JP2000061170A - 安全ナイフ - Google Patents
安全ナイフInfo
- Publication number
- JP2000061170A JP2000061170A JP10237532A JP23753298A JP2000061170A JP 2000061170 A JP2000061170 A JP 2000061170A JP 10237532 A JP10237532 A JP 10237532A JP 23753298 A JP23753298 A JP 23753298A JP 2000061170 A JP2000061170 A JP 2000061170A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- blade body
- longitudinal direction
- dull
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Knives (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 人を殺傷する機能をなくして、安全な使用が
可能な安全ナイフを提供する。 【解決手段】 片刃の刃本体１の長手方向の先端を同長
手方向に対して垂直で刃本体１の先端部の刃幅よりも若
干長い鈍部２とした安全ナイフ。
可能な安全ナイフを提供する。 【解決手段】 片刃の刃本体１の長手方向の先端を同長
手方向に対して垂直で刃本体１の先端部の刃幅よりも若
干長い鈍部２とした安全ナイフ。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、人を殺傷する機能
をなくして、本来の鉛筆削りや工作のみが可能な構造と
した安全ナイフに関する。 【０００２】 【従来の技術】児童や生徒がナイフを常時携帯して、い
わゆるキレた生徒が教師や友人を殺傷する事件が多発し
ており、教育現場ではその対策に苦慮している。調査に
よれば多くの生徒が護身用と称してナイフを携帯してお
り、その目的が鉛筆削りや工作のためであると言われれ
ば、教育上その携帯をとがめることもできないし、一律
に持ち物検査を実施することにも生徒側の抵抗があっ
て、そう教師側の思い通りに行かない。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】このような事情によ
り、教師は生徒に個人指導をすることに恐怖感を抱いて
おり、本来の十分な教育や生活指導を行うことが困難に
なりつつある状況にある。そこで本発明が解決しようと
する課題は、人を殺傷する機能をなくして、安全な使用
が可能な安全ナイフを提供することにある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の安全ナイフは、片刃の刃本体の長手方向の
先端を同長手方向に対して垂直で前記刃本体の先端部の
刃幅よりも若干長い鈍部としたことを特徴とする。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例を参照しながら説明する。図１は本発明の実
施例を示すものであり、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面
図である。図において、１は片刃の刃本体、２は刃本体
１の長手方向の先端を同長手方向に対して垂直で刃本体
１の先端部の刃幅よりも若干長い鈍部、３は柄部、４は
枢軸、５はストッパである。刃本体１の刃１ａの中途部
は、少しふくらませ、この部分で物が切れやすいように
している。鈍部２は前方も、刃１ａとつながる下部の部
分も丸くつぶしてあり、鈍部２の全体が鋭利でないよう
にしている。刃本体１は枢軸４を支点として折り畳んで
柄部３に収納できるようになっている。 【０００６】このように鈍部２を刃本体１の先端に設け
ることにより、従来のいわゆる肥後守形ナイフの、鋭利
な先端での突き刺しや刃の先端での切り裂きが不可能に
なり、これを用いての傷害事件を激減させることができ
る。 【０００７】本発明のような殺傷機能のほとんどない安
全ナイフ以外の携帯を禁止することにより、鉛筆削りや
工作には支障のない安全な利器となり、教育現場で、安
心して生徒や児童に接したり指導を行うことができる。 【０００８】 【発明の効果】上述したように、本発明によれば、片刃
の刃本体の長手方向の先端を同長手方向に対して垂直で
前記刃本体の先端部の刃幅よりも若干長い鈍部としたこ
とにより、従来の、鋭利なナイフの先端での突き刺しや
刃の先端での切り裂きが不可能になり、これを用いての
傷害事件を激減させることができる。これにより、教育
現場では、教師が安心して生徒や児童に接したり指導を
行うことができる。
をなくして、本来の鉛筆削りや工作のみが可能な構造と
した安全ナイフに関する。 【０００２】 【従来の技術】児童や生徒がナイフを常時携帯して、い
わゆるキレた生徒が教師や友人を殺傷する事件が多発し
ており、教育現場ではその対策に苦慮している。調査に
よれば多くの生徒が護身用と称してナイフを携帯してお
り、その目的が鉛筆削りや工作のためであると言われれ
ば、教育上その携帯をとがめることもできないし、一律
に持ち物検査を実施することにも生徒側の抵抗があっ
て、そう教師側の思い通りに行かない。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】このような事情によ
り、教師は生徒に個人指導をすることに恐怖感を抱いて
おり、本来の十分な教育や生活指導を行うことが困難に
なりつつある状況にある。そこで本発明が解決しようと
する課題は、人を殺傷する機能をなくして、安全な使用
が可能な安全ナイフを提供することにある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の安全ナイフは、片刃の刃本体の長手方向の
先端を同長手方向に対して垂直で前記刃本体の先端部の
刃幅よりも若干長い鈍部としたことを特徴とする。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例を参照しながら説明する。図１は本発明の実
施例を示すものであり、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面
図である。図において、１は片刃の刃本体、２は刃本体
１の長手方向の先端を同長手方向に対して垂直で刃本体
１の先端部の刃幅よりも若干長い鈍部、３は柄部、４は
枢軸、５はストッパである。刃本体１の刃１ａの中途部
