JP2000056534A - ヒンジ部材及びその組付け方法、開閉部材及びその組付け方法、画像形成装置 - Google Patents

ヒンジ部材及びその組付け方法、開閉部材及びその組付け方法、画像形成装置

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JP2000056534A
JP2000056534A JP10230277A JP23027798A JP2000056534A JP 2000056534 A JP2000056534 A JP 2000056534A JP 10230277 A JP10230277 A JP 10230277A JP 23027798 A JP23027798 A JP 23027798A JP 2000056534 A JP2000056534 A JP 2000056534A
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closing
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forming apparatus
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Yuzuru Tsurumi
譲 鶴見
Naoki Nakamura
直樹 中村
Takeshi Niimura
健 新村
Ryuichi Kojima
児島  隆一
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置本体に開閉可能に装着される開
閉部材に取り付けれるヒンジ部材及びその組付け方法、
該ヒンジ部材、或いはヒンジ部を備える開閉部材及びそ
の組付け方法、該開閉部材を備える画像形成装置を提供
すること。 【解決手段】 ヒンジ部材20は、開閉部材を補強する
補強部16−bと開閉部材を画像形成装置本体に開閉可
能に保持するヒンジ部16とを有する。ヒンジ部材を画
像形成装置本体に組み付けるには、ヒンジ部材を開閉部
材の開閉方向と平行な方向にシフトさせた後に回転させ
る。開閉部材は、前記ヒンジ部材を備える。また、開閉
部材は、画像形成装置本体に開閉可能に保持されるヒン
ジ部を一体に備える。開閉部材を画像形成装置本体に組
み付けるには、開閉部材を開閉方向と平行な方向にシフ
トさせた後に回転させる。画像形成形成装置は、画像形
成装置本体に前記開閉部材を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式、或
いはインクジェット方式等の画像形成装置に用いられる
ヒンジ部材及びその組付け方法、開閉部材及びその組付
方法、及びそのヒンジ部材や開閉部材を備える画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置にあっては、画像形成装置本体の内部に
画像担持体と現像器と定着装置を配設しており、該画像
担持体に形成された静電潜像を現像器によりトナー(現
像剤)で現像してトナー画像を形成し、その後、このト
ナー画像に定着装置により熱及び圧力を印加してシート
(記録媒体)に定着させるようにしている。
【0003】この種の画像形成装置においては、画像担
持体としての電子写真感光体及び前記電子写真感光体に
作用する少なくとも一つのプロセス手段(現像手段、帯
電手段及びクリーニング手段)をカートリッジ化して、
このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とする
プロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロ
セスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスを
サービスマンによらずにユーザー自身で行うことができ
るので、格段に操作性を向上させることができた。そこ
でこのプロセスカートリッジ方式は画像形成装置におい
て広く用いられている。
【0004】この画像形成装置では、プロセスカートリ
ッジを画像形成装置本体(以下、装置本体という)に着
脱する際、或いはシートのジャム処理の際に開閉するた
めのカートリッジドア(開閉部材)を装置本体に開閉可
能に取り付けている。
【0005】このカートリッジドアは装置本体に開閉可
能に枢支されるヒンジ部を有し、該ヒンジ部を中心に装
置本体に対して開閉される。このカートリッジドアを装
置本体に組み付ける際には、ヒンジ部を撓ませて装置本
体のヒンジ部穴に挿入させている。更にこのカートリッ
ジドアには画像読取装置を取り付けることも可能になっ
ているが、この場合、開閉時に変形しない剛性が必要で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような画像形成装
置において、画像読取装置を装着していない今までのカ
ートリッジドアではヒンジ部の剛性は十分であったが、
該カートリッジドアに画像読取装置を装着すると、カー
トリッジドアの開閉の際に、ヒンジ部の剛性が弱くカー
トリッジドア全体が変形し易い弱々しいものとなってい
た。
【0007】これは、装置本体のメインカバーの一つで
あるフロントカバーを装置本体に組み付けた後にカート
リッジドアを装置本体に組み込む為にヒンジ部を撓ませ
る必要があるので、ヒンジ部にはある程度の可撓性を持
たせなくてはならない。その為、カートリッジドアのね
じれに対して装置本体取り付け中心であるヒンジ中心部
が撓んでしまい、カートリッジドア全体の変形が大きく
なってしまう。また、カートリッジドアのヒンジ部を装
置本体に組み込む際に、装置本体におけるカートリッジ
ドアのヒンジ部動作域の保持壁とカートリッジドアのヒ
ンジ部との間にヒンジ部の撓みの逃げとして所定の隙間
を必要とするので、ヒンジ部の剛性を上げようとする
と、フロントカバーの後にカートリッジドアを装置本体
に組み付けることができなくなってしまうことが予想さ
れる。
【0008】本発明は前記従来技術を更に発展させたも
のであり、その主要な目的は、開閉部材自体の剛性アッ
プと該開閉部材を画像形成装置本体に開閉可能に保持す
るためのヒンジ部分の剛性アップを可能にしたヒンジ部
材を提供することにある。
【0009】その他の主要な目的は、そのヒンジ部材を
画像形成装置本体に容易に、かつ簡単に組み付けること
のできる組付け方法を提供することにある。
【0010】また、その他の主要な目的は、開閉時に変
形することのない高剛性の開閉部材を提供することにあ
る。
【0011】また、その他の主要な目的は、開閉時に変
形することのないヒンジ部を備えた開閉部材を提供する
ことにある。
【0012】また、その他の主要な目的は、その開閉部
材を画像形成装置本体に容易に、かつ簡単に組み付ける
ことのできる組付け方法を提供することにある。
【0013】また、その他の主要な目的は、開閉時に変
形することのない高剛性の開閉部材を備えて開閉操作性
を改善した画像形成装置を提供することにある。
【0014】また、その他の主要な目的は、開閉時に変
形することのないヒンジ部を備えた開閉部材を有して開
閉操作性を改善した画像形成装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るヒンジ部材
の代表的な構成は以下のとおりである。 (1):記録媒体に画像を形成する画像形成装置の画像
形成装置本体に開閉部材を開閉可能に取り付けるための
ヒンジ部材であって、前記開閉部材に装着して前記開閉
部材を開閉中心と平行な方向で補強する補強部と、前記
開閉部材の開閉中心と平行な方向より前記画像形成装置
本体に装着して前記開閉部材を前記画像形成装置本体に
開閉可能に保持するヒンジ部と、を一体に有することを
特徴とするヒンジ部材。
【0016】本発明に係るヒンジ部材の組付け方法は以
下のとおりである。 (2):記録媒体に画像を形成する画像形成装置の画像
形成装置本体に開閉部材を開閉可能に取り付けるための
ヒンジ部材を前記画像形成装置本体に組み付ける方法で
あって、前記ヒンジ部材を前記開閉部材の所定の開閉角
度の範囲外で前記開閉部材の開閉中心と平行な方向にシ
フトさせて前記ヒンジ部材の備える開閉中心軸を前記画
像形成装置本体に回転可能に保持させ、前記開閉中心軸
を前記画像形成装置本体に保持させた位置から前記ヒン
ジ部材を前記開閉部材の所定の開閉角度の範囲まで回転
させて前記開閉中心軸の反対側で前記ヒンジ部に備えた
突起を前記画像形成装置本体に前記開閉部材の開閉方向
に沿って移動可能に保持させることを特徴とするヒンジ
部材の組付け方法。
【0017】(2−2):記録媒体に画像を形成する画
像形成装置の画像形成装置本体に開閉部材を開閉可能に
取り付けるためのヒンジ部材を前記画像形成装置本体に
組み付ける方法であって、前記ヒンジ部材の有するヒン
ジ部に備えた第一の突片を前記開閉部材の開閉中心と平
行な方向に撓ませ前記開閉部材の所定の開閉角度の範囲
外で復元させて前記第一の突片に備えた開閉中心軸を前
記画像形成装置本体に回転可能に保持させ、前記開閉中
心軸を前記画像形成装置本体に保持させた位置から前記
ヒンジ部材を前記開閉部材の所定の開閉角度の範囲まで
回転させて前記第一の突片の開閉中心軸の反対側で前記
ヒンジ部材の有する第二の突片に備えた突起を前記画像
形成装置本体に前記開閉部材の開閉方向に沿って移動可
能に保持させることを特徴とするヒンジ部材の組付け方
法。
【0018】本発明に係る開閉部材の代表的な構成は以
下のとおりである。 (3):記録媒体に画像を形成する画像形成装置の画像
形成装置本体に開閉可能に取り付ける開閉部材であっ
て、前記開閉部材に装着されて前記開閉部材を開閉中心
と平行する方向で補強する補強部と、前記開閉部材の開
閉中心と平行な方向より前記画像形成装置本体に装着し
て前記開閉部材を前記画像形成装置本体に開閉可能に保
持するヒンジ部と、を一体に備えるヒンジ部材を有する
ことを特徴とする開閉部材。
【0019】(3−2):記録媒体に画像を形成する画
