JP2000053239A - 物品移動装置 - Google Patents

物品移動装置

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JP2000053239A
JP2000053239A JP10224287A JP22428798A JP2000053239A JP 2000053239 A JP2000053239 A JP 2000053239A JP 10224287 A JP10224287 A JP 10224287A JP 22428798 A JP22428798 A JP 22428798A JP 2000053239 A JP2000053239 A JP 2000053239A
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Japan
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pusher
cam
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cam groove
convex portion
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JP10224287A
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Inventor
Takeo Sugimoto
建男 杉本
Kazuhiko Ozaki
和彦 尾崎
Tatsuya Nakamura
達也 中村
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OM Ltd
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OM Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品移動処理を高速化すること。 【解決手段】 物品(8) の搬送域(100) の側方にて物品
(8) と略同一速度で搬送方向に走行するプッシャー(2)
があり、このプッシャー(2) は、物品(8) との対向端部
が搬送域(100) 外にある退避位置と搬送域(100) 内に進
出した進出位置との間にてコンベア(1) の幅方向に進退
移動自在に支持されている。プッシャー(2) の上方に設
けられたカム部材(4) には、プッシャー(2) の凸部(21)
と嵌合してプッシャー(2) を退避位置に維持する第1カ
ム溝(41)と、第1カム溝から分岐し且つ凸部(21)と嵌合
してプッシャー(2) を進出位置に進出させる第2カム溝
(42a)(42b)と、が備えられている。所定の信号入力に応
答して前記分岐部での凸部(21)の移動方向を第1カム溝
(41)から第2カム溝(42a)(42b)に切り換える切換器があ
り、この切換器は、プッシャー(2) を進出位置側に付勢
する為の圧力空気をプッシャー(2) に吹き付ける空気噴
出器(6) である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物品移動装置、
特に、コンベア上を搬送されてくる物品を所定条件時に
コンベアの幅方向に移動させる物品移動装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の物品移動装置の要部平面
図であり、図9は、図8の物品移動装置のIXーIX断
面図である。この従来の物品移動装置は、図8に示すよ
うに、物品(8) を搬送するベルト式のコンベア(9a)と、
このコンベア(9a)上の物品(8) の搬送域(900) の側方に
て物品(8) と略同一速度で前記搬送方向に走行する複数
のプッシャー(9b)と、を具備する構成となっている。
【0003】プッシャー(9b)は、これの走行の為の移送
機構(91)に取り付けられた支持体(92)によって、物品
(8) との対向端部が搬送域(900) 外にある退避位置と搬
送域(900) 内に進出した進出位置との間にてコンベア(9
a)の幅方向に進退移動自在に支持されている。又、この
プッシャー(9b)には、その主体部から上方に突出する凸
部(93)が備えられている。
【0004】そして、プッシャー(9b)の上方には、上記
搬送方向に延びるカム部材(9c)が設けられており、この
カム部材(9c)には、プッシャー(9b)の凸部(93)と嵌合し
てプッシャー(9b)を退避位置に維持する為の第1カム溝
(96)と、第1カム溝(96)から分岐し且つ凸部(93)と嵌合
してプッシャー(9b)を進出位置に進出させた後に退避位
置に後退させる為の第2カム溝(97)と、が備えられてい
る。
【0005】又、前記した分岐部(90)の上方には、図9
に示すように、分岐部(90)での凸部(93)の移動方向を第
1カム溝(96)から第2カム溝(97)に切り換える切換器(9
