JP2000051331A - 空気清浄装置および光触媒ユニット - Google Patents

空気清浄装置および光触媒ユニット

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JP2000051331A
JP2000051331A JP10219193A JP21919398A JP2000051331A JP 2000051331 A JP2000051331 A JP 2000051331A JP 10219193 A JP10219193 A JP 10219193A JP 21919398 A JP21919398 A JP 21919398A JP 2000051331 A JP2000051331 A JP 2000051331A
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air
heat exchanger
photocatalyst
unit
exhaust
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Abstract

(57)【要約】 【課題】焼き肉料理店等で排気がひどく汚れている場合
に、排気の風路に熱交換器があると、熱交換器が汚れ、
熱交換効率が低下したり寿命が短くなる。 【解決手段】本空気清浄装置1では、熱交換器21を通
る排気風路と給気風路を設けた。両風路の、熱交換器2
1の上流側と下流側とに光触媒を担持する光触媒担持体
33と光源34とをそれぞれ配置した。光触媒による浄
化機能で、給気と排気中の汚染物質を分解除去する。両
風路の一対の光触媒担持体33と光源34とを浄化ユニ
ット3,4に、熱交換器21を本体ユニット2に設け
た。また、光触媒担持体33と光源34と熱交換器21
とが本体ユニット25を構成してもよい。 【効果】排気中の汚染物質の拡散と給気からの導入を防
止。構造簡素。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】光触媒を用いて空気中の臭い
成分等の汚染物質を浄化する空気清浄装置、およびこれ
に用いる光触媒ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】上述の空気清浄装置としては、光触媒を
用いた浄化機能を、例えば、室内と屋外との間で熱交換
しつつ換気する空気調和装置に持たせたものが考えられ
る。この空気調和装置では、室内から排気される空気
と、屋外から給気される空気との間で熱交換器によって
熱交換し、その後に、空気を吹出口から室内へ送り出
す。吹出口を有するケーシング内に、熱交換器と、光触
媒を保持する光触媒エレメントとが設けられている。こ
のように、光触媒を給気が流れる風路に設けて、汚染物
質を除去して給気することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、焼き肉料理
店等では、焼き肉の煙等により排気がひどく汚れている
場合がある。このような場合、上述の構成の空気清浄装
置では、排気中の汚染物質は除去されない。このため、
排気が上述の熱交換器を通る際に、熱交換器に汚染物質
が付着するので、熱交換器の熱交換効率が低下したり、
熱交換器を通る給気にも臭いが移ることが想定される。
その結果、熱交換器の寿命が短くなってしまう。
【0004】また、汚れた排気をそのまま排出すると、
周囲環境を汚して迷惑になることがある。また、汚れた
排気が、再度、給気されることもあり、このような排気
は好ましくない。そこで、本発明の目的は、上述の技術
的課題を解決し、排気中の汚染物質を除去できる空気清
浄装置と、この空気清浄装置に用いる光触媒ユニットと
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の空気清浄装置は、光の照射を
受けて空気を浄化する光触媒を担持する光触媒担持体を
備え、この光触媒担持体が、室内から屋外へ空気を流す
排気風路に設けられたことを特徴とする。この構成によ
れば、以下の作用を奏する。すなわち、排気中の汚染物
質を排気風路にある光触媒担持体で除去できるので、屋
外へ汚染物質が拡散することを防止できる。
【0006】請求項2記載の発明の空気清浄装置は、請
求項1記載の空気清浄装置において、上記排気風路に
は、排気と給気との間で熱交換させる熱交換器が設けら
れ、光触媒担持体は、排気風路において熱交換器に対し
て空気流れの上流に設けられたことを特徴とする。この
構成によれば、請求項1記載の発明の作用に加えて、以
下の作用を奏する。すなわち、排気は、光触媒担持体で
浄化された後に熱交換器に流入するので、熱交換器に汚
染物質が付着することを防止できる。また、熱交換器で
