JP2000060650A - 配膳車 - Google Patents

配膳車

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JP2000060650A
JP2000060650A JP10235269A JP23526998A JP2000060650A JP 2000060650 A JP2000060650 A JP 2000060650A JP 10235269 A JP10235269 A JP 10235269A JP 23526998 A JP23526998 A JP 23526998A JP 2000060650 A JP2000060650 A JP 2000060650A
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JP
Japan
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screen
sides
opening
roll screen
catering
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JP10235269A
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English (en)
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Toshio Taniguchi
俊夫 谷口
Yoshinobu Ushiki
好延 牛来
Isao Kato
功 加藤
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TANIGUCHI KOGYO KK
Original Assignee
TANIGUCHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 配膳車は、配膳すべき食物等の出し入れ
を行えるようにする開口部を有し、開口部の開閉を行な
うロールスクリーンが設けられ、ロールスクリーンの引
き出し端部の両側に、磁性体の突出部が設けられ、開口
部の両側に、突出部を受け入れて突出部の上下方向の移
動を案内するための案内溝が設けられ、突出部を吸着す
る永久磁石部材が案内溝にそって設けられている。 【効果】 ロールスクリーンのワンタッチ操作で開口部
の開閉ができるだけでなく、スクリーンの引き出し端部
を任意の高さ位置に固定でき、しかも風等の作用により
バタツクようなこともないようにすることができ、ま
た、ロールスクリーンを取り外して丸洗いすることもで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配膳すべき食物等
を収納して運搬するための配膳車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大病院や各種の大型介護施設等に
おいては、各部屋の各患者や被介護人当ての朝食、昼
食、夕食等のための食物等をまとめて収納して各部屋の
近くまで、看護婦や介護人等が運搬し易くするために、
各種の配膳車を使用するようになってきている。
【0003】従来、この種の配膳車としては、目的に応
じて使い易く工夫した種々の型のものが開発され使用さ
れてきている。それらの中で、配膳車内部への食物の出
し入れ口を開閉し易くするためにロールスクリーンを使
用した型のものがある。この従来のロールスクリーンを
使用した型の配膳車は、ワンタッチで開口部の開閉を行
えて、食物の出し入れを直ぐにできるという点では便利
なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロール
スクリーンは、一般的には、スクリーンの下端部である
引き出し端部に固定手段を有するものではないので、わ
ずかな風や振動等によって、スクリーンの下端部がパタ
パタと揺れて、配膳車内部に収納された食物に引っ掛か
ったり、食物を盛った食器をひっくり返したりしてしま
うようなことが起きていた。また、配膳車の出し入れ口
を開閉するスクーリンは、食物の滓等の付着により汚れ
やすいものであるのに、配膳車に取り付け固定されてし
まったままのロールスクリーンの洗浄は、し難いもので
あった。
【0005】本発明の目的は、前述したような従来技術
の問題点を解消しうるような配膳車を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による配膳車は、
配膳すべき食物等を収納するための棚を内部に有し且つ
該棚への食物等の出し入れを行えるようにするための開
口部を少なくとも一面に有し、前記開口部の開閉を行な
うためのロールスクリーンが設けられており、該ロール
スクリーンの引き出し端部の両側には、磁性体で形成さ
れた突出部が設けられており、前記開口部の両側には、
前記突出部を受け入れて該突出部の上下方向の移動を案
内するための案内溝が設けられており、前記突出部を吸
着することができる永久磁石部材が前記案内溝にそって
設けられていることを特徴とする。
【0007】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
永久磁石部材は、レール状のゴム製永久磁石で構成され
ている。
【0008】本発明の別の実施の形態によれば、前記ロ
ールスクリーンが取り付けられている側の天井部の少な
くとも一部分は、開閉自在とされており、該ロールスク
リーンは、該開閉自在とされた天井部の部分を通して着
脱自在とされている。
