JP2000051021A - 商品陳列具 - Google Patents

商品陳列具

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JP2000051021A JP10224210A JP22421098A JP2000051021A JP 2000051021 A JP2000051021 A JP 2000051021A JP 10224210 A JP10224210 A JP 10224210A JP 22421098 A JP22421098 A JP 22421098A JP 2000051021 A JP2000051021 A JP 2000051021A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な商品サイズに対応でき、棚板上の商品
がバラケたり、背の高い商品等が棚等から脱落せず、商
品を確実に前出しできる商品陳列具を提供する。 【解決手段】 棚板2に基板3を着脱自在かつ棚板2上
の商品6の移動方向に直交する方向に移動可能に設け、
基板3に、棚板2上の商品6を区分けすると共に商品6
の移動をガイドしかつ押し板7を有する仕切り板4を、
商品6の移動方向に移動自在かつ回動自在に設けてな
り、仕切り板4はストッパー機構8により棚板2の商品
取出部位G近傍で停止することで、棚板2上に載せた商
品6のサイズに合わせて仕切り板4を移動して設置し、
背の高い商品6に対応したストッパー機構8を設置して
あっても、仕切り板4を上に挙げて手前に引けば商品6
を前出しでき、ストッパー機構8により仕切り板4は商
品取出部位G近傍で停止するから、背の高い商品6でも
脱落しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にコンビニエン
スストアーやスーパー等の店内に設置されている商品陳
列ケースの棚等に載置することにより用いられ、商品の
手動前出しが容易に出来る商品陳列具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンビニエンスストアーやスーパ
ー等では、図17に示すような商品陳列ケース50の各
商品陳列棚51に、多種類の商品52が豊富に陳列され
ている。商品52は手前の方から売れてゆくため、必然
的に手前の部分が空くことになるから、奥にある商品5
2を手前に出す所謂前出し作業が必要となる。この為、
種々の自動又は半自動の前出し機能を備えた商品陳列棚
又は商品陳列具が多数提案されている。例えば、自動
前出し機能を有するものとしては、収納ケース53の底
部に多数のローラ54が商品陳列ケース50の扉55側
に下り勾配となるように取り付けられた商品陳列具56
がある(特開平8−24091号公報参照)。この商品
陳列具56は、商品52を仕切る機能を有する仕切り板
57、57における幅寸法が決められているから、その
幅寸法に適合する商品52のみが利用できる。従って、
商品52のサイズに合わせた複数種類の商品陳列具56
を取り揃えておく必要がある。
【0003】手動前出し機能を有するものとしては、
図18に示すように、仕切り板57の下端を棚板58の
上面に設けたスライド溝59に嵌めると共に、仕切り板
57の後端に押し板60を連設し、この押し板60に設
けた爪片61をスライド溝59に嵌めてなり、棚板58
上の奥に残った商品52を仕切り板57を引き寄せるこ
とにより、前出しできる商品陳列具62がある(実公平
5−27894号公報参照)。
【0004】また、手動前出し機能を有するものとし
ては、図19に示すように、底板58aの一側に仕切り
板57aを起立させて連設し、この仕切り板57aにス
ライド溝59aを設け、このスライド溝59aに押し板
60aを設けた商品引出し具63を嵌めてなり、底板5
8a上の奥に残った商品を商品引出し具63を引き寄せ
ることにより、前出しできる商品陳列具64がある(実
開昭63−140254号公報参照)。
【0005】更に、手動前出し機能を有するものとし
ては、図20に示すように、商品落下防止枠のある棚板
58b上にL型仕切り板65を配置し、このL型仕切り
板65に押し板60b及び商品引出し具63bをそれぞ
れ嵌合することでガイドする案内板66を接着すること
により設け、かつ商品引出し具63bに衝合片67を設
けて押し板60bを後押し可能に構成してなり、L型仕