排気から給気への空気の移行がある場合には、汚染物質
が給気に漏れることを確実に防止できて、好ましい。
【0007】請求項3記載の発明の空気清浄装置は、請
求項2記載の空気清浄装置において、上記光触媒担持体
は、熱交換器に対して空気流れの上流に加えて、熱交換
器に対して空気流れの下流にもさらに設けられたことを
特徴とする。この構成によれば、請求項2記載の発明の
作用に加えて、以下の作用を奏する。すなわち、複数の
光触媒担持体を、熱交換器に対して上流と下流とに設け
ることができて、設置の自由度が高い。また、排気中の
汚染物質を確実に除去できる。
【0008】請求項4記載の発明の空気清浄装置は、請
求項1記載の空気清浄装置において、上記排気風路に
は、排気と給気との間で熱交換させる熱交換器が設けら
れ、光触媒担持体は、排気風路において熱交換器に対し
て空気流れの下流に設けられたことを特徴とする。この
構成によれば、請求項1記載の発明の作用に加えて、以
下の作用を奏する。すなわち、排気は、熱交換器での熱
交換後に光触媒担持体を通るので、光触媒担持体を通過
後に熱交換器を通る場合に比べて、熱交換器に至るまで
の排気の温度変化を少なくできる結果、熱交換効率を高
くすることができる。
【0009】請求項5記載の発明の空気清浄装置は、請
求項1乃至4の何れかに記載の空気清浄装置において、
上記光触媒担持体は、排気風路に加えて、屋外から室内
へ空気を流す給気風路にもさらに設けられたことを特徴
とする。この構成によれば、請求項1乃至4の何れかに
記載の発明の作用に加えて、以下の作用を奏する。すな
わち、給気風路にある光触媒担持体で給気中の汚染物質
を除去できるので、外気中に汚染物質がもともと含まれ
る場合や、万一、排気中の汚染物質が屋外に排出される
場合であっても、汚染物質が室内に導入されることを確
実に防止することができる。
【0010】請求項6記載の発明の空気清浄装置は、請
求項2乃至5の何れかに記載の空気清浄装置において、
上記熱交換器と、光触媒担持体と、これらの熱交換器お
よび光触媒担持体を収容する単一のケーシングとを含ん
でユニットを構成していることを特徴とする。この構成
によれば、請求項2乃至5の何れかに記載の発明の作用
に加えて、以下の作用を奏する。すなわち、熱交換器と
光触媒担持体とを別々のケーシングに収容する場合に比
べて、構造を簡素化でき、しかも、熱交換器と光触媒担
持体とを一体に扱えて設置しやすい。
【0011】請求項7記載の発明の空気清浄装置は、請
求項2乃至5の何れかに記載の空気清浄装置において、
上記熱交換器を含む第1ユニットと、光触媒担持体を含
む第2ユニットとが設けられたことを特徴とする。この
構成によれば、請求項2乃至5の何れかに記載の発明の
作用に加えて、第1ユニットと第2ユニットとを組み合
わせることで、第1ユニットに変更を加えることなく、
第1ユニットに光触媒による浄化機能を安価に付加する
ことができる。ここで、第1ユニットと第2ユニットと
は、ダクトを介して間接的に接続されてもよいし、両ユ
ニットのケーシング同士で直接に接続されてもよい。
【0012】請求項8記載の発明の空気清浄装置は、請
求項7記載の空気清浄装置において、上記第2ユニット
は、対応する光触媒担持体をそれぞれ収容する排気風路
の一部および給気風路の一部を区画する単一のケーシン
グを含むことを特徴とするものである。この構成によれ
ば、請求項7記載の発明の作用に加えて、以下の作用を
奏する。すなわち、第2ユニットの単一のケーシング内
に、各風路の光触媒担持体を収容できるので、各風路の
光触媒担持体を別々のケーシングに収容する場合に比べ
て、一体にして扱い易く、しかも、構造を簡素化でき
る。
【0013】請求項9記載の発明の光触媒ユニットは、
請求項5、7および8の何れかに記載の空気清浄装置に
使用できる光触媒ユニットであって、給気風路の一部と
排気風路の一部とに用いる一対の内部風路を区画する単
一のケーシングと、このケーシングの各内部風路に配置
される光触媒担持体とを備えたことを特徴とする。この
構成によれば、光触媒ユニットを給気風路および排気風
路に設けることで、給気と排気とを浄化できて請求項
5、7および8の何れかに記載の発明の作用を得ること
ができる。また、本光触媒ユニットは、単一のケーシン
グに区画された各内部風路に、対応する各光触媒担持体
を収容して構成されたので、各風路を区画する別々のケ
ーシングに各光触媒担持体を収容する場合に比べて、一
体にして扱い易く、しかも、構造を簡素化できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態の空気
清浄装置を添付図面を参照しつつ説明する。図1は、本
発明の第1の実施の形態の空気清浄装置の概略構成図で
