JP2000057909A - 開閉器 - Google Patents

開閉器

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JP2000057909A
JP2000057909A JP10222043A JP22204398A JP2000057909A JP 2000057909 A JP2000057909 A JP 2000057909A JP 10222043 A JP10222043 A JP 10222043A JP 22204398 A JP22204398 A JP 22204398A JP 2000057909 A JP2000057909 A JP 2000057909A
Authority
JP
Japan
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ground
movable electrode
fixed
switch
separator
Prior art date
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Pending
Application number
JP10222043A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihisa Adachi
鋭久 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Energy Support Corp
Original Assignee
Energy Support Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Energy Support Corp filed Critical Energy Support Corp
Priority to JP10222043A priority Critical patent/JP2000057909A/ja
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化することができると共に、耐電圧特性を
向上させることができる開閉器を提供する。 【解決手段】ケース11の外部に設けられたハンドル2
0と、負荷側ブッシング12に固定された固定電極14
と、電源側ブッシング13に回動可能に連結された可動
電極18とを備え、前記ハンドル20と可動電極18と
の間を複数のリンクからなるリンク機構21で連結し、
ハンドル20の動作に連動して可動電極18が固定電極
14に接触又は離間される開閉器10において、前記駆
動リンク23には、可動電極18とケース11との間の
絶縁状態を保持するための対地間セパレータ27を、常
時可動電極18と固定軸Sとの間に位置するように一体
的に設けた。また、前記駆動リンク23を高絶縁耐力を
有する合成樹脂で形成すると共に、対地間セパレータ2
7を高絶縁耐力を有するゴムで片側に突出形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉器に係り、詳
しくは可動電極の絶縁構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、開閉器のケースには電源側ブッ
シング及び負荷側ブッシングが固定されている。電源側
ブッシングには可動電極が回動可能に連結されており、
負荷側ブッシングには固定電極が固定されている。ま
た、開閉器のケース外部にはハンドルが設けられてお
り、同ハンドルと可動電極との間は、複数のリンクによ
って連結されている。そして、前記ハンドルが操作され
ると、可動電極はリンクを介して回動し、固定電極に接
触(投入)又は離間(開放)する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近来、開閉
器の小型化により、開閉器内部の空間的余裕が減少する
傾向にある。それに伴って、充電部である可動電極とケ
ースを介して接地された駆動用の回転軸とが異常に接近
すると共に、可動電極と回転軸との間の空間には両者を
連結し、かつ一定軌道上を移動するリンクが存在するこ
とから、この両者間に対地間用バリヤを配置することが
困難であった。このため、開閉器の耐電圧特性が低下す
るおそれがあるという問題点があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、小型化することができ
ると共に、耐電圧特性を向上させることができる開閉器
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ケースの外部に設けられたハンドルと、一方のブッ
シングに固定された固定電極と、他方のブッシングに回
動可能に連結された可動電極とを備え、前記ハンドルと
可動電極との間を複数のリンクからなるリンク機構で連
結し、ハンドルの動作に連動して可動電極が固定電極に
接触又は離間される開閉器において、前記リンクには、
可動電極部とアースとの間の絶縁状態を保持するための
対地間セパレータを固定したことをその要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記対地間セパレータを可動電極を支
持する導電体とアースとの間に設けたことをその要旨と
する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1に示すように、開閉
器10のケース11には負荷側ブッシング12及び電源
側ブッシング13が互いに対向して貫通支持されてい
る。負荷側ブッシング12には固定電極14が固定され
ていると共に、同固定電極14を覆うように合成樹脂製
の消弧部材15が設けられている。また、前記電源側ブ
ッシング13には導電体16が突設されており、同導電
体16には軸17を介して可動電極18が回動可能に支
持されている。尚、前記導電体16と可動電極18とに
より可動電極部が構成されている。
【0008】また、前記ケース11の一側壁には、ハン
ドル軸19がケース11の内外を貫通して設けられてい
る。前記ハンドル軸19のケース11外側の一端には、
開閉器10を手動で開放又は投入するためのハンドル2
0が設けられている。また、前記ハンドル軸19におけ
るケース11内側の他端と可動電極18とは、複数のリ
ンクからなるリンク機構21によって連結されている。
そして、ハンドル20の操作に連動して可動電極18が
回動し、固定電極14に接触(投入)又は離間(開放)
するようになっている。
【0009】また、前記ケース11の下部には、固定軸
Sが設けられ、この固定軸は開閉器10を手動開放させ
るための手動開放機構(図示略)の一部を構成すると共
に、アースの一部としても機能する。前記固定軸Sには
レバー22の一端が固定されており、同レバー22の他
端はピン24を介してリンク機構21及び駆動リンク2
3に回動可能に連結されている。前記駆動リンク23の
他端は、支持ピン25を介して可動電極18の基端近傍
に回動可能に連結されている。
【0010】図2に示すように、手動開放のために前記
ハンドル20が操作されると、ハンドル軸19、リンク
機構21及び駆動リンク23を介して可動電極18は軸
