JP2000065404A - レンジフードファン - Google Patents

レンジフードファン

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JP2000065404A
JP2000065404A JP10232858A JP23285898A JP2000065404A JP 2000065404 A JP2000065404 A JP 2000065404A JP 10232858 A JP10232858 A JP 10232858A JP 23285898 A JP23285898 A JP 23285898A JP 2000065404 A JP2000065404 A JP 2000065404A
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hood
front plate
blower
connection terminal
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JP10232858A
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Yoshimasa Ito
義政 伊藤
Yuji Tsukitari
裕二 月足
Taido Ushida
泰道 牛田
Yasuhiro Isogawa
康博 五十川
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フード本体に対するフード前板の着脱とは別
の電気接続の接離の手間を不要にして、その電気接続を
し忘れることもないようにする。 【解決手段】 フード21が、フード本体22と、これ
の前面部に着脱可能に取付けられるフード前板23とか
ら成り、そのフード本体22に送風機24を具え、フー
ド前板23に送風機24の運転をコントロールするため
のスイッチ47を具えたものにおいて、上記フード本体
22に対するフード前板23の着脱に応じて送風機24
とスイッチ47との電気接続を継合、解離するコネクタ
34(接続手段)を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フード本体に送風
機を具え、フード前板に送風機の運転をコントロールす
るためのスイッチを具えたレンジフードファンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のレンジフードファン
においては、図12に示すように、フード1が、フード
本体2と、これの前面部に着脱可能に取付けられるフー
ド前板3とから成るものが供されている。このものは、
例えば、取付工事の便、及び掃除の便等を考慮して構成
されたもので、取付工事時には、フード本体2からフー
ド前板3を取外すことにより、フード本体2の取付部で
ある奥部に手が届きやすくなって、取付工事がしやすく
なり、一方、掃除時には、同じくフード本体2からフー
ド前板3を取外すことにより、フード本体2の内面及び
フード前板3の内面に手が届きやすくなって、調理時に
発生する油煙等により汚れたそれらの内面の掃除がしや
すくなるものである。
【0003】しかして、このものの場合、上述の調理時
に発生する油煙等を吸引して排出する送風機4が、フー
ド本体2の内奥部に設けられ、その送風機4の運転をコ
ントロールするためのスイッチ5が、フード前板3の前
下部に設けられている。このほか、フード本体2には、
差込プラグ6を先端に有する電源コード線7と、フード
1の下方を照明するランプ8とが設けられている。
【0004】そして、それらフード本体2側の電装品を
接続してフード本体2内に配設したリード線9の先端
に、一方側のコネクタ10が設けられて、これがフード
本体2の前上縁のフランジ部2aに固定されている。こ
れに対して、スイッチ5から延びたフード前板3側のリ
ード線11の先端には、他方側のコネクタ12が設けら
れて、これが自由状態で上述の一方側のコネクタ10に
接合されることにより、送風機4、ランプ8、及び電源
コード線7と、スイッチ5とが電気接続されるようにな
っている。
【0005】なお、この接続状態で、送風機4及びラン
プ8は、差込プラグ6を差込み接続する電源コンセント
