JP5448954B2 - 回転ヒンジ式取水ゲート - Google Patents

回転ヒンジ式取水ゲート Download PDF

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Description

この発明は、扉体を水平軸回りに回転させて水路を開閉する回転ヒンジ式取水ゲート(ゲート、水門)に関するものである。特に、この発明は、河川の水路の流水の一部を取り出して種々の用途に有効利用する回転ヒンジ式取水ゲート(ゲート、水門)に関するものである。
この種の設備(ゲート)は、従来からある(たとえば、特許文献1)。かかる設備(ゲート)は、扉体を越流した流水の一部を取水板の取水スクリーンで濾過して利用するものである。
ところが、従来の設備(ゲート)は、水を貯水する機能しか有していないため、別途取水設備を設ける必要がある。
特開2005−120802号公報
この発明が解決しようとする課題は、従来の設備(ゲート)では別途取水設備を設ける必要があるということにある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、水路を開閉する扉体と、扉体を回転可能に支持する支持装置と、扉体を開閉(回転)させる開閉装置と、扉体から支持装置までの間に設けられていて水路の上流側の水の一部を通す第1導水管と、第1導水管と連通していて第1導水管中の水を通す中空状のトルクチューブと兼用の第2導水管と、を備えることを特徴とする。
この発明(請求項2にかかる発明)は、第1導水管には取水口が設けられていて、取水口が扉体に水路の上流側に向けられて設けられていて、取水口には止水部材が着脱可能に取り付けられる、ことを特徴とする。
この発明(請求項3にかかる発明)は、取水口には第1導水管への流水中の物が進入するのを防止するスクリーンが設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項1にかかる発明)の回転ヒンジ式取水ゲート(以下、単に「ゲート」と称する)は、前記の発明が解決しようとする課題により、水路の上流側の水の一部が第1導水管および第2導水管を通るので、第2導水管に第3導水管を接続すると、別途取水設備を設けずに、水路の水の一部を利用することができる。
特に、この発明(請求項1にかかる発明)のゲートは、第2導水管により、第1導水管中の流水を、支持装置を経由して水路内から水路外に容易に取り出して利用することができる。すなわち、この発明(請求項1にかかる発明)のゲートは、支持装置の中空状の支持軸を第2導水管として使用することにより、別個の部材を使用せずに、水路の水の一部を支持装置を経由して水路内から水路外に容易に取り出して利用することができる。
取水した水は、水路の下流側に放流されたり、あるいは、発電、水道、工業用水、農業用水、噴水用水、せせらぎ川などの公園用水などに利用されたりする。なお、この使用目的によりこの発明が限定されるものではない。
また、この発明(請求項1にかかる発明)のゲートは、水路の水の一部を通す第1導水管が扉体から支持装置の第2導水管までの間に設けられているので、扉体の開閉(回転)による河川の水の流量調整の他に、第1導水管および第2導水管を通る水も利用して流量調整を行うことができる。これにより、水の流量調整(流量制御)の幅が広くなる。
この発明(請求項2にかかる発明)のゲートは、第1導水管の取水口を扉体に水路の上流側に向けて設けているので、扉体に止水部材(止水板、止水蓋、止水フランジ、閉止フランジ)を着脱可能に取り付けて取水口を塞ぐことができる。これにより、第1導水管および支持装置の中空状の支持軸である第2導水管のメンテナンスを行うことができ、第1流水路および第2導水管の耐久性を向上させることができる。
また、この発明(請求項3にかかる発明)のゲートは、第1導水管および第2導水管(支持装置の中空状の支持軸)への流水中の物が進入するのを防止するスクリーンを取水口に設けているので、スクリーンにより流水中の物が第1導水管および第2導水管に進入するのを防止することができ、その分、第1導水管および第2導水管の耐久性を向上させることができる。
