JP2000066012A - 白色高反射性シート及びそれを用いたリフレクター - Google Patents

白色高反射性シート及びそれを用いたリフレクター

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JP2000066012A
JP2000066012A JP10229685A JP22968598A JP2000066012A JP 2000066012 A JP2000066012 A JP 2000066012A JP 10229685 A JP10229685 A JP 10229685A JP 22968598 A JP22968598 A JP 22968598A JP 2000066012 A JP2000066012 A JP 2000066012A
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resin
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reflector
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Hironobu Takahashi
裕宣 高橋
Masahiro Saito
昌宏 斉藤
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Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光の吸収損失が少なく、高い反射性を示し、
バックライト方式の表示装置に使用したとき高い輝度を
示す白色高反射性シートを提供するにある。 【解決手段】 屈折率が1.48以下の結着剤樹脂中に
平均粒径が0.1〜0.9μmで屈折率が2以上の白色
顔料を分散させて成る白色高反射性塗料を樹脂基板上に
塗布したことを特徴とする白色高反射性シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示体やメー
ターパネル等に有用な白色光反射性シート及びそれを用
いたリフレクターに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示体やメーターパネルなど自発光
式でない表示装置では、暗いところでは表示が見えない
ため、バックライトが一般に必要となる。特に最近で
は、光源に冷陰極蛍光ランプを用い、その光源を端にお
いて導光板と反射シート、拡散シート、プリズムシート
を用いて均一に発光するようにしたエッジライト方式が
直下方式に代わって主流に成りつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】導光板を用いたエッジ
ライト方式バックライトにおいて、バックライトの輝度
を向上させるには、光源輝度を高くすることは勿論であ
るが、光源の光を無駄なく導光板に導入させ、その光を
反射シートで上方へ効率良く反射させなければならな
い。そのためには、反射シートの光の吸収損失の低減が
必要で、通常は主に発泡ポリエステルを素材とする白色
反射材が用いられている。また、反射シートが導光板の
裏面と側面で分離していると、角の隙間から光が漏れて
しまいロスしてしまう。
【0004】また、白色反射性皮膜としては、汎用樹脂
中に酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の白
色顔料を分散させたものも知られているが、従来の白色
反射皮膜では未だ反射率が低く、バックライト表示装置
に使用したとき、十分な輝度が得られないという問題が
ある。
【0005】そこで、本発明の目的は、光の吸収損失が
少なく、高い反射性を示し、バックライト方式の表示装
置に使用したとき高い輝度を示す白色高反射性シートを
提供するにある。本発明の他の目的は、構造が簡単であ
ると共に製造も容易であり、光の吸収損失や光の漏洩損
失が著しく低減され、バックライト方式表示装置用のリ
フレクターが提供される。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、屈折率
が1.48以下の結着剤樹脂中に平均粒径が0.1〜
0.9μmで屈折率が2以上の白色顔料を分散させて成
る白色高反射性塗料を樹脂基板上に塗布したことを特徴
とする白色高反射性シートが提供される。本発明によれ
ば、上記の白色高反射性シートを用いてバックライトの
導光板形状に沿ってしかも導光板側面も含めて光入射部
以外の裏面全体を覆うように成形されたことを特徴とす
る白色高反射性リフレクターが提供される。
【0007】
【発明の実施形態】[作用]本発明では、結着剤樹脂と
して屈折率が1.48以下、好適には1.46以下の低
屈折率の結着剤樹脂を選択し、白色顔料として平均粒径
が0.1〜0.9μmで屈折率が2以上、好適には2.