(図示せず)から、コネクタ10,12、スイッチ5、
コネクタ12,10、送風機4及びランプ8を経て電源
コンセントに戻る電路により通電されるようになってお
り、従って、スイッチ5の操作次第で、送風機4の運転
及びランプ8の点灯がコントロールされるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものの場
合、例えば取付工事や掃除のためにフード本体2からフ
ード前板3を取外すときには、その前に、他方側のコネ
クタ12を一方側のコネクタ10から離す必要があり、
そして、フード前板3を取付け戻したときには、その後
に、他方側のコネクタ12を一方側のコネクタ10に接
合し直す必要があって、すなわち、フード前板3の着脱
とは別のコネクタ10,12の接離の手間が必要であ
り、面倒であった。又、フード前板3を取付け戻したと
きに、他方側のコネクタ12を一方側のコネクタ10に
接合し忘れるということがあって、スイッチ5を操作し
ても送風機4が作動せず、ランプ8が点灯しないことに
より、故障と勘違いされることがあった。
【0007】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、主として、フード本体に対
するフード前板の着脱とは別の電気接続の接離の手間が
不要で、その電気接続をし忘れることもないレンジフー
ドファンを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のレンジフードファンは、フードが、フード
本体と、これの前面部に着脱可能に取付けられるフード
前板とから成り、そのフード本体に送風機を具え、フー
ド前板に送風機の運転をコントロールするためのスイッ
チを具えたものにおいて、前記フード本体に対するフー
ド前板の着脱に応じて前記送風機とスイッチとの電気接
続を継合、解離する接続手段を設けたことを特徴とする
(請求項1の発明)。このものによれば、フード本体に
対するフード前板の着脱と共に、送風機とスイッチとの
電気接続の継合、解離がなされる。
【0009】この場合、接続手段はフードの下部に存す
るのが好ましい(請求項2の発明)。上述のフード本体
に対するフード前板の着脱、すなわち、接続手段の接離
は、フードの前下方から行われるものであり、そのとき
に、接続手段がフードの下部に存すれば、接続手段が作
業者に近く位置することになって、接続手段の接離の様
子が作業者に見えやすくなり、作業がしやすくなる。
【0010】又、接続手段はコネクタから成るのが好ま
しい(請求項3の発明)。コネクタは、接続端子をハウ
ジングで覆っており、従って、接続端子に使用者の手や
作業者の手が直接触れることがなく、感電のおそれを少
なくし得る。
【0011】更に、コネクタが雄側コネクタと雌側コネ
クタとから成り、その雌側コネクタをフード本体に設け
るのも良い(請求項4の発明)。フード本体は送風機を
具え、それに合わせて電源コード線を一般的に有し、こ
の電源コード線がフード本体に設ける側のコネクタに接
続される。このため、フード本体に設ける側のコネクタ
は電源側となり、該コネクタの接続端子は充電部とな
る。よって、雌側コネクタをフード本体に設けたもので
は、この雌側コネクタの接続端子が充電部となるが、雌
側コネクタは、接続端子を穴部の中に有するため、使用
者の指や作業者の指がその接続端子に直接触れることが
更になく、その接続端子が充電部になるといっても、感
電のおそれを一層少なくし得る。
【0012】加えて、コネクタは、フード本体及びフー
ド前板の互いに接合する接合面部に設けると良い(請求
項5の発明)。このものでは、フード本体及びフード前
板の接合面部の接合と共にコネクタの接合がなされるよ
うになるから、その接合面部の接合の度合からコネクタ
の接合の状態判断ができるようになり、それだけ一段と
容易且つ確実にコネクタの接合ができるようになる。
【0013】一方、フード本体とフード前板とに、コネ
クタを覆うカバーを設けるのも良い(請求項6の発
明)。このものでは、コネクタに水沫や蒸気等が付着す
ることがカバーにより避けられ、電気的安全性が高めら
れる。しかも、コネクタが使用者の目に付くこともカバ
ーにより避けられ、外観が良くなされる。
【0014】又、コネクタが雄側コネクタと雌側コネク
