JP2000062819A - 飲料液体貯留缶 - Google Patents

飲料液体貯留缶

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JP2000062819A
JP2000062819A JP10241142A JP24114298A JP2000062819A JP 2000062819 A JP2000062819 A JP 2000062819A JP 10241142 A JP10241142 A JP 10241142A JP 24114298 A JP24114298 A JP 24114298A JP 2000062819 A JP2000062819 A JP 2000062819A
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pull tab
lid
sanitary cap
cylindrical body
liquid
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JP10241142A
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English (en)
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Masayoshi Kamata
正義 鎌田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲料用缶の飲み口となる部分に汚れなどが付
着するのを防止すること。 【解決手段】 有底筒体11の蓋体12にプルタブ16
がリベット15によって一体的に固定され、飲み口とな
る液体流出部14が衛生キャップ17によって覆われて
いる。缶内の飲料液を飲むときに、衛生キャップ17を
開くと、蓋体12の液体流出部14が露出する。この
後、プルタブ16の他端側16bを上側に引き起こすと
プルタブ16の一側部16aに作用する押力によって液
体流出部14が開口する。これにより、液体流出部14
を飲み口として飲料液を飲むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、飲料液体貯留缶に
係り、特に、ジュ−ス、サイダ−などの清涼飲料水やビ
−ル等を貯留する容器として用いるに好適な飲料液体貯
留缶に関する。 【0002】 【従来の技術】ジュ−スやビ−ル等の飲料液を貯留する
貯留缶として、缶本体をアルミニウムで構成したものが
多く使用されている。アルミニウムで構成された缶(以
下、アルミニウム缶と称する。)は、缶本体が有底の円
筒状に形成されており、その開放口が蓋体で閉塞されて
いる。 【0003】この蓋体の略中央部にはプルタブ(開口用
具)が設けられており、このプルタブを引き起こすこと
によって飲み口が形成され、この飲み口から飲料液を飲
むことができる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来のアルミニウム缶
では、蓋体の飲み口となる部分は、常時露出されている
ため、この部分に手垢、手の油、埃、他の汚れなどが付
着することがあり、衛生的には充分ではない。 【0005】本発明の目的は、缶の飲み口となる部分に
汚れなどが付着するのを防止することができる飲料液の
貯留缶を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、筒形状に形成され且つ軸方向両端が閉
塞されて液体を貯留する筒体と、この筒体の軸方向一端
を閉塞する蓋体に一側部が固定されて他端側が筒体の軸
方向に沿って引き起こし自在に形成されたプルタブと、
環状に形成されて前記筒体の軸方向一端側外周に装着さ
れたトスップバンドと、前記筒体の軸方向一端側外周に
着脱自在に固定されて前記蓋体を覆う衛生キャップと、
前記ストップバンドの一部と前記衛生キャップの一部と
を連結する連結部材とを備え、前記蓋体には前記プルタ
ブが蓋体から離れる方向に引き起こされたときに前記プ
ルタブの一端側に作用する押力により開口する液体流出
部が形成され、前記衛生キャップは前記連結部材を支点
として開閉自在に前記ストップバンドに支持され、前記
ストップバンドは周方向への回動が可能に前記筒体の軸
方向一端側外周に装着されてなる飲料液体貯留缶を提案
する。 【0007】 【作用】上記した手段によれば、飲み口となる液体流出
部が衛生キャップによって覆われているため、この流出
部に手垢、手の油、埃、他の汚れなどが付着するのを防
止することができる。 【0008】衛生キャップは連結部材により開閉自在に
支持されているため、衛生キャップを開くことで、液体
流出部を露出させることができる。この後、プルタブを
引き起こすと、液体流出部が飲み口として開口し、その
流出部から缶内の液体を飲むことができる。 【0009】 【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て図面に沿って説明する。図1は本発明の一実施形態を
示す缶の衛生キャップを開いた状態を示す平面図、図2
は図1に示す缶の要部拡大断面図、図3は缶の衛生キャ
ップを閉じた状態を示す要部拡大断面図、図4は衛生キ
ャップの拡大断面図、図5(a)はストップバンドの拡
大側面図、図5(b)はストップバンドの拡大断面図、
図6は衛生キャップとストップバンドの拡大断面図であ
る。 【0010】図1乃至図6において、流体貯留缶10
は、例えば、ジュ−ス、ビ−ル、茶等の飲料液を貯留し
たアルミニウム缶として、アルミニウム製の筒体11を
備えており、筒体11は、缶本体として、円筒形状に形
成され、且つ軸方向両端が閉塞され、飲料液、例えば、
ジュ−ス、ビ−ル等を貯留するようになっている。この
筒体11は有底となっており、開放口が円盤状の蓋体1
2によって閉塞されている。 【0011】この蓋体12の外周側には円環状の突起1
3が膨出形成されており、蓋体12の中心と突起13と
の間の領域のうち特定の領域には飲み口となる液体流出
部14が形成されている。 【0012】また、蓋体12の中心部には支持部材とし
てのリベット15が固定されており、このリベット15
は、プルタブ16を蓋体12に固定するようになってい
る。 【0013】プルタブ16はアルミニウムを用いて略楕
円形状に形成されており、このプルタブ16にはリベッ
ト挿入用の挿入孔18、ほぼU字状の切欠き19、ほぼ
楕円形状の切欠き20が形成されている。 【0014】このプルタブ16は一側部16aがリベッ