像形成装置の画像形成装置本体に開閉可能に装着される
開閉部材であって、前記開閉部材の開閉中心と平行な方
向より前記画像形成装置本体に装着されて前記開閉部材
を前記画像形成装置本体に開閉可能に保持するヒンジ部
を一体に有し、前記ヒンジ部は、前記開閉部材の開閉中
心と平行な方向で前記画像形成装置本体に回転可能に保
持される開閉中心軸と、該開閉中心軸の反対側で前記開
閉中心軸の保持状態を維持するように前記画像形成装置
本体に当接可能に対向する突起と、を有することを特徴
とする開閉部材。
【0020】(3−3):記録媒体に画像を形成する画
像形成装置の画像形成装置本体に開閉可能に装着される
開閉部材であって、前記開閉部材の開閉中心と平行な方
向より前記画像形成装置本体に装着されて前記開閉部材
を前記画像形成装置本体に開閉可能に保持するヒンジ部
を一体に有し、前記ヒンジ部は、前記開閉部材の開閉中
心と平行な方向で前記画像形成装置本体に回転可能に保
持される開閉中心軸と、前記開閉中心軸の反対側で前記
開閉中心軸の保持状態を維持するように前記画像形成装
置本体に当接可能に対向し、かつ前記画像形成装置本体
に前記開閉部材の開閉方向に沿って移動可能に保持され
る突起と、を有することを特徴とする開閉部材。
【0021】本発明に係る開閉部材の組付け方法は以下
のとおりである。 (4):記録媒体に画像を形成する画像形成装置の画像
形成装置本体に開閉可能に装着される開閉部材を前記画
像形成装置本体に組み付ける方法であって、前記開閉部
材を前記開閉部材の所定の開閉角度の範囲外で前記開閉
部材の開閉中心と平行な方向にシフトさせて前記ヒンジ
部に備えた開閉中心軸を前記画像形成装置本体に回転可
能に保持させ、前記開閉中心軸を前記画像形成装置本体
に保持させた位置から前記開閉部材を所定の開閉角度の
範囲まで回転させて前記開閉中心軸の反対側で前記ヒン
ジ部に備えた突起を前記画像形成装置本体に対向させる
ことを特徴とする開閉部材の組付け方法。
【0022】本発明に係る画像形成装置の代表的な構成
は以下のとおりである。 (5):画像担持体と前記画像担持体に作用する少なく
とも一つのプロセス手段を一体化してカートリッジ化し
たプロセスカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能
で、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
前記プロセスカートリッジを着脱する際、或いは前記記
録媒体のジャム処理の際に前記画像形成装置本体に対し
て所定の開度で開かれる開閉部材と、前記開閉部材に装
着して前記開閉部材を開閉中心と平行な方向で補強する
補強部と、前記開閉部材の開閉中心と平行な方向より前
記画像形成装置本体に装着して前記開閉部材を前記画像
形成装置本体に開閉可能に保持するヒンジ部と、を一体
に備えるヒンジ部材と、前記ヒンジ部材のヒンジ部を前
記画像形成装置本体に装着した後に前記画像形成装置本
体に装着して前記開閉部材を所定の開度に保持する外装
部材と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【0023】(5−2):画像担持体と前記画像担持体
に作用する少なくとも一つのプロセス手段を一体化して
カートリッジ化したプロセスカートリッジを画像形成装
置本体に着脱可能で、記録媒体に画像を形成する画像形
成装置において、前記プロセスカートリッジを着脱する
際、或いは前記記録媒体のジャム処理の際に前記画像形
成装置本体に対して所定の開度で開かれる開閉部材と、
前記開閉部材に装着して前記開閉部材を開閉中心と平行
な方向で補強する補強部と、前記開閉部材の開閉方向と
交差する方向より前記画像形成装置本体に装着して前記
開閉部材を前記画像形成装置本体に開閉可能に保持する
ヒンジ部と、を一体に備えるヒンジ部材と、前記ヒンジ
部材のヒンジ部を前記画像形成装置本体に装着した後に
前記画像形成装置本体に装着して前記開閉部材を所定の
開度に保持する外装部材と、を有することを特徴とする
画像形成装置。
【0024】(5−3):画像担持体と前記画像担持体
に作用する少なくとも一つのプロセス手段を一体化して
カートリッジ化したプロセスカートリッジを画像形成装
置本体に着脱可能で、記録媒体に画像を形成する画像形
成装置において、前記開閉部材の開閉中心と平行な方向
より前記画像形成装置本体に装着して前記開閉部材を前
記画像形成装置本体に開閉可能に保持するヒンジ部を一
体に備えて、前記プロセスカートリッジを着脱する際、
或いは前記記録媒体のジャム処理の際に前記ヒンジ部を
開閉中心として所定の開度で開かれる開閉部材と、前記
ヒンジ部材のヒンジ部を前記画像形成装置本体に装着し
た後に前記画像形成装置本体に装着して前記開閉部材を
所定の開度に保持する外装部材と、を有し、前記開閉部
材のヒンジ部は、前記開閉部材の開閉中心と平行な方向
で前記画像形成装置本体に回転可能に保持される開閉中
心軸と、該開閉中心軸の反対側で前記開閉中心軸の保持
状態を維持するように前記画像形成装置本体に当接可能
に対向する突っ張り部材と、を有することを特徴とする
画像形成装置。
【0025】(5−4):画像担持体と前記画像担持体
に作用する少なくとも一つのプロセス手段を一体化して
カートリッジ化したプロセスカートリッジを画像形成装
置本体に着脱可能で、記録媒体に画像を形成する画像形
成装置において、前記開閉部材の開閉中心と平行な方向
より前記画像形成装置本体に装着して前記開閉部材を前
記画像形成装置本体に開閉可能に保持するヒンジ部を一
体に備えて、前記プロセスカートリッジを着脱する際、
或いは前記記録媒体のジャム処理の際に前記ヒンジ部を
開閉中心として所定の開度で開かれる開閉部材と、前記
ヒンジ部材のヒンジ部を前記画像形成装置本体に装着し
た後に前記画像形成装置本体に装着して前記開閉部材を
所定の開度に保持する外装部材と、を有し、前記開閉部
材のヒンジ部は、前記開閉部材の開閉中心と平行な方向
で前記画像形成装置本体に回転可能に保持される開閉中
心軸と、前記開閉中心軸の反対側で前記開閉中心軸の保
持状態を維持するように前記画像形成装置本体に当接可
能に対向し、かつ前記画像形成装置本体に前記開閉部材
の開閉方向に沿って移動可能に保持される突っ張り部材
と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【0026】(作用)前記(1)のヒンジ部材にあって
は、ヒンジ部を画像形成装置本体に開閉部材の開閉中心
と平行な方向より装着し、補強部に開閉部材が装着され
て該補強部が開閉部材を開閉中心と平行な方向で補強す
る。これにより、開閉部材をヒンジ部によって画像形成
装置本体に開閉可能に保持することができる。画像形成
装置本体にヒンジ部を装着する際に、ヒンジ部を撓ませ
る必要がないのでヒンジ部の厚みを大きくとることが可
能になり、ヒンジ部の剛性アップを図ることができる。
また補強部によって開閉部材自体の剛性を向上させるこ
とが可能になり、開閉部材の開閉時の変形を防止でき
る。
【0027】前記(2)のヒンジ部材の組付け方法にあ
っては、ヒンジ部材を開閉部材の開閉中心と平行な方向
にシフトして該ヒンジ部の開閉中心軸を画像形成装置本
体に保持させ、その位置からヒンジ部材を回転させて突
起を画像形成装置本体に保持させることで、画像形成装
置本体へのヒンジ部材の組付けが完了する。
【0028】また、前記(2−2)のヒンジ部材の組付
け方法にあっては、ヒンジ部材の第一の突片を開閉部材
の開閉中心と平行な方向に撓ませ復元させることで該第
一の突片の開閉中心軸を画像形成装置本体に保持させ、
その位置からヒンジ部材を回転させて第二の突片の突起
を画像形成装置本体に保持させることで、画像形成装置
本体へのヒンジ部材の組付けが完了する。
【0029】このように、ヒンジ部材を画像形成装置本
体に組み付ける際に、ヒンジ部材をシフトするか、或い
はヒンジ部材の第一の突片を撓ませるかして画像形成装
置本体に開閉中心軸を保持させる操作とヒンジ部材を回
転させて突起を画像形成装置本体に保持させる操作を連
続して行うことができるので、画像形成装置本体へのヒ
ンジ部材の組付けを簡単に、かつ容易に行える。
【0030】また、前記(3)の開閉部材にあっては、
ヒンジ部材のヒンジ部を画像形成装置本体に開閉部材の
開閉中心と平行な方向より画像形成装置本体に装着し、
ヒンジ部材の補強部には開閉部材が装着されて該補強部
が開閉部材を開閉中心と平行する方向で補強する。これ
により、開閉部材はヒンジ部材のヒンジ部によって画像
形成装置本体に開閉可能に保持される。画像形成装置本
体にヒンジ部材のヒンジ部を装着する際に、ヒンジ部を
撓ませる必要がないのでヒンジ部の厚みを大きくとるこ
とが可能になり、ヒンジ部の剛性アップを図ることがで
きる。また補強部によって開閉部材自体の剛性が向上
し、開閉時に変形するようなことがない。
【0031】また、前記(3−2)の開閉部材にあって
は、ヒンジ部の開閉中心軸を画像形成装置本体に開閉部
材の開閉中心と平行な方向より保持させ、ヒンジ部の突
っ張り部材を画像形成装置本体に開閉中心軸の反対側で
該開閉中心軸の保持状態を維持するように当接可能に対
向させる。これにより、開閉部材はヒンジ部によって画
像形成装置本体に開閉可能に保持される。このように画
像形成装置本体にヒンジ部を装着する際に、ヒンジ部を
撓ませる必要がないので、ヒンジ部の厚みを大きくとら
なくてもヒンジ部の変形を防止することが可能になる。
また、突っ張り部材は画像形成装置本体に当接すること
によって開閉中心軸の保持状態を維持する。
【0032】また、前記(3−3)の開閉部材にあって
は、ヒンジ部の軸を画像形成装置本体に開閉部材の開閉
中心と平行な方向より保持させ、ヒンジ部の突っ張り部
材を画像形成装置本体に開閉中心軸の反対側で該開閉中
心軸の保持状態を維持するように当接可能に対向させ、
かつ画像形成装置本体に開閉部材の開閉方向に沿って移
動可能に保持させる。これにより、開閉部材はヒンジ部
によって画像形成装置本体に開閉可能に保持される。こ
