JP2000057481A - 沸き出し、吸い込み量を用いた交通状況予測方法、装置および交通状況予測プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
沸き出し、吸い込み量を用いた交通状況予測方法、装置および交通状況予測プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2000057481A JP2000057481A JP10224470A JP22447098A JP2000057481A JP 2000057481 A JP2000057481 A JP 2000057481A JP 10224470 A JP10224470 A JP 10224470A JP 22447098 A JP22447098 A JP 22447098A JP 2000057481 A JP2000057481 A JP 2000057481A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速道路のみならず、一般道路においても、
より精度よく交通状況を予測する。 【解決手段】 道路を、高速道路、国道、県道、市道な
どのレイヤに分類する。まず、現在の交通状況(車の
量、速度など)を入力する(ステップ11)。次に、高
速道路(例えば首都高速のみ)の道路の現在の交通状況
を元に、高速道路各地点での交通状況を予測する(ステ
ップ12)。高速道路への出入り口での車の流出入の量
を、先の高速道路網での予測結果に基づき、各高速道路
出入り口での車の流入出量として用いて、一般道路の当
該地点での沸き出し、吸い込み量として定義する(ステ
ップ13)。一般道路での現在の交通状況に合わせて、
前記求めた沸き出し、吸い込み量を考慮して、一定時間
後の交通状況を予測する(ステップ14)。
より精度よく交通状況を予測する。 【解決手段】 道路を、高速道路、国道、県道、市道な
どのレイヤに分類する。まず、現在の交通状況(車の
量、速度など)を入力する(ステップ11)。次に、高
速道路(例えば首都高速のみ)の道路の現在の交通状況
を元に、高速道路各地点での交通状況を予測する(ステ
ップ12)。高速道路への出入り口での車の流出入の量
を、先の高速道路網での予測結果に基づき、各高速道路
出入り口での車の流入出量として用いて、一般道路の当
該地点での沸き出し、吸い込み量として定義する(ステ
ップ13)。一般道路での現在の交通状況に合わせて、
前記求めた沸き出し、吸い込み量を考慮して、一定時間
後の交通状況を予測する(ステップ14)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現在の交通状況の
データを元に将来の交通状況を予測する方法および装置
に関する。
データを元に将来の交通状況を予測する方法および装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、交差点など、道路の特定の地点に
設置されたセンサーより得られる自動車の通過台数、平
均速度を集計し、解析することで、交通渋滞予測を行っ
ている。また、計測されたデータをデータベース化し、
過去の統計データに基づいて、高速道路での渋滞予測を
行っている例もある。
設置されたセンサーより得られる自動車の通過台数、平
均速度を集計し、解析することで、交通渋滞予測を行っ
ている。また、計測されたデータをデータベース化し、
過去の統計データに基づいて、高速道路での渋滞予測を
行っている例もある。
【0003】また、一般道路での渋滞予測は、一つの道
路に着目し、その道路に隣接する少数の道路により構成
した局所的な道路モデルでの交通量予測しか行われてい
ない。
路に着目し、その道路に隣接する少数の道路により構成
した局所的な道路モデルでの交通量予測しか行われてい
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】統計データを利用する
など従来の手法が有効なケースとは、交通状況が定常状
態の場合であり、非定常な要因が発生した場合、予測精
度が大幅に低下してしまっていた。
など従来の手法が有効なケースとは、交通状況が定常状
態の場合であり、非定常な要因が発生した場合、予測精
度が大幅に低下してしまっていた。
【0005】また、一般道路での交通予測の場合、駐車
場の出入口であったり、道路が狭かったりするなど、自
動車の量、速度以外の要因、通常の道路地図だけではわ
からない要因が数多く存在し、渋滞予測が困難であっ
た。
場の出入口であったり、道路が狭かったりするなど、自
動車の量、速度以外の要因、通常の道路地図だけではわ
からない要因が数多く存在し、渋滞予測が困難であっ
た。
【0006】高速道路での渋滞予測手法をそのまま利用
した場合、道路網が複雑になるほど、予測計算時間がか
かり、精度も低下してしまうという問題があった。
した場合、道路網が複雑になるほど、予測計算時間がか
かり、精度も低下してしまうという問題があった。
【0007】本発明の目的は、車の量や速度といった計
測データ以外の要因を加味して、複雑に繁がりあった一
般道路においても精度のよい交通情報予測が可能な交通
