JP2000060989A - 消火栓箱に設けた開閉扉の自動解錠装置 - Google Patents

消火栓箱に設けた開閉扉の自動解錠装置

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JP2000060989A
JP2000060989A JP10239126A JP23912698A JP2000060989A JP 2000060989 A JP2000060989 A JP 2000060989A JP 10239126 A JP10239126 A JP 10239126A JP 23912698 A JP23912698 A JP 23912698A JP 2000060989 A JP2000060989 A JP 2000060989A
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JP
Japan
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fire
closing door
fire hydrant
hose
door
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JP10239126A
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English (en)
Inventor
Munehito Kubota
宗人 久保田
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生徒等のいたずらや患者等の痴呆行為によっ
て、火災時でないときに放水をできないようにするとと
もに、消火設備の作動原因の究明を迅速に行うことがで
きるようにする。 【解決手段】 火災を検知する火災検知装置1と、消火
ホースを収納し、かつ開閉扉が設けてある消火栓箱と、
開閉扉を施錠するための施錠装置3と、火災検知装置が
火災を検知したとき、施錠装置を解錠する制御装置4と
を有し、通常時は施錠装置の施錠をしておき、火災時に
は自動的に解錠する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、学校、精神病院、
老人福祉施設、デパート等に設置する消火栓箱に設けて
ある開閉扉を自動的に解錠する装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、学校、精神病院、老人福祉施
設、デパート等の多数の第三者が利用する施設に設置す
る消火装置として、ホースリール型のものが広く利用さ
れている。ホースリール型の消火装置は、消火栓箱内
に、放水可能な消火ホースを巻き回したホースリールを
回転自在に配設したものである。消火活動を行うとき
は、ノズルや消火ホースの先端部を持って引っ張ると、
ホースリールが回転することにより、消火ホースを所定
の長さまで引き出して消火できるものである。 【0003】ここで消火ホース及びホースリールを収納
している消火栓箱の前面には開閉扉が設けてあるが、こ
の開閉扉には施錠装置が取り付けられていないため、火
災時に限らず、いつでも開閉扉を開けて消火栓装置を使
用することが可能である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、学校、精神病
院、老人福祉施設、デパート等の多数の第三者が利用す
る施設においては、生徒や訪問者、具体的にはお見舞を
する人や買い物客等のいたずらや、患者や老人の痴呆行
為によって、火災時でないにもかかわらず消火栓箱に設
けてある開閉扉を開放して、消火ホースを取り出し、放
水を行って建物内を水浸しにしてしまうおそれがあると
いう問題があった。この場合、消化栓装置の作動を確認
した人は、配管からの漏水等の消火設備の故障や火災に
起因するものと誤解する可能性もあった。 【0005】そこで、本発明は、生徒や訪問者のいたず
らや、患者等の痴呆行為によって、火災時でないときに
放水できないようにするとともに、消火設備の作動原因
の究明を迅速に行うことができるようにすることを目的
とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る消火栓箱に設けた開閉扉の自動解錠装
置は、火災を検知する火災検知装置と、消火ホースを収
納し、かつ開閉扉が設けてある消火栓箱と、前記開閉扉
を施錠するための施錠装置と、前記火災検知装置が火災
を検知したとき、前記施錠装置を解錠する制御装置とを
有し、通常時は施錠装置の施錠をしておき、火災時には
自動的に解錠するものである。 【0007】このような構成にしたことにより、生徒や
訪問者のいたずらや患者等の痴呆行為によって、火災時
でないときに放水できないようになり、また、消火設備
の作動原因の究明を迅速に行うことができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る消火栓箱に設
けた開閉扉の自動解錠装置の実施の形態について、図面
に基づいて説明する。 【0009】図1に示すように、本発明は、火災検知装
置1と、火災検知装置から火災信号を受信する火災信号
受信手段2と、消火栓箱の開閉扉に取り付けてある施錠
装置3と、火災検知装置が火災を検知したとき、施錠装
置を解錠する制御装置4とを有するものである。 【0010】まず、火災検知装置1について説明する。
火災検知装置1は、煙の量を検知して、所定量を超えた
ときに、火災信号受信手段2に信号を送信するものであ
る。火災検知装置1は、建物の各階の壁、天井、消火栓