タとから成り、その雄側コネクタの接続端子が挿入され
る雌側コネクタの穴部の入口部が奥すぼみのテーパ状を
成しているのも良い(請求項7の発明)。このもので
は、雄側コネクタの接続端子が、雌側コネクタの穴部の
入口部のテーパ面にガイドされることで、該穴部に挿入
しやすくなる。
【0015】更に、コネクタが雄側コネクタと雌側コネ
クタとから成り、その雌側コネクタの接続端子が、雄側
コネクタの接続端子との接触、離間方向に弾力性を有す
るのも良い(請求項8の発明)。このものでは、雌側コ
ネクタの接続端子に対する雄側コネクタの接続端子の接
触が、雌側コネクタの接続端子の弾力性により確実とな
り、雄側コネクタの接続端子の長さに多少の誤差があっ
ても、雌側コネクタの接続端子に確実に接触するように
なる。
【0016】そして、コネクタが、フード本体及びフー
ド前板にそれぞれ弾性により係合して固定する係合片を
有するのも良い(請求項9の発明)。このものでは、コ
ネクタの固定が、フード本体及びフード前板に対する係
合片の弾性による係合によって容易にできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき、
図1ないし図11を参照して説明する。まず図1及び図
2には、レンジフードファンの全体構成を示しており、
外殻であるフード21を、フード本体22と、これの前
面部に着脱可能に取付けたフード前板23とにより構成
している。そのうちのフード本体22は、下面及び前面
が開口する直方体形のボックス状を成すものであり、内
部の奥部に送風機24を取付けている。
【0018】送風機24は、モータ25と、このモータ
25の回転軸25aに取付けられて回転駆動される送風
羽根26、及びこの送風羽根26を囲繞するケーシング
27から成るものであり、フード本体22の上壁外面に
は、この送風機24が吸引排出する油煙等を含む空気を
通す図示しないダクトに接続するための接続筒28を取
付けている。又、フード本体22の上壁外面の最前部に
は、接続筒28を覆い隠す幕板29を取付けており、フ
ード本体22の後下部には、フード21の下方を照明す
るためのランプ30を配設している。
【0019】更に、フード本体22の後上部には、差込
プラグ31を先端に有する電源コード線32を設けてお
り、この電源コード線32を初め、送風機24のモータ
25、及びランプ30、すなわち、フード本体22側の
電装品を、リード線33により接続し、このリード線3
3の先端に、接続手段として機能するコネクタ34のう
ちの、一方側のコネクタ35を設けている。
【0020】ここで、図3及び図4は上記一方側のコネ
クタ35を詳細に示している。すなわち、この場合、一
方側のコネクタ35は、電気絶縁材例えばプラスチック
により形成したハウジング36の内部に所要数(図3で
は1個のみ代表して図示)の穴部37を有し、この穴部
37の各内部に導電材から成る接続端子38をそれぞれ
挿設した雌側コネクタである。そして、その接続端子3
8は、図5に示す波形板状を成し、それによって、後述
する他方側のコネクタ50の接続端子53との接触、離
間方向である、穴部37の深さ方向に伸縮する弾力性を
有しており、その基端部にリード線33の各単位リード
線33aを接続し、先端に接点39を有している。な
お、これから明らかなように、リード線33は、複数
(例えば5本)の単位リード線33aを一まとめにした
ものである。
【0021】又、この一方側のコネクタ35は、図3及
び図4に示すように、ハウジング36の前後中間部の上
下部に、それぞれ、外方へほゞ直角に突出するつば部4
0を有すると共に、この各つば部40の後方に位置して
各々つば部40に向かい斜め前方に突出する舌片状の係
合片41を有している。なお、係合片41の各先端部4
1aは、該係合片41の他の部分よりも厚肉で、且つ前
側の上面に前下がりの斜面41bを有するように形成し
ている。更に、この一方側のコネクタ35の各穴部37
の入口部37aは、前記接続端子38の接点39よりも
前方に位置して、奥すぼみのテーパ状(すり鉢状)に形
成している。
【0022】これに対して、前記フード本体22には、
図1及び図2に示すように、前面の開口部の上縁部と左
右の両側縁部に、接合面部として、内方へ張出すフラン
ジ部42を形成しており、このフランジ部42には、右
