JP2000056099A - X線照射装置及びx線発生位置検出器 - Google Patents

X線照射装置及びx線発生位置検出器

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JP2000056099A
JP2000056099A JP10228890A JP22889098A JP2000056099A JP 2000056099 A JP2000056099 A JP 2000056099A JP 10228890 A JP10228890 A JP 10228890A JP 22889098 A JP22889098 A JP 22889098A JP 2000056099 A JP2000056099 A JP 2000056099A
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Hiroyuki Kondo
洋行 近藤
Noriaki Kamitaka
典明 神高
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標的材料交換後や経時的影響によるX線照射
位置の変動を無くするか、低減することができるX線照
射装置を提供する。 【解決手段】 レーザー光103は、レンズ101によ
り、標的104上に集光され、プラズマ105を生成す
る。プラズマ105から発生したX線は、照明光学系1
09によりマスク110上に照射し、結像光学系111
によりレジスト112上にマスクパターンの像を形成し
て露光する。X線ピンホールカメラ113が、標的10
4の法線に対してX線光学系の光軸方向と対称な位置に
配置されている。CCD115の出力画像は画像取り込
み装置116を介して制御装置117に取り込まれ、X
線源の位置が求められる。制御装置117は、ステージ
駆動装置118を介して標的移動用ステージ106を移
動させ、標的104の位置を変えてX線源位置が許容範
囲内に収まるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線顕微鏡、X線分
析装置、X線露光装置などに使用されるX線照射装置、
及びそれに用いられるX線発生位置検出器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パルスレーザー光を真空容器内に置かれ
た標的材料上に集光し、標的材料をプラズマ化して、こ
のプラズマから輻射されるX線を利用するX線源(以下
ではLPXと呼ぶ)は実験室サイズの高輝度X線源とし
て注目されている。一般に、LPXを用いたX線照射系
においては、LPXから輻射されたX線を照明光学系に
より被照射物体上(たとえば、X線顕微鏡やX線分析装
置であれば試料、X線露光装置であればマスク)に照射
し、透過あるいは反射した光を結像光学系により検出器
あるいは被露光物体(たとえばレジスト)上に結像させ
る。従来のX線光学系では、一度X線光源位置、X線光
学素子のアライメントが終了するとそれ以後の調整は行
われていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなX線照射装
置では、X線源の位置が所定の位置から変動しないこと
が望ましい。X線発生位置の変動はターゲット材料の交
換時に発生する。又、経時的なX線発生位置の変動は、
例えば、レーザーロッドの温度変化やレーザー光の第2
高調波発生用結晶の温度変化などに起因する、レーザ光
の発散角や出射方向の変化によって発生する。さらに、
プラズマ発生位置近傍から放出される飛散粒子により標
的保持部材が変形し標的位置が変化してしまうことによ
っても、X線発生位置が変動する。
【0004】X線顕微鏡の場合にはX線の光源位置が大
きく変動してしまうと、試料上の照明位置がずれ、観察
したい部位が見えなくなってしまう。又、多重露光する
場合には、X線源の位置が僅かに変動していると試料上
の照明位置が広がってしまう。すると、光源位置が変動
していないときに比べて、試料上の単位面積当たりのX
線量が少なくなるため、より多くのX線照射回数を必要
とする。X線露光装置においては、X線の光源位置が経
時的にずれてくると、X線のマスク照明位置がずれてく
るため、ICパターンを正確に転写することができなく
なる。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、標的材料交換後や経時的影響によるX線照射位
置の変動を無くするか、低減することができるX線照射