5以上の高屈折率の白色顔料を選択し、この樹脂中に白
色顔料を分散させた塗料を樹脂基板上に設けたことが特
徴であり、これにより、形成されるシートは高い反射性
を示し、この白色高反射性シートをリフレクターとして
用いたバックライト表示装置は高い輝度を示す。
【0008】反射性塗料の場合、白色顔料を用いること
は必須不可欠であるが、用いる白色顔料の屈折率が高
く、結着剤樹脂の屈折率が低い方が反射性が向上するこ
とが分かった。
【0009】例えば、二酸化チタンを屈折率が1.55
のエポキシ樹脂に分散させた塗料を反射塗膜としたポイ
ンター(暗所において計器類を発光させ視認性を向上さ
せるために使用されるものであり、光入射部と光出射部
と少なくとも光出射部の背面に設けられた白色反射性塗
膜とから成るもの)は22.6(相対値)の輝度を示す
にすぎないのに対して、この樹脂を屈折率が1.44の
変性フッ素樹脂に置き換えた以外は同様の塗料を反射塗
膜としたポインターは37.1(相対値)と、50%以
上増加した輝度を示すことが確認されており、樹脂の屈
折率の僅かの低下による反射性能の増大が著しいもので
あることが了解される。
【0010】本発明においては、白色顔料の屈折率が2
以上、特に2.5以上であることも反射性能の増大に重
要であり、屈折率が上記範囲を下回る白色顔料を使用し
たのでは、本発明の塗料のような高反射性能は得られな
い。
【0011】また、用いる白色顔料は、0.1乃至0.
9μmのごく限られた狭い範囲の平均粒径を有すること
も反射性能の向上に重要である。一般に、白色顔料の重
要な物性として隠蔽力があり、この隠蔽力は粒径が微細
になると小さくなることが知られている。これに対し
て、本発明に用いる白色高反射性塗料においては、白色
顔料の粒径が上記の微細な範囲となることにより、意外
なことに反射性能が向上しているのである。これは、後
述する顔料/結着剤樹脂比(P/B)にも依存するが、
塗膜表面に存在する白色顔料微細粒子が入射光線の散乱
に寄与し、塗膜内での光線の吸収を少なくしているため
と思われる。
【0012】本発明の白色高反射性シートは、上記塗膜
を樹脂基板に塗布したものから成り、一方、リフレクタ
ーは、上記の白色高反射性シートを用いてバックライト
の導光板形状に沿ってしかも導光板側面も含めて光入射
部以外の裏面全体を覆うように成形されたものから成る
が、この白色高反射性シート或いはそれから形成された
リフレクターを用いることにより、バックライト式液晶
表示装置や、バックライト式メーター類の輝度を顕著に
向上させることができる。即ち、後述する例に示すとお
り、白色高反射性シートをバックライト式液晶表示装置
に使用すると、従来の反射シートを用いる場合に比し
て、12〜18%の輝度の向上が得られる。また、本発
明のリフレクターをバックライト式メーター類に適用す
ると、従来のリフレクターを用いた場合に比して、やは
り10〜60%の輝度の増大が得られ、特に輝度の増大
はバックライト光源より遠い部分において顕著である。
【0013】本発明の白色高反射性シートは、樹脂基板
の上に上記塗料を塗布するという簡単な操作で製造する
ことができ、しかも樹脂基板としては塗膜に自己保持性
をもたせる程度のもので十分であるので、十分に軽量化
されたものとして、安価に提供することが可能である。
【0014】また、本発明のリフレクターは、上記白色
高反射性シートを、真空成形、圧空成形或いはプレス成
形等の手段で、バックライトの導光板形状に沿ってしか
も導光板側面も含めて光入射部以外の裏面全体を覆うよ
うに、簡単に成形でき、或いは塗装前の樹脂シートを上
記形状に成形し、その後上記塗料の塗装を行うことによ
り、簡単に製造できるので、構造が簡単であり、製造を
少ない工程で容易に行えると共に、形成されるリフレク
ターは、光の吸収損失も光の漏洩損失もなく、バックラ
イト式の表示装置の輝度を顕著に向上させることが可能
であるという利点を与えるものである。
【0015】[白色高反射性塗料]本発明の白色高反射
性塗料は、屈折率が1.48以下、好適には1.46以
下の低屈折率の結着剤樹脂中に、平均粒径が0.1〜
0.9μm、好適には0.2〜0.3μmで、屈折率が
2以上、好適には2.5以上の高屈折率の白色顔料を分
散させて成るものである。
【0016】(1)結着剤樹脂 低屈折率の結着剤樹脂としては、フッ素樹脂、変性アク
リル樹脂、変性エポキシ樹脂、変性シリコーン樹脂或い
はこれらの2種以上の組み合わせの内、前述した屈折率
を満足するものが使用される。これらの内、フッ素樹脂
