JP2000061287A - 撹拌ユニット - Google Patents

撹拌ユニット

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Publication number
JP2000061287A
JP2000061287A JP10232923A JP23292398A JP2000061287A JP 2000061287 A JP2000061287 A JP 2000061287A JP 10232923 A JP10232923 A JP 10232923A JP 23292398 A JP23292398 A JP 23292398A JP 2000061287 A JP2000061287 A JP 2000061287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
plate
stirrer
gear
shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10232923A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Ikeda
池田慶一
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Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Jeol Ltd filed Critical Jeol Ltd
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Publication of JP2000061287A publication Critical patent/JP2000061287A/ja
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ただ1台のモータを用いて撹拌子の往復直線運
動と回転運動を行なわせることのできる撹拌ユニットを
提供する。 【解決手段】長長穴を有する固定部材と、該固定部材上
に該長穴と直交する方向に摺動可能に取り付けられたプ
レートと、該プレート上に前記長穴と対向して固定され
たモータと、モータ軸から偏芯させて設けられ、前記長
穴と嵌合する突起と、前記プレート上に回転可能に取り
付けられ、モータ軸から回転力が伝達されて回転する撹
拌子とから成るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、生化学自動分析装
置で用いられる撹拌ユニットに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、撹拌子を回転させながら往復動作
をする撹拌ユニットにおいては、回転運動用の駆動モー
タと往復動作用の駆動モータを1台ずつ、合わせて2台
の駆動源を有する1モーション1ドライブ方式が一般的
である。 【0003】図1の(a)は、従来の1モーション1ド
ライブ型撹拌ユニットの正面図、図1の(b)は該ユニ
ットの側面図である。モータ1で、モータ2を含めた撹
拌子を保持している全体を往復動させると共に、モータ
2は、往復動とは関係なく撹拌子を回転させることだけ
の仕事を受け持つ。 【0004】偏芯させた円筒状の突起3は、モータ1の
軸に装着されており、モータ軸が回転すると、偏芯させ
た円筒状の突起3が回転し、ガイド板4がスライドレー
ル5に沿って往復直線運動を行なう。ガイド板4には、
モータ2を含め、撹拌子を保持している全ての部品が取
り付けられている。従って、撹拌子6は、ガイド板4の
動きの通り往復直線運動をすることになる。 【0005】また、モータ2の回転軸には、撹拌子6が
直接取り付けられており、回転軸の回転運動の通り撹拌
子が回転する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】このような構造の撹拌
ユニットには、モータが2台存在するため、当然配線も
各々のモータに必要であり、原価的にも組立工数的にも
費用が2倍かかることになる。また、重量的にも、出来
上がった製品はモータ2台分の重さとなる、という問題
があった。 【0007】本発明の目的は、上述した点に鑑み、ただ
1台のモータを用いて撹拌子の往復直線運動と回転運動
を行なわせることのできる撹拌ユニットを提供すること
にある。 【0008】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明にかかる撹拌ユニットは、長穴を有する固定
部材と、該固定部材上に該長穴と直交する方向に摺動可
能に取り付けられたプレートと、該プレート上に前記長
穴と対向して固定されたモータと、モータ軸から偏芯さ
せて設けられ、前記長穴と嵌合する突起と、前記プレー
ト上に回転可能に取り付けられ、モータ軸から回転力が
伝達されて回転する撹拌子とから成ることを特徴として
いる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図2の(a)は、本発明にかか
る撹拌ユニットの正面図、図2の(b)は、該ユニット
の側面図である。 【0010】図中、モータ7の軸には、第一のギヤスパ
ー8が装着されている。第一のギヤスパー8には、偏芯
した部分にカムの役目をする円筒状の突起9が出てい
る。モータ7は、プレート10に保持されている。プレ
ート10は、リニヤーガイド11に装着されている。リ
ニヤーガイド11は、Lアングル12に固定されてい
る。Lアングル12には、リニヤーガイド11の他にガ
イド13が固定されている。ガイド13には、カムの役
目をする円筒状の突起9の円運動を往復直線運動に変換
する、長穴状のガイド穴14が開いている。 【0011】また、プレート10には、軸受けホルダー
15が付いており、該軸受けホルダー15には、第二の
ギヤスパー16が軸受けを介して装着されている。第二
のギヤスパー16には、撹拌子17が固定されている。
第一のギヤスパー8と第二のギヤスパー16は、互いに
噛み合っている。 【0012】このような構成において、モータ7の軸等
を保持しているプレート10は、リニヤーガイド11に
取り付けられているため、X方向の動きは固定されてい
る。しかし、Y方向には、リニヤーガイド11に沿って
