JP2000065416A - 可撓風管 - Google Patents
可撓風管Info
- Publication number
- JP2000065416A JP2000065416A JP10249099A JP24909998A JP2000065416A JP 2000065416 A JP2000065416 A JP 2000065416A JP 10249099 A JP10249099 A JP 10249099A JP 24909998 A JP24909998 A JP 24909998A JP 2000065416 A JP2000065416 A JP 2000065416A
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- cylinder
- wind
- wind tube
- tube
- flexible
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 漏風を完全に防止することができると共に送
風抵抗の増加を防ぎ、さらに、コンパクトに折り畳んで
持ち運びや収納に好都合な可撓風管を提供する。 【解決手段】 風管本体1をスライドファスナ2により
接続する可撓風管において、風上側の風管本体1の接続
端部の内側に漏風防止筒3を取り付け、この漏風防止筒
3を前記接続端部から外方に延出せしめ、漏風防止筒3
の先端に柔軟性を有する環状縁4を形成する。
風抵抗の増加を防ぎ、さらに、コンパクトに折り畳んで
持ち運びや収納に好都合な可撓風管を提供する。 【解決手段】 風管本体1をスライドファスナ2により
接続する可撓風管において、風上側の風管本体1の接続
端部の内側に漏風防止筒3を取り付け、この漏風防止筒
3を前記接続端部から外方に延出せしめ、漏風防止筒3
の先端に柔軟性を有する環状縁4を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル工事等に
おいて通気のために使用される風管、特に、その接続部
において漏風防止手段を備えた可撓風管に関する。
おいて通気のために使用される風管、特に、その接続部
において漏風防止手段を備えた可撓風管に関する。
【0002】一般に、トンネル工事等においては、内部
の作業環境を良好に保つために、内部と外部を風管によ
り連絡して送気および/または排気がなされる。そし
て、この種の風管としては、その折り畳み収納性や配管
の容易性等の都合上、一般的に可撓風管が使用される。
また、適宜長さの風管を複数本用意して、これらを接続
して使用するようになっている。
の作業環境を良好に保つために、内部と外部を風管によ
り連絡して送気および/または排気がなされる。そし
て、この種の風管としては、その折り畳み収納性や配管
の容易性等の都合上、一般的に可撓風管が使用される。
また、適宜長さの風管を複数本用意して、これらを接続
して使用するようになっている。
【0003】
【従来の技術】ところで、上記可撓風管をスライドファ
スナにより接続する場合には、その接続部からの漏風が
問題となる。従来、この接続部における漏風を防止する
ために、気密性および可撓性を有する漏風防止筒を上記
接続部の内側に設けていた。
スナにより接続する場合には、その接続部からの漏風が
問題となる。従来、この接続部における漏風を防止する
ために、気密性および可撓性を有する漏風防止筒を上記
接続部の内側に設けていた。
【0004】しかしながら、上記従来の可撓性を有する
漏風防止筒は風下側の端部が裁断したままの状態である
ため、該端部が通気流によりフラッタリング(はため
き)現象を起こし、その結果、漏風を完全に防止できな
いだけでなく、送風抵抗が増す等の問題点があった。
漏風防止筒は風下側の端部が裁断したままの状態である
ため、該端部が通気流によりフラッタリング(はため
き)現象を起こし、その結果、漏風を完全に防止できな
いだけでなく、送風抵抗が増す等の問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するためになされたもので、漏風を完全に
防止することができると共に送風抵抗の増加を防ぎ、さ
らに、コンパクトに折り畳んで持ち運びや収納に好都合
な可撓風管を提供することにある。
問題点を解決するためになされたもので、漏風を完全に
防止することができると共に送風抵抗の増加を防ぎ、さ
らに、コンパクトに折り畳んで持ち運びや収納に好都合
な可撓風管を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の可撓風管は、風
管本体を適宜接続手段により接続する可撓風管におい
て、風上側の風管本体の接続端部の内側に漏風防止筒を
取り付け、該漏風防止筒を前記接続端部から外方に延出
せしめ、該漏風防止筒の先端に柔軟性を有する環状縁を
形成したことを特徴とする。
管本体を適宜接続手段により接続する可撓風管におい
て、風上側の風管本体の接続端部の内側に漏風防止筒を
取り付け、該漏風防止筒を前記接続端部から外方に延出
せしめ、該漏風防止筒の先端に柔軟性を有する環状縁を
形成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照しながら説明する。図1において、1は風管
本体であって、可撓性および気密性を有する膜材料、例
えば、合成樹脂を含浸あるいは被覆した布などを筒状に
形成して成る。該風管本体1は、適宜長さを有する。な
お、該風管本体1に防炎処理あるいは撥水処理を施して
もよい。また、該風管本体1には適宜吊り手段(図示せ
ず)を設けてもよい。
図面を参照しながら説明する。図1において、1は風管
本体であって、可撓性および気密性を有する膜材料、例
えば、合成樹脂を含浸あるいは被覆した布などを筒状に
形成して成る。該風管本体1は、適宜長さを有する。な
お、該風管本体1に防炎処理あるいは撥水処理を施して
もよい。また、該風管本体1には適宜吊り手段(図示せ
ず)を設けてもよい。
【0008】上記風管本体1の端部にはファスナ片2a
が縫着、接着、溶着などの適宜手段により取り付けられ
ている。左右のファスナ片2aはスライダ2bをムシ2
cに沿ってスライドさせることにより接合され、左右の
風管本体1、1を相互に接続する。上記左右のファスナ
片2aとスライダ2bとムシ2cによりファスナ2を構
成している。なお、上記ファスナ片2aは風管本体1の
接続端部を一周して取り付けられ、更に、図1に示すよ
うに、自由延長部2a′を残して構成されているが、こ
れに限定するものではない。また、本発明における風管
本体1の接続手段としては、上記スライドファスナに限
定するものではない。
が縫着、接着、溶着などの適宜手段により取り付けられ
ている。左右のファスナ片2aはスライダ2bをムシ2
cに沿ってスライドさせることにより接合され、左右の
風管本体1、1を相互に接続する。上記左右のファスナ
片2aとスライダ2bとムシ2cによりファスナ2を構
成している。なお、上記ファスナ片2aは風管本体1の
接続端部を一周して取り付けられ、更に、図1に示すよ
うに、自由延長部2a′を残して構成されているが、こ
れに限定するものではない。また、本発明における風管
本体1の接続手段としては、上記スライドファスナに限
定するものではない。
【0009】上流側(図1において左側)の風管本体1
の接続端部の内側には、漏風防止筒3が縫着、接着、溶
着などにより取り付けられている。該漏風防止筒3は上
記風管本体1と同様の可撓性(気密性は絶対条件ではな
い)を有する膜材料により構成されている。また、該漏
