JP2000060811A - 腕携帯機器 - Google Patents

腕携帯機器

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JP2000060811A
JP2000060811A JP10239914A JP23991498A JP2000060811A JP 2000060811 A JP2000060811 A JP 2000060811A JP 10239914 A JP10239914 A JP 10239914A JP 23991498 A JP23991498 A JP 23991498A JP 2000060811 A JP2000060811 A JP 2000060811A
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elastic body
ultrasonic wave
ultrasonic
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arm
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JP10239914A
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English (en)
Inventor
Takashi Kamimoto
隆志 紙本
Masataka Araogi
正隆 新荻
Akira Egawa
明 江川
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Seiko Instruments Inc
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Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脈動と脈動の時間的間隔を連続的に測定で
き、体動ノイズがキャンセルでき、腕に強く押し付けな
くてもセンシングが可能で、温度変化の影響を受けな
い、さらに長時間のセンシングにも耐えうる、腕携帯型
への応用が可能な脈波センサを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 脈動による皮膚表面の変位を、弾性体の
変形による超音波共鳴周波数の変動として読み取る脈場
センサを備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、腕に装着して、
皮膚表面からの生体情報を検出する腕携帯機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、健康に対する関心の高まりととも
に、身体に装着して簡易に生体情報をセンシングする携
帯機器、特に腕携帯機器が注目されている。図10は、
従来の腕携帯機器の断面図である。従来の腕携帯機器に
おいては、シリコン基板1001の一部を湿式プロセス
により薄肉化してダイヤフラム構造を形成し、薄肉化し
た部分1002に、ピエゾ抵抗素子1003を複数個並
べて形成した構造としていた。そのセンサを皮膚表面に
押し付けることにより、動脈血管を圧迫し動脈血管を楕
円形に変形させ、血管の円周方向に働く張力がセンサ方
向には働かないようにする。これにより血管内部の圧力
すなわち血圧をピエゾ抵抗素子1003の抵抗変化によ
り感知していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の腕
携帯機器においては、下記の課題があった。 (1)脈波の揺らぎを検出できない。従来の腕携帯機器
においては、一心拍ごとに血圧を測定することを目的と
していたため、脈動と脈動の時間的間隔を連続して測定
することはできなかった。
【0004】(2)体動ノイズを拾う。従来の腕携帯機
器においては、皮膚に、変位センサを備えたシリコン基
板を直接当てる構成となっていたため、被測定者が体を
動かすと、その動きを変位センサが拾ってしまう。よっ
て、被測定者は測定中はじっと静止していなければなら
なかった。従って、携帯センサとして応用し、脈波を常
時測定し続けることは不可能であった。
【0005】(3)腕に強く押し付けなければセンシン
グしない。従来の腕携帯機器においては、血管を圧迫す
ることによる血圧測定をしていたので、センサを腕に強
く押し付けなければならなかった。従って、空気圧、ば
ね等の力によってセンサを皮膚に押し付けていたが、圧