状況予測方法および装置を提供することにある。
測データ以外の要因を加味して、複雑に繁がりあった一
般道路においても精度のよい交通情報予測が可能な交通
状況予測方法および装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、道路網を、例
えば、高速道路、国道、県道以下などの複数のレイヤに
分類し、各レイヤ毎に交通状況を予測し、各レイヤの予
測結果を他のレイヤに交通量の沸き出し、吸い込み量と
して設定し、予測に反映させるようにする。ここで、
「沸き出し」、「吸い込み」とは車が例えば駐車場など
から道路に出てくる、あるいは駐車場へ入ってくるとい
うことであり、ある領域内の道路で車が発生する(沸き
出す)、車が消える(吸い込む)といった意味で使用し
ている。
えば、高速道路、国道、県道以下などの複数のレイヤに
分類し、各レイヤ毎に交通状況を予測し、各レイヤの予
測結果を他のレイヤに交通量の沸き出し、吸い込み量と
して設定し、予測に反映させるようにする。ここで、
「沸き出し」、「吸い込み」とは車が例えば駐車場など
から道路に出てくる、あるいは駐車場へ入ってくるとい
うことであり、ある領域内の道路で車が発生する(沸き
出す)、車が消える(吸い込む)といった意味で使用し
ている。
【0009】また、道路以外の情報として、タウンマッ
プなどをもとに、駐車場の位置や、各種娯楽施設のある
位置など、車の流入、流出のあり得る場所に、交通流の
沸き出し、吸い込み量を設定して予測するようにしても
よい。
プなどをもとに、駐車場の位置や、各種娯楽施設のある
位置など、車の流入、流出のあり得る場所に、交通流の
沸き出し、吸い込み量を設定して予測するようにしても
よい。
【0010】また、道路以外の情報として、球場、劇場
など、当該場所でのイベント情報をチケットセンターな
どから入手し、当該位置でのイベントの開始、終了時刻
に合わせて、交通量の沸き出し、吸い込み量、あるいは
当該地区の交通許容量を設定するようにしてもよい。
など、当該場所でのイベント情報をチケットセンターな
どから入手し、当該位置でのイベントの開始、終了時刻
に合わせて、交通量の沸き出し、吸い込み量、あるいは
当該地区の交通許容量を設定するようにしてもよい。
【0011】また、交通の妨げになる要因を、タウンマ
ップ情報やイベント情報から獲得し、当該位置、時刻で
の車の沸き出し、吸い込み、あるいは当該地区の交通許
容量を定義することで、より精度のよい交通状況予測が
可能となる。
ップ情報やイベント情報から獲得し、当該位置、時刻で
の車の沸き出し、吸い込み、あるいは当該地区の交通許
容量を定義することで、より精度のよい交通状況予測が
可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施形態の交通状況
予測方法を示すフローチャートである。本実施形態で
は、道路を、高速道路、国道、県道、市道などのレイヤ
に分類する。まず、現在の交通状況(車の量、速度な
ど)を入力する(ステップ11)。次に、高速道路(例
えば首都高速のみ)の道路の現在の交通状況を元に、高
速道路の各地点での交通状況を予測する(ステップ1
2)。高速道路への出入り口での車の流出入の量を、先
の高速道路網での予測結果に基づき、各高速道路出入り
口での車の流入出量として用いて、一般道路の当該地点
での沸き出し、吸い込み量として設定する(ステップ1
3)。一般道路での現在の交通状況に合わせて、前記求
めた沸き出し、吸い込み量を考慮して、一定時間後の交
通状況を予測する(ステップ14)。
予測方法を示すフローチャートである。本実施形態で
は、道路を、高速道路、国道、県道、市道などのレイヤ
に分類する。まず、現在の交通状況(車の量、速度な
ど)を入力する(ステップ11)。次に、高速道路(例
えば首都高速のみ)の道路の現在の交通状況を元に、高
速道路の各地点での交通状況を予測する(ステップ1
2)。高速道路への出入り口での車の流出入の量を、先
の高速道路網での予測結果に基づき、各高速道路出入り
口での車の流入出量として用いて、一般道路の当該地点
での沸き出し、吸い込み量として設定する(ステップ1
3)。一般道路での現在の交通状況に合わせて、前記求
めた沸き出し、吸い込み量を考慮して、一定時間後の交
通状況を予測する(ステップ14)。
【0014】なお、一般道路での交通状況を最初に予測
し、高速道路の出入り口近傍の交通量から、高速道路へ
の車の流入量、高速道路からの車の流出量を求め、その
量を高速道路網での沸き出し、吸い込み量として高速道
路網の当該地点に設定し、高速道路(例えば首都高速の
み)の道路の現在の交通状況とともに、高速道路各地点
での交通状況を予測してもよい。
し、高速道路の出入り口近傍の交通量から、高速道路へ
の車の流入量、高速道路からの車の流出量を求め、その
量を高速道路網での沸き出し、吸い込み量として高速道
路網の当該地点に設定し、高速道路(例えば首都高速の
み)の道路の現在の交通状況とともに、高速道路各地点
での交通状況を予測してもよい。
【0015】図2は本発明の第2の実施形態の交通状況
予測方法を示すフローチャートである。
