JP2000062790A - 液体吐出用容器 - Google Patents

液体吐出用容器

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JP2000062790A
JP2000062790A JP10274213A JP27421398A JP2000062790A JP 2000062790 A JP2000062790 A JP 2000062790A JP 10274213 A JP10274213 A JP 10274213A JP 27421398 A JP27421398 A JP 27421398A JP 2000062790 A JP2000062790 A JP 2000062790A
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JP
Japan
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liquid
nozzle
nozzle hole
nozzle body
container
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JP10274213A
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English (en)
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Toshikazu Aoyama
敏和 青山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】流動性に優れたほつれ止め液を、適量ずつ連続
的に吐出することができる。 【解決手段】容器本体11内に収容されたほつれ止め液
が、ノズル体12の円錐形状になったノズル本体部12
b内に流入して、ノズル本体部12bの先端部に設けら
れたノズル孔12eから吐出される。ノズル本体部12
b内には、頭部14bが設けられた吐出量調整ピン14
が傾斜状態で配置されている。吐出量調整ピン14の頭
部14bの上面は円弧状に突出しており、頭部14aの
上面が、ノズル孔12eに対して傾斜状態で圧接されて
いる。ほつれ止め液は、ノズル孔12eと吐出量調整ピ
ン14の頭部14bの上面との間に形成される間隙を通
ってノズル孔12eから吐出される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、布地にお
ける裁ち目のほつれを防止するために、布地の裁ち目に
塗布されるほつれ止め液、ネジの緩み止めとして塗布さ
れる緩み止め液等の液体が収容されて、その液体を所定
部分に塗布する際等に使用される液体吐出用容器に関す
る。 【0002】 【従来の技術】織物等の布地における裁ち目のほつれを
防止するために、布地の裁ち面に塗布されるほつれ止め
液は、布地に対して効率よく浸透し得るように、流動性
に優れている。このようなほつれ止め液を布地に塗布す
る際には、ほつれ止め液を適量ずつ吐出する必要があ
る。ほつれ止め液は、通常、液体吐出用容器内に収容さ
れており、液体吐出用容器から吐出されるほつれ止め液
が直接布地等に塗布される。 【0003】液体吐出用容器は、円筒形状をした容器本
体に、円錐形状のノズル体が連結されており、ノズル体
の先端部に、液体を吐出するノズル孔が形成されてい
る。容器本体内に収容されたほつれ止め液は、ノズル体
のノズル孔から吐出されて、布地等に塗布される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】このような液体吐出用
容器では、収容されているほつれ止め液が流動性に優れ
ているために、ノズル孔から多量に吐出されるおそれが
ある。ノズル孔から多量のほつれ止め液が吐出されない
ようにするためには、ノズル孔を極力小さくすればよい
が、通常、合成樹脂によって成形されるノズル体に小径
のノズル孔を形成することは容易ではなく、金型によっ
てノズル孔を成形した場合には、流動性のよいほつれ止
め液が多量に吐出されることを防止することは、ほとん
ど不可能である。 【0005】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、布地に塗布されるほつれ止め液の
ような流動性のよい液体を、適量ずつ連続的に吐出する
ことができる液体吐出用容器を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の液体吐出用容器
は、容器本体内に収容された液体が、先端側になるにつ
れて順次縮径した中空円錐形状のノズル体内に流入し
て、ノズル体の先端部に設けられたノズル孔から吐出さ