側縁部のものの下部に、図6及び図7に示すコネクタ取
付孔43を形成している。このコネクタ取付孔43は、
上記一方側のコネクタ35のつば部40を含む正面形状
に合う矩形状を成しており、その上下部にはそれぞれ内
方へ断面L字状の受け部44を有している。
【0023】この構成で、上記コネクタ取付孔43に
は、前記電源コード線32、送風機24のモータ25、
及びランプ30にリード線33を接続する前の状態の一
方側のコネクタ35を、前方より挿入している。これに
より、係合片41が受け部44に摺接する段階で押え込
まれ、図8に示すように、つば部40が受け部44に止
められたところで、係合片41が受け部44との摺接を
過ぎて弾性的に復元することにより受け部44の裏面に
係合して一方側のコネクタ35の抜止めをしており、か
くして、一方側のコネクタ35をフード本体22に取付
け固定している。
【0024】なお、この取付状態では、一方側のコネク
タ35は、つば部40の前面がフランジ部42の前面と
面一に位置し、それより前方の部分35aがフランジ部
42の前面より更に前方に突出している。又、その取付
後に、リード線33は、前記電源コード線32、送風機
24のモータ25、及びランプ30に接続している。
【0025】一方、フード前板23は、図1及び図2に
示すように、下面及び背面が開口するほゞ三角柱形のボ
ックス状を成すものであり、その下面の開口部の前縁部
には内方へ張出すフランジ部45を形成し、背面の開口
部の上縁部と左右の両側縁部には、接合面部として、同
じく内方へ張出すフランジ部46を形成している。そし
て、その下面前縁のフランジ部45にはスイッチ47を
取付けており、更に、このスイッチ47を覆ってフード
前板23の内前部にはカバー48を取付けている。
【0026】ここで、スイッチ47は送風機24の運転
及びランプ30の点灯をコントロールするためのもので
あり、例えば送風機24の運転の開始、停止を選択し得
るほかに、その運転の内容(例えば強、中、弱など、風
量についての強度)を選択し得るようになっていて、そ
れに加え、ランプ30の点灯、消灯を選択し得るように
なっており、そのための数個の操作ボタン47aを有し
ている。
【0027】このスイッチ47からは、リード線49を
接続して延ばしており、その先端には、前記コネクタ3
4のうちの、他方側のコネクタ50を設けている。この
他方側のコネクタ50は、前記一方側(雌側)のコネク
タ35と対応する雄側コネクタであり、詳細には図9及
び図10に示すように、電気絶縁材例えばプラスチック
により形成したハウジング51に、一方側のコネクタ3
5の前記つば部40より前方の部分35aに外嵌め状態
で嵌合される凹部52を有し、この凹部52内に、一方
側のコネクタ35の穴部37にそれぞれ挿入されて前記
接続端子38に接触するピン状の接続端子53を有して
いる。
【0028】そして、この他方側のコネクタ50の接続
端子53の各基端部には、リード線49の各単位リード
線49aを接続している(1個についてのみ代表して図
示)。なお、これから明らかなように、リード線49
も、前述のリード線33同様、複数(例えば5本)の単
位リード線49aを一まとめにしたものであり、その各
単位リード線33a、49aの本数は前記スイッチ47
の機能に合わせて定めている。
【0029】又、この他方側のコネクタ50は、一方側
のコネクタ35と対称的に、ハウジング51の後(図
中、右)端面の上下部に、それぞれ、外方へほゞ直角に
突出するつば部54を有すると共に、この各つば部54
の前方に位置して各々つば部54に向かい斜め後方に突
出する舌片状の係合片55を有している。なお、係合片
55の各先端部55aは、該係合片55の他の部分より
も厚肉で、且つ後側の上面に後下がりの斜面55bを有
するように形成している。
【0030】これに対して、前記フード前板23の接合
面部であるフランジ部46には、右側縁部のものの下部
に、図11に示すコネクタ取付孔56を形成している。
このコネクタ取付孔56は、前記フード本体22のコネ
クタ取付孔43同様で、上記他方側のコネクタ55のつ
ば部54を含む正面形状に合う矩形状を成しており、そ
の上下部にはそれぞれ内方へ断面L字状の受け部57を
有している。
【0031】この構成で、上記コネクタ取付孔56に