ある。空気清浄装置1は、室内と屋外との間に一対の空
気流を生成する一対の送風機22,23および熱交換器
21を内蔵する本体ユニット2と、この本体ユニット2
を通る空気流を浄化する浄化ユニット3,4とを備えて
いる。また、空気清浄装置1は、これら各部を接続する
複数のダクト5〜11を有している。本体ユニット2お
よび浄化ユニット3,4は、互いに区画された一対の内
部風路をそれぞれ有している。各内部風路は上述のダク
ト5〜11で接続されており、これによって、屋外から
室内へ空気流を流す給気風路(この風路での流れを矢印
F1で示す。)と、室内から屋外へ空気流を流す排気風
路(この風路での流れを矢印F0で示す。)とが構成さ
れている。
【0015】本発明では、排気風路に光触媒を担持する
光触媒担持体33を配置して、光触媒により排気を浄化
することができる。排気風路は、室内に臨み空気を吸い
込む吸込口15から、ダクト9と、浄化ユニット3の一
方の内部風路(矢印F30)と、ダクト10と、本体ユ
ニット2の一方の内部風路(矢印F20)と、ダクト1
1と、浄化ユニット4の一方の内部風路(矢印F40)
と、ダクト12とで構成されて、屋外に臨み空気を排出
する排気口16へと至っている。
【0016】給気風路は、屋外に臨み空気を取り入れる
給気口13から、ダクト5と、浄化ユニット4の他方の
内部風路(矢印F41)と、ダクト6と、本体ユニット
2の他方の内部風路(矢印F21)と、ダクト7と、浄
化ユニット3の他方の内部風路(矢印F31)と、ダク
ト8とで構成されて、室内に臨み空気を吹き出す吹出口
14へ至っている。また、給気風路は、外気のみを室内
に導入する通風路を構成している。
【0017】本体ユニット2は、箱状のケーシング24
を有し、この内部に互いに区画された上述の一対の内部
風路を有している。この一対の内部風路は、給気風路お
よび排気風路の一部をそれぞれ構成し、熱交換器21の
内部で互いに連通することなく交差して、それぞれの内
部風路を流れる空気流の間で熱交換できるように、熱交
換器21がケーシング24内に取り付けられている。熱
交換器21は、例えば、顕熱と潜熱とを同時に熱交換す
る全熱交換型の直交流形のものである。これは、平板状
の多数の伝熱シートをスペーサを挟んで間隔を開けて対
向させて積層し、伝熱シート間に一対の内部風路を交互
に区画したものである。伝熱シートは、紙等の透湿性を
有する部材で形成されている。また、排気風路の一部で
ある一方の内部風路には、排気の流れを生成する排気用
送風機23が設けられている。また、他方の内部風路に
は、給気の流れを生成する給気用送風機22が設けられ
ている。
【0018】本体ユニット2の内部風路の上流側および
下流側に、光触媒担持体33を含む浄化ユニット3およ
び浄化ユニット4がそれぞれ配置されている。浄化ユニ
ット3,4は、ダクト間に介装されて、これらのダクト
と協働して一体的なダクトを形成するとともに、一対の
内部風路を一体的に区画し、光触媒担持体33を含むダ
クトユニットとして構成されている。
【0019】浄化ユニット3は、上述の一対の内部風路
を区画する区画部材31aを含むケーシング31と、内
部風路を流れる空気中の塵埃を捕獲する集塵フィルタ3
2と、光の照射を受けて空気を浄化する光触媒を担持す
る光触媒担持体33と、光触媒担持体33に光を照射す
る光源34とを備えている。光触媒担持体33と光源3
4とは、一対の内部風路にそれぞれ設けられている。排
気風路となる一方の内部風路には、空気流の流れに沿っ
て上流側から、集塵フィルタ32と、光触媒担持体33
と、光源34とが並んで配置されている。また、給気風
路となる他方の内部風路には、空気流の流れに沿って上
流側から、光触媒担持体33と、光源34とが並んでい
る。また、浄化ユニット3では、集塵フィルタ32は、
特に室内側で生じると想定される汚染物質、例えばオイ
ルミスト等を効果的に除去できるものが使用されてい
る。
【0020】浄化ユニット4は、上述の一対の内部風路
を区画する区画部材41aを含むケーシング41と、一
対の内部風路にそれぞれ設けられた光触媒担持体33と
光源34と、集塵フィルタ32とを備えている。排気風
路となる一方の内部風路に、空気流の流れに沿って上流
側から、光触媒担持体33と、光源34とが並び、ま
た、給気風路となる他方の内部風路に、空気流の流れに
沿って上流側から、集塵フィルタ32と、光触媒担持体
33と、光源34とが並んでいる。また、浄化ユニット
4では、集塵フィルタ32は、特に外気に含まれている
汚染物質を効果的に除去できるものが使用されている。
【0021】光触媒担持体33は、通気面と、この通気
面と交差する方向に延びる多数の互いに平行な通気孔と
を有する、例えば、ハニカム構造体で構成されている。
