JP2000051775A - 塗料容器付ローラ式塗装器 - Google Patents

塗料容器付ローラ式塗装器

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JP2000051775A
JP2000051775A JP10229129A JP22912998A JP2000051775A JP 2000051775 A JP2000051775 A JP 2000051775A JP 10229129 A JP10229129 A JP 10229129A JP 22912998 A JP22912998 A JP 22912998A JP 2000051775 A JP2000051775 A JP 2000051775A
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JP
Japan
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paint
lid
roller
bottle
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP10229129A
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English (en)
Inventor
Norio Nakajima
島 紀 夫 中
Isoji Yoshikawa
川 磯 治 好
Yasumasa Tomiyama
山 泰 正 冨
Yoshiomi Toyama
山 善 臣 外
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKUSEBUN KK
Furoide Kk
NIPPON FUKKAA KK
Original Assignee
EKUSEBUN KK
Furoide Kk
NIPPON FUKKAA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高粘度の塗料を周囲に飛散させることなく塗
装できる塗装器を提供すること。 【解決手段】 塗料を収容するボトル41と、このボト
ルに装着され、中央部に開口を有するねじ込み式元蓋3
2と、この元蓋の開口を塞ぐための、中央部に細長い連
通部およびこの連通部に連なり外方に突出した塗料溜め
を有するねじ込み式小蓋31と、このねじ込み式小蓋の
連通部を通して前記塗料を前記塗料溜めに供給するため
の弁33と、前記元蓋に取り付けられ、前記塗料溜めか
ら塗料が供給されるローラ10とをそなえた塗料容器付
ローラ式塗装器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型の塗料容器に
ローラを組み合わせてなる塗装器に係り、とくに粘度の
高い塗料を周囲に飛散させることなく塗装作業を行いう
る塗装器に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、塗装は粘度の高い塗料については粘度の低いものと
異なる塗装手法が採られている。つまり、粘度が高い塗
料、たとえば金属高含有塗料(ジンクリッチ塗料、無機
ジンク塗料、アルミ高含有塗料、導電性銅粉塗料、ステ
ンレス粉高含有塗料など)および水溶性塗料は、ローラ
塗りあるいは刷毛塗りにより塗装している。この塗装
は、塗料容器の塗料を適量だけローラあるいは刷毛に付
けて行っている。この場合、熟練者であっても塗料が幾
分かは周囲に飛散して周辺を汚し、ときには損害賠償問
題ともなる。
【0003】他方、粘度の低い塗料は、塗料容器とロー
ラまたは刷毛とが一体的に構成された塗装器が市販され
ており、この塗装器を用いれば周囲への塗料飛散はほぼ
防止されるようになっている。
【0004】しかし、この塗装器は、粘度の低い塗料に
は使用できるが、粘度の高い塗料に用いると塗料が円滑
に出てこないという問題がある。
【0005】本発明は上述の点を考慮してなされたもの
で、高粘度の塗料を周囲に飛散させることなく塗装でき
る塗料容器付ローラ式塗装器を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、塗料を収容するボトルと、このボトルに装着
され、中央部に開口を有するねじ込み式元蓋と、この元
蓋の開口を塞ぐための、中央部に細長い連通部およびこ
の連通部に連なり外方に突出した塗料溜めを有するねじ
込み式小蓋と、このねじ込み式小蓋の連通部を通して前
記塗料を前記塗料溜めに供給するための弁と、前記元蓋
に取り付けられ、前記塗料溜めから塗料が供給されるロ
ーラとをそなえた塗料容器付ローラ式塗装器、を提供す
るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1(a)、(b)は、本発明に
係る塗料容器付ローラ式塗装器のキャップ部の構成を示
したものである。この図1に示されたキャップ部は、塗
装を行うローラ10、ローラ10を支持するアーム2
0、および容器蓋30とにより構成されており、軟質材
製のボトル(図示せず)の頂部に取り付けられる。
【0008】ローラ10は、プラスチック製の心材11
と、この心材11の周囲に巻装されたフェルト製の塗料
含浸部12とからなり、中心部に開けられた芯孔にアー
ム20の先端が挿入されて回転可能に支持されている。
【0009】アーム20は、1本の棒材を屈曲して形成
され、その両端がローラ10の芯孔に挿入されてローラ
10の支持の役割を果たす一方で、中央部は容器蓋30
に設けられた溝に嵌まり込んで容器蓋30に固定される
ように構成されている。すなわち、アーム20は、全体
形状がほぼU字型をなし、両端部同士が一直線状をなす
ように直角に曲げられて直立部に連なり、この直立部の
下端に連なる中央部が容器蓋の外周を取り巻くように湾
曲した形状に形成されている。
【0010】容器蓋30は、塗料溜めを形成する突出部
を持った小蓋31と、ボトルの口部にねじ込み固定され
る元蓋32と、この元蓋32の上端に設けられた弁33
とより構成される。この容器蓋30は、想像線で図示す
るボトルの要部に元蓋32をねじ込み固定し、さらに元
蓋32の上端を塞ぐように小蓋31をねじ込み固定す
る。このために、元蓋32には下側内周および上側外周
にネジ溝が設けられている。
【0011】元蓋32をボトルに固定し、小蓋31を元