のように画像形成装置本体にヒンジ部を装着する際に、
ヒンジ部を撓ませる必要がないので、ヒンジ部の厚みを
大きくとらなくてもヒンジ部の変形を防止することが可
能になる。また、突っ張り部材は画像形成装置本体に当
接することによって開閉中心軸の保持状態を維持する。
【0033】また、前記(4)の開閉部材の組付け方法
にあっては、開閉部材を開閉中心と平行な方向にシフト
してヒンジ部の開閉中心軸を画像形成装置本体に保持さ
せ、その位置から開閉部材を回転させてヒンジ部の突っ
張り部材を画像形成装置本体に対向させることで、画像
形成装置本体への開閉部材の組付けが完了する。
【0034】このように、開閉部材を画像形成装置本体
に組み付ける際に、開閉部材をシフトして画像形成装置
本体に開閉中心軸を保持させる操作とヒンジ部材を回転
させて突っ張り部材を画像形成装置本体に対向させる操
作を連続して行うことができるので、画像形成装置本体
への開閉部材の組付けを簡単に、かつ容易に行える。
【0035】また、前記(5)の画像形成装置にあって
は、ヒンジ部材のヒンジ部を画像形成装置本体に開閉部
材の開閉中心と平行な方向より装着することによって開
閉部材を画像形成装置本体に開閉可能に保持させ、ヒン
ジ部材の補強部に開閉部材が装着されて該補強部が開閉
部材を開閉中心と平行な方向で補強する。こうして開閉
部材はヒンジ部材のヒンジ部によって画像形成装置本体
に開閉可能に保持される。そして、外装部材は画像形成
装置本体に装着されることによって開閉部材を所定の開
度に保持する。このようにヒンジ部材のヒンジ部を撓ま
せなくても画像形成装置本体に開閉部材を装着できるの
で、ヒンジ部の厚みを大きくとれて剛性アップを図るこ
とが可能となる。またヒンジ部材の補強部によって開閉
部材の剛性アップを図れ、開閉時の変形を防止できる。
【0036】また、前記(5−2)の画像形成装置にあ
っては、ヒンジ部材のヒンジ部を画像形成装置本体に開
閉部材の開閉方向と交差する方向より装着することによ
って開閉部材を画像形成装置本体に開閉可能に保持さ
せ、ヒンジ部材の補強部に開閉部材が装着されて該補強
部が開閉部材を開閉中心と平行な方向で補強する。こう
して開閉部材はヒンジ部材のヒンジ部によって画像形成
装置本体に開閉可能に保持される。そして、外装部材は
画像形成装置本体に装着されることによって開閉部材を
所定の開度に保持する。このようにヒンジ部材のヒンジ
部を撓ませなくても画像形成装置本体に開閉部材を装着
できるので、ヒンジ部の厚みを大きくとれて剛性アップ
を図ることが可能となる。またヒンジ部材の補強部によ
って開閉部材の剛性アップを図れ、開閉時の変形を防止
できる。
【0037】また、前記(5−3)の画像形成装置にあ
っては、ヒンジ部の開閉中心軸を画像形成装置本体に開
閉部材の開閉中心と平行な方向より保持させ、ヒンジ部
の突っ張り部材を画像形成装置本体に開閉中心軸の反対
側で該開閉中心軸の保持状態を維持するように当接可能
に対向させる。これにより、開閉部材はヒンジ部によっ
て画像形成装置本体に開閉可能に保持される。そして、
外装部材は画像形成装置本体に装着されることによって
開閉部材を所定の開度に保持する。このように画像形成
装置本体にヒンジ部を装着する際に、ヒンジ部を撓ませ
る必要がないので、ヒンジ部の厚みを大きくとらなくて
もヒンジ部の変形を防止することが可能になる。また突
っ張り部材は画像形成装置本体に当接することによって
開閉中心軸の保持状態を維持する。
【0038】また、前記(5−4)の画像形成装置にあ
っては、ヒンジ部の開閉中心軸を画像形成装置本体に開
閉部材の開閉中心と平行な方向より保持させ、ヒンジ部
の突っ張り部材を画像形成装置本体に開閉中心軸の反対
側で該開閉中心軸の保持状態を維持するように当接可能
に対向させ、かつ画像形成装置本体に開閉部材の開閉方
向に沿って移動可能に保持させる。これにより、開閉部
材はヒンジ部によって画像形成装置本体に開閉可能に保
持される。そして、外装部材は画像形成装置本体に装着
されることによって開閉部材を所定の開度に保持する。
このように画像形成装置本体にヒンジ部を装着する際
に、ヒンジ部を撓ませる必要がないので、ヒンジ部の厚
みを大きくとらなくてもヒンジ部の変形を防止すること
が可能になる。また突っ張り部材は画像形成装置本体に
当接することによって開閉中心軸の保持状態を維持す
る。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を用いて説明する。
【0040】(第1の実施の形態例)図1は、本発明の
第1の実施の形態に係る電子写真画像形成装置の側面断
面図である。図1において、1Aは電子写真画像形成装
置としてのレーザービームプリンタ、1は電子写真画像
形成装置本体としてのプリンタ本体(以下、装置本体と
記す)、4は記録媒体としてのシート(本実施の形態で
は記録用紙、以下用紙と記す)5を積載した給紙トレ
ー、6は給紙ローラ、7は搬送ローラである。
【0041】また、8は装置本体1に着脱可能に取り付
けられるとともに、画像担持体としての電子写真感光体
ドラム(以下、感光体ドラムと記す)8a、現像手段と
しての現像ローラ8b、クリーニング手段としてのクリ
ーニングブレード8d、および帯電手段としての帯電ロ
ーラ8eを備えたプロセスカートリッジ、9は光学書き
込み手段、10は定着装置である。
【0042】ここで、現像ローラ8bは、感光体ドラム
8aに形成された潜像を現像する為のものであり、クリ
ーニングブレード8dは、感光体ドラム8aに残留する
トナーを除去して廃トナー溜め8fに集めるものであ
る。
【0043】本実施の形態で示すプロセスカートリッジ
8は、現像剤としてのトナーを収納するトナー容器8g
とクリーニング容器8hとを一体的に結合して構成した
ハウジング内に感光体ドラム8a、現像手段8b、クリ
ーニング手段8d、帯電ローラ8eなどを収納してカー
トリッジ化したものである。そして、このプロセスカー
トリッジ8を装置本体1に設けた装着手段としての不図
示のカートリッジ装着ガイドに対して着脱可能に装着す
るものである。詳しくは、カートリッジ装着ガイドは図
1に示すカートリッジドア3を開状態とする(図2参
照)ことにより現れるカートリッジ装着スペースSの左
右内側面に設けられている。この左右の装着ガイドには
図1に示す矢印X方向に傾斜する溝状のガイド部(図示
せず)が設けられており、プロセスカートリッジ8のハ
ウジングの左右両端部に設けた凸状ガイド(図示せず)
をガイドする。このガイド部に沿ってプロセスカートリ
ッジ8を装置本体1に対し図1に示すX方向に挿入し、
カートリッジドア3を閉じることによってプロセスカー
トリッジ8の装置本体1への装着が完了する。
【0044】給紙トレー4に積載された用紙5は、給紙
ローラ6によってピックアップされた後、搬送ローラ7
によってプロセスカートリッジ8へ搬送される。プロセ
スカートリッジ8では、光学書き込み手段9からのレー
ザーにより電子写真法によって感光体ドラム8a上にト
ナー像が形成される。そしてこのトナー像は感光体ドラ
ム8aと転写ローラ8cの間を用紙5が通過する際に用
紙5に転写される。
【0045】次に、このトナー画像が転写された用紙5
はトナー画像に熱及び圧力を印加してトナー画像を用紙
5に溶融定着させる定着装置10へ搬送される。その
後、定着装置10を通過した用紙5は画像形成面が下に
なり排出順にページがそろうフェイスダウン排出、また
は、封筒や厚紙などに主に使われる、定着装置10の通
過後ストレートに排出されるフェイスアップの切り替え
を行う切り替え部11を用紙5は通りフェイスアップ排
出口、あるいはフェイスダウン排紙ローラ13を通っ
て、カートリッジドア3に設けられた排紙トレー3aに
排出される。
【0046】このカートリッジドア3には、図1に示す
ような新聞記事等の原稿Rの画像情報を読み取る為の画
像読取装置2が装着されている。この画像読取装置2で
読み取られた画像は、画像形成装置1Aを経て不図示の
コンピュータへ送られる。
【0047】ところで、このカートリッジドア3は、プ
ロセスカートリッジ8を装置本体1へ着脱する際や、用
紙5のジャム処理の際に、図2に示すヒンジ軸15を中
心に回転して開閉が行われる。カートリッジドア3に画
像読取装置2が取り付けられているために開放時に手を
離してしまうとカートリッジドア3と画像読取装置2の
重さで机上等にぶつかってしまうために、装置本体1側
にその端部に摩擦等によるダンパー機能を備えたストラ
ップ14によって装置本体1とカートリッジドア3を両
側でつなぎ、ユーザーがカートリッジドア3を開放中に
手を離しても、机上等にぶつからないようにしている。
【0048】前記のような構成のカートリッジドア3
を、ユーザーが片手で開く場合、カートリッジドア3の
剛性が弱いと手で開けている側は開いていくが、手を添
えていない側はストラップ14のダンパー機能によっ
て、開きづらくなってカートリッジドア3に対してねじ
りの力が働きカートリッジドア3が変形してしまい、弱
々しい印象をユーザーに与えてしまう可能性がある。
【0049】かゝるカートリッジドア3の変形を防止す
る手法として、定着装置10からの熱や水蒸気を機外に
導く排気部材(図示せず)をカートリッジドア3に締結
することで、カートリッジドア3の剛性アップを図るこ
とができる。しかし、図3に示すように、カートリッジ
ドア3のヒンジ部16の有するヒンジ軸15をヒンジ受
け部17のヒンジ穴17−aに入れるために、ヒンジ部
16を撓ませる必要があり、この為にヒンジ部16と装
置本体1の保持壁18にヒンジ部16の撓みの逃げとし
て所定の隙間が必要になる。そのために、ヒンジ部16
の剛性アップが行えず、更にヒンジ部16が撓んで変形
してもそれを抑える部分がないために、片手でカートリ
ッジドア3を開閉する際に、このヒンジ部16が、ヒン
ジ軸15の嵌合部(ヒンジ穴部)を中心に動いてしま
い、カートリッジドア3の弱々しさを解決できなかっ
た。
【0050】そこで、本実施の形態では、図4の(A)