切り板65上の奥に残った商品52を商品引出し具63
bを引き寄せることにより、衝合片67を介して押し板
60bを後押して前出し出来るようにした商品陳列具6
8がある(実開平4−125761号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の商品陳列具5
6は、上記の通り複数種類のものを取り揃えておく必要
があるから、その費用が高く管理も煩雑となりやすい。
また、この商品陳列具56はサイズが決まっているか
ら、商品陳列ケース50内の各商品陳列棚51の模様替
えをするときの自由度が低く、やりずらい。更に、この
商品陳列具56は、商品52毎に1台必要になり、その
製作費用が高くなりがちである。の商品陳列具62
は、仕切り板57に連設した押し板60の爪片61をス
ライド溝59に単に嵌めているだけだから、不用意に仕
切り板57を引き寄せると、仕切り板57は棚板58上
の商品52と共に棚板58から脱落してしまう恐れがあ
る。の商品陳列具64は、ユニットになっているが、
商品陳列棚51への止め方によっては、勢い良くあるい
は不用意に商品引出し具63を引き寄せたりすると、底
板58a上の商品52と共にユニット全体が、商品陳列
棚51から脱落してしまう恐れがある。更に商品落下防
止具69の高さが商品引出し具63の設置高さに規制さ
れるから、背の高い商品ではやはり商品陳列棚51から
脱落する可能性がある。の商品陳列具68も、ユニッ
トになっているが、棚板58上に単に載せてあるだけだ
から、商品52が円筒状の缶ジュース等で前出しする時
や、商品引出し具63を斜め方向に強く引き寄せてしま
った時に、商品陳列具68がずれてしまい、陳列してあ
る商品52がばらばらになってしまう。更に、更に商品
落下防止具69の高さが商品引出し具63の設置高さに
規制されるから、背の高い商品ではやはり商品陳列棚5
1から脱落する可能性がある。また、ガイドする案内板
の厚みがあるため、商品の陳列容積が減少するという問
題がある。
【0007】従って、本発明の目的は、様々な商品サイ
ズに対応出来、棚板上の商品陳列容積を大きく採れ、商
品がバラバラになったり、商品と共に構成部品が棚等か
ら脱落したり、背の高い商品でも落下する様なことがな
く、商品を確実に前出しすることができる商品陳列具を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる状況において、本
発明者は、鋭意検討を行った結果、棚板に基板を商品の
移動方向に直交する方向に移動可能に設け、その基板
に、棚板上の商品の区分と移動とをガイドしかつ押し板
を有する仕切り板を、前記商品の移動方向に移動自在か
つ回動自在に設けて、仕切り板はストッパー機構により
棚板の商品取出部位近傍で停止きるようにすれば、様々
な商品サイズに対応出来、棚板上の商品がバラバラにな
ったり、商品と共に構成部品があるいは背の高い商品で
も、棚等から脱落する様なことがなく、商品を確実に前
出しすることができることを見い出し、本発明を完成す
るに至った。
【0009】すなわち、本請求項1に係る発明は、棚板
に基板を着脱自在かつ棚板上の商品の移動方向に直交す
る方向に移動可能に設け、前記基板に、前記棚板上の商
品を区分けすると共に商品の移動をガイドしかつ押し板
を有する仕切り板を、前記商品の移動方向に移動自在か
つ回動自在に設けてなり、前記仕切り板はストッパー機
構により前記棚板の商品取出部位近傍で停止させること
を特徴とする商品陳列具を提供するものである。かかる
構成を採ることにより、棚板上に載せた商品のサイズに
合わせて仕切り板を移動して設置し、背の高い商品に対
応した商品落下防止具を設置してあっても、仕切り板を
上に挙げて手前に引けば商品を前出しでき、ストッパー
機構により仕切り板は商品取出部位近傍で停止するか
ら、仕切り板及び背の高い商品は脱落しない。
【0010】また、本請求項2に係る発明は、前記基板
にスライド及び回動溝を設け、該スライド及び回動溝内
に前記仕切り板に設けた突起を嵌めてなる商品陳列具を
提供するものである。かかる構成を採ることにより、上
記機能に加え、基板のスライド及び回動溝内に仕切り板
の突起を嵌めてあるから、仕切り板を回動させれば、背
の高い商品に対応した商品落下防止具を越えて手前に引
き出せ、商品を落下させないで前出しできる。
【0011】また、本請求項3に係る発明は、前記基板
に前記仕切り板を回動自在に設けると共に、前記仕切り
