JP2000057910A - 開閉器 - Google Patents

開閉器

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JP2000057910A
JP2000057910A JP10223347A JP22334798A JP2000057910A JP 2000057910 A JP2000057910 A JP 2000057910A JP 10223347 A JP10223347 A JP 10223347A JP 22334798 A JP22334798 A JP 22334798A JP 2000057910 A JP2000057910 A JP 2000057910A
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JP
Japan
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case
lid
cover
opening
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP10223347A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihisa Adachi
鋭久 安達
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Energy Support Corp
Original Assignee
Energy Support Corp
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Publication date
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Publication of JP2000057910A publication Critical patent/JP2000057910A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/53Cases; Reservoirs, tanks, piping or valves, for arc-extinguishing fluid; Accessories therefor, e.g. safety arrangements, pressure relief devices
    • H01H33/56Gas reservoirs
    • H01H2033/568Gas reservoirs with overpressure release, e.g. rupture membranes

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Patch Boards (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内部が高圧になった際、その内部圧力が蓋に均
等に加わるようにすることができる開閉器を提供する。 【解決手段】内部構造物を収容するケース11の開口部
11Aを蓋20により閉塞した状態で、連結部材により
前記ケース11と蓋20とが複数位置で連結され、ケー
ス11内が高圧となった際には、前記蓋20側が変形し
てケース11と蓋20との間に隙間が形成され、同隙間
からケース11内の気体を放出し、ケース11内の圧力
を低下するようにした開閉器10において、前記開口部
11A長手方向側の互いに対向する側壁を、それぞれケ
ース11の幅方向に傾斜させて縮径形成すると共に、前
記蓋20をその中心上方の一点に収束するように傾斜さ
せて形成した。このため、ケース11の内部圧力はケー
ス11及び蓋20の斜面に案内され、蓋20の中心に集
中される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉器の放圧構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ケース入り開閉器を構成するケ
ースの開口部は蓋により閉塞され、その蓋は連結部材に
より複数位置でケース上部に取付固定されている。内部
短絡等によりケース内部が高圧となった際には、その圧
力により前記蓋が持ち上がって変形して圧力を逃がすよ
うになっている。このときの蓋の変形は、前記連結部材
の変形等により、ある程度許容されている。
【0003】圧力の放出に伴い、アレスタ等の内部構造
物等の破片がケースと蓋との間の隙間からガスと共に飛
散するおそれがある。そのため、ケースの開口部付近に
は、ケース外部への破片の飛散を防止する飛散防止金具
が取付固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、内圧が蓋全
体に対して均等に作用せず、蓋の一部が想定変形量以上
に大きく変形し、その場合には、蓋と飛散防止金具との
間に大きな隙間が形成され、破片が飛散防止金具で受け
止められず、その隙間からケース外部に飛散するおそれ
があった。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、ケース内部が高圧にな
った際、その内部圧力が蓋に均等に加わるようにするこ
とができる開閉器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ケースの開口部を蓋により閉塞すると共に、複数の
連結部材により蓋をケースに保持し、ケース内が高圧と
なった際には、前記蓋側が変形してケースと蓋との間に