迫によって被測定者に不快感を与え、長時間の連続測定
には不向きであった。
【0006】(4)製造コストがかかる。従来の腕携帯
機器においては、シリコン基板の一部を薄肉化してダイ
ヤフラム構造を形成して変位センサとして用いていたた
め、シリコンを薄肉化する工程で湿式プロセスを必要と
し、製造コストが高くなっていた。 (5)温度の影響を受ける。
【0007】従来の腕携帯機器においては、温度特性を
持つ変位センサ素子を直接皮膚に密着させる構造となっ
ていたため、体温および外気温の変動による影響を直接
受けて、正確な測定ができなかった。そこで本発明の腕
携帯機器においては、脈動と脈動の時間的間隔を連続的
に測定でき、体動ノイズがキャンセルでき、腕に強く押
し付けなくてもセンシングが可能で、温度変化の影響を
受けない、さらに長時間のセンシングにも耐えうる腕携
帯機器を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の腕携帯機器で
は、脈動による皮膚表面の変位を感知する脈波センサを
有する構成としたので、脈動と脈動の時間的間隔を連続
的に測定することが可能となる。更に、前期脈波センサ
を、弾性体を皮膚に接触させて、前記弾性体の変形によ
って、脈波を感知するセンサ機構を有する構成とした。
【0009】更に、前記センサ機構は、前記弾性体に超
音波送信手段および超音波受信手段を備えた構成とし
た。前記弾性体内部には共鳴空洞および導波路があり、
前記超音波送信手段および前記超音波受信手段から、前
記弾性体内部に形成された前記共鳴空洞までをそれぞれ
前記導波路で結んだ構成となっている。前記超音波送信
手段および前記超音波受信手段は、圧電素子であり、超
音波の周波数の電気信号を印加することにより圧電効果
により振動して超音波を発生させることができ、また超
音波の振動を逆圧電効果により電気信号に変換すること
ができる。
【0010】前記超音波送信手段によって発生した超音
波は、送信側導波路を通り共鳴空洞に達し、さらに受信
側導波路を通って、前記超音波受信手段に達し、電気信
号に変換される。この時、前記共鳴空洞は固有の共鳴周
波数を持つ。従って、例えば、送信側の超音波周波数を
変えながら受信超音波を測定すると共鳴周波数のところ
で、出力が最大になる特性を持つ。
【0011】また、この共鳴周波数は前記弾性体に外部
から応力が加わる時、前記弾性体の変形による前記共鳴
空洞の変形によって変化する。前記弾性体は柔らかくて
変形しやすくかつ弾力性のある材質でできている。弾力
体を動脈部分の皮膚に接触させることによって、脈動に
よる皮膚の変位があると、内部の前記共鳴空洞の形が変
わり、この変形によって共鳴周波数が変わる。
【0012】従って、信号処理手段によって、共鳴周波
数の変化による出力振幅の変化を感知すれば、脈波を感
知することができる。本発明は上記のような構成の脈波
センサを有するため、脈波センサを皮膚に密着させて脈
動を感知する際に、前記弾性体が柔らかく変形しやすい
材質なので皮膚に強く押し付けなくても脈波を感知でき
る。また、前記弾性体は、皮膚との密着による皮膚表面
の変位によって変形するが、体動によっては共鳴空洞の
変形を起こさないので、体動の影響を受けない。
【0013】更に、弾性体が皮膚表面側に位置すること
によって、共鳴空洞と皮膚との接触面との間に位置する
弾性体が薄くなり、従って脈動によって変形しやすくな
り、同時に他の部分は厚みが増すので、体動その他の要
因によっては、弾性体が変形しにくくなる。更に、温度
特性を持つセンサ部分すなわち、前記超音波送信手段お
よび前記超音波受信手段が皮膚および外気に触れないセ
ンサ内部にあるため、体温および外気温の変動による影
響を受けない。
【0014】
【発明の実施の形態】〔実施例1〕本発明の腕携帯機器
の1実施例を、図1〜図7を用いて説明する。はじめに
本実施例の構成要素について説明する。図1は、本発明
の1実施例に関わる腕携帯機器の斜視図である。
【0015】図2は、本発明の1実施例に関わる腕携帯
機器の構成図である。外装ケース101を装着バンド1
02によって手首に巻き付けて、着脱可能に取り付けら
れるようになっている。図示していないが、外装ケース
101の内部に脈波センサ201および信号処理手段2
02が組み込まれている。脈波センサ201は、外装ケ
ース101の皮膚接触面側に備えられている。外装ケー
ス101の表面には表示手段203が備えられている。
脈波センサ201から出力される信号は前記信号処理手