d)が設けられている。この切換器(9d)には、下方に進出
する出力軸を有するエアーシリンダー(99)と、出力軸の
先端に装着された鉛直板よりなる切換ガイド(98)と、が
備えられている。
【0006】このものでは、コンベア(9a)により物品
(8) が搬送されると、上記したように、これと同期して
プッシャー(9b)が上記搬送方向に走行し、又、このプッ
シャー(9b)は、第1カム溝(96)による凸部(93)の移動経
路の規制により退避位置に維持される。そして、コンベ
ア(9a)上の所定の物品(8) に対して幅方向に対応するプ
ッシャー(9b)の凸部(93)が分岐部(90)に達したときに、
切換器(9d)に所定信号が入力されると、エアーシリンダ
ー(99)が駆動されて切換ガイド(98)が分岐部(90)に挿入
される。すると、この切換ガイド(98)によって、凸部(9
3)の移動方向が第1カム溝(96)から第2カム溝(97)に切
り換えられる。
【0007】この後、凸部(93)が第2カム溝(97)で案内
されて、図8に示すように、プッシャー(9b)が進出位置
まで進出する。これによって、物品(8) が搬送域(900)
内を幅方向に移動したものとなる。更にこの後、凸部(9
3)が第2カム溝(97)で案内されて、プッシャー(9b)が上
記退避位置まで後退する。
【0008】以上のような進出動作を繰り返すと、例え
ば、図8に示すように、搬送域(900) のプッシャー(9b)
側で1列に搬送されてくる物品(8) 群を、プッシャー(9
b)側とその反対側とに2列に振り分けることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
ものでは、分岐部(90)に挿入された切換ガイド(98)に接
触して凸部(93)が切換移動するから、この切換時には、
凸部(93)は、切換ガイド(98)から抵抗を受ける。従っ
て、凸部(93)の移動速度、即ち、プッシャー(9b)の走行
速度及び物品(8) の搬送速度を大きくできない。つま
り、この物品移動装置の物品移動処理を高速化できな
い。
【0010】本発明は、物品移動処理を高速化すること
を課題とする。 [1項]
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に講じた本発明の解決手段は、『物品を幅方向に移動可
能に支持して搬送するコンベアと、前記物品の搬送域の
側方にて前記物品と略同一速度で前記搬送方向に走行す
るプッシャーと、を具備し、前記プッシャーは、前記物
品との対向端部が前記搬送域外にある退避位置と前記搬
送域内に進出した進出位置との間にて前記コンベアの幅
方向に進退移動自在に支持され、前記プッシャーの上方
には、前記搬送方向に延びるカム部材が設けられ、前記
カム部材には、前記プッシャーの一部と嵌合して前記プ
ッシャーを前記退避位置に維持する為の第1カム部と、
前記第1カム部から分岐し且つ前記一部と嵌合して前記
プッシャーを前記進出位置に進出させた後に前記退避位
置に後退させる為の第2カム部と、が備えられ、所定の
信号入力に応答して前記分岐部での前記一部の移動方向
を前記第1カム部から前記第2カム部に切り換える切換
器を具備する物品移動装置において、前記切換器は、前
記プッシャーを前記進出位置方向に付勢する為の圧力空
気を前記プッシャーに吹き付ける空気噴出器であること
を特徴とする』ものである。
【0012】このものでは、コンベアで物品を搬送する
とき、この物品と略同一速度でプッシャーが搬送方向に
走行すると共に、このプッシャーの一部が第1カム部と
嵌合してプッシャーが退避位置に維持される。そして、
前記一部が分岐部に達したときに、切換器としての空気
噴出器に信号が入力されると、この空気噴出器からプッ
シャーに圧力空気が吹き付けられてプッシャーが進出位
置方向に付勢される。これによって、プッシャーが進出
位置方向に押されて、前記一部の移動方向が第1カム部
から第2カム部に切り換えられる。従って、この後、前
記一部が第2カム部により案内されてプッシャーが上記
進出位置まで進出し、更にこの後、前記一部が第2カム
部により案内されてプッシャーが上記退避位置まで後退
する。
【0013】従って、コンベア上の所定の物品に対して
このプッシャーが幅方向に対応している場合、プッシャ
ーの進出動作によって、前記物品が搬送域内でプッシャ
ーの反対側に移動したものとなる。尚、上記した第1カ
ム部及び第2カム部をカム溝として、これらにプッシャ
ーの凸部が嵌合する構成としても、第1カム部及び第2
カム部を凸条として、これらにプッシャーの溝部が嵌合
する構成としてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明では、前記したように、上記分岐
部に達したプッシャーの一部を第1カム部から第2カム
部に切り換る為に、プッシャーを空気で押す構成となっ
ているから、従来のように前記一部に接触して抵抗を受
けるような部分がない。従って、プッシャーの走行速度