隙間が形成され、同隙間から内部圧力を逃がすようにし
た開閉器において、前記ケースの対向する少なくとも一
対の側壁の上部を、開口部が絞られるように傾斜させる
と共に、前記蓋をその中央の一点に向かって収束する方
向に傾斜させたことをその要旨とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1及び図2に示すよう
に、開閉器10を構成するケース11は上部に開口部1
1Aを有する箱形に形成されている。ケース11の互い
に対向する側壁には、電源側ブッシング12及び負荷側
ブッシング13がそれぞれ貫通固定されている。
【0008】電源側ブッシング12には固定電極14が
固定されていると共に、同固定電極14を覆うように合
成樹脂製の消弧部材15が設けられている。図3に示す
ように、前記消弧部材15の挿入口15Aは、その幅方
向に拡開されている。
【0009】前記負荷側ブッシング13には導電体16
が突設されており、同導電体16には軸17を介して可
動電極18が回動可能に支持されている。前記可動電極
18の先端には、耐弧メタル19が設けられている。
【0010】前記可動電極18は消弧部材15の挿入口
15A及び消弧室15Bを通過して固定電極14に接触
(投入)又は離間(開放)する。この際、前記消弧部材
15の挿入口15Aがその幅方向に拡開されていること
により、投入時における可動電極18の幅方向のブレは
ある程度許容され、円滑な投入動作を行うことができる
ようになっている。
【0011】前記ケース11の各外壁面上部には、ブラ
ケット11Bがそれぞれ2ヵ所ずつ形成されている。そ
して、ケース11の前記開口部11Aは蓋20により閉
塞されている。前記蓋20には複数のプレート20Aが
固着されており、同プレートには長孔20Bが形成され
ている。前記各プレート20Aはケース11のブラケッ
ト11Bにそれぞれ対応して設けられている。
【0012】前記ケース11と蓋20とは、ボルト21
がプレート20Aの長孔15B及びブラケット11Bに
挿通され、ナット22で締め付けられることによって強
固に連結されている。尚、本実施形態においては、ケー
ス11のブラケット11B、蓋20のプレート20A、
ボルト21及びナット22により連結部材が構成されて
いる。
【0013】ケース11の前後両内壁面の上部には複数
の飛散防止金具23が設けられている。前記各飛散防止
金具23は断面略「へ」字状に形成されていると共に、
それぞれ複数の放圧孔24を有している。
【0014】前記ケース11の長辺側の両側壁は、それ
ぞれその上部が傾斜している。即ち、前記両側壁にはケ
ース11の開口寸法を絞る方向に傾斜する斜面11C,
11Dがそれぞれ形成されている。そして、前記両側壁
における斜面11C, 11Dの反対側(ケース11の下
部側)においても、同様に、ケース11の斜面11E,
11Fがそれぞれ形成されている。
【0015】また、前記蓋20は、その中央上方の一点
に向かって収束するように全体が傾斜して形成されてい
る。即ち、蓋20は斜面20C, 20D, 20E, 20
Fからなる低四角錐状に形成されている。
【0016】さて、内部短絡等の事故によりケース11
内で爆発が発生した際には、ケース11内が高圧となり
蓋20が変形され、ケース11の開口部11Aと蓋20
との間に放圧用の隙間が形成される。これと同時に飛散
防止金具23もガス圧により折曲部23Aを境に上方に
変形し、前記開口部11Aと蓋20との間に形成された
隙間が飛散防止金具23により閉鎖される。前記ケース
11内のガスは放圧孔24を経て開口部11Aと蓋15
との間の隙間から外部に放出される。また、爆発時の内
部構造物の破片は、飛散防止金具23によりケース11
外部へ飛散することが防止される。
【0017】また、内部短絡事故時等において、ケース
11内部が高圧となった場合、そのガス圧はケース11
の斜面11C, 11Dによって蓋20方向に案内され
る。そして、前記ガス圧は蓋20の各斜面20C, 20
D, 20E, 20Fによって蓋20の中央上方の一点に
集中される。このため、蓋20は前記案内されたガス圧
によって、その全体が押し上げられることとなる。
【0018】従って、前記ケース11内部のガス圧は、
蓋20の周囲に設けられた各連結部材(ブラケット11
B、プレート20A、ボルト21、ナット22)に均等
に分散される。即ち、各連結部材には均等なガス圧が加
わる。
【0019】このことにより、放圧時において、蓋20
は均等に持ち上げられ、蓋20の想定変形量以上の大き
な変形が防止される。即ち、爆発時、蓋20と飛散防止
金具23との間の隙間は飛散防止金具23により閉鎖さ
れ、内部構造物の破片が前記隙間からケース11外部に
飛散することが防止される。
【0020】従って、本実施形態によれば、以下の効果
を得ることができる。 ・蓋20を中央上方の一点に向かって収束するように傾
斜して形成すると共に、ケース11の開口部11A長手
方向側の互いに対向する側壁を、それぞれケース11の
幅方向に縮径して形成したことにより、内部短絡事故時
におけるガス圧は、ケース11の斜面及び蓋20の斜面
に案内され、確実に蓋20の中央に集中される。このた
め、蓋20はその中央部が押し上げられ、蓋20の取付
部21には均等な圧力が加わると共に、蓋20は均等に
持ち上げられる。従って、局所的な破壊を防止すること
ができると共に、内部構造物の飛散を防止することがで
きる。
【0021】・ケース11の開口部11A長手方向側の
互いに対向する側壁及びケース11の底壁長手方向側の
互いに対向する側壁を、それぞれケース11の幅方向に