は、少しふくらませ、この部分で物が切れやすいように
している。鈍部２は前方も、刃１ａとつながる下部の部
分も丸くつぶしてあり、鈍部２の全体が鋭利でないよう
にしている。刃本体１は枢軸４を支点として折り畳んで
柄部３に収納できるようになっている。 【０００６】このように鈍部２を刃本体１の先端に設け
ることにより、従来のいわゆる肥後守形ナイフの、鋭利
な先端での突き刺しや刃の先端での切り裂きが不可能に
なり、これを用いての傷害事件を激減させることができ
る。 【０００７】本発明のような殺傷機能のほとんどない安
全ナイフ以外の携帯を禁止することにより、鉛筆削りや
工作には支障のない安全な利器となり、教育現場で、安
心して生徒や児童に接したり指導を行うことができる。 【０００８】 【発明の効果】上述したように、本発明によれば、片刃
の刃本体の長手方向の先端を同長手方向に対して垂直で
前記刃本体の先端部の刃幅よりも若干長い鈍部としたこ
とにより、従来の、鋭利なナイフの先端での突き刺しや
刃の先端での切り裂きが不可能になり、これを用いての
傷害事件を激減させることができる。これにより、教育
現場では、教師が安心して生徒や児童に接したり指導を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の実施例を示すものであり、（ａ）は
平面図、（ｂ）は正面図である。 【符号の説明】 １ 刃本体、１ａ 刃、２ 鈍部、３ 柄部、４ 枢
軸、５ ストッパ
平面図、（ｂ）は正面図である。 【符号の説明】 １ 刃本体、１ａ 刃、２ 鈍部、３ 柄部、４ 枢
軸、５ ストッパ
【手続補正書】
【提出日】平成１１年１０月２６日（１９９９．１０．
２６） 【手続補正１】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】特許請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【特許請求の範囲】 【請求項１】 片刃の刃本体（１）の長手方向の先端を
同長手方向に対して垂直で前記刃本体の先端部の刃幅よ
りも若干広幅な鈍部（２）とし、かつ刃先側の前記鈍部
（２）の端部を非鋭利としたことを特徴とする安全ナイ
フ。 【手続補正２】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】０００４ 【補正方法】変更 【補正内容】 【０００４】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の安全ナイフは、片刃の刃本体の長手方向の
先端を同長手方向に対して垂直で前記刃本体の先端部の
刃幅よりも若干広幅な鈍部とし、かつ刃先側の前記鈍部
の端部を非鋭利としたことを特徴とする。 【手続補正３】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】０００５ 【補正方法】変更 【補正内容】 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例を参照しながら説明する。図１は本発明の実
施例を示すものであり、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面
図である。図において、１は片刃の刃本体、２は刃本体
１の長手方向の先端を同長手方向に対して垂直で刃本体
１の先端部の刃幅よりも若干広幅な鈍部、３は柄部、４
は枢軸、５はストッパである。刃本体１の刃１ａの中途
部は、少しふくらませ、この部分で物が切れやすいよう
にしている。鈍部２は前方も、刃１ａとつながる下部の
部分も丸くつぶしてあり、鈍部２の全体が鋭利でないよ
うにしている。刃本体１は枢軸４を支点として折り畳ん
で柄部３に収納できるようになっている。 【手続補正４】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】０００８ 【補正方法】変更 【補正内容】 【０００８】 【発明の効果】上述したように、本発明によれば、片刃
の刃本体の長手方向の先端を同長手方向に対して垂直で
前記刃本体の先端部の刃幅よりも若干広幅な鈍部とし、
かつ刃先側の前記鈍部の端部を非鋭利としたことによ
り、従来の、鋭利なナイフの先端での突き刺しや刃の先
端での切り裂きが不可能になり、これを用いての傷害事
件を激減させることができる。これにより、教育現場で
は、教師が安心して生徒や児童に接したり指導を行うこ
とができる。
２６） 【手続補正１】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】特許請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【特許請求の範囲】 【請求項１】 片刃の刃本体（１）の長手方向の先端を
同長手方向に対して垂直で前記刃本体の先端部の刃幅よ
りも若干広幅な鈍部（２）とし、かつ刃先側の前記鈍部
（２）の端部を非鋭利としたことを特徴とする安全ナイ
フ。 【手続補正２】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】０００４ 【補正方法】変更 【補正内容】 【０００４】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の安全ナイフは、片刃の刃本体の長手方向の
先端を同長手方向に対して垂直で前記刃本体の先端部の
刃幅よりも若干広幅な鈍部とし、かつ刃先側の前記鈍部
の端部を非鋭利としたことを特徴とする。 【手続補正３】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】０００５ 【補正方法】変更 【補正内容】 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例を参照しながら説明する。図１は本発明の実
施例を示すものであり、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面
図である。図において、１は片刃の刃本体、２は刃本体
１の長手方向の先端を同長手方向に対して垂直で刃本体
１の先端部の刃幅よりも若干広幅な鈍部、３は柄部、４
は枢軸、５はストッパである。刃本体１の刃１ａの中途
部は、少しふくらませ、この部分で物が切れやすいよう
にしている。鈍部２は前方も、刃１ａとつながる下部の
部分も丸くつぶしてあり、鈍部２の全体が鋭利でないよ
うにしている。刃本体１は枢軸４を支点として折り畳ん