れるようになった液体吐出用容器であって、上面が円弧
状に突出した頭部を有する吐出量調整ピンが、ノズル体
の内部に、ノズル体の軸心に対して傾斜状態で配置され
て、その頭部の上面がノズル孔に対して傾斜状態で圧接
されていることを特徴とする。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。 【0008】図1は、本発明の液体吐出用容器の実施の
形態の一例を示す斜視図、図2はその縦断面図である。
この液体吐出用容器10は、織物等の布地の裁ち目にお
けるほつれを防止するほつれ止め液を適量ずつ連続的に
布地に塗布するために使用されるものであり、ほつれ止
め液が収容される円筒状の容器本体11と、容器本体1
1に取り付けられたノズル体12とを有している。 【0009】容器本体11は、底面が閉鎖された円筒状
の本体部11aと、この本体部11aの上端部に、本体
部11aよりも小径の円筒状をして上方に突出するよう
に設けられた口部11bとを有している。口部11b
は、本体部11aとは同心状態で配置されており、その
外周面には、ネジ溝11cが形成されている。容器本体
11の本体部11aおよび口部11bは、合成樹脂によ
って一体的に成形されている。 【0010】容器本体11の口部11bには、ノズル体
12が取り付けられている。ノズル体12は、口部11
bに嵌合される円筒状の連結部12aと、連結部12a
の上側に設けられたノズル本体部12bとを有してい
る。連結部12aの内周面には、容器本体11の口部1
1b外周面に設けられたネジ溝11cにネジ結合される
雌ネジ部12cが設けられている。 【0011】ノズル体12のノズル本体部12bは、先
端側になるにつれて順次縮径した中空円錐形状をしてお
り、円筒状をした連結部12aの上端面に、連結部12
aとは同心状態で上方に突出するように設けられてい
る。連結部12aおよびノズル本体部12bを有するノ
ズル体12は、合成樹脂によって成形されている。 【0012】ノズル本体部12bの先端部には、ほつれ
止め液が吐出される小径のノズル孔12eが設けられて
いる。ノズル孔12eの内径は、1.5〜2.5mm程
度になっている。 【0013】ノズル本体部12bの上端部には、着脱可
能になったキャップ15が嵌合されている。キャップ1
5は、ノズル本体部12bの先端端部よりも一回り大き
な中空の円錐形状をしており、底面が開放されている。 【0014】容器本体11における口部11bの上端面
には、中央部に円形の開口部13aが設けられた円板状
のパッキング13が設けられている。パッキング13
は、容器本体11の口部11bにネジ結合されたノズル
体12の連結部12a上端面と口部11bの上端面とに
それぞれ圧接されて、両者の間を水密状態にシールして
いる。 【0015】ノズル体12におけるノズル本体部12b
内には、吐出量調整ピン14が、ノズル本体部12bの
軸心に対して傾斜状態で設けられている。吐出量調整ピ
ン14は、直線状に延びる軸部14aと、軸部14aの
先端部に設けられた頭部14bとを有しており、頭部1
4bが設けられた端部とは反対側の先端部は、先端側に
なるにつれて順次先鋭的になっている。頭部14bは、
上面が上方に円弧状に突出した半球状をしており、その
頭部14bの上面が、ノズル本体部12bのノズル孔1
2e内に圧接されるするように、先鋭的になった先端部
が、パッキング13における開口部13aの周囲に突き
刺されて、ノズル本体部12b内に傾斜した状態で支持
されている。吐出量調整ピン14の頭部14bは、ノズ
ル本体部12bに設けられたノズル孔12eの内径より
も0.1mm程度大きな外径を有している。 【0016】このような構成の液体吐出用容器は、次の
ようにして組み立てられる。まず、パッキング13の所
定位置に、吐出量調整ピン14を突き刺した状態で、ノ
ズル本体部12b内を吐出量調整ピン14が傾斜状態で
挿通するように、このパッキング13をノズル体12の
連結部12aの上端面に密着させる。このことにより、
吐出量調整ピン14の頭部14bが、ノズル本体部12
bの先端部に設けられたノズル孔12e内に傾斜した状
態で圧接されることとなる。なお、この時、吐出量調整
ピン14の長さを、その先端が連結部12aの下端から
わずかに(約5mm程度)突出する程度の寸法に設定し
ておけば、連結部12aを持って吐出量調整ピン14の
先端を他の適宜個所に押し付け、この吐出量調整ピン1
4を押動することができるので、その頭部14bをノズ
ル孔12eが設けられた個所に圧接させる作業が行い易
く、好ましい。そして、このような状態で、ノズル体1
2の連結部12aが、ほつれ止め液が収容された容器本
体11の口部11bにネジ結合されて、液体吐出用容器
10とされる。 【0017】容器本体11内に収容されたほつれ止め液
を布地に塗布する際には、キャップ15がノズル本体部