は、リード線49をスイッチ47に接続する前の状態の
他方側のコネクタ50を、前方より挿入している。これ
により、係合片55が受け部57に摺接する段階で押え
込まれ、図11に示すように、つば部54が受け部57
に止められたところで、係合片55が受け部57との摺
接を過ぎて弾性的に復元することにより受け部57の裏
面に係合して他方側のコネクタ50の抜止めをしてお
り、かくして、他方側のコネクタ50をフード前板23
に取付け固定している。
【0032】なお、この取付状態では、他方側のコネク
タ50は、つば部54の後面を含む後面がフランジ部4
6の後面と面一に位置している。又、その取付後に、リ
ード線49はスイッチ47に接続している。
【0033】そして、それらに加えて、フード本体22
及びフード前板23の左右の両内側面部にはそれぞれカ
バー58,59を取付けており、図2に示すように、そ
のうちの各右側のカバー58,59によって、前記一方
側のコネクタ35のフード本体22内に位置した部分、
及び他方側のコネクタ50のフード前板23内に位置し
た部分を覆っている。
【0034】このほか、図2には、フード本体22のフ
ランジ部42に形成した前板取付孔60(一方側のみを
図示)を示しており、これに、フード前板23のフラン
ジ部46に突設した係合突子(図示せず)を係合させ
て、フランジ部42にフランジ部46を接合させつつ、
下部を他の固定手段、例えばねじ止めや弾性係合止め等
(これも図示せず)によって固定することにより、フー
ド本体22にフード前板23を着脱可能に取付けるよう
にしている。
【0035】更に、その取付後に、フード本体22内の
下部からフード前板23内の下部にかけては、図1に示
すように、それらの下面の開口部を覆う油塵捕獲用のフ
ィルタ61を着脱可能に装着している。
【0036】次に、上記構成のものの作用を述べる。ま
ず、図2に示すようにフード本体22からフード前板2
3が分離された状態より、フード前板23を上述のごと
くしてフード本体22に取付けると、他方側のコネクタ
50は、凹部52が、一方側のコネクタ35の、フラン
ジ部42より突出した部分35aに嵌合され、接続端子
53が一方側のコネクタ35の穴部37にそれぞれ挿入
されて接続端子38の接点39に接触する。
【0037】かくして、他方側のコネクタ50と一方側
のコネクタ35とが接合されるものであり、スイッチ4
7と、送風機24及びランプ30、電源コード線32と
の電気接続が継合される。この状態で、送風機24及び
ランプ30は、差込プラグ31を差込み接続する電源コ
ンセント(図示せず)から、上記両側のコネクタ35,
50、スイッチ47、コネクタ50,35、送風機24
及びランプ30を経て電源コンセントに戻る電路により
通電されるようになっており、従って、スイッチ47の
操作次第で、送風機24の運転及びランプ30の点灯が
コントロールされるものである。
【0038】これに対して、フード本体22からフード
前板23を取外せば、他方側のコネクタ50は、接続端
子53が一方側のコネクタ35の接続端子38の接点3
9から離間して穴部37から抜け出し、凹部52が、一
方側のコネクタ35の、フランジ部42より突出した部
分35aから離脱する。かくして、他方側のコネクタ5
0と一方側のコネクタ35との接合が解離されるもので
あり、スイッチ47と、送風機24及びランプ30、電
源コード線32との電気接続が解離される。
【0039】このように本構成のものでは、フード本体
22に対するフード前板23の着脱に応じて送風機24
とスイッチ47との電気接続を継合、解離する接続手段
(コネクタ34)を具えるもので、それにより、フード
本体22に対するフード前板23の着脱と共に、送風機
24とスイッチ47との電気接続の継合、解離がなされ
る。よって、従来のもののようなフード前板23の着脱
とは別のコネクタ34の接離の手間は不要であり、それ
だけフード前板23着脱時の作業を簡単にすることがで
きる。
【0040】又、フード前板23を取付け戻したとき
に、他方側のコネクタ50を一方側のコネクタ35に接
合し忘れるということもなくし得るものであり、フード
前板23を取付け戻した後、スイッチ47を操作すれ
ば、送風機24が確実に作動し、ランプ30も確実に点