に示すようにヒンジ部16を開閉部材としての前述カー
トリッジドア3とは別体化させ、ヒンジ部16を図1に
示すカートリッジドア3の開閉中心と平行な方向に厚く
して剛性をあげている。左右のヒンジ部16は16−b
のフェースダウン排紙ガイドと一体化されて、カートリ
ッジドア3を装置本体1に開閉可能に取り付けるための
ヒンジ部材20を構成する。このヒンジ部材20は、フ
ェースダウン排紙ガイド16−bをカートリッジドア3
に装着後、ビス等により締結することでカートリッジド
ア3の剛性を上げることが可能になる。また、フェース
ダウン排紙の搬送ガイドリブとしての通紙リブ部16−
b1を該フェースダウン排紙ガイド16−bの用紙5の
搬送ガイド面に形成することによって、カートリッジド
ア3の通紙リブ部位が補強される。因みにフェースダウ
ン排紙ガイド16−bは、その上下端縁にそれぞれ傾斜
状のガイド部16−b2を有し、このガイド部16−b
2にカートリッジドア3に設けたガイド突条(図示せ
ず)をカートリッジドア3の開閉中心と平行な方向から
スライドさせて装着できるように構成されている。
【0051】また、前述のように今までヒンジ部16を
カートリッジドア3に一体化させていたため、フロント
カバー(図示せず)を装置本体1に組み込んだ後にヒン
ジ部16を装置本体1に取り付けていたが、本実施の形
態では、ヒンジ部16をカートリッジドア3と別体化し
てフェースダウン排紙ガイド16−bと一体化すること
によってヒンジ部材20を構成したので、フロントカバ
ーを取り付ける前に該ヒンジ部材20を装置本体1に取
り付けるようにしている。この場合、ヒンジ部16を厚
みを厚くして補強し撓ませないで装置本体1に装着でき
るようにするため、装置本体1のヒンジ受け部17には
プロセスカートリッジ8の着脱の際やジャム処理の際に
開閉されるカートリッジドア3の所定の開閉角度を超え
る範囲でヒンジ部16をカートリッジドア3の開閉中心
と平行な方向(図4の(B)に示す矢印H方向)にスラ
イド可能にするためのへこみ17−bが形成してある
(図4の(A)参照)。
【0052】また、ヒンジ部16にはヒンジ受け部17
に設けたヒンジ穴17−aに挿入する開閉中心軸として
のヒンジ軸15の他に該ヒンジ軸15の反対側に突起1
6−aを設け、更に装置本体1の保持壁18に該突起1
6−aをカートリッジドア3の開閉方向に円弧軌跡を描
くように案内するリブ18−aを形成している。
【0053】ここで、ヒンジ部材20を装置本体1に組
み付ける組付け方法を説明する。
【0054】ヒンジ部16をヒンジ受け部17に取り付
ける際に、図4の(B)に示すように、ヒンジ部材20
をカートリッジドア3の所定の開閉角度を超える範囲に
回転させる。そして、ヒンジ部16をカートリッジドア
3の開閉中心と平行な方向、即ち、矢印H方向にスライ
ド(シフト)可能な位置で、ヒンジ部材20を矢印H方
向にスライドさせてヒンジ部16のヒンジ軸15をヒン
ジ受け部17のヒンジ穴17−aに挿入する。ここでヒ
ンジ部16とヒンジ受け部17のへこみ17−bはカー
トリッジドア3の通常の開閉動作域、即ち、カートリッ
ジドア3の所定の開閉角度の範囲内では一致しない。従
って、カートリッジドア3の通常の開閉動作域ではヒン
ジ部材20をカートリッジドア3の開閉中心と平行な矢
印H方向にスライド(シフト)できないようになってい
る。
【0055】次に、図4の(B)に示すように、ヒンジ
部16のヒンジ軸15をヒンジ受け部17のヒンジ穴1
7−aに挿入した位置からカートリッジドア3の所定の
開閉角度の範囲までヒンジ部材20を回転させて(図4
の(A)参照)突起16−aを装置本体1の保持壁18
に設けたリブ18−aによりカートリッジドア3の開閉
方向に沿って移動可能に保持させることによって、ヒン
ジ部材20の装置本体1への組付けが完了する。
【0056】こうしてヒンジ部材20を装置本体1に組
み付けた後に、図4の(C)に示すように、フロントカ
バー19を装置本体1にヒンジ受け部17の先端と対向
するように組み付ける。その際にフロントカバー19は
上端縁19−aをヒンジ部材20のヒンジ部16に当接
させるようにして装置本体1に組み付ける。フロントカ
バー19は上端縁19−aがヒンジ部16に当接してヒ
ンジ部材20の回転を規制することにより、該ヒンジ部
材20をカートリッジドア3の開閉角度の所定の開度
(許容開度)に保持すると共にヒンジ部材20の装置本
体1からの外れを防止する。
【0057】このようにフロントカバー19を装置本体
1に組み付けた後に、ヒンジ部材20のフェースダウン
排紙ガイド16−bにカートリッジドア3を矢印H方向
よりスライドさせて、該フェースダウン排紙ガイド16
−bのガイド部16−b2にカートリッジドア3のガイ
ド突条(図示せず)を嵌め込むことによってフェースダ
ウン排紙ガイド16−bにカートリッジドア3を装着す
る。これによりフェイスダウン排紙ガイド16−bはカ
ートリッジドア3に装着されて該カートリッジドアの剛
性アップを図る構造部材となる。
【0058】ヒンジ部材20を介して装置本体1に装着
されたカートリッジドア3は、通常の開閉動作域内でヒ
ンジ部16のヒンジ軸15を中心に開閉する。その際、
ヒンジ部16の突起16−aはカートリッジドア3の開
閉に伴い装置本体1の保持壁18に対し円弧軌跡を描く
ようにリブ18−aによって案内される(図4の(A)
参照)。この際に例えばリブ18−aに突起16−aが
当接しても、リブ18−aが突起16−aをその位置に
保持するためにヒンジ部16の変形を好適に防止するこ
とが可能になる。
【0059】このように本実施の形態では、ヒンジ部1
6とフェースダウン排紙ガイド16−bとを一体化して
ヒンジ部材20を構成している。
【0060】ヒンジ部材20の装置本体1への組み付け
は、カートリッジドア3の所定の開閉角度の範囲外でカ
ートリッジドア3の開閉中心と平行な矢印H方向へヒン
ジ部材20をスライドしてヒンジ部16のヒンジ軸15
をヒンジ受け部17のヒンジ穴17−aに挿入し、その
位置からカートリッジドア3の所定の開閉角度の範囲ま
でヒンジ部材20を回転させることによって突起16−
aを保持壁18のリブ18−aにカートリッジドア3の
開閉方向に沿って移動可能に保持させることができる。
従って、ヒンジ部材20をスライド及び回転させる一連
の操作を連続的に行うことができるため、ヒンジ部材2
0を装置本体1に簡単に、かつ容易に組み付けることが
できる。
【0061】また、ヒンジ部材20を装置本体1に組み
付ける際に、ヒンジ部16を撓ませる必要がないため、
ヒンジ部16の厚みを厚くできてヒンジ部16の剛性を
向上させることができる。
【0062】また、フロントカバー19を装置本体1に
組み付けることよってヒンジ部材20をカートリッジド
ア3の開閉角度の所定の開度(許容開度)に保持すると
共にヒンジ部材20の装置本体1からの外れを防止する
ことができる。
【0063】そして、フェースダウン排紙ガイド16−
bをカートリッジドア3に装着することによってカート
リッジドア3を開閉中心と平行な方向で補強することが
できる。即ち、カートリッジドア3はヒンジ部材20の
フェースダウン排紙ガイド16−bが装着されることに
よって該フェースダウン排紙部材16−bの装着部位の
剛性がアップし、開閉操作の際に変形することのない高
剛性のカートリッジドアとなる。
【0064】(第2の実施の形態例)本実施の形態で
は、前述実施の形態例のヒンジ部材20におけるヒンジ
軸15を装置本体1のヒンジ受け部17に回転可能に保
持させる変形例を示している。その変形例として、図5
に3つの形態を示す。
【0065】図5の(A)は、装置本体1のヒンジ受け
部17に前述実施形態例の如きヒンジ穴17−aではな
くカートリッジドア3の開閉方向Oと交差する方向より
ヒンジ軸15の挿入を可能とする開口17−b1を前端
略中央に有するU字状の溝17−bを形成し、該溝17
−bにヒンジ部16のヒンジ軸15を開口17−b1よ
り挿入して回転可能に保持させ、フロントカバー9に設
けた抜止め片19−bをヒンジ部16に当接させること
によって開口17−b1からのヒンジ軸15の抜け止め
を行うようにしている。
【0066】図5の(B)は、ヒンジ受け部17にカー
トリッジドア3の開閉方向Oと交差する方向よりヒンジ
軸15の挿入を可能とする開口17−c1を上端略中央
に有するU字状の溝17−cを形成し、該溝17−cに
ヒンジ部16のヒンジ軸15を開口17−c1より挿入
して回転可能に保持させ、フロントカバー9に設けた抜
止め片19−cをヒンジ部16に当接させることによっ
て開口17−c1からのヒンジ軸15の抜け止めを行う
ようにしている。
【0067】また、図5の(C)では、装置本体1のヒ
ンジ受け部17に前記ヒンジ軸15を回転可能に保持す
るための保持部17−d1と、カートリッジドア3の開
閉方向Oと交差する方向よりヒンジ軸15を該保持部1
7−d1に挿入する開口17−d2と、を備える溝17
−dを形成している。開口17−d2は保持部17−d
1の内径よりも小さく形成されている。ヒンジ軸15は
開口17−d2に嵌合可能で、かつフロントカバー9が
ヒンジ部材20を所定の開度に保持している状態で該開
口17−d2に非嵌合となるように外周の一部に平行な
面15−aを備える略矩形状に形成されている。即ち、
このヒンジ軸15は平行な面15−aを開口17−d2
に合致させることで挿入されるが、フロントカバー9に
よるヒンジ部材20の保持状態では平行な面15−aを
開口17−d2に合致させないようにすることで開口1
7−d2からのヒンジ軸15の抜け止めを行うようにし
ている。
【0068】(第3の実施の形態例)図6に本実施の形
態例のヒンジ部材を示す。本実施の形態例によるヒンジ
部材20は、前述第1の実施の形態例と同様にヒンジ部
16をカートリッジドア3と別体化させてフェイスダウ
ン排紙ガイド16−bと一体化させている。このフェイ
スダウン排紙ガイド16−bは前述第1の実施の形態例
と同様にカートリッジドア3に装着されて該カートリッ