箱内等の、複数の個所に設置してある。火災検知装置1
は、具体的には、多数の通気孔が設けてある煙導入部
と、煙検知部とからなる。火災検知装置1は、天井等に
配線されたケーブルにより、火災信号受信手段2と接続
してある。 【0011】なお、火災検知装置1は、前述した煙の量
を検知するタイプのものに限られず、炎の揺らぎを赤外
線の変動として検知するもの等、火災を検知することが
できるものであればどのようなものを使用してもよい。 【0012】次に、施錠装置3及び制御装置4について
説明する。建物の各階の壁面には、複数の消火栓箱が設
置してある。消火栓箱内には、消火ホースを巻き回した
ホースリールが回転自在に配設してある。消火ホースの
先端部にはノズルが連結してあり、消火ホースの基端部
は消火栓弁に接続してある。消火栓弁は、配管等を介し
て、高圧水源に接続してある。火災時には、ノズル及び
消火ホースの先端部を持って引っ張ると、ホースリール
の回転によって消火ホースを引き出すことができるもの
である。 【0013】消火栓箱の前面に、開閉扉が設けてある。
開閉扉には施錠装置3が取り付けてあり、この施錠装置
は制御装置4により施錠を制御されている。すなわち、
開閉扉は、通常時は施錠装置3により施錠され、開放で
きない状態になっており、火災検知装置1が火災を検知
すると、制御装置4により施錠装置3が解錠され、開放
可能な状態になるものである。 【0014】なお、施錠装置3は、開閉扉を自由に開閉
できないようにすることができるものであれば、どのよ
うな構成にしてもよい。制御装置4には、施錠装置3を
操作するためのスイッチ部が設けてある。消火栓箱内に
収納してある消火ホースやホースリール等のメンテナン
スをするとき、スイッチ部を操作することにより、火災
時にかかわらず開閉扉を任意に開放することができる。 【0015】次に、本発明の動作について説明する。火
災検知装置1が火災が発生したことを検知すると、火災
検知装置は火災信号を火災信号受信手段2に送信する。
火災信号を受信した火災信号受信手段2は、制御装置4
に火災信号を送信する。制御装置4は火災信号を受信す
ると、消火栓箱の開閉扉に取り付けてある施錠装置3
に、解錠信号を出力する。施錠装置3は、解錠信号を受
信すると、施錠装置を解錠した状態にする。これによ
り、消火栓箱に収納されている消火ホースを取り出すこ
とができ、消火活動を行うことが可能になる。 【0016】また、消火栓箱内に収納してある消火ホー
ス等のメンテナンスをするとき、制御装置4に設けてあ
るスイッチ部をオンにすると、同様に施錠装置3に解錠
信号を出力し、開閉扉を開放させる。 【0017】なお、制御装置4に、ブザーやランプ等の
警報を知らせる装置を電気的に接続してもよい。このよ
うにすれば、火災検知器1が火災を検知したとき、開閉
扉を開放可能な状態にするとともに、ブザーやランプを
作動させ、警報を知らせることができる。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、火
災時でないときに、生徒や訪問者のいたずらや患者等の
痴呆行為によって、放水できないようにすることができ
る。このため、生徒や訪問者のいたずら等により、建物
内を水浸しにする事態は発生せず、また、消火ホースの
後片付けをする必要もない。また、火災時でないとき
の、消火設備の作動原因の究明を迅速に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を示す概略説明図である。 【符号の説明】 1 火災検知装置 3 施錠装置 4 制御装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 火災を検知する火災検知装置と、 消火ホースを収納し、かつ開閉扉が設けてある消火栓箱
    と、 前記開閉扉を施錠するための施錠装置と、 前記火災検知装置が火災を検知したとき、前記施錠装置
    を解錠する制御装置とを有することを特徴とする消火栓
    箱に設けた開閉扉の自動解錠装置。
JP10239126A 1998-08-25 1998-08-25 消火栓箱に設けた開閉扉の自動解錠装置 Pending JP2000060989A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007176685A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Mitsubishi Electric Corp エレベータのかご装置及びそれを備えたエレベータ装置
KR101021297B1 (ko) * 2010-04-19 2011-03-11 (주)설화엔지니어링 터널 내부화재로 인한 정전 발생시 식별장치를 가진 자동 개폐식 터널 내 비상기구함
JP2014087416A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Nohmi Bosai Ltd トンネル消火栓装置
KR101949151B1 (ko) * 2018-05-17 2019-02-18 주식회사 창성에이스산업 배터리 기동형 연기 감지식 일체형 에어로졸 소화장치
RU188164U1 (ru) * 2018-07-30 2019-04-01 Игорь Валерьевич Медведев Запорное устройство для пожарных соединительных головок

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