或いは変性フッ素樹脂は、屈折率が低く、本発明の目的
に特に適している。尚、通常のアクリル樹脂やエポキシ
樹脂は、屈折率が上記範囲よりも高く、本発明の目的に
適しない。
【0017】フッ素樹脂系の結着剤樹脂としては、熱可
塑性フッ素樹脂塗料と呼ばれるものでも、熱硬化性フッ
素樹脂塗料と呼ばれるものでも使用される。
【0018】前者の例として、ポリフッ化ビニル、ポリ
フッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ
クロロトリフルオロエチレン等のホモポリマーや、テト
ラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合
体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、エチ
レン−クロロトリフルオロエチレン共重合体、テトラフ
ルオロエチレン−ペルフルオロアルキルビニル共重合
体、フッ化ビニリデン−ペルフルオロアルキルビニル共
重合体等が挙げられる。
【0019】用いるフッ素樹脂は、溶媒への溶解性や基
体への密着性の点で、水酸基、エーテル基、カルボキシ
ル基、アルコキシカルボニル基、アミド基、アミノ基、
エポキシ基等の官能基を有していてもよく、このような
官能基含有共重合体は、官能基含有エチレン系不飽和単
量体を共重合させることにより得られる。
【0020】水酸基含有エチレン性不飽和化合物として
は、たとえばヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シ−3−フェノキシ−プロピル(メタ)アクリレート、
3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、グリセリンモノ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールモノ(メタ)アクリレート、トリメチロー
ルプロパンモノ(メタ)アクリレート、テトラメチロー
ルエタンモノ(メタ)アクリレート、ブタンジオールモ
ノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、2−(6−ヒドロキシヘキサノ
イルオキシ)エチルアクリレートなどの(メタ)アクリ
ル酸エステル、10−ウンデセン−1−オール、1−オ
クテン−3−オール、2−メタノールノルボルネン、ヒ
ドロキシスチレン、ヒドロキシエチルビニルエーテル、
ヒドロキシブチルビニルエーテル、α−メチロールアク
リルアミド、2−(メタ)アクロイルオキシエチルアシ
ッドフォスフェート、グリセリンモノアリルエーテル、
アリルアルコール、アリロキシエタノール、2−ブテン
−1,4−ジオール、グリセリンモノアルコールなとが
挙げられる。
【0021】エーテル基含有エチレン性不飽和化合物と
しては、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテ
ル、プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエー
テル、ブチルビニルエーテル、アリルビニルエーテル、
へキシルビニルエーテル、2−エチルへキシルビニルエ
ーテル、エチレングリコールジビニルエーテルなどが挙
げられる。
【0022】不飽和カルボン酸類としては、たとえばア
クリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、テト
ラヒドロフタル酸、イタコン酸、シトラコン酸、クロト
ン酸、イソクロトン酸、ノルボルネンジカルボン酸、ビ
シクロ[2,2,1]ヘプト−2−エン−5,6−ジカ
ルボン酸などの不飽和カルボン酸またはこれらの誘導体
(たとえば酸無水物、酸ハライド、ハーフエステルな
ど)が挙げられる。この誘導体としては、たとえば、塩
化マレニル、マレニルイミド、無水マレイン酸、無水イ
タコン酸、無水シトラコン酸、テトラヒドロ無水フタル
酸、ビシクロ[2,2,1]ヘプト−2−エン−5,6
−ジカルボン酸無水物、マレイン酸ジメチル、マレイン
酸モノメチル、フマル酸エチル、イタコン酸メチル、シ
トラコン酸エチル、テトラヒドロフタル酸メチル、ビシ
クロ[2,2,1]ヘプト−2−エン−5,6−ジカル
ボン酸メチル等が挙げられる。
【0023】不飽和エステル単量体としては、一例とし
て、アクリル酸やメタクリル酸のエステルが挙げられ、
このようなエステル単量体としては、例えば、(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メ