ジドア3の剛性アップを図る構造部材となる。
【0069】本実施の形態では、図6の(A)に示すよ
うに、ヒンジ部材20のヒンジ部16のヒンジ軸付近
を、カートリッジドア3の開閉中心と平行な矢印H方向
へ撓ませてヒンジ受け部17のヒンジ穴17−aにヒン
ジ軸15を挿入させるために、該ヒンジ部16の板厚を
薄くしている。そのために、該ヒンジ部16には空間1
6−cが作られる。即ち、ヒンジ部16はヒンジ軸15
を備える第一の突片16−1と該ヒンジ軸15の反対側
に突起16−aを備える第二の突片16−2とで構成さ
れており、これらの突片16−1,16−2間に空間1
6−cを有する。更に保持壁18には前述第1の実施の
形態と同様に該突起16−aをカートリッジドア3の開
閉方向に円弧軌跡を描くように案内するリブ18−aが
形成してある。
【0070】ヒンジ部材20を装置本体1に組み付ける
場合、ヒンジ部16の第一の突片16−1をカートリッ
ジドア3の開閉中心と平行な矢印H方向において第二の
突片16−2側に撓ませ該カートリッジドア3の所定の
開閉角度の範囲外で復元させてヒンジ軸15をヒンジ受
け部17のヒンジ穴17−aに挿入する(図6の(A)
参照)。次に、ヒンジ部16のヒンジ軸15をヒンジ受
け部17のヒンジ穴17−aに挿入した位置からカート
リッジドア3の所定の開閉角度の範囲までヒンジ部材2
0を回転させて突起16−aを保持壁18に設けたリブ
18−aによりカートリッジドア3の開閉方向に沿って
移動可能に保持させることによって、ヒンジ部材20の
装置本体1への組付けが完了する。
【0071】このようにヒンジ部材20を装置本体1に
組み付けた後に、フロントカバー19を装置本体1に組
み付ける。フロントカバー19にはヒンジ部16の空間
16−cを埋める形状の嵌合部19−aが形成されてお
り、フロントカバー19を装置本体1に組み付けた際
に、該嵌合部19−aがヒンジ部16の空間16−cに
嵌合して第一の突片16−1の撓みを抑えるようにして
いる(図6の(B)参照)。
【0072】こうしてフロントカバー19を装置本体1
に組み付けた後に、前述第1の実施の形態と同様にヒン
ジ部材20のフェースダウン排紙ガイド16−bにカー
トリッジドア3を矢印H方向よりスライドさせて装着す
る。
【0073】このようにしてヒンジ部材20を介して装
置本体1に装着されたカートリッジドア3は、通常の開
閉動作域内でヒンジ部16のヒンジ軸15を中心に開閉
される。その際、ヒンジ部16の突起16−aはカート
リッジドア3の開閉に伴い装置本体1の保持壁18に対
し円弧軌跡を描くようにリブ18−aによって案内され
る。この際に例えばリブ18−aに突起16−aが当接
しても、リブ18−aは突起16−aをその位置に保持
してヒンジ部16の変形を規制することにより更にヒン
ジ部16の変形を抑えることに対して有効に機能する。
【0074】本実施の形態例のヒンジ部材20は、ヒン
ジ部16をカートリッジドア3と別体化しヒンジ軸15
付近の撓みを可能にしてヒンジ部材20を装置本体1に
取り付け、フロントカバー19の嵌合部19−aで撓み
代分の隙間(空間)をなくすることで、ヒンジ部16を
補強することが可能となる。また、16−bのフェイス
ダウン排紙ガイドを両側のヒンジ部16と一体につなげ
ることによって、カートリッジドア3の剛性を上げる構
造となっている。即ち、カートリッジドア3はヒンジ部
材20のフェースダウン排紙ガイド16−bが装着され
ることによって該フェースダウン排紙部材16−bの装
着部位の剛性がアップし、開閉操作の際に変形すること
のない高剛性のカートリッジドアとなる。
【0075】(第4の実施の形態例)図7に本実施の形
態例のカートリッジドア3を示す。
【0076】本実施の形態では、ヒンジ部16をカート
リッジドア3と一体化し、カートリッジドア3を開閉中
心と平行な方向にスライド(シフト)させてヒンジ部1
6を装置本体1のヒンジ受け部17のヒンジ穴17−a
へ挿入させる形態を示している。
【0077】本実施の形態によるカートリッジドア3
は、ヒンジ部16と装置本体1の保持壁18との間に空
間があるためにヒンジ部16の撓みを装置本体1側で抑
えることが出来ない。そこで、ヒンジ部16に突っ張り
部材16−dを形成している。これは、図7の(B)に
示すようにヒンジ穴17−aにヒンジ軸15を押し込む
際には、カートリッジドア3を突っ張り部材16−dが
装置本体1の保持壁18から外れたところに回転させ
て、即ち、前述第1の実施の形態例と同様にカートリッ
ジドア3を所定の開閉角度の範囲外に回転させて該カー
トリッジドア3の開閉中心と平行な方向にシフトするこ
とによってヒンジ軸15をヒンジ穴17−aに挿入させ
ることが出来る。そして、その位置からカートリッジド
ア3を図7の(A)に示すように所定の開閉角度の範囲
まで回転させることによって突っ張り部材16−dを保
持壁18と対向させる。これにより、装置本体1へのカ
ートリッジドア3の組み付けが完了する。
【0078】カートリッジドア3の通常の開閉時は前述
のストラップ14によって規制されているために図7の
(A)に示すように装置本体1の保持壁18の範囲内に
突っ張り部材16−dは位置している。
【0079】ここで、カートリッジドア3の片側に力が
かかりヒンジ部16が変形しようとしても、カートリッ
ジドア3の開閉中心と平行な方向には突っ張り部材16
−dと装置本体1の保持壁18が突き当たるので、ヒン
ジ部16の変形を防ぐことが出来る。
【0080】更に図8に示すように、装置本体1の保持
壁18に突っ張り部材16−dが回動する軌跡に沿って
リブ18−aを形成する。このリブ18−aは、カート
リッジドア3の開閉に伴い装置本体1の保持壁18に対
し円弧軌跡を描くように突っ張り部材16−dを案内す
るので、例えばリブ18−aに突っ張り部材16−dが
当接しても、リブ18−aは突っ張り部材16−dをそ
の位置に保持してヒンジ部16の変形を規制することに
より更にヒンジ部16の変形を抑えることに対して有効
に機能する。
【0081】以上、説明したように、本実施の形態によ
れば、装置本体1の内部に感光体ドラム(画像担持体)
8aとこの感光体ドラム8aに形成された静電潜像をト
ナー画像に現像する現像ローラ(現像手段)8bと前記
トナー画像を溶融して用紙5に定着させる定着装置10
とを配置した電子写真画像形成装置において、前記感光
体ドラム8aおよび現像ローラ8bを有して前記装置本
体1に着脱可能に取り付けられるプロセスカートリッジ
8と、前記装置本体1に枢支され、前記プロセスカート
リッジ8を着脱、あるいはジャム処理の際に所定の開度
で開かれるカートリッジドア3を有し、前記カートリッ
ジドア3のヒンジ部16を別体化させて左右の該ヒンジ
部16をフェイスダウン排紙ガイド16−bと一体化し
てヒンジ部材20を構成することで、ヒンジ部分の厚み
を大きくして、ヒンジ部16の剛性を上げている。
【0082】今までは、ヒンジ部16の装置本体1への
取付けのためにヒンジ部自身の剛性を上げることができ
なかったが、ヒンジ部は装置本体1への取り付けをヒン
ジ部16を撓ませずに、カートリッジドア3の実使用時
の開閉角度より開いた位置でヒンジ軸15を穴17−a
に挿入する方向に移動可能な構成にすることで撓ませな
くなくても組み付けることができる。別体化すること
で、ヒンジ部16はフロントカバー19を取り付け前に
装置本体1に組み付け、フロントカバー19を取り付け
ることで、通常の開閉角度を超える回転方向の規制を行
い、外れ防止になる。
【0083】カートリッジドア3はフロントカバー19
を取り付けた後にヒンジ部材20のフェイスダウン排紙
ガイド16−bにスライドイン等の方法で組み付ける。
フェイスダウン排紙ガイド16−bは、従来、カートリ
ッジドア3に形成されていた通紙リブ部16−b1と一
体化することで、カートリッジドア3の構成部材を構成
するとともに、通紙リブ部16−b1の補強部材を構成
する。また、ヒンジ部16にヒンジ軸15の反対側に突
起16−aを設け、装置本体1にヒンジ部16の突起1
6−aをカートリッジドア3の開閉方向に案内にするリ
ブ18−aをヒンジ部16の突起16−aが移動する軌
跡(円弧軌跡)に沿って形成する事によって、突起16
−aは装置本体1のヒンジ部動作領域の保持壁18とヒ
ンジ部材20の隙間を最小限にし、リブ18−aはカー
トリッジドア3の上方向への移動を規制することにより
更にヒンジ部16の変形に対して有効に機能する。
【0084】また、本実施の形態によれば、カートリッ
ジドア3のヒンジ部16を別体化させて左右の該ヒンジ
部16をフェイスダウン排紙ガイド16−bと一体化し
てヒンジ部材20を構成することで、ヒンジ部分の厚み
を大きくして、ヒンジ部16の剛性を上げている。
【0085】ヒンジ部16の装置本体1への取り付けの
為にヒンジ部16のヒンジ軸付近の肉厚を薄くしてヒン
ジ部16のヒンジ軸15を穴17−aに挿入する。ヒン
ジ部16を装置本体1に取り付けた後にフロントカバー
19を装置本体1に取り付ける。このフロントカバー1
9にヒンジ部16の肉厚を薄くした第一の突片16−1
と第二に突片16−2との間の隙間(空間16−c)を
埋める形状の嵌合部19−aを形成する。このためフロ
ントカバー19が外れているときは第一の突片16−1
を撓ませることが可能になるので、ヒンジ部材20を装
置本体1に対し着脱可能になる。
【0086】カートリッジドア3はフロントカバー19
を装置本体1に取り付けた後、ヒンジ部材20のフェイ
スダウン排紙ガイド16−bにスライドイン等の方法で
組み付ける。フェイスダウン排紙ガイド16−bは、従
来、カートリッジドア3に形成されていた通紙リブ部1
6−b1と一体化することで、カートリッジドア3の構
造部材を構成するとともに、通紙リブ部16−b1の補
強部材を構成する。ヒンジ部16の剛性を前記のごとく
厚みを大きくすると共にヒンジ部16を構成する第一の
突片16−1と第二の突片16−2との間にフロントカ
バー19の嵌合部19−aを挟み込ませている。また、
ヒンジ部16にヒンジ軸15と反対側に突起16−aを
