JP2000065949A - 方形状検知領域の形成方法、及び、方形状検知領域の可変装置 - Google Patents

方形状検知領域の形成方法、及び、方形状検知領域の可変装置

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JP2000065949A
JP2000065949A JP10171994A JP17199498A JP2000065949A JP 2000065949 A JP2000065949 A JP 2000065949A JP 10171994 A JP10171994 A JP 10171994A JP 17199498 A JP17199498 A JP 17199498A JP 2000065949 A JP2000065949 A JP 2000065949A
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transmission
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Isamu Sasaki
勇 佐々木
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Showa Rasenkan Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる方形状の検知領域を適宜に形成する。 【解決手段】 投光などの手段により所定の領域を照射
して検知領域を設定するに際し、遮蔽カバー体2(20
0)の透過用開口部3(301) の周縁を遮蔽プレー
ト14,14や透過体300などの直線状の一辺の組み
合わせにより方形状として囲繞し可変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、異なる方形状の
検知領域を適宜に形成することが可能な方形状検知領域
の形成方法、及び、方形状検知領域の可変装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、作業現場などで所定の領域に人や
煙などが進入した場合、速やかにこれを検出する自動検
知システムとして、例えば、赤外線放射器を遮蔽カバー
体に内蔵させ、透過用開口部を介して赤外線を遮蔽カバ
ー体外に放射し、赤外線による被照射領域を検知領域と
し、その領域に人や煙などが進入した場合にこれを検出
する構成のシステムが知られている。
【0003】なお、このような自動検知システムでは、
赤外線の他に遠赤外線や可視光など種々の電磁波が検知
目的などに応じて採用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
自動検知システムでは、システム遂行の検知器において
赤外線などの透過用開口部が一定形状とされているた
め、必要に応じて検知領域を精度よく変えることができ
ず、不要な被検知物も検出してしまい検出精度の向上が
図れない場合が多々ある。
【0005】また、従来の検知器は上記したように必要
に応じて検知領域を精度よく変えることができないた
め、所望の検知領域に見合った検知器を予め設計・製作
しなければならず、コスト高になるなどの問題もある。
【0006】さらに、透過用開口部は通常は円形として
形成されており、検知領域は円形の検知領域として設定
されることが多く、方形状の検知領域を可変的に設定す
ることは難しかった。
【0007】この発明は、このような事情に基づいてな
されたものであり、その目的とするところは、検知場所
や検知条件が変った場合でも、異なる方形状の検知領域
を容易に設定することができ、使い勝手に優れた方形状
検知領域の形成方法と、方形状検知領域の可変装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
な目的を達成するために、方形状検知領域の形成方法と
しては、請求項1記載のように、投光などの手段により
所定の領域を照射して検知領域を設定するに際し、遮蔽
カバー体の透過用開口部の周縁に複数の遮蔽プレートを
その直線状の一辺が透過用開口部を囲むように回動可能
に配置し、上記各遮蔽プレートを透過用開口部内に臨む
ように回動させ、各遮蔽プレートの直線状の一辺の組み
合わせにより透過用開口部を異なる方形状として可変的
に囲繞することを特徴とする。
【0009】また、請求項3記載のように、投光などの
手段により検知領域を設定するに際し、天井などの壁面
に取付けられた遮蔽カバー体の透過用開口部に、各種の
方形状の透過用開口部が開設された透過体を着脱自在に
取付けることにより、透過用開口部の可変化を図ること
を特徴とする。
【0010】さらに、方形状検知領域の可変装置として