光触媒担持体の通気面と給気風路や排気風路での空気の
流れ方向とは、互いに交差させて配置されている。ハニ
カム構造体は、例えば、塩化ビニル樹脂で形成された、
互いに平行な多数の平板と、隣接する平板間に配置され
た波形板とを含んでいる。ハニカム構造体は、平板と波
形板とを交互に多数積層して、積層する方向に延びた表
面および裏面を有する板状に形成され、表面および裏面
に開口する多数の通気孔を有している。これら平板およ
び波形板の表面または内部に、光、特に紫外線の照射を
受けて臭い成分等を分解する光触媒が担持されている。
【0022】光触媒は、紫外線等の光を吸収し、そのエ
ネルギを反応物質に与えて化学反応を起こさせる物質を
意味する。この光触媒が有する主な機能としては、臭
い成分の除去による脱臭機能や、臭い成分でない汚染
物質を分解する機能や、微生物の殺菌やウィルスの不
活化を行なう機能(いわゆる殺菌、抗菌機能)等も含ま
れるが、これらの機能は、何れも光触媒の有する酸化分
解機能によって達成されるものである。
【0023】ここで、酸化分解機能を有する光触媒とし
ては、アナタース型の結晶構造を持つ酸化チタン(Ti
2 )を例示することができる。このアナタース型の結
晶構造を持つ酸化チタンであれば、弱い紫外線でも高い
浄化能力を発揮できる点で好ましい。また、酸化亜鉛
(ZnO)および酸化タングステン(WO3 )等を用い
てもよい。
【0024】光源34は、例えば、直管型の冷陰極型蛍
光ランプである。光源34は、波長320〜420nm
の光を発することができ、TiO2 、ZnO等の光触媒
を活性化させて効率よく汚染物質を浄化することができ
る。光源34は、光触媒担持体の全面を照明できるよう
に、光触媒担持体33の通気面と所定距離を開けて、平
行に延びて配置されている。
【0025】なお、光触媒担持体33や光源34は、上
述の構成に限定されない。例えば、光触媒担持体33
は、波形板を用いたものの他、ポリエステル系不織布等
の繊維に光触媒をコーティングしたものでもよい。ま
た、光源34としては、光触媒を励起できる光を発する
ことができるものであればよく、特に、紫外線を照射で
きるものが、浄化効率を高めるうえで好ましい。また、
光触媒担持体33と光源34との配置も上述のものに限
定されず、例えば、光源34を空気流の上流に配置した
り、光触媒担持体33を空気流に沿うように配置しても
よい。
【0026】この空気調和装置1では、給気用送風機2
2および排気用送風機23が運転されると、室外から給
気風路を通して室内へ空気が給気され、室内から排気風
路を通して室外へ空気が排気される。室内からの排気
は、先ず、浄化ユニット3の集塵フィルタ32でオイル
ミスト等を含む塵埃を除去され、次に、光触媒による浄
化機能により空気中に混ざっている臭い成分等の異物が
分解されて浄化される。その後、本体ユニット2の熱交
換器21に導入される。その後、空気は、浄化ユニット
4の光触媒による浄化機能により浄化された後、排気口
16から屋外へ排気される。また、室外からの給気は、
先ず、浄化ユニット4の集塵フィルタ32で塵埃を除去
され、次に、光触媒による浄化機能により浄化される。
その後、本体ユニット2の熱交換器21を通過し、例え
ば、冷たい給気は温かい排気によって暖められる。その
後、浄化ユニット3の光触媒による浄化機能によって浄
化されてから、吹出口14から室内に給気される。
【0027】このように本実施の形態によれば、光触媒
担持体33が、排気風路に設けられたので、排気中の汚
染物質を除去できる結果、屋外へ汚染物質が拡散するこ
とを防止できて、迷惑になることもない。また、これに
より、屋外からの給気とともに汚染物質が室内に導入さ
れることをも防止できる。特に、浄化ユニット3の光触
媒担持体33が熱交換器21の上流側の排気風路に設け
られたので、排気は光触媒担持体33で浄化された後に
熱交換器21に流入する結果、熱交換器21に汚染物質
が付着することを防止できる。これにより、熱交換器2
1の熱交換効率の低下を防止でき、また、汚染物質の熱
交換器21への付着に起因する給気への臭い移りを防止
できる。その結果、汚染物質の熱交換器21への付着が
ある場合に比べて、熱交換器21を長寿命化することが
できる。また、全熱交換型の熱交換器21のように、熱
交換器21で排気から給気への空気の移行がある場合で
あっても、汚染物質が給気に漏れることを確実に防止で
きる。
【0028】さらに、光触媒担持体33は、熱交換器2
1の上流側と下流側との両側の排気風路に設けられたの
で、複数の光触媒担持体33を、熱交換器21に対して
高い自由度で設置でき、しかも、排気中の汚染物質を確
実に除去できる。また、光触媒担持体33は、排気風路
に加えて、屋外から室内へ空気を流す給気風路にもさら