【0009】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記開口部は、配膳車の対向する両面に設けられてお
り、前記ロールスクリーンは、該両面の開口部に設けら
れており、前記棚は、2つ割りとされていて、該2つ割
りの棚部分の一方の棚部分は、前記両面の開口部のうち
の一方の開口部を通して出し入れでき、他方の棚部分
は、他方の開口部を通して出し入れできるものとされて
いる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態および実施例について、本発明をより詳
細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例としての配膳車
の全体を示す斜視図である。図1に示すように、この実
施例の配膳車100の車本体は、4隅にキャスタ10を
備えたベース部20と、このベース部20の4隅に立設
された4本のカート柱30と、これら4本のカート柱3
0の上端を連結するようにして取り付けられた天井枠4
0と、この天井枠40内に張られた天井部50と、前後
(図1において)のカート柱30の間に適当な間隔を置
いて設けられたカート棚受け60(この実施例では4
本)と、これらカート棚受け60の間にはめ込まれた断
熱ボードまたは透明板からなる側板70とから主として
構成されている。この実施例では、側板70は、下から
3段目までは、不透明な断熱ボードであるが、上の2段
は、配膳車100の内部を目視できるように透明板とさ
れている。また、前後のカート柱30にわたるようにし
て、手押しのための把手部80が設けられている。
【0012】本発明により、左右(図1において)のカ
ート柱30の間は、配膳車100の内部への食物の出し
入れを行えるようにする開口部1とされており、この開
口部1を開閉するためのロールスクリーン90が設けら
れている。図1には現れていないが、ロールスクリーン
90は、図1において後ろ側にも設けられている。配膳
車100の内部には、後述するように、カート棚受け6
0の内側部によってガイドされて、開口部1を通して出
し入れできるカート棚部分2Aおよび2Bが配設されて
いる。このように各段のカート棚は、本発明により、前
面側の開口部1を通して出し入れできるカート棚部分2
Aと、後面側の開口部1を通して出し入れできるカート
棚部分2Bとに、2つ割りされている。
【0013】次に、本発明によるロールスクリーン90
の詳細構造および車本体への取り付け構造について、特
に、図2から図6を参照して説明する。図2は、図1の
配膳車100の天井部50の一部分を示す部分斜視図で
ある。この図2によく示されるように、配膳車100の
前面側と後面側の天井部50の部分51は、天井部50
の他の部分に対して適当なヒンジ52(図1参照)等を
用いて開閉自在なものとされている。図1は、天井部分
51が閉じた状態を示し、図2は、開いた状態を示して
いる。図2によく示されるように、ロールスクリーン9
0の本体は、天井枠40の前面部および後面部に取り付
けられたブラケット91に対して着脱自在に取り付けら
れるようになっている。
【0014】図3は、天井枠40に取り付けられたブラ
ケット91に対してロールスクリーン90の本体に設け
られたセットフレーム92を着脱する様子を示してい
る。ブラケット91に対してセットフレーム92の溝が
嵌まり込むことにより、天井枠40に対してロールスク
リーン90の本体が取り付け固定されることになる。
【0015】図4は、本発明によって設けられるロール
スクリーン90のスクリーン93の下端部、即ち、引き
出し端部の詳細構造を示している。図3によく示される
ように、スクリーン93は、スクリーンパイプ94に巻
かれており、その引き出し端部95を引っ張ることによ
り、その引っ張り量だけ引き出されるものである。そし
て、その引っ張り力を解放すると、再びスクリーンパイ
プ94へと自動的に巻き取られて引っ込められていくも
のである。一方、引き出し端部95を比較的に強く引っ
張って直ぐに解放すると、スクリーン93は、その引っ
張り出された位置に留まるようにされるものである。
【0016】スクリーン93の引き出し端部95には、
本発明により、磁性体、例えば、棒状の鉄板96が巻き
込まれている。そして、この鉄板96の両端は、スクリ
ーン93の両縁から突出して突出部96Aを構成してい
る。この実施例では、突出部を鉄板96の一部で構成し
たのであるが、本発明は、これに限らず、突出部96A
のみを磁性体で形成するようにしてもよい。
【0017】図5は、ロールスクリーン90のスクリー
ン93の引き出し端部95の両側の突出部96Aと、配
膳車100の開口部1の両側のカート柱30との関係を
示すための部分斜視図である。また、図6は、そのカー
ト柱30の詳細構造を示すための断面図である。図6に
よく示されるように、カート柱30は、配膳車100の
全体の重量をできるだけ軽減して取り扱い易くし、しか
も十分な強度を得るために中空形状のものとされてい
る。このカート柱30には、前面側の内側に、ロールス
クリーン90のスクリーン93の引き出し端部95の両
側の突出部96Aを受け入れて上下方向における移動を
案内するための案内溝31が一体的に形成されている。
この案内溝31の内側の底面にそって、レール状のゴム
製永久磁石32が配設されている。また、このカート柱
30には、側板70の端部を差し込むための溝33も一
体的に形成されている。
【0018】図5によく示されるように、ロールスクー
ン90のスクリーン93の引き出し端部95の両端の突
出部96Aは、カート柱30の案内溝31内に入り込
み、レール状のゴム製永久磁石32によって吸着されう