タ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸n−
ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アク
リル酸n−アミル、(メタ)アクリル酸イソアミル、
(メタ)アクリル酸n−ヘキシル、(メタ)アクリル酸
2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸n−オクチル
等がある。ただし上記の(メタ)アクリル酸とはアクリ
ル酸もしくはメタクリル酸を示す。上記(メタ)アクリ
ル酸エステルは単独でも組み合わせても使用でき、また
他の単量体との共重合体でもよい。好適なエステルは、
メタクリル酸メチル(MMA)である。
【0024】不飽和エステル単量体の他の例は、ビニル
エステル化合物であり、たとえば酢酸ビニル、プロピオ
ン酸ビニル、n−酪酸ビニル、イソ酪酸ビニル、ピバリ
ン酸ビニル、カプロン酸ビニル、パーサティック酸ビニ
ル、ラウリル酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香酸
ビニル、p−t−ブチル安息香酸ビニル、サリチル酸ビ
ニル、クロヘキサンカルボン酸ビニルなどが挙げられ
る。
【0025】アミド基含有単量体としては、アクリル酸
アミド、メタクリル酸アミド、ビスマレイミド等があ
る。
【0026】アミノ基含有エチレン性不飽和化合物とし
ては、窒素原子が置換乃至未置換のものであってよく、
ここで置換基としては、炭素数1〜12、好ましくは炭
素数1〜8のアルキル基や炭素数6〜12、好ましくは
6〜8のシクロアルキル基であるようなビニル系単量体
を挙げることができる。このようなアミノ基含有エチレ
ン性不飽和化合物としては、たとえば(メタ)アクリル
酸アミノエチル、(メタ)アクリル酸プロピルアミノエ
チル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)ア
クリル酸アミノプロピル、メタクリル酸フェニルアミノ
エチル、メタクリル酸シクロヘキシルアミノエチルなど
のアクリル酸またはメタクリル酸のアルキルエステル系
誘導体類、N−ビニルジエチルアミン、N−アセチルビ
ニルアミンなどのビニルアミン系誘導体類、アリルアミ
ン、メタクリルアミン、N−メチルアクリルアミン、
N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジメチルア
ミノプロピルアクリルアミドなどのアリルアミン系誘導
体、アクリルアミド、N−メチルアクリルアミドなどの
アクリルアミド系誘導体、p−アミノスチレンなどのア
ミノスチレン類、6−アミノヘキシルコハク酸イミド、
2−アミノエチルコハク酸イミドなどが挙げられる。
【0027】エポキシ基含有エチレン性不飽和化合物と
しては、1分子中に重合可能な不飽和結合およびエポキ
シ基を少なくとも1個以上有するモノマーが用いられ
る。このようなエポキシ基含有エチレン性不飽和化合物
としては、たとえば、グリシジルアクリレート、グリシ
ジルメタクリレートなど、マレイン酸のモノおよびジグ
リシジルエステル、フマル酸のモノおよびジグリシジル
エステル、クロトン酸のモノおよびジグリシジルエステ
ル、テトラヒドロフタル酸のモノおよびジグリシジルエ
ステル、イタコン酸のモノおよびグリシジルエステル、
ブテントリカルボン酸のモノおよびジグリシジルエステ
ル、シトラコン酸のモノおよびジグリシジルエステル、
エンド−シス−ビシクロ[2,2,1]ヘプト5−エン
−2,3−ジカルボン酸(ナジック酸TM)のモノおよび
ジグリシジルエステル、エンド−シス−ビシクロ[2,
2,1]ヘプト−5−エン−2−メチル−2,3−ジカ
ルボン酸(メチルナジック酸TM)のモノおよびジグリシ
ジルエステル、アリルコハク酸のモノおよびグリシジル
エステルなどのジカルボン酸モノおよびジグリシジルエ
ステル(モノグリシジルエステルの場合のアルキル基の
炭素数1〜12)、p−スチレンカルボン酸のアルキル
グリシジルエステル、アリルグリシジルエーテル、2−
メチルアリルグリシジルエーテル、スチレン−p−グリ
シジルエーテル、3,4−エポキシ−1−ブテン、3,
4−エポキシ−3−メチル−1−ブテン、3,4−エポ
キシ−1−ペンテン、3,4−エポキシ−3−メチル−
1−ペンテン、5,6−エポキシ−1−ヘキセン、ビニ
ルシクロヘキセンモノオキシドなどが挙げられる。
