JP2000051059A - 側面に取り付けられるフック - Google Patents
側面に取り付けられるフックInfo
- Publication number
- JP2000051059A JP2000051059A JP10236441A JP23644198A JP2000051059A JP 2000051059 A JP2000051059 A JP 2000051059A JP 10236441 A JP10236441 A JP 10236441A JP 23644198 A JP23644198 A JP 23644198A JP 2000051059 A JP2000051059 A JP 2000051059A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- wall
- projection
- hole
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 荷物を重みによっては容易に外れず、意識的
に外すときには容易に外すことのできる側面に取り付け
るフックを提供する。 【構成】 孔が設けられている側面に、取り付けられた
時に上方向の部分に凹字状の切り欠きが設けられている
フックの突起物が挿入され、フックに重みが加わった場
合には凹字状の切り欠きの一部が孔の縁に当たり、フッ
クに容易に外すための剥離板が挿入される凹みが設けら
れている。
に外すときには容易に外すことのできる側面に取り付け
るフックを提供する。 【構成】 孔が設けられている側面に、取り付けられた
時に上方向の部分に凹字状の切り欠きが設けられている
フックの突起物が挿入され、フックに重みが加わった場
合には凹字状の切り欠きの一部が孔の縁に当たり、フッ
クに容易に外すための剥離板が挿入される凹みが設けら
れている。
Description
【発明の利用分野】本発明は、側面、例えば壁に絵や写
真等をかけるための側面に掛けるフックに関する。
真等をかけるための側面に掛けるフックに関する。
【従来の技術】側面、例えば壁に絵や写真を掛けるに
は、壁に釘を打ちつけ紐でこれを吊るし絵等を斜め下に
向かわせて室内を装飾している。釘を打ちつけることで
壁が傷つき、絵等を外したときこれが残る。他の方法、
例えばセロファンテープで絵等を壁に張りつけても、こ
れを取ったときにセロファンテープの接着剤が変色して
残る。壁の傷や接着剤の変色した残骸は、両者共に見て
余りいいものでは無い。
は、壁に釘を打ちつけ紐でこれを吊るし絵等を斜め下に
向かわせて室内を装飾している。釘を打ちつけることで
壁が傷つき、絵等を外したときこれが残る。他の方法、
例えばセロファンテープで絵等を壁に張りつけても、こ
れを取ったときにセロファンテープの接着剤が変色して
残る。壁の傷や接着剤の変色した残骸は、両者共に見て
余りいいものでは無い。
【０００３】多数孔をあけたボードを壁とし、この孔
に、背面にこの孔より多少太い突起物が設けられている
フックを挿入し、絵や写真を飾る手段もある。この手段
によれば絵等を外しても壁には傷は付かず、セロファン
テープの残骸も残らない。
に、背面にこの孔より多少太い突起物が設けられている
フックを挿入し、絵や写真を飾る手段もある。この手段
によれば絵等を外しても壁には傷は付かず、セロファン
テープの残骸も残らない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、背面に設けら
れた突起物を挿入する手段は、壁に取付けた時はしっか
りしてはいても、年月が経過すると徐々に突起物が壁に
設けられた孔から少しづつ外れる方向にずれ、最終的に
壁に掛けた絵や写真が落ちることがあった。落ちた下に
何もなければ、床を傷つける位で済むが、下に人がいれ
ばこの人を傷つけのことともなる。反対に壁にしっかり
と取付けられるようなものにあっては、余りにもがっち
りと壁に接合しているために、これを簡単に外すことが
できず、ときにはフックそのものを壊してしまうことが
あった。
れた突起物を挿入する手段は、壁に取付けた時はしっか
りしてはいても、年月が経過すると徐々に突起物が壁に
設けられた孔から少しづつ外れる方向にずれ、最終的に
壁に掛けた絵や写真が落ちることがあった。落ちた下に
何もなければ、床を傷つける位で済むが、下に人がいれ
ばこの人を傷つけのことともなる。反対に壁にしっかり
と取付けられるようなものにあっては、余りにもがっち
りと壁に接合しているために、これを簡単に外すことが
できず、ときにはフックそのものを壊してしまうことが
あった。
【０００５】本発明は、長年月経過しても外れることが
なく、意識的にこれを外す場合には容易にこれを行なう
ことのできるフックを提供することを目的としている。
なく、意識的にこれを外す場合には容易にこれを行なう
ことのできるフックを提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を達成するための手段】前記目的のために本発明
では、フックの背面に、取り付けられたときに上方向と
なる部分に凹字状の切り欠きが設けられた突起物が側面
に設けられた孔に挿入され、前記孔に前記突起物の凹字
状の切り欠きの一部が掛止されることにより、前記フッ
クの背面が前記側面に接合されることとし、さらに、フ
ックの背面に、このフックを外すための剥離板を差し込
むための凹みが設けられていることとしている。
では、フックの背面に、取り付けられたときに上方向と
なる部分に凹字状の切り欠きが設けられた突起物が側面
に設けられた孔に挿入され、前記孔に前記突起物の凹字
状の切り欠きの一部が掛止されることにより、前記フッ
クの背面が前記側面に接合されることとし、さらに、フ
ックの背面に、このフックを外すための剥離板を差し込
むための凹みが設けられていることとしている。
【０００７】
【本発明の実施の態様】以下、本発明を図面に示す実施