装置及びこれに用いるX線発生位置検出器を提供するこ
とを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、レーザー光を真空容器内の標的材料上
に集光し、当該標的物質をプラズマ化してプラズマから
輻射されるX線を被照射物体上に照射するX線照射装置
であって、使用状態において、X線発生位置が所定の位
置になるように制御するX線発生位置制御装置を有して
なることを特徴とするX線照射装置(請求項1)であ
る。
【0007】本手段においては、X線照射装置の使用状
態において、X線発生位置制御装置により、X線発生位
置が常に所定の位置になるように制御される。よって、
標的材料交換後や経時的影響によるX線照射位置の変動
を無くするか、低減することができる。
【0008】前記課題を解決するための第2の手段は、
前記第1の手段であって、前記X線発生位置制御装置
が、X線の発生位置を検出するX線発生位置検出器と、
前記標的材料の位置を変化させる標的材料移動装置又は
標的材料供給装置を移動させる標的材料供給装置移動装
置とを有してなり、前記X線発生位置検出器で検出され
たX線発生位置が所定の目標位置になるように、前記標
的材料移動装置又は標的材料供給装置移動装置を駆動す
るものであることを特徴とするもの(請求項2)である。
【0009】本手段においては、標的材料移動装置又は
標的材料供給装置移動装置を駆動して、標的材料にレー
ザー光が標的に当たる位置を変化させることによりX線
発生位置を目標値に制御している。標的材料移動装置又
は標的材料供給装置移動装置としては、3次元ステージ
等の周知のものが使用できる。
【0010】前記課題を解決するための第3の手段は、
前記第1の手段であって、前記X線発生位置制御装置
が、X線の発生位置を検出するX線発生位置検出器と、
前記標的物質上のレーザー光照射位置を変化させるレー
ザ照射位置制御装置とを有してなり、前記X線発生位置
検出器で検出されたX線発生位置が所定の目標位置にな
るように、前記レーザ照射位置制御装置を駆動するもの
であることを特徴とするもの(請求項3)である。
【0011】本手段においては、レーザ照射位置制御装
置により、標的物質に照射されるレーザー光の照射位置
を変化させることにより、X線発生位置を目標値に制御
している。レーザー光の照射位置を変化させる方法とし
ては、レーザー光反射ミラーや、光路中に挿入された板
ガラスの角度を変化させること等の方法がある。
【0012】前記課題を解決するための第4の手段は、
前記第2又は第3の手段であって、X線発生位置検出器
として2次元検出器を用いたことを特徴とするもの(請
求項4)である。
【0013】2次元検出器を用いることにより、X線発
生位置のX−Y方向のずれが同時に計測できることにな
り、各方向ごとの検出器を別々に設ける必要がなくな
る。2次元検出器の例としては2次元CCD等をセンサ
として利用したものがあり、これらを用いる場合は、ピ
ンホールカメラや結像光学系等を利用して、X線の像を
センサ上に結像させる。
【0014】2次元検出器としては、使用するX線に対
して感度を有することが好ましいが、可視光域から紫外
光域に対してのみ感度を有するものであってもよい。プ
ラズマからはX線だけでなく、可視光や紫外光も放出さ
れる。可視光や紫外光は、X線が発生している領域より
も広い空間領域から放出されるが、可視光や紫外光で撮
影されたプラズマの像の最も明るい位置は、X線発生位
置にほぼ一致する。このため、可視光域や紫外光域に対
してのみ感度を有する2次元検出器を用いても、X線発
生位置を推定することができる。
【0015】前記課題を解決するための第5の手段は、
前記第2の手段から第4の手段のいずれかであって、X
線発生位置検出器が前記被照射物体上へ照射されるX線
の光路上またはその近傍に配置されていることを特徴と
するもの(請求項5)である。
【0016】このような配置にすると、検出器から見た
X線源の光源形状や光源位置のずれの大きさが、実際に
露光している面から見たものと同じになるため、正確に
X線の発生位置を検出することができる。このような配
置で使用されるX線発生位置検出器としては、後に述べ
る第7の手段、第8の手段のようなものが適当である。
【0017】前記課題を解決するための第6の手段は、
前記第2の手段から第5の手段のいずれかであって、X
線発生位置検出器がX線光量測定機能を備えていること
を特徴とするもの(請求項6)である。
【0018】本手段においては、X線発生位置を決定す
る際に、強度のもっとも高い位置をX線発生位置と決定