【0028】また、極性基含有単量体としては、ペルフ
ロオロ単量体、例えば、下記式(1) 式中、Xは水酸基、エーテル基、カルボキシル基、スル
ホン酸基、アルコキシカルボニル基、アミド基、アミノ
基、エポキシ基等の官能基であり、nは1乃至5の数で
ある、で表される単量体を用いることもできる。
【0029】極性基含有フッ素樹脂中における前記極性
基の量は、極性基の種類によっても変化するが、一般
に、100g当たり1乃至300ミリモル、特に5乃至
200ミリモルの範囲にあるのが望ましい。極性基の濃
度があまり高いと樹脂の屈折率が高くなる傾向があり、
一方あまりに低いと溶媒への溶解性や基体への密着性が
低下する傾向がある。
【0030】用いるフッ素樹脂は、それ自体公知の製造
法で製造されたものでよく、前述したフッ素系単量体、
或いは更に共単量体を、溶液重合法、乳化重合法、懸濁
重合法等で開始剤の存在下に重合させるのがよい。
【0031】溶液重合法の場合、用いる溶媒は特に制限
されないが、フッ素系溶媒が好ましく、例えば、ペルフ
ルオロアルカン類、ペルフルオロシクロアルカン類、ペ
ルフルオロエーテル類、ペルフルオロ3級アミン類等を
用いることができる。乳化重合や懸濁重合の場合は、媒
体として水を使用するのが一般的である。
【0032】開始剤としては、ラジカル開始剤が触媒量
で使用され、溶液重合乃至懸濁重合では、有機過酸化
物、特にフッ素系のジアシルペルオキシドが使用され、
乳化重合では、過硫酸鉛が使用される。
【0033】重合条件は、特に制限はないが、単量体の
種類や、開始剤の種類に応じて、0乃至100℃の温
度、1乃至40kg/cmの圧力下に行うのがよい。
【0034】上記のフッ素樹脂は、単独で使用する代わ
りに、他の樹脂、例えばフェノール樹脂、アクリル樹
脂、エポキシ樹脂、ポリアミドイミド、ポリイミド、ウ
レタン樹脂、ポリフェニレンスルフィド等の少なくとも
1種をブレンドして、変性樹脂として用いることもでき
る。これらの変性樹脂は、一般に50重量%よりも少な
い量、特に30重量%以下の量で用いるのが好適であ
る。
【0035】また、前述した熱硬化性フッ素樹脂として
は、前述した極性基(官能基)含有フッ素樹脂共重合
体、特に水酸基含有フッ素樹脂共重合体を基体樹脂と
し、これに、硬化剤樹脂、特にメラミン樹脂、ウレタン
等を配合したものである。この樹脂は溶液での塗布が可
能であると共に、耐久性に優れた白色高反射性塗膜を形
成できるので特に有利である。硬化剤樹脂は、基体樹脂
に対して、0.1乃至20重量部配合するのがよい。
【0036】(2)白色顔料 本発明に用いる白色顔料は、0.1〜0.9μm、特に
0.2乃至0.3μmの平均粒径と2以上、特に2.5
以上の屈折率とを有するものである。白色顔料として
は、二酸化チタン(TiO)、酸化亜鉛(ZnO)、
三酸化二アンチモン(Sb)、二酸化ハフニウム
(HfO)、二酸化セリウム(CeO)、硫化亜鉛
(ZnS)等が知られており、これらの内上記条件を満
足するものが使用される。
【0037】これらの内でも、二酸化チタンが好適であ
る。二酸化チタンには、アナターゼ型(屈折率 2.5
5)とルチル型(屈折率 2.70)の2種類がある
が、これらの内では、屈折率が高い点でルチル型が優れ
ている。
【0038】用いる白色顔料は、未処理のものでも或い
は表面処理されたものでもよい。表面処理には、シラン
系カップリング剤、チタン系カップリング剤、ジルコニ
ウム系カップリング剤、樹脂酸、金属石鹸、樹脂の初期
縮合物等が使用される。
【0039】(3)塗料 本発明の塗料においては、白色顔料と結着剤樹脂とを
1:2乃至5:1の重量比で使用することが好ましい。
即ち、本発明の白色高反射性塗料においては、顔料/結
着剤樹脂の重量比(P/B)が、0.5乃至5の範囲に
あることが、反射性と塗膜強度或いは密着性の点で好ま
しい。このP/B比が上記範囲を下回ると、塗膜の反射
性が低下し、一方、上記範囲を上回ると、塗膜強度や密
着性が低下するようになる。
【0040】この塗料は、水性塗料として用いることも
できるが、一般には有機溶媒系の塗料として用いること
が好ましい。有機溶剤としては、前述したフッ素系溶媒
の他に、汎用の塗料用有機溶媒、例えばウンデカン、ド
デカン等の炭化水素系溶剤、ブチルセロソルブ等のセロ
ソルブ系溶剤、イソホロン等のケトン系溶剤、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル系溶剤、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルフォキシド等のアミド系溶剤等が単独