予測方法を示すフローチャートである。
【0016】本実施形態では、沸き出し、吸い込み量を
設定する位置として、タウンページなどのタウン情報を
用い、例えば、駐車場、劇場などの各種娯楽施設、各種
球場などの位置に予め定めた沸き出し、吸い込み量を設
定しておく(ステップ15)。この量は、過去の統計デ
ータを用いる方法、あるいは現在の状況を計測し、その
データを当該地点での交通量として用いると共に、その
交通量を過去の統計データを元に時間と共に変化させる
などとして定義することも考えられる。そして、現在の
交通状況の実測データに加えて、先のタウン情報に対応
した沸き出し、吸い込み量を考慮して、一定時間後の交
通状況を予測する(ステップ16)。
設定する位置として、タウンページなどのタウン情報を
用い、例えば、駐車場、劇場などの各種娯楽施設、各種
球場などの位置に予め定めた沸き出し、吸い込み量を設
定しておく(ステップ15)。この量は、過去の統計デ
ータを用いる方法、あるいは現在の状況を計測し、その
データを当該地点での交通量として用いると共に、その
交通量を過去の統計データを元に時間と共に変化させる
などとして定義することも考えられる。そして、現在の
交通状況の実測データに加えて、先のタウン情報に対応
した沸き出し、吸い込み量を考慮して、一定時間後の交
通状況を予測する(ステップ16)。
【0017】図3は本発明の第3の実施形態の交通状況
予測方法を示すフローチャートである。
予測方法を示すフローチャートである。
【0018】本実施形態では、タウン情報を利用して沸
き出し吸い込み設定位置を決定し(ステップ17)、チ
ケットセンターなどから例えば、野球場などの利用状況
(開催状況)などのイベント情報を同時に保持するよう
にし(ステップ18)、現在の交通状況から、一定時間
後の交通状況を予測する際に、予測する時間帯とイベン
トなどの開催状況を考慮するようにする(ステップ1
9)。
き出し吸い込み設定位置を決定し(ステップ17)、チ
ケットセンターなどから例えば、野球場などの利用状況
(開催状況)などのイベント情報を同時に保持するよう
にし(ステップ18)、現在の交通状況から、一定時間
後の交通状況を予測する際に、予測する時間帯とイベン
トなどの開催状況を考慮するようにする(ステップ1
9)。
【0019】例えば、劇場の場合、劇場で開催されるイ
ベントの開催時刻、終了時刻には、劇場の駐車場への車
の流入ならびに流出が多くなるため、その時刻での当該
位置での交通量の吸い込み、沸き出し量を、イベントの
規模、あるいはイベントの内容および当該内容での過去
のデータを利用して設定して、当該時刻の交通状況の予
測に用いるようにする。
ベントの開催時刻、終了時刻には、劇場の駐車場への車
の流入ならびに流出が多くなるため、その時刻での当該
位置での交通量の吸い込み、沸き出し量を、イベントの
規模、あるいはイベントの内容および当該内容での過去
のデータを利用して設定して、当該時刻の交通状況の予
測に用いるようにする。
【0020】定義の方法としては、当該イベントが開催
された過去のデータを利用して、該当地点での沸き出し
吸い込み量を設定する方法、開催されているイベントの
内容に応じて、該当地点での沸き出し吸い込み量を設定
する方法などが考えられる。後者のケースは、例えばコ
ンサートが開催される場合に、出演者によって来場者数
が大幅に変化することから、出演者の人気の度合いに応
じて変化させるなどが考えられる。そして、現在の交通
状況の実測データに加えて、先のタウン情報に対応した
沸き出し、吸い込み量を考慮して、一定時間後の交通状
況を予測する(ステップ20)。
された過去のデータを利用して、該当地点での沸き出し
吸い込み量を設定する方法、開催されているイベントの
内容に応じて、該当地点での沸き出し吸い込み量を設定
する方法などが考えられる。後者のケースは、例えばコ
ンサートが開催される場合に、出演者によって来場者数
が大幅に変化することから、出演者の人気の度合いに応
じて変化させるなどが考えられる。そして、現在の交通
状況の実測データに加えて、先のタウン情報に対応した
沸き出し、吸い込み量を考慮して、一定時間後の交通状
況を予測する(ステップ20)。
【0021】また、交通状況の予測の際に、各種道路の
許容交通量を場所・時間により変化させるようにする方
法も考えられる。例えば、学校、駅などの近くの道路で
は、通勤通学ラッシュの時間帯は、歩行者の量が増加す
るため、車が走りづらくなるため、当該道路の許容交通
量を少なくする。また、スーパーマーケットなどに面し
た道路では、スーパーの開店時間帯は、自転車などの路
面駐車が増えるため、車が通りづらくなる。このよう
な、場所、時間を考慮して、当該道路の許容交通量を変
化させるようにする。また、先のコンサートのケースも
この方法を適用できる。つまり、来場者は車だけはな
く、公共交通機関利用者が多いことを考慮して、コンサ
ートなどイベントの出演者に応じて、イベントの開催時
間帯、およびその前後の時間帯は、当該地区の道路の交
通許容量を少なくするなどが考えられる。
許容交通量を場所・時間により変化させるようにする方
法も考えられる。例えば、学校、駅などの近くの道路で