及び物品の搬送速度を大きくでき、この物品移動装置の
物品移動処理を高速化できる。
【0015】[2項]上記1項に於いて、『前記プッシ
ャーの前記空気吹付け部分を包囲する筒体を具備する』
ものでは、空気噴出器からの空気が前記筒体内に吹き込
まれるから、この空気が効率よくプッシャーを押すもの
となる。従って、上記切換の為の移動が高速化され、こ
の点でも、プッシャーの走行速度及び物品の搬送速度を
大きくできる。
【0016】[3項]上記2項に於いて、『前記筒体
は、前記走行の為の移送機構に取り付けられると共に、
前記プッシャーを前記進退移動自在に保持する構成であ
り、前記一部は、前記プッシャーの主体部から前記筒体
を貫通して上方に突出する凸部であり、前記第1カム部
は、前記凸部が嵌入される第1カム溝であり、前記第2
カム部は、前記凸部が嵌入される第2カム溝であり、前
記筒体に於ける前記凸部の貫通部は、前記プッシャーが
前記退避位置から前記進出位置までの範囲で往復移動自
在となる構成とした』ものでは、上記移送機構に取り付
けられた上記筒体によってプッシャーが上記進退移動自
在に保持されており、このプッシャーの主体部から筒体
を貫通して上方に上記一部としての凸部が突出してい
る。そして、筒体に於ける凸部の貫通部は、プッシャー
が退避位置から進出位置までの範囲で往復移動自在とな
る構成となっている。
【0017】従って、空気噴出器からの空気が筒体内に
吹き込まれると、プッシャー全体が進出位置側に僅かに
移動して、凸部が第1カム溝から第2カム溝に切り換え
られる。この後、筒体に於ける凸部の貫通部が前記した
構成であることから、第2カム溝による凸部の案内によ
って、プッシャーが進出位置まで進出し、更にこの後、
退避位置まで後退する。
【0018】このものでは、移送機構に取り付けられた
筒体によりプッシャーが保持されているから、プッシャ
ーを進退移動自在に支持する為の構成が簡素化される。
尚、前記した貫通部としては、例えば、筒体の軸方向に
延びる長孔を採用できる。 [4項]上記2項に於いて、『前記プッシャーは、前記
走行の為の移送機構に取り付けられた支持体によって前
記進退移動自在に支持された本体部と、前記本体部の上
面に設けられた前記筒体と、前記筒体に前記幅方向移動
自在に収容された可動体と、を備え、前記一部は、前記
可動体から前記筒体を貫通して上方に突出する凸部であ
り、前記第1カム部は、前記凸部が嵌入される第1カム
溝であり、前記第2カム部は、前記凸部が嵌入される第
2カム溝であり、前記筒体に於ける前記凸部の貫通部
は、前記筒体に対する前記可動体の前記進出位置側への
相対移動により前記分岐部で前記凸部が前記第1カム溝
から前記第2カム溝に移動し且つ前記プッシャーの進出
開始時及び後退開始時に前記凸部に係合する構成とし、
前記空気噴出器は、前記可動体に対して圧力空気を吹き
付ける』ものでは、上記移送機構に取り付けられた支持
体によってプッシャーの本体部が上記進退移動自在に支
持されており、この本体部の上面に設けられた筒体に可
動体が幅方向移動自在に収容されている。又、この可動
体から筒体を貫通して上方に凸部が突出しており、筒体
に於ける凸部の貫通部は、筒体に対する可動体の進出位
置側への相対移動により分岐部で凸部が第1カム溝から
前記第2カム溝に移動する構成となっている。
【0019】従って、空気噴出器からの空気が筒体内に
吹き込まれると、筒体内で可動体が進出位置側に僅かに
相対移動して分岐部内で凸部の移動方向が第1カム溝か
ら第2カム溝に切り換えられる。そして、移送機構に取
り付けられた支持体により本体部が進退移動自在に支持
されており、上記した貫通部は、前記プッシャーの進出
開始時及び後退開始時に前記凸部に係合する構成である
から、前記切換後に、第2カム溝により凸部が案内され
ると、前記係合状態でプッシャー全体が進出位置まで進
出し、更にこの後、前記係合状態でプッシャー全体が退
避位置まで後退する。
【0020】このものでは、空気噴出器からの空気で押
される可動体が本体部とは別に移動する構成であるか
ら、振り分けるべき物品や本体部の重量が大きい場合で
も、凸部の切換移動がスムーズとなる。尚、前記した貫
通部としては、例えば、筒体の軸方向に延びる長孔を採
用できる。
【0021】[5項]上記1項〜4項の何れかに於い
て、『前記空気噴出器は、前記プッシャーに対して圧力
空気を噴出するノズル部と、前記分岐部に前記凸部があ
る状態で前記プッシャーの走行速度と略同一速度で前記
搬送方向に前記ノズル部を移動させる前記ノズル部用の
支持機構と、を備える』ものが好ましい。
【0022】このものでは、プッシャーに対して圧力空
気を噴出するノズル部は、これの支持機構によって、分
岐部に凸部がある状態でプッシャーの走行速度と略同一
速度で搬送方向に移動するから、ノズル部が一定位置に
支持されるものに比べて、前記状態のプッシャーに対す
るノズル部からの空気吹付け時間が長くなる。従って、