風防止筒3は、風管本体1の接続端部から外方に延出し
ていて、その先端には、環状縁4が形成されている。該
環状縁4は、適宜天然繊維または合成繊維を束ねた紐4
a、あるいはこれらの繊維から成る糸を編んだ紐4a、
または発泡樹脂製の紐状のものを芯材として、これを漏
風防止筒3の端縁膜材料により包み込んで構成されてい
る。
の接続端部の内側には、漏風防止筒3が縫着、接着、溶
着などにより取り付けられている。該漏風防止筒3は上
記風管本体1と同様の可撓性(気密性は絶対条件ではな
い)を有する膜材料により構成されている。また、該漏
風防止筒3は、風管本体1の接続端部から外方に延出し
ていて、その先端には、環状縁4が形成されている。該
環状縁4は、適宜天然繊維または合成繊維を束ねた紐4
a、あるいはこれらの繊維から成る糸を編んだ紐4a、
または発泡樹脂製の紐状のものを芯材として、これを漏
風防止筒3の端縁膜材料により包み込んで構成されてい
る。
【0010】本実施例の可撓風管は、以上のように構成
されているので、図2に示すように、矢印方向に送風す
ると、その風圧により上記環状縁4が下流側の可撓風管
1の内面に押し付けられて密着するのでフラッタリング
現象が生じない。
されているので、図2に示すように、矢印方向に送風す
ると、その風圧により上記環状縁4が下流側の可撓風管
1の内面に押し付けられて密着するのでフラッタリング
現象が生じない。
【0011】上記環状縁4は、柔軟性を有し、フラッタ
リングを防止するのに十分な形状あるいは構造であれば
いずれの構造でもよい。
リングを防止するのに十分な形状あるいは構造であれば
いずれの構造でもよい。
【0012】
【発明の効果】漏風防止筒の先端に柔軟性を有する環状
縁を形成したので、漏風を完全に防止することができる
と共に送風抵抗の増加を防ぎ、さらに、コンパクトに折
り畳んで持ち運びや収納に好都合である。
縁を形成したので、漏風を完全に防止することができる
と共に送風抵抗の増加を防ぎ、さらに、コンパクトに折
り畳んで持ち運びや収納に好都合である。
【図1】本発明の可撓風管の接続部分の一実施例を示す
外観図である。
外観図である。
【図2】可撓風管の接続状態の断面図である。
1 風管本体 2 ファスナ 2a ファスナ片 2a′自由延長部 2b スライダ 2c ムシ 3 漏風防止筒 4 環状縁 4a 芯材
Claims (1)
- 【請求項1】風管本体を適宜接続手段により接続する可
撓風管において、風上側の風管本体の接続端部の内側に
漏風防止筒を取り付け、該漏風防止筒を前記接続端部か
ら外方に延出せしめ、該漏風防止筒の先端に柔軟性を有
する環状縁を形成したことを特徴とする可撓風管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10249099A JP2000065416A (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 可撓風管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10249099A JP2000065416A (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 可撓風管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000065416A true JP2000065416A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=17187959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10249099A Pending JP2000065416A (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 可撓風管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000065416A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001241743A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-09-07 | National Marine Plastic:Kk | 風導管の漏風防止構造 |
JP2007315080A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Taisei Corp | 連結構造 |
JP2009044603A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Sharp Corp | 画像処理装置 |
JP2009264034A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Ryuki Engineering:Kk | 送風ダクト |
CN104564122A (zh) * | 2014-12-05 | 2015-04-29 | 浙江大学 | 一种带匝道的城市隧道通风试验装置 |
KR101534289B1 (ko) * | 2013-11-15 | 2015-07-09 | 이동욱 | 이종 재질의 덕트를 이용한 클린 덕트 설치구조 |
-
1998
- 1998-08-20 JP JP10249099A patent/JP2000065416A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001241743A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-09-07 | National Marine Plastic:Kk | 風導管の漏風防止構造 |
JP2007315080A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Taisei Corp | 連結構造 |
JP4714079B2 (ja) * | 2006-05-26 | 2011-06-29 | 大成建設株式会社 | 連結構造 |
JP2009044603A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Sharp Corp | 画像処理装置 |
JP2009264034A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Ryuki Engineering:Kk | 送風ダクト |
KR101534289B1 (ko) * | 2013-11-15 | 2015-07-09 | 이동욱 | 이종 재질의 덕트를 이용한 클린 덕트 설치구조 |
CN104564122A (zh) * | 2014-12-05 | 2015-04-29 | 浙江大学 | 一种带匝道的城市隧道通风试验装置 |
CN104564122B (zh) * | 2014-12-05 | 2017-02-22 | 浙江大学 | 一种带匝道的城市隧道通风试验装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060913 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060926 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070213 |