JP2000060767A - 便座の取付構造 - Google Patents

便座の取付構造

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JP2000060767A
JP2000060767A JP10240026A JP24002698A JP2000060767A JP 2000060767 A JP2000060767 A JP 2000060767A JP 10240026 A JP10240026 A JP 10240026A JP 24002698 A JP24002698 A JP 24002698A JP 2000060767 A JP2000060767 A JP 2000060767A
Authority
JP
Japan
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mounting
toilet seat
fitting
rod
toilet
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Application number
JP10240026A
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English (en)
Inventor
Masayuki Hirata
正行 平田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 便器の取付板部上に便座装置を簡単に取り付
け及び取り外しできる便座の取付構造を提供すること。 【解決手段】 折り曲げ自在の棒部1の上端部に係止部
2を設けて取付部材3を形成し、この棒部1が連挿され
る取付孔4a,5aを便器6上部の取付板部4及び便座
7を枢支する便座支持体5にそれぞれ設け、これら両取
付孔4a,5aを連通させて取付板部4上に便座支持体
5を載置し、両取付孔4a,5aに便座7側から取付部
材3の棒部1を挿入し、この棒部1に取付リング8を装
着し、係止部2と取付リング8とで便座支持体5及び取
付板部4の取付孔周囲部を挟持した状態で取付リング8
下方の棒部1下部を折り曲げ保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洋式便器の便座の
取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、便座の取付構
造は、便座7と便蓋11と便座7及び便蓋11を上方に
開閉自在に枢支する便座支持体5とを備えた便座装置1
0を既設の便器6に着脱自在に取り付けるものであり、
頭部21が便座支持体5に設けた頭部支持部19に嵌合
し、脚部22が便座支持体5下方に突出して便器6上部
の取付板部4に設けた取付孔4aにゴムワッシャ23を
介して貫通する取付ボルト20と、この取付ボルト20
の脚部22に半球ゴムワッシャ24及びナイロンワッシ
ャ25を介して螺合する取付ナット26とから構成され
ている。このような便座の取付構造では、取付ボルト2
0の頭部21を頭部支持部19に嵌合させて支持させ、
便座支持体5下方に突出した取付ボルト20の脚部22
を取付板部4の取付孔4aに上方からゴムワッシャ23
を介して差し込み、取付板部4下方で脚部22に半球ゴ
ムワッシャ24及びナイロンワッシャ25を介して取付
ナット26を螺合させることによって便座装置10を便
器6の取付板部4上に取り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の便座の取付構造では、便器6の取付板部4上に便座
装置10を取り付けたり、取り外したりする場合、取付
孔4aへの取付ボルト20の脚部22の差し込み又は引
き抜き作業、あるいは取付ボルト20の脚部22への取
付ナット26の取り付け又は取り外し作業などが面倒で
あるという問題がある。
【0004】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、便器の取付板部上に便座
装置を簡単に取り付け及び取り外しできる便座の取付構
造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、折り曲げ自在の棒部1の上
端部に係止部2を設けて取付部材3を形成し、この棒部
1が連挿される取付孔4a,5aを便器6上部の取付板
部4及び便座7を枢支する便座支持体5にそれぞれ設
け、これら両取付孔4a,5aを連通させて取付板部4
上に便座支持体5を載置し、両取付孔4a,5aに便座
7側から取付部材3の棒部1を挿入し、この棒部1に取
付リング8を装着し、係止部2と取付リング8とで便座
支持体5及び取付板部4の取付孔周囲部を挟持した状態
で取付リング8下方の棒部1下部を折り曲げ保持してな
ることを特徴として構成している。
【0006】このような便座の取付構造では、便器6上
部の取付板部4上に便座7を枢支する便座支持体5を各
取付孔4a,5aを連通させて載置し、両取付孔4a,
5aに便座7側から取付部材3の棒部1を挿入し、棒部
1に取付リング8を装着し、係止部2と取付リング8と
で便座支持体5及び取付板部4の取付孔周囲部を挟持し
た状態で取付リング8下方の棒部1下部を折り曲げ保持