蓋32に固定すると、元蓋32の上端にある弁33と小
蓋31の突出部との間に塗料溜めが形成される。この塗
料溜めの存在により、ボトル内の高粘度の塗料をローラ
10に向けて有効に送り出すことができる。
【0012】図2(a)、(b)は、弁30の構造を示
したものである。この弁30は、図4(a)に示すよう
に、弾性プラスチック製の円形枠に扇状の8片に切り離
された弁体が支持されており、図4(a)の紙面に垂直
に塗料が通過する。弁体は、弾性を有するから、適度の
圧力があれば中心部からめくれ挙がるように屈曲してそ
の屈曲程度に応じて塗料を通過させる。とくに図2
(b)における下方から上方へはその逆よりも屈曲し易
く、塗料容器内の塗料を刷毛に向かって送り出し易くな
っている。
【0013】図3(a)、(b)は、ボトルおよびその
カバーの構造を示したものである。図3(a)に示され
た容器41は、軟質材たとえば軟質プラスチック製であ
り、手で掴んで力を加えると凹んで内容積を収縮するよ
うなものがよい。そのために、手の大きさに合わせた外
形のものとする。図示の場合、片手で掴むに適したほぼ
円筒状の細長い形状をしており、一端に元蓋32を固定
するためのネジ溝が切ってある。
【0014】他方、図3(b)に示されたカバー42
は、容器41に図1に示したローラなどを装着した状態
で、その上から掛けてローラなどを保護するためのもの
である。そして、カバー42は、容器41に対して嵌め
込まれて固定される。
【0015】図4は、ボトル41にローラ10などを装
着した状態を示している。すなわち、ボトル41の開口
部に元蓋32をねじ込み固定し、元蓋32に小蓋31を
ねじ込んで仮装着する。次いで、アーム20を、その直
立部が小蓋31の外周面に設けられた縦溝に挿入され、
中央湾曲部が小蓋31の下端と元蓋32の首基端外周と
の間に挟み込まれるように固定される。そこで、小蓋3
1を更にねじ込むことにより、アーム20が小蓋31お
よび元蓋32により強固に支持され、この結果ローラ1
0がボトル41に確実に支持された状態となる。
【0016】次に、上記塗装器の使い方を述べる。この
塗装器による塗装作業は、ボトルを外部から押して内部
の塗料をローラに送り出しつつ行う。すなわち、ボトル
は軟質材製であるから、外部から力を掛けると凹んで、
内容積を収縮させることができる。ボトルを或る程度以
上斜め下向きにして外部から力を掛けると、塗料が弁3
3を介して突出部に押し出され、塗料溜めに溜まる。
【0017】突出部の開口端を、塗料の粘度に合わせて
適当な大きさに形成しておくことにより、塗料が程良く
ローラ10に向かって垂れていく。また、ボトルに加え
る力を加減することにより弁33を介して塗料が塗料溜
めに移り、塗料溜めからローラ10への塗料の送出を促
進する。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上述のように、軟質材製のボ
トルの塗料出口に、弁とこの弁に連なる塗料溜めを設け
たため、ボトルに力を掛けてローラに対して塗料を加減
しつつ押し出しながら塗装作業を行うことができる。こ
の結果、塗料出口からローラに対して適度に塗料を送り
出すことができ、塗料を周囲に飛散させることもなく塗
装を行うことができ、塗装作業を円滑に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)、(b)は、本発明に係る塗料容器
付ローラ式塗装器のキャップ部の構成を示した正面図お
よび側面図。
【図2】図2(a)、(b)は、弁30の構造を示した
説明図。
【図3】図3(a)、(b)は、ボトルおよびそのカバ
ーの構造を示した外観図。
【図4】図3に示したボトル41に図1に示したローラ
10などを装着した状態を示す斜視図。
【符号の説明】
10 ローラ 11 心材 12 塗料含浸部 20 アーム 30 蓋 31 小蓋 32 元蓋 33 弁 41 ボトル 42 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中 島 紀 夫 千葉県市川市八幡1丁目2番3号 株式会 社エクセブン内 (72)発明者 好 川 磯 治 大阪府大阪市西区南堀江1丁目15番8号 好川産業株式会社内 (72)発明者 冨 山 泰 正 大阪府吹田市長野東15番15−406号 有限 会社フロイデ内 (72)発明者 外 山 善 臣 東京都千代田区丸の内1丁目5番1号 日 本フッカー株式会社内 Fターム(参考) 4F042 FA03 FA39

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗料を収容するボトルと、 このボトルに装着され、中央部に開口を有するねじ込み
    式元蓋と、 この元蓋の開口を塞ぐための、中央部に細長い連通部お
    よびこの連通部に連なり外方に突出した塗料溜めを有す
    るねじ込み式小蓋と、 このねじ込み式小蓋の連通部を通して前記塗料を前記塗
    料溜めに供給するための弁と、 前記元蓋に取り付けられ、前記塗料溜めから塗料が供給
    されるローラとをそなえた塗料容器付ローラ式塗装器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の塗料容器付ローラ式塗装器
    において、 前記弁は、中心部から放射状に配された適宜数の扇状片
    により構成される塗料容器付ローラ式塗装器。
JP10229129A 1998-08-13 1998-08-13 塗料容器付ローラ式塗装器 Pending JP2000051775A (ja)

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JP10229129A JP2000051775A (ja) 1998-08-13 1998-08-13 塗料容器付ローラ式塗装器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009183812A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Maru T Ohtsuka:Kk 塗布装置
CN111250366A (zh) * 2020-03-25 2020-06-09 刘田英 一种汽车内饰打蜡设备

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