板に商品引出し具を前記商品の移動方向に移動自在に設
けてなる商品陳列具を提供するものである。かかる構成
を採ることにより、上記機能に加え、仕切り板に設けた
商品引出し具でも、仕切り板を回動させれば、商品引出
し具を背の高い商品に対応した商品落下防止具を越えて
手前に引き出せ、商品を落下させないで前出しできる。
【0012】また、本請求項4に係る発明は、前記基板
下端に水平板を設け自立型とした商品陳列具を提供する
ものである。かかる構成を採ることにより、上記機能に
加え、基板を自立型としたから基板及び仕切り板の振れ
が無くなって設置し易くなり、商品を安定、確実に前出
しすることが出来る。
【0013】また、本請求項5に係る発明は、前記スト
ッパー機構は前記商品引出し具の後方に設けた押し板と
前記棚板の商品取出部位に設けた商品落下防止具で構成
される商品陳列具を提供するものである。かかる構成を
採ることにより、上記機能に加え、商品引出し具を引き
出した際、棚板に設けた商品落下防止具に当たり、それ
以上引き出せないから商品引出し具を脱落させない。
【0014】また、本請求項6に係る発明は、前記スト
ッパー機構は前記商品引出し具の後方に設けた押し板と
前記基板に設けた商品落下防止具でで構成される商品陳
列具を提供するものである。かかる構成を採ることによ
り、商品引出し具を引き出した際、基板に設けた商品落
下防止具に当たり、それ以上引き出せないから商品引出
し具を脱落させない。
【0015】また、本請求項7に係る発明は、前記仕切
り板と前記商品引出し具との間に引張りバネを設けた商
品陳列具を提供するものである。かかる構成を採ること
により、商品引出し具を引き出して商品を取り出した
後、商品引出し具を放すだけで元の状態に戻る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を挙げて本発明
を図1〜16に基づいて詳述する。図1は本発明の実施
の形態である商品陳列具を示す斜視図、図2は図1の商
品陳列具を構成する仕切り板を示す斜視図、図3は図2
のA−A線に沿う断面図、図4は図2のB−B線に沿う
断面図である。図において、商品陳列具1は、商品を手
動前出しするもので、棚板2と基板3及び仕切り板4か
らなる仕切り装置5とから構成し、棚板2に基板3を着
脱自在かつ棚板2上の商品6の移動方向に直交する方向
に移動可能に設け、基板3に、棚板2上の商品6を区分
けすると共に商品6の移動をガイドしかつ押し板7を有
する仕切り板4を、商品6の移動方向に移動自在かつ回
動自在に設けてなり、仕切り板4はストッパー機構8に
より棚板2の商品取出部位G近傍で停止するものであ
る。
【0017】前記棚板2は、矩形状をなし商品陳列ケー
スの各段の止め金上に載置するもので、多数の商品6の
重量に耐え得るように、強度面から箱状になっている。
棚板2の商品取出部位G近傍には基板3を着脱自在かつ
商品6の移動方向に直交する方向に移動可能にするため
の長溝10が切られ、商品取出部位Gの反対側端部には
上記止め金に掛けるための切欠11が設けられている。
なお、図1中2aは商品名等の表示部である。なお、棚
板2上に置く商品6は円筒状の缶飲料、直方体の紙パッ
ク飲料、瓶入り飲料など限定されない。
【0018】前記仕切り装置5の基板3は、薄板12が
曲げられてスライド及び回動溝13が形成され、このス
ライド及び回動溝13内に仕切り板4の突起14が移動
自在かつ回動自在に嵌められ、更に仕切り板4の下端部
15が移動自在に嵌められることで、仕切り板4は突起
14により基板3から離脱せず移動自在に、しかも回動
自在となる。また、基板3の商品取出部位G側の端部に
は商品落下防止具16が取り付けられ、その下端部に前
記棚板2の長溝10に沿い嵌めることのできる凸部17
が設けられている。従って、仕切り装置5は棚板2上で
図1中矢線B方向に自在に移動できる。
【0019】この仕切り板4は、商品取出部位G側の一
端に引き出すのに都合良いように凹み18が設けられ、
他端に商品6を押すための前記押し板7が設けられてい
る。従って、この仕切り板4を用いて商品6を前出しす
るには、凹み18を手指で掴みそのまま引き出しても、
あるいは商品6の背が高いため商品落下防止具16が高
くなっている場合には、仕切り板4を上に挙げ商品落下
防止具16を避けて引き出せば、押し板7により商品6
を押し、前出しできる。そして、前記ストッパー機構8