凸部の切換動作が確実となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図面に基づいて説明する。図1は、本願発明の実施の形
態に於ける物品移動装置の正面図であり、図2は、図1
の物品移動装置の平面図であり、図3は、図2の物品移
動装置のIIIーIII断面図であり、図4は、図2の
物品移動装置の凸部(21)の切換動作を示す要部平面図で
ある。
【0024】この物品移動装置は、図1及び図2に示す
ように、物品(8) を搬送するコンベア(1) と、このコン
ベア(1) 上の物品(8) の搬送域(100) の側方にて前記搬
送方向に連続的に並設された複数のプッシャー(2) 及び
筒体(3) と、これらプッシャー(2) 及び筒体(3) を前記
搬送方向(以下、単に「搬送方向」と称する)に走行さ
せる為の移送機構(5) と、を具備する構成となってい
る。
【0025】[各部の構成について] *コンベア(1) * 上記したコンベア(1) は、図1及び図2に示すように、
ベルト式であり、これによって、その幅方向(以下、単
に「幅方向」と称する)に物品(8) を移動可能に支持し
たものとなっている。
【0026】*プッシャー(2) 、筒体(3) 及び移送機構
(5) * 上記したプッシャー(2) は、図2及び図3に示すよう
に、コンベア(1) の幅方向に延びる矩形断面の棒体であ
り、このプッシャー(2) は、上記した移送機構(5) に取
り付けられた矩形断面の筒体(3) により幅方向にスライ
ド自在に保持されている。これによって、プッシャー
(2) は、物品(8) との対向端部が搬送域(100) 外にある
退避位置と搬送域(100) 内に進出した進出位置との間で
進退移動自在となっている。尚、前記対向端部は、鉛直
姿勢の押圧板(22)となっている。
【0027】そして、このプッシャー(2) には、その主
体部に於けるコンベア(1) とは反対側の部分から上方に
突出するピンよりなる凸部(21)が備えられており、筒体
(3)の頂壁部(31)には、幅方向(筒体(3) の軸方向)に
延びる凸部(21)挿通用の長孔(32)が形成されている。こ
の長孔(32)の長さは、プッシャー(2) が退避位置から後
述の第1進出位置までの範囲で往復移動自在となる長さ
に設定されている。
【0028】又、筒体(3) は、プッシャー(2) が退避位
置にある状態でこのプッシャー(2)の主体部全体を包囲
する構成となっている。尚、上記した移送機構(5) は、
図1及び図3に示すように、コンベア(1) の側方で幅方
向に並設されて搬送方向に延び且つ筒体(3) が取り付け
られた一対のチェーン(51)と、これらチェーン(51)を上
方側の直線状経路で水平に支持する一対のチェーンガイ
ド(52)と、これらチェーン(51)が架設されたスプロケッ
ト(53)と、スプロケット(53)を回転駆動するモータ(54)
と、を具備する構成となっている。
【0029】モータ(54)の回転速度は、チェーン(51)に
よるプッシャー(2) の走行速度がコンベア(1) 上の物品
(8) の搬送速度と略同一速度となるような速度に設定さ
れている。 *カム部材(4) * 上記したプッシャー(2) の上方には、図2に示すよう
に、搬送方向に延びるカム部材(4) が設けられており、
このカム部材(4) には、搬送方向に延びる直線状の第1
カム溝(41)と、この第1カム溝(41)から進出位置側に分
岐する山形で搬送方向に並設された一対の第2カム溝(4
2a)(42b)と、が備えられている。
【0030】これら第1カム溝(41)及び第2カム溝(42
a)(42b)には、凸部(21)が嵌入されるようになってお
り、第1カム溝(41)は、上記走行状態にて凸部(21)の移
動経路を規制してプッシャー(2) を退避位置に維持する
ように配置されている。そして、前方側の第2カム溝(4
2a) は、凸部(21)の移動経路を規制してプッシャー(2)
を第1進出位置まで進出させた後に退避位置に後退させ
るように配置されている。又、後方側の第2カム溝(42
b) は、凸部(21)の移動経路を規制してプッシャー(2)
を第1進出位置よりも退避位置側の第2進出位置まで進
出させた後に退避位置に後退させるように配置されてい
る。
【0031】尚、以下、第1カム溝(41)からの第2カム
溝(42a) の分岐部を第1分岐部(40a) 、第2カム溝(42
b) の分岐部を第2分岐部(40b) と称する。このカム部
材(4) は、図1に示すように、プッシャー(2) 群を外周
側から全周に亙って包囲しており、これによって、プッ
シャー(2) 群が安定的に走行するようになっている。
【0032】*空気噴出器(6) * この物品移動装置には、図1及び図2に示すように、後
述の作動信号の入力に応答して、第1分岐部(40a) 及び
第2分岐部(40b) にある凸部(21)の移動方向を第1カム
溝(41)から第2カム溝(42a)(42b)に切り換える切換器と
しての空気噴出器(6) が備えられている。
【0033】この空気噴出器(6) は、プッシャー(2) を