縮径して形成した。このため、開閉器10の外観が実際
より小さく見え、スマートなイメージを得ることができ
る。
【0022】・蓋20を中央上方の一点に向かって収束
するように傾斜して形成すると共に、ケース11の開口
部11A長手方向側の互いに対向する側壁を、それぞれ
ケース11の幅方向に縮径して形成したことにより、内
部短絡事故時におけるガス圧が蓋20の中央に集中する
ようにした。このように、蓋20及びケース11の板金
加工のみであるため、加工が簡単となる。
【0023】尚、前記実施形態は以下のように変更して
実施してもよい。 ・ 本実施形態においては、蓋20を中央上方に向かっ
て傾斜して形成したが、上方向の断面円弧状に形成して
もよい。このようにしても、ケース11の内部圧力を蓋
20の中心に集中させることができる。
【0024】・ 本実施形態においては、ケース11の
底壁長手方向側の互いに対向する側壁を、それぞれケー
ス11の幅方向に縮径して形成したが、縮径して形成な
くてもよい。このようにしても、内部圧力を蓋20側へ
案内することができる。
【0025】・ 本実施形態においては、ケース11の
開口部11A長手方向の互いに対向する側壁を、それぞ
れケース11の幅方向に縮径して形成したが、ケース1
1の開口部11A幅方向側の互いに対向する側壁を、そ
れぞれケース11の長手方向に縮径して形成してもよ
い。このようにしても、内部圧力はケース11の傾斜に
案内され、蓋20の中央に集中する。
【0026】・ 本実施形態においては、ケース11の
対向する一対の側壁の上部を開口寸法を絞る方向に傾斜
させて形成したが、ケース11の全ての側壁の上部を開
口寸法を絞る方向に傾斜させて形成してもよい。このよ
うにしても、内部圧力を確実に蓋20の中央に集中させ
ることができる。
【0027】・ 本実施形態においては、ケース11の
開口部11A長手方向側の互いに対向する側壁及びケー
ス11の底壁長手方向側の互いに対向する側壁を、それ
ぞれケース11の幅方向に縮径して形成したが、これに
加えて、ケース11の開口部11A幅方向側の互いに対
向する側壁及びケース11の底壁幅方向側の互いに対向
する側壁を、それぞれケース11の長手方向に縮径して
形成してもよい。このようにすれば、開閉器10の外観
をいっそうスマートにすることができる。
【0028】次に、前記実施形態から把握できる請求項
記載発明以外の技術的思想について、以下にそれらの効
果と共に記載する。 ・ ケースの開口部幅方向側の互いに対向する側壁を、
それぞれケースの長手方向側に傾斜させて縮径形成した
請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の開閉
器。このようにしても、ケースの内部圧力を蓋方向へ案
内することができる。
【0029】・ 前記蓋を断面円弧状に形成した請求項
1に記載の開閉器。このようにしても、ケースの内部圧
力を蓋の中央に集中させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、ケース内が高圧となったとき、内部圧力は
ケース及び蓋の傾斜に案内されることにより、確実に蓋
の中央に集中させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における開閉器の斜視図。
【図2】本実施形態における開閉器の断面図。
【図3】本実施形態における消弧部材の正面図。
【符号の説明】
10…開閉器、11…ケース、11A…開口部、11B
…ブラケット、12…電源側ブッシング、13…負荷側
ブッシング、14…固定電極、18…可動電極、20…
蓋、20A…プレート、21…取付部。
フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AA01 AB02 AB14 AB17 AB20 AB32 AB51 BA08 BB16 BB22 BC05 BD05 CA04 EA05 EA18 EB03 EB04 ED02 ED28 FA02 FA08 GA12 GA21 GA42 GB93 5G016 CH09 5G028 FB01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの開口部を蓋により閉塞すると共
    に、複数の連結部材により蓋をケースに保持し、ケース
    内が高圧となった際には、前記蓋側が変形してケースと
    蓋との間に隙間が形成され、同隙間から内部圧力を逃が
    すようにした開閉器において、 前記ケースの対向する少なくとも一対の側壁の上部を、
    開口部が絞られるように傾斜させると共に、前記蓋をそ
    の中央の一点に向かって収束する方向に傾斜させた開閉
    器。
JP10223347A 1998-08-06 1998-08-06 開閉器 Pending JP2000057910A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1323411C (zh) * 2000-08-30 2007-06-27 日本能源服务株式会社 开关
JP2007194015A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Energy Support Corp 開閉器の放圧構造

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Effective date: 20041130

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050329