で柄部３に収納できるようになっている。 【手続補正４】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】０００８ 【補正方法】変更 【補正内容】 【０００８】 【発明の効果】上述したように、本発明によれば、片刃
の刃本体の長手方向の先端を同長手方向に対して垂直で
前記刃本体の先端部の刃幅よりも若干広幅な鈍部とし、
かつ刃先側の前記鈍部の端部を非鋭利としたことによ
り、従来の、鋭利なナイフの先端での突き刺しや刃の先
端での切り裂きが不可能になり、これを用いての傷害事
件を激減させることができる。これにより、教育現場で
は、教師が安心して生徒や児童に接したり指導を行うこ
とができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 片刃の刃本体の長手方向の先端を同長手
方向に対して垂直で前記刃本体の先端部の刃幅よりも若
干長い鈍部としたことを特徴とする安全ナイフ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10237532A JP3036695B2 (ja) | 1998-08-24 | 1998-08-24 | 安全ナイフ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10237532A JP3036695B2 (ja) | 1998-08-24 | 1998-08-24 | 安全ナイフ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000061170A true JP2000061170A (ja) | 2000-02-29 |
| JP3036695B2 JP3036695B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=17016739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10237532A Expired - Lifetime JP3036695B2 (ja) | 1998-08-24 | 1998-08-24 | 安全ナイフ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3036695B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2470119A (en) * | 2009-05-05 | 2010-11-10 | Pointless Knives Ltd | Knife blade |
| JP2014018348A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Dr Nakamats Com | 殺傷犯罪防止刃物 |
| CN104942832A (zh) * | 2014-03-26 | 2015-09-30 | 刘兴丹 | 非攻击型安全刀 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102495030B (zh) * | 2011-12-15 | 2013-05-01 | 中国气象局气象探测中心 | 同源双目标透射能见度测量装置及其测量方法 |
-
1998
- 1998-08-24 JP JP10237532A patent/JP3036695B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2470119A (en) * | 2009-05-05 | 2010-11-10 | Pointless Knives Ltd | Knife blade |
| JP2014018348A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Dr Nakamats Com | 殺傷犯罪防止刃物 |
| CN104942832A (zh) * | 2014-03-26 | 2015-09-30 | 刘兴丹 | 非攻击型安全刀 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3036695B2 (ja) | 2000-04-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20050229404A1 (en) | Combination knife | |
| US8161654B2 (en) | Four point utility blade and method | |
| US5630242A (en) | Seat belt cutter | |
| US3987542A (en) | Scissors | |
| US4423729A (en) | Suture installation instrument | |
| WO1995000300A1 (en) | Safety blade for utility knife | |
| JP2000061170A (ja) | 安全ナイフ | |
| US20130036616A1 (en) | Dual point hobby knife blade | |
| US3892038A (en) | Single sheet paper slitter | |
| EP1855847B1 (en) | Microtome blade | |
| JPH1057640A (ja) | 紙等の中央部を裁断できるハサミ | |
| US2057547A (en) | Cutting device | |
| JPH11285588A (ja) | ナイフ | |
| JP3070421U (ja) | ナイフ | |
| US5832613A (en) | Cutting apparatus | |
| CN220124770U (zh) | 腱鞘微创手术刀 | |
| DE98777C (ja) | ||
| CN214481462U (zh) | 具有离型膜破刀切口的fpc手柄泡棉结构 | |
| KR200243839Y1 (ko) | 칼 겸용 가위 | |
| JP3040159U (ja) | 新聞切りぬき用押し出し切りはさみ | |
| GB2148772B (en) | Cutting device | |
| CN106393186A (zh) | 一种便于剪开扬琴琴竹的皮管的专用剪刀 | |
| KR20230124849A (ko) | 자가 달린 칼 | |
| JPS5839662Y2 (ja) | 安全鋏 | |
| US845644A (en) | Scissors. |