挟んでコンベア(1) とは反対側で支持フレーム(図示せ
ず)に固定された空気噴出用のノズル部(61)(62)と、こ
れらノズル部(61)(62)への空気供給経路に備えられ且つ
空気噴出をオン・オフする為の電磁弁(63)(64)と、前記
空気供給経路に加圧空気を供給するエアーコンプレッサ
ー等よりなる加圧源(65)と、を具備する構成となってい
る。
【0034】そして、一方のノズル部(61)は、第1分岐
部(40a) に凸部(21)がある状態のプッシャー(2) に圧力
空気を吹き付けるように配置されており、他方のノズル
部(62)は、第2分岐部(40b) に凸部(21)がある状態のプ
ッシャー(2) に圧力空気を吹き付けるように配置されて
いる。 *制御回路(7) 及びセンサー(7a)* この物品移動装置には、図1に示すように、上記した搬
送域(100) に於ける物品振分け部よりも上流側の所定位
置にて物品(8) の通過を検知するセンサー(7a)が備えら
れている。
【0035】又、この物品移動装置には、図1に示すよ
うに、後述のような振分け動作を実行する為の制御回路
(7) が備えられている。 [振分け動作について]この物品移動装置では、図1に
示すように、コンベア(1) で物品(8) を搬送すると、上
記したように、物品(8) と略同一速度でプッシャー(2)
が搬送方向に走行すると共に、このプッシャー(2) の凸
部(21)の移動経路が第1カム溝(41)で規制されてプッシ
ャー(2) が退避位置に維持される。
【0036】又、コンベア(1) 上を搬送されてくる複数
の物品(8) が所定位置を順次通過して、その旨がセンサ
ー(7a)で検知される。このとき、制御回路(7) には、前
記検知によって、搬送方向に並ぶ3つの物品(8) 毎に、
3つの物品(8) の各々を前方側から順次、第1物品(8
1)、第2物品(82)、第3物品(83)として特定する物品特
定機能部と、前記検知タイミングとプッシャー(2) の走
行速度(モータ(54)の回転速度)に基づいて、第1物品
(81)に幅方向に対応するプッシャー(2) の凸部(21)が第
1分岐部(40a) に達する第1到達タイミングを算出する
第1算出機能部と、第1到達タイミングになったときに
電磁弁(63)に作動信号を入力する第1作動機能部と、前
記検知タイミングとプッシャー(2) の走行速度に基づい
て、第2物品(82)に幅方向に対応するプッシャー(2) の
凸部(21)が第2分岐部(40b) に達する第2到達タイミン
グを算出する第2算出機能部と、第2到達タイミングに
なったときに電磁弁(64)に作動信号を入力する第2作動
機能部と、が備えられている。
【0037】従って、第1物品(81)に幅方向に対応する
プッシャー(2) の凸部(21)が第1分岐部(40a) に達する
と、電磁弁(63)に作動信号が入力されて電磁弁(63)が所
定時間の間、開状態となる。これによって、加圧源(65)
から供給された圧力空気がノズル部(61)から噴出して前
記のプッシャー(2) に吹き付けられる。このとき、プッ
シャー(2) は、移送機構(5) のチェーン(51)に取り付け
られた筒体(3) により上記進退移動自在に保持されてお
り、このプッシャー(2) の主体部から上方に凸部(21)が
突出している。又、筒体(3) の頂壁部(31)には、凸部(2
1)挿通用の長孔(32)が形成されており、この長孔(32)の
長さは、プッシャー(2)が退避位置から第1進出位置ま
での範囲で往復移動自在となる長さに設定されている。
【0038】従って、ノズル部(61)からの圧力空気がプ
ッシャー(2) に吹き付けられると、プッシャー(2) 全体
が筒体(3) 内で進出位置側に僅かに移動し、これによっ
て、図4の実線に示すように、凸部(21)の移動方向が第
1カム溝(41)から第2カム溝(42a) に切り換えられる。
この後、長孔(32)の長さが上記した長さに設定されてい
ることから、図2に示すように凸部(21)が第2カム溝(4
2a) により案内されると、プッシャー(2) が第1進出位
置まで進出し、これによって、第1物品(81)がコンベア
(1) 上を幅方向に移動したものとなる。更にこの後、凸
部(21)が第2カム溝(42a) により案内されてプッシャー
(2) が退避位置まで後退する。
【0039】一方、第2物品(82)に幅方向に対応するプ
ッシャー(2) の凸部(21)が第2分岐部(40b) に達する
と、電磁弁(64)に作動信号が入力されて電磁弁(64)が所
定時間の間、開状態となる。これによって、加圧源(65)
からの圧力空気がノズル部(62)から前記のプッシャー
(2) に吹き付けられる。従って、第1物品(81)の場合と
同様にして、凸部(21)の移動方向が第1カム溝(41)から
第2カム溝(42b) に切り換えられた後に、図2に示すよ
うに、凸部(21)が第2カム溝(42b) で案内されてプッシ
ャー(2) が第2進出位置まで進出し、これによって、第
2物品(82)がコンベア(1) 上を幅方向に移動する。更に