に設けられたので、給気風路にある光触媒担持体33で
給気中の汚染物質を除去できる。その結果、外気中に汚
染物質がもともと含まれる場合や、万一、排気中の汚染
物質が屋外に排出される場合であっても、給気とともに
汚染物質が室内に導入されることを確実に防止すること
ができる。
【0029】特に、光触媒担持体33は、熱交換器21
の下流側の給気風路に設けられたので、全熱交換型の熱
交換器21のように、排気経路と給気風路との間で空気
が移行する場合があったとしても、給気を確実に浄化す
ることができる。また、本体ユニット2は、熱交換器2
1を含む第1ユニットとして構成され、浄化ユニット
3,4は、光触媒担持体33を含む第2ユニットとして
構成され、これらの第1ユニットと第2ユニットとを組
み合わせて本空気清浄装置1が構成されている。これに
より、第1ユニットに変更を加えることなく、第1ユニ
ットに光触媒による浄化機能を安価に付加することがで
きる。例えば、本体ユニット2のように外気処理装置と
して機能するものを第1ユニットとすることで、既存の
外気処理装置をそのまま利用できて好ましい。ここで、
第1ユニットと第2ユニットとは、上述のように、ダク
トを介して間接的に接続されてもよいし、両ユニットの
ケーシング同士で直接に接続されてもよい。
【0030】また、空気清浄装置1は、上述の第1ユニ
ットと第2ユニットとを備えているので、光触媒担持体
33と熱交換器21とが同じユニットに含まれる場合に
比べて、光触媒担持体33を必要に応じた浄化能力に設
定し易くて好ましい。というのは、排気風路の空気を浄
化する必要のある場合には、室内に汚染物質の発生源が
あると想定されるので、この発生源に応じた浄化能力に
設定するのが好ましいからである。
【0031】また、浄化ユニット3は、給気風路の一部
と排気風路の一部とに用いる一対の内部風路を区画する
単一のケーシング31と、このケーシング31の各内部
風路に配置される光触媒担持体33および光源34とを
備えた光触媒ユニットとして構成されている。また、浄
化ユニット4も同様の光触媒ユニットとして構成されて
いる。この光触媒ユニットは、各風路の光触媒担持体3
3および光源34を別々のケーシングに収容する場合に
比べて、一体にして扱い易く、しかも、構造を簡素化で
きる。また、光触媒ユニットを、既存の本体ユニットの
外部に取り付けて組み合わせることで、本体ユニットに
給気と排気の浄化機能を容易且つ安価に付加することが
できる。
【0032】また、集塵フィルタ32が、熱交換器21
の上流側であって、光源34の上流側であって、光触媒
担持体33の上流側の排気風路に配置されている。これ
により、集塵フィルタ32が、排気に含まれるオイルミ
スト等の異物を捕獲して排気中から除去できるので、排
気中に含まれる異物が光触媒担持体33や光源34や熱
交換器21に付着することを防止できる。その結果、光
源34で効率よく光触媒担持体33を照明でき、さら
に、光触媒担持体33の光触媒により効率良く排気を浄
化でき、それに加えて、熱交換器21でも効率よく熱交
換することができる。
【0033】次に、第2の実施の形態の空気清浄装置
を、図2の概略構成図を参照しながら説明する。なお、
第1の実施の形態と同様の部分については、同じ符号を
付して説明を省略し、後述する他の実施の形態でも同様
に扱う。本実施の形態では、光触媒担持体33および光
源34が、熱交換器21の下流側の給気風路および熱交
換器の上流側の排気風路にだけ設けられている。また、
上述の本体ユニット2と浄化ユニット3とが一体に構成
された本体ユニット20が設けられている。
【0034】空気清浄装置1は、上述の本体ユニット2
0と、この本体ユニット20に接続される複数のダクト
6,7,10,11とを有しており、これら各部によっ
て上述の給気風路および排気風路を区画している。すな
わち、排気風路(矢印F0参照)は、吸込口15から、
ダクト10と、本体ユニット20の一方の内部風路(矢
印F20)と、ダクト11とで構成されて、排気口16
へと至っている。給気風路(矢印F1参照)は、給気口
13から、ダクト6と、本体ユニット20の他方の内部
風路(矢印F21)と、ダクト7とで構成されて、吹出
口14へ至っている。
【0035】本体ユニット20は、内部に排気風路の一
部と給気風路の一部を区画しつつ以下の各部を収容する
単一のケーシング25と、ケーシング25の内部に配置
された各部、すなわち、熱交換器21と、集塵フィルタ
32と、各風路に対応する光触媒担持体33および光源
34とを有している。ケーシング25は、上述のケーシ
ング24と、ケーシング31とを一体化したものであ
り、内部風路を排気風路と給気風路とに区画する区画部
材25aを有している。排気風路となる、熱交換器21
