因して生じる。そのため、螺
旋の掌性に起因した顕著な円偏光2色性を示す。すなわ
ち、右捩じれのコレステリック液晶に右円偏光が入射し
た場合には、ほぼ100%透過するが、左円偏光が入射
した場合には、ほぼ100%反射する。しかし、そのた
め、一般的な偏光していない照明下では、50%の反射
率しか得られず、反射率が不十分であるという問題があ
る。
【0008】これを解決する方法として、右捩じれのコ
レステリック液晶の層と左捩じれのコレステリック液晶
の層を積層する方法が知られている。しかし、そうする
と、斜めから見た場合に像がずれて見える視差の問題
や、表示装置の構造が複雑化してコストが上昇する問題
を生じる。
【0009】そこで、この発明は、簡易な構造で、かつ
視差をほとんど生じることなく、コレステリック液晶表
示装置の反射率を向上させることができるようにしたも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明のコレステリッ
ク液晶表示装置は、コレステリック液晶層と蛍光発光手
段とを備え、外光によって蛍光発光手段が励起され、そ
の蛍光がコレステリック液晶層を形成するコレステリッ
ク液晶で反射されるものとする。
【0011】蛍光発光手段は、コレステリック液晶層を
形成するコレステリック液晶中に溶解または分散された
蛍光色素とすることができ、あるいはコレステリック液
晶層の外光入射側に形成された蛍光体層とすることがで
きる。前者の場合には、高コントラストを得るために、
蛍光色素を光吸収の2色性を有するものとすることが望
ましい。
【0012】
【作用】上記のように構成した、この発明のコレステリ
ック液晶表示装置においては、コレステリック液晶がプ
レーナ状態のとき、外光中のコレステリック液晶の選択
反射波長帯域の色光が、直接、コレステリック液晶で選
択反射されて観察者に観察されるとともに、外光中のコ
レステリック液晶の選択反射波長帯域より低波長側の波
長帯域の光が蛍光発光手段に吸収されることによって蛍
光発光手段から発した、コレステリック液晶の選択反射
波長帯域の蛍光が、直接、観察者に観察され、またはコ
レステリック液晶で反射されて観察者に観察される。し
たがって、コレステリック液晶表示装置の反射率が向上
し、明表示時の明度が向上する。
【0013】しかも、蛍光発光手段がコレステリック液
晶中に溶解または分散された蛍光色素である場合には、
右捩じれのコレステリック液晶の層と左捩じれのコレス
テリック液晶の層を積層する場合のような視差を全く生
じないとともに、蛍光発光手段がコレステリック液晶層
の外光入射側に形成された蛍光体層である場合にも、蛍
光体層をコレステリック液晶層に近接して設けることに
よって、視差をほとんど生じない。また、右捩じれのコ
レステリック液晶の層と左捩じれのコレステリック液晶
の層を積層する場合に比べて、簡易な構造となり、コス
トが低下する。
【0014】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕図1は、この
発明のコレステリック液晶表示装置の第1の実施形態を
示す。この実施形態では、それぞれ一面側に透明電極1
2,14を形成した2枚の透明基板11,13を、電極
12,14を内側にして所定の間隙で対向させ、基板1
1,13間に、蛍光色素18を溶解したコレステリック
液晶15を注入してコレステリック液晶層16を形成す
る。外光入射側と反対側の基板13の裏面には、黒色の
光吸収層17を形成する。
【0015】蛍光色素18が発する蛍光をコレステリッ
ク液晶15が反射するように、図2に示すように、蛍光
色素18の発光スペクトルがコレステリック液晶15の
選択反射スペクトルと重なり合うようにする。蛍光色素
18の吸収ピークは発光ピークより短波長側になるの
で、このとき必然的に、コレステリック液晶15の選択
反射スペクトルと蛍光色素18の吸収スペクトルとの重
なり合いは小さくなる。そのため、蛍光色素18を励起
する波長成分の外光がコレステリック液晶15で選択反
射されて蛍光色素18の励起効率が低下するという問題
や、コレステリック液晶15で選択反射された色光が蛍
光色素18に吸収されて表示装置の反射率が低下すると
いう問題を生じない。
【0016】コレステリック液晶15がフォーカルコニ
ック状態またはホメオトロピック状態のときには、コレ
ステリック液晶15は低反射率である。このとき、蛍光
色素18から発した蛍光は等方的に放射されるが、光吸
収層17側の半空間に放射された成分は、光吸収層17
に吸収されて観察者には届かない。
【0017】また、観察者側に放射された成分のうち、
基板11の表面の全反射臨界角より浅い角度で基板11
の表面に入射した蛍光は、基板11の表面で全反射され
て光吸収層17に吸収される。このため、コレステリッ
ク液晶15の低反射率時には、蛍光のわずかな割合しか
観察者には届かない。
【0018】一方、コレステリック液晶15がプレーナ
状態のときには、コレステリック液晶15は高反射率で
ある。また、蛍光色素18の光吸収を十分高くすれば、
主としてコレステリック液晶層16の観察者側の表面近
傍で蛍光が発生するようになる。したがって、このと