自由に摺動することができる。 【0013】まず、モータ7の軸が回転すると、第一の
ギヤスパー8が回転する。それに伴い、円筒状の突起9
が回転しようとする。しかし、該突起9は、長穴状のガ
イド穴14の中に入っているため、回転運動をすること
ができず、X方向に往復直線運動をすることになる。 【0014】このように、該突起9がガイド穴14の中
をX方向に往復直線運動をすることにより、モータ7の
軸の回転運動のX方向の動きは吸収されることになる。
そして、Y方向には、モータ7の軸等を保持しているプ
レート10自身が、リニヤーガイド11に沿って往復直
線運動をすることになる。 【0015】従って、モータ7の軸が回転すると、プレ
ート10がY方向に往復直線運動をするので、当然、プ
レート10に取り付けられた撹拌子17も、同様にY方
向に往復直線運動をすることになる。 【0016】また、モータ7の軸が回転すると、第一の
ギヤスパー8が回転し、該第一のギヤスパー8と噛合し
ている第二のギヤスパー16も、当然回転運動を行な
う。これにより、第二のギヤスパー16に固定されてい
る撹拌子17も回転運動をすることになる。 【0017】以上のような機構により、1台のモータで
撹拌子を往復直線運動と回転運動を行なわせることが可
能になる。考え方としては、モータの回転運動をY方向
の往復直線運動に変えてやることと、モータの回転運動
そのものも利用するというものである。 【0018】尚、上記の例では、リニヤーガイド11と
ガイド穴14を用いて、X方向の動きは逃がして、Y方
向の動きのみを利用するようにしたが、例えば、第一の
ギヤスパー8の円筒状の突起9の中心に撹拌子17を取
り付ければ、撹拌子17の動きを、回転運動とX方向の
往復直線運動とが合成されたものにすることも可能であ
る。 【0019】また、上記実施例では、歯車を用いてモー
タの回転力を撹拌子に伝達させたが、歯車の代わりにベ
ルト車のような摩擦を利用した伝達機構を用いても良
い。 【0020】また、プレートに往復直線運動を行なわせ
るための突起9は、上記実施例では、図3(a)のよう
に歯車8上に設けられているが、これは、図3(b)の
ように、歯車とは無関係に、モータ軸自身を偏芯させた
ものであっても良い。 【0021】 【発明の効果】以上述べたごとく、本発明の撹拌ユニッ
トを用いれば、1台のモータで撹拌子の往復直線運動と
回転運動を同時に行なわせることができるので、従来の
ような2台のモータを有する1モーション1ドライブ方
式の撹拌ユニットに比べ、原価的にも組立工数的にも費
用が低減される。また、重量的にも、出来上がった製品
はモータ1台分の重さですむ。また、一般に、撹拌子の
回転運動を目視によって確認するのは難しい場合が多い
が、本発明では、撹拌子の往復直線運動と回転運動を1
台のモータで行なわせているため、撹拌子の往復直線運
動が行なわれていれば、撹拌子の回転運動も行なわれて
いることが、目視ではわからなくても確実に言える。
【図面の簡単な説明】 【図1】 従来の撹拌ユニットを示す図である。 【図2】 本発明の撹拌ユニットの一実施例を示す図で
ある。 【図3】 突起の取り付け方の変形例を示す図である。 【符号の説明】 1・・・モータ、2・・・モータ、3・・・偏芯させた円筒状の
突起、4・・・ガイド板、5・・・スライドレール、6・・・撹
拌子、7・・・モータ、8・・・第一のギヤスパー、9・・・偏
芯させた円筒状の突起、10・・・プレート、11・・・リニ
ヤーガイド、12・・・Lアングル、13・・・ガイド、14
・・・ガイド穴、15・・・軸受けホルダー、16・・・第二の
ギヤスパー、17・・・撹拌子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】長穴を有する固定部材と、該固定部材上に
    該長穴と直交する方向に摺動可能に取り付けられたプレ
    ートと、該プレート上に前記長穴と対向して固定された
    モータと、モータ軸から偏芯させて設けられ、前記長穴
    と嵌合する突起と、前記プレート上に回転可能に取り付
    けられ、モータ軸から回転力が伝達されて回転する撹拌
    子とから成る撹拌ユニット。
JP10232923A 1998-08-19 1998-08-19 撹拌ユニット Withdrawn JP2000061287A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10232923A JP2000061287A (ja) 1998-08-19 1998-08-19 撹拌ユニット

Applications Claiming Priority (1)

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JP10232923A JP2000061287A (ja) 1998-08-19 1998-08-19 撹拌ユニット

Publications (1)

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JP2000061287A true JP2000061287A (ja) 2000-02-29

Family

ID=16946965

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10232923A Withdrawn JP2000061287A (ja) 1998-08-19 1998-08-19 撹拌ユニット

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009544547A (ja) * 2006-07-28 2009-12-17 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 粉体を均等化するための装置

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JP2009544547A (ja) * 2006-07-28 2009-12-17 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 粉体を均等化するための装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051101