は、請求項2記載のように、天井などの壁面側に配置さ
れその中央部位に透過用開口部が設けられる第2筒体、
及び、この第2筒体に回動可能に組み合わされその中央
部位に透過用開口部が開設された第1筒体とより構成さ
れる遮蔽カバー体と、第1筒体側において回動可能に枢
着され、中央部位に開設されている透過用開口部に対し
直線状の一辺が出没自在に臨むように配置された相対向
する一対の遮蔽プレートと、第2筒体側において回動可
能に枢着され、中央部位に開設されている透過用開口部
に対し直線状の一辺が出没自在に臨むように配置された
相対向する一対の遮蔽プレートと、第1筒体側の遮蔽プ
レートを透過用開口部に出没させる第1の駆動機構と、
第2筒体側の遮蔽プレートを透過用開口部に出没させる
第2駆動機構とを具備することを特徴とする。
【0011】また、請求項4記載のように、天井などの
壁面に取付けられその中央部位に透過用開口部を開設し
た遮蔽カバー体と、遮蔽カバー体の透過用開口部に設け
られる取付け手段と、遮蔽カバー体の透過用開口部の取
付け手段に係り止められると共に、その中央部位に所望
の方形状の透過用開口部が開設された透過体とを具備す
ることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面に
基づき詳細に説明する。図1は、この発明に係る方形状
検知領域の形成状態を示す説明図であり、図2は、装置
の外観を示す側面図、図3は、方形状検知領域の可変原
理を示す説明図である。
【0013】なお、説明の都合上放射される電磁波は赤
外線とするが、検知目的などに応じて赤外線の他に遠赤
外線や可視光など種々の電磁波が採用される。
【0014】図1に示すように、方形状検知領域の可変
装置である検知器1より放射される赤外線の検知領域
は、最大検知領域Xは円形状とされ順次小径の方形状
の検知領域X,Xなどとして可変される。
【0015】図2示すように検知器1は、同図では図示
しないが赤外線放射器を内蔵し透過用開口部を有する遮
蔽カバー体2が、床面側などに配置される第1筒体3と
天井などの壁面側に配置される第2筒体4との回動可能
な組み合わせによって構成されている。
【0016】また、遮蔽カバー体2は天井などの壁面W
に固着される取付け板5、取付け板5に枢着部5aを介
して面状に応動(図中の点線)されるように取付けられ
る屈曲筒6、屈曲筒6にストッパー6aを介して回動
(図中の矢印)されるように取付けられる回転筒7を通
じて固定化され、赤外線の放射範囲を種々の方向に向け
られるように構成されている。
【0017】次に、赤外線放射の領域における可変原理
を図3に基づいて説明する。なお、記入符号による図面
の煩雑化を避けるため図3以外の各図の符号は省略して
ある箇所もある。X軸,Y軸の直交点を透過用開口R
の中心とし、このX軸上で円周αと交差する位置に相対
向する一対の遮蔽プレート14,14の枢着部14b,
14bが設定される。また、このY軸上で円周αと交差
する位置に相対向する一対の遮蔽プレート12,12の
枢着部12b,12bが設定される。
【0018】さらに、枢着部12b−14b,・・の延
長線と円周βとが交差する位置に、遮蔽プレート12,
12の規制棒13,13と遮蔽プレート14,14の規
制棒15,15が配置され、各遮蔽プレート12,12
−14,14のガイド穴12c,1c−14c,14c
の内方側に接するように挿通されている。
【0019】したがって、この状態における遮蔽プレー
ト12,12−14,14は、その直線状の一辺12
a,12a−14a,14aが透過用開口Rの周縁に
接するように整列されており、図3に示すように、透過
用開口Rは最大の円形として開口される。
【0020】なお、遮蔽プレート12,12が載置され
る円周αと円周β、遮蔽プレート14,14が載置され
る円周αと円周βとは、図3においては同一面上として
表されているが、実際には両者は上下関係となる別個の
円周α,αと円周β,β上に載置されている(図5参
照)。このため、遮蔽プレート12,12と規制棒1
3,13、遮蔽プレート14,14と規制棒15,15
とは別個に動作する。
【0021】次に、遮蔽プレート12,12と遮蔽プレ
ート14,14の動作原理を、図3,図4に基づいて説
明する。
【0022】初めに、各遮蔽プレート12,12−1
4,14は図3の状態に配置されている。次いで、図3
の状態から図4(a)に示すように、規制棒13,13
が円周β上に沿ってY軸よりも図中左廻り方向へ移動す
ると、規制棒13,13は遮蔽プレート12,12にお
けるガイド穴12c,12cの外方側へと移動すること
となる。
【0023】このため、規制棒13,13により遮蔽プ
レート12,12は透過用開口R内へ臨むように回動
され、直線状の一辺12a,12aが最小円R(仮想