灯するから、それらが故障と勘違いされることもなくす
ことができる。
【0041】加えて、本構成のものの場合、上述の接続
手段を、フード本体22のフランジ部42の下部と、フ
ード前板23のフランジ部46の下部とに設けることに
よって、フード21の下部に設けている。この場合、フ
ード本体22に対するフード前板23の着脱、すなわ
ち、接続手段の接離は、フード21の前下方から行われ
るものであり、そのときに、接続手段がフード21の下
部に存することにより、接続手段が作業者に近く位置す
ることになって、接続手段の接離の様子が作業者に見え
やすくなり、作業をしやすくできる。
【0042】又、接続手段はコネクタ34から成るもの
としている。コネクタ34は、一方側のコネクタ35
も、又、他方側のコネクタ50も、それぞれ接続端子3
8,53をハウジング36,51で覆っており、従っ
て、接続端子38,53に使用者の手や作業者の手が直
接触れることがなく、感電のおそれを少なくすることが
できる。
【0043】更に、コネクタ34の一方側のコネクタ3
5は雌側コネクタであって、他方側のコネクタ50は雄
側コネクタであり、その雌側コネクタ(一方側のコネク
タ35)をフード本体22に設けている。この場合、フ
ード本体22は送風機24を具え、それに合わせて電源
コード線32を有し、この電源コード線32がフード本
体22に設ける側のコネクタに接続される。このため、
フード本体22に設ける側のコネクタは電源側となり、
該コネクタの接続端子は充電部となる。よって、雌側コ
ネクタ35をフード本体22に設けたものでは、この雌
側コネクタ35の接続端子38が充電部となるが、これ
に対し、雌側コネクタ35は、接続端子38を穴部37
の中に有するため、使用者の指や作業者の指がその接続
端子38に直接触れることが更になく、その接続端子3
8が充電部になるといっても、感電のおそれを一層少な
くすることができる。
【0044】そして、コネクタ34は、一方側のコネク
タ35及び他方側のコネクタ50を、フード本体22及
びフード前板23の互いに接合する接合面部であるフラ
ンジ部42,46に設けている。これにより、フード本
体22及びフード前板23のフランジ部(接合面部)4
2,46の接合と共にコネクタ34の接合がなされるよ
うになるから、そのフランジ部42,46の接合が不充
分なようであれば、コネクタ34の接合も不充分であっ
て、フランジ部42,46の接合が充分になれば、コネ
クタ34の接合も充分になるものであり、従って、フラ
ンジ部42,46の接合の度合からコネクタ34の接合
の状態判断ができるようになり、それだけ一段と容易且
つ確実にコネクタ34の接合ができる。
【0045】一方、フード本体22とフード前板23と
に、一方側のコネクタ35及び他方側のコネクタ50を
覆うカバー58,59を設けている。これにより、それ
らのコネクタ35,50に、調理に伴って発生する水沫
や蒸気等が付着することが避けられ、電気的安全性が高
められる。しかも、コネクタ35,50が使用者の目に
付くことも避けられ、外観を良くすることができる。
【0046】又、他方側のコネクタ(雄側コネクタ)5
0の接続端子53が挿入される一方側のコネクタ(雌側
コネクタ)35の穴部37の入口部37aは、奥すぼみ
のテーパ状としており、これによって、その接続端子5
3が、挿入時、穴部37の入口部37aのテーパ面にガ
イドされ、該孔部37に挿入しやすくなるから、コネク
タ34の接合作業をしやすくできる。
【0047】更に、一方側のコネクタ(雌側コネクタ)
35の接続端子38は、穴部37の深さ方向、すなわ
ち、他方側のコネクタ(雄側コネクタ)50の接続端子
53との接触、離間方向に弾力性を有するものとしてお
り、これによって、その一方側のコネクタ35の接続端
子38に対する他方側のコネクタ50の接続端子53の
接触が、一方側のコネクタ35の接続端子38の弾力性
により確実となり、他方側のコネクタ50の接続端子5
3の長さに多少の誤差があっても、一方側のコネクタ3
5の接続端子38に確実に接触するようになるから、そ
れらコネクタ35,50の接続を確実にできる。
【0048】そして、その一方側のコネクタ35及び他
方側のコネクタ50は、フード本体22及びフード前板
23にそれぞれ弾性により係合して固定する係合片4