例に基づき詳細に説明する。図１には、孔２が多数設け
られた壁１が示されている。壁１を構成する材料は、木
材でも樹脂でもある程度耐久性があのものであれば問題
はない。孔２が多数あることで、見た目が悪いように思
われるが、多数の孔２が模様のように見えてこれを壁１
としても不自然なことは無い。
例に基づき詳細に説明する。図１には、孔２が多数設け
られた壁１が示されている。壁１を構成する材料は、木
材でも樹脂でもある程度耐久性があのものであれば問題
はない。孔２が多数あることで、見た目が悪いように思
われるが、多数の孔２が模様のように見えてこれを壁１
としても不自然なことは無い。
【０００８】図２には、壁１の拡大断面図が示されてい
る。この図から明らかなように、孔２は壁１を貫通して
いる。
る。この図から明らかなように、孔２は壁１を貫通して
いる。
【０００９】図３には、壁１に接合するフック３の側面
が示されている。このフック３の背面（図面左）には壁
１に形成されている孔２に挿入する突起物６が４個取付
けられている。突起物６の数はフック３に非常に重い物
を掛ける場合には多く、軽い物を掛ける場合には少なく
することができる。フック３の正面（図面右）には、物
を掛けるための腕５が設けられている。突起物６は一律
の太さとなっているのではなく、先端と基体４の間には
凹字状の切り欠き７が設けられ、ここの一部が削除され
細く形成されている。
が示されている。このフック３の背面（図面左）には壁
１に形成されている孔２に挿入する突起物６が４個取付
けられている。突起物６の数はフック３に非常に重い物
を掛ける場合には多く、軽い物を掛ける場合には少なく
することができる。フック３の正面（図面右）には、物
を掛けるための腕５が設けられている。突起物６は一律
の太さとなっているのではなく、先端と基体４の間には
凹字状の切り欠き７が設けられ、ここの一部が削除され
細く形成されている。
【００１０】図４には、図３で示されているフック３が
図１及び図２で示されている壁１に取付けられた時の断
面が示されている。フック３の基体４に設けられている
４つの突起物６は、図１に示す壁１に設けられている孔
２の位置に対応するような位置となっており、図１の壁
１のどの部分に取り付けるかは自由である。壁１に設け
られている孔２に、フック３の基体４に形成されている
突起物６の先端を挿入し、図面右方向から左方向に手で
圧力を加えれば、図４に示されるようにフック３の背面
の全部が、壁１に接合する。
図１及び図２で示されている壁１に取付けられた時の断
面が示されている。フック３の基体４に設けられている
４つの突起物６は、図１に示す壁１に設けられている孔
２の位置に対応するような位置となっており、図１の壁
１のどの部分に取り付けるかは自由である。壁１に設け
られている孔２に、フック３の基体４に形成されている
突起物６の先端を挿入し、図面右方向から左方向に手で
圧力を加えれば、図４に示されるようにフック３の背面
の全部が、壁１に接合する。
【００１１】ここで重要なことは、フック３の基体４に
形成されている突起物６には凹字状の切り欠き７が設け
られていることである。図４に示すフック３の腕５に物
を架けた時に、フック３に加わる力の方向は矢印１０に
示す方向である。矢印１０に示す方向に加わった場合、
図４の突起物６は壁１の孔２から抜ける方向に作用する
が、突起物６には凹字状の切り欠き７が設けられてお
り、先端部は突起８が形成されているので、この突起８
が壁１に設けられている孔２の縁に当たり、突起物６は
壁１に設けられている孔２からは容易に抜けないのであ
る。矢印１０に示す方向に力が加わった場合、テコの原
理で壁１に設けられている孔２を貫通している突起物６
の突起８は、図面上方向にも力が加わって孔２の縁に当
たり、これ以上力が加わっても中々抜けないのである。
従来の単に真っ直ぐな棒とした突起物だけでは、図４に
示す矢印の方向に力が加わると、壁と突起物の摩擦だけ
で壁に設けた孔から抜けるのを防止していたために、長
年月力が加わっていれば抜ける事故も生じていたのであ
る。
形成されている突起物６には凹字状の切り欠き７が設け
られていることである。図４に示すフック３の腕５に物
を架けた時に、フック３に加わる力の方向は矢印１０に
示す方向である。矢印１０に示す方向に加わった場合、
図４の突起物６は壁１の孔２から抜ける方向に作用する
が、突起物６には凹字状の切り欠き７が設けられてお
り、先端部は突起８が形成されているので、この突起８
が壁１に設けられている孔２の縁に当たり、突起物６は
壁１に設けられている孔２からは容易に抜けないのであ
る。矢印１０に示す方向に力が加わった場合、テコの原
理で壁１に設けられている孔２を貫通している突起物６
の突起８は、図面上方向にも力が加わって孔２の縁に当
たり、これ以上力が加わっても中々抜けないのである。
従来の単に真っ直ぐな棒とした突起物だけでは、図４に
示す矢印の方向に力が加わると、壁と突起物の摩擦だけ
で壁に設けた孔から抜けるのを防止していたために、長
年月力が加わっていれば抜ける事故も生じていたのであ
る。
【００１２】しかし、このフックは突起８が壁１の孔１
の縁に当たって、抜け難くなり重量物をフックの腕５を
架けた場合であっても従来のように簡単に抜けることは
なくなる。
の縁に当たって、抜け難くなり重量物をフックの腕５を
架けた場合であっても従来のように簡単に抜けることは
なくなる。
【００１３】図３及び図４に示すフック３の下端部には
凹み９が設けられている。フック３を壁１に接合させて
も、都合によりこれを取外し、他の場所に接合させたい
場合もある。このような時、このフック３の接合手段は
しっかりとしているため手だけで取り外すのは困難であ
る。そこで図５に示すような剥離板１２を使用すれば、
容易にフック３を壁１から取り外すことができる。この
剥離板１２の先端部１７をフック３の下端部に設けてあ
る凹み９に差し込み、剥離板１２の柄の部分を壁１に近