12bの先端部から取り外されて、ノズル孔12eが下
側になるように、全体が反転され、布地の裁ち目等の所
定部分にノズル孔12eが当てられる。このような状態
になると、ほつれ止め液は、容器本体11の口部11b
を通って、ノズル体12のノズル本体部12b内に流動
し、ノズル本体部12bを通ってノズル孔12eに到達
する。 【0018】ノズル孔12eには、吐出量調整ピン14
の頭部14bにおける円弧状に突出した上面が傾斜状態
で圧接されているために、その頭部14b上面とノズル
孔12eの開口端縁との間に、ごく小さな間隙が形成さ
れており、流動性のよいほつれ止め液は、その間隙を通
って、ノズル孔12eから吐出される。そして、ノズル
孔12eから吐出されたほつれ止め液が布地に塗布され
る。 【0019】このように、吐出量調整ピン14の頭部1
4bにおける円弧状に突出した上面とノズル孔12eと
の間に形成されるわずかな間隙を通って、ほつれ止め液
がきわめて少量だけ吐出されるために、ほつれ止め液が
流動性に優れていても、多量に吐出されるおそれがな
く、適量のほつれ止め液が連続的に吐出される。しか
も、少量のほつれ止め液が吐出されるために、布地に対
する塗布が終了した後に、ほつれ止め液がノズル孔12
eから液垂れするようなおそれもない。 【0020】吐出量調整ピン14における頭部14bの
円弧状に湾曲した上面が、ノズル孔12eに対して大き
く傾斜した状態で圧接されると、その上面とノズル孔1
2eとの間に形成される間隙が大きくなり、ノズル孔1
2eからのほつれ止め液の吐出量は多くなる。従って、
吐出量調整ピン14の先鋭的になった先端部が突き刺さ
れるパッキング13の位置を、半径方向に沿って変更す
ることにより、吐出量調整ピン14のノズル本体部12
bの軸心に対する傾斜角度が変更されて、ノズル孔12
eからのほつれ止め液の吐出量が変更される。 【0021】すなわち、吐出量調整ピン14の先鋭的な
端部が、パッキング13の中心に近接した位置に突き刺
されて、ノズル本体部12bの軸心部に対する吐出量調
整ピン14の傾斜角度が小さくなると、吐出量調整ピン
14における頭部14bの円弧状に湾曲した上面とノズ
ル孔12eとの間隙が小さくなり、ほつれ止め液の吐出
量が少なくなる。反対に、吐出量調整ピン14の先鋭的
な端部が、パッキング13の中心から遠方側の位置に突
き刺されて、ノズル本体部12bの軸心部に対する吐出
量調整ピン14の傾斜角度が大きくなると、吐出量調整
ピン14における頭部14bの円弧状に湾曲した上面と
ノズル孔12eとの間隙が大きくなり、ほつれ止め液の
吐出量が多くなる。従って、ほつれ止め液の流動性に対
応させて、吐出量調整ピン14のパッキング13に対す
る突き刺し位置を適宜変更すればよい。 【0022】なお、上記実施の形態では、本発明の液体
吐出用容器に、布地における裁ち目のほつれを防止する
ほつれ止め液を収容して使用する吐出する場合について
説明したが、ネジの緩み止め液、水糊等の流動性のよい
他の液体を収容して使用することもできる。 【0023】 【発明の効果】本発明の液体吐出用容器は、このよう
に、ノズル孔に対して吐出量調整ピンの頭部が、傾斜状
態で圧接されているために、吐出量調整ピンの頭部とノ
ズル孔との間に形成される小さな間隙から、適量の液体
が連続的に吐出されることになり、流動性のよい液体で
あっても、連続的に適量ずつ吐出することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の液体吐出用容器の実施の形態の一例を
示す斜視図である。 【図2】その液体吐出用容器の縦断面図である。 【符号の説明】 11 容器本体 11a 本体部 11b 口部 12 ノズル体 12a 連結部 12b ノズル本体部 12e ノズル孔 13 パッキング 14 吐出量調整ピン 14a 軸部 14b 頭部 15 キャップ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 容器本体内に収容された液体が、先端側
    になるにつれて順次縮径した中空円錐形状のノズル体内
    に流入して、ノズル体の先端部に設けられたノズル孔か
    ら吐出されるようになった液体吐出用容器であって、 上面が円弧状に突出した頭部を有する吐出量調整ピン
    が、ノズル体の内部に、ノズル体の軸心に対して傾斜状
    態で配置されて、その頭部の上面がノズル孔に対して傾
    斜状態で圧接されていることを特徴とする液体吐出用容
    器。
JP10274213A 1998-08-21 1998-08-21 液体吐出用容器 Pending JP2000062790A (ja)

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