き、光吸収層17側の半空間に放射された蛍光成分は、
コレステリック液晶15で反射されて観察者に到達す
る。
【0019】また、観察者側に放射された成分のうち、
基板11の表面の全反射臨界角より浅い角度で基板11
の表面に入射した蛍光は、コレステリック液晶15と基
板11の表面との間で反射を繰り返しながら、一部が散
乱して観察者に到達する。このため、コレステリック液
晶15の高反射率時には、蛍光の高い割合が観察者に到
達する。
【0020】以上のように、蛍光色素18からの蛍光の
放射強度がコレステリック液晶15のスイッチングにか
かわらず一定でも、観察者が観察する蛍光強度はコレス
テリック液晶15のスイッチングによって変調される。
その結果、コントラストの低下が最小限に抑えられた状
態で、明表示時の明度が向上する。
【0021】蛍光色素18としては、光吸収の2色性を
有するものが望ましい。蛍光色素18が2色性蛍光色素
である場合には、これを励起する波長成分は、コレステ
リック液晶15がプレーナ状態のときには強く吸収さ
れ、フォーカルコニック状態またはホメオトロピック状
態のときには弱く吸収される。このため、蛍光色素18
からの蛍光は、コレステリック液晶15がプレーナ状態
のときには強く放射され、フォーカルコニック状態また
はホメオトロピック状態のときには弱く放射される。し
たがって、さらにコントラストが向上する。光吸収の2
色比が高いほど、コントラストが向上する。
【0022】2色性蛍光色素としては、クマリン色素、
シアニン色素、ピリジン色素、ローダミン色素、スチリ
ル色素などの、公知の蛍光色素を用いることができる。
【0023】コレステリック液晶15は、コレステロー
ル誘導体のような化合物単体で液晶になるカイラル化合
物や、カイラル剤とネマチック液晶材料との混合物な
ど、公知のコレステリック液晶の組成とすることができ
る。コレステリック液晶15の屈折率異方性は、大きい
ほど、選択反射波長帯域が広くなり、反射率が高くな
る。
【0024】コレステリック液晶15の配向制御として
は、基板11,13の表面の配向処理によって行う表面
安定化法、またはコレステリック液晶15中に高分子を
分散させる高分子安定化法の、いずれを用いてもよい。
【0025】また、蛍光色素18としては、必ずしも単
一の色素分子が光吸収機能と蛍光発光機能とを担う必要
はなく、光吸収色素と蛍光色素とを混合し、これらの間
のエネルギー移動によって蛍光を放射するようにしても
よい。
【0026】(実施例)上述した第1の実施形態のコレ
ステリック液晶表示装置を試作した。メルク社製カイラ
ル添加剤S−811,S−1011を4:1の重量比で
混合した混合カイラル剤を、メルク社製ネマチック液晶
E44に18.4wt%添加して、黄色の色光を選択反
射するコレステリック液晶を調製した。
【0027】これに、(株)日本感光色素研究所製の図
3の化学式で表される2色性蛍光色素NKX−1297
を1.5wt%添加して、2色性蛍光色素を含むコレス
テリック液晶を調製した。NKX−1297は、波長4
70nmに吸収ピークを有し、波長488nmに対する
光吸収の2色比が5.6:1である。
【0028】上記の2色性蛍光色素を含むコレステリッ
ク液晶を、それぞれITO(IndiumTin Oxide)透明電極
付きの2枚のガラス基板からなる、ギャップ5μmのセ
ルに注入した。一方のガラス基板の裏面には、黒色塗料
を塗布して光吸収層を形成した。
【0029】また、2色性蛍光色素を含まず、その他の
組成および構成は上記と全く同じコレステリック液晶セ
ルも試作した。
【0030】図4に、2色性蛍光色素を含むコレステリ
ック液晶セルの反射スペクトル、2色性蛍光色素を含ま
ないコレステリック液晶セルの反射スペクトル、および
両者の差スペクトルを示す。差スペクトルから明らかな
ように、2色性蛍光色素を添加することによって、波長
600nmでの反射率が11%高くなった。また、40
0〜490nmの波長帯域では2色性蛍光色素の吸収に
よる反射率の低下が見られ、色純度が向上することが認
められた。
【0031】図5に、2色性蛍光色素を含む試料、およ
び含まない試料に、50Hzの矩形波電圧を印加した場
合の、電圧に対する波長560nmでの反射率の特性を
示す。プレーナ配向の試料に昇圧しながら電圧を印加し
たところ、10〜15Vでプレーナ状態からフォーカル
コニック状態に変化し、35〜40Vでフォーカルコニ
ック状態からホメオトロピック状態に変化した。60V
まで昇圧後、徐々に降圧していったところ、35〜40
Vでホメオトロピック状態からフォーカルコニック状態
に変化し、0Vではフォーカルコニック状態がメモリー
された。
【0032】2色性蛍光色素を含む試料は、含まない試
料に比べて、プレーナ状態で6%、フォーカルコニック
状態で4%、ホメオトロピック状態で0.4%、それぞ
れ反射率が高く、コレステリック液晶のスイッチングに
伴って反射率の向上幅が変化することが確認できた。
【0033】2色性蛍光色素を含む試料、および含まな
い試料の、プレーナ状態とフォーカルコニック状態との
間のコントラストP/FC、およびプレーナ状態とホメ