円)の周縁に接する状態となる。この状態では、円周β
上にあり遮蔽プレート14,14を規制する規制棒1
5,15は回動されず、図3の位置に保持されている。
したがって、回動された遮蔽プレート12,12と回動
されない遮蔽プレート14,14とは、その直線状の一
辺12a,12a−14a,14aにより平行四辺形に
組み合わされる。
【0024】次に、図4(a)の状態から図4(b)の
状態へと移行する。すなわち、遮蔽プレート14,14
自体をそのままの状態でX軸より図中左廻り方向へと回
動させる。これにより、遮蔽プレート14,14は回動
されず枢着部14bとガイド穴14cと規制棒15との
関係は変化しないが、遮蔽プレート14,14の直線状
の一辺14a,14aは遮蔽プレート12,12の直線
状の一辺12a,12aと長方形状に交差することとな
る。
【0025】また、図4(c)のように、遮蔽プレート
12,12の枢着部12b,12bがY軸上にあり、規
制棒13,13がガイド穴12c,12cの外方側にあ
る状態において、遮蔽プレート14,14の枢着部14
b,14bがX軸上に位置され、規制棒15,15がガ
イド穴14c,14cの外方側に位置されると、遮蔽プ
レート12,12と遮蔽プレート14,14の直線状の
一辺12a,12a−14a,14aは、互いに直交さ
れて最小円R(仮想円)の周縁に接する状態となり、
正方形の開口を形成することとなる。
【0026】次に、この方形状検知領域の可変装置であ
る遮蔽カバー体2の概略構造を、図5に示した分解透視
図に基づいて説明する。
【0027】遮蔽カバー体2は、互いに回動可能に組み
合わされる2つのプラスチック製の第1筒体3と第2筒
体4により形成されている。
【0028】第1筒体3は、中空円筒体として形成され
ると共に、その一方面(図中の上面)に透過用開口部3
aが開設され、この透過用開口部3aの周縁には互いに
対向関係となる弓状の一対の長穴8,8−9,9が開設
されている。
【0029】また、第1筒体3の内側には回動可能にリ
ング体10が挿嵌される。このリング体10は、その周
縁に互いに対向関係となる弓状の一対の長穴11,11
が開設されている。この長穴11,11同士間のリング
体10には、相対向する一対の遮蔽プレート12,12
がその直線状の一辺12a,12aが透過用開口部3a
に臨むように載置されると共に、枢着部12b,12b
を介して回動自在に枢着されている。
【0030】また、この遮蔽プレート12,12は、枢
着部12b,12bが設けられる隅角部と対向する隅角
部にガイド穴12c,12cが開設されている。そし
て、リング体10における弓状の一対の長穴11,11
は、第1筒体3の一対の弓状の長穴9,9と若干ずらさ
れつつ上下関係となるように対向されていると共に、こ
の長穴11,11と長穴9,9には後述する規制棒1
5,15がそれぞれ挿通される。
【0031】また、第1筒体3の一対の弓状の長穴8,
8には規制棒13,13が挿通され、この規制棒13,
13は、リング体10における遮蔽プレート12,12
のガイド穴12c,12cを挿通してリング体10に起
立される。
【0032】第2筒体4は、中空円筒状の上面の中央部
位に透過用開口部4aが開設され、その透過用開口部4
aの周縁に突起部(図示略)が周設されている。そし
て、この第2筒体4の上面には、透過用開口部4aの周
縁の突起部に嵌合され第2筒体4の上面とほぼ同一径の
円板41が回動可能に載置される。さらに、この円板4
1上には透過用開口部4aの周縁の突起部に嵌合され、
円板41よりも小径な円板42が載置される。
【0033】また、円板42上には透過用開口部4aに
その直線状の一辺14aが臨むように遮蔽プレート14
が載置されると共に、円板42上に載置される遮蔽プレ
ート14の隅角部が枢着部14bを介して回動自在に枢
着される。また、枢着部14bが設けられる隅角部と対
向され円板41上となる隅角部には、ガイド穴14cが
開設されており、このガイド穴14cには規制棒15が
挿通されて円板41上に立設される。
【0034】このように取付けられる遮蔽プレート14
は、第2筒体4において透過用開口部4aを挟み相対向
する一対のものとして配備される。したがって、枢着部
14b,14bは、図3における下位側の円周α上とさ
れ、規制棒15,15は図3における下位側の円周β上
とされる。また、遮蔽プレート14,14にはその回動
を滑らかに行わせるために、平板状の滑り固定プレート
が載置されるが図示は省略する。
【0035】次に、このように構成される遮蔽カバー体
2の動作を図5に基づいて説明する。図5における各図
は第1筒体3の平面図であり、規制棒13,13−1
5,15の動作と、遮蔽プレート12,12−14,1
4の動作の関係を示している。
【0036】まず、図5(a)に示すように、第1筒体