したり、強度の重心位置をX線発生位置と決定したりす
るなど、X線源の明るさの情報からX線発生位置を決定
できる。また、多重照射により露光するような場合に
は、被露光物体上(例えばレジスト)への積算露光量を
監視することにも使用できる。
【0019】前記課題を解決するための第7の手段は、
前記第2の手段から第6の手段のいずれかであって、X
線発生位置検出器に、利用しようとしているX線の波
長、又は利用しようとしているX線の波長を含む所定の
波長域を選択することができる光学素子を具備したこと
を特徴とするもの(請求項7)である。
【0020】プラズマから放出されるX線の位置は、正
確にはX線の波長により異なっている。よって、利用し
ようとしているX線の波長、又は利用しようとしている
X線の波長を含む所定の波長域を選択して観測するよう
にすれば、利用しようとしているX線が放出されている
領域の大きさ、位置を正確に求めることができる。
【0021】前記課題を解決するための第8の手段は、
中心に開口を有する一対の導電体を電極とし、一方の導
電体に開口部を外れたX線が照射され、光電効果が起こ
るようにしたことを特徴とするX線発生位置検出器(請
求項8)である。
【0022】本手段を、X線ビーム中に挿入することに
より、中心の開口部からX線を透過させる。X線発生位
置が正常な場合には、X線は開口部を通過し、導電体に
は照射されない。X線発生位置が異常となると、一方の
導電体にX線が照射され、光電効果により光電子が飛び
出す。電極間に電圧をかけておけば、この光電子が他の
電極に引き付けられ、電極間に電流が流れるので、X線
発生位置が異常であることを検出することができる。
【0023】本手段は、前記第2の手段から第7の手段
におけるX線発生位置検出器として使用するのに好適で
あるが、用途はこれに限られず、たとえば放射光施設か
ら放出されるX線を使用するX線照射装置のX線位置検
出器としても使用することができる。
【0024】前記課題を解決するための第9の手段は、
前記第8の手段であって、少なくとも一方の導電体が、
複数に分割されていることを特徴とするもの(請求項
9)である。
【0025】本手段においては、分割された導電体を別
々の電極として使用し、各電極に流れる電流値を検出す
ることにより、X線発生位置がどちらの方向にずれてい
るかを判別することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の1
例であるX線照射装置を利用した、X線投影露光装置を
示す概略図である。図1において、100は真空容器、
101はレンズ、102はレーザー光導入窓、103は
レーザー光、104は標的、105はプラズマ、106
は標的移動用ステージ、107は利用するX線、108
は可視光カットX線透過フィルター、109は照明光学
系、110はマスク、111は結像光学系、112はレ
ジスト、113はX線ピンホールカメラ、114はピン
ホール、115はCCD、116は画像取り込み装置、
117は制御装置、118はステージ駆動装置である。
【0027】真空容器100内は、レーザー光が気中放
電することなく標的上に到達でき、プラズマから輻射さ
れたX線の吸収が十分少なくなる圧力まで、真空ポンプ
(図示せず)により排気されている。レーザー光103
は、レンズ101により、レーザー光導入窓102を通
して標的104上に集光され、プラズマ105を生成す
る。標的104は標的移動用ステージ106上に設置さ
れており、この標的移動用ステージ106により直交す
る3軸方向に移動させることができる。このプラズマ1
05から発生したX線の一部107を可視光カットX線
透過フィルター108(例えばBe膜、X線光学素子の
一例)を透過させた後、照明光学系109によりマスク
110上に照射する。マスク110を透過したX線は、
結像光学系111によりレジスト112上にマスクパタ
ーンの像を形成して露光する。
【0028】X線ピンホールカメラ113が、標的10
4の法線に対してX線光学系の光軸方向と対称な位置に
配置されている。一般に、レーザープラズマX線源のプ
ラズマ形状やX線強度の角度分布は標的の法線に対して
対称であるため、このように配置すると、左右は反転す
るが、プラズマ形状やX線強度分布がX線光学系の光軸
方向から見たものとほぼ同じになる。X線ピンホールカ
メラ113にはφ10μmのピンホール114が用いら
れている。
【0029】プラズマ像の検出には軟X線用のCCD1
15が用いられている。軟X線用のCCDは一般に可視