の上流側の一方の内部風路には、空気流の流れに沿って
上流側から、集塵フィルタ32と、光触媒担持体33
と、光源34とが順に配置されている。また、給気風路
となる、熱交換器21の下流側の他方の内部風路には、
空気流の流れに沿って上流側から、光触媒担持体33
と、光源34とが並んでいる。
【0036】このように本実施の形態によれば、本体ユ
ニット20は、単一のケーシング25内に、熱交換器2
1と光触媒担持体33とを収容してユニットを構成して
いるので、熱交換器21と光触媒担持体33とを別々の
ケーシングに収容する場合に比べて、構造を簡素化で
き、しかも、熱交換器21と光触媒担持体33とを一体
に扱えて設置しやすい。
【0037】さらに、本体ユニット20は、給気風路の
一部と排気風路の一部とに用いる一対の内部風路を区画
する単一のケーシング25と、このケーシング25の各
内部風路に配置される光触媒担持体33および光源34
とを備えた光触媒ユニットとして構成されているので、
各風路に対応する光触媒担持体および光源を別々のケー
シングに収容する場合に比べて、各風路用の光触媒担持
体33および光源34を一体化して扱い易く、しかも、
本体ユニット20の構造を簡素化できる。
【0038】また、光触媒担持体33が、排気風路に設
けられ、特に、熱交換器21の上流側の排気風路に設け
られ、また、給気風路の、特に、熱交換器21の下流側
にも設けられたので、これらによる作用効果を、第1の
実施の形態と同様に得ることができる。次に、本発明の
第3の実施の形態の空気清浄装置を、図3の概略構成図
を参照しながら説明する。
【0039】本実施の形態では、熱交換器21は、一対
の風路の間で顕熱を交換する顕熱交換型のものとされて
おり、通常、給気と排気との間で空気が移行する虞はな
い。このため、光触媒担持体33および光源34は、熱
交換器21の下流側の排気風路および熱交換器21の下
流側の給気風路にだけ設けられている。また、光触媒担
持体33および光源34は、本体ユニット2と別体の浄
化ユニット50,60としてユニット化されている。
【0040】浄化ユニット50は、排気口16を形成す
るケーシング51と、その内部風路に空気流の流れに沿
って上流側から配置された光触媒担持体33および光源
34とを備えている。このように、浄化ユニット50
は、排気口ユニットとして構成されている。浄化ユニッ
ト60は、吹出口14を形成するケーシング61と、そ
の内部風路に空気流の流れに沿って上流側から配置され
た光触媒担持体33および光源34とを備えている。こ
のように、浄化ユニット60は、吹出口ユニットとして
構成されている。
【0041】このように本実施の形態によれば、熱交換
器21を含む第1ユニットとしての本体ユニット2と、
光触媒担持体33を含む第2ユニットとしての浄化ユニ
ット50,60とが設けられているので、第1ユニット
と第2ユニットとを組み合わせることで、外気処理装置
としての第1ユニットに変更を加えることなく、第1ユ
ニットに光触媒による浄化機能を安価に付加することが
できる。
【0042】特に、光触媒担持体33が、熱交換器21
の下流側の排気風路に設けられたので、排気は熱交換器
21での熱交換後に光触媒担持体33を通る結果、光触
媒担持体33を通過後に熱交換器21を通る場合に比べ
て、熱交換器21に到達するまでの排気の温度変化を少
なくできる。その結果、熱交換器21での熱交換効率を
高くすることができる。
【0043】なお、光触媒担持体33および光源34を
含むユニットの構成は、上述の各実施の形態に示したも
のに限定されない。例えば、光触媒担持体33と光源3
4とでユニットを構成しない場合も考えられる。また、
ユニットとする場合も、上述の本体ユニット2,20、
ダクトユニット、排気口ユニット、吹出口ユニットの他
のユニット構成も考えられる。すなわち、図4の概略構
成図に示すように、浄化ユニット70は、吸込口15を
形成するケーシング71と、その内部風路に配置された
光触媒担持体33および光源34とを備えた、吸込口ユ
ニットである。また、浄化ユニット80は、給気口13
を形成するケーシング81と、その内部風路に配置され
た光触媒担持体33および光源34とを備えた、給気口
ユニットである。また、浄化ユニット70と、本体ユニ
ット2とは、ケーシング同士で直接に接続されている。
このように、各ユニット間の接続は、ダクトを介して間
接的なものでも、直接に連結するものでもよい。
【0044】また、図1〜図4に示す各実施の形態で
は、空気清浄装置1は、本体ユニット2に熱交換器21
および送風機22,23を備えていたが、これには限定
されない。例えば、熱交換器21を省略した空気清浄装
置1を構成し、換気機能を有する空気清浄装置としても