は、図1における商品陳列具1の場合、押し板7と相ま
って商品落下防止具16により構成される。すなわち、
この商品陳列具1は、基板3から仕切り板4を引き出し
て行き、商品6が有っても無くても押し板7が最終的に
商品落下防止具16に当たり止まるから、それ以上引き
出せず商品6と共に仕切り板4が脱落することがない。
【0020】また、仕切り装置5は、その基板3の商品
取出部位G側の端部ばかりかその反対側にも凸部17付
きの商品落下防止具16を取り付け、それに応じて前記
棚板2に長溝10を設けても良く(図では省略)、その
他に図1に示す仕切り装置5a、5bのような形態があ
る。仕切り装置5aは、基板3の商品取出部位Gの反対
側の端部にマグネット板19を設け、棚板2に吸い付け
てその両端で仕切り装置5aの設置位置を調整出来るよ
うにした点で、仕切り装置5と異なる。一方、仕切り装
置5bは、図1の棚板2の左端に設置するもので、押し
板7が無く基板3と仕切り板4とが一体構成の基板3a
となって、仕切り装置5と同様に棚板2上で図1中矢線
B方向に自在に移動できるものである。
【0021】次に、上記構成からなる商品陳列具1の使
用方法を説明する。まず、棚板2、必要数の仕切り装置
5あるいは5a、更に仕切り装置5bを用意する。次
に、棚板2の長溝10に必要数の仕切り装置5あるいは
5aを嵌め、最後に仕切り装置5bを嵌め、これらを図
1中矢線B方向に移動して棚板2上の商品6のサイズに
合わせて設置する。設置した仕切り装置5あるいは5
a、5b間に商品6を足して行き満たす。そして、取り
出したい商品6が商品取出部位Gから離れ奥にある時
は、仕切り板4の凹み18を手指で掴みそのまま引き出
すか、商品落下防止具16に当たる場合は、仕切り板4
を上に挙げ商品落下防止具16を避けて引き出せば、押
し板7により商品6を押し、前出しできる。その際、商
品6が有っても無くても押し板7が最終的に商品落下防
止具16に当たり止まり、商品6と共に仕切り板4が脱
落することがない。そして、商品6を取り出した後、仕
切り板4を元に戻す。
【0022】図5は本発明の他の実施形態である商品陳
列具1aを示し、この商品陳列具1aと図1〜4に示す
商品陳列具1との相違点は、棚板2の長溝10及び商品
落下防止具16の代わりに、棚板2の両端にピッチ板2
0を設け、そのピッチ21に商品6のサイズに合わせて
仕切り装置5cの基板3の両端を差し込み、設置する点
にある。その他の構成、作用は図1〜4の実施形態とほ
ぼ同様であるから、図面に符号を付してその説明を省略
する。なお、このピッチ板20を棚板2の上面にレール
を敷くように設け、そのピッチ21に基板3の下端を差
し込むようなものでも良い。
【0023】図6は本発明の他の実施形態である商品陳
列具1bを示し、この商品陳列具1bと図1〜4に示す
商品陳列具1との相違点は、棚板2の長溝10及び商品
落下防止具16の代わりに、既に棚板2上に形成されて
いる線材製仕切り板を取付けるピッチ穴22に商品6の
サイズに合わせて仕切り装置5dの基板3の両端にある
移動自在な突起付き板23を差し込み、設置する点にあ
る。
【0024】図7は本発明の他の実施形態である商品陳
列具1cを示し、この商品陳列具1cと図1〜4に示す
商品陳列具1との相違点は、長溝10及び商品落下防止
具16の代わりに、仕切り装置5eの基板3の端部に設
けた係合片24を、商品6のサイズに合わせて、棚板2
の商品取出部位Gにおける反対側の端部25に係合さ
せ、設置する点にある。
【0025】図8は本発明の他の実施形態である商品陳
列具1dを示し、この商品陳列具1dと図1〜4に示す
商品陳列具1との相違点は、長溝10及び商品落下防止
具16の代わりに、仕切り装置5fの基板3の両端部に
孔26を設け、この孔26に丸棒27を通し、丸棒27
を棚板2に固定して、仕切り装置5fに一体に形成され
る筒体28を商品6のサイズに合わせて丸棒27上を移
動させ、設置する点にある。なお、筒体28は仕切り装
置5fと別体とし、これを移動させる方法でもよい。
【0026】図9は本発明の他の実施形態である商品陳
列具1eを示し、この商品陳列具1eと図1〜4に示す
商品陳列具1との相違点は、基板3の下端に水平板30
を設けて自立型の仕切り装置31とし、この基板3の端
に設けた凹溝32を、棚板2の商品取出部位G側の端部
に設けたレール33に嵌め、仕切り装置31を図中B方
向に移動可能として、更にレール33の外側の棚板2に