図1は、この発明にかかるゲートの実施例1を示す横断面(水平断面)説明図であって、ゲート(扉体)が起立している状態を示す図3におけるI−I線断面説明図である。 図2は、同じく、ゲート(扉体)が起立している状態を示す図1におけるII−II線断面説明図である。 図3は、同じく、ゲート(扉体)が起立している状態を示す図1におけるIII−III線断面説明図である。 図4は、この発明にかかるゲートの実施例2を示す縦断面(垂直断面)説明図であって、ゲート(扉体)が起立している状態を示す図1に対応する縦断面説明図である。 図5は、この発明にかかるゲートの実施例3を示す一部斜視説明図である。 図6は、この発明にかかるゲートの実施例4を示す一部斜視説明図である。
以下、この発明にかかるゲートの実施例のうちの4例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1〜図3は、この発明にかかるゲートの実施例1を示す。以下、この実施例1におけるゲートの構成について説明する。なお、実施例1は、河川より取水した水を水力発電に利用したものである。
図において、符号「1」は水路である。前記水路1は、左右両側の側壁2と、底壁3と、から構成されていて、断面凹形状をなす。前記水路1中には、水4が図中の実線矢印方向に流れている。なお、図5において、符号「5」は、ゲートにより堰き止められている水の表面(水面)を示す。
図において、符号「6」は、実施例1におけるゲートであって、起伏ゲート(トルクチューブ式起伏ゲート)である。前記起伏ゲート6は、回転ヒンジ式のゲートの1つの形式である。前記起伏ゲート6は、扉体(ゲート)7と、支持装置8と、開閉装置9と、2本の第1導水管10と、1本の第2導水管11と、1本の第3導水管12と、を備えるものである。
前記扉体7は、回転して前記水路1を開閉するものである。前記扉体7は、前記水路1を横断方向において遮断するスキンプレート13を備えている。前記スキンプレート13は、平板をなす。前記スキンプレート13には、主桁、補助桁、端縦桁、その他の構成部品などが設けられている。前記スキンプレート13の基端(前記起伏ゲート6(前記扉体7)が起立状態のとき下端となる端)には、トルクチューブ(トルク軸、支軸)11が設けられている。前記トルクチューブ11は、中空状をなし、前記第2導水管11と兼用するものである。
前記支持装置8は、前記扉体7を水平軸(前記水路1を横断する方向の水平軸)14回りに回転可能に支持するものである。前記支持装置8は、支持軸すなわち前記第2導水管11と兼用の前記トルクチューブ11と、前記第2導水管11と兼用の前記トルクチューブ11の両端を前記水平軸14回りに回転可能に支持する軸受と、から構成されている。前記支持装置8の支持軸は、前記第2導水管11と兼用の前記トルクチューブ11であるから、中空状である。前記水平軸14は、この例では、前記第2導水管11と兼用の前記トルクチューブ11の中心軸線である。前記支持装置8の軸受は、前記水路1の左右両側の前記側壁2の外側の機械室などの操作室15内に設けられている。
前記開閉装置9は、前記扉体7を前記水平軸14回りに回転させるものである。前記開閉装置9は、油圧シリンダから構成されている。前記開閉装置9は、油圧シリンダのピストンロッドをトルクアームやピンなどを介して前記第2導水管11と兼用の前記トルクチューブ11の一端に連結されている。前記開閉装置9は、前記2つの操作室15のうちの1つの前記操作室15内に制御装置16と共に設けられている。前記制御装置16内には、図示されていない制御盤、制御装置、インバーター、ダミーロード、バッテリーなどが設けられている。なお、前記開閉装置9としては、前記の油圧シリンダのほかに、たとえば、油圧モータやその他の駆動装置であっても良い。
前記2本の第1導水管10は、配管からなる。前記2本の第1導水管10は、前記扉体7の背面側すなわち下流側(前記水路1において、水4が前記扉体7により堰き止められる側と反対側、すなわち、水4が前記扉体7により堰き止められていない側)に縦方向(垂直方向)に設けられている。前記2本の第1導水管10の一端には、取水口17が設けられている。前記2本の第1導水管10の他端は、前記支持装置8の支持軸である前記トルクチューブ11と兼用の前記第2導水管11に連通するように接続されている。この結果、前記2本の第1導水管10は、前記扉体7から前記支持装置8までの間に設けられることとなる。