して便器6に便座7を取り付けている。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、係止部2と便座支持体5の取付孔周
囲部との間に止水部材9を設けてなることを特徴として
構成している。
【0008】このような便座の取付構造では、係止部2
と便座支持体5の取付孔5a周囲部との間に設けた止水
部材9によって便座支持体5の取付孔5a周囲部上の水
が取付孔4a,5aから便器6周囲に落下飛散すること
を防止している。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1乃
至2記載の発明において、取付リング8の上部を取付板
4の取付孔4aに水密に圧入してなることを特徴として
構成している。
【0010】このような便座の取付構造では、取付リン
グ8の上部を取付板の取付孔4aに水密に圧入している
ため、便座支持体5の取付孔5a周囲部上の水が取付孔
4a内に浸入しても、取付リング8によって塞き止め、
この水が便器6周囲に落下飛散することを防止してい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の便座の
取付構造を図1乃至図4に基づいて説明する。
【0012】図1は、本発明の実施形態の便座の取付構
造を示す要部の斜視図である。また、図2は、同上の便
座の取付構造を示す要部の縦断面図である。また、図3
は、同上の便座の取付構造によって取り付けられる便座
装置を示す斜視図であり、(a)は全体図、(b)は
(a)図中のA部拡大図である。また、図4は、同上の
便座の取付構造に用いる一部品の取付部材を示す縦断面
図である。
【0013】図1乃至図4に示すように、この便座の取
付構造は、折り曲げ自在の棒部1の上端部に係止部2を
設けて取付部材3を形成し、この棒部1が連挿される取
付孔4a,5aを便器6上部の取付板部4及び便座7を
枢支する便座支持体5にそれぞれ設け、これら両取付孔
4a,5aを連通させて取付板部4上に便座支持体5を
載置し、両取付孔4a,5aに便座7側から取付部材3
の棒部1を挿入し、この棒部1に取付リング8を装着
し、係止部2と取付リング8とで便座支持体5及び取付
板部4の取付孔周囲部を挟持した状態で取付リング8下
方の棒部1下部を折り曲げ保持している。また、係止部
2と便座支持体5の取付孔周囲部との間に止水部材9を
設けている。また、取付リング8の上部を取付板4の取
付孔4aに水密に圧入している。
【0014】取付板部4は便器6の上部に設けられ、後
部の横方向の2カ所に略円孔状の取付孔4a,5aが穿
設されている。便座装置10は、温水洗浄装置などを内
部に収納し、取付板部4後部上に配置される箱状の便座
支持体5と、この便座支持体5の前側の下部に枢支され
た便座7と、便座7上方の便座支持体5の前側の上部に
枢支された便蓋11とから形成されている。便座7及び
便蓋11は便座支持体5に枢支されて前端部を後上方へ
開放できるようになっている。便座支持体5は、略平面
状の下面を有し、取付孔4a上方に配置される部分にそ
れぞれ凹所12が形成されている。凹所12は、後方及
び下方が開口され、前後方向に長い略直方孔状に形成さ
れている。また、凹所12奥部の奥壁12a及び奥壁1
2aに隣接する両内側壁12b,12bの下端部に上壁
12cとの間に隙間を隔てて略平行に保持板13が設け
られている。保持板13は略矩形板状に形成され、後端
縁部略中央から保持板13中央に達する欠切部が設けら
れており、この欠切部が取付部材3の棒部1を側方より
内部に嵌入させて保持する取付孔5aを形成している。
この取付孔5aは、棒部1外径よりもやや大きい溝幅を
有し、奥側端縁が略半円状に形成されている。
【0015】取付部材3は、凹所12に収納保持される
略矩形板状の係止部2と、この係止部2の下面略中央に
垂下された棒部1とから形成されている。この取付部材
3は、折り曲げ自在の金属棒材の上端部を略直角方向に
曲折して曲折部14bと芯部14aとからなる芯材14
を形成し、この曲折部14bに硬質樹脂材料16をイン
サート成形して係止部2を、芯部14aに軟質樹脂材料
15を被覆成形して棒部1を形成している。棒部1が任
意の部分で適当な力で折り曲げ可能であるとともに、折
り曲げた形状を維持するように、棒部1を形成する金属
棒材及び軟質樹脂材料15が選定されて形成されてい
る。
【0016】止水部材9は、ドーナツ状のゴムワッシャ
が好適に用いられる。取付リング8は、ゴム材料などの
弾性を有する材料から上側ほど外径が縮径された略円筒
状に形成され、中央に棒部1が貫通する大きさの内径を
有する貫通孔8aが形成されている。こ取付リング8の
上端部の外径は取付孔4aの内径よりもやや小さく、取
付リング8の下端部の外径は取付孔4aの内径よりもや
や大きく形成され、取付リング8上部を取付孔4a内に
嵌入保持できるようにしてある。
【0017】このような便座の取付構造では、便器6上
部の取付板部4上に便座7を枢支する便座支持体5を各
取付孔4a,5aを連通させて載置し、両取付孔4a,
5aに便座7側から取付部材3の棒部1を挿入し、棒部
1に取付リング8を装着し、係止部2と取付リング8と
で便座支持体5及び取付板部4の取付孔周囲部を挟持し
た状態で取付リング8下方の棒部1下部を折り曲げ保持
して便器6に便座7を取り付けている。便器6から便座