設けた長溝34に商品落下防止具16aを嵌めている点
にある。従って、この商品陳列具1eにおけるストッパ
ー機構8aは、押し板7と相まって棚板2に設けた商品
落下防止具16aにより構成される。そして、仕切り装
置31は、これ以外に、図1に示す仕切り装置5bのよ
うに、仕切り装置31から仕切り板4を除いたものが、
棚板2の左端に設置するために必要となる。その他の構
成、作用は図1〜4の実施形態と同様なので、図面に符
号を付して説明を省略する。
【0027】なお、基板3の下端に水平板30を設けて
自立型の仕切り装置31を有する商品陳列具1eは、図
9の実施形態以外に、図1の仕切り装置5aのように、
水平板30にマグネット板を設けたものでも良いし、図
5のように、棚板2上面にピッチ板を設け、そのピッチ
板に水平板30の裏面にある突起を差し込んでも良い。
また、商品陳列具1eは、図6のように、棚板2上面の
ピッチ穴22に、水平板30の裏面に設けた突起を差し
込んでも良く、図7のように、仕切り装置31の端部に
係合片を設け、棚板2端部25に係合させても良い、更
に、図8のように、水平板30の両端裏面に孔26の代
わりに溝を設け、棚板2に丸棒27の代わりに設けたバ
ーに溝を嵌め、仕切り装置31を商品6のサイズに合わ
せてバー上を移動し、設置しても良い。
【0028】図10〜12は本発明の他の実施形態であ
る商品陳列具35を構成する仕切り装置36を示し、こ
の商品陳列具35と図1〜4に示す商品陳列具1との相
違点は、仕切り装置36の基板3bに仕切り板4aを回
動自在に設けると共に、仕切り板4aに商品引出し具3
7を商品6の移動方向に移動自在に設け、商品引出部位
Gの反対側における、仕切り板4aの端部と商品引出し
具37の端部との間に引張りバネ38を掛けている点に
ある。すなわち、図11に示すように基板3bには挿入
溝39が設けられ、仕切り板4aの下端が挿入され、図
12に示すように基板3bの商品引出部位Gの反対側端
部には支軸溝40が設けられ、仕切り板4aの軸41が
嵌められ、仕切り板4aが回動自在となっている。更
に、図11に示すように仕切り板4aにはスライド溝4
2が切られ、そのスライド溝42に商品引出し具37に
嵌められている。従って、仕切り板4aに設けた商品引
出し具37でも、仕切り板4aを回動させれば、商品引
出し具37を商品落下防止具16を越えて手前に引き出
せるから、背の高い商品6でも落下させないで前出しで
き、その後引張りバネ38により商品引出し具37は元
に戻る。その他の構成、作用は、図1〜4の商品陳列具
1と同様なので、図面に符号を付してその説明を省略す
る。なお、仕切り装置36は、仕切り板4aに商品引出
し具37を設け、仕切り板4aと商品引出し具37との
間に引張りバネ38を掛けたこと以外、仕切り装置5、
5a、5c〜5fと同じであるから、これらにおけるの
と同様な実施形態及びその変形を取ることが出来、これ
らも本発明の範囲である。
【0029】図13、14は本発明の他の実施形態であ
る商品陳列具35aを示し、この商品陳列具35aと図
10〜12に示す商品陳列具1との相違点は、下端に水
平板43を設けて自立型の仕切り装置36aとし、この
仕切り装置36aの基板3bの端に設けた凹溝44を、
棚板2の商品取出部位G側の端部にある商品落下防止具
16aの丸棒45に嵌め、仕切り装置36aを図中B方
向に移動可能とし、更に商品落下防止具16aを棚板2
の長溝46に嵌め、また、押し板7aが水平板43に案
内され、傾斜して自立できない商品6に対応出来るよう
にしている点にある。従って、この商品陳列具35aの
ストッパー機構8aは、押し板7aと相まって棚板2に
設けた商品落下防止具16aにより構成される。
【0030】そして、仕切り装置36aは、これ以外
に、図13に示す仕切り装置36b、36cのような形
態がある。仕切り装置36bは、仕切り板4aの端部と
商品引出し具37の端部との間に引張りバネ38を掛
け、商品引出し具37を引き出し商品6を前出し後、手
指を放せば引張りバネ38のばね力により商品引出し具
37を元に戻せる点で、仕切り装置36aと異なる。仕
切り装置36cは、図13の棚板2の右端に設置するも
ので、仕切り装置36aから商品引出し具37を除いた
もので、棚板2上で図13中矢線B方向に自在に移動で
きるものである。その他の構成、作用は図10〜12の
実施形態と同様なので、図面に符号を付して説明を省略