段202によって分析され、異常があった場合には前記
表示手段203に表示される。
【0016】図3は本発明の1実施例に関わる脈波セン
サ201の断面図である。脈波センサ201は、本体ケ
ース301、蓋体302、弾性体303、超音波送信用
振動体305、超音波受信用振動体304、配線部30
6から構成されている。前記弾性体303の内部には、
共鳴空洞307および送信側超音波導波路309および
受信側超音波導波路308が形成されている。
【0017】本体ケース301は、変形しにくい固い材
料、例えば金属製の長方形の枠であり、本体ケース30
1と蓋体302の間に空間310が空くようにして内側
を埋めるように弾性体303が充填されて、弾性体30
3と本体ケース301の内壁は接着されている。弾性体
303内部には、刳り抜かれる形で共鳴空洞307が形
成されている。共鳴空洞307は、超音波送信用振動体
305の発生する超音波の、ある固有の周波数で共鳴す
るように設計されている。
【0018】図4は、前記共鳴空洞307の超音波の周
波数に関する特性を示す図である。共鳴周波数f0にお
いて、受信側での超音波振動の振幅は最大となる。すな
わち、この特性によって、超音波送信用振動体305の
発生する超音波の周波数をこの共鳴周波数に設定してお
けば、共鳴空洞の共鳴周波数f0が変化すると、共鳴空
洞による共鳴がなくなるので、受信側の超音波振動の振
幅は小さくなる。
【0019】共鳴空洞307は上下方向の軸が短い楕円
球体の形状をしている。この形状により、共鳴空洞が上
下方向に変形しやすくなる。共鳴空洞307の中央を貫
く一直線上に、共鳴空洞307から弾性体303の外壁
までを貫通させるように送信側と受信側にそれぞれ導波
路が形成されている。導波路は、円筒または直方体状に
刳り抜かれた形となっている。
【0020】弾性体の送信側超音波導波路309および
受信側超音波導波路308の開口端にあたる本体ケース
部分には、それぞれの導波路と同じ形の断面をもつ穴3
11が外部と導波路をつなぐように貫通している。図5
は、本実施例の超音波送信用振動体305の拡大図であ
る。なお、超音波受信用振動体304もこれと同じ形状
であるのでここでは図示しない。
【0021】本実施例においては、超音波送信用振動体
305および超音波受信用振動体304を構成する圧電
素子としてPVDFフィルムを用いた場合について述べ
るが、圧電素子はPZT、高分子系圧電材料など、圧電
効果および逆圧電効果を持ち超音波を発生することがで
きる材料であればよい。図5において、超音波送信用振
動体305はPVDFフィルム501を薄くて弾力性の
ある保護フィルム502で挟んで接着した構造となって
いる。PVDFフィルム501には、接続端子503が
備えられている。
【0022】図6は、超音波送信用振動体305の取り
付け部分の要部拡大図である。なお、超音波受信用振動
体304の取り付け部分もこれと同じ形状であるのでこ
こでは図示しない。送信側超音波導波路309の延長と
してある本体ケースの穴311を覆いかぶせるように、
PVDFフィルム501およびPVDFフィルムを挟ん
だ保護フィルム502を半円状に曲げて両端を本体ケー
ス301に接着する。PVDFフィルムは、このように
予め曲げて使用することによって、より効率的に振動し
て、超音波を発生し、また、超音波を電気信号に変換す
ることができる。超音波送信用振動体305の外側にカ
バー601を被せる形で接着して、超音波送信用振動体
305を保護する。
【0023】図7は、本実施例の信号処理手段の構成図
である。発振回路701から出力される、超音波周波数
を持つ電気信号は送信用超音波振動体305に印加され
る。前期電気信号の周波数すなわち超音波周波数は共鳴
空洞307の共鳴周波数f0に設定されている。また、
受信側超音波振動体304は、共鳴空洞307および受
信側超音波導波路308を伝わってきた超音波によって
振動して、振動を電気信号に変換する。電気信号は検出
回路702に入力される。従って、検出回路702に入
力される電気信号は、超音波が共鳴空洞307で共鳴し
ているときは、振幅が大きく、共鳴していないときは振
幅が小さくなる。
【0024】次に、本実施例による脈波センシングの動
作について順を追って説明する。脈波センサ201は装
着バンド102によって、本体ケース301の下側開口
端、すなわち弾性体303の皮膚接触面が、手首の動脈
の真上の領域に当るように密着させられて、固定されて
いる。弾性体303は軽く皮膚に押されているので、脈
動によって、皮膚表面が変位すると、皮膚から見て上方