或いは2種以上の組み合わせで使用される。
【0041】この塗料には、それ自体公知の塗料用配合
剤、例えば、レベリング剤、消泡剤、原減粘剤等をそれ
自体公知の処方に従って配合することができる。
【0042】レベリング剤としては、各種シリコン類、
特にポリアルキレンオキシ基を有するオルガノポリシロ
キサンが使用される。消泡剤としては、上記オルガノポ
リシロキサンの他に、各種界面活性剤が使用される。
【0043】樹脂溶液に対する白色顔料の分散は、コロ
イドミル、ボールミル、サンドミル、ホモジナイザー、
超音波分散等のそれ自体公知の分散手段を用いて行うこ
とができる。
【0044】[白色高反射性シート]上記シートの樹脂
基板としては、形成される塗装板に自己保持性を与える
材料であれば、任意の材料でよく、熱可塑性樹脂でも熱
硬化性樹脂でも特に制限されないが、一般に後述する成
形性等の点では熱可塑性樹脂が好適に使用される。
【0045】熱可塑性樹脂としては、例えば低密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、線状
低密度ポリエチレン、ポリ1−ブテン、ポリ4−メチル
−1−ペンテンあるいはエチレン、プロピレン、1−ブ
テン、4−メチル−1−ペンテン等のα−オレフィン同
志のランダムあるいはブロック共重合体等のポリオレフ
ィン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・ビニ
ルアルコール共重合体、エチレン・塩化ビニル共重合体
等のエチレン・ビニル化合物共重合体、ポリスチレン、
アクリロニトリル・スチレン共重合体、ABS、α−メ
チルスチレン・スチレン共重合体等のスチレン系樹脂、
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニル・塩
化ビニリデン共重合体、ポリアクリル酸メチル、ポリメ
タクリル酸メチル等のポリビニル化合物、ナイロン6、
ナイロン6−6、ナイロン6−10、ナイロン11、ナ
イロン12等のポリアミド、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート等の熱可塑性ポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリフエニレンオキサイド等
あるいはそれらの混合物のいずれかの樹脂でもよい。用
いる樹脂シートは、単層の樹脂シートであってもよい
し、複数の樹脂層からなる積層シートであってもよい。
機械的強度や耐熱性の見地からは、ポリカーボネート、
熱可塑性ポリエステル、塩化ビニル系樹脂等が好適であ
る。
【0046】樹脂基板シートの厚みは特に制限されない
が、既に述べたとおり、塗装シートに自己保持性を与え
る程度の厚みを有すれば十分であり、一般に100乃至
500μm、特に200乃至300μm程度の厚みを有
しているのが好ましい。上記範囲よりも薄い場合には、
塗膜の寸法的安定性が不十分となり、一方上記範囲より
も厚くても格別のメリットはなく、成形性や軽量性の点
ではかえって不利となる。
【0047】白色塗料は、固形分として10μm以上の
厚み、特に20乃至80μmの厚みに設けるのが適当で
ある。厚みが上記範囲外では範囲内にある場合に比して
反射性が低下する傾向があり、一方余り厚すぎると、経
済的に不利であるばかりではなく、むしろ耐クラック性
等が低下する傾向がある。
【0048】白色塗料の塗布は、スプレー塗装、ロール
コート、バーコート、デイップコート、スピンコート、
パッド印刷等の手段で容易に行うことができる。樹脂基
板への被膜密着性を高めるために、樹脂基板表面に、コ
ロナ放電処理、オゾン処理、それ自体公知のその他の表
面処理を行うことができる。
【0049】[リフレクター]本発明のリフレクター
は、上記白色高反射性シートを、真空成形、圧空成形或
いはプレス成形等の手段で、バックライトの導光板形状
に沿ってしかも導光板側面も含めて光入射部以外の裏面
全体を覆うように、成形することにより製造することが
できる。或いは別法として、塗装前の樹脂シートを上記
形状に成形し、その後前述した白色塗料の塗装を行うこ
とによっても、製造することができる。生産性及び操作
の簡便さの点では、前者の塗装板成形法が有利であり、
本発明に用いる塗膜は、上記の成形に十分に耐えること
ができる。
【0050】バックライト式メーター類へのリフレクタ