する。
【0031】図15、16は図13、14に示す実施形
態の変形を示すもので、図15は、水平板43の端部に
突起47を設け、この突起47を嵌めるための長溝48
を商品落下防止具16aに合体させて商品落下防止具4
9とし、この商品落下防止具49を棚板2の長溝46に
嵌めたものである。図16は、仕切り装置36aの端部
に商品落下防止具16を設け、これの下端部を長溝46
に嵌めたものである。
【0032】なお、下端に水平板43を設けて自立型の
仕切り装置板36を有する商品陳列具35は、図10〜
16の実施形態以外に、図1の仕切り装置5aのよう
に、水平板43にマグネット板を設けたものでも良い
し、図5のように、棚板2上面にピッチ板を設け、その
ピッチ板に水平板43の裏面にある突起を差し込んでも
良い。また、商品陳列具35は、図6のように、棚板2
上面のピッチ穴22に、水平板43の裏面に設けた突起
を差し込んでも良く、図7のように、仕切り装置36a
の基板3aの端部に係合片を設け、棚板2の端部25に
係合させても良い、更に、図8のように、水平板43の
両端裏面に孔26の代わりに溝を設け、棚板2に丸棒2
7の代わりに設けたバーに溝を嵌め、仕切り装置36a
を商品6のサイズに合わせてバー上を移動し、設置して
も良い。
【0033】また、本発明において、ストッパー機構の
他の形態としては、商品引出し具と該商品引出し具が嵌
められるスライド溝で構成されるものでもよい。すなわ
ち、商品引出し具のスライド溝側に長溝を設け、他方、
スライド溝の前方部には該長溝に係合し該長溝の深さに
相当する突起を設ければよい。これにより、長溝の切れ
端部と突起が当接することにより該商品引出し具は停止
する。
【0034】以上、本発明の実施形態を説明したが、具
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、棚板上に載せた商品のサイズに合わせて仕切り
板を移動して設置し、背の高い商品に対応した高いスト
ッパー機構を設置してあっても、仕切り板を上に挙げて
手前に引けば商品を前出しでき、ストッパー機構により
仕切り板は商品取出部位近傍で停止するから、仕切り板
及び背の高い商品は脱落しない。従って、様々な商品サ
イズに対応出来、棚板上の商品がバラバラになったり、
商品と共に構成部品が棚等から脱落することがなく、背
の高い商品落下防止具を避けて商品を手動で確実に前出
しでき、しかも保有あるいは在庫管理をすべき構成品の
種類が少なくて済む効果がある。
【0036】請求項2の発明によれば、上記効果に加
え、基板のスライド及び回動溝内に仕切り板の突起を嵌
めてあるから、仕切り板を回動させれば、商品落下防止
具を越えて手前に引き出せ、背の高い商品でも落下させ
ないで前出しできる。
【0037】請求項3の発明によれば、上記効果に加
え、仕切り板に設けた商品引出し具でも、仕切り板を回
動させれば、商品引出し具を商品落下防止具を越えて手
前に引き出せ、背の高い商品でも落下させないで前出し
できる。
【0038】請求項4の発明によれば、上記効果に加
え、基板を自立型としたから基板及び仕切り板の振れが
無くなって設置し易くなり、商品を安定、確実に前出し
することが出来る。
【0039】請求項5の発明によれば、商品引出し具を
引き出した際、棚板の商品落下防止具に当たり、それ以
上引き出せないから商品引出し具を脱落させない。従っ
て、上記効果に加え、勢い良くあるいは不用意に商品引
出し具を引き出しても、商品のみならず商品引出し具も
脱落させず、落下による怪我や破損を防ぐことが出来
る。
【0040】請求項6の発明によれば、商品引出し具を
引き出した際、基板に設けた商品落下防止具に当たり、
それ以上引き出せないから商品引出し具を脱落させな
い。従って、上記効果に加え、勢い良くあるいは不用意
に商品引出し具を引き出しても、商品のみならず商品引
出し具も脱落させず、落下による怪我や破損を防ぐこと
が出来る。
【0041】請求項7の発明によれば、商品引出し具を
引き出して商品を取り出した後、商品引出し具を放すだ
けで元に戻る。従って、上記効果に加え、商品引出し具
を引き出したままの状態が無くなり、この状態によるト
ラブルを未然に防ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である商品陳列具を示す斜視
図。
【図2】本発明の実施形態である商品陳列具を構成する