この後、凸部(21)が第2カム溝(42b) により案内されて
プッシャー(2) が退避位置まで後退する。
【0040】更に、第3物品(83)に幅方向に対応するプ
ッシャー(2) の凸部(21)が第1分岐部(40a) 及び第2分
岐部(40b) に達しても上記のような切換え動作は実行さ
れないから、この凸部(21)は、図4の二点鎖線に示すよ
うに、第1カム溝(41)に維持される。これによって、プ
ッシャー(2) が退避位置に維持されて、第3物品(83)
は、幅方向に移動しない。
【0041】以上のことから、図2のように、搬送域(1
00) のプッシャー(2) 側の端部を1列で搬送される物品
(8) 群が搬送域(100) 内で幅方向に3列に振り分けられ
たものとなる。尚、コンベア(1) 上に於ける物品振分け
部よりも下流側には、図2に示すように、搬送方向に延
びる鉛直板よりなる4つのレーンガイド(11)が設けられ
ており、前記ようにして幅方向に3列に振り分けられた
物品(8) が1列づつ(11)相互間に挿入されるようになっ
ている。
【0042】このものでは、上記分岐部(40a)(40b)に達
したプッシャー(2) の凸部(21)を第1カム溝(41)から第
2カム溝(42a)(42b)に切り換る為に、プッシャー(2) を
圧力空気で押す構成となっているから、従来のようにプ
ッシャー(2) の凸部(21)に接触して抵抗を受けるような
部分がない。従って、プッシャー(2) の走行速度及び物
品(8) の搬送速度を大きくでき、この物品移動装置の物
品移動処理を高速化できる。
【0043】このものでは、プッシャー(2) の空気吹付
け部分が筒体(3) で包囲されているから、ノズル部(61)
(62)からの圧力空気が筒体(3) 内に吹き込まれる。従っ
て、この圧力空気が効率よくプッシャー(2) を押すもの
となり、凸部(21)の切換の為の移動が高速化される。こ
の点でも、プッシャー(2) の走行速度及び物品(8) の搬
送速度を大きくできる。
【0044】このものでは、移送機構(5) に取り付けら
れた筒体(3) によりプッシャー(2)が保持されているか
ら、プッシャー(2) を進退移動自在に支持する為の構成
が簡素化されている。 [他の実施の形態] .図5は、本願発明に於ける他の実施の形態のプッシ
ャー(2) の一部切欠の側面図である。
【0045】プッシャー(2) としては、上記の実施の形
態のものの他、同図に示すものでもよい。このプッシャ
ー(2) は、上記と同様の移送機構(5) に取り付けられた
支持体(28)によって上記進退移動自在となるように支持
された本体部(25)と、この本体部(25)に於ける進出位置
とは反対側の端部の上面に設けられた筒体(26)と、この
筒体(26)に幅方向移動自在に収容された可動体(27)と、
を具備する構成となっている。尚、同図のものでは、支
持体(28)は、U字状断面に形成され、本体部(25)は、幅
方向に延びる直方体であり、筒体(26)は、幅方向に延び
る矩形断面に形成され、可動体(27)は、直方体となって
いる。
【0046】そして、この可動体(27)から上方に凸部(2
1)が突出しており、この凸部(21)は、筒体(26)の頂壁部
(26a) に形成された幅方向(筒体(26)の軸方向)に延び
る長孔(23)に挿通されている。又、この長孔(23)の長さ
は、筒体(26)に対する可動体(27)の進出位置側への相対
移動により分岐部(40a)(40b)で凸部(21)が第1カム溝(4
1)から第2カム溝(42a)(42b)に移動する長さであって、
プッシャー(2) の進出開始時に凸部(21)に進出位置側の
一方端縁が係合し且つプッシャー(2) の後退開始時に凸
部(21)に他方端縁が係合する長さに設定されている。
【0047】更に、ノズル部(61)(62)は、プッシャー
(2) の内の可動体(27)に対して圧力空気を吹き付けるよ
うに配置されている。このものでは、上記したように、
プッシャー(2) の本体部(25)は、上記した支持体(28)に
より進退移動自在に支持されており、この本体部(25)の
上面に設けられた筒体(3) に可動体(27)が幅方向移動自
在に収容されている。又、この可動体(27)から突出する
凸部(21)が筒体(3) の長孔(23)に挿通されており、この
長孔(23)の長さは、筒体(26)に対する可動体(27)の進出
位置側への相対移動により分岐部(40a)(40b)で凸部(21)
が第1カム溝(41)から第2カム溝(42a)(42b)に移動する
長さに設定されている。
【0048】従って、ノズル部(61)(62)からの空気が可
動体(27)に吹き付けられると、可動体(27)が進出位置側
に僅かに移動して凸部(21)の移動方向が第1カム溝(41)
から第2カム溝(42a)(42b)に切り換えられる。そして、
上記した支持体(28)により本体部(25)が進退移動自在に
支持されており、長孔(23)の長さは、プッシャー(2) の
進出開始時に凸部(21)に進出位置側の一方端縁が係合す