は、通勤通学ラッシュの時間帯は、歩行者の量が増加す
るため、車が走りづらくなるため、当該道路の許容交通
量を少なくする。また、スーパーマーケットなどに面し
た道路では、スーパーの開店時間帯は、自転車などの路
面駐車が増えるため、車が通りづらくなる。このよう
な、場所、時間を考慮して、当該道路の許容交通量を変
化させるようにする。また、先のコンサートのケースも
この方法を適用できる。つまり、来場者は車だけはな
く、公共交通機関利用者が多いことを考慮して、コンサ
ートなどイベントの出演者に応じて、イベントの開催時
間帯、およびその前後の時間帯は、当該地区の道路の交
通許容量を少なくするなどが考えられる。
【0022】図4は本発明の一実施形態の交通状況予測
装置の構成図である。交通状況入力部21は、道路に設
定された車両検知器などから算出された、車の量、速度
などの交通状況を入力する。関連情報保持部22は、交
通の妨げになる要因に関する情報(例えば、タウンマッ
プ情報、イベント情報、通勤時間帯など)を保持してい
る。関連情報入力部23は関連情報保持部22から当該
予測時刻に関連する情報を検索し、関連情報があれば、
予測に関連する情報として交通状況予測部24に出力す
る。交通状況予測部24は、交通状況入力部21に入力
された現在の交通状況に、関連情報入力部23から出力
された関連情報を加味して、将来の交通状況を予測す
る。
装置の構成図である。交通状況入力部21は、道路に設
定された車両検知器などから算出された、車の量、速度
などの交通状況を入力する。関連情報保持部22は、交
通の妨げになる要因に関する情報(例えば、タウンマッ
プ情報、イベント情報、通勤時間帯など)を保持してい
る。関連情報入力部23は関連情報保持部22から当該
予測時刻に関連する情報を検索し、関連情報があれば、
予測に関連する情報として交通状況予測部24に出力す
る。交通状況予測部24は、交通状況入力部21に入力
された現在の交通状況に、関連情報入力部23から出力
された関連情報を加味して、将来の交通状況を予測す
る。
【0023】図5は本発明の他の実施形態の交通状況予
測装置の構成図である。入力装置31は、車の量、速度
などの交通状況を逐次入力する、モデムなどの入力装置
である。記憶装置32は図4中の関連情報保持部22に
相当する。出力装置33は、予測した将来の交通状況が
出力される、ディスプレイ、プリンタなどの出力装置で
ある。記録媒体34は、図4の装置における、交通状況
入力部21、関連情報入力部23、交通状況予測部24
の処理からなる交通状況予測プログラムを記録した、フ
ロッピィ・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、
半導体メモリなどの記録媒体である。データ処理装置3
5は記録媒体34から交通状況予測プログラムを読み込
んで、これを実行するCPUである。
測装置の構成図である。入力装置31は、車の量、速度
などの交通状況を逐次入力する、モデムなどの入力装置
である。記憶装置32は図4中の関連情報保持部22に
相当する。出力装置33は、予測した将来の交通状況が
出力される、ディスプレイ、プリンタなどの出力装置で
ある。記録媒体34は、図4の装置における、交通状況
入力部21、関連情報入力部23、交通状況予測部24
の処理からなる交通状況予測プログラムを記録した、フ
ロッピィ・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、
半導体メモリなどの記録媒体である。データ処理装置3
5は記録媒体34から交通状況予測プログラムを読み込
んで、これを実行するCPUである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、異なる
種類のレイヤに道路を分類し、個別に予測を行い、レイ
ヤ間を沸き出し、吸い込み量として関連付けることによ
り、各道路の種類に応じた交通状況に影響する要因を用
いて交通状況を予測することができ、道路の種別に関係
なく、精度よい交通状況予測が可能となる。
種類のレイヤに道路を分類し、個別に予測を行い、レイ
ヤ間を沸き出し、吸い込み量として関連付けることによ
り、各道路の種類に応じた交通状況に影響する要因を用
いて交通状況を予測することができ、道路の種別に関係
なく、精度よい交通状況予測が可能となる。
【図1】本発明の第1の実施形態の交通状況予測方法を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図2】本発明の第2の実施形態の交通状況予測方法を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図3】本発明の第3の実施形態の交通状況予測方法を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態の交通状況予測装置の構成
図である。
図である。
【図5】本発明の他の実施形態の交通状況予測装置の構
成図である。
成図である。
11〜20 ステップ 21 交通状況入力部 22 関連情報保持部 23 関連情報入力部 24 交通状況予測部 31 入力装置 32 記憶装置 33 出力装置 34 記録媒体 35 データ処理装置