前記2本の発電用導水管10の前記取水口17は、前記扉体7の前記スキンプレート13の中央に前記水路1の上流側(前記水路1において、水4が前記扉体7により堰き止められる側)に向けられて設けられている。前記2本の第1導水管10は、前記水路1の上流側の水4の一部を前記取水口17から取り入れて前記第2導水管11に流すものである(図中の実線矢印を参照)。前記2本の発電用導水管10の前記取水口17には、前記2本の第1導水管10および前記第2導水管11への流水中の物が進入するのを防止するスクリーン19がそれぞれ設けられている。
前記第2導水管11の一端には、前記第3導水管12の一端が連通するように着脱可能に接続されている。前記第3導水管12の他端に第4導水管18(図1中の二点鎖線)の一端を連通するように接続する。これにより、前記第1導水管10および前記第2導水管11および前記第3導水管12中を流通する水4を、前記水路1の下流側に放流したり、あるいは、水道、工業用水、農業用水、噴水用水、せせらぎ川などの公園用水などに利用したりすることができる。
前記第3導水管12の途中には、仕切り弁21と水力発電機20とがそれぞれ設けられている。前記水力発電機20は、横軸プロペラ水車式水力発電機である。前記水力発電機20は、前記第3導水管12内を横方向に流れる水4が通過することにより発電するものである。前記水力発電機20は、前記開閉装置9および前記制御装置16が設けられている前記操作室15(水4がない操作室)内に配置されている。
前記水力発電機20には、送電線22が接続されている。前記送電線22は、前記水力発電機20から前記制御装置16に接続されていて、さらに、前記制御装置16から外部にと配線されている。
前記水路1の前記側壁2および前記底壁3と前記扉体7との間、前記水路1の前記側壁2と前記トルクチューブ11兼用の中空状の前記第2導水管11との間、その他水密性が必要な箇所などには、水密ゴムなどの水密部材(図示せず)が設けられている。
この実施例1におけるゲートは、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
図3の実線に示すように、起伏ゲート6の扉体7が起立状態にあるときには、水路1中の水4は、扉体7により堰き止められている。このとき、扉体7に堰き止められている水4の一部は、扉体7の2個の取水口17から2本の第1導水管10中にそれぞれ取り入れられる。その水4は、2本の第1導水管10、および、トルクチューブ11と兼用の第2導水管11、および、第3導水管12、および、仕切り弁21、および、水力発電機20、および、第4導水管18(以下、単に「導水管など10、11、12、21、20、18」と称する)中を流れ、水路1の下流側に放流されたり、あるいは、水道、工業用水、農業用水、噴水用水、せせらぎ川などの公園用水などに利用されたりする。
水4が水力発電機20内部を通過する際に、水力発電機20のプロペラを回転させ、これにより、水力発電機20が発電する。水力発電機20で発生した電力(電気)は、送電線22により制御装置16の電気設備、もしくは、制御装置16の電気設備およびその他の電気設備に送られ、制御装置16の電気設備の電源の全部、もしくは、制御装置16の電気設備の電源の一部およびその他の電気設備の電源として利用される。
開閉装置9を駆動させると、起伏ゲート6の第2導水管11と兼用のトルクチューブ11が回転して、図3の実線に示す起立状態にある起伏ゲート6の扉体7が、図5の点線に示すように、倒伏して倒伏状態となる。すると、河川の水4が水門1の上流側から水門1の下流側に放流される。このように、起伏ゲート6において、河川の水4の流量を調整することができ、また、洪水を防止することができる。このとき、河川の水4の一部が起伏ゲート6の取水口17に取り込まれて導水管など10、11、12、21、20、18を通って水路1の下流側に放流されたり、あるいは、水道、工業用水、農業用水、噴水用水、せせらぎ川などの公園用水などに利用されたりする。このために、起伏ゲート6の扉体7の倒伏による水4の流量調整に対して、導水管など10、11、12、21、20、18を通る水4の流量調整を行うことができるので、水4の流量調整(流量制御)の幅が広くなる。これにより、河川の水4の流量調整を細やかに精度良く行うことができる。なお、扉体7が倒伏状態であっても、水4が取水口17に取り込まれれば、水力発電機20による発電作用や用水利用は行われる。