仕切り装置を示す斜視図。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図。
【図4】図2のB−B線に沿う断面図。
【図5】本発明の他の実施形態である商品陳列具を示す
斜視図。
【図6】本発明の他の実施形態である商品陳列具を示す
斜視図。
【図7】本発明の他の実施形態である商品陳列具を示す
斜視図。
【図8】本発明の他の実施形態である商品陳列具を示す
斜視図。
【図9】本発明の他の実施形態である商品陳列具を示す
斜視図。
【図10】本発明の他の実施形態である商品陳列具を構
成する仕切り装置を示す斜視図。
【図11】図10のC−C線に沿う断面図。
【図12】図10のD−D線に沿う断面図。
【図13】本発明の他の実施形態である商品陳列具を示
す斜視図。
【図14】本発明の他の実施形態である商品陳列具の一
部を示す断面図。
【図15】本発明の他の実施形態である商品陳列具の一
部を示す断面図。
【図16】本発明の他の実施形態である商品陳列具の一
部を示す断面図。
【図17】従来例を示す斜視図。
【図18】従来例を示す側面図。
【図19】従来例を示す斜視図。
【図20】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d、1e、35、35a、5
6、62、64、68 商品陳列具 2、58 棚板 2a 表示部 3、3a、3b 基板 4、4a、57 仕切り板 5、5a、5b、5c、5d、5e、5f、31、3
6、36a、36b36c 仕切り装
置 6、52 商品 7、7a、60 押し板 8、8a ストッパー機構 10、34、46、48 長溝 11 切欠 12 薄板 13 スライド及び回動溝 14、47 突起 15 下端部 16、16a、49、69 商品落下防止具 17 凸部 18 凹み 19 マグネット板 20 ピッチ板 21 ピッチ 22 ピッチ穴 23 突起付き板 24 係合片 25 端部 26 孔 27、45 丸棒 30、43 水平板 32、44 凹溝 33 レール 37、63 商品引出し具 38 引張りバネ 39 挿入溝 40 支軸溝 41 軸 42、59 スライド溝 50 商品陳列ケース 51 商品陳列棚 53 収納ケース 54 ローラ 55 扉 58a 底板 61 爪片 65 L型仕切り板 66 案内板 67 衝合片 G 商品取出部位

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚板に基板を着脱自在かつ棚板上の商品
    の移動方向に直交する方向に移動可能に設け、前記基板
    に、前記棚板上の商品を区分けすると共に商品の移動を
    ガイドしかつ押し板を有する仕切り板を、前記商品の移
    動方向に移動自在かつ回動自在に設けてなり、前記仕切
    り板はストッパー機構により前記棚板の商品取出部位近
    傍で停止させることを特徴とする商品陳列具。
  2. 【請求項2】 前記基板にスライド及び回動溝を設け、
    該スライド及び回動溝内に前記仕切り板に設けた突起を
    嵌めてなる請求項1記載の商品陳列具。
  3. 【請求項3】 前記基板に前記仕切り板を回動自在に設
    けると共に、前記仕切り板に商品引出し具を前記商品の
    移動方向に移動自在に設けてなる請求項1記載の商品陳
    列具。
  4. 【請求項4】 前記基板下端に水平板を設け自立型とし
    た請求項1〜3のいずれか1項に記載の商品陳列具。
  5. 【請求項5】 前記ストッパー機構は前記商品引出し具
    の後方に設けた押し板と前記棚板の商品取出部位に設け
    た商品落下防止具とで構成される請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載の商品陳列具。
  6. 【請求項6】 前記ストッパー機構は前記商品引出し具
    の後方に設けた押し板と前記基板に設けた商品落下防止
    具とで構成される請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    商品陳列具。
  7. 【請求項7】 前記仕切り板と前記商品引出し具との間
    に引張りバネを設けた請求項3〜6のいずれか1項に記
    載の商品陳列具。
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