向に皮膚の変位に応じて変形する。この時、弾性体30
3は、横方向の四面は本体ケース301に隙間無く接着
され固定されていて、上側には蓋体302との隙間の空
間310がある。従って、上下方向には容易に変形を起
こすが、皮膚表面に対して平行方向には変形しにくい。
よって、体動による皮膚表面に平行方向の動きをキャン
セルすることができる。
【0025】弾性体303の変形はすなわち内部に形成
された共鳴空洞307の変形であるので、この変形によ
って共鳴空洞307の共鳴周波数が変化する。図9は、
共鳴空洞307の共鳴周波数の変化を示す図である。図
9において、共鳴空洞307の変形が起こると、共鳴周
波数は、変化前の共鳴周波数f0から、高くあるいは低
く変化する。図9では、高い方向への周波数変化を図示
した。
【0026】従って、超音波受信用振動体304に伝わ
る超音波は共鳴空洞307によって共鳴していなくな
る。超音波送信用振導体305から送信される超音波の
周波数は依然としてf0なので、共鳴してないことによ
って、減衰を受けて、受信される超音波の振幅は小さく
なる。従って、信号処理手段202の検出回路702に
おいても、超音波受信用振動体304から出力される電
気信号は小さくなる。
【0027】また、弾性体303は弾力性を持つので、
変位が加わらなくなると、元の形に戻る。従って共鳴空
洞307の形も元に戻り、よって共鳴周波数も元の周波
数に戻ることになる。つまり、共鳴空洞307の共鳴周
波数は、脈動によって皮膚が変位すると変化し、脈動の
無い時は、固有の設定値すなわち超音波送信用振動体3
05に印加される電気信号の周波数に等しい値となる。
【0028】従って、上記のような動作により、脈動に
よる皮膚表面の変位によって共鳴空洞307の共鳴周波
数が、発振回路701の発する超音波に共鳴している状
態と共鳴していない状態を繰り返すので、超音波送信用
振動体304から出力される電気信号の振幅は脈動とと
もに変化し、これを検出回路702によって感知するこ
とができる。
【0029】脈波センサ201による信号を信号処理手
段202によって、数時間、もしくは半日、一日という
長時間に渡って脈波の時間間隔を記録して、その揺らぎ
を分析することによって、心筋梗塞等の突発的な心臓疾
患を予測することができる。尚、この実施例において
は、腕に装着する携帯機器の形態として脈波センサ単体
のものであったが、これに限定されることなく、腕時
計、その他の腕形態機器と一体化した形態のものも可能
である。
【0030】〔実施例2〕本発明の腕携帯機器の実施例
において、脈波センサにおいて共鳴空洞が皮膚表面側に
偏って位置することを特徴とする腕携帯機器の実施例
を、図9を用いて説明する。図9は本発明の実施例2に
関わる脈波センサの断面図である。
【0031】脈波センサは、本体ケース901、蓋体9
02、弾性体903、超音波送信用振動体905、超音
波受信用振動体904、配線部906から構成されてい
る。前記弾性体903の内部には、共鳴空洞907およ
び送信側超音波導波路909および受信側超音波導波路
908が形成されている。本体ケース901は、変形し
にくい固い材料、例えば金属製の長方形の枠であり、本
体ケース901と蓋体902の間に空間910が空くよ
うにして内側を埋めるように弾性体903が充填され
て、弾性体903と本体ケース901の内壁は接着され
ている。
【0032】弾性体903内部には、刳り抜かれる形で
共鳴空洞907が形成されている。共鳴空洞907は、
超音波送信用振動体905の発生する超音波の、ある固
有の周波数で共鳴するように設計されている。共鳴空洞
907の中央を貫く一直線上に、共鳴空洞907から弾
性体903の外壁までを貫通させるように送信側と受信
側にそれぞれ導波路が形成されている。導波路は、円筒
または直方体状に刳り抜かれた形となっている。
【0033】弾性体の送信側超音波導波路909および
受信側超音波導波路908の開口端にあたる本体ケース
部分には、それぞれの導波路と同じ形の穴911が外部
と導波路をつなぐように貫通している。ここで、共鳴空
洞907が弾性体903の下側に位置していることによ
り共鳴空洞907の下側の部分の弾性体の肉厚が薄くな
り、脈動による皮膚変位によって変形しやすくなり、従
ってより高感度に脈波を感知できる。
【0034】
【発明の効果】この発明は以上に説明したように、弾性
体、超音波送信手段、超音波受信手段、および前記弾性
体内部に形成されて前記超音波送信手段より送信された