仕切り弁21を操作すると、導水管など10、11、12、21、20、18中の水4の流れが水力発電機20の上流側の仕切り弁21で止まる。これにより、水力発電機20を第3導水管12から取り外して、水力発電機20のメンテナンスを行うことができる。なお、水力発電機20のメンテナンスは、水力発電機20を第3導水管12から取り外さずに行うこともできる。
また、図2中の二点鎖線に示すように、起伏ゲート6の扉体7のスキンプレート13に止水部材(止水板、止水蓋、止水フランジ、閉止フランジ)23を着脱可能に取り付ける。すると、取水口17が塞がれて、水4の導水管など10、11、12、21、20、18中への流れが止められる。これにより、導水管など10、11、12、21、20、18のメンテナンスを行うことができる。
この実施例1におけるゲートは、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施例1におけるゲートは、水路1の上流側の水4の一部が第1導水管10および第2導水管11を通るので、第2導水管11に第3導水管12を接続すると、別途取水設備を設けずに、水路1の水4の一部を利用することができる。
特に、この実施例1におけるゲートは、第2導水管11により、第1導水管1中の流水4を、支持装置8を経由して水路1内から水路1外に効率良く取り出して利用することができる。すなわち、この実施例1におけるゲートは、支持装置8の中空状の支持軸をトルクチューブ11と兼用の第2導水管11として使用することにより、別個の部材を使用せずに、水路1の水4の一部を支持装置8を経由して水路1内から水路1外に容易に取り出して利用することができる。
また、この実施例1におけるゲートは、水路1の水4の一部を通す第1導水管10が扉体7から支持装置8の中空状の支持軸としてのトルクチューブ11と兼用の第2導水管11までの間に設けられているので、扉体7の回転による河川の水4の流量調整に対して、第1導水管10および第2導水管11を通る水の流量調整を行うことができる。これにより、水の流量調整(流量制御)の幅が広くなる。
この実施例1におけるゲートは、第1導水管10の取水口17を扉体7に水路1の上流側に向けて設けているので、扉体7に止水部材(止水板、止水蓋、止水フランジ、閉止フランジ)23を着脱可能に取り付けて取水口17を塞ぐことができる。これにより、第1導水管10および支持装置8の中空状の支持軸であるトルクチューブ11と兼用の第2導水管11のメンテナンスを行うことができ、第1流水路10および第2導水管11の耐久性を向上させることができる。
また、この実施例1におけるゲートは、第1導水管10および第2導水管11(支持装置の中空状の支持軸であるトルクチューブ11と兼用)への流水中の物が進入するのを防止するスクリーン19を取水口17に設けているので、スクリーン17により流水中の物が第1導水管10および第2導水管11に進入するのを防止することができ、その分、第1導水管10および第2導水管11の耐久性を向上させることができる。
図4は、この発明にかかるゲートの実施例2を示す。以下、この実施例2におけるゲートについて説明する。図中、図1〜図3と同符号は、同一のものを示す。
この実施例2におけるゲートは、第3導水管12から水力発電機20を取り外して仕切り弁21を第3導水管12に設けたままとするものである。その他の構成は、前記の実施例1におけるゲートと同様である。
この実施例2におけるゲートは、以上のごとき構成からなるので、前記の実施例1におけるゲートとほぼ同様の作用効果を達成することができる。特に、この実施例2におけるゲートは、水力発電機20を取り外したので、発電機能がないが、構造が簡単となり、しかも、水路1の水4を、水道、工業用水、農業用水、噴水用水、せせらぎ川などの公園用水などに利用することができる。なお、第3導水管12から仕切り弁21を取り外しても良い。