光、紫外光にも感度を有するが、ピンホール径を10μ
m程度にすると、レーザー光の散乱光やプラズマから放
出される可視光や紫外光は、ピンホールにより回折され
強度が著しく低下するのでCCDには検出されない。
【0030】CCD115の出力画像は、レーザー1シ
ョットごとの画像、又は所定のショット数だけ積算され
た画像が、画像取り込み装置116により読み込まれ、
画像取り込み装置116内のメモリに蓄積される。画像
取り込み装置116は制御装置117(例えばパーソナ
ルコンピュータ)に接続され、画像取り込み装置116
に取り込まれたCCD出力画像は、制御装置117に転
送されるようになっている。
【0031】制御装置117ではCCD画像からX線源
の位置を求める。X線源の位置を求めるには単にCCD
出力画像の中でもっとも明るいピクセルをX線源の位置
としてもよいし、各ピクセルの明るさから、明るさの重
心位置を求めそれをX線源の位置としてもよい。あるい
は、ある閾値以上のピクセル群の中心位置又は重心位置
をX線源の位置としてもよい。
【0032】このようにして決定されたX線源位置が所
定の許容範囲の外側に出たとき、又は許容範囲の外に出
る頻度が所定の値よりも多くなったときに、制御装置1
17から信号を出し、ステージ駆動装置118を介して
標的移動用ステージ106を移動させ、標的移動用ステ
ージ106上に設置されている標的104の位置を変え
てX線源位置が許容範囲内に収まるようにする。
【0033】X線の波長によりX線が放射されている領
域が異なる。一般に、短波長X線は長波長X線が放射さ
れている領域よりも小さな高温領域から放射される。そ
こで、実際に使用している波長のX線源位置をモニター
するために、使用している波長域と同じ、あるいは近い
波長域を透過するフィルターをCCDの前に置くことが
好ましい。例えば、"Water Window"領域のX線(λ=2.
3〜4.4nm)を使用しているのであれば、CCDの前に0.
5μm程度の厚さのチタン膜を置けばよい。0.5μm厚程
度のチタンの透過域は約2.7〜5nmであるので、ほぼ"Wat
er Window"領域のX線を観察していることになる。
【0034】X線縮小露光用として注目されている波長
13nmのX線に対しては、シリコン(Si)をフィルタとし
て用いればよい。Siは、波長12.4nmに吸収端があるの
で、これより長波長のX線に対して透過率が高い。たと
えば、厚さ1μmのSi膜の透過域は約12〜15nmである。
このような波長域を制限するフィルターは、単一の物質
によって構成されていてもよいし、複数の物質から構成
されていてもよい。また、多層膜ミラーを用いて所定の
X線のみを観測するようにしてもよい。
【0035】この実施の形態では軟X線用のCCDを用
いているが、可視光用のCCDを用いることもできる。
この場合には、例えば、X線像を蛍光面付きのマイクロ
チャンネルプレートで検出してX線像から可視光像に変
換した後、可視光用CCDで検出してもよい。
【0036】プラズマからはX線の他に可視光も放出さ
れる。可視光はX線発生領域よりも広い領域から放出さ
れるが、その最も明るい位置はX線発生位置にほぼ一致
する。そこで、プラズマから放出される可視光を用い
て、X線発生位置を求めてもよい。この場合には、拡大
光学系(顕微鏡)を組み、CCDが飽和しないようにフ
ィルターにより光量を十分落とした後、CCDにより検
出するとよい。このように可視光を用いてプラズマ位置
を検出すれば、レンズ光学系を使用できるので大きな拡
大率でプラズマ像を観測でき、プラズマ位置をより正確
に求めることができる。また、可視光用CCDは軟X線
用CCDよりも安価なので、装置の低価格化に好適であ
る。
【0037】プラズマ発生位置の観察は常時行ってもよ
いし、ある特定の期間をおいて間欠的に行ってもよい。
たとえば、プラズマ位置が短時間ではあまり大きくずれ
ないことが予め分かっているときには、標的を交換した
ときに行い、それ以後は、ある一定時間ごと(例えば数
時間ごと)にプラズマ位置を観測すればよい。間欠的に
観測を行うときには、ピンホールカメラの前にシャッタ
ーを置き、観測していないときにはシャッターを閉じる
ようにすれば、LPXから放出される飛散粒子によりピ
ンホールが詰まったり、CCD上に付着したりするのを
低減することができる。また、CCDの軟X線によるダ
メージをも低減することができる。
【0038】図2は、本発明の実施の形態の他の例であ
るX線照射装置を利用した、X線投影露光装置を示す概
略図である。図2において、200は真空容器、201