フロントページの続き (72)発明者 小川 智章 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 安達 文夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 鈴木 智 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA01 BB13 BB15 DD01 EE02
Claims (5)
- 【請求項1】 道路網を複数のレイヤに分類して、個々
のレイヤ毎に交通状況を予測し、 各レイヤでの予測結果を他のレイヤに交通量の沸き出
し、吸い込み量として設定し、予測に反映させる交通状
況予測方法。 - 【請求項2】 道路網に加え、車の流入出に関連する場
所を予め設定し、前記場所に交通量の沸き出し、吸い込
み量を設定し、交通状況の予測を行う請求項1記載の交
通状況予測方法。 - 【請求項3】 特定の時間帯に交通の妨げになる要因の
発生する場所を予め設定し、該場所での許容交通量を当
該時刻に応じて変化させる請求項1または2記載の交通
状況予測方法。 - 【請求項4】 逐次計測された交通状況を入力する交通
状況入力手段と、 交通の妨げになる要因に関する情報を保持する関連情報
保持手段と、 当該予測時刻に関連する情報を前記関連情報保持手段か
ら検索し、関連情報があれば読み出す関連情報入力手段
と、 前記交通状況入力手段から入力された交通状況に、前記
関連情報入力手段から読み出された関連情報を加味して
将来の交通状況を予測する交通状況予測手段を有する交
通状況予測装置。 - 【請求項5】 逐次計測された交通状況を入力する交通
状況入力処理と、交通の妨げになる要因に関する情報を
保持する関連情報保持手段から、当該予測時刻に関連す
る情報を検索し、関連情報があれば読み出す関連情報入
力処理と、 前記交通状況入力処理から入力された交通状況に、前記
関連情報入力処理から読み出された関連情報を加味して
将来の交通状況を予測する交通状況予測処理をコンピュ
ータに実行させるための交通状況予測プログラムを記録
した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10224470A JP2000057481A (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | 沸き出し、吸い込み量を用いた交通状況予測方法、装置および交通状況予測プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10224470A JP2000057481A (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | 沸き出し、吸い込み量を用いた交通状況予測方法、装置および交通状況予測プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000057481A true JP2000057481A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=16814309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10224470A Pending JP2000057481A (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | 沸き出し、吸い込み量を用いた交通状況予測方法、装置および交通状況予測プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000057481A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2008293343A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Aisin Aw Co Ltd | 渋滞予測装置、渋滞予測方法及びコンピュータプログラム |
JP2009003698A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Kyosan Electric Mfg Co Ltd | 交通信号制御装置、及び流出交通流予測方法 |
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CN105261214A (zh) * | 2015-10-09 | 2016-01-20 | 深圳市凯立德科技股份有限公司 | 一种路况预测方法、装置及服务器 |
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-
1998
- 1998-08-07 JP JP10224470A patent/JP2000057481A/ja active Pending
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