る長さに設定されていることから、前記切換後に、第2
カム溝(42a)(42b)により凸部(21)が案内されると、この
凸部(21)と前記一方端縁との係合状態でプッシャー(2)
が進出位置まで進出する。
【0049】更に、長孔(23)の長さがプッシャー(2) の
後退開始時に凸部(21)に他方端縁が係合する長さに設定
されていることから、前記進出後に、第2カム溝(42a)
(42b)により凸部(21)が案内されると、この凸部(21)と
前記他方端縁との係合状態でプッシャー(2) が退避位置
まで後退する。このものでは、上記の実施の形態と同
様、凸部(21)の切換の為にプッシャー(2) を圧力空気で
押す構成となっており、凸部(21)に接触して抵抗を受け
るような部分がないから、プッシャー(2) の走行速度及
び物品(8) の搬送速度を大きくでき、物品移動処理を高
速化できる。
【0050】このものでは、プッシャー(2) の空気吹付
け部分となる可動体(27)が筒体(26)で包囲されており、
ノズル部(61)(62)からの空気が筒体(26)内に吹き込まれ
る構成となっているから、この圧力空気が効率よくプッ
シャー(2) を押すものとなる。従って、凸部(21)の切換
の為の移動が高速化され、この点でも、プッシャー(2)
の走行速度及び物品(8) の搬送速度を大きくできる。
【0051】このものでは、ノズル部(61)(62)からの空
気で押される可動体(27)が本体部(25)とは別に移動する
構成であるから、振り分けるべき物品(8) や本体部(25)
の重量が大きい場合でも、凸部(21)の切換の為の移動が
スムーズとなる。尚、同図に示すように、凸部(21)の切
換時に、本体部(25)の進出位置側への移動を阻止する押
え部材(29)を具備するものが好ましい。可動体(27)の移
動時に於いて本体部(25)の不用意な移動を阻止する為で
ある。
【0052】.図6は、更に他の実施の形態の空気噴
出器(6) の正面図であり、図7は、図6の空気噴出器
(6) の側面図である。上記の実施の形態では、空気噴出
器(6) のノズル部が一定位置に支持される構成とした
が、これを、同図に示す構成としてもよい。このもので
は、プッシャー(2) を挟んでコンベア(1) の反対側に設
けられ且つ幅方向に延びる軸を中心に回転する円板(66)
と、この円板(66)を前記回転駆動する支持機構(6a)と、
を具備する構成となっており、ノズル部(68)は、円板(6
6)の周縁部であって前記軸を中心とした円周上に並設さ
れている。
【0053】又、円板(66)の回転によるノズル部(68)の
移動経路の上端部と、分岐部(40)に凸部(21)がある状態
のプッシャー(2) の走行域とが幅方向に対向する構成と
なっており、支持機構(6a)の回転速度は、前記対向域に
てプッシャー(2) の走行速度と略同一速度で搬送方向に
ノズル部(68)群が移動する速度に設定されている。この
ものでは、プッシャー(2) に対して圧力空気を噴出する
ノズル部(68)は、これの支持機構(6a)によって、分岐部
(40)に凸部(21)がある状態でプッシャー(2) の走行速度
と略同一速度で搬送方向に移動するから、ノズル部が一
定位置に支持されるものに比べて、前記状態のプッシャ
ー(2) に対するノズル部(68)からの空気吹付け時間が長
くなる。従って、凸部(21)の切換動作が確実となる。
【0054】尚、このような効果を奏する為のノズル部
(68)用の支持機構としては、分岐部内に凸部(21)がある
状態でプッシャー(2) の走行速度と略同一速度で搬送方
向にノズル部(68)を移動させるものであるかぎり、例え
ば、ノズル部(68)を搬送方向に往復駆動するものを採用
してもよい。 .上記の実施の形態において、分岐部(40a)(40b)での
第2カム溝(42a)(42b)の進出位置側の構成壁に、前記切
換移動した凸部(21)を吸着させる磁石等の吸着手段や、
前記構成壁への凸部(21)当接時の衝撃を吸収する衝撃吸
収手段を設けたものが好ましい。前記構成壁による凸部
(21)の跳ね返りが防止されて凸部(21)の切換動作が確実
となるからである。
【0055】.上記の実施の形態では、既述の第1カ
ム部及び第2カム部を第1カム溝(41)及び第2カム溝(4
2a)(42b)として、これらにプッシャー(2) の凸部(21)が
嵌合する構成としたが、これを、既述の第1カム部及び
第2カム部を凸条として、これらにプッシャー(2) に形
成した溝部が嵌合する構成としてもよい。 .上記の実施の形態では、ベルト式のコンベアを採用
したが、物品(8) を幅方向に移動可能に支持して搬送す
るものであるかぎり、この他、例えば、ローラ式のコン
ベアを採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に於ける物品移動装置の
正面図
【図2】図1の物品移動装置の平面図
【図3】図2の物品移動装置のIIIーIII断面図
【図4】図2の物品移動装置の凸部(21)の切換動作を示