はレンズ、202はレーザー光導入窓、203はレーザ
ー光、204は標的、205はプラズマ、206は標的
移動用ステージ、207は利用するX線、208は可視
光カットX線透過フィルター、209は照明光学系、2
10はマスク、、211は結像光学系、212はレジス
ト、213はミラーステージ駆動装置、214は制御装
置、215は標的ステージ駆動装置、216はミラー、
217はミラーステージ、218はデジタル・オシロス
コープ、219はGPIBケーブル、A,Bは電極、R
は抵抗、Cはカップリング・コンデンサーである。
【0039】第1の実施の形態と同様に、真空容器20
0内は、レーザー光が気中放電することなく標的上に到
達でき、プラズマから輻射されたX線の吸収が十分少な
くなる圧力まで、真空ポンプ(図示せず)により排気さ
れている。レーザー光203は、ミラーステージ217
上のミラー216で反射された後、レンズ201によ
り、レーザー光導入窓202を通して標的204上に集
光され、プラズマ205を生成する。標的204は標的
移動用ステージ206上に設置されており、このステー
ジ206により直交する3軸方向に移動させることがで
きる。このプラズマ205から発生したX線の一部20
7を可視光カットX線透過フィルター208(例えばB
e膜、X線光学素子の一例)を透過させた後、照明光学
系209によりマスク210上に照射する。レーザープ
ラズマX線源から放出されたX線の一部207は集光光
学系209によりマスク210上に照射される。マスク
210を透過したX線は、結像光学系211によりレジ
スト212上にマスクパターンの像を形成して露光す
る。
【0040】この集光光学系209の集光点近傍(すな
わちマスク近傍)の光軸上に、開口を持った一対の電極
A,Bが配置されている。電極Aは接地され、電極Bに
は抵抗Rを介して正の電圧(例えば100V程度)が印
加されている。電極Bはカップリング・コンデンサーC
を介して電流計測装置に接続されており、電極A−B間
に流れた電流量あるいは電荷量を検出できるようになっ
ている。電流計測装置としてはオシロスコープや電流積
分器などが使用できるが、ここではデジタル・オシロス
コープ218を用いている。
【0041】X線束が電極Aに当たった場合には、電極
Aの表面から光電効果により光電子が放出される。電極
A−B間には電界が印加されているため電極Aから放出
された光電子は電極Bに向け加速され、集められる。す
なわち電極A−B間に電流が流れることになる。X線源
がLPXなどのようにパルスX線源である場合には、電
極A−B間を流れたパルス電流はカップリング・コンデ
ンサーCを通過しデジタル・オシロスコープ218(入
力インピーダンスは50オーム)に流れ込み、デジタル
ストレージ・オシロスコープ218の画面上には電極A
−B間を流れた電流波形が表示される。この電流波形は
GPIBケーブル219を介して、制御装置214に取
り込まれる。
【0042】X線源の位置が所定の場所に有る場合に
は、X線の光束は電極Aの開口部を通過し、電極には当
たらないか、当たっていたとしても極わずかである。し
かし、X線源の位置がずれて、照明光の光軸がずれる
と、X線束が電極Aの開口を外れて電極に当たるように
なる。X線が電極Aに当たると放出される光電子数が増
え、オシロスコープ上に表示される信号強度が大きくな
る。
【0043】LPX運転中に光電子信号強度が増え、所
定の値を超えたときには、X線源の位置がずれたという
ことなので、制御装置214は、光電子信号強度を最小
にするようにミラーステージ駆動装置213を駆動し、
ミラーステージ217を介してミラー216を移動させ
たり角度を変化させたりすることにより、プラズマ20
5の位置を変化させる。又は、標的ステージ駆動装置2
15を駆動して標的移動用ステージ206を移動させ、
ステージ206上に設置されている標的204の位置を
変化させる。
【0044】X線束が当たる電極Aの材料としては光電
子を放出しやすい物質が適している。たとえば、金又は
表面に金をめっきした物質が好ましい。電極A、Bの開
口の形状は円形に限らず、三角形、四角形、線状、円弧
状など任意の形状でよい。
【0045】この実施の形態では、X線束のずれを監視
するのに、光電子信号強度を用いているが、オシロスコ
ープに取り込まれた電流波形の時間積分を行い、電荷量
(光電子数)を指標として用いてもよい。又、この実施
の形態では、電流計測装置としてデジタル・オシロスコ
ープを用いているが、電流積分器を用いてもよい。電流
積分器を用いる場合には、電流積分器の積分期間を、光