設け、装置本体1にヒンジ部16の突起16−aをカー
トリッジドア3の開閉方向に案内するリブ18−aをヒ
ンジ部16の突起16−aが移動する軌跡(円弧軌跡)
に沿って形成する事によって、突起16−aは装置本体
1のヒンジ部動作領域の保持壁18とヒンジ部材20の
隙間を最小限にし、リブ18−aはカートリッジドア3
の上方向への移動を規制することにより更にヒンジ部1
6の変形に対して有効に機能する。
【0087】また、本実施の形態よれば、ヒンジ部16
を一体化したカートリッジドア3の該ヒンジ部16に突
っ張り部材16−dを設けて装置本体1と前記ヒンジ部
16との隙間を最小限に抑える。また、前記ヒンジ部1
6の突っ張り部材16−dの位置は、カートリッジドア
3の実使用時の開閉角度より開いた位置で装置本体1の
保持壁18より外れる位置に設定し、前記突っ張り部材
16−dが装置本体1から外れた位置でカートリッジド
ア3をスライドさせてヒンジ部16を装置本体1に取り
付けるようにしている。更に前記ヒンジ部16の突っ張
り部材16−dは保持壁18に当接してヒンジ部16の
変形に対して更に有効に機能する。
【0088】また、本実施の形態によれば、ヒンジ部1
6を一体化したカートリッジドア3の該ヒンジ部16に
突っ張り部材16−dを設け、更に前記ヒンジ部16の
突っ張り部材16−dをカートリッジドア3の開閉方向
に案内するリブ18−aを装置本体1に設けている。ま
た、前記ヒンジ部16の突っ張り部材16−dの位置
は、カートリッジドア3の実使用時の開閉角度より開い
た位置で装置本体1の保持壁18より外れる位置に設定
し、前記突っ張り部材16−dが装置本体1から外れた
位置でカートリッジドア3をスライドさせてヒンジ部1
6を装置本体1に取り付けるようにしている。更に前記
ヒンジ部16の突っ張り部材16−dは保持壁18に当
接してヒンジ部16の変形に対して更に有効に機能す
る。また、前記ヒンジ部16のリブ18−aはカートリ
ッジドア3の実使用時の開閉角度の範囲内で該カートリ
ッジドア3の上方向への移動を規制することにより更に
ヒンジ部16の変形に対して有効に機能する。
【0089】従って、本実施の形態のヒンジ部材20に
よれば、ヒンジ部16及びカートリッジドア3の剛性ア
ップを図ることができる。これにより、カートリッジド
ア3の片側をもって開いても捩じれることがなくなり、
カートリッジドア3の品位を向上させることができる。
また、装置本体1に組み付ける場合、ヒンジ部材20を
装置本体1に対してスライド操作及び回転操作するか、
或いはヒンジ部16を構成する第一の突片16−1を撓
ませて復元させた後にヒンジ部材20を回転操作するか
して行うものであるので、装置本体1に簡単に、かつ容
易に組み付けることができる。
【0090】また、本実施の形態のカートリッジドア3
及び画像形成装置1Aによれば、従来、カートリッジド
アに対し荷重をかけた際に、フェイスダウンガイド部が
変形して、用紙ジャムをおこしていたものが、カートリ
ッジドア3のフェイスダウンガイド部、即ち、フェイス
ダウン排紙ガイド16−bの配設部位が補強されたため
に荷重をかけても変形せずにジャムを防止できるように
なる。また、カートリッジドア3を装置本体1に組み付
ける場合、カートリッジドア3を装置本体1に対してス
ライド操作及び回転操作して行うものであるので、装置
本体1にカートリッジドア3を簡単に、かつ容易に組み
付けることができる。
【0091】また、フェイスダウンガイドに画像読取装
置の電気的接合部を配置している場合、カートリッジド
アを外す際に装置本体からの配線がヒンジ部を通ってこ
のフェイスダウンガイドの内部に配置されているため
に、メンテナンスの際にフェイスダウンガイドがヒンジ
部と一体化していないときにはフェイスダウンガイドに
ケーブルがつながったままの状態で本体のどこかにおい
ておく必要があって断線等の事故が危惧されていたが、
フェイスダウン排紙ガイド16−bをヒンジ部16で結
合しているためにヒンジ軸15を中心にカートリッジド
アを所定の位置で止めておくだけで、フェイスダウンガ
イドを放置することもなくなり、メンテナンス性も向上
する。
【0092】(他の実施の形態)前述の実施の形態で
は、前記ヒンジ部材20のヒンジ部16の一部を構成す
る第一の突片16−1にヒンジ軸15を設けた場合を例
示したが、このヒンジ軸15に代えて該第一の突片16
−1にヒンジ穴17−aを設け、前記装置本体1のヒン
ジ受け部材17に前記ヒンジ軸15を設けることもでき
る。また、ヒンジ部を一体化したカートリッジドア3の
該ヒンジ部16を、ヒンジ軸15を備える第一の突片1
6−1と、突起16−aを備える第二の突片16−2
と、により構成することもできる。
【0093】また、前述した実施の形態で示したプロセ
スカートリッジ8は単色画像を形成する場合を例示した
が、現像手段を複数設け、複数色の画像(2色画像、3
色画像あるいはフルカラー等)を形成するプロセスカー
トリッジであってもよい。
【0094】また、画像担持体である電子写真感光体と
しては、前記感光体ドラム8aに限定されることなく、
例えば次のものが含まれる。先ず感光体としては光導電
体が用いられ、光導電体としては例えばアモルファスシ
リコン、アモルファスセレン、酸化亜鉛、酸化チタン及
び有機光導電体(OPC)等が含まれる。また前記感光
体を搭載する形状としては、例えばドラム形状またはベ
ルト状のものが用いられおり、例えばドラムタイプの感
光体にあっては、アルミ合金等のシリンダ上に光導電体
を蒸着或いは塗工を行ったものである。
【0095】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0096】また帯電手段の構成も、前述した実施の形
態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正または
負のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラム
表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然で
ある。
【0097】なお、前記帯電手段としては前記ローラ型
以外にも、ブレード(帯電ブレード)、バッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0098】また感光体に残存するトナーのクリーニン
グ方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気ブラシ
等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0099】また、前述したプロセスカートリッジ8と
は、例えば画像担持体(電子写真感光体)と該画像担持
体に作用する少なくとも一つのプロセス手段を備えたも
のである。従って、そのプロセスカートリッジの態様と
しては、前述した実施の形態のもの以外にも、例えば画
像担持体と現像手段と帯電手段とを一体的にカートリッ
ジ化し、画像形成装置本体に着脱可能とするもの。画像
担持体と現像手段とクリーニング手段とを一体的にカー
トリッジ化し、画像形成装置本体に着脱可能とするも
の。画像担持体と現像手段とを一体的にカートリッジ化
し、画像形成装置本体に着脱可能とするもの等がある。
【0100】更に、前述した実施の形態では画像形成装
置としての電子写真画像形成装置としてレーザービーム
プリンタを例示したが、本発明に係る画像形成装置はこ
れに限定する必要はなく、例えば電子写真複写機、ファ
クシミリ装置、或いはワードプロッサ等の画像形成装置
に使用することも当然可能である。
【0101】また、記録媒体としては前述記録用紙5に
限定されるものでなく、OHPシートや布であってもよ
い。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るヒン
ジ部材によれば、ヒンジ部の厚みを大きくとることがで
きてヒンジ部の剛性アップを図れる上、補強部によって
開閉部材の剛性を向上させることができる。
【0103】また、本発明に係るヒンジ部材の組付け方
法によれば、ヒンジ部材をシフトするか、或いはヒンジ
部材の第一の突片を撓ませるかして画像形成装置本体に
開閉中心軸を保持させる操作とヒンジ部材を回転させて
突起を画像形成装置本体に保持させる操作を連続して行
うことができるので、ヒンジ部材を画像形成装置本体に
簡単に、かつ容易に組み付けることができる。
【0104】また、本発明に係る開閉部材によれば、ヒ
ンジ部材の補強部によって開閉中心と平行な方向で高い
剛性を得ることができるので、開閉時の変形を防止でき
る。
【0105】また、本発明に係る開閉部材によれば、ヒ
ンジ部の突っ張り部材が画像形成装置本体に当接して開
閉中心軸の保持状態を維持するので、開閉時のヒンジ部
の変形を防止できる。
【0106】また、本発明に係る開閉部材の組付け方法
によれば、開閉部材をシフトして画像形成装置本体に開
閉中心軸を保持させる操作と開閉部材を回転させて突起
を画像形成装置本体に対向させる操作を連続して行うこ
とができるので、ヒンジ部材を画像形成装置本体に簡単
に、かつ容易に組み付けることができる。
【0107】また、本発明に係る画像形成装置によれ
ば、ヒンジ部材の補強部によって開閉中心と平行な方向
で開閉部材を高剛性にすることができるので、開閉部材
の開閉時の変形を防止できて開閉操作性が格段に向上す
る。
【0108】また、本発明に係る画像形成装置によれ
ば、ヒンジ部の突っ張り部材が画像形成装置本体に当接
して開閉中心軸の保持状態を維持するので、開閉部材の
ヒンジ部の変形を防止できて開閉操作性が格段に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真画像形成装置の側面断面図
【図2】電子写真画像形成装置に画像読取装置を取り付
けた状態でカートリッジドアを全開にした状態を示す図
【図3】カートリッジドアに設けられた従来のヒンジ部
の構成を表した図