17を中心に右回動し、固定電極14に接触(投入)又
は離間(開放)する。尚、前記可動電極18は消弧部材
15の先端口15A及び消弧室15Bを通過して固定電
極14に接触又は離間する。
【0011】図3に示すように、前記駆動リンク23
は、絶縁耐力の大きな合成樹脂、例えばポリブチレンテ
レフタレートにより形成されている。また、前記駆動リ
ンク23の外周には、可動電極18と固定軸Sとの間の
沿面距離(絶縁距離)を大きくするための絶縁部材26
が挿着されている。前記絶縁部材26は絶縁耐力の大き
なエチレンプロピレンゴム等のゴム材で形成され、その
外周には複数段の絶縁ひだ26aを有している。また、
前記絶縁部材26における可動電極18側の端部には、
可動電極18と固定軸Sとの間の絶縁状態を保持するた
めの板状の対地間セパレータ27が突出形成されてい
る。
【0012】図1及び図2に示すように、前記開閉器1
0の開放状態において、前記対地間セパレータ27は導
電体16と固定軸Sとの間に位置している。そして、駆
動リンク23の移動にかかわらず、対地間セパレータ2
7が常時導電体16と固定軸Sとの間を遮るように、駆
動リンク23、レバー22の長さ及びピン25の位置が
設定されている。
【0013】さて、前記ハンドル20が投入方向(図1
における右回動方向)に操作されると、駆動リンク23
はハンドル軸19及びリンク機構21を介して下方に付
勢される。すると、可動電極18は軸17を中心に右回
動し固定電極14に投入される。
【0014】図2に示すように、開閉器10の投入前に
おいても、投入後においても、前記対地間セパレータ2
7は導電体16と固定軸Sとの間に位置し、それら導電
体16と固定軸Sとの間の絶縁が確保されている。
【0015】従って、本実施形態によれば、以下の効果
を得ることができる。 (1) 前記対地間セパレータ27が可動電極18の投
入開始から投入終了までの間、常に導電体16と固定軸
Sとの間に位置する。このため、充電部である導電体1
6と接地された固定軸Sとの間には絶縁バリヤが存在す
ることとなり、小型化された開閉器10の耐電圧特性を
向上させることができる。
【0016】(2) 前記対地間セパレータ27を駆動
リンク23に一体化して設けたことにより、開閉器10
内部において、対地間セパレータ27の設置場所を特別
に設ける必要がない。このため、開閉器10内部の省ス
ペース化を図ることができ、開閉器10を小型化するこ
とができる。
【0017】(3) 前記対地間セパレータを絶縁部材
26に一体形成したことにより、対地間セパレータ27
の取り付けのための専用部品が不要である。このため、
部品点数を削減することができると共に、開閉器の製造
コストを低減することができる。
【0018】(4) 前記絶縁部材26に対地間セパレ
ータ27を突出形成したことにより、絶縁部材26の沿
面距離(絶縁距離)をいっそう大きくすることができ
る。このため、開閉器10の耐電圧特性を向上させるこ
とができる。
【0019】尚、上記実施形態は以下のように変更して
実施してもよい。 ・ 本実施形態においては、対地間セパレータ27を絶
縁部材26の導電体16側の端部に設けたが、駆動リン
ク23の動作に支障が生じなければ、固定軸S側よりに
設けてもよい。このようにしても、前記実施形態の
(1)〜(4)番目の効果と同様の効果を得ることがで
きる。
【0020】・ 本実施形態においては、対地間セパレ
ータ27を四角形の板状に形成したが、開閉器10内部
に干渉しない形状であれば、円形状、円弧状、楕円形状
等、任意の形状に変更してもよい。このようにしても、
前記実施形態の(1)〜(4)番目の効果と同様の効果
を得ることができる。
【0021】・ 本実施形態においては、波状の絶縁部
材26の負荷側に対地間セパレータ27を突出形成した
が、絶縁部材26の絶縁ひだを削除し、対地間セパレー
タ27のみにしてもよい。このようにしても、このよう
にしても、前記実施形態の(1)〜(4)番目の効果と
同様の効果を得ることができる。
【0022】・ 本実施形態においては、絶縁部材26
及び対地間セパレータ27をゴム材にて形成したが、例
えば、駆動リンク23において絶縁部材26が形成する
絶縁ひだ26aと対地間セパレータ27とを一体形成し
たり、対地間セパレータ27のみをゴム材にて別形成し
たりしてもよい。このようにしても、このようにして
も、前記実施形態の(1)〜(4)番目の効果と同様の
効果を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、対地間セパレータをリンクに固定したこと
により、小型化することができると共に、耐電圧を向上
させることができる。
【0024】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、投入前及び投入後におい
て、対地間セパレータは導電体とアースとの間に位置
し、導電体とアースとの間の絶縁を確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】投入前の開閉器の断面図。
【図2】投入後の開閉器の断面図。
【図3】(a)は、対地間セパレータの正面図。(b)
は、対地間セパレータの側面図。
【符号の説明】
10…開閉器、11…ケース、12…負荷側ブッシン
グ、13…電源側ブッシング、14…固定電極、16…
導電体(可動電極部)、18…可動電極(可動電極
部)、20…ハンドル、23…駆動リンク、26…絶縁
部材、26a…絶縁ひだ、27…対地間セパレータ、S
…固定軸(アース)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの外部に設けられたハンドルと、
    一方のブッシングに固定された固定電極と、他方のブッ
    シングに回動可能に連結された可動電極とを備え、前記
    ハンドルと可動電極との間を複数のリンクからなるリン
    ク機構で連結し、ハンドルの動作に連動して可動電極が
    固定電極に接触又は離間される開閉器において、 前記リンクには、可動電極部とアースとの間の絶縁状態
    を保持するための対地間セパレータを固定した開閉器。
  2. 【請求項2】 前記対地間セパレータを可動電極を支持
    する導電体とアースとの間に設けた請求項に記載の開閉
    器。
JP10222043A 1998-08-05 1998-08-05 開閉器 Pending JP2000057909A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003234049A (ja) * 2002-02-07 2003-08-22 Energy Support Corp 開閉器
JP2013025973A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Daihen Corp 開閉器

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JP2003234049A (ja) * 2002-02-07 2003-08-22 Energy Support Corp 開閉器
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