1,55を有するものとしており、これによって、その
両コネクタ35,50の固定が、係合片41,55の弾
性による係合によって容易にでき、ねじなど別途の固定
手段による固定作業の手間を要しないようにできる。
【0049】なお、基本的に、フード本体22に対する
フード前板23の着脱に応じて送風機24とスイッチ4
7との電気接続を継合、解離する接続手段としては、コ
ネクタ34には限られず、例えばフード本体22とフー
ド前板23とにそれぞれ接続端子を設けただけの構成で
あっても良い。又、ランプ30は必ずしも具えられてい
なくても良い。そのほか、本発明は上記し且つ図面に示
した実施例にのみ限定されるものではなく、例えばスイ
ッチは送風機の運転をコントロールするために使用され
る非接触センサ(赤外線センサ)であっても良いなど、
要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0050】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1のレンジフードファンに
よれば、フード本体に対するフード前板の着脱と共に、
送風機とスイッチとの電気接続の継合、解離ができるか
ら、フード前板の着脱とは別の接続手段の接離の手間が
不要で、フード前板着脱時の作業を簡単にすることがで
き、又、フード前板を取付け戻したときに、接続手段を
接続し忘れることもなくて、送風機が故障と勘違いされ
ることをなくすことができる。
【0051】請求項2のレンジフードファンによれば、
上記接続手段の接離の様子が作業者に見えやすくて、そ
の接離の作業をしやすくできる。請求項3のレンジフー
ドファンによれば、接続手段の接続端子に、使用者の手
や作業者の手が直接触れることがなくて、感電のおそれ
を少なくすることができる。
【0052】請求項4のレンジフードファンによれば、
充電部になるフード本体側の接続手段(コネクタ)の接
続端子に、使用者の指や作業者の指が直接触れることが
更になくて、感電のおそれを一層少なくすることができ
る。請求項5のレンジフードファンによれば、フード本
体とフード前板とのコネクタの接合の度合から、コネク
タの接合の状態判断ができるようになって、コネクタの
接合が一段と容易且つ確実にできる。
【0053】請求項6のレンジフードファンによれば、
コネクタに水沫や蒸気等が付着することが避けられて、
電気的安全性を高め得ると共に、コネクタが使用者の目
に付くことも避けられて、外観を良くすることができ
る。請求項7のレンジフードファンによれば、雄側のコ
ネクタの接続端子が雌側のコネクタの穴部に挿入しやす
く、コネクタの接合作業をしやすくすることができる。
【0054】請求項8のレンジフードファンによれば、
雌側のコネクタの接続端子に対する雄側のコネクタの接
続端子の接触が、雌側のコネクタの接続端子の弾力性に
より確実となって、雄側のコネクタの接続端子の長さに
多少の誤差があっても、それらを確実に接触させ得、コ
ネクタの接続を確実になすことができる。請求項9のレ
ンジフードファンによれば、フード本体及びフード前板
に対するコネクタの固定が容易にできて、ねじなど別途
の固定手段による固定作業の手間を要しないようにでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体の縦断側面図
【図2】フード本体とフード前板との部分的分解斜視図
【図3】一方側のコネクタの拡大側面図
【図4】同コネクタの拡大正面図
【図5】同コネクタの接続端子の拡大斜視図
【図6】フード本体のコネクタ取付部分の拡大縦断側面
【図7】同コネクタ取付部分の拡大正面図
【図8】同コネクタ取付部分のコネクタ取付状態での拡
大縦断側面図
【図9】他方側のコネクタの拡大側面図
【図10】同コネクタの拡大正面図
【図11】同コネクタ取付部分のコネクタ取付状態での
拡大縦断側面図
【図12】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
21はフード、22はフード本体、23はフード前板、
24は送風機、34はコネクタ(接続手段)、35は一
方側のコネクタ(雌側コネクタ)、37は穴部、37a
は入口部、38は接続端子、41は係合片、42,46
はフランジ部(接合面部)、47はスイッチ、50は他