【図4】ヒンジ部材のヒンジ部の構成を表した図
【図5】ヒンジ部材のヒンジ部の変形例を表した図
【図6】ヒンジ部材のヒンジ部の他の変形例を表した図
【図7】カートリッジドアの構成を表した図
【図8】カートリッジドアの他の構成を表した図
【符号の説明】
1 電子写真画像形成装置本体(画像形成装置本
体) 1A 電子写真画像形成装置(画像形成装置) 3 カートリッジドア(開閉部材) 4 記録用紙(記録媒体) 15 ヒンジ軸(開閉中心軸) 16 ヒンジ部 16−1 第一の突片 16−2 第二の突片 16−a 突起 16−b フェイスダウン排紙ガイド(補強部) 16−b1 通紙リブ部(搬送ガイドリブ) 16−d 突っ張り部材 17−a ヒンジ穴(穴) 17−b1,17−c1 開口 17−b,17−c 溝 17−d 溝 17−d1 保持部 17−d2 開口 18−a リブ 19 フロントカバー(外装部材) 19−a 嵌合部 19−b,19−c 抜止め片 20 ヒンジ部材
フロントページの続き (72)発明者 新村 健 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 児島 隆一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H071 AA03 AA19 BA03 BA19 DA24

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に画像を形成する画像形成装置
    の画像形成装置本体に開閉部材を開閉可能に取り付ける
    ためのヒンジ部材であって、 前記開閉部材に装着して前記開閉部材を開閉中心と平行
    な方向で補強する補強部と、前記開閉部材の開閉中心と
    平行な方向より前記画像形成装置本体に装着して前記開
    閉部材を前記画像形成装置本体に開閉可能に保持するヒ
    ンジ部と、を一体に有することを特徴とするヒンジ部
    材。
  2. 【請求項2】 前記ヒンジ部は、前記開閉部材の開閉中
    心と平行な方向で前記画像形成装置本体に回転可能に保
    持される開閉中心軸と、該開閉中心軸の反対側で前記画
    像形成装置本体に前記開閉部材の開閉方向に沿って移動
    可能に保持される突起と、を有することを特徴とする請
    求項1に記載のヒンジ部材。
  3. 【請求項3】 前記ヒンジ部は、前記開閉部材の開閉中
    心と平行な方向で前記画像形成装置本体に回転可能に保
    持される開閉中心軸を備える第一の突片と、該第一の突
    片の開閉中心軸の反対側で前記画像形成装置本体に前記
    開閉部材の開閉方向に沿って移動可能に保持される突起
    を備える第二の突片と、を有することを特徴とする請求
    項1に記載のヒンジ部材。
  4. 【請求項4】 前記補強部は、前記開閉部材を開閉中心
    と平行な方向にスライドさせて装着できるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項
    に記載のヒンジ部材。
  5. 【請求項5】 前記補強部は、前記記録媒体の搬送ガイ
    ド面を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか
    一項に記載のヒンジ部材。
  6. 【請求項6】 前記補強部の前記搬送ガイド面は、前記
    記録媒体の搬送ガイドとなる搬送ガイドリブを有するこ
    とを特徴とする請求項5に記載のヒンジ部材。
  7. 【請求項7】 記録媒体に画像を形成する画像形成装置
    の画像形成装置本体に開閉部材を開閉可能に取り付ける
    ためのヒンジ部材を前記画像形成装置本体に組み付ける
    方法であって、 前記ヒンジ部材を前記開閉部材の所定の開閉角度の範囲
    外で前記開閉部材の開閉中心と平行な方向にシフトさせ
    て前記ヒンジ部材の備える開閉中心軸を前記画像形成装
    置本体に回転可能に保持させ、 前記開閉中心軸を前記画像形成装置本体に保持させた位
    置から前記ヒンジ部材を前記開閉部材の所定の開閉角度
    の範囲まで回転させて前記開閉中心軸の反対側で前記ヒ
    ンジ部に備えた突起を前記画像形成装置本体に前記開閉
    部材の開閉方向に沿って移動可能に保持させることを特
    徴とするヒンジ部材の組付け方法。
  8. 【請求項8】 記録媒体に画像を形成する画像形成装置
    の画像形成装置本体に開閉部材を開閉可能に取り付ける
    ためのヒンジ部材を前記画像形成装置本体に組み付ける
    方法であって、 前記ヒンジ部材の有するヒンジ部に備えた第一の突片を
    前記開閉部材の開閉中心と平行な方向に撓ませ前記開閉
    部材の所定の開閉角度の範囲外で復元させて前記第一の
    突片に備えた開閉中心軸を前記画像形成装置本体に回転
    可能に保持させ、 前記開閉中心軸を前記画像形成装置本体に保持させた位
    置から前記ヒンジ部材を前記開閉部材の所定の開閉角度
    の範囲まで回転させて前記第一の突片の開閉中心軸の反
    対側で前記ヒンジ部材の有する第二の突片に備えた突起
    を前記画像形成装置本体に前記開閉部材の開閉方向に沿
    って移動可能に保持させることを特徴とするヒンジ部材
    の組付け方法。
  9. 【請求項9】 記録媒体に画像を形成する画像形成装置
    の画像形成装置本体に開閉可能に取り付ける開閉部材で
    あって、 前記開閉部材に装着されて前記開閉部材を開閉中心と平
    行する方向で補強する補強部と、前記開閉部材の開閉中
    心と平行な方向より前記画像形成装置本体に装着して前
    記開閉部材を前記画像形成装置本体に開閉可能に保持す
    るヒンジ部と、を一体に備えるヒンジ部材を有すること
    を特徴とする開閉部材。
  10. 【請求項10】 前記ヒンジ部は、前記開閉部材の開閉
    中心と平行な方向で前記画像形成装置本体に回転可能に
    保持される開閉中心軸と、該開閉中心軸の反対側で前記
    画像形成装置本体に前記開閉部材の開閉方向に沿って移
    動可能に保持される突起と、を有することを特徴とする
    請求項9に記載の開閉部材。
  11. 【請求項11】 前記ヒンジ部は、前記開閉部材の開閉
    中心と平行な方向で前記画像形成装置本体に回転可能に
    保持される開閉中心軸を備える第一の突片と、該第一の
    突片の開閉中心軸の反対側で前記画像形成装置本体に前
    記開閉部材の開閉方向に沿って移動可能に保持される突
    起を備える第二の突片と、を有することを特徴とする請
    求項9に記載のヒンジ部材。
  12. 【請求項12】 前記補強部は、前記開閉部材を開閉中
    心と平行な方向にスライドさせて装着できるように構成
    されていることを特徴とする請求項9乃至11の何れか
    一項に記載の開閉部材。
  13. 【請求項13】 前記補強部は、前記記録媒体の搬送ガ
    イド面を有することを特徴とする請求項9乃至12の何
    れか一項に記載の開閉部材。
  14. 【請求項14】 前記補強部の前記搬送ガイド面は、前
    記記録媒体の搬送ガイドとなる搬送ガイドリブを有する
    ことを特徴とする請求項13に記載の開閉部材。
  15. 【請求項15】 記録媒体に画像を形成する画像形成装
    置の画像形成装置本体に開閉可能に装着される開閉部材
    であって、 前記開閉部材の開閉中心と平行な方向より前記画像形成
    装置本体に装着されて前記開閉部材を前記画像形成装置
    本体に開閉可能に保持するヒンジ部を一体に有し、 前記ヒンジ部は、前記開閉部材の開閉中心と平行な方向
    で前記画像形成装置本体に回転可能に保持される開閉中
    心軸と、該開閉中心軸の反対側で前記開閉中心軸の保持
    状態を維持するように前記画像形成装置本体に当接可能
    に対向する突っ張り部材と、を有することを特徴とする
    開閉部材。
  16. 【請求項16】 記録媒体に画像を形成する画像形成装
    置の画像形成装置本体に開閉可能に装着される開閉部材
    であって、 前記開閉部材の開閉中心と平行な方向より前記画像形成
    装置本体に装着されて前記開閉部材を前記画像形成装置
    本体に開閉可能に保持するヒンジ部を一体に有し、 前記ヒンジ部は、前記開閉部材の開閉中心と平行な方向
    で前記画像形成装置本体に回転可能に保持される開閉中
    心軸と、前記開閉中心軸の反対側で前記開閉中心軸の保
    持状態を維持するように前記画像形成装置本体に当接可
    能に対向し、かつ前記画像形成装置本体に前記開閉部材
    の開閉方向に沿って移動可能に保持される突っ張り部材
    と、を有することを特徴とする開閉部材。
  17. 【請求項17】 記録媒体に画像を形成する画像形成装
    置の画像形成装置本体に開閉可能に装着される開閉部材
    を前記画像形成装置本体に組み付ける方法であって、 前記開閉部材を前記開閉部材の所定の開閉角度の範囲外
    で前記開閉部材の開閉中心と平行な方向にシフトさせて
    前記ヒンジ部に備えた開閉中心軸を前記画像形成装置本
    体に回転可能に保持させ、 前記開閉中心軸を前記画像形成装置本体に保持させた位
    置から前記開閉部材を所定の開閉角度の範囲まで回転さ
    せて前記開閉中心軸の反対側で前記ヒンジ部に備えた突
    っ張り部材を前記画像形成装置本体に対向させることを
    特徴とする開閉部材の組付け方法。
  18. 【請求項18】 画像担持体と前記画像担持体に作用す
    る少なくとも一つのプロセス手段を一体化してカートリ
    ッジ化したプロセスカートリッジを画像形成装置本体に
    着脱可能で、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に
    おいて、 前記プロセスカートリッジを着脱する際、或いは前記記