よい。また、上述の本体ユニット2から送風機22,2
3を省いて構成し、この送風機22,23の省かれた本
体ユニットに別途設けられた送風機を組み合わせてもよ
い。同様にして、熱交換器21を省いた本体ユニットも
利用することができる。
【0045】また、光触媒担持体33の給気風路での配
置位置は、図4に示すように熱交換器21の上流側だけ
でもよいし(配置A1とする)、図2と図3に示すよう
に熱交換器21の下流側だけでもよいし(配置A2とす
る)、図1に示すように熱交換器21の上流側と下流側
との両方に設けてもよい(配置A3とする)。また、上
述のように熱交換器21を省いた給気風路に、光触媒担
持体33を設けてもよい(配置A4とする)。
【0046】また、光触媒担持体33の排気風路での配
置位置は、図2と図4の実施の形態のように熱交換器2
1の上流側だけでもよいし(配置B1とする)、図3の
実施の形態のように熱交換器21の下流側だけでもよい
し(配置B2とする)、図1の実施の形態のように熱交
換器21の上流側と下流側との両方に設けてもよい(配
置B3とする)。また、上述のように熱交換器21が省
かれた排気風路に光触媒担持体33を設けてもよい(配
置B4とする)。
【0047】また、排気風路の光触媒担持体33と、給
気風路の光触媒担持体33との組み合わせは、特に限定
されない。上述の配置A1〜配置A4の何れかと、上述
の配置B1〜配置B4の何れかとを組み合わせたものを
考えることができる。また、また、外気がきれいな環境
で使用される空気清浄装置1では、光触媒担持体33を
排気風路にだけ設けて、給気風路の光触媒担持体を省略
した構成も考えることができる。
【0048】このように、空気清浄装置としては、熱交
換器21や送風機22、23の有無には限定されない。
また、光触媒担持体33の配置も種々例示できる。要
は、光触媒担持体33が、排気風路に設けられていれば
よい。その他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の
設計変更を施すことが可能である。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、以下の効
果を奏する。すなわち、排気風路に設けた光触媒担持体
が、排気中の汚染物質を除去でき、汚染物質の屋外への
拡散を防止できる。その結果、屋外からの給気ととも
に、汚染物質が室内に導入されることをも防止できる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、以下の効果を奏する。すなわ
ち、熱交換器の上流側に光触媒担持体を設けた排気風路
では、排気中の汚染物質が熱交換器に付着することを防
止できる。また、熱交換器で給気と排気との間の空気の
移行がある場合には、汚染物質が給気に漏れることを確
実に防止できて好ましい。
【0051】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の効果に加えて、複数の光触媒担持体を排気風
路での熱交換器の上流と下流とに設けることで、排気中
の汚染物質を確実に除去でき、しかも、光触媒担持体の
設置の自由度が高い。請求項4記載の発明によれば、請
求項1記載の発明の効果に加えて、熱交換器の下流側に
光触媒担持体を設けた排気風路では、排気は熱交換後に
光触媒担持体を通るので、熱交換前に光触媒担持体を通
る場合に比べて、熱交換効率を高くすることができる。
【0052】請求項5記載の発明によれば、請求項1乃
至4の何れかに記載の発明の効果に加えて、給気風路に
も光触媒担持体を設けたので、給気とともに汚染物質が
室内に導入されることを確実に防止することができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項2乃至5の何れか
に記載の発明の効果に加えて、以下の効果を奏する。す
なわち、光触媒担持体と熱交換器とを単一のケーシング
内に収容してユニットを構成したので、構造を簡素化で
きて、設置しやすい。
【0053】請求項7記載の発明によれば、請求項2乃
至5の何れかに記載の発明の効果に加えて、熱交換器と
光触媒担持体とを別ユニットに構成したので、それぞれ
のユニットを組み合わせることで、熱交換器を含む第1
ユニットに変更を加えることなく、光触媒による浄化機
能を安価に付加することができる。請求項8記載の発明
によれば、請求項7記載の発明の効果に加えて、各風路
の光触媒担持体を含むユニットを構成できるので、扱い
易くて、しかも、構造を簡素化できる。
【0054】請求項9記載の発明によれば、光触媒ユニ
ットを給気風路および排気風路に設けて請求項5、7お
よび8の何れかに記載の発明の効果を得られることに加
え、光触媒ユニットは、扱い易くて、しかも、構造を簡