オトロピック状態との間のコントラストP/Hは、図6
に示すようになり、2色性蛍光色素を含む試料は、蛍光
色素の添加によってコントラストが若干低下するもの
の、十分実用の範囲であることが認められた。
【0034】〔第2の実施形態〕第1の実施形態で示し
た原理および作用から明らかなように、蛍光色素は必ず
しもコレステリック液晶中に溶解または分散させる必要
はなく、コレステリック液晶層の外光入射側に蛍光体層
として設けてもよい。
【0035】図7は、この発明のコレステリック液晶表
示装置の第2の実施形態を示す。この実施形態では、上
記の点から、電極12,14間の、蛍光色素を含まない
コレステリック液晶15からなるコレステリック液晶層
16に積層させて、基板11と電極12との間に、蛍光
色素からなる蛍光体層19を形成する。その他は、図1
に示した第1の実施形態と同じである。
【0036】この第2の実施形態でも、図1に示した第
1の実施形態と同様の原理および作用によって、コント
ラストの低下が最小限に抑えられた状態で、明表示時の
明度が向上する。
【0037】蛍光体層をコレステリック液晶層に積層す
ると、表示画像のだぶりやぼけを生じる可能性がある
が、図7の実施形態のように蛍光体層19をコレステリ
ック液晶層16に近接して設ける場合には、表示画像の
だぶりやぼけを防止することができる。
【0038】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、簡
易な構造で、かつ視差をほとんど生じることなく、コレ
ステリック液晶表示装置の反射率を向上させることがで
きる。さらに、蛍光色素として光吸収の2色性を有する
ものを用いる場合には、反射色の色純度を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のコレステリック液晶表示装置の第1
の実施形態を示す図である。
【図2】この発明における蛍光色素の発光スペクトルお
よび吸収スペクトルとコレステリック液晶の選択反射ス
ペクトルとの関係を示す図である。
【図3】2色性蛍光色素の一例の化学式を示す図であ
る。
【図4】試作したコレステリック液晶表示装置の反射ス
ペクトルを示す図である。
【図5】試作したコレステリック液晶表示装置の印加電
圧に対する反射率の特性を示す図である。
【図6】試作したコレステリック液晶表示装置のコント
ラストを示す図である。
【図7】この発明のコレステリック液晶表示装置の第2
の実施形態を示す図である。
【図8】従来のコレステリック液晶表示装置を示す図で
ある。
【図9】コレステリック液晶の3つの配向状態を示す図
である。
【符号の説明】
11,13…透明基板 12,14…透明電極 15…コレステリック液晶 16…コレステリック液晶層 17…光吸収層 18…蛍光色素 19…蛍光体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曳地 丈人 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 佐川 清水 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 二宮 正伸 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 鈴木 貞一 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 2H088 EA32 GA02 GA03 GA13 GA14 HA14 HA21 HA28 MA06 2H091 FA14Z FA34Z FA43Z GA03 LA16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コレステリック液晶層と蛍光発光手段とを
    備え、外光によって前記蛍光発光手段が励起され、その
    蛍光が前記コレステリック液晶層を形成するコレステリ
    ック液晶で反射されるコレステリック液晶表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1のコレステリック液晶表示装置に
    おいて、 前記蛍光発光手段が、前記コレステリック液晶層を形成
    するコレステリック液晶中に溶解または分散された蛍光
    色素であることを特徴とするコレステリック液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2のコレステリック液晶表示装置に
    おいて、 前記蛍光色素が、光吸収の2色性を有することを特徴と
    するコレステリック液晶表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1のコレステリック液晶表示装置に
    おいて、 前記蛍光発光手段が、前記コレステリック液晶層の外光
    入射側に形成された蛍光体層であることを特徴とするコ
    レステリック液晶表示装置。
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