JP2000054352A - 多機能型入口弁 - Google Patents

多機能型入口弁

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JP2000054352A
JP2000054352A JP10224603A JP22460398A JP2000054352A JP 2000054352 A JP2000054352 A JP 2000054352A JP 10224603 A JP10224603 A JP 10224603A JP 22460398 A JP22460398 A JP 22460398A JP 2000054352 A JP2000054352 A JP 2000054352A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流込式水力発電所の水車、ダム式水力発電所
の維持放流水車等の放流設備の機能を代替すると共に、
水車の停止時の水圧管の水撃圧を抑制し得る多機能型入
口弁を提供する。 【解決手段】 円筒状の弁胴10内に、円筒状の弁体2
0を回動軸21を介して回動可能に収容する。弁胴10
に、2つの通水用開口部11、11と2つのバイパス用
開口部12、12と2つの遮水用閉鎖部13、13と
を、それぞれ回動軸21に対して対称に設ける。通水用
開口部11、11には、通水管1、2を接続し、バイパ
ス用開口部12、12には、バイパス管5、6を接続
し、遮水用閉鎖部13、13は閉鎖する。弁体20に
は、回動軸21と垂直な直線状で両端に開口部を有する
連通孔25を、開口部を弁体20の回動により選択的
に、通水用開口部11、11、バイパス用開口部12、
12又は遮水用閉鎖部13、13と対向させるように設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流込式水力発電所
の水車、ダム式水力発電所の維持放流水車等に付属して
設置される多機能型入口弁に関する。
【0002】
【従来の技術】発電用水車の上流側には、入口弁が付属
して設置されており、入口弁は、水車の運転時には、水
車への水の供給(通水)を行い、水車の停止時には、水
車への水の供給を確実に停止(遮水)して、水車の空転
を防止し、水車内部の作業の安全性を確保する等の機能
を果たしている。
【0003】流込式水力発電所では、使用水量の調節、
水撃圧の緩和等のため導水路の末端に上水槽が設置され
ているが、更に、水車の停止時に、河川から引き続き流
入する水を上水槽から下流へ安全に流すため、余水路、
放流弁等の放流設備が入口弁とは別個に設置されている
のが一般的である。また、ダム式水力発電所でも、維持
放流水車の場合、水車の停止時に下流への放流を継続す
るため、入口弁と別個に放流設備が設置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、水車の
停止時のために下流への放流設備を設置すると、設備の
規模が大きくなり、また、信頼性も要求されることか
ら、施工費用が嵩み、設備の簡素化が要望されていた。
また、事故等で水車を停止する場合、水車自体に設けら
れたガイドベーンが閉鎖されるが、ガイドベーンを急激
に閉鎖すると上流の通水管(水圧鉄管)に水撃圧が作用
するため、従来は、ガイドベーンを徐々に閉鎖していた
が、このため、無負荷状態の水車の回転数が非常に高く
なり、苛酷な運転を強いる結果となっていた。
【0005】本発明は、このような問題に鑑み、流込式
水力発電所の水車、ダム式水力発電所の維持放流水車等
の放流設備の機能を代替すると共に、水車の停止時の通
水管の水撃圧を抑制する多機能型入口弁を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、弁体と弁体を回動軸を介して回動可能に収容
した弁胴とを備え、弁胴には、2つの通水用開口部と2
つのバイパス用開口部と2つの遮水用閉鎖部とが、それ
ぞれ回動軸に対して対称に設けられ、弁体には、回動軸
と垂直な直線状で両端に開口部を有する連通孔が、開口
部を弁体の回動により選択的に、通水用開口部、バイパ
ス用開口部又は遮水用閉鎖部と対向させるように設けら
れ、弁体は、開口部が通水用開口部と対向すると、通水
用開口部を連通孔を介して連通させ、開口部がバイパス
用開口部と対向すると、バイパス用開口部を連通孔を介
して連通させ、開口部が遮水用閉鎖部と対向すると、通
水用開口部及びバイパス用開口部を閉鎖する。
【0007】請求項1に記載の発明によれば、弁体の連
通孔の開口部を弁胴の通水用開口部と対向させると、通
水用開口部に接続される通水管等が連通して水車への水
の供給等が行われ、連通孔の開口部をバイパス用開口部