超音波のある固有の周波数で共鳴する共鳴空洞、前記弾
性体内部に形成されて前記超音波送信手段と前記共鳴空
洞を結ぶ送信側超音波導波路、前記弾性体内部に形成さ
れて前記超音波受信手段と前記共鳴空洞を結ぶ受信側超
音波導波路から構成されている。
【0035】従って、脈動による皮膚表面の変位を前記
弾性体の変形による共鳴空洞の共鳴振動数の変化によっ
て感知するので、体動による影響を受けない腕携帯機器
を得る。また、皮膚に強く押し付けなくても弾性体の変
形によって、脈動を感知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】腕携帯機器の実施例を示す斜視図である。
【図2】腕携帯機器の実施例を示す構成図である。
【図3】脈波センサの実施例1を示す断面図である。
【図4】共鳴空洞の共鳴周波数に関する特性を示す図で
ある。
【図5】超音波送信用振動体および超音波受信用振動体
の構成を示す拡大図である。
【図6】超音波送信用振動体および超音波受信用振動体
の本体ケースへの取り付け部分の拡大断面図である。
【図7】信号処理手段の構成図である。
【図8】共鳴空洞の形状変化による共鳴周波数の変化を
示す図である。
【図9】実施例2の脈波センサを示す断面図である。
【図10】従来の脈波センサの断面図である。
【符号の説明】
101 外装ケース 102 装着バンド 201 脈場センサ 202 信号処理手段 203 表示手段 301 本体ケース 302 蓋体 303 弾性体 304 超音波受信用振動体 305 超音波送信用振動体 306 配線部 307 共鳴空洞 308 受信側超音波導波路 309 送信側超音波導波路 310 空間 311 穴 501 PVDFフィルム 502 保護フィルム 503 接続端子 504 カバー 701 発振回路 702 検出回路 901 本体ケース 902 蓋体 903 弾性体 904 超音波受信用振動体 905 超音波送信用振動体 906 配線部 907 共鳴空洞 908 受信側超音波導波路 909 送信側超音波導波路 910 空間 911 穴 1001 シリコン基板 1002 薄肉部 1003 ピエゾ抵抗素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江川 明 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 4C017 AA09 AB02 AC03 AC20 AC23 BC01 CC01 EE01 FF15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腕に装着して、皮膚表面からの生体情報
    を検出する腕携帯機器において、脈動による皮膚表面の
    変位を感知して脈動と脈動の時間的間隔を連続的に測定
    することができる脈波センサを有することを特徴とする
    腕携帯機器。
  2. 【請求項2】 前記脈波センサが、脈動による皮膚表面
    の変位によって変形する弾性体、および前記弾性体の変
    形を感知するセンサ機構から構成されることを特徴とす
    る請求項1記載の腕携帯機器。
  3. 【請求項3】 前記弾性体がシリコンゴムであることを
    特徴とする請求項2記載の腕携帯機器。
  4. 【請求項4】 前記センサ機構が、超音波送信手段、超
    音波受信手段、および前記弾性体内部に形成されて前記
    超音波送信手段より送信された超音波のある固有の周波
    数で共鳴する共鳴空洞、前記弾性体内部に形成されて前
    記超音波送信手段と前記共鳴空洞を結ぶ送信側超音波導
    波路、前記弾性体内部に形成されて前記超音波受信手段
    と前記共鳴空洞を結ぶ受信側超音波導波路から構成され
    ることを特徴とする請求項2記載の腕携帯機器。
  5. 【請求項5】 前記共鳴空洞が、上下方向の軸が短い楕
    円球体であることを特徴とする請求項4記載の腕携帯機
    器。
  6. 【請求項6】 前記共鳴空洞が、弾性体内部の皮膚表面
    側に位置することを特徴とする請求項4記載の腕携帯機
    器。
  7. 【請求項7】 前記超音波送信手段および前記超音波受
    信手段に圧電素子を用いることを特徴とする請求項4記
    載の腕携帯機器。
  8. 【請求項8】 前記圧電素子がPVDFフィルムである
    ことを特徴とする請求項7記載の腕携帯機器。
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