素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の空気清浄装置の概
略構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の空気清浄装置の概
略構成図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の空気清浄装置の概
略構成図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態の空気清浄装置の概
略構成図である。
【符号の説明】
1 空気清浄装置 2 本体ユニット(第1ユニット) 3,4 浄化ユニット(第2ユニット、光触媒ユニッ
ト) 20 本体ユニット 21 熱交換器 25 ケーシング 33 光触媒担持体 31,41 ケーシング 50,60,70,80 浄化ユニット(第2ユニッ
ト) F0 排気風路 F1 給気風路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光の照射を受けて空気を浄化する光触媒を
    担持する光触媒担持体(33)を備え、 この光触媒担持体(33)が、室内から屋外へ空気を流す排
    気風路(F0)に設けられたことを特徴とする空気清浄装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の空気清浄装置(1) におい
    て、 上記排気風路(F0)には、排気と給気との間で熱交換させ
    る熱交換器(21)が設けられ、 光触媒担持体(33)は、排気風路(F0)において熱交換器(2
    1)に対して空気流れの上流に設けられたことを特徴とす
    る空気清浄装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の空気清浄装置(1) におい
    て、 上記光触媒担持体(33)は、熱交換器(21)に対して空気流
    れの上流に加えて、熱交換器(21)に対して空気流れの下
    流にもさらに設けられたことを特徴とする空気清浄装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の空気清浄装置(1) におい
    て、 上記排気風路(F0)には、排気と給気との間で熱交換させ
    る熱交換器(21)が設けられ、 光触媒担持体(33)は、排気風路(F0)において熱交換器(2
    1)に対して空気流れの下流に設けられたことを特徴とす
    る空気清浄装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4の何れかに記載の空気清浄
    装置(1) において、 上記光触媒担持体(33)は、排気風路(F0)に加えて、屋外
    から室内へ空気を流す給気風路(F1)にもさらに設けられ
    たことを特徴とする空気清浄装置。
  6. 【請求項6】請求項2乃至5の何れかに記載の空気清浄
    装置(1) において、 上記熱交換器(21)と、光触媒担持体(33)と、これらの熱
    交換器(21)および光触媒担持体(33)を収容する単一のケ
    ーシング(25)とを含んでユニット(20)を構成しているこ
    とを特徴とする空気清浄装置。
  7. 【請求項7】請求項2乃至5の何れかに記載の空気清浄
    装置(1) において、 上記熱交換器(21)を含む第1ユニット(2) と、光触媒担
    持体(33)を含む第2ユニット(3,4,50,60,70,80) とが設
    けられたことを特徴とする空気清浄装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の空気清浄装置(1) におい
    て、 上記第2ユニット(3,4) は、対応する光触媒担持体(33)
    をそれぞれ収容する排気風路の一部(F30,F40) および給
    気風路の一部(F31,F41) を区画する単一のケーシング(3
    1,41) を含むことを特徴とする空気清浄装置。
  9. 【請求項9】請求項5、7および8の何れかに記載の空
    気清浄装置(1) に使用できる光触媒ユニット(3,4) であ
    って、 給気風路の一部(F31,F41) と排気風路の一部(F30,F40)
    とに用いる一対の内部風路を区画する単一のケーシング
    (31,41) と、 このケーシング(31,41) の各内部風路に配置される光触
    媒担持体(33)とを備えたことを特徴とする光触媒ユニッ
    ト。
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