ト15によって蓋体12に固定され、他端側16bが筒
体11の軸方向に沿って引き起こし自在に形成されてい
る。そして、プルタブ16の他端側16bが上方に引き
起こされたときには、プルタブ16の一側部16a側に
作用する押力により液体流出部14を飲み口として開口
するようになっている。 【0015】筒体11の軸方向一端側外周のテ−パ−部
11aには、衛生キャップ17、ストップバンド18が
着脱自在に装着されている。 【0016】衛生カバ−17は、蓋体12の表面を覆う
ように碗形状に形成されており、開口端側が突起13に
支持された状態で筒体11外周側のテ−パ−部11aに
着脱自在(開閉自在)に装着されている。この衛生キャ
ップ17の表面の一端側には衛生キャップ17の開く位
置を示すために、「開」の文字を付すことが好ましい。 【0017】ストップバンド18は、ほぼ環状に形成さ
れており、このストップバンド18は衛生キャップ17
の内側に配置されて、筒体11のテ−パ−部11aに着
脱自在に装着されている。 【0018】このストップバンド18には複数個のスリ
ット19がテ−パ−部18aに形成されており、ストッ
プバンド18がテ−パ−部11aに装着されるとき、ス
リット19が開くことで、ストップパンド18が弾性力
を受けてテ−パ−部11aに固定される。 【0019】そして、ストップバンド18外周の一部は
連結部材としてのリベット20により衛生キャップ17
の一部と連結されている。すなわち、衛生キャップ17
は、リベット20を支点として開閉自在に支持されてい
る。 【0020】上記構成において、貯留缶10は筒体11
内にジュ−スなどの飲料液が貯留された後は、プルタブ
16をリベット15によって一体的に固定された蓋体1
2によって閉塞される。この後、筒体11のテ−パ−部
11aにストップバンド18と衛生キャップ17が装着
され、蓋体12の表面が衛生キャップ17で覆われる。
すなわち、液体流出部14が衛生キャップ17によって
覆われる。そして、この状態で貯留缶10の搬送が行な
われる。このため、搬送時などにおいて液体流出部14
に手垢、手の油、埃、他の汚れなどが付着するのを防止
することができる。 【0021】次に、貯留缶10が自動販売機などから取
り出されて缶10内の飲料液を飲むときには、衛生キャ
ップ17のうち「開」の文字が付された部所を持ち上げ
ると、衛生キャップ17がリベット20を支点として開
かれ、蓋体12が露出する。このとき、液体流出部14
の位置が衛生キャップ17によってかくれ、飲み難いと
きは、ストップバンド18を回動させるようにして衛生
キャップ17を左右いずれかの方向にずらす。その後、
プルタブ16の他端側16bを上方に引き起こすと、プ
ルタブ16の一側部16aが蓋体12側に押圧され、そ
の一端側に作用する押力によって液体流出部14が開口
する。これより、この液体流出部14から飲料液を飲む
ことができる。 【0022】筒体11内に飲料液がまだ残っているとき
には、衛生キャップ17を閉じることで、衛生キャップ
17によって液体流出部14を覆うことができ、液体流
出部14を開口した後、埃などがその流出部14から筒
体11内部に入るのを衛生キャップ17によって防止す
ることができる。 【0023】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、プルタブ16、衛生キャップ17、ストップバン
ド18を貯留缶10と同じ材料で形成することにより、
使用後はそのままでリサイクル処理ができて有利であ
る。ただ、本発明はこのように同じ材料で実施すること
が要件となるものではない。 【0024】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プルタブによって開口される液体流出部及びその周囲を
衛生キャップによって覆うようにしたため、液体流出部
及びその周囲に手垢、手の油、埃、他の汚れなどが付着
するのを防止することができ、飲み口を衛生的に保つこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態を示す缶の衛生キャップを
開いた状態を示す平面図である。 【図2】図1に示す缶の要部拡大断面図である。 【図3】缶の衛生キャップを閉じた状態を示す要部拡大
断面図である。 【図4】衛生キャップの拡大断面図である。 【図5】図5(a)はストップバンドの拡大側面図、図
5(b)はストップバンドの拡大断面図である。 【図6】衛生キャップとストップバンドの拡大断面図で
ある。 【符号の説明】 10 貯留缶 11 筒体 12 蓋体 13 突起 14 液体流出部 15 リベット 16 プルタブ 17 衛生キャップ 18 ストップバンド 19 スリット 20 リベット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 筒形状に形成され且つ軸方向両端が閉塞
    されて液体を貯留する筒体と、この筒体の軸方向一端を
    閉塞する蓋体に一側部が固定されて他端側が筒体の軸方
    向に沿って引き起こし自在に形成されたプルタブと、環
    状に形成されて前記筒体の軸方向一端側外周に装着され
    たトスップバンドと、前記筒体の軸方向一端側外周に着
    脱自在に固定されて前記蓋体を覆う衛生キャップと、前
    記ストップバンドの一部と前記衛生キャップの一部とを
    連結する連結部材とを備え、前記蓋体には前記プルタブ
    が蓋体から離れる方向に引き起こされたときに前記プル
    タブの一端側に作用する押力により開口する液体流出部
    が形成され、前記衛生キャップは前記連結部材を支点と
    して開閉自在に前記ストップバンドに支持され、前記ス
    トップバンドは周方向への回動が可能に前記筒体の軸方
    向一端側外周に装着されてなる飲料液体貯留缶。
JP10241142A 1998-08-13 1998-08-13 飲料液体貯留缶 Pending JP2000062819A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003053458A (ja) * 2001-08-15 2003-02-26 Mitsubishi Materials Corp 缶蓋の製造方法及び缶蓋
JP2010115712A (ja) * 2010-02-15 2010-05-27 Universal Seikan Kk 缶蓋の製造方法及び缶蓋

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