づければ梃の原理により、先端部１７がフック３を壁１
から離す方向に力が加わり、外すことができる。なお、
壁１に傷を付けないためには緩やかな丸みをもたせた方
が良い。剥離板１２として特別な道具ではなく、どこの
家庭にもあるスプーンを利用することができる。
凹み９が設けられている。フック３を壁１に接合させて
も、都合によりこれを取外し、他の場所に接合させたい
場合もある。このような時、このフック３の接合手段は
しっかりとしているため手だけで取り外すのは困難であ
る。そこで図５に示すような剥離板１２を使用すれば、
容易にフック３を壁１から取り外すことができる。この
剥離板１２の先端部１７をフック３の下端部に設けてあ
る凹み９に差し込み、剥離板１２の柄の部分を壁１に近
づければ梃の原理により、先端部１７がフック３を壁１
から離す方向に力が加わり、外すことができる。なお、
壁１に傷を付けないためには緩やかな丸みをもたせた方
が良い。剥離板１２として特別な道具ではなく、どこの
家庭にもあるスプーンを利用することができる。
【発明の効果】本発明は前記実施例に示すように構成す
ることにより、中々抜け落ちる事のない側面、例えば壁
に取り付けられ、かつこれを意識的に取り外す時には容
易に行なえるフックを提供することができる。
ることにより、中々抜け落ちる事のない側面、例えば壁
に取り付けられ、かつこれを意識的に取り外す時には容
易に行なえるフックを提供することができる。
【図１】は孔が設けられている壁の正面を示した図であ
る。
る。
【図２】は孔が設けられている壁の側面を示した図であ
る。
る。
【図３】はフックの側面を示した図である。
【図４】は壁に取付けられたフックの断面を示した図で
ある。
ある。
【図５】はフックに設けられた凹みを示した図である。
【図６】はフックを剥離板で外すときを示した図であ
る。
る。
１・・壁 ２・・孔 ３・・フック ４・・基体
５・・腕 ６・・突起物 ７・・切り欠き ８・・突起 １
２・・剥離板
５・・腕 ６・・突起物 ７・・切り欠き ８・・突起 １
２・・剥離板
Claims (2)
- 【請求項１】 フックの背面に、取り付けられたときに
上方向となる部分に凹字状の切り欠きが設けられた突起
物が側面に設けられた孔に挿入され、前記孔に前記突起
物の凹字状の切り欠きの一部が掛止されることにより、
前記フックの背面が前記側面に接合されることを特徴と
する側面に取り付けられるフック。 - 【請求項２】 フックの背面に、このフックを外すため
の剥離板を差し込むための凹みが設けられている請求項
１に記載された側面に取り付けられるフック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10236441A JP2000051059A (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | 側面に取り付けられるフック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10236441A JP2000051059A (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | 側面に取り付けられるフック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000051059A true JP2000051059A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=17000810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10236441A Pending JP2000051059A (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | 側面に取り付けられるフック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000051059A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009148645A (ja) * | 2009-04-08 | 2009-07-09 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
| JP2014221115A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-11-27 | セメダイン株式会社 | 壁掛けフック、及びこの壁掛けフックの剥離方法 |
| WO2022227949A1 (zh) * | 2021-04-25 | 2022-11-03 | 广东太力科技集团股份有限公司 | 一种分体式挂钩 |
-
1998
- 1998-08-07 JP JP10236441A patent/JP2000051059A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009148645A (ja) * | 2009-04-08 | 2009-07-09 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
| JP2014221115A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-11-27 | セメダイン株式会社 | 壁掛けフック、及びこの壁掛けフックの剥離方法 |
| WO2022227949A1 (zh) * | 2021-04-25 | 2022-11-03 | 广东太力科技集团股份有限公司 | 一种分体式挂钩 |
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