す要部平面図
【図5】本願発明に於ける他の実施の形態のプッシャー
(2) の一部切欠の側面図
【図6】更に他の実施の形態の空気噴出器(6) の正面図
【図7】図6の空気噴出器(6) の側面図
【図8】従来の物品移動装置の要部平面図
【図9】図8の物品移動装置のIXーIX断面図
【符号の説明】
(1) ・・・コンベア (2) ・・・プッシャー (21)・・・凸部 (4) ・・・カム部材 (41)・・・第1カム溝 (42a)(42b)・・・第2カム溝 (6) ・・・空気噴出器 (61)(62)・・・ノズル部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を幅方向に移動可能に支持して搬送
    するコンベアと、前記物品の搬送域の側方にて前記物品
    と略同一速度で前記搬送方向に走行するプッシャーと、
    を具備し、前記プッシャーは、前記物品との対向端部が
    前記搬送域外にある退避位置と前記搬送域内に進出した
    進出位置との間にて前記コンベアの幅方向に進退移動自
    在に支持され、 前記プッシャーの上方には、前記搬送方向に延びるカム
    部材が設けられ、前記カム部材には、前記プッシャーの
    一部と嵌合して前記プッシャーを前記退避位置に維持す
    る為の第1カム部と、前記第1カム部から分岐し且つ前
    記一部と嵌合して前記プッシャーを前記進出位置に進出
    させた後に前記退避位置に後退させる為の第2カム部
    と、が備えられ、 所定の信号入力に応答して前記分岐部での前記一部の移
    動方向を前記第1カム部から前記第2カム部に切り換え
    る切換器を具備する物品移動装置において、 前記切換器は、前記プッシャーを前記進出位置方向に付
    勢する為の圧力空気を前記プッシャーに吹き付ける空気
    噴出器であることを特徴とする物品移動装置。
  2. 【請求項2】 前記プッシャーの前記空気吹付け部分を
    包囲する筒体を具備する請求項1に記載の物品移動装
    置。
  3. 【請求項3】 前記筒体は、前記走行の為の移送機構に
    取り付けられると共に、前記プッシャーを前記進退移動
    自在に保持する構成であり、前記一部は、前記プッシャ
    ーの主体部から前記筒体を貫通して上方に突出する凸部
    であり、 前記第1カム部は、前記凸部が嵌入される第1カム溝で
    あり、前記第2カム部は、前記凸部が嵌入される第2カ
    ム溝であり、 前記筒体に於ける前記凸部の貫通部は、前記プッシャー
    が前記退避位置から前記進出位置までの範囲で往復移動
    自在となる構成とした請求項2に記載の物品移動装置。
  4. 【請求項4】 前記プッシャーは、前記走行の為の移送
    機構に取り付けられた支持体によって前記進退移動自在
    に支持された本体部と、前記本体部の上面に設けられた
    前記筒体と、前記筒体に前記幅方向移動自在に収容され
    た可動体と、を備え、前記一部は、前記可動体から前記
    筒体を貫通して上方に突出する凸部であり、 前記第1カム部は、前記凸部が嵌入される第1カム溝で
    あり、前記第2カム部は、前記凸部が嵌入される第2カ
    ム溝であり、 前記筒体に於ける前記凸部の貫通部は、前記筒体に対す
    る前記可動体の前記進出位置側への相対移動により前記
    分岐部で前記凸部が前記第1カム溝から前記第2カム溝
    に移動し且つ前記プッシャーの進出開始時及び後退開始
    時に前記凸部に係合する構成とし、 前記空気噴出器は、前記可動体に対して圧力空気を吹き
    付ける請求項2に記載の物品移動装置。
  5. 【請求項5】 前記空気噴出器は、前記プッシャーに対
    して圧力空気を噴出するノズル部と、前記分岐部に前記
    凸部がある状態で前記プッシャーの走行速度と略同一速
    度で前記搬送方向に前記ノズル部を移動させる前記ノズ
    ル部用の支持機構と、を備える請求項1〜4の何れかに
    記載の物品移動装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100399022B1 (ko) * 2001-04-19 2003-09-19 미래산업 주식회사 전자부품 공급장치
KR100406059B1 (ko) * 2001-06-22 2003-11-17 미래산업 주식회사 트레이 피더용 트랜스퍼
WO2009051467A1 (en) * 2007-06-28 2009-04-23 Systemation Semiconductor, Llc High speed tray transfer system
CN114080150A (zh) * 2020-08-12 2022-02-22 先进装配系统有限责任两合公司 连续处理来自装配设备的元件带废料

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