るようにされている。したがって、ロールスクリーン9
0のスクリーン93の引き出し端部95を引っ張り降ろ
して、図1に示すようにな位置にてその引っ張りを止め
るとき、両端の突出部96Aが永久磁石32によって吸
着されることにより、その位置にスクリーン93は固定
され、風等によってもバタツクようなこともない。この
ように、ロールスクリーン90のスクリーン93は、図
1に示した位置に限らず、開口部1に対して任意の高さ
位置にてその引き出し端部95を固定できるものであ
る。
【0019】図7は、カート棚受け60の詳細構造を示
す断面図であり、この図7によく示されるように、カー
ト棚受け60は、カート棚部分2A、2Bの両端部を受
けてカート棚部分2A、2Bの配膳車100内への出し
入れを案内するための受けガイド部61と、側板70の
上下縁を差し込むための差込み溝62とを一体的に備え
ている。
【0020】
【発明の効果】ロールスクリーンをワンタッチで操作す
るだけで、食物を出し入れする開口部を開閉できるの
で、作業が簡単で楽である。その上、スクリーンの引き
出し端部を任意の高さ位置に固定でき、しかも風等の作
用によりバタツクようなこともないようにすることがで
きるので、食物を盛った食器等をそれによりひっくり返
してしまうようなこともなくなる。
【0021】スクリーンが汚れた場合には、天井部分5
1を開いて、ロールスクリーンの本体をブラケットから
外して、その天井部分の開放口を通してロールスクリー
ンの本体を抜き出すことにより、ロールスクリーン本体
を丸洗いすることもできるので、配膳車の洗浄が容易で
ある。
【0022】配膳車内へ出し入れされるカート棚が2つ
割りとされている場合には、カート棚の出し入れがそれ
だけ容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての配膳車の全体を示す
斜視図である。
【図2】図1の配膳車の天井部の一部分を示す部分斜視
図である。
【図3】図1の配膳車へロールスクリーンを着脱する様
子を示す部分図である。
【図4】図1の配膳車のロールスクリーンのスクリーン
の引き出し端部の詳細構造を示す部分図である。
【図5】図1の配膳車のロールスクリーンのスクリーン
の引き出し端部の両側の突出部と、配膳車の開口部の両
側のカート柱との関係を示すための部分斜視図である。
【図6】図1の配膳車のカート柱の詳細構造を示すため
の断面図である。
【図7】図1の配膳車のカート棚受けの詳細構造を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 開口部 2A カート棚部分 2B カート棚部分 10 キャスタ 20 ベース部 30 カート柱 31 案内溝 32 レール状のゴム製永久磁石 33 溝 40 天井枠 50 天井部 51 天井部分 52 ヒンジ 60 カート棚受け 61 受けガイド部 62 差込み溝 70 側板 80 把手部 90 ロールスクリーン 91 ブラケット 92 セットフレーム 93 スクリーン 94 スクリーンパイプ 95 引き出し端部 96 棒状の鉄板 96A 突出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配膳すべき食物等を収納するための棚を
    内部に有し且つ該棚への食物等の出し入れを行えるよう
    にするための開口部を少なくとも一面に有した配膳車に
    おいて、前記開口部の開閉を行なうためのロールスクリ
    ーンが設けられており、該ロールスクリーンの引き出し
    端部の両側には、磁性体で形成された突出部が設けられ
    ており、前記開口部の両側には、前記突出部を受け入れ
    て該突出部の上下方向の移動を案内するための案内溝が
    設けられており、前記突出部を吸着することができる永
    久磁石部材が前記案内溝にそって設けられていることを
    特徴とする配膳車。
  2. 【請求項2】 前記永久磁石部材は、レール状のゴム製
    永久磁石で構成されている請求項1記載の配膳車。
  3. 【請求項3】 前記ロールスクリーンが取り付けられて
    いる側の天井部の少なくとも一部分は、開閉自在とされ
    ており、該ロールスクリーンは、該開閉自在とされた天
    井部の部分を通して着脱自在とされた請求項1または2
    記載の配膳車。
  4. 【請求項4】 前記開口部は、配膳車の対向する両面に
    設けられており、前記ロールスクリーンは、該両面の開
    口部に設けられており、前記棚は、2つ割りとされてい
    て、該2つ割りの棚部分の一方の棚部分は、前記両面の
    開口部のうちの一方の開口部を通して出し入れでき、他
    方の棚部分は、他方の開口部を通して出し入れできるも
    のとされている請求項1または2または3記載の配膳
    車。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002136349A (ja) * 2000-08-23 2002-05-14 Yamada Kogyo Kk 遮蔽用スクリーン付テーブル
KR101548826B1 (ko) * 2013-12-19 2015-09-01 윤정한 주방용 수납장
CN112425907A (zh) * 2020-12-03 2021-03-02 陕西科技大学 一种可变形自动清洁桌

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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