3における遮蔽プレート12,12はその直線状の一辺
12a,12aが透過用開口部4aの周縁に接する状態
とされ、また、第2筒体4における遮蔽プレート14,
14もその直線状の一辺14a,14aが透過用開口部
3aの周縁に接する状態とされており,遮蔽プレート1
2,12−14,14は透過用開口部3a内に現れてい
ない。
【0037】この場合、リング体10における一対の弓
状の長穴11,11は、第1筒体3の弓状の長穴9,9
よりも図中右廻り方向に若干ずらされた状態にあり、規
制棒13,13は長穴8,8を挿通して起立され、ま
た、規制棒15,15は長穴9,9を挿通して起立され
ている。
【0038】したがって、規制棒13,13を図中左廻
り方向に回動すると、リング体10も図中左廻り方向に
回動されることとなり、規制棒13,13がリング体1
0に取付けられている遮蔽プレート12,12のガイド
穴12c,12cの外方側へと移動し、これにより遮蔽
プレート12,12は回動されてその直線状の一辺12
a,12aが透過用開口部3a内に進出し、図5(b)
の状態となる。
【0039】次に、図5(b)の状態から、規制棒1
5,15を図中右廻り方向へと回動すると、規制棒1
5,15は遮蔽プレート14,14におけるガイド穴1
4c,14cの外方側へと移動することとなり、遮蔽プ
レート14,14はその直線状の一辺14a,14aが
透過用開口部3a側へと進出し、遮蔽プレート14,1
4は回動されてその直線状の一辺14a,14aは透過
用開口部3aと接しているが現れず、遮蔽プレート1
2,12との組み合わせにより図5(c)のような状態
となる。
【0040】この状態から、規制棒15,15を図中右
廻り方向させると、遮蔽プレート14,14はさらに透
過用開口部3a内へ進出し、図5(d)に示すように、
直線状の一辺12a,12a−14a,14aとの組み
合わせにより菱形の組み合わせ状態となる。
【0041】この状態から、第1筒体3を図中右廻り方
向へと若干回動させると、図5(e)に示すように、直
線状の一辺12a,12a−14a,14aとの組み合
わせにより正方形へと可変される。
【0042】この実施例では、ガイド穴12c,12c
と規制棒13,13とにより、遮蔽プレート12の回動
を行う第1の駆動機構が構成され、また、ガイド穴14
c,14cと規制棒15,15とにより、遮蔽プレート
14の回動を行う第1の駆動機構が構成される。
【0043】したがって、各遮蔽プレート12,12−
14,14を電気的に回動操作させる場合には、図7に
示すように、ステッピングモータなどにより第1駆動部
101と第2駆動部102を構成し、操作指令部100
からの回動指令に基づいて規制棒13,13の回動を行
う第1駆動部101、規制棒15,15の回動を行う第
2駆動部102を動作させるように構成すれば好適であ
る。
【0044】また、第1筒体3,第2筒体4に規制棒1
3,13−15,15の回動を行う絞りダイヤル(図示
略)を付設し、上記各動作を行うようにしてもよい。
【0045】このように、この実施例によれば、赤外線
の放射や投光などの手段により所定の領域を照射して検
知領域を設定するに際し、遮蔽カバー体の透過用開口部
の周縁に複数の遮蔽プレートをその直線状の一辺が透過
用開口部を囲むように回動可能に配置し、上記各遮蔽プ
レートを透過用開口部内に臨むように回動させることに
より、各遮蔽プレートの直線状の一辺の組み合わせを可
変的に行い、透過用開口部を異なる方形状として可変的
に囲繞して方形状検知領域を形成するように構成されて
いる。
【0046】一方、方形状検知領域の形成装置における
第2実施例は、図8に示すように、一方側面が天井など
の壁面への取付け板201とされるプラスチック製の遮
蔽カバー体200に、赤外線放射器400を内蔵させ、
他方側面に赤外線の透過用開口部202を設ける。
【0047】この透過用開口部202の内周面にはネジ
部203が形成され、この透過用開口部202のネジ部
203に透過体300がネジ部301を介して着脱自在
に取付けられる。また、この透過体300は遮蔽カバー
体200の透過用開口部202に嵌合されるよう一定の
外径とされるが、その透過用開口部301は、図9に示
したように、正方形や三角形,菱形など種々の透過用開
口部301a〜301dなどを備えたものが準備され
る。
【0048】これにより、所定の場所に方形状検知領域
の形成装置である検知器を設置し電源を投入すると、遮
蔽カバー体に取付けられた透過体の透過用開口部を介し
て赤外線が放射され、透過用開口部に見合う検知領域が
形成される。
【0049】ここで検知条件が変化した場合には、遮蔽
カバー体に取付けられる透過体を所望の透過用開口部の
ものに交換することにより、所望の検知領域を得ること