と対向させると、バイパス用開口部に接続されるバイパ
ス管等が連通して水の放流等が行われ、連通孔の開口部
を遮蔽用閉鎖部と対向させると、通水管及びバイパス管
等が遮断されて水車への水の供給及び水の放流等が停止
される。従って、入口弁が通水、遮水機能等と共に放流
機能等を有するため、別個に放流設備等を設置する必要
がなく、設備の規模を縮小し、施工費用を低減すること
ができる。
【0008】また、弁胴の通水用開口部が弁体の回動軸
に対して対称に配置され、弁体の連通孔が直線状に形成
されているので、水車等への通水時の損失水頭を小さく
し、弁体に作用する水圧を低減することができる。ま
た、発電用水車に適用した場合、事故等により水車を停
止させる際に、弁体を比較的遅く回動させて、弁体の連
通孔の開口部を弁胴の通水用開口部からバイパス用開口
部を経由して遮水用閉鎖部に対向させるようにして、バ
イパス放流しながら入口弁をゆっくり完全閉鎖すること
ができ、従って、無負荷状態の水車の回転数の上昇を抑
制するようにガイドベーンを比較的速く閉鎖しても、通
水管等に水撃圧が作用することを防止することができ
る。
【0009】また、請求項2に記載の発明においては、
弁胴の通水用開口部又はバイパス用開口部及び弁体の連
通孔の開口部は、弁体の回動軸の方向に縦長に形成され
ている。請求項2に記載の発明によれば、弁胴の通水用
開口部又はバイパス用開口部及び弁体の連通孔の開口部
の必要な面積を確保しつつ弁胴及び弁体を小型に形成す
ることができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明においては、
弁体の外周面及び弁胴の内周面は、弁体の回動軸の方向
に傾斜したテーパー円筒状に形成され、弁体の外周面又
は弁胴の内周面には、シール部材が装着され、弁体は、
弁体の連通孔の開口部が弁胴の遮水用閉鎖部に対向した
際に弁胴の内周面又は弁体の外周面がシール部材に密着
するように、弁胴に対して回動しつつ軸方向へ移動す
る。請求項3に記載の発明によれば、弁体の連通孔の開
口部を弁胴の遮水用閉鎖部に対向させて遮水する場合
に、弁体と弁胴との隙間から水が漏れることを比較的簡
易で小型な機構により防止し、確実に遮水することがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態に係
る多機能型入口弁を示す斜視図であり、図2は、その縦
断面図、図3は、その機能を示す概略図であって、通水
時(a)、放流時(b)、及び遮水時(c)の横断面図
である。
【0012】本発明の実施の形態に係る多機能型入口弁
は、図1〜3に示すように、弁胴(外周円筒)10、弁
胴10内に回動可能に収容された弁体(内周円筒)20
等からなり、発電用水車(図示せず)の上流側に設置さ
れ、上流側通水管1(水圧鉄管)と下流側通水管2とを
連通して水車へ水を供給する機能、上流側バイパス管5
(分岐管)と下流側バイパス管6(放流管)とを連通し
て水車より下流側へ水を放流する機能、通水管1、2及
びバイパス管5、6を遮断して水車への水の供給及び下
流側への水の放流を停止する機能を、選択的に行うよう
に構成されている。
【0013】図2に示すように、弁胴10は、内周面が
軸方向(後述の回転軸21の方向)に傾斜したテーパー
円筒状に形成されており、図3に示すように、弁胴10
の周壁には、2つの通水用開口部11、11と2つのバ
イパス用開口部12、12と2つの遮水用閉鎖部13、
13とが、それぞれ中心軸(回動軸21)に対して対称
に、周方向に60°間隔で設けられている。なお、弁胴
10の開口部11、11、12、12は、軸方向に縦長
で、必要な面積を確保しつつ周方向の幅が小さく形成さ
れており、従って、弁胴10全体は比較的小径に形成さ
れている。
【0014】そして、弁胴10の通水用開口部11、1
1には、上流側通水管1、下流側通水管2が接続され、
バイパス用開口部12、12には、上流側バイパス管
5、下流側バイパス管6が接続されている。そして、下
流側通水管2は水車の入口側に接続されており、上流側
バイパス管5は、上流側通水管1から分岐しており、下
流側バイパス管6は、水車を迂回して水車の出口側に接
続されている。また、弁胴10の遮水用閉鎖部13、1
3は、閉鎖されている。
【0015】また、弁胴10の内周面には、弁体20よ
り軟質な材料(例えば青銅合金)からなるシール部材1
4、14…が、通水用開口部11、11、バイパス用開
口部12、12、遮水用閉鎖部13、13の周囲をそれ
ぞれ囲むような井桁状の配置で、内周面から突出して固
着されている。
【0016】そして、図2に示すように、弁体20は、
外周面が弁胴10の内周面に対応した軸方向に傾斜した