ーの適用を説明するための図1において、バックライト
式メーター類1は、図1(A)に示すとおり、前面に表
示部(図示せず)を備えた透明アクリルメーター盤(導
光板)2と、指針3と、透明メーター板の背面側に設け
られたランプ(冷陰極蛍光ランプ)4とを備えている。
この透明メーター盤2は、厚みの比較的小さな上側面部
5と底側面部6とを有している。
【0051】従来のリフレクターでは、図1(B)に示
すとおり、透明メーター盤2の背面に白いシート10の
一枚を当てるだけであったが、本発明のリフレクター2
0では、図1(C)に示すとおり、バックライトの導光
板形状に沿ってしかも導光板側面も含めた裏面全体を覆
うように、白色高反射性シートで形成されており、導光
板背面覆い部21と、導光板上側面覆い部22と、導光
板下側面覆い部23とが一体となって成形されている
が、光入射部24が切り欠いてある。
【0052】リフレクターの成形に用いる白色高反射性
シート30の断面構造を示す図2において、この反射シ
ート30は、樹脂製シート基材31とその一方の表面に
設けられた白色高反射性塗膜32とからなっていて、塗
膜32が導光板側に位置するように成形される。上記の
構造のリフレクターによると、光の吸収損失も光の漏洩
損失もなく、バックライト式メーター類の表示面の輝度
を顕著に向上させることが可能である。
【0053】バックライト式液晶表示装置への本発明の
リフレクターの適用を、従来例と対比して説明するため
の図3において、このバックライト液晶表示装置40
は、導光板41と導光板前面の液晶表示面42とからな
る。導光板41のエッジにはランプが設けられている
が、図3では省略されている。
【0054】従来のバックライトでは、図3の(A)に
示すとおり、導光板41の背面に白色シートからなるリ
フレクター10が設けられ、導光板の側面、即ち上側面
及び下側面には、リフレクターとは別体のアルミ板43
a、43bが設けられていたが、本発明のリフレクター
20では、図3(B)に示すとおり、バックライトの導
光板形状に沿ってしかも導光板側面も含めて光入射部以
外の裏面全体を覆うように、白色高反射性シートで形成
されており、導光板背面覆い部21と、導光板上側面覆
い部22と、導光板下側面覆い部23とが一体となって
継ぎ目なしに成形されている。図3(B)には示されて
いないが、透光板の両サイドの側面にも対応して、リフ
レクター20には両サイド側面覆い部が一体に継ぎ目な
しに形成されていることが理解されるべきである。リフ
レクターを構成する白色高反射性シートは、図2に示し
たものと同様である。また、図3(B)に示されるとお
り、導光板41とリフレクター20との間には、空気層
44が存在するが、この空気層44の存在は、反射性向
上の妨げとはならないことが了解されるべきである。
【0055】このバックライト式液晶表示装置において
も、バックライトでの光の吸収損失も光の漏洩損失もな
く、バックライト液晶表示部の表示面の輝度を顕著に向
上させることが可能である。
【0056】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
【0057】実施例1 (塗料の調製)平均粒径0.28μmで屈折率が2.7
の二酸化チタン(CR−95:石原産業(株)製)と、
フッ素樹脂とアクリル樹脂との共重合体(屈折率 nd
=1.44)のワニスとを、固形分重量比(P:B)で
15:10で調合し、白色塗料を調製した。
【0058】実施例2 (白色高反射性シートの製造)厚さ200μmのポリカ
ーボネート(三菱エンジニアリングプラスチックス
(株)社製)製シートに、実施例1の塗料を塗布し、6
0℃の温度で乾燥して、厚さ50μmの白色反射層を形
成させた。
【0059】実施例3 (バックライト液晶表示板用リフレクターの作成)実施
例1の白色高反射性シートを、図3に示す液晶表示板の
バックライトでエッジライト方式を採用しているものに
適用した。先ず、実施例1の反射性樹脂シートを、塗料
塗布側が導光板裏面と側面形状に沿いかつ光入射部を除
いて導光板の裏面と側面全体を覆うような形状になるよ
うに真空成形により成形して、白色の高い反射性を示す
リフレクター20を作成した。
【0060】(表面輝度の測定)このリフレクターを、
バックライトの表示面及び光入射部以外の全面がリフレ
クターの高反射塗膜で覆われる形で、液晶表示装置40
の導光板41に取付け、冷陰極蛍光ランプから同一距離
における表面輝度を、輝度計(ミノルタ製NT−1゜
P)にて測定した。冷陰極蛍光ランプとしては、強度の