    録媒体のジャム処理の際に前記画像形成装置本体に対し
    て所定の開度で開かれる開閉部材と、 前記開閉部材に装着して前記開閉部材を開閉中心と平行
    な方向で補強する補強部と、前記開閉部材の開閉中心と
    平行な方向より前記画像形成装置本体に装着して前記開
    閉部材を前記画像形成装置本体に開閉可能に保持するヒ
    ンジ部と、を一体に備えるヒンジ部材と、 前記ヒンジ部材のヒンジ部を前記画像形成装置本体に装
    着した後に前記画像形成装置本体に装着して前記開閉部
    材を所定の開度に保持する外装部材と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記ヒンジ部材のヒンジ部は、前記開
    閉部材の開閉中心と平行な方向で前記画像形成装置本体
    に回転可能に保持される開閉中心軸と、該開閉中心軸の
    反対側で前記画像形成装置本体に前記開閉部材の開閉方
    向に沿って移動可能に保持される突起と、を有すること
    を特徴とする請求項18に記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記ヒンジ部材のヒンジ部は、前記開
    閉部材の開閉中心と平行な方向で前記画像形成装置本体
    に回転可能に保持される開閉中心軸を備える第一の突片
    と、該第一の突片の開閉中心軸の反対側で前記画像形成
    装置本体に前記開閉部材の開閉方向に沿って移動可能に
    保持される突起を備える第二の突片と、を有することを
    特徴とする請求項18に記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記画像形成装置本体は、前記開閉部
    材の開閉中心と平行な方向で前記開閉中心軸を回転可能
    に保持する穴を有することを特徴とする請求項19又は
    20に記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記画像形成装置本体は、前記開閉部
    材の所定の開閉角度の範囲内において前記突起を前記開
    閉部材の開閉方向に沿って移動可能に案内するリブを有
    することを特徴とする請求項19又は20に記載の画像
    形成装置。
  23. 【請求項23】 前記外装部材は、前記画像形成装置本
    体に装着された状態で前記ヒンジ部の第一の突片と前記
    第二の突片との間の空間に嵌合する嵌合部を有すること
    を特徴とする請求項20に記載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 画像担持体と前記画像担持体に作用す
    る少なくとも一つのプロセス手段を一体化してカートリ
    ッジ化したプロセスカートリッジを画像形成装置本体に
    着脱可能で、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に
    おいて、 前記プロセスカートリッジを着脱する際、或いは前記記
    録媒体のジャム処理の際に前記画像形成装置本体に対し
    て所定の開度で開かれる開閉部材と、 前記開閉部材に装着して前記開閉部材を開閉中心と平行
    な方向で補強する補強部と、前記開閉部材の開閉方向と
    交差する方向より前記画像形成装置本体に装着して前記
    開閉部材を前記画像形成装置本体に開閉可能に保持する
    ヒンジ部と、を一体に備えるヒンジ部材と、 前記ヒンジ部材のヒンジ部を前記画像形成装置本体に装
    着した後に前記画像形成装置本体に装着して前記開閉部
    材を所定の開度に保持する外装部材と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  25. 【請求項25】 前記ヒンジ部材のヒンジ部は、前記開
    閉部材の開閉中心と平行な方向で前記画像形成装置本体
    に回転可能に保持される開閉中心軸と、該開閉中心軸の
    反対側で前記画像形成装置本体に前記開閉部材の開閉方
    向に沿って移動可能に保持される突起と、を有すること
    を特徴とする請求項24に記載の画像形成装置。
  26. 【請求項26】 前記画像形成装置本体は、前記開閉中
    心軸を挿入するための開口を前記開閉部材の開閉方向と
    交差する方向に備える溝を有し、前記外装部材は、前記
    溝に挿入した前記開閉中心軸の抜けを防止するための抜
    止め片を有することを特徴とする請求項25に記載の画
    像形成装置。
  27. 【請求項27】 前記ヒンジ部材のヒンジ部は、前記開
    閉部材の開閉中心と平行な方向で前記画像形成装置本体
    に回転可能に保持される開閉中心軸を有し、前記画像形
    成装置本体は、前記開閉部材の開閉方向と交差する方向
    で該開閉中心軸を挿入する開口と、該開閉中心軸を回転
    可能に保持するための保持部と、を備える溝を有し、該
    溝の開口は該保持部の内径よりも小さく形成されてお
    り、該開閉中心軸は該溝の開口に嵌合可能で、かつ前記
    外装部材による前記開閉部材の保持状態で該開口に非嵌
    合となる形状に形成されていることを請求項23に記載
    の画像形成装置。
  28. 【請求項28】 前記ヒンジ部材の補強部は、前記開閉
    部材を開閉中心と平行な方向にスライドさせて装着でき
    るように構成されていることを特徴とする請求項18乃
    至27の何れか一項に記載の画像形成装置。
  29. 【請求項29】 前記ヒンジ部材の補強部は、前記記録
    媒体の搬送ガイド面を有することを特徴とする請求項1
    8乃至28の何れか一項に記載の画像形成装置。
  30. 【請求項30】 前記補強部の前記搬送ガイド面は、前
    記記録媒体の搬送ガイドとなる搬送ガイドリブを有する
    ことを特徴とする請求項29に記載の画像形成装置。
  31. 【請求項31】 画像担持体と前記画像担持体に作用す
    る少なくとも一つのプロセス手段を一体化してカートリ
    ッジ化したプロセスカートリッジを画像形成装置本体に
    着脱可能で、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に
    おいて、 前記開閉部材の開閉中心と平行な方向より前記画像形成
    装置本体に装着して前記開閉部材を前記画像形成装置本
    体に開閉可能に保持するヒンジ部を一体に備えて、前記
    プロセスカートリッジを着脱する際、或いは前記記録媒
    体のジャム処理の際に前記ヒンジ部を開閉中心として所
    定の開度で開かれる開閉部材と、 前記ヒンジ部材のヒンジ部を前記画像形成装置本体に装
    着した後に前記画像形成装置本体に装着して前記開閉部
    材を所定の開度に保持する外装部材と、 を有し、 前記開閉部材のヒンジ部は、前記開閉部材の開閉中心と
    平行な方向で前記画像形成装置本体に回転可能に保持さ
    れる開閉中心軸と、該開閉中心軸の反対側で前記開閉中
    心軸の保持状態を維持するように前記画像形成装置本体
    に当接可能に対向する突っ張り部材と、を有することを
    特徴とする画像形成装置。
  32. 【請求項32】 前記画像形成装置本体は、前記開閉部
    材の開閉中心と平行な方向で前記開閉中心軸を回転可能
    に保持する穴を有することを特徴とする請求項31に記
    載の画像形成装置。
  33. 【請求項33】 画像担持体と前記画像担持体に作用す
    る少なくとも一つのプロセス手段を一体化してカートリ
    ッジ化したプロセスカートリッジを画像形成装置本体に
    着脱可能で、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に
    おいて、 前記開閉部材の開閉中心と平行な方向より前記画像形成
    装置本体に装着して前記開閉部材を前記画像形成装置本
    体に開閉可能に保持するヒンジ部を一体に備えて、前記
    プロセスカートリッジを着脱する際、或いは前記記録媒
    体のジャム処理の際に前記ヒンジ部を開閉中心として所
    定の開度で開かれる開閉部材と、 前記ヒンジ部材のヒンジ部を前記画像形成装置本体に装
    着した後に前記画像形成装置本体に装着して前記開閉部
    材を所定の開度に保持する外装部材と、 を有し、 前記開閉部材のヒンジ部は、前記開閉部材の開閉中心と
    平行な方向で前記画像形成装置本体に回転可能に保持さ
    れる開閉中心軸と、前記開閉中心軸の反対側で前記開閉
    中心軸の保持状態を維持するように前記画像形成装置本
    体に当接可能に対向し、かつ前記画像形成装置本体に前
    記開閉部材の開閉方向に沿って移動可能に保持される突
    っ張り部材と、を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  34. 【請求項34】 前記画像形成装置本体は、前記開閉部
    材の開閉中心と平行な方向で前記開閉中心軸を回転可能
    に保持する穴と、前記開閉部材の所定の開閉角度の範囲
    内において前記突っ張り部材を前記開閉部材の開閉方向
    に沿って移動可能に案内するリブと、を有することを特
    徴とする請求項33に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006058467A (ja) * 2004-08-18 2006-03-02 Fuji Xerox Co Ltd 係合構造、及び、画像形成装置
JP2006225077A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Kyocera Mita Corp 用紙収納装置

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