図5は、この発明にかかるゲートの実施例3を示す。以下、この実施例3におけるゲートについて説明する。図中、図1〜図4と同符号は、同一のものを示す。
この実施例3におけるゲートは、ライジングセクタゲート24である。ライジングセクタゲート24は、断面扇形状をなす中空状の扉体25を円形の端部円盤26および支持装置(図示せず)および開閉装置(図示せず)を介して水平軸14回りに回転可能に支持するものである。支持装置の支持軸を中空状の第2導水管11と兼用とする。その他の構成は、前記の実施例1、2におけるゲートと同様である。ライジングセクタゲート24は、扉体25が図5に示す状態にあるときには水路1を閉じていて、扉体25を図5中の実線矢印方向に回転させることにより、水路1を開くものである。
この実施例3におけるゲートは、以上のごとき構成からなるので、前記の実施例1、2におけるゲートとほぼ同様の作用効果を達成することができる。
図6は、この発明にかかるゲートの実施例4を示す。以下、この実施例4におけるゲートについて説明する。図中、図1〜図5と同符号は、同一のものを示す。
この実施例4におけるゲートは、ドラムゲート27である。ドラムゲート27は、ドラム形状をなす扉体28を支持装置(図示せず)および開閉装置(図示せず)を介して水平軸14回りに回転可能に支持するものである。支持装置の支持軸を中空状の第2導水管11と兼用とする。その他の構成は、前記の実施例1〜3におけるゲートと同様である。ドラムゲート27は、扉体28が図6に示す状態にあるときには水路1を閉じていて、扉体28を図6中の実線矢印方向に回転させることにより、水路1を開くものである。
この実施例4におけるゲートは、以上のごとき構成からなるので、前記の実施例1〜3におけるゲートとほぼ同様の作用効果を達成することができる。
なお、この発明にかかるゲートは、河川に使用される回転ヒンジ式のゲート(水門)であって、特に、回転ヒンジ式ゲートのうち、支持装置8の支持軸が水平軸であって、扉体を水平軸回り回転させるゲートである。
また、前記の実施例においては、取水口17にスクリーン19を設けるものである。ところが、この発明においては、取水口17にスクリーン19を設けなくても良い。
1 水路
2 側壁
3 底壁
4 水
5 水の表面(水面)
6 起伏ゲート
7 扉体
8 支持装置
9 開閉装置
10 第1導水管
11 第2導水管(トルクチューブ)
12 第3導水管)
13 スキンプレート
14 水平軸
15 操作室
16 制御装置
17 取水口
18 第4導水管
19 スクリーン
20 水力発電機
21 仕切り弁
22 送電線
23 止水部材(止水板、止水蓋、止水フランジ、閉止フランジ)
24 ライジングセクタゲート
25 扉体
26 端部円盤
27 ドラムゲート
28 扉体

Claims (3)

  1. 扉体を水平軸回りに回転させて水路を開閉する回転ヒンジ式のゲートにおいて、
    水平軸回りに回転して水路を開閉する扉体と、
    前記扉体を水平軸回りに回転可能に支持する支持装置と、
    前記扉体を水平軸回りに回転させる開閉装置と、
    前記扉体から前記支持装置までの間に設けられていて、水路の上流側の水の一部を通す第1導水管と、
    前記支持装置に設けられていて、かつ、前記第1導水管と連通していて、前記第1導水管中の水を通す第2導水管と、
    を備えることを特徴とする回転ヒンジ式取水ゲート。
  2. 前記第1導水管には、取水口が設けられていて、
    前記取水口は、前記扉体に前記水路の上流側に向けられて設けられていて、
    前記取水口には、止水部材が着脱可能に取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転ヒンジ式取水ゲート。
  3. 前記取水口には、前記第1導水管への流水中の物が進入するのを防止するスクリーンが設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の回転ヒンジ式取水ゲート。
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