方側のコネクタ(雄側コネクタ)、53は接続端子、5
5は係合片、58,59はカバーを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 月足 裕二 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 牛田 泰道 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 五十川 康博 愛知県瀬戸市穴田町991番地東芝エー・ブ イ・イー株式会社名古屋事業所内 Fターム(参考) 3L058 BJ01 BK08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フードが、フード本体と、これの前面部
    に着脱可能に取付けられるフード前板とから成り、その
    フード本体に送風機を具え、フード前板に送風機の運転
    をコントロールするためのスイッチを具えたものにおい
    て、前記フード本体に対するフード前板の着脱に応じて
    前記送風機とスイッチとの電気接続を継合、解離する接
    続手段を設けたことを特徴とするレンジフードファン。
  2. 【請求項2】 接続手段がフードの下部に存することを
    特徴とする請求項1記載のレンジフードファン。
  3. 【請求項3】 接続手段がコネクタから成ることを特徴
    とする請求項1記載のレンジフードファン。
  4. 【請求項4】 コネクタが雄側コネクタと雌側コネクタ
    とから成り、その雌側コネクタをフード本体に設けたこ
    とを特徴とする請求項3記載のレンジフードファン。
  5. 【請求項5】 フード本体及びフード前板が互いに相手
    側と接合する接合面部を有し、その両接合面部にコネク
    タを設けたことを特徴とする請求項3記載のレンジフー
    ドファン。
  6. 【請求項6】 フード本体とフード前板とに、コネクタ
    を覆うカバーを設けたことを特徴とする請求項3記載の
    レンジフードファン。
  7. 【請求項7】 コネクタが雄側コネクタと雌側コネクタ
    とから成り、その雄側コネクタの接続端子が挿入される
    雌側コネクタの穴部の入口部が、奥すぼみのテーパ状を
    成していることを特徴とする請求項3記載のレンジフー
    ドファン。
  8. 【請求項8】 コネクタが雄側コネクタと雌側コネクタ
    とから成り、その雌側コネクタの接続端子が、雄側コネ
    クタの接続端子との接触、離間方向に弾力性を有するこ
    とを特徴とする請求項3記載のレンジフードファン。
  9. 【請求項9】 コネクタが、フード本体及びフード前板
    にそれぞれ弾性により係合して固定する係合片を有する
    ことを特徴とする請求項3記載のレンジフードファン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2375172A3 (de) * 2010-04-09 2012-08-29 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Dunstabzugshaube
WO2016157474A1 (ja) * 2015-04-01 2016-10-06 三菱電機株式会社 換気扇
KR101788042B1 (ko) * 2015-12-03 2017-10-19 홍현성 커넥터단자를 이용하여 시공성이 개선된 무선 전동댐퍼를 갖는 매립형 환기장치

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EP2375172A3 (de) * 2010-04-09 2012-08-29 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Dunstabzugshaube
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JPWO2016157474A1 (ja) * 2015-04-01 2017-06-29 三菱電機株式会社 換気扇
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