7を取り外すときは、折り曲げ保持された棒部1下部を
真っ直ぐな状態に戻し、取付リング8を引抜き、取付孔
4a,5aから取付部材3を引抜いて行う。
【0018】このような便座の取付構造では、棒部1に
取付リング8を螺着させて取り付けるわけではないの
で、便器6の取付板部4上に便座装置10を取り付けた
り、取り外したりする場合、棒部1に取付リング8を外
嵌させて装着した後に棒部1を折り曲げて簡単に棒部1
に取付リング8を取り付けている。また、係止部2と便
座支持体5の取付孔5a周囲部との間に設けた止水部材
9によって便座支持体5の取付孔5a周囲部上の水が取
付孔4a,5aから便器6周囲に落下飛散することを防
止している。また、取付リング8の上部を取付板の取付
孔4aに水密に圧入しているため、便座支持体5の取付
孔5a周囲部上の水が取付孔4a内に浸入しても、取付
リング8によって塞き止め、この水が便器6周囲に落下
飛散することを防止している。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、便器上部の取
付板部上に便座を枢支する便座支持体を各取付孔を連通
させて載置し、両取付孔に便座側から取付部材の棒部を
挿入し、棒部に取付リングを装着し、係止部と取付リン
グとで便座支持体及び取付板部の取付孔周囲部を挟持し
た状態で取付リング下方の棒部下部を折り曲げ保持して
便器に便座を取り付けており、棒部に取付リングを螺着
させているわけではないので、棒部に取付リングを螺着
させて取り付けるわけではないので、便器の取付板部上
に便座装置を取り付けたり、取り外したりする場合、棒
部に取付リングを外嵌させて装着した後に棒部を折り曲
げて簡単に棒部に取付リングを取り付けでき、便座の取
付又は取外作業が容易なものとなっている。
【0020】また、請求項2記載の発明では、係止部と
便座支持体の取付孔周囲部との間に設けた止水部材によ
って便座支持体の取付孔周囲部上の水が取付孔から便器
周囲に落下飛散することを防止している。
【0021】また、請求項3記載の発明では、取付リン
グの上部を取付板の取付孔に水密に圧入しているため、
便座支持体の取付孔周囲部上の水が取付孔内に浸入して
も、取付リングによって塞き止め、この水が便器周囲に
落下飛散することを防止している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の便座の取付構造を示す要部
の斜視図である。
【図2】同上の便座の取付構造を示す要部の縦断面図で
ある。
【図3】同上の便座の取付構造によって取り付けられる
便座装置を示す斜視図であり、(a)は全体図、(b)
は(a)図中のA部拡大図である。
【図4】同上の便座の取付構造に用いる一部品の取付部
材を示す縦断面図である。
【図5】従来の便座の取付構造を示す要部の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 棒部 2 係止部 3 取付部材 4 取付板部 4a 取付板部側の取付孔 5 便座支持体 5a 便座支持体側の取付孔 6 便器 7 便座 8 取付リング 8a 貫通孔 9 止水部材 10 便座装置 11 便蓋 12 凹所 12a 奥壁 12b 内側壁 12c 上壁 13 保持板 14 芯材 14a 芯部 14b 曲折部 15 軟質樹脂材料 16 硬質樹脂材料 19 頭部支持部 20 取付ボルト 21 頭部 22 脚部 23 ゴムワッシャ 24 半球ゴムワッシャ 25 ナイロンワッシャ 26 取付ナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り曲げ自在の棒部の上端部に係止部を
    設けて取付部材を形成し、この棒部が連挿される取付孔
    を便器上部の取付板部及び便座を枢支する便座支持体に
    それぞれ設け、これら両取付孔を連通させて取付板部上
    に便座支持体を載置し、両取付孔に便座側から取付部材
    の棒部を挿入し、この棒部に取付リングを装着し、係止
    部と取付リングとで便座支持体及び取付板部の取付孔周
    囲部を挟持した状態で取付リング下方の棒部下部を折り
    曲げ保持してなることを特徴とする便座の取付構造。
  2. 【請求項2】 係止部と便座支持体の取付孔周囲部との
    間に止水部材を設けてなることを特徴とする請求項1記
    載の便座の取付構造。
  3. 【請求項3】 取付リングの上部を取付板の取付孔に水
    密に圧入してなることを特徴とする請求項1乃至2記載
    の便座の取付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2403484A (en) * 2003-07-04 2005-01-05 David Richard Hendrik Veen Toilet seat securing kit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2403484A (en) * 2003-07-04 2005-01-05 David Richard Hendrik Veen Toilet seat securing kit

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