ができ、検知領域の調整を図りつつ検知精度の向上を図
ることができる。
【0050】このように、上記各実施例によれば、検知
場所や検知条件が変った場合でも、異なる方形状の検知
領域を容易に設定することができる方形状検知領域の形
成方法と、上記作用と共に使い勝手に優れた方形状検知
領域の可変装置を提供することができる。
【0051】なお、上記した各実施例は検知手段につい
ては説明を省略したが、適宜必要な検知手段を付設する
ことができる。また、上記した各実施例は種々の分野に
利用することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、検知場所や検知条件が変った場合でも、異なる方形
状の検知領域を容易かつ簡便に可変し設定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る方形状検知領域の形成状態を示
す説明図である。
【図2】装置の外観を示す側面図である。
【図3】方形状検知領域の可変原理を示す説明図であ
る。
【図4】方形状検知領域の可変原理動作を示す説明図で
ある。
【図5】この発明に係る方形状検知領域の可変装置の概
略構成を示す分解透視図である
【図6】規制棒の動作と遮蔽プレートの動作を第1筒体
より見た場合の説明図である。
【図7】遮蔽プレートの電気的駆動を説明するブロック
図である。
【図8】この発明に係る方形状検知領域の可変装置の第
2実施例を示す説明用断面図である。
【図9】図8における各透過体を示す平面図である。
【符号の説明】
1 検知器 2 遮蔽カバー体 3 第1筒体 3a 透過用開口部 4 第2筒体 8,9 第1筒体の長穴 10 リング体 11 リング体の長穴 12 第1筒体の遮蔽プレート 12a 遮蔽プレートの直線状の一辺 12b 遮蔽プレートの枢着部 12c 遮蔽プレートのガイド穴 13 第1筒体側の規制棒 14 第2筒体の遮蔽プレート 14a 遮蔽プレートの直線状の一辺 14b 遮蔽プレートの枢着部 14c 遮蔽プレートのガイド穴 15 第2筒体側の規制棒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投光などの手段により所定の領域を照射
    して検知領域を設定するに際し、遮蔽カバー体の透過用
    開口部の周縁に複数の遮蔽プレートをその直線状の一辺
    が透過用開口部を囲むように回動可能に配置し、上記各
    遮蔽プレートを透過用開口部内に臨むように回動させ、
    各遮蔽プレートの直線状の一辺の組み合わせにより透過
    用開口部を異なる方形状として可変的に囲繞することを
    特徴とする方形状検知領域の形成方法。
  2. 【請求項2】 天井などの壁面側に配置されその中央部
    位に透過用開口部が設けられる第2筒体、及び、この第
    2筒体に回動可能に組み合わされその中央部位に透過用
    開口部が開設された第1筒体とより構成される遮蔽カバ
    ー体と、第1筒体側において回動可能に枢着され、中央
    部位に開設されている透過用開口部に対し直線状の一辺
    が出没自在に臨むように配置された相対向する一対の遮
    蔽プレートと、第2筒体側において回動可能に枢着さ
    れ、中央部位に開設されている透過用開口部に対し直線
    状の一辺が出没自在に臨むように配置された相対向する
    一対の遮蔽プレートと、第1筒体側の遮蔽プレートを透
    過用開口部に出没させる第1の駆動機構と、第2筒体側
    の遮蔽プレートを透過用開口部に出没させる第2駆動機
    構とを具備することを特徴とする方形状検知領域の可変
    装置。
  3. 【請求項3】 投光などの手段により検知領域を設定す
    るに際し、天井などの壁面に取付けられた遮蔽カバー体
    の透過用開口部に、各種の方形状の透過用開口部が開設
    された透過体を着脱自在に取付けることにより、透過用
    開口部の可変化を図ることを特徴とする方形状検知領域
    の形成方法。
  4. 【請求項4】 天井などの壁面に取付けられその中央部
    位に透過用開口部を開設した遮蔽カバー体と、遮蔽カバ
    ー体の透過用開口部に設けられる取付け手段と、遮蔽カ
    バー体の透過用開口部の取付け手段に係り止められると
    共に、その中央部位に異なる方形状の透過用開口部が開
    設された複数の透過体とを具備することを特徴とする方
    形状検知領域の可変装置。
JP10171994A 1998-05-16 1998-05-16 方形状検知領域の形成方法、及び、方形状検知領域の可変装置 Pending JP2000065949A (ja)

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