テーパー円筒状に形成されており、図3に示すように、
弁体20の中央部には、連通孔25が、横向(回動軸2
1に垂直)に直線状に貫通して両端に開口部を形成する
ように設けられている。また、弁体20の連通孔25の
両端の開口部は、弁胴10の開口部11、12に対応し
た大きさで、弁体20の軸方向(回動軸21の方向)に
縦長で、必要な面積を確保しつつ周方向の幅が小さく形
成されており、従って、弁体20全体は比較的小径に形
成されている。また、連通孔25の下流側の開口部に
は、水車への異物の流入を阻止するスクリーン26が装
着されている。
【0017】そして、弁体20は、弁胴10内に収容さ
れ、縦向の回動軸21を介して支持されている。そし
て、弁体20は、サーボモーター等からなるアクチュエ
ーター16、16により、レバー17、17、回動部材
18、ボールネジ等からなるカム22、回動軸21を介
して駆動されて、周方向へ回動しつつ軸方向へも移動
し、弁体20の周方向への回動により、弁体20の連通
孔25の両端の開口部が、弁胴10の通水用開口部1
1、11、バイパス用開口部12、12又は遮水用閉鎖
部13、13と選択的に対向すると共に、弁体20の軸
方向への移動により、連通孔25の両端の開口部が遮水
用閉鎖部13、13と対向した際には、弁体20の外周
面が弁胴10の内周面のシール部材14、14…に密着
するように構成されている。
【0018】このように構成される多機能型入口弁にお
いては、図3(a)に示すように、弁体20の連通孔2
5の両端の開口部が弁胴10の通水用開口部11、11
に対向した状態にすると、弁体20の連通孔25を介し
て弁胴10の通水用開口部11、11が連通し、上流側
通水管1と下流側通水管2とが接続されて、下流側通水
管2に接続された水車への水の供給(通水)が行われ
る。この際、弁体20の連通孔25が直線状であること
によって、入口弁による損失水頭を小さくすることがで
き、また、弁体20に作用する水圧が低減されるため、
入口弁を比較的小型に形成することができる。
【0019】そして、図3(b)に示すように、上述の
状態から弁体20を60°回動させて、弁体20の連通
孔25の両端の開口部が弁胴10のバイパス用開口部1
2、12に対向した状態にすると、弁体20の外周面に
より弁胴10の通水用開口部11、11が閉鎖され、通
水管1、2が遮断されて、水車への水の供給が停止され
ると共に、弁体20の連通孔25を介して弁胴のバイパ
ス用開口部12、12が連通し、上流側バイパス管5と
下流側バイパス管6とが接続されて、水車を迂回して水
車の下流側への水の放流が行われる。従って、入口弁と
別個に放流設備を設置する必要がなく、設備の規模を縮
小し、施工費用を低減することができる。
【0020】また、図3(c)に示すように、上述の状
態から弁体20を更に60°回動させて、弁体20の連
通孔25の両端の開口部が弁胴10の遮水用閉鎖部1
3、13に対向した状態にすると、弁体20の外周面に
より弁胴10の開口部11、11、12、12が閉鎖さ
れ、通水管1、2及びバイパス管5、6が遮断されて、
水車への水の供給及び下流側への水の放流が停止され
る。この際、弁体20の外周面が弁胴10の内周面のシ
ール部材14、14…に密着し、弁体20と弁胴10と
の隙間から水が漏れることが防止されるので、弁胴10
の開口部11、11、12、12が弁体20により確実
に閉鎖され、水車への水の供給及び下流側への水の放流
を確実に停止することができる。
【0021】また、事故等により水車を停止させる際に
は、水車自体のガイドベーンは比較的速く閉鎖すると共
に、入口弁は、弁体20を比較的遅く回動させて、弁体
20の連通孔25の開口部を弁胴10の通水用開口部1
1、11からバイパス用開口部12、12を経由して遮
水用閉鎖部13、13に対向させるようにして、バイパ
ス管5、6を介して水を下流側にバイパス放流しなが
ら、ゆっくり完全閉鎖する。従って、無負荷状態の水車
の回転数の上昇を抑制することができると共に、通水管
1、2等に水撃圧が作用することを防止することができ
る。
【0022】以上、本発明の実施の形態について述べた
が、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではな
い。例えば、上述の実施の形態では、アクチュエーター
16、16により、レバー17、17、回動部材18、
カム22、回動軸21を介して、弁体20を周方向へ回
動しつつ軸方向へも移動させる場合について述べたが、
弁体の駆動手段は、どのようなものでもよく、また、弁
体は、周方向へのみ回動して軸方向へは移動しないよう
に構成してもよい。また、上述の実施の形態では、発電