異なる4種のランプを使用し、同一距離における従来の
リフレクターを使用したものの表面輝度と比較した。 冷陰極蛍光ランプ 1 2 3 4 得られた結果を下記表1に示す。
【0061】
【表1】 ランプ 本発明 従来例 1 1500Cd/m 1340Cd/m 2 1480Cd/m 1300Cd/m 3 1420Cd/m 1240Cd/m 4 1300Cd/m 1100Cd/m
【0062】本発明のリフレクターを使用することによ
り、12〜18%の輝度の向上が得られた。また、ホワ
イトの色調が従来の若干赤みがかったホワイトから、よ
りピュアホワイトに近い色調に変化した。
【0063】実施例4 (バックライト式メーター類用リフレクターの作成)実
施例1の白色高反射性シートを、図1に示すバックライ
ト式メーター類のバックライトでエッジライト方式を採
用しているものに適用した。先ず、実施例1の反射性樹
脂シートを、塗料塗布側が導光板裏面と側面形状に沿い
かつ光入射部を除いて導光板の裏面と側面全体を覆うよ
うな形状になるように真空成形により成形して、白色の
高い反射性を示すリフレクター20を作成した。
【0064】(表面輝度の測定)これをメーター盤の裏
面に取り付け、各目盛りの輝度を測定し、従来の反射シ
ートだけの場合との輝度比較を行った。得られた結果を
図4に示す。図4においては、各目盛の表面輝度の値
が、単位 Cd/mで示されており、カッコ内は従来
のリフレクターを用いた場合の数値である。
【0065】輝度は、最高で従来比60%向上し、メー
ター文字盤内での輝度ムラも30%以上改善され、目視
による差は殆どなくなった。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、結着剤樹脂として屈折
率が1.48以下、好適には1.46以下の低屈折率の
結着剤樹脂を選択し、白色顔料として平均粒径が0.1
〜0.9μmで屈折率が2以上、好適には2.5以上の
高屈折率の白色顔料を選択し、この樹脂中に白色顔料を
分散させた塗料を樹脂基板上に設けることにより、形成
される反射シートは高い反射性を示し、この白色高反射
性シートをバックライト方式のメーターや液晶表示装置
に適用することにより、高い輝度が達成される。また、
反射性樹脂シートを、塗料塗布側が導光板裏面と側面形
状に沿いかつ光入射部を除いて導光板の裏面と側面全体
を覆うような形状になるように、真空成形等により成形
してリフレクターとすることにより、光の反射損失や光
の漏洩損失が解消され、表面輝度の高い表示装置が得ら
れる。しかも、このリフレクターは構造が簡単で、しか
も製造も容易であるという利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリフレクターのバックライト式メータ
ー類への適用を、従来のリフレクターの適用と共に説明
するための斜視図である。
【図2】本発明の白色高反射性シートの断面図である。
【図3】本発明のリフレクターのバックライト式液晶表
示装置への適用を、従来のリフレクターの適用と共に説
明するための斜視図である。
【図4】実施例4における表面輝度の測定結果を説明す
る図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H042 BA02 BA15 BA20 2H091 FA23Z FA31Z FB02 FB12 FB13 FC01 FC17 FC19 GA17 KA01 LA03 LA11 LA16 4F100 AA21A AK01B AK17A AK25A AK45B AL05A AS00A BA02 CA13A CC00A EH46 JA20A JL10A JN06A JN18A YY00A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈折率が1.48以下の結着剤樹脂中に
    平均粒径が0.1〜0.9μmで屈折率が2以上の白色
    顔料を分散させて成る白色高反射性塗料を樹脂基板上に
    塗布したことを特徴とする白色高反射性シート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の白色高反射性シートを
    用いてバックライトの導光板形状に沿ってしかも導光板
    側面も含めて光入射部以外の裏面全体を覆うように成形
    されたことを特徴とする白色高反射性リフレクター。
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