電子電流が流れている時間あるいはそれより多少長い時
間にすればよい。このように積分時間を限定すると、暗
電流による電流積分器の飽和やバックグランド強度の増
加を低減できる。
【0046】さらに、この実施の形態では、X線源にパ
ルスX線源を用いているが、放射光のような連続X線源
を用いる場合には、電極A−B間を流れる電流を電流計
により監視し、その電流値を制御装置に取り込むように
すればよい。
【0047】電極を挿入する位置はマスク210近傍に
限らずレジスト212近傍など任意の位置でよい。本実
施の形態ではX線露光装置を例に示したが、X線顕微鏡
やX線分析装置の場合には試料近傍に挿入してもよい。
【0048】又、本実施の形態ではプラズマ発生位置を
変更するのに、レーザーの集光位置及び標的位置を両方
変えられるようにしてあるが、どちらか一方のみ変えら
れるようにしてもよい。
【0049】上記のような電極構造ではX線源の位置が
ずれたことはわかるが、それがどちらの方向にずれたか
はわからない。このため、X線源の位置を補正するのに
時間がかかってしまう。そのような場合には図3に示す
ように、X線を受けない側の電極(電極B)を複数の部
分電極に区切り(図3ではB1,B2,B3,B4の4
個)各部分電極に電流計測装置を取り付け、各電流計測
装置の出力が制御装置に取り込まれるようにすればよ
い。図3は電極A側から見たもので、絶縁体の基板30
1(例えばセラミックス)の上に金属(例えば金)をコ
ートして、電極B1〜B4としている。
【0050】このようにすれば、X線束が電極Aに当た
った面積の一番大きな部分の直上の電極からの電流信号
がもっとも大きくなるため、どちらの方向にX線束がず
れたかが容易に判定できる。この例では電極を4つに分
割しているが、さらに分割数を多くすれば、X線束のず
れた方向がより正確に判定できる。パルスX線源の場合
には、このように電極数が多くなると電流計測装置とし
てオシロスコープを使用するのは困難になるので、電流
積分器を用いた方が好ましい。
【0051】この例ではX線を受けない側(電極B)を
分割していたが、X線を受ける側(電極A)を分割して
もよく、両方の電極を分割してもよい。X線を受ける側
(電極A)を分割した場合には、光軸をそれたX線が当た
っている部分のみに電流が流れるので、X線束がずれた
方向をより正確に知ることができる。
【0052】上述の方式は露光装置の運転を止めること
なく、X線源の位置をモニターし、その位置を補正する
ことが出きるので都合がよい。もし、露光装置の運転を
いったん止めても良いのであれば、電極の位置にCCD
を挿入して、ある一定時間ごとにX線源の位置をモニタ
ーしても良い。
【0053】プラズマ発生位置検出手段が、CCDなど
のようにX線光量測定機能を持っている場合にはレジス
ト上のX線露光量を算出あるいは予測することができる
ので、最適露光量でレジストなどの被露光物体を照射す
ることができる。
【0054】上述の実施の形態においては、標的物質は
移動ステージに取り付けられていた。もし、標的物質の
形態が液滴状や液柱状、又はガス状やクラスター状等
で、標的供給装置とレーザー光の標的照射位置とが離れ
ている場合は、これら、液滴、液柱、ガス、クラスター
を供給する標的供給装置(ノズル)等の位置を変えるこ
とにより、標的位置を変化させればよい。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、X線発生
位置を監視し、その位置を所定の位置に固定することが
できるので、標的材料交換時における標的材料位置変化
に起因するプラズマ位置変動、及び、プラズマ発生位置
近傍から放出される飛散粒子により標的保持部材が変形
し標的位置が変化してしまうなどの経時的影響によるプ
ラズマ位置変動を無くするか、低減することができる。
このため、観察位置や照明位置のずれがなくなり、的確
に試料を観察したり、正確にICパターンを転写できる
ようになる。また、披露光物体上への積算X線露光量を
算出あるいは予測できるので、最適露光量で露光するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例であるX線照射装置
を利用したX線投影露光装置を示す概略図である。
【図2】本発明の実施の形態の他の例であるX線照射装
置を利用したX線投影露光装置を示す概略図である。
【図3】本発明の実施の形態であるX線発生位置検出器
の電極の例を示す図である。
【符号の説明】
100,200…真空容器、101,201…レンズ、