用水車に適用した場合について述べたが、本発明は、発
電用水車以外にも適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、弁体の連通孔の開口部を弁胴の通水用開口部と
対向させると、通水用開口部に接続される通水管等が連
通して水車への水の供給等が行われ、連通孔の開口部を
バイパス用開口部と対向させると、バイパス用開口部に
接続されるバイパス管等が連通して水の放流等が行わ
れ、連通孔の開口部を遮蔽用閉鎖部と対向させると、通
水管及びバイパス管等が遮断されて水車への水の供給及
び水の放流等が停止される。従って、入口弁が通水、遮
水機能等と共に放流機能等を有するため、別個に放流設
備等を設置する必要がなく、設備の規模を縮小し、施工
費用を低減くすることができる。
【0024】また、弁胴の通水用開口部が弁体の回動軸
に対して対称に配置され、弁体の連通孔が直線状に形成
されているので、水車等への通水時の損失水頭を小さく
し、弁体に作用する水圧を低減することができる。ま
た、発電用水車に適用した場合、事故等により水車を停
止させる際に、弁体を比較的遅く回動させて、弁体の連
通孔の開口部を弁胴の通水用開口部からバイパス用開口
部を経由して遮水用閉鎖部に対向させるようにして、バ
イパス放流しながら入口弁をゆっくり完全閉鎖すること
ができ、従って、無負荷状態の水車の回転数の上昇を抑
制するようにガイドベーンを比較的速く閉鎖しても、通
水管等に水撃圧が作用することを防止することができ
る。
【0025】また、請求項2に記載の発明によれば、弁
胴の通水用開口部又はバイパス用開口部及び弁体の連通
孔の開口部の必要な面積を確保しつつ弁胴及び弁体を小
型に形成することができる。
【0026】また、請求項3に記載の発明によれば、弁
体の連通孔の開口部を弁胴の遮水用閉鎖部に対向させて
遮水する場合に、弁体と弁胴との隙間から水が漏れるこ
とを比較的簡易で小型な機構により防止し、確実に遮水
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る多機能型入口弁を示
す斜視図である。
【図2】図1の多機能型入口弁の縦断面図である。
【図3】図1の多機能型入口弁の機能を示す概略図であ
って、通水時(a)、放流時(b)、及び遮水時(c)
の横断面図である。
【符号の説明】
1 上流側通水管(水圧鉄管) 2 下流側(水車側)通水管 5 上流側バイパス管 6 下流側バイパス管(放流管) 10 弁胴(入口弁) 11 通水用開口部 12 バイパス用開口部 13 遮水用閉鎖部 14 シール部材 16 アクチュエーター 17 レバー 18 回動部材 20 弁体(入口弁) 21 回動軸 22 カム 25 連通孔 26 スクリーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁体と前記弁体を回動軸を介して回動可
    能に収容した弁胴とを備え、前記弁胴には、2つの通水
    用開口部と2つのバイパス用開口部と2つの遮水用閉鎖
    部とが、それぞれ前記回動軸に対して対称に設けられ、
    前記弁体には、前記回動軸と垂直な直線状で両端に開口
    部を有する連通孔が、前記開口部を前記弁体の回動によ
    り選択的に、前記通水用開口部、前記バイパス用開口部
    又は前記遮水用閉鎖部と対向させるように設けられ、前
    記弁体は、前記開口部が前記通水用開口部と対向する
    と、前記通水用開口部を前記連通孔を介して連通させ、
    前記開口部が前記バイパス用開口部と対向すると、前記
    バイパス用開口部を前記連通孔を介して連通させ、前記
    開口部が前記遮水用閉鎖部と対向すると、前記通水用開
    口部及び前記バイパス用開口部を閉鎖することを特徴と
    する多機能型入口弁。
  2. 【請求項2】 弁胴の通水用開口部又はバイパス用開口
    部及び弁体の連通孔の開口部は、前記弁体の回動軸の方
    向に縦長に形成された請求項1に記載の多機能型入口
    弁。
  3. 【請求項3】 弁体の外周面及び弁胴の内周面は、前記
    弁体の回動軸の方向に傾斜したテーパー円筒状に形成さ
    れ、前記弁体の外周面又は前記弁胴の内周面には、シー
    ル部材が装着され、前記弁体は、前記弁体の連通孔の開
    口部が前記弁胴の遮水用閉鎖部に対向した際に前記弁胴
    の内周面又は前記弁体の外周面が前記シール部材に密着
    するように、前記弁胴に対して回動しつつ軸方向へ移動
    することを特徴とする請求項1又は2に記載の多機能型
    入口弁。
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