102,202…レーザー光導入窓、103,203…
レーザー光、104,204…標的、105,205…
プラズマ、106,206…標的移動用ステージ、10
7,207…利用するX線、108,208…可視光カ
ットX線透過フィルター、109,209…照明光学
系、110,210…マスク、111,211…結像光
学系、112,212…レジスト、113…X線ピンホ
ールカメラ、114…ピンホール、115…CCD、1
16…画像取り込み装置、117…制御装置、118…
ステージ駆動装置、213…ミラーステージ駆動装置、
214…制御装置、215…標的ステージ駆動装置、2
16…ミラー、217…ミラーステージ、218…デジ
タル・オシロスコープ、219…GPIBケーブル、
A,B…電極、R…抵抗、C…カップリング・コンデン
サー、301…セラミック基板、B1,B2,B3,B
4…電極

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光を真空容器内の標的材料上に
    集光し、当該標的物質をプラズマ化してプラズマから輻
    射されるX線を被照射物体上に照射するX線照射装置で
    あって、使用状態において、X線発生位置が所定の位置
    になるように制御するX線発生位置制御装置を有してな
    ることを特徴とするX線照射装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のX線照射装置であっ
    て、前記X線発生位置制御装置が、X線の発生位置を検
    出するX線発生位置検出器と、前記標的材料の位置を変
    化させる標的材料移動装置又は標的材料供給装置を移動
    させる標的材料供給装置移動装置とを有してなり、前記
    X線発生位置検出器で検出されたX線発生位置が所定の
    目標位置になるように、前記標的材料移動装置又は標的
    材料供給装置移動装置を駆動するものであることを特徴
    とするX線照射装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のX線照射装置であっ
    て、前記X線発生位置制御装置が、X線の発生位置を検
    出するX線発生位置検出器と、前記標的物質上のレーザ
    ー光照射位置を変化させるレーザ照射位置制御装置とを
    有してなり、前記X線発生位置検出器で検出されたX線
    発生位置が所定の目標位置になるように、前記レーザ照
    射位置制御装置を駆動するものであることを特徴とする
    X線照射装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載のX線照射
    装置であって、前記X線発生位置検出器として、X線、
    紫外線又は可視光域に感度を有する2次元検出器を用い
    たことを特徴とするX線照射装置。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4のうちいずれか1
    項に記載のX線照射装置であって、前記X線発生位置検
    出器が前記被照射物体上へ照射されるX線の光路上また
    はその近傍に配置されていることを特徴とするX線照射
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項2から請求項5のうちいずれか1
    項に記載のX線照射装置であって、前記X線発生位置検
    出器がX線光量測定機能を備えていることを特徴とする
    X線照射装置。
  7. 【請求項7】 請求項2から請求項6のうちいずれか1
    項に記載のX線照射装置であって、前記X線発生位置検
    出器に、利用しようとしているX線の波長、又は利用し
    ようとしているX線の波長を含む所定の波長域を選択す
    ることができる光学素子を具備したことを特徴とするX
    線照射装置。
  8. 【請求項8】 中心に開口を有する一対の導電体を電極
    とし、一方の導電体に開口部を外れたX線が照射され、
    光電効果が起こるようにしたことを特徴とするX線発生
    位置検出器。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のX線発生位置検出器で
    あって、少なくとも一方の導電体が、複数に分割されて
    いることを特徴とするX線発生位置検出器。
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